新宿フィールドミュージアム 2015 年度報告書 新宿フィールドミュージアム協議会 来て・見て・楽しい 新宿フィールドミュージアム 2015 年度 報告書 平成 28 年 2 月 発行 編集・発行 事 印刷物作成番号 新宿フィールドミュージアム協議会 務 局 新宿区地域文化部文化観光課 2015-57-2610 〒160-8484 この印刷物は、業者委託により 300 部印刷製本 新宿区歌舞伎町一丁目 4 番 1 号 しています。その経費として、1 部あたり 1,659 電話 円(税込み)かかっています。ただし、編集時の職 03-5273-4069 員人件費や配送経費などは含んでいません。 公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会 〒160-8374 新宿区西新宿六丁目 12 番 30 号 芸能花伝舎 電話 03-5909-3060 はじめに 目 新宿のまちは、古くから、住み・働き・学び・集う場として、多様な人々の交流を通して、今日まで多彩な文化 芸術を育み、生み出し続けてきました。 現在も、演劇・音楽・舞踊・伝統芸能等幅広い分野に渡り、地域団体・文化芸術団体・NPO 法人等が活発に活動 を行うとともに、区内各地で文化芸術イベントの実行委員会が組織化され、魅力的な芸術活動を展開しています。 また、新宿区は、地場産業として息づく染色・印刷業、劇場・ホール・ライブハウス・博物館・美術館・画廊・ 能楽堂・寄席・寺社仏閣等、多彩な文化芸術関連施設を有するまちでもあり、文化芸術関係の学校、企業、団体等 の進出も続いています。 次 はじめに 1.新宿フィールドミュージアム 2015 の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1-1.趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1-2.実施期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1-3.実施内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1-4.実施期間中のイベント実施状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1-5.新宿フィールドミュージアム協議会の設置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 1-6.新宿フィールドミュージアム協議会の開催状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 新宿のまちの持つこれらの文化的な魅力を集中的・連続的に発信していくため、新宿区は毎年 10 月から 11 月ま でを「文化月間」として、新宿で活動する多くの文化芸術団体の御協力をいただきながら、2011 年度より、 「来て・ 2.広報・宣伝の取組状況 2-1.ロゴ及びロゴマーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 見て・楽しい 新宿フィールドミュージアム」を実施してきました。 2-2.広報宣伝活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 新宿フィールドミュージアムは本年度で5回目を迎え、継続した取組みの中で、開始当初 28 団体から始まった 協議会は、今年度 72 団体となり、参加団体数・イベント数ともに大幅に増加しました。参加団体は文化芸術団体、 文化施設、企業など多岐に渡り、2020 年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会とそれ以降を目指し今後 も成長してまいります。また本年度は、協議会内に「美術・ミュージアム分野」 「実演芸術・ホール・劇場・地域 分野」の分科会が設置されたことにより、参加団体の積極的な関わりが生まれ、協働で協議会主催イベントの企画・ 実施がされるなど、参加団体の連携が強化されました。今後も、これまでの協議会でのご意見やアンケート結果な どをしっかりと踏まえ、文化芸術団体等との更なる連携を図り、新宿のまちの持つ文化芸術的な魅力を発信し続け てまいります。 2-3.広報宣伝の取組状況 チラシ・ガイドブック・ポスター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 インターネットによる情報発信・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 参加団体による新宿フィールドミュージアムロゴ記載の協力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 その他の周知活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 3.新宿フィールドミュージアム協議会分科会の概要 3-1.分科会の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 3-2.分科会①「美術・ミュージアム分野」の概要 3-2-1.開催概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 この報告書は、2015 年度における当協議会の活動実績をまとめたものです。 3-2-2.分科会検討企画 ①スタンプラリー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 2016 年度の「来て・見て・楽しい 新宿フィールドミュージアム」の更なる発展に向けて、当協議会への一層の 3-2-3.分科会検討企画 ②トークイベント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 3-3.分科会②「実演芸術・ホール・劇場・地域分野」の概要 御理解と御協力を賜りますよう、お願いいたします。 3-3-1.開催概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 新宿フィールドミュージアム協議会 3-3-2.分科会検討企画 オープニングイベント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 3-4.新宿フィールドミュージアム事業に関する意見・要望のまとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 ガイドブック チラシ 4.協議会参加団体によるイベント実施状況 フェスティバル・総合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 音楽・映画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33 演劇・人形劇・ダンス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36 美術・ファッション・写真・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 地域文化と生活・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42 伝統の芸能と文化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 5.新宿フィールドミュージアム協議会参加団体アンケート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 表紙 表紙 中面 裏表紙 参考 新宿フィールドミュージアム協議会参加団体実施イベントの写真 1-5. 新宿フィールドミュージアム協議会の設置 1. 新宿フィールドミュージアム 2015 の概要 新宿フィールドミュージアム協議会 参加団体(全 72 団体) 1-1. 趣旨 新宿では、一年を通して、音楽・演劇・能・狂言・落語等の公演や、美術展・フェスティバル などの文化芸術に関わるイベントが、区内各地で数多く開催されている。また、新宿は、地場産 業として息づく染色・印刷業、神社仏閣などの歴史文化遺産、歴史上の人物ゆかりの地、美術館・ 博物館・史料館・能楽堂・寄席など、多種多様な文化芸術スポットを有している。 こうした新宿のもつ魅力を集中的・連続的に発信していくとともに、区内の文化芸術団体の更 なる連携を促進することを目的とし、 「新宿フィールドミュージアム」の取組みを進めている。 1-2. 実施期間 2015 年 10 月 1 日(木)~2015 年 11 月 30 日(月) 一般社団法人 アーツカウンシル東京 (公益財団法人 全労済ホール/スペース・ゼロ 東京都歴史文化財団) 秋田雨雀・土方与志記念青年劇場 公益財団法人 特定非営利活動法人 宝塚大学 あそびと文化のNPO新宿子ども劇場 東京メディア芸術学部 韓国文化院 一乃会 帝国データバンク史料館 うたごえ喫茶ともしび 公益財団法人 エコギャラリー新宿 東京青年会議所 NTT インターコミュニケーション・センター [ICC] 東京都立総合芸術高等学校 岡部企画 東京理科大学 柿傳ギャラリー トム・プロジェクト 神楽坂まち飛びフェスタ実行委員会 中村彝アトリエ記念館 学校法人 1-1 の「趣旨」に賛同し、本協議会に参加する文化芸術団体が主として新宿区内で実施する文 損保ジャパン日本興亜美術財団 駐日韓国大使館 河合塾 公益社団法人 東京オペラシティ文化財団 新宿区委員会 近代科学資料館 (公益財団法人 歌舞伎町タウン・マネージメント 1-3. 実施内容 全国専門人形劇団協議会 新宿未来創造財団) 中村屋サロン美術館 美術研究所新宿校 一般社団法人 観世九皐会 日本映画俳優協会 紀伊國屋ホール 日本音楽家ユニオン 化芸術事業で、次の(1)から(3)までを満たすものを「新宿フィールドミュージアムイベン 芸協らくごまつり実行委員会 特定非営利活動法人 ト」と位置付け、参加団体相互の連携を図り、また広報宣伝活動を実施した。 芸術座創立百年委員会 公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会 劇団青年座 公益社団法人 日本劇団協議会 有限会社 日本児童・青少年演劇劇団協働組合 (1)公序良俗に反せず、その他社会的な非難を受けるおそれのあるものでないこと。 (2)宗教的又は政治的色彩を有していないこと。 (3)私的な利益を目的としていないこと。 劇団東演 国際交流基金 日本児童教育専門学校 コニカミノルタプラザ 一般社団法人 日本シンセサイザー・プログラマー協会 こまつ座 ガイドブック掲載イベント数 (公益財団法人 80 件(2014 年度 61 件) ガイドブック掲載イベント数(サブイベント込み) 196 件(2014 年度 146 件) 数のイベントを「サブイベント」と呼ぶ。 延べプログラム件数(各イベント内のプログラム数・公演数の合計) 1,619 日(2014 年度 1,003 日) 延べ開催日数 延べ参加者(来場者)数 656,976 人(2014 年度 375,215 人) 林芙美子記念館 新宿未来創造財団) (公益財団法人 坂学会 ※フェスティバル等のように、イベント内に複数のイベントが存在する場合は、その複 人形劇団プーク 佐伯祐三アトリエ記念館 1-4. 実施期間中のイベント実施状況 1,015 件 日本グッド・トイ委員会 公益財団法人 佐藤国際文化育英財団 株式会社 佐藤美術館 新宿未来創造財団) ピットインミュージック ジャズスポット J 文化学園服飾博物館 消防博物館 文学座 新国立劇場 株式会社 一般社団法人 ミヅマアートギャラリー 新宿区 新宿区 新宿観光振興協会 ポプラ社 地域文化部文化観光課 一般財団法人 子ども家庭部男女共同参画課 宮澤やすみ事務所 宮城道雄記念館 新宿区染色協議会 民音音楽博物館 新宿末廣亭 ムラマツ・フルート・レッスンセンター 新宿トラッド・ジャス・フェスティバル実行委員会 LAVINIA 新宿文化センター(公益財団法人 公益社団法人 新宿歴史博物館(公益財団法人 新宿未来創造財団) 落語芸術協会 リビングデザインセンターOZONE 新宿未来創造財団) 早稲田大学 セッションハウス企画室 (50 音順・敬称略) 1 2 1-6. 新宿フィールドミュージアム協議会の開催状況 会議内容 ・橋本新宿区地域文化部文化観光課長より次のような内容で、挨拶がなされた。 今年度は参加団体数・イベント数ともに増加し、10 月と 11 月は、まさに新宿の街を文化一色 第1回 日時:2015 年 6 月 24 日(水)10:30-12:00 会場:芸能花伝舎 A1 に染められることとなり、事務局として喜ばしく思うとともに、各参加団体の皆様に感謝を 議題:1.出席団体の紹介 2.「来て・見て・楽しい 新宿フィールドミュージアム 2015」実施概 要説明 て 3.今後の活動展開・スケジュールの確認 5.質疑応答 申し上げる。また、今年度は分科会が設置され、そこから新しいイベントが生まれ、新宿か 4.参加団体(参加イベント)の公募につい ら新しい文化が芽生えているのではないか。2020 年の東京オリンピック・パラリンピックと 6.交流会 その先を見据え、区としても本事業を区の文化発信の大きな柱のひとつとして、今後重点的 に取り組んでいきたいと考えており、引き続き皆様のご協力を賜りたい。また、限られた予 会議内容 算の中で、皆様にご協力・ご尽力をいただいており、事務局としても皆様方のマンパワーを ・新宿フィールドミュージアム事務局長である加賀美新宿区地域文化部長より次のような内容で、 最大限に活かしていきたい。 挨拶がなされた。 昨年度の新宿フィールドミュージアムを盛会に終えることができ、協議会参加団体の皆様に感 ・各出席団体より、自己紹介がなされた。 謝を申し上げる。本事業は今年度で 5 回目を迎え、事務局が課題として捉えている連携・ネッ ・事務局より今年度の本事業の広報活動について、説明がなされた。 トワークの強化を図っていく必要がある。また、10 月・11 月は文化月間として区内で様々な ・ 「美術・ミュージアム分野」 「実演芸術・ホール・劇場・地域分野」の各分科会から報告がなさ れた。 イベントが行われているが、漫然と行うのではなく、例えばコアイベントのようなものを、こ れから作っていけたらと考えている。今後は本事業をより充実させ、皆様のご協力を賜りなが ら、新宿と言えば新宿フィールドミュージアムというイメージを定着させられるよう、新宿の ・質疑応答・意見交換では、次のような質疑応答がなされた。 事務局から、チラシ・ガイドブック数が足りないという説明があったが、どの程度不足し たのか。 街の魅力をこれからも発信していきたい。 ・事務局より、本年度新宿フィールドミュージアムの実施概要が説明された。 →各参加団体の希望数を足し上げたところ、発行部数を大きく上回ったため、希望部数の ・各出席団体より、団体の紹介がなされた。 約 1 割を減らした部数を各参加団体へ発送した。 ・事務局より、本年度は参加団体のネットワーク作りと連携強化のため、 「美術・ミュージアム スタンプラリーが行われることで、チラシを求めるお客様がいらっしゃることが予測でき 分野」「実演芸術・ホール・劇場・地域分野」の 2 つの分科会を設置することが説明された。 るが、チラシ増刷の予定はないのか。 →予算の都合上、増刷の予定はない。 ・質疑応答・意見交換では、次のような意見があげられた。 ※第 2 回新宿フィールドミュージアム協議会終了後、10 月にチラシ・ガイドブックともに 本事業において、イベントを無料で宣伝させていただいていており、大変ありがたい。一方 で、参加団体は各イベントを多くの人に知っていただきたいと考えているが、そのためには 増刷が決定し、希望のあった参加団体へ追加分を発送した。 チラシの部数が 1 万枚というのは少なすぎる。各参加団体に配布される部数も限られ、新宿 本事業において、成功したか否かはどのように判断するのか。 フィールドミュージアムの存在を目にする人も限られる。チラシ等の設置先に関して、民間 →今年度は団体数が増え協議会の輪が拡大したことは、前段階において大きな評価点の一 の施設はなかなか公共施設などにチラシを置いていただけないが、新宿区の事業であれば、 つ。区としては、今年度は、事務局機能の強化と分科会の試行的な設置を事業の目標とし 鉄道各社や公共施設などに設置することができるので、様々な場所に置いていただきたい。 て挙げているが、現在、分科会が設置され、その中で企画が検討されていることは、大き また、新宿フィールドミュージアムの全情報が集まる場所が、区内の比較的便利な場所に設 な評価につながる。