M AT E R I A L N I S C パ ネ ル シ リ ー ズ 設計・技術資料 2016年7月版 (法規:騒音編) M AT E R I A L 法規:騒音 法規(騒音) 5-5 5-5-1 関連法規 (1)公害対策基本法による環境基準 時間の区分 昼 間 朝・夕 夜 間 療養施設が集合して設置される地域 など特に静穏を要する地域(AA) 45以下 40以下 35以下 主として住居の用に供される地域(A) 50以下 45以下 40以下 55以下 50以下 相当数の住居と併せて商業、 工業等の用に供される地域(B) 資 料 (単位:dB (A) ) 60以下 (2)騒音規制法 法 規 ︵ 騒 音 ︶ / 構 成 材 の 諸 性 能 (単位:dB (A) ) 時間の区分 昼 間 朝・夕 夜間 第1種区域 45以上50以下 40以上45以下 40以上45以下 第2種区域 50以上60以下 45以上50以下 40以上50以下 第3種区域 60以上65以下 55以上65以下 50以上55以下 第4種区域 65以上70以下 60以上70以下 55以上65以下 注)第1種区域は住居専用地域、第2種区域は住居地域、第3種区域は住居と併せて商 業、工業の用に供されている区域(準工業地域) 、第4種区域は工業専用地域 〈参考〉騒音の目安 dB (A) 20 25 NC 10 ∼15 15∼20 うるささ 無音感 20∼25 25∼30 無響室 40 45 30∼35 35∼40 特に気にならない 主調整室 55 40∼45 45∼50 大声会話(3m) 電話やや困難 一般事務室 音楽堂 劇場(中) 舞台劇場 病 院 聴力試験室 特別病室 手術室 診察室 検査室 待合室 ホテル・住宅 書斎 寝室・客室 宴会場 ロビー 一般事務室 重役室 大会議室 応接室 小会議室 公共建物 公会堂 美術館 博物館 図書閲覧 学校・教会 音楽教室 備考:「建築設計資料集成」より 50∼55 騒音を無視できない 電話は可能 集会・ホール 映画館・プラネタリウム 講堂 礼拝堂 60 普通会話(3m以内) 電話は支障なし アナウンススタジオ ラジオスタジオ テレビスタジオ 50 騒音を感じる 10m離れて会議可能 5m離れてささやき 声が聞こえる 商業建物 2 35 非常に静か 会話・電話 への影響 スタジオ 30 ホールロビー 一般事務室 公会堂兼体育館 研究室・普通教室 音楽喫茶店 宝石店 美術品店 書籍店 タイプ・計算機室 屋内スポーツ施設 廊下 銀行 レストラン 一般商店 食堂 MEMO 外 壁 内 装 屋 根 資 料 注 意 3 MEMO 資 料 お 願 い と ご 注 意 4 お願いとご注意 外 壁 1)お願い ・このカタログの内容は、平成28年7月現在のものです。 ・本カタログに記載された商品各種データは、商品の代表特性や性能を説明するものであり、保証値ではありません。 これらの情報は今後予告なしに変更する場合がありますので、最新の情報につきましては当社ホームページ及び各支店・営業所までお問い 合わせください。 ・本資料に記載された内容の無断転載や複製はご遠慮ください。 内 装 ・色・形状・厚さ・幅等、豊富なバリエーションを取り揃えていますが、数量によっては納期がかかる場合がありますので、ご採用時に営業 担当者とご相談ください。 ・別途カタログ、施工資料も取り揃えていますのでご参照ください。 ・ ・ 等は、商標登録並びに製造特許も数多く取得しています。類似品にご注意ください。 2)使用上のご注意 正しく施工していただくために、下記のようにお守りいただく内容 の種類を絵表示で区分して説明いたします。 禁止 ・安全上行ってはいけない「禁止」の内容です。 注意 ・誤った取り扱いをすると傷害を負う可能性や物的損害の発生が想定される内容です。 (1)安全装備 正しい服装と保護具(ヘルメット・安全帯など)の着装。 屋 根 (2)安全規則 毎日のミーティングで作業規律の徹底と健康状態の維持管理 及び安全についての注意事項の確認。 (3)施工計画 1.商品の納入 商品は車上渡しです。荷下ろしについてはお客様にてご手配ください。 2.運搬 商品の運搬や施工現場での搬入の際には、ワイヤロープを直接商品 にかけないでください。 3.保管 商品は梱包したままの状態で保管してください。直ちに作業しない 場合で建築現場に野積みの状態にする場合は、地面に直接置かずに 施工に際してゼネコンと事前に十分連絡を取り合い、特に建 物内部で作業や操業をしている場合には、作業状況について 緊密な連絡を取ってください。 敷板(足場板)及び滑落防止用ストッパーなどの設置による 屋上での作業や材料置き場の安全確保をしてください。 安全ネットを設置してください。 (5)安全操作と落下防止 シートを敷き、台木に乗せ、防水シートを掛けて長期間(7日以上) 電動工具や一般工具の取り扱いに際しては漏電・感電防止 にならないようご注意ください。 等、安全操作を心がけてください。またそれらの工具の落下 雨水にぬれた場合は速やかに開梱して乾燥させてください。 4.取り扱い方法 防止にも十分注意してください。 