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プログラム@立命館(床谷科研)

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シンポジウム
白仏両国における婚姻・パートナーシップ法制・内縁の3元構造の展開とその背景
~人は婚姻・パートナーシップに何を望むのか?
多様性の可能性を探る~
開催日:2013 年 9 月 8 日(日)
開催場所:立命館大学朱雀キャンパス多目的室(1階)
主催:科研基盤(B)
「多元多層化する家族と法の全体構造に関する実証的比較法研究」
(代表:床谷文雄)
共催:科研基盤(A)「変貌する家事紛争に対応した解決モデルの構築」(代表:二宮周平)
後援:ジェンダー法学会関西支部
プログラム
13:30-13:35
開会挨拶 床谷文雄(大阪大学教授)
13:35-13:50
企画趣旨 二宮周平(立命館大学教授)
13:50-15:30
第1報告 ジャン・ガリーグ(フランス・パリ第2大学講師)
「多様性の尊重:法的には考えうるが政治的には困難な道」
"Le respect de la diversité : une voie juridiquement concevable mais politiquement exigeante"
(講演 80 分〔通訳込〕+質疑応答)
15:30-15:50
休憩(コーヒーブレイク)
15:50-17:30
第2報告 ジャン=ルイ・ランション(ベルギー・ルーヴァンカトリック大学教授)
「多様性のオーガナイズ : 政治的意義は?法的効果は?」
" L'organisation de la diversité : quelle signification politique ? quels effets juridiques ? "
(講演 80 分〔通訳込〕+質疑応答)
17:30-17:45
休憩
17:45-18:30
総合討論
使用言語(フランス語・通訳付き)
報告者紹介
ジャン・ガリーグ(Jean Garrigue)氏
フランス・パリ第 2 大学博士課程を 2007 年に修了し、現在は同大学講師を務める若手家族法研究者。
2012 年に、博士学位論文(テーズ)『夫婦の義務:夫婦関係の内実に関する考察(Les devoirs
conjugaux : réflexion sur la consistance du lien matrimonial)』を出版している。
ジャン=ルイ・ランション(Jean-Louis Renchon)氏
ベルギー・ルーヴァンカトリック大学(ワロン語圏)教授。ベルギー家族法の第一人者。フランス
家族法との比較研究を積極的に行っている。最新のものとしては、2012 年に、『白仏における婚姻
カップルと非婚カップルの法的地位(第 1 巻)―カップルの法律上の地位(Le statut juridique du
couple marié et du couple non marié en droit belge et français : Tome 1, Les statuts légaux des
couples)』を、フランス家族法学者ジャン・オゼ(Jean Hauser)氏とともに編集・出版している。
報告要旨
ガリーグ氏
フランスでは、カップル関係を扱う法的枠組みとして、婚姻、パックス(民事連帯協約)、内縁の3
つを用意しており、それら3つの間には差異が設けられている。こういった3元構造によりカップ
ル関係の多様性を尊重することは、法的には可能であり、破毀院や憲法院も平等原則に反しないと
明言しているが、他方で、政治的には、それら三者の間の差異をなくす方向での圧力が強く、違い
を残し続けることが難しくなっている。
ランション氏
ベルギーでは、同性間での同棲に対応するため、1998 年に(男女間でも利用可能な)法定同棲
(cohabitation légal)制度を創設し、さらに、2003 年に同性間の婚姻を可能とした。つまり、男女
カップルにも同性カップルにも、婚姻・法定同棲・事実上の同棲(cohabitation de fait)という3
つの選択肢を用意するという形で、カップル関係の多様性をオーガナイズしたことになる。そこか
ら 10 年が経過したベルギーの経験をもとに、その政治的意義、および法的効果を検討する。
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