市長記者発表要旨(2006.11.20) 1.臨時議会(11月24日開会)の

市長記者発表要旨(2006.11.20)
1.臨時議会(11月24日開会)の提出議案について
平成17年度に発注した一部工事の未しゅん功(年度内に工事が終了しな
い)について、市政への信頼を著しく失墜させ、市民の皆様はじめ関係各位
に多大なご迷惑をおかけしていることについて、心よりおわび申し上げる。
最終的に8件の工事について、未しゅん功部分の補助金、交付金の一部返
還を国、県から求められており、いまだすべての額は確定していないが、約
3,200万円の返還が発生する見通し。このため、臨時議会で返還に必要
な予算額の追加措置を提案させていただく。
また、今回の件に伴い、市政を預かる管理責任者としての道義的責任を明
らかにするため、昨年8月から10パーセント、今年4月からは15パーセ
ント減額支給している私(市長)の給料を、12月から2月までの3か月間、
同額からさらに10パーセントを減額。また、昨年8月から10パーセント
減額支給している助役の給料について、事業部門を担当する塩月助役は12
月から1月まで2か月間、総務部門を担当する佐藤助役は12月の1か月分、
同額からさらに10パーセントを減給とする議案を提出している。
さらに職員についても、担当課長級以上10名について1か月間給料月額
の10パーセントを減額処分とし、関係する部長級や担当係長級10名を戒
告、2名を訓告、4名を厳重注意とし、合計26名について11月17日付
けで処分を行った。
合併直後の組織が未成熟な中で起きたことなど、それぞれに事情はあるも
のの、私を含め、職員の仕事に対する危機管理意識に問題があったものと深
く反省し、厳格な処分を行った。
今後は市民の信頼を回復できるよう、再発防止のためチェック機能や指揮
監督の強化を図るなど、全職員を上げて取り組みたい。
このほかでは、議案第248号「佐伯市市営住宅条例の一部改正」は、城
西団地B棟が本年12月10日から供用開始することに伴う条例改正。また、
議案第249号「公有水面埋立てに関する諮問」は、蒲江地区・元猿漁港の
公有水面埋立てに関し、大分県知事から意見を求められているため、異議が
ない旨の答申をするに当たって議会の議決を求めるもの。
2.市の「花」、「木」、「鳥」、「魚」、「市歌のイメージ等」の募集について
海、山、川の豊かな自然をもつ佐伯市の象徴としてふさわしい「花」、
「木」、
「鳥」、「魚」、「市歌のイメージ等」を募集する。市歌のイメージは、曲の
イメージや詩に盛り込みたいフレーズなどを寄せていただく。
募集期間は今年12月1日(金)から12月20日(水)。結果は来年3月ご
ろに発表する予定。詳しくは企画課(0972−22−3914)まで。