整理・整頓の徹底、玉掛け作業の安全確保、標識の重視など 擦りキズが発生します。美観を損なうだけでなく、耐久性にも影響 により災害の防止を心がけてください。 しますので十分取り扱いにはご注意ください。 外壁パネル・内装パネルの表面には保護フィルムが貼り付けてあり ます。長期間放置しますと除去が困難になりますので施工後1カ月 (7)気象条件の対策 降雨、降雪、強風などの気象の変化による事前の処置を心が けてください。 10.シーリング材 以内に除去してください。 塗装鋼板の種類に適合するシーリング材をお選びください。 保護フィルムには静電気が帯電しているおそれがありますので開梱 通常の場合、変成シリコーン系の製品をお勧めいたします。 後、パネルの取り扱い及び保護フィルム除去にはご注意ください。 6.塗膜面の補修 塗膜面に擦りキズなどがついた場合、専用の補修塗料により補修し てください。但し、補修塗料で補修した場合は元の塗膜面と全く同 一にはなりませんので最小範囲でご使用ください。広範囲にわたる また、ご使用に際してはプライマー(下塗り材)の必要な物もあ りますので、塗装鋼板の樹脂名を提示の上、シーリング材メーカ ーにお問い合わせください。なお、P.140に推奨のシーリング材 名を記載しております。 11.ウレタン吹き付け時の注意 補修は専門業者へご相談ください。なお、海岸など腐食のおそれの 裏面にウレタンを吹き付ける場合、ウレタンの収縮によりパネル ある地域では、露出切断端面の補修をお勧めいたします。 表面にしわ寄り現象が生ずる場合がありますので、ウレタン吹き 7.加工 パネルの切断及び穴あけ時に出る切粉は、錆の発生原因となります ので必ず除去してください。 8.取り付け部材・金具 当社の純正部材または当社指定の取り付け金具を使用してください。 他の部材や誤った工法での不具合については責任を負いかねます。 9.施工 付け施工業者と事前によくご相談ください。 12.切粉・鉄釘などの除去 外壁・屋根面に鉄材の切粉・切り屑や鉄釘などを放置しますと塗 装鋼板の塗膜上で赤錆が発生し、もらい錆の原因になり腐食を早 めますので、発見後、直ちに除去し水洗いしてください。 13.化学・電食作用 コンクリートからのアルカリ溶液や常時湿った木材との接触は避 高所作業においては特に踏み抜きや滑落がないように注意してくだ けてください。ステンレス・銅・鉛等の異種金属との接触による さい。 電食にご注意ください。接触せざるをえない場合はシーリング、 労働安全関連法規を厳守するとともに安全作業の徹底に努めてくだ さい。 注 意 (6)災害防止対策 商品を地面や商品の上で引きずったりすると塗膜面に目に見えない 5.保護フィルムの除去について 資 料 (4)高所作業の安全対策 ゴムシート等で絶縁してください。 14.雨がかりのしない部位 雨のかからない庇や軒先の裏面などの部位は、長時間に海塩粒子や 腐食生成物が付着し、その複合物質により早期に腐食するおそれが ありますが、定期的な水洗いにより劣化を防ぐことができます。 5 http://www.nisc-s.co.jp 本社・パネル建材営業部 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-5-6 第10中央ビル TEL 03-6848-3820 FAX 03-6848-3838 東 店 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3-6-1 一番町平和ビル TEL 022-264-9861 FAX 022-264-9866 名 大 九 北 古 支 屋 阪 州 店 〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南2-13-18 NSビル TEL 052-564-7258 FAX 052-564-4759 支 支 店 〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜4-5-33 住友ビル8F TEL 06-6228-8330 FAX 06-6228-8506 支 店 〒812-0025 福岡県福岡市博多区店屋町5-18 博多NSビル TEL 092-281-0051 FAX 092-281-0230 札 幌 営 業 所 〒060-0002 北海道札幌市中央区北2条西4-1 北海道ビル TEL 011-251-8091 FAX 011-251-2906 北 陸 営 業 所 〒930-0004 富山県富山市桜橋通1-18 北日本桜橋ビル TEL 076-432-9898 FAX 076-442-2924 ●内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。 2016.7 DN C2012 NIPPON STEEL&SUMIKIN COATED SHEET CORPORATION All Rights Reserved.
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