分科会の設置および企画の検討は、いずれも初めての取り組みであり、 置されたらありがたい。 今後はその成果を検証していくことが必要である。 第2回 日時:2015 年 9 月 29 日(火)10:30-12:00 会場:芸能花伝舎 A1 議題:1.出席団体の紹介 2.「来て・見て・楽しい 新宿フィールドミュージアム 2015」広報宣 伝活動説明 て 3.実施における参加団体へのお願い 5.質疑応答、意見交換 4.参加団体(参加イベント)の公募につい 第3回 日時:2016 年 2 月 22 日(月)14:00-15:30 議題:1.「来て・見て・楽しい 新宿フィールドミュージアム 2015」の報告 事業実施状況の報告 見交換 3 会場:芸能花伝舎 A1 3.参加団体アンケート調査の集計報告 5.交流会 4 2.参加団体による 4.2015 年度の実施に向けた意 2. 広報・宣伝の取組状況 2-1. ロゴ及びロゴマーク 宝塚大学 東京メディア・コンテンツ学部 オフィシャル B5 判変形(ハンディタイプ) ガイドブック 部数:15,000 部(増刷分 5,000 部を含む) 配布開始:9 月 25 日 配布先:本協議会参加団体、鉄道事業者(小田急電鉄、JR東日本、西武 新宿キャンパス作成(2011 年度) 。ガイドブック・ 鉄道)、芸能花伝舎、新宿未来創造財団(新宿文化センター、新宿歴史博 チラシ・ポスター・各広報紙のほか、協議会参加団体の協力を得て、各ウェブサイトにバナーと 物館、新宿コズミックセンター してロゴ及びロゴマークを使用していただく等、積極的に活用し、継続性のあるイメージづくり (各特別出張所、地域センター、WE バス車内ラックほか) を図った。 ポスター ※ロゴ及びロゴマークの色は裏表紙参照。 ほか)、東京観光情報センター、新宿区 A3 版 部数:150 部 掲出開始:9 月 25 日 配布先:本協議会参加団体、芸能花伝舎、新宿サブナード、新宿未来創造 【ロゴ】 【ロゴマーク】 財団(新宿文化センター、新宿歴史博物館、新宿コズミックセンター ほ か)、東京観光情報センター、新宿区(各特別出張所、地域センター ほ か) B2 版 部数:30 部 掲出開始:9 月 25 日 配布先:本協議会参加団体 B1 版 「来て・見て・楽しい」を、それぞれ新宿をイメージさせる色合いで表現した。 部数:70 部 「新宿フィールドミュージアム」はシンプルで読みやすい黒字のロゴとした。 配布先:本協議会参加団体、鉄道事業者(小田急電鉄、JR東日本、西武 流れる文化芸術と行き交う人々の交流を流線型で表現した「S(Shinjuku) 」と 「F(Field)・M(Museum)」の文字の間に、 「道」を表現した。 人が歩みを進めるその道は、歴史や文化を過去から運び、また新しい情報や人々の活気を未 来へと繋げるイメージ。 グレーは「新宿のビルと街並みや歴史」、オレンジは「芸術のエネルギーと活気」、グリーン 鉄道) 広報しんじゅく 14 万 1 千部発行(新聞折り込み等) 掲載:9 月 25 日号 Oh!レガス (新宿未来創造財団広報紙) 12 万 8 千部発行 プレスリリース は「自然や未来への願い」 、ブルーは「情報や文化、人々の交流」を表現している。 WEB 2-2. 広報宣伝活動 SFM2015 の取り組みを新宿区内外に発信し、多くの人々に参加・観覧していただくため、参 加団体・区内施設・鉄道事業者等にご協力をいただき、以下のとおり広報宣伝活動を実施した。 SNS その他 チラシ A3 判二つ折り 部数:20,000 部(増刷分 10,000 部を含む) 配布開始:9 月 25 日 配布先:本協議会参加団体、鉄道事業者(小田急電鉄、JR東日本、西武 掲出開始:9 月 25 日 掲載:10 月 5 日号 リリース:9 月 28 日 朝日新聞、読売新聞、毎日新聞等の新聞各社、テレビ局、週刊誌等 時期:9 月下旬から情報発信 新宿フィールドミュージアム専用 web サイト https://www.sfm-shinjuku.jp 新宿区公式 web サイト http://www.city.shinjuku.lg.jp/ 本協議会参加団体のウェブサイトでの SFM バナーの使用 Facebook を活用した情報発信 www.facebook.com/shinjuku.field.museum 区役所本庁舎1階ロビー内展示(10 月 15 日~10 月 23 日) 区内大型ビジョン アルタビジョン(10 月1日~11 月 30 日) ユニカビジョン(10 月 1 日~11 月 30 日) 区政会館(11 月 1 日~11 月 30 日) 鉄道)、芸能花伝舎、新宿未来創造財団(新宿文化センター、新宿歴史博 物館、新宿コズミックセンター ほか)、東京観光情報センター、新宿区 (各特別出張所、地域センター ほか) 5 6 2-3. 広報宣伝の取組状況 インターネットによる情報発信 チラシ 20,000 部(増刷分 10,000 部を含む) 今年度は、各イベント情報のほか、スタンプラリー企画の情報と台紙を掲載した。年々イベ ント数は増加しているため、十分な情報内容を掲載することが難しく、今後はページ数を増やす、 あるいは掲載情報を見直すなどの検討が必要である。 新宿フィールドミュージアム オフィシャルウェブサイト 新宿区ウェブサイト 参加団体による新宿フィールドミュージアムロゴ記載の協力(一部) 表紙 中面 裏表紙 ガイドブック 15,000 部(増刷分 5,000 部を含む) 公益財団法人 佐藤国際文化育英財団 佐藤美術館 (チラシ) 表紙 中面 ポスター A3 版(150 部) B2 版(30 部) B1 版(70 部) トム・プロジェクト (ウェブサイト) 裏表紙 その他の周知活動 新宿区本庁舎 1 階ロビー (10 月 15 日~23 日) 大新宿区まつり ふれあいフェスタ 2015 SFM ブース(10 月 18 日) ポスター 7 8 アルタビジョン・ユニカビジョン (10 月 1 日~11 月 30 日) 3-2. 分科会①「美術・ミュージアム分野」の概要 3. 新宿フィールドミュージアム協議会分科会の概要 3-1. 分科会の概要 本事業の目的の一つである、新宿フィールドミュージアム協議会参加団体間の連携の実現を図 るため、 初めての試みとして新宿フィールドミュージアム協議会内に 2 つの分科会を設置した。 それぞれの分科会において、新宿フィールドミュージアム協議会主催イベントの企画制作および、 本事業の今後の展開について検討した。 3-2-1. 開催概要 第 1 回 開催日時:7 月 24 日(金)16:00~17:30 会場:芸能花伝舎 A3 議題:1.分科会の趣旨・目的の説明 2.参加団体紹介 3.座長選任 4.連携イベントの検討 5.新宿フィールドミュージアムに関する要望について 分科会①「美術・ミュージアム分野」 (7 団体) 6.今後の日程 座長:柳田幸男(公益財団法人 東京オペラシティ文化財団) 参加団体(五十音順) :公益財団法人 佐藤国際文化育英財団 佐藤美術館、公益財団法人 新 宿未来創造財団(新宿歴史博物館)、公益財団法人 損保ジャパン日本興亜美術財団、公益財 団法人 東京オペラシティ文化財団、東京都立総合芸術高等学校、特定非営利活動法人 日 本グッド・トイ委員会、ミヅマアートギャラリー 第 2 回 開催日時:8 月 21 日(金)16:00~17:30 議題:1.連携イベントの進捗報告 会場:芸能花伝舎 A3 ①スタンプラリー ②トークイベント 2.新宿フィールドミュージアムに関する要望について 3.今後の日程 分科会②「実演芸術・ホール・劇場・地域分野」 (13 団体) 座長:日置圭子(神楽坂まち飛びフェスタ実行委員会) 参加団体(五十音順) :特定非営利活動法人 あそびと文化の NPO 新宿子ども劇場、うたご え喫茶ともしび、神楽坂まち飛びフェスタ実行委員会、学校法人 社団法人 観世九皐会、坂学会、一般社団法人 来創造財団、公益財団法人 一般社団法人 人 河合塾美術研究所、公益 新宿観光振興協会、公益財団法人 東京オペラシティ文化財団、公益財団法人 日本シンセサイザー・プログラマー協会、株式会社 新宿未 第 3 回 開催日時:12 月 8 日(火)17:00~18:30 議題:1.連携イベントの実施報告 ①スタンプラリー ②トークイベント 2.新宿フィールドミュージアムに関する要望について 日本劇団協議会、 ポプラ社、公益社団法 落語芸術協会 9 会場:芸能花伝舎 2F サロン 10 3-2-2. 分科会検討企画 ①スタンプラリー 応募者居住地(市区町村) 都道府県 新宿フィールドミュージアム協議会参加団体がそれぞれ実施しているイベントをスタンプ 応募件数 ラリーでつなぐことにより、新宿フィールドミュージアムとして一体感を持たせ、参加者に複数 新宿区 35 イベントに足を運んでいただくことを目的とし、スタンプラリーを実施した。 杉並区 6 世田谷区・墨田区・市川市・川口市 各3 ドミュージアムで設定している新宿区内 5 エリア中 3 エリアのイベントに参加することを応募 大田区・中野区・横浜市・立川市 各2 条件とした。また、プレゼントは新宿区内に所在する企業に協力いただくことにより、新宿区の 千代田区・葛飾区・板橋区・小平市・川崎市・相模原市・町田市・府中市・武蔵野市・印西 各1 魅力ある店舗・施設をアピールした。 市・佐野市・習志野市・不明 カラーの異なるエリアが集まる区であることを参加者に意識していただくため、新宿フィール 応募者にとっては、これまで訪れたとのない施設に足を運ぶきっかけともなり、区内の回遊に つながった。また、個々に実施されている各参加団体のイベントを横につなぐ企画となった。 応募者年齢 26 団体 参加団体数 参加イベント数 12 49 イベント 10 プレゼント ヒルトン東京 8 ご宿泊招待券(協賛) 新宿中村屋 お菓子プチギフト 東京新宿 花園万頭 愛国製茶 創作抹茶洋菓子セット 神楽坂 五十鈴 6 和菓子プチギフト 人数 4 2 和菓子引換券 佐藤美術館 ポストカード(協賛) 0 3 5 15 22 26 29 30 32 33 34 35 38 39 40 41 43 44 46 47 49 50 51 52 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 72 75 76 77 不明 0 応募状況 ガイドブック スタンプラリーのページ 応募数:74 件 ※スタンプラリーを実施しているイベントが限られ、かつ 1 日限りのイベントが多く、ま 応募者からのメッセージ た複数エリアでのイベントの参加を条件としており、非常にハードルが高い応募条件で ・このスタンプラリーがきっかけで初めて能を見ました。いい機会になりました。 あった。 ・全く縁のなかった施設が、意外におもしろかったです!!また寄ると思います。 ・スタンプラリー楽しかったです。 ・スタンプラリーイベントがもっとあると良かった。 応募者居住地(都道府県) 都道府県 応募件数 東京都 64 千葉県 5 埼玉県 3 栃木県 1 不明 1 11 12 3-2-3. 分科会検討企画 ②トークイベント 新宿フィールドミュージアム事業の周知を目的とし、また新宿区のアートや文化について考え るきっかけとして、「新宿×アート」をテーマにしたトークイベントを開催した。 新宿の文化は今後どのようになっていくのが良いのか、なぜ街に文化芸術が必要なのかについ て、街づくりや都市の芸術文化に精通するゲストによって語られた。 考えてみたいと思います。 立島:ここで、当初ご出演いただく予定でした、河口洋一郎さんのビデオレターをご覧いただ きます。 河口:東京大学の河口洋一郎と申します。新宿に今後面白いものをつくるためにどうしたら良 いか、新宿を魅力的にするにはどうしたら良いか、アートの立場からを考えてみたいと思います。 夜は繁華街でありネオンがいっぱい点いて、最も宇宙に近い都市新宿ですが、2020 年オリンピ ックまでに、本当に質の高いミュージアムやアートはあるのだろうか。アートを求める人たちを、 日時 11 月 15 日(日)14:00~15:00 新宿にどうやって呼び込んだら良いのだろうか。 会場 東京オペラシティ 2F オフィスロビー 国際的なオリンピックに向かって、新宿がアートに関しておもてなしできないものかということ 出演 蜷川有紀(画家・女優) で、最先端技術を隠し持った伝統芸術を未来化してみる、ということも考えられます。新宿とい 榎本了壱(アートディレクター) う街の中に、何百年も昔からある伝統的なものが何かあるはずで、そういうものを探して何か未 立島惠(佐藤美術館 来的なものへと持って行くというのもあります。 学芸部長) ビデオ出演 河口洋一郎 同じように高齢社会の中で、アートがどのように都市の中でうまく魅力的に発展するかと考えた (東京大学大学院情報学環教授・アーティスト) 時に、都市というのは自己組織化する、自分で自分の未来を自らつくっていく、成長する都市の ルールというのがいっぱいあり、その中の新宿が非常に多様性に富んだ都市をつくっていくと思 うのですけれども、アートがどのように自己組織する都市の中で街づくりをやっていけるかを考 えた時に、2020 年までに都市のメディアと自然が混合するジャングル都市みたいな、花や鳥、 鳥がさえずるような都市のジャングルのようなエコ的な環境を考えたりしているのですけれど も、新宿はこれからのオリンピックまで、あるいはオリンピックの後の 2030 年、2040 年、2050 年に向けて、アートやデザインによる未来の街づくりの中でもっとも魅力的な感じがしています。 内容 その中で 8K 超高精細 CG 映像が映し出されてロボティックなものがどんどん入ってきて、そこ 立島:佐藤美術館の立島と申します。佐藤美術館は、ちょっと特殊な美術館で、25 年前から奨 にこれからの新しいネット社会における全く新しい形のアートが生まれる感じがしています。そ 学金を出して若いアーティストを支援している美術館です。 のために非常にナチュラルな自然や伝統を未来化するような、日本古来の花,鳥,月や風とか、 蜷川:蜷川有紀です。1978 年に女優としてデビューし 30 年以上女優業を続けてきましたが、 そういうのを感じるような、エコ的なものを含めた複合的な多様性に富んだ新宿、そういうもの 2005 年に女優業をお休みし、現在は画家としての活動に専念しています。和紙に日本古来の岩 を夢想しています。そういうところでアートの立場から実現に向けて関与できれば幸いです。頑 絵具という素材を使って描いており、本日展示している作品も全て岩絵具で描いております。絵 張りたいと思います。 を描いていると天国にいるような幸せな気持ちになって、アートというのはいつも私を救ってく 立島:河口さんから、伝統芸術と先端芸術の融合、質の高いミュージアム、アートを通じた街 れるなあと思っています。 づくり、新しい形のアート、ジャングルといったいくつかのキーワードが出ていました。 榎本:僕は大学を出るまで吉祥寺で生まれ育ち、ちょっと街に出るなら吉祥寺、もう少し行く 新宿フィールドミュージアムは 5 年目になり、いろいろな形に発展していっているのではない なら渋谷か新宿という時代でした。1950 年代、1960 年代は圧倒的に新宿が面白く、渋谷に行く かと思います。佐藤美術館はスタート当初から関わっていますが、非常に広がりができてきて、 か新宿に行くかといったら、圧倒的に新宿でしたが、1970 年代になると渋谷が面白くなり始め ひとつひとつのイベントや団体の結びつき・連携がキーワードというふうに思っています。今後 た。僕は 1974 年から「ビックリハウス」という雑誌をパルコ出版でつくり始めましたので、な 新宿がアートや文化を通してどのように発展していったらいいのかということをお伺いしてい んとなく自分の仕事の本拠地が渋谷になっていった。同時に 1970 年代前後から新宿に集まって きたいと思います。 いた若者たちを 1970 年安保の前後で規制してしまうようなことが起こり、少し新宿が若者離れ 榎本:新宿フィールドミュージアムのガイドブックを見ますと、新宿というのは大きな地区だ したという状況があったと思います。 そして僕は 1969 年頃から天井桟敷の仕事を手伝ったりし、 ということがわかりますし、個性のあるいくつかのエリアによって新宿が構成されているという だんだん渋谷の人間になっていったという経緯があります。今日はもう一度新宿について、少し のがわかります。しかも、文化的な施設はとても多く、みなさんが行ったことのないような施設 13 14 がいっぱいあると思います。フィールドミュージアムという構想は、どこの街でも地域振興の大 うふたつの大きな企業がぶつかり合うことにより、渋谷で文化的な競争を始めていった。