レガッタレポート - VENTO ORIENTALE -東からの風

受付No.
受付日付
レガッタレポート
2007年 6月 20日
報告者 山岡 閃
大会概要・プロテスト委員会
SHIMA SEIKI CUP
大 会 名
KANSAI ORC Club CUP 2006
日
程
主 催 団 体
艇
種
レースの種類
2006年 11月 18日 (土 )~ 19日 (日 )
開催地 和歌山マリーナシティー
JSAF 加 盟 団 体 外 洋 内 海 ・ 和 歌 山 県 セ ー リ ン グ 連 盟
ORC Club Class(GPH 540.0-670.0)
カテゴリー C
国際大会
全日本大会
地区(水域)大会
その他(
)
プロテスト委員長
プロテスト委員
(ジャッジ資格)
山岡 閃
山 岡 閃 (NJ/A) ・ 二 村 種 義 (NJ/A) ・ 早 川 俊 克 (NJ/A)
富 松 潔 (NJ/A)
G P H和哉
540.0 以 上 670.0 以 下
プ ロ テ ス ト 事 務 局 ・中村
ジュリーボート
有 ・ 無
備 考(隻 数 等 ) 1(SRV)
ジュリー用トランシーバー
有
・
無
備 考(タイプ等) VHF
費用
交通費 主催者負担・一部負担(
宿泊費 主催者負担・一部負担(
食 費 主催者負担・一部負担(
支給品
円 )・ 全 額 自 己 負 担 (
円 )・ 全 額 自 己 負 担 (
円 )・ 全 額 自 己 負 担 (
円 )・ そ の 他 (
円 )・ そ の 他 (
円 )・ そ の 他 (
)
)
)
レース委員会の評価
レース委員長氏名
鈴木 國央
資格
レ ー ス 運 営 に つ い て 1.参加艇数 36艇(中部、関西、中国、九州の各水域から)
( レ ー ス 運 営 評 価 ) 内訳:ORC Club Class 13艇、Open Class 23艇
2.初日はインショア・コース、2日目はオフショア・コースの2種類を組み
合わせた本格的な「外洋レース」コースを設定。
3.インショアは風上/風下コース、強風~順風のなか、予定3レースの全レースを
完了。
4.オフショアは、淡路島南端の沼島沖沼島浮標周りの往復コース(距離約26マイ
ル)、順風のなか、予定の1レースを実施。
5.レース運営は巧み。特にオフショア・レースでは、当日朝の気象、海象で
コース短縮の是非を判断、タイム・リミット内に全艇がフィニッシュした。
6.同時開催の「和歌浦セーリング・フェスティバル」は19日の1日のみで、
Open Classが参加、和歌浦湾内のショート・オフショア、大三角コースで1レー
スを実施。2クラスのレースを同時開催のため、当レースは谷好訓レース副委員
長がPROを担当した。
JSAF ルール委員会標準フォーム⑪(05.04.01 版)
計測委員会(計測部)
計測委員長
計測証明書の確認
計測の実施
柏元 孝博
有) ・ 無
有 ・ 無
資 格 (公 式 計 測 員 )
公認計測員 名
艇体・重量・スパー・セール・その他(
)
特記事項
クラス別
参加艇数及び人数
クラス
ORC Club Class
Open Class
艇数
人
13
23
約100
数
約190
クラス
(GPH 540.0-670.0)
(19 フィート以上モノハル艇)
合計
36
RRS42関連適用規則
RRS67適用
付則P適用
艇数
RRS42
有・無
42.1
有・無
人数
約290
違反行 為
違反条項
原則
件数
42.2(a )パ ン ピ ン グ
付則P適用の場合
1回目ペナルティー履行艇数
艇
2回目ペナルティー履行艇数
艇
3回目ペナルティー履行艇数
艇
ペナルティー履行艇 合計
艇
42.2(b )ロ ッ キ ン グ
42.2(c )ウ ー チ ン グ
42.2(d )ス カ リ ン グ
42.2(e )反 復 の タ ッ ク ・ジ ャ イ ブ
合 計
1
抗議及び救済の要求件数
艇
対 艇
RC 対 艇
PC 対 艇
救 済 の 要 求
そ
の
他
審 問 時 間
件数
0
0
0
0
0
0分
打ち切り
プロテスト委員・事務局員等
氏 名
山岡 閃
二村 種義
早川 俊克
富松 潔
資格
NJ/A
NJ/A
NJ/A
NJ/A
11/18
○
○
○
○
中村 俊哉
事務局 ○
審問
却下
DSQ/DND
特筆すべきケース
第2章および規則31(マークと
の接触)違反を現認したケー
スがあったが、艇は規則に則
りペナルティーを履行し、艇
およびプロテスト委員会から
の抗議は皆無であった。
出席表
11/19
○
○
○
○
/
備
考
○
特記事項(プロテスト委員会全般のコメント等)
JSAF ルール委員会標準フォーム⑪(05.04.01 版)
1.『抗議審問のオブザーバー制』
本大会は第4回目を迎えたレガッタであるが、当初から「抗議審問のオブザーバー制」を採用しており、
今回も各プロテスト委員と要綱・要領を協議確認し、「オブザーバー制に関する公示文書」を作成、
実行委員会ならびにレース委員会にもその主旨を伝達、実施に移すこととした。
公示はレース前に公式掲示し、スキッパーズ・ミーティングにおいて目的・意図、運用方法等について
説明をおこなった。すでに関西水域では外洋レースにおいては略採用していることもあり、セーラー
からは特に異議、質問もなく、公式に採用する運びとなった。
当大会は「チャンピオンシップであるKANSAI ORC Club CUP」と「クラブレースである和歌浦セーリング・
フェスティバル」が同時開催されたため、レース毎に選手層、参加目的が異なり、ひいては抗議審問、
ルールに対する関心度合にもおのずから差があったことから、オブザーバー制が目的とする「審問のオ
ープン化」、「ルールの普及・浸透」の面から採用した意義は大きく、たまたま今回は成果は上がらな
かったが、今後もこの方針は踏襲すべきであるとの意見が多く寄せられた。
セーラー、レース委員会関係者等から期待と理解が得られたことから、これを期に今後は学生レース等
にも拡張できればと望んでいる。特に推奨されているOP等のジュニア・レースにおいては関係するジャ
ッジ諸氏には積極的な採用をお願いしたいと思っている。
[添付書類]
・レース公示
・帆走指示書
・抗議書(救済の要求書等を含む)
・成績表
・その他(
・その他の指示書
)
JSAF ルール委員会標準フォーム⑪(05.04.01 版)