ROA Holdings, INC. Report No. 04021 グローバル市場における 携帯電話端末の差別化最新動向 主要端末の付加機能及びアクセサリの分析 [email protected] www.roaholdings.com Copyright ⓒ 2011 ROA HOLDINGS, INC All Rights Reserved. グローバル市場における携帯電話端末の差別化最新動向 主要端末の付加機能及びアクセサリの分析 目 次 エグゼクティブサマリー I グローバルトレンド : Nokiaの「Xpress-on Fun Shell」 II 端末差別化の要因としての携帯アクセサリの集中分析 2.1 携帯アクセサリ登場の背景 2.2 携帯アクセサリの種類及び特徴 2.3 世界主要端末メーカーの動向 2.3.1 ノキア 2.3.2 モトローラ 2.3.3 ソニー・エリクソン 2.3.4 シーメンス 2.4 韓国端末メーカーの動向 2.5 日本端末メーカーのUI戦略 2.5.1 三菱電機 V401D ニューインターフェースパッドと加速度センサー 2.5.2 NEC N900iニューロポインター UI Ⅲ 結論 付録 ROA Holdingsの会社概要 02 グローバル市場における携帯電話端末の差別化最新動向 主要端末の付加機能及びアクセサリの分析 表 目 次 「表1」 携帯アクセサリの分類 「表2」 ノキアの携帯アクセサリ 「表3」 ノキア3220の主な仕様 「表4」 モトローラの携帯アクセサリ 「表5」 ソニー・エリクソンの携帯アクセサリ 「表6」 シーメンスの携帯アクセサリ 「表7」 韓国端末メーカーの携帯アクセサリ 03 グローバル市場における携帯電話端末の差別化最新動向 主要端末の付加機能及びアクセサリの分析 図 目 次 「図1」 ノキア3220モデル 「図2」 Xpress-on Fun Shellイメージ 「図3」 Xpress-on Fun Shellを利用したLight Messaging 「図4」 Kaleidoscope 「図5」 Medallion 「図6」 デジタルペン 「図7」 ソニー・エリクソンのGameboard EGB-10 「図8」 ソニー・エリクソンのBluetooth™ Car CAR-100 「図9」 ソニー・エリクソンのBluetooth™ Media Viewer MMV-100 「図10」 Bike-o-Meter IBS-600 「図11」 V401DのNew Interface Control パッドとイメージ 「図12」 加速度センサーイメージ 「図13」 NEC N900iニューロポインターイメージ 04 グローバル市場における携帯電話端末の差別化最新動向 主要端末の付加機能及びアクセサリの分析 ROA HOLDINGS ISSUE REPORT エグゼクティブサマリー レポートㆍガイドライン 最近世界主要端末メーカーは、携帯電話にアクセサリをつけるこ とで他社との差別化を図っている。これは世界移動体通信端末市 場の競争が激しくなるにつれ、端末の機能とデザインだけで差別 化することが難しくなってきたためである。サムスン電子とモト ローラから常にトップの座を狙われているノキアは、多様な新規 アクセサリを採用することで、競合他社と差別化を図るため注力 している。 日本主要端末メーカーはヨーロッパでの3Gサービスが本格的す る前に、積極的な海外進出を試みている。世界の移動体通信市場 のトレンドを分析し、日本の高い技術力と携帯アクセサリをアレ ンジする端末戦略を通じて端末ラインアップを構成することで、 高い成果を期待できるとROA Holdingsは分析する。 Asia Think Tank ROA HOLDINGS Research & Consulting on Asia Convergence Market 携帯アクセサリとは、広義では「端末本体を除くすべての付加装 置」をいう。バッテリーや充電器、ハンズフリー装置なども含ま れる。しかし、狭義では「端末として機能するために必要な装置 以外の付加装置」として定義される。この場合は、バッテリーや 充電器などは含まれないことになる。 本レポートは、ROA Holdings独自の携帯アクセサリのコンセプ トと定義を通じて、今後の携帯端末の発展性と方向性を分析して いる。もはや携帯端末は日常生活において必需品となっている。 携帯アクセサリは単なるアクセサリではなく、携帯端末に特化さ れる。さらには付加サービス機能までに発展し、キャリア及び端 末メーカーの新たな収益源になろうとしている。 06 グローバル市場における携帯電話端末の差別化最新動向 主要端末の付加機能及びアクセサリの分析 ROA HOLDINGS ISSUE REPORT エグゼクティブサマリー 2004年度第3四半期からは、日本と韓国市場で300万画素のカメ ラ付き携帯電話やFelica(フェリカ)などのRFID技術を採用した端 末がと続々と発売されている。しかし、未だに200万画素のカメ ラ付き携帯電話も普及していない世界市場全体を考えると、 世界 戦略において過当な画素数競争によるハイエンド端末のライン アップ競争が、消費者の利益に繋がるかは不明である。携帯ア クセサリに関連するニッチマーケットや顧客ロイヤルティの確 保をためのUI(ユーザーインターフェイス)の開発を通じて、この ような端末が消費者にどのようなメリットを与えるのかを明確 にすべきである。それに伴う付加サービスを開発することで、 今 後の端末戦略の大きな柱になると期待される。 本レポートでは、上記のような側面から携帯アクセサリのコン セプトを定義し、世界及び韓国主要端末メーカー間の携帯アク セサリの相違点(コンセプト、製品、機能)を比較すること で、今後モ携帯アクセサリが端末の差別化に要因として機能す るかを分析する。また、グローバル市場では後発メーカーであ る日本端末メーカーが伝統的な端末戦略に加え、携帯アクセサ リによる差別化戦略の意義を分析した。 Asia Think Tank ROA HOLDINGS Research & Consulting on Asia Convergence Market 07
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