西武劇 きなプログラムになっていて、ひとつひとつのミュージアムや劇場や文化施設をまとめて、大き 場(元・PARCO 劇場) 、LOFT、109、東急文化村ができ、そこでは単なる消費ではなく文化を くそれを回遊しながら、地域全体がひとつのミュージアム的なその発信性あるいは興味の対象、 核にした地域づくりを競争の中で目指していたと思います。ところが新宿は既にコマ劇場があり 研究の対象にしていこうということで、地域全体を見つめていく、魅力を探していく大きな構想 他にもなんでもあり、文化施設的にも満腹感があり、更にアジールとしてはゴールデン街のよう としてあるわけでしょう。けれどもある意味で新宿って大きすぎるのではないかな。それから、 なものまであるという非常に奥深い幅広い文化的なフィールドがあったわけです。ですから、そ このたくさんのプログラムがあり、ネットワーク時代で新宿が発信しているものを、つぶさに実 れに胡坐をかいたというのか安心しているうちに、あの小さな渋谷のエリアに文化的なトピック 感できなくなり始めている。新宿は、日本における象徴的な、もっとも大きな都市・地域のひと が集中し始めて、あるいは見やすい文化的なイベントに触れるチャンスができてきて、大きすぎ つだと思います。ですから、何をやってもあまり目立たないという、ひとつのデメリットを持っ た新宿がマンモス象のように 1970 年代から、ぐずっと膝をついてしまったという印象はありま てしまっているという気はします。 す。 立島:いろいろありすぎるものを、どういうふうにしてみなさんに伝え、的確に結びつけると 立島:巨大化しすぎて、とりとめがなくなってしまった感じでしょうか。 かということが、ひとつのポイントではないかというように思います。 蜷川:先だって INNOVATIVE TECHNOLOGIES FORUM へ行きました。これからの時代は、 蜷川:私は 2012 年に「薔薇都市」という展覧会を開催しました。これはイタロ・カルヴィーノ バイオがキーワードになり、微生物の研究がものすごく進むそうです。よい微生物をどうやって の「見えない都市」という 51 個の架空の都市の物語を描きました。イタロ・カルヴィーノは、 自然の風とともにビルの中に取り込むかということが研究され、それが都市全体のありかたまで 都市は“欲望”と“恐怖”でできていると書いていました。まさに新宿は、欲望と恐怖でできて 変えていくようです。また、AI、人工知能も見えない形で入ってきており、私たちの生活は知 いるきらめく坩堝のような街。ロボットレストランや歌舞伎町、楽園のような新宿御苑、そして らない間にどんどん変化していく。私たちが都市をどうやってデザインしようかと考えている間 映画「ロスト・イン・トランスレーション」で世界中の人たちが憧れたパークハイアットという に、細胞分裂するように進化はおのずと進んでいる。そのときに何をつくるかというよりも、何 素敵なホテルが摩天楼のようにきらめき、賛否両論あるかもしれないけれども丹下健三設計のあ を残すべきかを考えることが必要なのではないかと思います。たとえば上野の公園。先日、大好 れほど格好いい都庁がそびえている。こんな面白い都市ってあるのだろうか。叔父の演出家・蜷 きな上野の公園に行きましたら、日本でおそらく最大級の、素晴らしいフランス様式の噴水が半 川幸雄は 1960 年代後半に新宿のアートシアターという映画館で、映画が終わった後に芝居をし 分に削られていた。なんでこんなことをするのか。その半分はイベントスペースとして使うそう ていました。私は小学校 2 年生でしたが、夜中の 9 時にそこに連れて行ってもらって、 「次の公 です。何が美しいのか、何が素晴らしいのか。私たちが生きていくためには、実際に役に立たな 演はこれです」と、ビラを配ったりしていました。ワクワクするような文化をたくさん産んでい いかもしれないが本当はものすごく役に立っている、そういうものを見極めて残していくという った新宿は、まだまだ不滅だと私は思っています。 ことを考えなければいけないのではないかというふうに考えています。 立島:いろいろな可能性を秘めている。混沌としていながらも、いろいろな発信ができそうな 立島:発信することももちろんそうですけれども、芸術文化や他のことも含めて、いろいろな 新宿を、どういうふうにして取りまとめていくのかということがひとつ問題なのかなと思ってい ものを整理するということでしょうか。榎本さんがおっしゃっていた巨大化した新宿の整理、そ ます。学生時代は新宿経由で通学し、仕事場も新宿であり、非常に長く新宿に触れていますが、 れから括り方というものも必要なんじゃないかということかと思います。 まだまだわからないことがたくさんあり知らないことがたくさんある。それを知ってもらったり、 新宿区には区立の美術館がないというお話がありまして、それについてちょっとお聞きしてみた 発信したりするということでいろいろな人たちに楽しんでもらえるようにするにはどうしたら いと思います。いろいろなところに区立の美術館がありますが、新宿区は区立の美術館がない区 いいか提案ができないかと思うのですが。 で、そのときそのときに美術館構想も浮上したりしていたようですが、僕は区立の美術館はなく 榎本:1960 年代までは間違いなくアジアの中で最も発信力のあった文化都市、カルチャーシテ ても何か違う方法で新しくアートを発信できるようなツールやスタイルがあるのではないかと ィというのは新宿だったと思います。蜷川幸雄さん、寺山修司さん、土方巽さんもアートシアタ 思いますが、どうでしょうか。 ー。唐十郎さんは花園神社でやっていたし、演劇のメッカであった。映画もそう。そういう意味 蜷川:私はこの会場、東京オペラシティーにある ICC が好きです。メディアアートを展示して では文化的な、しかも前衛性の非常にある先端的なクリエイティブが、まさに新宿から発信して いる美術館ですが、とてもワクワクします。ですが、なかなかメディアアートと伝統芸術とか、 いたという時代があったと思います。ところが、1970 年安保のときに、西口に若者たちがあま 近代のシュールレアリズムとか、あの辺のものが一緒に見られるということが少ないので、新宿 りに集まりすぎたので排除し始めると、これは保安のためには大切なことだったかもしれないけ 区にはそういうものがあったらいいのかなって思います。そういう最先端のものと古いもの両方 れども、1960 年代で若者が新宿に集結できなくなったという一つの大きな事件があったと思い を同時に鑑賞できる美術館を新宿区につくったらどうでしょうか? ます。そこから西武セゾングループが渋谷に進出し、商業施設ではあるけれども東急と西武とい 榎本:僕はそんなに無理やり美術館をつくらなくてもいいと思います。東京は美術館だらけで 15 16 すし、ある程度住み分けができているかなって思います。東博にしても森美術館にしても国立新 り、絵を描いていたり彫刻をやっていたり。そういう人たちが大きな空間の中に自分がやらなく 美術館にしても、様々な形での美術館の展開というのは、うまくできているかなと。美術館経営 てはいけないクリエイションをやっている。実は芸術大学に行っていれば、それは日常茶飯事で、 はすごくお金がかかりますから、これ以上そういうことをやるよりも、美術や文化に対する、イ みんな絵を描いたりデザインしたりしています。それを見ると、実に淡々としているけれども、 ンキュベーション。作家ももちろん育てるけれども、美術や文化に興味のある人間を育てるって アートがどのようにつくられていくかというのをつぶさに目撃できます。料理もそうですが、テ いうのかな。ミュージアムというよりは、僕は「エコール」と言っています。人間ひとりひとり ーブルの上に置かれた料理を食べるだけでなく、厨房に入ってつくっている人たちの作業を見れ が豊かになるような設備、環境を優先したほうがいいのじゃないかなという気がします。 ば、料理が一段と面白くなると思います。今アートや文化に必要なのは、そのプロセスをわかっ 立島:佐藤美術館が取り組んでいることも、インキュベーション、エコールに重なる部分もあ てもらう、結果主義ではなく、どのようにアーティストたちが物をつくっているのかを見せるよ ります。アーティストの支援もしていますし、無名のアーティストも取り上げて、見る側とつく うな、そんなチャンスはあってもいいのかなという気はします。 る側をつなげるという場所でもある。それは美術館でなくてもできるので、そういうところを多 立島:佐藤美術館でもよくやっていますが、ワークショップをすることによって、日本画・油 面的に皆さんに見ていただけるような場所をつくっていくということ、それを試みているわけで 絵・彫刻を体験することによって、そのプロセスをイメージできる体験ができます。実際にアー すけれども。さきほど蜷川さんと楽屋で話していましたが、教育や、若い作家にたいしての教育、 ティストがつくっている現場を見ることのリアリティは非常に大事だと思います。ただ壁にかか 子どもたちに対しての鑑賞教育。つくる側だけでは駄目なので、見る側、それを享受して楽しむ っている作品を見るのと、プロセスを見る、あるいはそのアーティストの言葉を聞くということ 側もちゃんと教育するということが必要じゃないかと思います。 では、ずいぶんと作品に関する接近の仕方が変わってくる。そういう体験をしてもらうというこ 蜷川:日本には国立の演劇大学がない。芸大には映画学科をつくったのに、演劇学科がない。 とが、僕たち学芸員の仕事でもあり、アーティストの仕事でもあり、クリエイターの仕事でもあ 韓国や中国にはものすごいものがあります。「SAYURI」というハリウッド映画では、日本人の る。そういう部分で榎本さんのお話にあったコンテンツのひとつになりうるし、そういう可能性 ヒロイン“さゆり“を中国の女優チャン・ツィイーが演じています。日本が優れた俳優を育て、 は秘めている。 よい演劇教育をしていたら、きちんと日本人の女優が“さゆり”を演じられたはず。それは政府 榎本:ミュージアムの中でワークショップをやるというのは当たり前のことになってきて良い の文化に対する考え方の甘さだと思っています。演劇大学をつくりたいと思っているのに、なぜ ことだとは思いますが、ミュージアムのワークショップはレベルが低すぎます。子どもを相手に、 か文学部は減っていくという話です。なぜこんなに芸術というものを軽視するのか。子どもたち こういうことをやって楽しいねっていうレベルではないことをやらなくては。それを芸術大学で の図画工作や美術の時間も瀕死の状態です。こんなことをしていたら、本当に日本は滅びると思 しかやらないのではなく、都市の中で文化芸術の好きな人が本当にレベルの高いものに接してい います。 先ほどもお話ししました INNOVATIVE TECHNOLOGIES FORUM へ行ったときに、 くということをしないと。入門編ばかりやっていてこういうこと楽しいよねとか、おうちに帰っ これからの日本を支えるのに技術力と文化力どちらが大切ですかと技術者へ聞いたアンケート てもやってね、みたいな、そういう情報はもういいのでは。もっと本当にレベルの高い、その瞬 がありました。彼らは大多数の人が「文化力です」と、答えました。技術者ほどそう思っている。 間から自分はアーティストを目指そうと思うくらいの刺激のある、そういうことを本気でやらな 多くの政治家や官僚そして技術者を支えるのが、芸術なのです。本当の心の豊かさ美しさ優しさ いと。なんとなく体験しましたみたいなことでは、文化は育っていかないと思いますね。 というのはどういうものなのか、そういう心を育てなかったならば、一個一個の決定を下す時に、 蜷川:プロが創作している現場を見るということは、それは格闘でもあるし戦いでもあるし、 大切なものを切り捨てるような政策をつくっていってしまう。芸術という一見役に立たない美し 至上の喜びでもある瞬間に立ち会うことです。そういう本物の魂の格闘技を見るということが大 い素晴らしいものをもう一度考え直して、美術・図工の時間、鑑賞教育、文学、演劇、音楽、そ 事なのではないでしょうか。 ういうものをもう一度きちっと私たち日本人が古今東西問わず勉強して、文化力として発信して 榎本:新宿の不幸は、放っておいても人がたくさん来てしまうということ。何かしないと人が いかなければ、本当に日本は滅びると思っています。 集まらないところは、一生懸命に文化行政だ、なんだかんだってやりますけれども、うんざりす 榎本:演劇大学がないから日本が滅びるっていうのは大げさすぎると思いますけれど、ミュー るほどお客様が来てしまう地域というのは怠慢になるというか、やらなくてもいいのではないか ジアムとかユニバーシティとかいろいろな概念がもう出来上がりすぎているので、これからの文 という気持ちになってしまうのかな。南口に大きなビルが建ちましたよね。あの建物の中に文化 化の方向性、新しいコンテンツを考える必要があると思います。ミュージアムはできあがった作 的な施設ってどんなものがあるのだろう。情報として全然私たちのところに来ていないですよね。 品を見せる、劇場はできあがったお芝居・オペラ・ダンスを見せる。でもそのできあがったもの 渋谷の良いところは、限られたエリアの中で、今度ヒカリエの中に何ができます、ブロードウェ を鑑賞しているだけだと、クリエイションがどうやって進行していくのかというのが見えにくい。 イのミュージカルばかり集めるオーブという劇場をつくります、オーチャードはバレエとオーケ ミュージアムや劇場をつくるのなら、ぜひアーティストズー、芸術家動物園をつくってもらいた ストラの劇場にします、といような情報を一生懸命メッセージするわけです。新宿は何も言わな い。芸術家が全部檻の中に入っていてお芝居の稽古をやっていたり、ダンスの稽古をやっていた くても人が来るので、大きな建物を立てても文化施設はいらないし、十分儲かる、というところ 17 18 が問題。西口は高層ビルがあるけれども、あの下を歩いていても一向に楽しくない。丸の内の仕 神楽坂エリアは東京下町カルチャーとか、ひとつの大きなメッセージを集約できるようなコンテ 事を 15 年くらいしましたが、あそこは銀行・証券会社・貿易会社みたいなものしかなくて、仕 ンツをつくり、それで地域ごとの特性をどうやって際立たせていくかという、そういう競争をす 事をする人以外はほとんど立ち入らなかったんです。丸ビルを建て替える前後から、丸の内で働 べきだと思います。新宿はひとつではなくて、少なくとも 6 つ以上の特徴のある地域の集合体 いている人たちが仕事が終わったら銀座に行くか有楽町に行くのではなく、丸の内にいてもらう ですから、それこそが新宿の強みでしょうし、可能性じゃないかという気がします。できたら僕 ためにはどうしたらいいかを本気で考えました。大手町と丸の内と有楽町で「大丸有」と言いま は牛込・神楽坂エリアを応援したい。 すが、この 3 つのエリアが連携して、路面全部が銀行で 3 時半になったらシャットアウトして 立島:新宿という街は非常に広いですよね。その地域ごとに非常に特徴があるにも関わらず、 いたところを、レストランやらブティックやらをどんどんはめ込んでいくんです。その一つが丸 それが外からはなかなか見いだせない部分はあるのかなと思います。 の内カフェで、それを僕がやりましたけれども、つまり自分たちのカフェをいかに面白くしてい くかという努力をものすごくしたんです。だから丸の内は三菱を中心に街づくりを頑張った。そ して今は日本橋・室町で三井が地域づくりを頑張っている。つまりそういう対抗、都市間のエリ アの中で自分たちのエリアをどれだけ面白くするかという、そういう競争の時代になっている。 新宿はそういう努力を感じない。コマ劇場がなくなり、東宝シネマは先端ですごいシネマコンプ レックスになったと思いますけれど、北島三郎や島倉千代子が消えて行ってしまったというよう な、私たちの心の大衆性というのが、いつの間にか割と簡単に利潤が上げられる、あるいは大き な損失をしない映画興行に代わってしまうみたいな、そういう新宿のふんばりが見えないという のが悔しいですね。 立島:新しいものはそれはそれで確かにいいのでしょうけれども、整理をして残すものは残す、 大事なものは大事なんだということを、みんなで認識するというようなことを、ある種の市民活 動みたいなことも含めて、企業と一体化するなり、行政も一体化するなりして、やっていくとい うことも必要なんじゃないかということでしょうか。 最後に新宿フィールドミュージアムについて、今後期待することや、どういうことをしていくの が良いのかというのをお伺いしたいと思います。 蜷川:新宿フィールドミュージアムは、存じ上げなかったのですが素敵な試みだなと思ってい ます。点をつないでいくことがすごく大事なのではないか。ビルを建てて、そこに文化施設を作 ればいいというのではなくて、そのビルからこちらの公園、こちらのビルにつなぐ道がどんなに 素敵か、ロマンチックか、あるいはクリエイティブか、そういうことを行政も一緒になって、考 えていったらいいのではないかなと思ったりしました。 