廃棄物の不法投棄、野外焼却は法律で禁止されています ~不法投棄・野外焼却は犯罪です~ 1 廃棄物の不法投棄の禁止について 廃棄物の不法投棄は法律で禁止されており、河川などの公共の土地や他人の土地では もちろんのこと、自分の所有地内で行うことも一切禁止されています。 廃棄物の不法投棄を行うと、周辺土壌や地下水を汚染するなど、生活環境に悪影響を 及ぼします。 また、廃棄物を不法投棄した者やその未遂行為をした者は、5年以下の懲役もしくは 1千万円以下の罰金、またはこの両方の罰則を受けることがあります(法人に対しては 3億円以下の罰金)。なお、不法投棄する目的で廃棄物を収集、運搬した者は、3年以 下の懲役もしくは300万円以下の罰金、またはこの両方の罰則を受けることがありま す。(廃棄物の処理及び清掃に関する法律) 【廃棄物の区分について】 ◎産業廃棄物とは 一般的には、会社や工場などの事業活動に伴って発生した廃棄物を産業廃棄物とい います。(産業廃棄物の分類は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に規定され ています。)産業廃棄物を発生させた者は、法律に基づき自ら処理するか、許可を持 つ処理業者等に委託して適正に処分を行わなければなりません。 ◎一般廃棄物とは 一般家庭から排出される生ごみなど、産業廃棄物以外の廃棄物を一般廃棄物といい ます。なお、事業活動に伴って発生した廃棄物であっても、産業廃棄物に該当しない ものは一般廃棄物として処理します。一般廃棄物は、秩父広域市町村圏組合で処理し ますが、一部処理できないものもあります。 2 廃棄物の野外焼却の禁止について 廃棄物の野外焼却は法律で禁止されています。廃棄物の焼却を行うと、ばいじんやダ イオキシンなどの大気汚染物質が排出され、周辺の空気を汚染します。また、焼却灰に もダイオキシンなどの有害物質が含まれているため、不適正に処分すると、土壌汚染や 河川の水質汚濁を引き起こすなど、生活環境に悪影響を及ぼします。 また、廃棄物を不法に野外焼却した者(未遂行為も同様)は、5年以下の懲役もしく は1千万円以下の罰金、またはこの両方の罰則を受けることがあります(法人に対して は3億円以下の罰金)。また、廃棄物を野外焼却する目的で廃棄物を収集・運搬した者は 3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、またはこの両方の罰則を受けることが あります。 ◎ 野外焼却の例外(次の焼却行為は、例外として認められています。) ・農林業を営むために行う、やむを得ない焼却 ・風俗慣習上または宗教上の行事を行うための焼却 ・たき火等の軽微な焼却 ☆ 廃棄物の不法投棄、野外焼却を見つけたら 役場振興課(電話:25-0114)または埼玉県秩父環境管理事務所 (電話:23-1511)へご連絡ください。 なお、危ないので、廃棄物の不法投棄、野外焼却現場には近づかないでください。 廃棄物に関する連絡先 ● 一般廃棄物の処理相談等 ・振興課 産業・環境グループ (25-0114) ・秩父広域市町村圏組合 業務課 (23-2489) ● 産業廃棄物の処理相談、苦情対応等 ・埼玉県秩父環境管理事務所 生活環境担当 (23-1511) ● 不法投棄・野外焼却の摘発等 ・秩父警察署 生活安全課 (24-0110)
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