立島:僕は、たとえば展覧会をただ単に見るだけじゃなく、そこまでのプロセスも楽しむよう にしているんです。旅をするような感じとでも言いましょうか。電車を乗り継いでいろいろな人 に会って、ギャラリーで作品を見て、アーティストや画商さんと話をして。そういうことを一つ の旅みたいに感じること。或いは旅に見立てたり。フィールドミュージアムも何か旅のようにプ ロセスも含めて楽しめるようにできるとといいんじゃないかなと思っています。 榎本:新宿フィールドミュージアムのガイドブックの広域マップはエリアが 6 つに分けられて いますけれども、このエリアごとにちゃんとチームをつくり、カルチャーチームが 6 個あり、 それが地域ごとに競争していく、あるいはそのアイデンティティを高めていくといいと思います。 高田馬場・大久保・落合エリアはマージナルなインターナショナルみたいなテーマとか、牛込・ 19 20 (終了) 3-3. 分科会②「実演芸術・ホール・劇場・地域分野」の概要 3-3-2. 分科会検討企画 オープニングイベント 新宿フィールドミュージアム事業および、協議会参加団体の各イベントの周知を目的とし、新 3-3-1. 開催概要 宿フィールドミュージアムのオープニングイベントを開催した。 第 1 回 開催日時:7 月 15 日(水)10:30~12:00 会場:芸能花伝舎 A2 分科会参加団体の積極的な関わりにより企画制作・実施がなされ、複数団体が連携した企画が 実現した。参加団体それぞれの強みを活かし連携することにより、更に強い発信力で新宿フィー 議題:1.分科会の趣旨・目的の説明 2.参加団体紹介 ルドミュージアムとその各イベントをアピールすることができた。連携により、今後に向けて新 3.座長選任 たな可能性が生まれ、意義のある企画となった。 4.連携イベントの検討 10 月 9 日(金)12:00~13:00 5.新宿フィールドミュージアムに関する要望について 日時 6.今後の日程 会場 新宿三井ビルディング 出演 音楽:モーガン・フィッシャー(一般社団法人 55HIROBA ラマー協会)/ペインティング:学校法人 第 2 回 開催日時:8 月 24 日(月)10:30~12:00 会場:芸能花伝舎 A2 議題:1.連携イベント(オープニングイベント)について協議 桂宮治(公益社団法人 日本シンセサイザー・プログ 河合塾 美術研究所新宿校/司会: 落語芸術協会) 内容 ライブペインティングと音楽のコラボレーションを行い、モーガン・フィッシャー 2.新宿フィールドミュージアムに関する要望について 氏の演奏とともに、河合塾美術研究所新宿校出身者が、舞台上で新宿をイメージし 3.今後の日程 た 3 作品を描いた。桂宮治氏の司会により、新宿フィールドミュージアム事業と関 連イベントを紹介し、ペインティングのインターバルには、協議会参加団体が舞台 上に上がり、司会者とともに参加団体のイベントを紹介した。 第 3 回 開催日時:10 月 15 日(木)10:30~12:00 会場:芸能花伝舎 A1 議題:1. 連携イベント(オープニングイベント)について振り返り 2. 新宿フィールドミュージアムに関する要望について 21 22 なく、ストーリーを作り、ただのイベントの寄せ集めでなく新宿フィールドミュージアム全体 3-4. 新宿フィールドミュージアム事業に関する意見・要望のまとめ を編集できたらよい。 「美術・ミュージアム分野」 「実演芸術・ホール・劇場・地域分野」の各分科会で、今後新宿 フィールドミュージアム事業がどのように展開されるのが望ましいかについて、活発に議論が行 ・SFM 全体を編集するのならば、プロデューサーが必要となる。各プログラム全体を見渡し、 年間のプログラムを形にして、雑多に見えないようにテーマづけしていくことが必要。 われた。議論の中では以下のような意見・要望があげられた。 ※以下、 「新宿フィールドミュージアム」は「SFM」と表記。 ・SFM 協議会の参加団体は、SFM がどういうものか知っているが、一般の方にとって SFM は SFM の今後の展開について SFM を通年化し、新宿の文化芸術を区内外そして世界へ恒常的に発信することを視野に入れ ながら、今後の SFM の展開方法について意見があげられた。 コンセプトの明確化の必要性について 何を行っているものなのか、わかりにくい。コンセプトを明確に打ち出し、中身をわかりやす く説明するキャッチコピーのようなものを、チラシの表に記載するなどが必要かもしれない。 ・事業が 5 年目となり、SFM とは何かということを改めて検討するステージに移ってきている。 ここまで育ったからこそ、不明瞭さに気付くようになってきており、コンセプトを見直し明確 SFM 開催期間の見直しについて ・10 月と 11 月のみに SFM を集中して実施することは、本来の新宿の文化芸術の奥行や素晴ら にすることが必要。 しさを伝えるのに十分ではない。年間を通じて、新宿の文化芸術をアピールしていくような形 を SFM 協議会をベースに作っていくべきである。 アートバンクの設置 ・SFM の認知度の向上のためにも通年開催し、常に SFM をアピールすることは必要である。 ・SFM 協議会の各参加団体には、それぞれ得意分野があるので、他の団体が必要としているこ ・東京オリンピック・パラリンピックを見据えるのであれば、現在の SFM の開催時期は、東京 とについての情報があれば、協力を申し出ることができる。現在はガイドブックになって初め オリンピック・パラリンピックの開催時期とずれており、開催期間の見直しが必要である。 ・ガイドブックを通年で発行することも検討できるのではないか。 てそれぞれの団体のイベント内容がわかるが、事前に何をしたいのかわかれば、協力できるこ ともある。 ・ “新宿アート互助会” “互助会バンク”のような形で、SFM 協議会参加団体が、お互いに相談・ 協力ができたら良い。 事業の名称について ・SFM を広く一般に伝えていくために、より事業内容をわかりやすく伝えることができ、より ・SFM 協議会参加団体のそれぞれの強みを集めたデータバンクを作り、一般に公開し、新宿区 内で事業やイベントなどを実施する際には、SFM 協議会参加団体にぜひご相談ください、と 内容にあった名称へと変更するのがよい。 ・現在の名称は、一般の人にとって事業内容がイメージしづらいため、今後 SFM を発展させて いうようにすることができるのではないか。 いくにあたり、事業の名称はわかりやすいものに変えていくのがよい。 ・「フィールドミュージアム」は、他の分野で別の意味を持つ用語として使われている言葉でも あり、それを知っている人にとっては「新宿フィールドミュージアム」という名前は不可思議 な印象を受ける。 プロデュースの必要性/プロデューサーの設置 ・新宿は国際都市であり大都会でありながら、日本の伝統的な文化が根付いている街である。同 時に新宿の中で日本の伝統文化に海外の文化が影響を与え、逆に新宿にある海外の文化に影響 を与えてもいる。新宿にある海外の文化は、西洋のものだけでなくアジア的な文化も多く、多 国籍でもある。ロケーションの側面からも、公園が多く緑があり、一方でゴールデン街があり、 また伝統的な日本の面白さを残した部分もある。新宿の文化の多様性をアピールするために、 1 年を 2 ヶ月ずつに分け、日本の伝統的な年中行事・四季などに基づいてテーマを設定し、テ ーマに関連したイベントを準備してはどうか。春はお花見をテーマにするという単純なもので 23 24 SFM に関する要望・課題など 多言語化の必要性 小さなコラボレーションがもっとできると良い。 ・SFM を通年で開催する場合でも、年間の中で一定期間集中して盛り上げ、インパクトを与え ることは必要。 ・来日観光客に新宿に滞在し文化芸術を楽しんでいただくためには、ガイドブックやウェブサイ トなどの多言語化は喫緊の課題。 SFM 協議会への要望 ・SFM 協議会に参加することで、情報が入ってきたり、助成が受けられる、などのメリットが バリアフリー対応の必要性 あるとより良い。メリットが多い協議会であれば、参加する意義が高まる。 ・将来的に、バリアフリーに関する情報の発信などを含めたバリアフリー対応が必要。 ・SFM 協議会参加団体のイベントなどのチラシを、常時設置することができる場があるとよい。 広報印刷物について ・今年度当初の発行部数では、協議会参加団体がそれぞれのイベント等で配布をするにも十分で ない。SFM の認知度を向上させるにあたり、様々な施設や学校等で配布するには、発行部数 の増加が必要である。せめて新宿区内の学校に配布できる部数は必要ではないか。 ・広報印刷物の配布方法や設置方法は、見直しが必要ではないか。特に新宿区外からお客様を呼 SFM 全体について ・東京オリンピック・パラリンピックに向けた新宿の文化プログラムは、予算をかけて代理店に 依頼すれば、派手なものはできるが、東京オリンピック・パラリンピックが終わればそれで終 び込むには、配布先の工夫が必要である。 ・新宿駅や新宿駅東口のデパート界隈に広報印刷物を設置するなどしたら、お客様が手に取りや わりになる。SFM は参加団体が連携し、自ら新宿の文化を盛り上げようとしており、SFM が 目指していることは、東京オリンピック・パラリンピック以降にもつながるものであり、形態 すいのではないか。 ・チラシは情報量を多く載せられない。それであれば、SFM 開催期間などのみを記載したチラ シを早い時期に作成し、SFM を告知する方法もあるのではないか。 ・10 月と 11 月に実施されるイベントのチラシは引き続き作成し、ガイドブックについては 1 としては最先端を行く形である。 ・SFM 協議会は、当初は団体の寄せ集めから始まったが、今年度は団体間の横のつながりがで きてきた。特に、今年度実施したオープニングイベントは、連携し新しいものを作り上げるこ とができた。SFM 協議会に参加することで、各参加団体が活躍していることがわかり、また 年間使えるものを作ってはどうか。 各参加団体へ所属団体について伝える場ともなっている。 ・SFM 協議会のように、民間から発信できる場があるというのはとても大事である。行政から 広報について ・東京都などの観光案内などに、SFM を掲載してもらいたい。 押し付けられるものではなく、民間からもっとこうしてほしいと意見が言える場であってほし ・SFM の認知度をあげるためには、メディアを使用したアピールも必要である。 い。 ・こどもや障害者などへの各対象に、どのような働きかけができるか検討する必要がある。 ・カンフェティなどで SFM に関係するチケットを扱ってもらうなど検討してはどうか。 ・ガイドブックの設置や、コンシェルジュに来日観光客に SFM を紹介してもらうなど、ホテル ・東京オリンピック・パラリンピック後にも文化が根付くように、人々の意識が変換されるよう な事業となってほしい。 ・文化の良いところは垣根がないところである。子どもが参加できるイベントもあれば、大人が 行ける場所もある。誰が来てもよく、世代の垣根を越えて楽しめるというものという形で、文 の協力を得ることも考えられる。 化をアピールできたらよい。 SFM 協議会参加団体連携イベント/SFM コアイベントの実施について ・SFM というブランドの中で、SFM 協議会の各参加団体が大小さまざまなイベントを自由に行 い、各参加団体が互いにイベントを見に行ったり、イベント内で互いの宣伝をしたりする。そ して 1 年に 1 度連携して大きなイベントを実施するというのができたら良い。 ・文化は、弱者も含めた人同士をつなぐことができるものである。格差が広がる社会の中で、弱 者にも目を向けられたらよい。 ・文化芸術の面で次世代を育てることが、東京オリンピック・パラリンピックまでに一番すべき ことではないか。 ・年間の中で集中して大規模なイベントを実施し、一方で他の時期に小さなイベントができると 良い。 ・今年度実施したオープニングイベントのような規模でなくても、SFM 協議会参加団体同士の 25 26 4.協議会参加団体によるイベント実施状況 各団体の文化芸術イベントの実施状況については、次のとおりです。 ※「期間中開催日数」は新宿フィールドミュージアム期間中(10/1~11/30)の開催日数です。 フェスティバル・総合 1 2 新宿フィールドミュージアム協議会主催イベント 延べ来場者数:約690人、 プログラム数:4プログラム 新宿フィールドミュージアム事業の周知を目的としたイベントを開催した。 新国立劇場 平成27年度(第70回)文化庁芸術祭オープニング・オペラ公演 楽劇「ニーベルングの指環」序夜 「ラインの黄金」 開催日:10/1 (木) ・4 (日) ・7 (水) ・10 (土) ・14 (水) ・17 (土) オープニングイベント ライブペインティング with モーガン・フィッシャー 会場:新国立劇場オペラパレス 主な出演者:飯守泰次郎 (指揮) 、 ゲッツ・フリードリヒ (演出)、 ユッカ・ラジライネン、 ステファン・グールド、 シモーネ・シュレーダー 他 開催日:10/9(金)12:00~13:00 会場:新宿三井ビルディング 55HIROBA 期間中開催日数:6日、 延べ来場者数:約8,800人、 プログラム数:6公演 主な出演者:モーガン・フィッシャー、学校法人河合塾美術研究所新 宿校、 桂宮治 4部作構成のワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』一作目にあ 期間中開催日数:1日 たる本作を、 フィンランド国立歌劇場の協力の下新制作し、 ゲッツ・フ ライブペインティングと音楽のコラボレーションを行った。モーガン・ リードリヒ演出、 飯守泰次郎オペラ芸術監督の指揮により上演した。 フィッシャーの演奏とともに、 新宿をイメージした3作品が描かれた。 平成27年度(第70回)文化庁芸術祭協賛公演 ダンス「近松DANCE 弐題」 新宿アート・トーク 開催日:11/15(日)14:00~15:00 開催日: [Aプログラム]10/9(金) ・10(土) ・11(日) [Bプログラム] 10/16 (金) ・17 (土) ・18 (日) 会場:東京オペラシティ 2Fオフィスロビー 主な出演者:蜷川有紀、榎本了壱、立島惠、河口洋一郎 会場:新国立劇場小劇場 期間中開催日数:1日 主な出演者: [Aプログラム]加賀谷 香、近藤良平、佐藤洋介、 舘形比呂一、辻本知彦[Bプログラム]吾妻徳穂、酒井はな、 島地保武、 蘭このみ 他 「新宿×アート」 をテーマにしたトークイベントを開催した。 クロージングイベント フルート四重奏 開催日:11/26(木)12:15~12:45 期間中開催日数:1日 演した。 クリスマスツリーの下で奏でられる、 フルートの音色をお楽しみいた 新国立劇場情報センター上映会 オペラ「ホフマン物語」 開催日:10/11 (日) 13:30~ 会場:新国立劇場情報センター 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:15人、 プログラム数:1回 新制作バレエ「ホフマン物語」上演に関連し、過去に新国立劇場 期間中開催日数:61日 で制作したオペラ 「ホフマン物語」公演記録映像の無料上映会を 新宿フィールドミュージアム関連イベントに参加しスタンプを集める、 行った。 スタンプラリーを実施。抽選で新宿区内ホテルの宿泊券や名物ス 会場:新国立劇場中劇場 会場:新国立劇場小劇場 主な出演者:井上芳雄、和音美桜、 シルビア・グラブ、福井貴一 他 主な出演者:田中裕子、柄本佑 他 期間中開催日数:21日 延べ来場者数:約21,700人、 プログラム数:25公演 期間中開催日数:17日 延べ来場者数:約5,300人、 プログラム数:18公演 日本のミュージカル界で活躍する実力派の出演者を集め、 トニー賞 チェーホフ戯曲の集大成であり、 日本でも古くから親しまれた西洋 最優秀作品賞ほか、 数々の賞を受賞したソンドハイムによるミュージ 戯曲である 「桜の園」 を、 鵜山仁演出による原作に忠実な形で上演 カルを日本で初上演した。 した。 平成27年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業 演劇研修所第9期生試演会「血の婚礼」 平成27年度 (第70回) 文化庁芸術祭協賛公演 オペラ「トスカ」 開催日:10/23(金)~10/27(火) 開催日:11/17(火) ・20(金) ・23 (月・祝) ・26 (木) ・29 (日) 会場:新国立劇場小劇場 会場:新国立劇場オペラパレス 主な出演者:新国立劇場演劇研修所第9期生 期間中開催日数:5日、延べ来場者数:約1,200人、 プログラム数:6公演 主な出演者:エイヴィン・グルベルグ・イェンセン (指揮) 、 アントネッロ・マダウ=ディアツ (演出) 、 マリア・ホセ・シーリ、 ホルヘ・デ・レオン、 ロベルト・フロンターリ 他 スペインを代表する劇作家ロルカの「血の婚礼」を、演劇研修所 期間中開催日数:5日、延べ来場者数:約7,900人、 プログラム数:5公演 最高年次である3年次であり、2016年3月に修了を控える第9期生 初心者でも楽しめ、新国立劇場でも人気の演目「トスカ」を上演し が上演した。 た。一般のお客様だけでなく、指揮者の出身国であるノルウェーの 駐日大使にもご来場いただいた。 マンスリープロジェクト10月 演劇講座「『パッション』のスタッフワーク」 マンスリープロジェクト11月 演劇講座「チェーホフの魅力」 開催日:10/25(日)17:00~ 会場:新国立劇場中劇場 主な出演者:宮田慶子(演出)、伊藤雅子(美術)、中川隆一(照明)、 半田悦子(衣裳)、澁谷壽久(舞台監督) 開催日:11/21(土)18:00~ 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:348人、 プログラム数:1回 主な出演者:浦雅春(ロシア文学者) 料の講座を開催した。 プログラムでは日本舞踊・バレエ・フラメンコのトップダンサー達が競 会場:新宿フィールドミュージアム スタンプラリー実施イベントの各会場 開催日:11/11(水)~11/29(日) 近松門左衛門を共通テーマとし、 Aプログラムでは第6回日本ダンス 主な出演者:庄田奏美、杉山翼、高本直、渡辺庸子 開催日:10/1(木)~11/30(月) 開催日:10/16(金)~11/8(日) ミュージカル「パッション」に関わるスタッフ達が、実演を交えながら、 フォーラム賞を受賞した「曽根崎心中」 を題材とする作品を再演、B 新宿フィールドミュージアム スタンプラリー 平成27年度(第70回)文化庁芸術祭主催公演 演劇「桜の園」 期間中開催日数:6日、 延べ来場者数:約1,700人、 プログラム数:6公演 会場:新宿オークシティ ロビー だいた。 平成27年度 (第70回) 文化庁芸術祭協賛公演 ミュージカル「パッション」 会場:新国立劇場小劇場 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:188人、 プログラム数:1回 演劇「桜の園」の上演に合わせ、 チェーホフ戯曲の新翻訳も手掛け それぞれの仕事の内容や上演までの流れ、苦労話などを語る無 るロシア文学者の浦雅春氏を講師に迎え、 無料講座を実施した。 平成27年度 (第70回) 文化庁芸術祭主催公演 バレエ「ホフマン物語」 3 開催日:10/30(金) ・31(土) ・11/1(日) ・3(火・祝) 第6回 文化祭『フォレスト』 会場:新国立劇場オペラパレス 主な出演者:福岡雄大、菅野英男、井澤駿、長田佳世、奥田花純、 小野絢子、米沢唯、本島美和 他 新国立劇場バレエ団 開催日:9/26(土)~9/27(日) 会場:東京都立総合芸術高等学校 期間中開催日数:4日、延べ来場者数:約5,900人、 プログラム数:5公演 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:4,500人、 プログラム数:28プログラム 英国の振付家ピーター・ダレル演出版バレエ「ホフマン物語」 を、直 音楽コンサート、 ミュージカル、 ダンスなどを上演した。 その他、美術 接ダレルから指導を受けた大原永子舞踊芸術監督の下、新国立 科生徒による展示、 クラス単位で、 喫茶店などでお客様におもてなし 劇場で新制作した。 をした。 イーツなどをプレゼントした。 27 東京都立総合芸術高等学校 28 舞台表現科 前期成果発表会 渡部大語書作展-書の花々を咲かせましょう- 日吉館をめぐる文化人-會津八一と奈良- 日本舞踊と早稲田大学~伝統と希望2015 ~ 開催日:10/10(土) 開催日:10/8 (木) ~10/15 (木) 開催日:10/17(土)~11/28(土) 開催日:10/23(金)18:00~20:00 会場:東京都立総合芸術高等学校 会場:ワセダギャラリー 会場:會津八一記念博物館 会場:大隈大講堂 大隈に手紙を寄せた人びと-大隈重信へのまなざし- ホームカミングデー&稲門際 シンポジウム禅画の世界 白隠と仙厓 開催日:10/12 (月・祝) 開催日:10/18(日)11:45~ 開催日:10/24(土)13:30~16:30 会場:大隈小講堂 会場:早稲田キャンパス正門 会場:小野講堂 早稲田文化芸術週間2015 オープニングライブ 無国籍を生きる~国際移住とホスト社会~ 明日に架ける橋~朗読劇『あん』 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:約450人、 プログラム数:3プログラム 1年次から3年次までの舞台表現科の生徒が出演し、 それぞれの演 目を上演した。 音楽科 定期演奏会 開催日:11/7(土) 開催日:10/12 (月・祝) 会場:東京都立総合芸術高等学校 会場:大隈大講堂 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:約300人、 プログラム数:2プログラム 謎解きミュージアムスタンプラリー 1年次から3年次までの生徒によるオーケストラと合唱を披露し、 日ご ろの成果を披露した。 開催日:10/12 (月・祝) ~27 (火) (10/17・18・21・24・25をのぞく) 会場:スタート地点:演劇博物館 4 開催日:10/19(月)18:15~20:15、10/23(金)10:40~12:10 開催日:10/24(土)16:30~18:30 会場:小野講堂 会場:大隈大講堂 白バラ-ヒトラーに抗した学生たち- Waseda Vision150 特別企画「未来の早稲田を、 描き変えろ。」 開催日:10/20(火)~11/13(金) 会場:ワセダギャラリー 開催日:10/25(日)11:00~12:30 会場:小野講堂 早稲田文化芸術週間 2015 早稲田大学ミュージアムツアー 開催日:10/12(月)~10/27(火) 会場:早稲田大学 開催日:演劇博物館10/13(火) ・16(金)、會津八一記念博物館 10/19 (月) ・10/22 (木) 、 125記念室10/21 (水) 期間中開催日数:16日、延べ来場者数:12,841人、 プログラム数:32プログラム 会場:演劇博物館、 會津八一記念博物館、 125記念室 大学や学内各箇所が主催して、効果的に早稲田の文化と芸術を ロベール・ドアノー 写真と朗読でつづる自伝的試み 学内外に発信することを目的として、落語、 日本舞踊、 コンサート、朗 開催日:10/14 (水) 14:45~17:30 読劇など様々な文化系イベントを一般来場歓迎、入場無料で開催 会場:小野講堂 した。 Museum LIVE 創立記念日前日スペシャル ラスコー・イロコイワークショップ報告会 -イロコイ連邦と二つの世界大戦の戦跡を訪ね、 日本国憲法のルーツを辿る- 開催日:10/20(火)12:20~12:50 会場:演劇博物館前舞台 食から早稲田文化を知る『ワセメシ紹介ツアー』 1 (和食・東アジア) 2 (洋食・カレー) 開催日:10/25(日)13:00~18:00 会場:国際会議場 開催日:10/21(水)①11:00~11:30 ②11:30~12:00 森が学校計画産学共同研究会シンポジウム 会場:インフォメーションスクエア (集合場所) 開催日:10/25(日)14:00~17:00 「生かされて生きる」~東日本大震災と特活教育の力~ 秋季企画展「大隈重信展-早稲田から世界へ-」 開催日:10/14 (水) 16:30~18:30 開催日:10/1(木)~11/8(日) 会場:大隈小講堂 会場:大隈記念タワー オープンカレッジ芸術展 白隠・遂翁・東嶺 開催日:10/15 (木) ~11/15 (日) 開催日:10/1(木)~11/21(土) 会場:中野国際コミュニティープラザ 会場:會津八一記念博物館 ワセジョ落語会 振付のアクチュアリティ展Who dance ? 開催日:10/15 (木) 18:00~20:00 開催日:10/1(木)~2016/1/31(日) 会場:大隈大講堂 会場:演劇博物館 4年後の自分と東北を想像しませんか? -「復興支援インターン」を通して復興を考える- 映画女優 京マチ子展 開催日:10/8(木)~12/22(火) 開催日:10/16 (金) 13:00~15:00 会場:演劇博物館 創立記念日記念早稲田スポーツ・アニバーサリーステージ 会場:大隈大講堂 開催日:10/21(水)12:15~13:00 会場:3号館前 留学生から見た早稲田大学 津田左右吉と東アジアの弟子たち 輝け!早稲田文化! 開催日:10/26(月)16:30~18:30 会場:小野講堂 開催日:10/21(水)16:30~18:00 会場:国際会議場 早稲田文化特論「文キャンの下には遺跡が埋まっている! 〜学生会館の発掘から見えた早稲田の歴史〜」 創立記念日演奏会 開催日:10/27(火)16:30~18:00 開催日:10/21(水)18:30~20:00 会場:小野講堂 会場:大隈大講堂 帰ってきたグリークラブ 大隈講堂単独ステージ 開催日:10/22(木)18:30~20:00 会場:大隈大講堂 会場:小野講堂 29 30 5 東京理科大学近代科学資料館 「アインシュタイン展」一般相対性理論100年 -アインシュタインの業績と人となり- 志茂田景樹先生のよい子に読み聞かせ隊ポプラワールド 絵本のち晴れ 大人のための絵本セラピー 8 第9回芸協らくごまつり 開催日:10/21 (水) ・11/18 (水) 14:00~15:30 開催日:11/11(水)15:30~17:00 開催日:9/25(金)~12/10(木)10:00~16:00 会場:ポプラ社 1F コンベンションホール 会場:ポプラ社 1F コンベンションホール 開催日:10/18(日)10:00~16:00 会場:東京理科大学近代科学資料館 主な出演者:志茂田景樹、 よい子に読み聞かせ隊メンバー 主な出演者:近藤麻智子 会場:芸能花伝舎 期間中開催日数:57日、延べ来場者数:6,499人、 プログラム数:1プログラム 期間中開催日数:2日、 延べ来場者数:125人、 プログラム数:2プログラム 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:38人、 プログラム数:1プログラム 主な出演者:桂歌丸、三遊亭小遊三、 桂米助、 春風亭昇太 他 一般相対性理論の完成までを詳しく解説するとともに、 アインシュタ 直木賞作家志茂田景樹先生のユニークな語りと音楽メンバーのコ フリーアナウンサーで絵本セラピストの近藤麻智子さんによる、絵本 落語芸術協会の協会員によるファン感謝デー。落語・寄席公演から インの生い立ち、晩年推し進めた平和運動などについても、写真や ンサート、 よみきかせメンバーによる楽しいおはなし会を開催した。 を使った癒しのセラピーを開催した。 演者手作りによる趣向を凝らした企画の数々で大人から子供まで 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:5,000人、 プログラム数:1回 自筆資料 (レプリカ) を展示して紹介した。 盛り上がり楽しんだ。 ハロウィン絵本ヨガ 親子で心と体のハグタイム! 一般相対性理論完成100年講演会 「宇宙を解く鍵・一般相対性理論」 ~ビッグバンからブラックホールまで~ 神楽坂まち飛びフェスタ2015 9 開催日:10/24 (土) 10:30~11:30 開催日:11/15(日)14:00~15:30 会場:東京理科大学1号館17階記念講堂 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:114人、 プログラム数:1プログラム 開催日:10/17(土)~11/3(火・祝) 主な出演者:近藤麻智子、 長谷部真奈見 会場:神楽坂界隈一帯 開催日:10/23(金) ・10/24(土) 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:66人、 プログラム数:1プログラム 期間中開催日数:18日、延べ来場者数:30,000人、 プログラム数:69プログラム 会場:新宿通り その他新宿駅周辺 ポプラ社の楽しいおはなし会 ハロウィンパーティー 最先端の宇宙物理学の研究者が、 そもそも一般相対性理論はどの ようなことなのかを地球を宇宙船に例えるなどわかりやすく楽しく解 開催日:10/24 (土) おはなし会14:00~14:45 コスプレ撮影会14:45~15:30 説し、 現在の宇宙物理学の研究への活発な質疑応答も行われ、 熱 会場:ポプラ社 1F コンベンションホール 主な出演者:村山祐季子、 堀玲子 い講演会となった。 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:110人、 プログラム数:1プログラム 株式会社 ポプラ社 全国で大人気のポプラ社のおはなし会とハロウィン特別企画ねずみ くんやめがねうさぎのコスプレ撮影会を開催した。 英語えほんライブ 子そだちの森~ママの心の笑顔を応援~ 「ママと医師&専門家との子そだち広場」 開催日:10/8(木) ・11/12(木)13:30~14:00 会場:ポプラ社 9F 絵本ルーム 開催日:10/28日・11/25 (水) 10:30~12:10 主な出演者:横溝美由紀 会場:ポプラ社 9F 絵本ルーム 期間中開催日数:2日、 延べ来場者数:44人、 プログラム数:2プログラム 主な出演者:大原輝久 (歯科医) 、 村上麻里 (産婦人科医) 英語指導の講師「英語ソムリエ」が英語絵本の楽しい世界をお届 期間中開催日数:2日、 延べ来場者数:37人、 プログラム数:2プログラム けする、 「英語えほんライブ」 を開催した。 毎日一生懸命子育てしているママが笑顔でいられるように!と頼りに なる子育て応援団を結成し、子育てしているママが子育ての専門 NPO「声と未来」ママ声優による 絵本の読み聞かせ会 家や先生と気軽にお話しした。 開催日:10/13(火) ・27(火) ・11/10(火) ・24(火)11:00~11:30 主な出演者:愛河里花子、 かかずゆみ 脳に効く!シニアの絵本の読み聞かせ ~世代間交流が導く健康長寿~ 期間中開催日数:4日、延べ来場者数:211人、 プログラム数:4プログラム 開催日:11/11 (水) 13:00~14:30 会場:ポプラ社 9F 絵本ルーム 会場:ポプラ社 1F コンベンションホール 「かいけつゾロリ」のイシシ役や「おまえうまそうだな」のハート役の 主な出演者:東京都健康長寿医療センター研究所 鈴木宏幸 声優・愛河里花子さんと、 「ドラえもん」のしずか役の声優・かかずゆ みさんによるおはなし会を、 開催した。 31 新宿芸術天国2015 会場:ポプラ社 1F コンベンションホール ハロウィンにちなんだ仮装で参加できる絵本ヨガを開催した。 主な出演者:名古屋大学大学院理学研究科 杉山直 教授 6 7 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:300,000人、 プログラム数:10プログラム 700mの坂道に敷かれる1本のロール紙に子どもから大人までみん なで自由にお絵描きする 「坂にお絵描き」 をはじめ、伝統芸能や音 「新宿を、 これ以上盛り上げてどうするんだ。」を合言葉に、 ファッ 楽ライブ、 ストリートパフォーマンス、 展示、 体験など、 約70の多彩なイ ションショーや大道芸、 ジャズと阿波踊りのパフォーマンスなど、新宿 ベントで溢れる 「まちの手づくり文化祭」 を実施した。 が持つ多様性を表現した様々なイベントを展開した。 また最終日の 「Shinjuku GALA Parade」では、 「新宿らしさ」 を表現する思い 神楽坂アートスクエア 思いの衣装を着た新宿にまつわる人々が、 パレードを行った。 開催日:10/18(日)10:00~16:00 10 会場:毘沙門天善国寺境内 様々なジャンルのアーティストの作品が並び、 ご来場の皆様が一番 新宿ユース・ブラスフェスティバル2015 開催日:10/3(土)13:00~17:30 気に入ったアーティストに投票。最高得票の方には翌年のフェスタ 会場:新宿文化センター 大ホール で個展開催できる特典がつくイベントを実施した。 開催日:10/24(土) 第1部:13:00~14:00 第2部:14:30~15:30 主な出演者:天神小学校金管バンド、鶴巻小学校金管バンド、落合第 三小学校吹奏楽団、早稲田小学校金管バンド、成城中学・高等学校 吹奏楽部、落合第二中学校吹奏楽部、戸山高等学校ブラスバンド部、 新宿区吹奏楽団 ゲスト出演:シエナブラス5(シエナ・ウインド・オー ケストラ金管五重奏)都立片倉高等学校吹奏楽部 長野県伊那文化 会館附属ジュニア・オーケストラ 会場:東京神楽坂組合・見番 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:1,176人、 プログラム数:1回 主な出演者:神楽坂芸者衆(立方:小夏、史帆、㐂よ乃 唄:眞由美 三味線:あやめ、櫻子 鳴物:由みゑ) 小学生から社会人まで、 熱い吹奏楽団が集結し演奏した。 芸者さんとご一緒に ざ・お座敷入門 神楽坂といえば粋で艶やかな芸者衆。芸者衆のお稽古場「見番」 11 で華やかな踊りの鑑賞、 お客様も参加の「お座敷ゲーム」など。憧れ るけどなかなか体験できないお座敷遊びイベントを実施した。 チャイルド祭 開催日:11/1(日) ・11/2 (月)10:00~16:00 会場:日本児童教育専門学校 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:約500人、 プログラム数:1回 坂にお絵描き~700mの坂道がキャンバスに!! 保育士・幼稚園教諭を目指す専門学校生による学校祭。大人から 子どもまで楽しめる模擬店等の出店。 開催日:11/3(火・祝)12:00~15:30 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:102人、 プログラム数:1プログラム 会場:神楽坂通り全域 絵本のよみきかせによる認知症の予防や健康長寿についての講演 のキャンバス。神楽坂だけ!の大イベント。楽隊やライブ演奏も賑や を開催した。 かに盛り上げる中、 子どもから大人まで自由にお絵描きを楽しんだ。 神楽坂通り700mにわたって敷かれたロール紙は、長い長いみんな 32 12 新宿区若者のつどい2015 めぐりあい「夢」をカタチに いけ花展 16 60~70年代の歌謡曲だけのうたごえ喫茶 戦後70年 音楽の歩み展 開催日:11/13 (金) ~15 (日) 開催日:11/7(土) 会場:新宿区立新宿文化センター 開催日:9/7(火)~12/20(日) 会場:うたごえ喫茶ともしび 延べ来場者数:368人 会場:民音音楽博物館企画展示室 主な出演者:清水正美、金指修平 期間中開催日数:52日、延べ来場者数:21,000人、 プログラム数:1プログラム 60~70年代の歌謡曲だけを集めて、 お客様と一緒に歌った。 主な出演者:渡邊ヒロアキ、 ジェフ・ミヤハラ、Juliet 他 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:650人、 プログラム数:13プログラム 手工芸・陶芸展 メインステージにはゲストや公募区民が参加し盛り上がりを見せた。 開催日:11/9 (月) ・11 (水) ~15 (日) 会場:新宿文化センター 展示室 地下展示場の若者応援メッセには若者支援を行うNPO等がブー 延べ来場者数:618人 ス出展した。謎解きゲーム 「トレジャーハンティング」では多くの若者 が交流を深めた。 13 開催日:11/8(日)12:00~ 会場:新宿文化センター 展示室 戦後70年の日本における音楽の歩みを、洋楽の影響による変化と フォークソングだけのうたごえ喫茶 ともに、 200枚のレコード・CDジャケットを通し展示した。 開催日:11/29(日)12:00~ 17 会場:うたごえ喫茶ともしび 東京オペラシティのヴィジュアル・オルガンコンサート 主な出演者:間下邦彦、津田伸子、 斉藤隆 写真展 開催日:11/9 (月) ・11 (水) ~22 (日) 新宿区生涯学習フェスティバル 会場:新宿文化センター エントランスロビー 延べ来場者数:不明 開催日:10/8(土)~11/22(日) 会場:新宿文化センターほか 短歌展・俳句展・川柳展 期間中開催日数:36日、 プログラム数:8プログラム 区民および区内で活動する個人や団体の活動成果を発表する生 開催日:11/9 (月) ・11 (水) ~15 (日) 涯学習フェスティバルを開催した。 会場:新宿文化センター エントランスロビー 延べ来場者数:不明 1970~80年代のフォークソングだけを選び、 お客様と一緒に歌った。 開催日:10/2(金) ・11/6(金) 会場:東京オペラシティ コンサートホール 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:非公開、 プログラム数:2公演 19 オルガニストによるオルガン演奏。演奏の様子等を舞台のスクリーン に映し出し、 お客様に 「聴く」だけでなく 「見る」事も楽しんで頂いた。 開催日:10/10(土) 第141回 プログラム数:2プログラム 開催日:10/2(金)11:45~12:30 フォークソングが流れる街 会場:新宿文化センター 会場:東京オペラシティ コンサートホール 邦楽のつどい 14 開催日:11/8(日) 会場:新宿文化センター 大ホール 第142回 主な出演者:なぎら健壱、中川五郎、紙ふうせん、友川カズキ、 大塚まさじ、山崎ハコ、小野一穂 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:731人 主な出演者:新宿区邦楽三曲連盟 他 開催日:11/14 (土) 11:00~18:00 延べ来場者数:156人 会場:新宿文化センター 開催日:11/6(金)11:45~12:30 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:3,820人、 プログラム数:51プログラム 会場:東京オペラシティ コンサートホール 吟剣詩舞のつどい 開催日:10/10(土)16:00~ 出演者:飯沼 彩 国際都市新宿・踊りの祭典2015 会場:新宿文化センター 小ホール 「時代、 世代」 を超えたメッセージを贈るコンサートを開催した。 出演者:辻 こずえ 各国の民族舞踊のパフォーマンスから、 ワークショップ、 エスニック雑 開催日:11/28(土) 貨や料理の販売など、多種多様な文化と芸術が入り混じった交流 会場:新宿文化センター 小ホール プログラムを、 館内のあちこちで開催した。 主な出演者:新宿区吟剣詩舞道連盟 高田渡写真展 18 うたごえ喫茶ともしび 開催日:9/9(水)~10/31(土) 会場:新宿文化センター エントランスロビー 開催日:10/4(日) ・11/8 (日) ・11/29(日) 延べ来場者数:193人 音楽・映画 茶の湯の会 期間中開催日数:4日、延べ来場者数:不明 会場:うたごえ喫茶ともしび 高田渡の旅の記録の写真展を開催した。 期間中開催日数:3日、延べ来場者数:120人、 プログラム数:3公演 「 労 働 歌だけのうたごえ喫 茶 」 「 歌 謡曲だけのうたごえ喫 茶 」 開催日:10/24(土)10:00~15:00 15 会場:茶道会館 JAZZ SPOT J フォークソングが流れる街 20 「フォークソングだけのうたごえ喫茶」 と、 ジャンルにこだわった企画 B→C を行った。 主な出演者:新宿区花道茶道協会 開催日:10/13(火) ・11/10(火) 開催日:10/1 (木)〜11/30 (月) 延べ来場者数:1,391人 会場:JAZZ SPOT J 会場:東京オペラシティ リサイタルホール 労働歌だけのうたごえ喫茶 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:非公開、 プログラム数:2公演 主な出演者:大野雄二 (piano) トリオ、 水森亜土 (vocal) 他 書の展 期間中開催日数:52日、 延べ来場者数:非公開、 プログラム数:51公演 開催日:10/7(水)~10/11(日) ” タモリ” が取締役宣伝部長のジャズライヴスポットで、多彩なライブ 会場:新宿文化センター 展示室 を行った。 開催日:10/4(日)12:00~ バッハからコンテンポラリーへというコンセプトの通り、 バロック音楽 会場:うたごえ喫茶ともしび から現代音楽まで同じ楽器で演奏するという演奏会を、楽しんで 「労働歌」だけを集めて、 お客様と一緒に歌った。 頂いた。 延べ来場者数:1,096人 33 34 山宮るり子 ハープリサイタル TReS 2DAYS 開催日:10/13(火)19:00~ 開催日:10/23 (金) ・24 (土) 開催日:11月4日(水)12:00~13:30 会場:東京オペラシティ リサイタルホール 会場:新宿ピットイン 会場:エコギャラリー新宿 開催日:11/29(日) 出演者:山宮るり子 主な出演者:23日TReS+青木菜穂子 ゲスト:会田桃子、 24日TReS+伊藤志宏 外山明 主な出演者:木谷正道と心の唄バンド 会場:新宿文化センター 大ホール 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:93人 出演者:ムッシュかまやつ、泉谷しげる 川上一道 クラリネットリサイタル 期間中開催日数:2日、 延べ来場者数:非公開、 プログラム数:2公演 2014年ブエノスアイレス国際ジャズ祭で大好評を博したTReS/トレ 開催日:11/10(火)19:00~ スが演奏した。 会場:東京オペラシティ リサイタルホール 出演者:川上一道、砂原悟 21 佐山雅弘 トリオ エコギャラリー新宿「ピアノトリオ名曲コンサート」 会場:新宿区立区民ギャラリー 主な出演者:MZトリオ 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:95人、 プログラム数:1公演 濱野正編曲でチャイコフスキーからシャンソンまでヴァイオリン・チェ 29 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:660人、 プログラム数:1公演 木谷正道と心の唄バンドが出演し、 コンサートを行った。 26 台本ナシの本音トークと圧巻の弾き語りライブを行った。 神楽坂まち飛びフェスタ2015参加 黒坂黒太郎コカリナコンサート&箏のしらべ 30 会場:宮城道雄記念館 開催日:12/11(金)20:00~ 会場:新宿ピットイン 主な出演者:黒坂黒太郎、矢口周美、小畔香子、阪元沙有理、 大嶋礼子、川村葵山 会場:神楽坂・キイトス茶房 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:60人、 プログラム数:1公演 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:20人、 プログラム数:1プログラム 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:非公開、 プログラム数:1公演 コカリナの第一人者、黒坂黒太郎氏をゲストに迎え、 うたとオー 神楽坂の小唄師範・宮澤やすみによる気軽な三味線カフェライブを 新ピに久しぶりの登場の佐山雅弘が、 ピットインの50周年を記念し トハープを伴奏に、 コカリナコンサートを行い、加えて箏の演奏も 開催した。 て、 スペシャルな編成でパフォーマンスを行った。 行った。 24 高橋幸宏&LOVE PSYCHEDELICO 『Special Session』 開催日:10/17(土) 会場:新宿文化センター 大ホール スウェーデン放送合唱団 主な出演者:歌・三味線:宮澤やすみ アコーディオン:田ノ岡三郎 演劇・人形劇・ダンス 開催日:10/22(日)16:00~20:00 会場:エコギャラリー新宿 出演者:ペーター・ダイクストラ (指揮) 、 スウェーデン放送合唱団 主な出演者:篠田元一、大須賀淳(ビデオ出演)、上杉尚史、 RIONOS、Nicolai 丸濱 、 ひじりいちろう 場者に楽しんで頂いた。 奇跡のジョイント・ライブが実現し、 お客様に楽しんでいただいた。 25 23 エコギャラリー新宿のコンサート 新宿 PIT INN 50th Anniversary 会場:新宿区立環境学習情報センター 展示室 プログラム数:2公演 新宿ピットインは50周年を迎え、 新宿 PIT INN 50th Anniversary として、 ピットインに所縁のあるミュージシャンが出演した。 シンセの時間スペシャル 会場:東京オペラシティ コンサートホール 最高峰の実力と人気を誇る合唱団による無伴奏のプログラムを、 来 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:1,534人、 プログラム数:1公演 27 開催日:10/20 (火) 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:非公開、 プログラム数:1公演 主な出演者:高橋幸宏、LOVE PSYCHEDELICO バンドメンバー: 高桑圭、 堀江博久、 ゴンドウトモヒコ、白根賢一、高野寛 31 開催日:10/19 (月) 13:00~14:00 会場:新宿区立区民ギャラリー 開催日:10/15(木)20:00~ 主な出演者:Wind's DUO (小笠原育美、 中村栄宏) 会場:新宿ピットイン 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:107人 主な出演者:峰厚介(Sax)、向井滋春(Tb)、原朋直(Tp)、 辛島文雄 (P)、鈴木良雄(B)、村上寛(Ds) リコーダーとピアノで風のようにやさしい音楽が奏でられた。 こまつ座 第113回公演・紀伊國屋書店提携 『マンザナ、わが町』 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:40人、 プログラム数:2プログラム ガジェット系シンセ、 シンセキット “littleBits” 、 ポケットミク、 DOEPFER 開催日:10/3(土)~10/25(日) コンパクトモジュール、 その他Roland System-100Mなど様々な形 主な出演者:土居裕子、熊谷真実、 伊勢佳世、 笹本玲奈、 吉沢梨絵 態のシンセサイザーを展示、体験。子どもから大人までユニークな 期間中開催日数:23日、延べ来場者数:約8,000人、 プログラム数:25公演 シンセサイザー達をじっくり試奏した。ベロシティ ・ゲーム大会をはさ み、 後半は篠田元一さん、 rionosさんを迎えてのトーク・セッション。 ス 井上ひさし 『マンザナ、 わが町』 を18年ぶりに再演。5人の個性あふ カイプ参加の大阪支部、動画参加のシンセ監督・大須賀淳を交え、 れる女優たちによる熱演により観客を熱い感動に巻き込んだ。 シンセサイザーについて熱く語った。 岡部企画 姉しゃま ―円谷幸吉とその時代― 28 オッコ・カム指揮フィンランド・ラハティ交響楽団 開催日:10/29(木)~11/1(日) 主な出演者:有賀洋之 今井徳太郎 岡部大吾 小池雄介 小林太一 中島文博 他 開催日:11月26日(木)19:00~、11月27日(金)19:00~、 11月29日(日)15:00~ 期間中開催日数:4日、 延べ来場者数:1,250人、 プログラム数:5公演 会場:東京オペラシティ コンサートホール 2020年の東京オリンピックが取りざたされている現在、50年前の東 出演者:オッコ・カム (指揮)、 フィンランド・ラハティ交響楽団 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:非公開、 プログラム数:1公演 期間中開催日数:3日、延べ来場者数:非公開、 プログラム数:3公演 長年にわたり日本のジャズ界を牽引してきたトップ・プレイヤー達の、 シベリウス生誕150年の2015年に、故郷フィンランドからこの作曲家 スペシャルジャムセッションが行われた。 を最も得意とするオーケストラが来日し、 シベリウスの全交響曲を含 京オリンピック当時をテーマにすることは、現在の検証ともなる。50 年前のマラソンランナー円谷幸吉のコーチの親族にも観劇して頂 いた。 む3日間の公演を行った。 35 紀伊國屋ホール 会場:紀伊國屋ホール 「風の調べ」 THE J.MASTERS 宮澤やすみの ”小唄かふぇ”Vol.15 開催日:10月29日(木) ロ・ピアノで独特の音楽が奏でられた。 22 ムッシュかまやつ・泉谷しげる トーク&ライブ 開催日:10/27 (火) 主な出演者:佐山雅弘(P)井上陽介(B)横山和明(Ds) ゲスト:岡崎芳朗 (Tp) 三木俊雄 (Ts) 片山士駿 (Fl) 開催日:10/14(水)14:00~15:00 「心の唄」心の唄を歌いましょう 36 講演会「子どもにとって大切なこと ー国連・子どもの権利条約31条より」 トム・プロジェクト 南阿佐ヶ谷の母 ゆかいなブータくん えほんうた・あそびうたライブ 開催日:11/3(火・祝)~11/10(火) 開催日:11/8 (日) 14:00~ 開催日:11/22(日)14:00~ 主な出演者:木の実ナナ、宇梶剛士、真山章志、李丹、大鶴美仁音、 カゴシマジロー 主な出演者:人形劇団じろっぽ 会場:聖母ホーム 開催日:10/12(月・祝)13:30~15:00 主な出演者:西村直人、DJあっくん 会場:若松地域センター 多目的室 「人形劇団 じろっぽ」による人形劇を上演しました。 期間中開催日数:8日、 延べ来場者数:2,200人、 プログラム数:8公演 37 主な出演者:嶋村仁志氏(TOKYO PLAY代表) 聖母ホームを会場に実施するのは今年で3年目。入居者の高齢者 水谷龍二作・演出の「南阿佐ヶ谷の母」。木の実ナナや宇梶剛士を 34 始め個性豊かな6人の役者で上演した。 文化で地域づくり アートの花を 期間中開催日数:6日、 延べ来場者数:748人、 プログラム数:6プログラム 劇団青年座 第219回公演 『からゆきさん』 開催日:11/14(土)~23(月・祝) 主な出演者:綱島郷太郎、石母田史朗、安藤瞳、津田真澄、渕野陽子、 椿真由美、松熊つる松 他 つくってあそぼう!踊る人形 期間中開催日数:10日、 延べ来場者数:3,251人、 プログラム数:10公演 開催日:10/4 (日) 13:30~15:00 会場:新宿区環境学習情報センター 宮本研作『からゆきさん』 を25年ぶりに上演した。キャスティング、 演 主な出演者:グレゴ 出も一新しての上演となった。 タップダンス人形作りのワークショップ。木と竹で簡単に作れるタッ プダンス人形に顔や衣裳を付けて、 自分テイストの人形を完成させ 劇団東演 明治の柩 た。完成後、 講師の演奏に合わせてタップダンスを踊らせた。 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:41人、 プログラム数:1プログラム と、 観客の乳幼児が同じ空間で、 絵本の歌がたりやあそび歌を楽し んだ。音楽セラピストでもある西村氏の温かい雰囲気に、 会場全体 「休む権利」 「遊ぶ権利」 を謳った子どもの権利条約31条のジェネ が包まれたコンサートとなった。 ラルコメントの解説を、 身近な事例をふんだんに入れながら、分かり やすく、 自分ごとに引き寄せることのできる講演となった。託児9人。 びりとブッチィーのクラウニングシアター 開催日:11/29(日)14:00~ 38 会場:牛込箪笥地域センター コンドル 主な出演者:びり、 ブッチィー 秋田雨雀・土方与志記念青年劇場付属養成所 秋季演劇ワークショップ 開催日:10/18(日) ・24(土) ・25 (日) 活躍の場を広げているびりとブッチィーのクラウンコメディーショー。 会場:青年劇場スタジオ結 平土間でのステージは、間近での距離感から迫力もあり、 引き込ま 期間中開催日数:3日、 延べ来場者数:8人、 プログラム数:1プログラム れて身を乗り出す子どもが多かった。子どもも大人も大笑いの1時 高校生から大人を対象とした毎年恒例の演劇ワークショップ。18歳 間となった。 から55歳まで参加。 リピーターもいて、 今後への期待も寄せられた。 開催日:11/27(金)~12/4(金) 主な出演者:豊泉由樹緒、能登剛、南保大樹、奥山浩 他 ゆかいな仲間のoh! ケストラ 期間中開催日数:8日、 延べ来場者数:2,200人、 プログラム数:8公演 開催日:11/3 (火・祝) 14:00~ 戦後70年、 日本の民主主義が崩壊の危機に直面しているいま、時 会場:エコギャラリー新宿 代の曲がり角を果たしてどう乗り切るのか、 改めて民主主義の源流 主な出演者:グレゴの音楽一座 を探り、 現代を厳しく照射し、 「明治の柩」の公演を行った。 35 東京発ダンスブリッジ・インターナショナル 39 開催日:10/10(土) ・11(日) ・31 (土) ・11/1(日) ・21(土) ・22(日) 子どもと大人がともに輝くコンサート 開催日:10/31(土)17:00~ 会場:セッションハウス 会場:早稲田奉仕園 スコットホール 主な出演者:塩野入一代、 鈴木竜、 三東瑠璃、 Park Sang Mi (韓国) 、 杏奈、T.H.E. Dance Company(シンガポール)、松本大樹、 近藤良平、 スズキ拓朗、Han Chang Ho &Du Yu(韓国)、 Yu Hosik(韓国) 0才からシニアまで3世代が楽しんでいるゴスペルクワイヤーのコン 期間中開催日数:6日、延べ来場者数:750人、 プログラム数:6公演 サート。特に、子どもたちがソロを歌ったり、子どもだけで歌うシーン 桂宮治の子ども落語~らく・らく・わかる!落語のいろは 日本と海外からのダンサーが競演する合同公演。今年はアジアに軸 があったり、 MCで活躍したりと、まさに子どもから大人までが楽しん 足を置き、東京オリンピックに向けて今後の国際交流のネットワーク でいるコンサートとなった。 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:100人、 プログラム数:1プログラム 開催日:11/8 (日) 14:00~ に道を開くものとなった。 悪役ゆるキャラ 「ぼったくリス」5体によるダンスを行った。 主な出演者:桂宮治 32 サンフランシスコからやってきたひげもじゃグレゴによるコンサート。 事前のワークショップで作ったタップダンス人形はじめ、 ちょっと不思 新宿イメージアッププロジェクト2015 議で楽しい楽器たちによる楽しい一時となった。 開催日:10/3(土)15:00~15:05 会場:モア四番街 会場:勝興寺 (新宿区須賀町8-7) 着物の着方から手ぬぐいの使い方まで、 落語のいろはが楽しくわか 33 り、幼児から大人までが楽しめる落語会。会場の勝興寺や近隣の 「一年一組」パペットシアター 町会の協力も大きく、 地域で盛り上がった落語会となった。 開催日:10/4(日) ・11/8 (日) 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:122人、 プログラム数:2公演 子どもから大人までを対象にした、 少人数の観客による人形劇公演。 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:250人、 プログラム数:1公演 40 36 おひさま劇場「だってだってのおばあさん」 人形劇団プーク公演No.173 「霧と風からきいた話」 「ハリネズミと金貨」 開催日:10/11(日)11:00~12:00 会場:落合第二地域センター 主な出演者:人形劇団クラルテ (永島梨枝子・宮本敦) 開催日:11/1(日) ・3(火) ・7(土) ・8(日) ・14(土) ・15(日) ・ 21(土) ・22(日) ・23(月) 開催日:11/15 (日) 14:00~ 大阪の人形劇団クラルテの低学年向きの作品。木のぬくもりと生の 会場:プーク人形劇場 会場:新宿NPO協働推進センター 多目的室 ギターの音色が温かく心地よい作品だった。 主な出演者:岡本和彦・早川百合子・原山幸子・亀井佑子・遠田香苗 期間中開催日数:9日、 延べ来場者数:1,242人、 プログラム数:15公演 主な出演者:to R mansion かえるくん・かえるくん 当劇団の役者による、 間に休憩を含む2本立て人形劇の上演。 世界で活躍しているパフォーマンスユニットで、 パントマイムをベー スにしたダイナミックなショー。子どもから大人までが大笑いの舞台 開催日:10/4(日)14:00~ だった。毎年楽しみにしている地域の方も多く、 顔のつながった中で 主な出演者:人形劇団ひぽぽたあむ の公演となった。 「人形劇団 ひぽぽたあむ」による人形劇を上演しました。 37 人形劇団プーク 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:84人、 プログラム数:1公演 The SHOW 会場:芸能花伝舎 主な出演者:The Diamond Lilies 特別ゲストHAL 38 プーク人形劇場企画 海外特別公演 No.24 Go! 米谷 健 + ジュリア展「Wishes」 特別企画展 KAGAYA写真展「星月夜への招待」 開催日:10/14(水)~11/14(土) 開催日:9/19(土)~10/18(日) 期間中開催日数:32日、延べ来場者数:471人 期間中開催日数:18日、延べ来場者数:非公開 2009年よりユニット活動を始めた二人は、 身近な環境や政治的な 写真集「星月夜への招待」の出版を記念して開催。 モアイが見上 問題を美的かつユーモア溢れる作品に変換し、 海外を中心に活動 げる星空、小惑星探査機はやぶさの大気圏突入、南半球のオーロ をしてきた。今回、彼らは「原子力」 をテーマにした作品群を展示し ラなど、 KAGAYA氏が世界中で撮りためた夢のような景色を展示 期間中開催日数:6日、延べ来場者数:4,698人、 プログラム数:15プ ログラム た。 今展が彼らの日本での初個展となった。 した。 ライフスタイルとデザインを提唱する企業、団体、個人が参加して、 天明屋尚×インディゲリラ展 44 リビングデザインセンターOZONE 開催日:11/25(水) ・26(木) 会場:リビングデザインセンターOZONE 会場:プーク人形劇場 主な出演者:ポリーナ・ボリソヴァ 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:493人、 プログラム数:4公演 Design Atrium Tokyo 2015 フランスよりポリーナ・ボリソヴァを招聘し、 氏の作・演出・出演による演 開催日:10/29 (木) ~11/3 (火・祝) 劇作品「Go!」 を上演した。終演後は各回、 アフタートークを開催、観 客のほぼ全員が参加した。 41 文学座公演 「再びこの地を踏まず -異説・野口英世物語-」 自らのモノづくりとそのストーリーを発信し、 ひと、 もの、 ことがつながる 見本市形式のイベント。 開催日:11/6(金)~15(日) 会場:紀伊國屋サザンシアター Artek 80 主な出演者:今井朋彦、瀬戸口郁、若松泰弘、鈴木弘秋、佐川和正、西 岡野人、 後田真欧、富沢亜古、藤﨑あかね、松岡依都美、永川友里、 千 田美智子 期間中開催日数:10日、延べ来場者数:4,539人、 プログラム数:12公演 方もない浪費家で借金魔であったというエピソードを交え、黄熱病 に命を懸けて取り組むさまを、 今井朋彦が熱演した。 42 アの人気アーティストデュオによる二人展。若い世代に絶大な人気 リーズJapanese Spiritの新作を満を持して発表した。 PartⅠ 開催日:9/25(金)~10/23(金) 期間中開催日数:23日(会期日数:29日) 47 「もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20's Paris」 宝塚大学、東京メディア芸術学部で学んでいる学生たちの作品を 展示した。 開催日:9/5(土)~11/8 (日) PartⅡ 会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 45 LAVINIA'S LIVE 『PEACH TOM~ver,15th anniversary~』 開催日:11/20(金)~23(月・祝) 会場:シアターブラッツ 主な出演者:橋本千佳子、彦坂有美、芳賀一之(以上ラヴィニア)、 宮内彩地、辻奈緒子、高柳さち子、齋木亨子、 ほか 歌舞伎町アートプロジェクト 期間中開催日数:35日(会期日数:58日)、延べ来場者数:29,124人 (会期中来場者数:41,462人)、 プログラム数:1プログラム 開催日:8/26 (水) ~ 印象主義や新印象主義といった前世紀のスタイルを受け継ぎなが 期間中開催日数:61日、 延べ来場者数:不明、 プログラム数:1プログラム ら、 親しみやすく甘美な作品を描いたカリエール、 アマン=ジャン、 ル・ 電力会社のトランスボックス等がアートで飾られ、 街が明るく楽しく演 紹介する展覧会を開催した。 開催日:10/27(火)~11/26(木) 期間中開催日数:30日 (学)河合塾美術研究所新宿校出身で将来アーティストとして活躍 する可能性のある学生たちの美術作品を展示。新宿を往来する多 シダネルら、20世紀初頭のパリで活躍した芸術家たちの作品をご くの通行人の方々の目を楽しませた。作品をみた外国人から作品 を購入したいという問い合わせまであった。 出された。 デザインは、 外国から訪れる観光客の方々にも分かりやす 期間中開催日数:4日、延べ来場者数:453人、 プログラム数:7公演 く、 気軽に気鋭のアーティスト達の作品に触れることができた。 結成15周年を迎えたラヴィニアが「桃太郎」など誰もが知る物語を 歌とダンス、 そして芝居で表現。 46 美術・ファッション・写真 ミヅマアートギャラリー 48 コニカミノルタプラザ 50 「オープン・スペース 2015」展 天野喜孝展「AURUM」 開催日:2015/5/23(土)~2016/3/6(日) 開催日:9/2 (水) ~10/3 (土) 会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 期間中開催日数:52日、延べ来場者数:非公開、 プログラム数:1プログラム 開催日:9/25(金)~ 11/25(水) プログラム数:2プログラム 会場:文化学園服飾博物館 本展では、 当館所有の中から着用者、所有者、使用の機会などの 開催日:9/19(土)~10/18(日) 由来の分かっているものを選び、江戸時代後期の武士から、幕末、 期間中開催日数:18日、延べ来場者数:非公開 明治~昭和時代にかけての皇族、 政治家、 実業家、 文化人など、 衣 科学雑誌「Newton」の監修により、打ち上げから25周年を迎えた 服をとおして着用者の人となりや服が着られた時代の社会的背景 2013年の個展「TOKYO SYNC」に続き、 ミヅマアートギャラリーで 現在までの偉大な功績をパネル展示で分かりやすく解説する他、 私 を紐解く。 で「金」 を意味し、 光り輝くもの、 暁光が由来。 のメディア環境における多様な表現をとりあげ、幅広い観客層に向 期間中開催日数:52日、延べ来場者数:非公開、 プログラム数:1プログラム 特別企画展 ハッブル宇宙望遠鏡25周年 時空を超える銀河の旅 期間中開催日数:3日、 延べ来場者数:35人 の二度目の個展。展覧会名の「AURUM(オーラム)」 とは、 ラテン語 「オープン・スペース 2015」展は、 メディア・アート作品をはじめ、 現代 たちに多くの新たな発見と驚きをもたらした宇宙の姿を厳選し、 大判 プリントで紹介した。 けて紹介する展覧会。会期中、 出品作家のトーク・イベント等も実施 し、 たくさんの方にご来場頂いた。 39 エピソード -服が語るひと・こと・とき 会場:コニカミノルタプラザ 会場:ミヅマアートギャラリー プログラム数:3プログラム 43 延べ来場者数:不明、 プログラム数:2プログラム ミヅマアートギャラリーを代表する作家の一人、 天明屋尚とインドネシ 期間中開催日数:26日、延べ来場者数:36,112人、 プログラム数:4 プログラム を代表作と 新作を含めて紹介した。 会場:ギャラリーオーガード “みるっく” 期間中開催日数:6日、延べ来場者数:109人 を誇る作家同士の組み合わせであり、 天明屋は、 初期を代表するシ 巡回展。ものづくりの歴史やデザイナーとのつながり、 コンセプトなど みるっく作品展 開催日:11/25(水)~12/26(土) 開催日:11/5 (木) ~11/24 (火) フィンランドを代表する家具ブランド 「アルテック」創立80周年記念の 偉人野口英世の後半生をマキノノゾミが書き下ろして上演した。途 49 40 51 52 公益財団法人 佐藤国際文化育英財団 佐藤美術館 柿傳ギャラリー 岡田 泰 展 56 東京おもちゃまつり2015 開催日:11/22(日)~11/29(日) 会場:佐藤美術館 会場:柿傳ギャラリー プログラム数:5プログラム プログラム数:6プログラム 第24回奨学生美術展 陶 德澤 光則 茶碗展 開催日:9/24(木)~11/8(日) 開催日:10/17(土) ・10/18(日) 10:00~16:00 期間中開催日数:8日、延べ来場者数:300人 会場:東京おもちゃ美術館・四谷ひろば 山口県の指定無形文化財・萩焼保持者である岡田 裕氏のご子息 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:10,000人、 プログラム数:おもちゃの縁日:約70ブース、 お祭りひろば:7ブース、 パフォーマー:10組、森のめぐみのこども博:約10団体 による弊廊初個展。今年の日本陶芸展でも入賞した青い釉薬をか けた作品などを展観。 開催日:10/1 (木) ~10/7 (水) 期間中開催日数:26日、延べ来場者数:2,121人 期間中開催日数:7日、 延べ来場者数:240人 当財団では全国の指定美術系大学の学生に奨学金を支給し、 そ 福岡県須恵町にて須恵窯をひらいた人気陶芸家の德澤守俊氏の の活動を支援している。 その研究成果発表展として第24期奨学生 ご子息。 弊廊初個展となる今回は、 徹底して挑む茶碗展として開催。 17名と過去の奨学生より招待作家として2名、 さらに前回の優秀買 旧小学校校舎で、 おもちゃ作りのワークショップやおもちゃ販売の縁 53 日屋台、木育活動を推進している自治体・企業ブース、 そして、遊び 通常展示 中村屋サロン のパフォーマーのステージなど親子で楽しめるおもちゃと遊びの大 祭典を開催。 開催日:10/3(土)~1/11(月・祝) 会場:中村屋サロン美術館 上作品を併せて展示した。 高橋 芳宣 向付展 開催日:10/13 (火) ~10/19 (月) 第24回奨学生美術展 ポートフォリオを持って美術館へ行こう2 期間中開催日数:7日、 延べ来場者数:330人 故 大河内風船子氏の作陶助手を務め、九谷焼の故郷加賀の地 開催日:10/4(日)14:00~16:00 から群馬県甘楽の郷に窯を移し二十三年を数える。染付・赤絵・五 主な出演者:講師:太田美喜子(中村屋サロン美術館学芸員)、 立島惠 (当館学芸部長) 彩・白瓷など、 上品な色絵付が美しい。普段使いの器としてお薦め。 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:65人 器と花の出合い展 挿花協力:淡斎茶花研究会 講師2名それぞれに自分のポートフォリオ (作品集) を見てもらい、 作 品制作等についてアドバイスをしてもらった。 また制作活動に関わる 開催日:10/23 (金) ~10/27 (火) さまざまなお悩みにもお答えした。 第24回奨学生美術展アーティストトーク 会場:河合塾美術研究所新宿校 1階ギャラリースペース 54 期間中開催日数:30日、延べ来場者数:450人、 プログラム数:1プログラム エコギャラリー新宿 会場:新宿区立区民ギャラリー 国内外で活躍しているアーティスト今井俊介さんの作品を展示。 来場 期間中開催日数:13日、延べ来場者数:407人、 プログラム数:2プログラム されたお客様から作品購入の申し出があるなど一定の反応があった。 58 新宿ファッションフィールド2015 開催日:10/6(火)~11(日) 開催日:11/21(土) 展。 陶磁器、 金工、 竹の総勢16名程の作家による近作の花入を展観。 会場:新宿区立区民ギャラリー 会場:新宿文化センター 大ホール 期間中開催日数:6日、延べ来場者数:266人 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:341人、 プログラム数:3プログラム 開催日:11/1 (日) ~11/8 (日) 期間中開催日数:8日、 延べ来場者数:210人 伊賀土楽窯、福森雅武氏に師事し、父、細川護熙氏の神奈川・不 東庵を経て、 阿蘇山の麓にある窯で火を焼べる。弊廊で三回目とな 開催日:11/17(火)~12/20(日) 開催日:10/19(月)~11/15(日) 淡斎茶花研究会様のご協力を頂く、器と花々が織り成す美の世界 細川 護光 展 狩野宏明展 記憶の劇場 中村屋サロンの芸術家の作品の紹介。 “equal”Kart Invitation Program Vol.6 今井俊介 25周年記念「みんなの区民ギャラリー展」 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:103人 第24回奨学生美術展出品者が自作の絵画について語った。 57 期間中開催日数:5日、 延べ来場者数:190人 開催日:10/18(日)14:00~15:00 主な出演者:第24回奨学生美術展出品者 期間中開催日数:51日、延べ来場者数:2,818人、 プログラム数:1プログラム る今回の個展では、 近作の茶陶を発表。 期間中開催日数:12日、延べ来場者数:773人 区民から募集し、 いろいろな分野の展示をした。10月5日にはオープ 毎年恒例のファッションショー。今年のテーマは「OVER THE ニングレセプションを開催。吉住区長、酒井教育長、 中山弘子前区 RAINBOW」。来場者に素敵なプレゼントが当たる抽選会やアパレ 長のご臨席を賜った。 ル審査員による貴重なトークセッションも開催した。 平成27年度新宿区環境絵画・日記展 地域文化と生活 開催日:11/7(土)~13(金) 会場:新宿区立区民ギャラリー 浅見 五祥 作陶展 当財団16期奨学生であり、 現在は奈良教育大学准教授をつとめる 油画の画家、 狩野宏明の個展を開催。 開催日:11/13 (金) ~11/19 (木) 期間中開催日数:7日、 延べ来場者数:195人 狩野宏明展 記憶の劇場 アーティストトーク 五代・浅見五郎助の次男として生まれ、 「茶陶、 現代作家101人」に 開催日:11/21(土)14:00~15:00 も選ばれた、京焼「祥雲窯」の同氏による弊廊12回目の個展。会期 主な出演者:画家:狩野宏明 中にはお呈茶も予定。 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:99人 期間中開催日数:7日、延べ来場者数:141人 59 新宿区内の児童生徒から募集し、 環境絵画412点、 日記866点応募 があり、 絵画は応募者全員を展示日記は受賞者の作品を展示した。 開催日:毎日(土・日曜日、祝日、毎月最終日を除く) 会場:国際交流基金本部 55 期間中開催日数:36日、延べ来場者数:2,528人、 プログラム数:1プログラム LABYRINTH OF UNDERCOVER 常設のパブリックライブラリー。 開催日:10/10(土)~12/23(水) 会場:東京オペラシティ アートギャラリー 来場者を前に狩野宏明が自作について語った。 期間中開催日数:52日、延べ来場者数:15,000人、 プログラム数:1プログラム ファッションブランドUNDERCOVERの25周年回顧展。 41 JFICライブラリー 42 60 62 新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館 公益財団法人 新宿未来創造財団 新宿区立新宿歴史博物館 歴史・文化探訪『市ケ谷・牛込絵図』を片手に林氏墓地へ 67 新宿トラッド・ジャズ・フェスティバル 開催日:11/1(日) 開催日:10/1(木)~11/29(日)※毎週月曜休館 会場:新宿区立新宿歴史博物館 会場:国史跡「林氏墓地」など 開催日:11/14(土) ・15(日) 会場:新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館 プログラム数:2プログラム 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:71人 会場:新宿三丁目、要通り、末広通り、 ほか 江戸時代の町並みを視覚的に理解出来る 「江戸切絵図」を片手 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:3,000人、 プログラム数:約300プログラム 期間中開催日数:52日、延べ来場者数:1,354人、 プログラム数:1プログラム 所蔵資料展「お江戸のなんでもランキング 番付の楽しさ」 佐伯祐三アトリエ記念館の通常開館。 61 に、 市谷を抜けて、 公開中の林氏墓地を目指す。 行程約5km。 プロ・アマのジャズバンドが100バンド以上、700人を超えるプレイ 開催日:9/19 (土) ~11/23 (月・祝) 期間中開催日数:62日、 延べ来場者数:4,629人 駐日韓国大使館 韓国文化院 64 ヤーが集まり、新宿三丁目要通り、末広通りを中心にパフォーマンス 新宿区立中村彝アトリエ記念館 を行った。 新宿区立新宿歴史博物館の所蔵資料展。江戸時代の番付や錦 絵を展示した。 会場:韓国文化院 開催日:10/1(木)~11/29(日)※毎週月曜休館 68 会場:新宿区立中村彝アトリエ記念館 プログラム数:3プログラム 歴史講座「江戸のくらし」 期間中開催日数:52日、延べ来場者数:1,166人、 プログラム数:1プログラム 韓国伝統スポーツ「テコンドー体験教室」 開催日:11/7 (土) ・11/14 (土) ・11/21 (土) (全3回の連続講座) 開催日:毎週土曜日 主な出演者:浦井正明(寛永寺長臈)、高男善希(武蔵野ふるさと歴史 館学芸員) 、 種村威史 (国文学研究資料館機関研究員) 中村彝アトリエ記念館の通常開館。 期間中開催日数:15日、延べ来場者数:220人 期間中開催日数:3日、 延べ来場者数:212人 韓国の伝統武芸テコンドーを無料で学んでみる教室を毎週土曜日 65 テーマ展示 「くずし字で読むビジネスアーカイブズの世界」 開催日:11/30 (月) ~4/1 (金) (休館日:土~月、 祝日及び年末年始) 会場:帝国データバンク史料館 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:非公開、 プログラム数:1プログラム 新宿区立林芙美子記念館 企業に残るくずし字で書かれた経営史料等の研究と紹介。 江戸時代の人々の暮らしぶりを紹介する3回連続講座。 に開催。 開催日:10/1(木)~11/29(日)※毎週月曜休館 63 韓国の文化を体験してみよう! 韓国伝統家屋自由体験「 茶香 (タヒャン) 」 国史跡「林氏墓地」の公開 プログラム数:3プログラム 開催日:毎週月曜日~金曜日 期間中開催日数:38日、延べ来場者数:80人 韓国文化院で、 韓国伝統家屋の体験をしていただいた。 主な出演者:坂学会会長原征男、 坂学会会員松本崇男 開催日:10/31 (土) ・11/1 (日) ・11/3 (火・祝) 開催日:11/15(日) ・11/16(月) 第一部で、 原征男が「林芙美子と落合の坂」、 松本崇男が「フィール 会場:新宿区立林芙美子記念館 ドワーク 新宿区中井周辺の坂」 を講演。 第二部では、林芙美子 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:136人 記念館を見学後、かつての落合文士村を偲びながら中井周辺の 通常は非公開の林芙美子記念館の建物内部を「東京都文化財 坂歩きを楽しんだ。 宿歴史博物館ガイドボランティアの解説付き。 韓国文化院で韓国の文化を体感していただいた。 会場:落合第二地域センター 新宿区立林芙美子記念館の常設展示。 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:61人、 プログラム数:1プログラム 年に1回 (3日間)実施している、 国指定史跡「林氏墓地」の公開。新 期間中開催日数:38日、延べ来場者数:150人 開催日:11/29(日) 建物内部特別公開 芙美子の「愛らしい家」 期間中開催日数:3日、 延べ来場者数:287人 開催日:毎週月曜日~金曜日 期間中開催日数:52日、延べ来場者数:2,717人、 プログラム数:2プログラム 坂まつり 国史跡「林氏墓地」の公開 会場:国史跡「林氏墓地」 韓国の文化を体験してみよう! 韓国文化院 見学 プログラム 69 会場:新宿区立林芙美子記念館 関連講座 現代人から見た「論語」 ~儒学的なるものの今日的意義~ 開催日:10/24 (土) ・31 (土) 会場:新宿区立新宿歴史博物館 主な出演者:田口暢穂 (公益財団法人斯文会理事・鶴見大学名誉教授) ウィーク」に合わせて特別に公開。 66 伝統の芸能と文化 江戸火消と現代消防 70 開催日:10/24(土)~11/29(日) 新宿末廣亭 会場:消防博物館6階企画展示室 期間中開催日数:2日、 延べ来場者数:112人 期間中開催日数:32日、延べ来場者数:21,170人、 プログラム数:1プログラム 全2回の連続講座。 「論語」 と、 その意義・役割、 昌平坂学問所や林 江戸火消と現代消防を4つのテーマごとに展示した。 あわせて、乗 家のことなどをわかりやすく解説。 車撮影会も実施した。 開催日:期間中毎日 昼の部12:00~16:30/夜の部17:00~21:00 会場:新宿末廣亭 期間中開催日数:61日、 延べ来場者数:非公開、 プログラム数:122回 十日ごとに出演者を替えて興業しており、 落語芸術協会と落語協会 の2つの協会が交互に出演した。 43 44 71 はじめての矢来能楽堂 ~舞台見学と能楽体験ワークショップ~ 新宿御苑・森の薪能 写真展 76 78 新宿区 2015秋の文化体験プログラム 第八回新宿文化寄席 桂文枝 三遊亭好楽 三遊亭円楽 夢の三人会 開催日:11/1 (日) 18:00~ 期間中開催日数:6日、延べ参加者数:162人、 開催日:10/26(月)18:30~ 会場:新宿御苑 レストランゆりのき展示コーナー 主な出演者:駒瀬直也、 奥川恒治、 遠藤喜久、 鈴木啓吾 プログラム数:5プログラム 会場:新宿文化センター 大ホール 期間中開催日数:12日、延べ来場者数:1,966人、 プログラム数:1プログラム 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:67人、 プログラム数:1プログラム 気軽に本格的な文化芸術体験ができる「秋の文化体験プログラ 主な出演者:桂文枝、三遊亭好楽、 三遊亭円楽 自然豊かな新宿御苑において、 「能と自然」 をテーマにした、 写真展 昭和27年に建てられ国の登録有形文化財にもなっている、趣のあ を開催した。 これまでに開催された森の薪能の様子が展示され、 演 る能楽堂で、 舞台見学と能楽体験ワークショップを行った。 染色 ~“ぬくぬく” (抜染 (ばっせん) ) 体験~ 観世九皐会11月定例会 開催日:11/17(火) ①10:00~11:30 ②13:00~14:30 ③15:30~17:00 開催日:11/8 (日) 13:00~ 会場:染の里 二葉苑 主な出演者:観世喜之、観世喜正、遠藤喜久、殿田謙吉、則久英志、 山本則俊 他 主な出演者:講師:小林 元文 開催日:10/8(木)~17(土) 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:283人、 プログラム数:1公演 あでやかな日本の音色、 お箏 会場:各工房 観世九皐会主催の定例公演。観世流の能2番、 狂言1番、 仕舞3番 開催日:9/29(火)~10/12(月・祝) 目の紹介や、色彩豊かな衣装での上演の様子を紹介した。新宿御 苑を訪れた方に楽しんでいただいた。 72 お江戸新宿・紺屋めぐり 期間中開催日数:10日、延べ来場者数:約800人、 プログラム数:1プログラム をご覧いただいた。11月定例会では、 能「井筒」 「春日龍神」、 狂言 「伯母ケ酒」ほかを上演した。 イベント参加工房の見学・体験等の開催。 第47回のうのう能「龍田」 73 矢来能楽堂 開催日:11/20 (金) 19:00~ 主な出演者:観世喜之、 観世喜正、 桑田貴志 他 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:226人、 プログラム数:1公演 観世九皐会10月定例会 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:1,448人、 プログラム数:1公演 ム」 を実施した。 第八回を迎える新宿文化寄席。今年は上方落語の桂文枝と笑点 でお馴染みの、 三遊亭好楽、 三遊亭円楽による豪華東西夢の三人 会を開催した。 79 開催日:11/14(土)~15(日) 期間中開催日数:2日、延べ来場者数:約26,500人、 プログラム数:7プログラム 開催日:11/18(水)①16:00~17:30 ②19:00~20:30 幅広い世代の方に日本の様々な伝統芸能を、 分かりやすく楽しく紹 会場:芸能花伝舎 介し、 まちの魅力とともに楽しんでいただいた。 主な出演者:講師:岡村 慎太郎/岡村 愛/山形 光 店めぐり・古典芸能ライブ 大人の紙切り 開催日:11/14(土)15:00~21:30 開催日:11/19(木)①16:00~17:00 ②19:00~20:00 会場:神楽坂内の飲食店 会場:芸能花伝舎 主な出演者:講師:林家花 主な出演者:鳥羽屋里夕社中(長唄)、岡村慎太郎(地唄)、春日とよ徳 花社中(小唄)、 シリル・コピーニ(フランス人落語パフォーマンス) 時代劇の殺陣 (たて) に挑戦 神楽坂ゆかりの古典芸能演者が、 レストランやパブなど洒落たお店 「のうのう」 とは人に呼び掛ける際に使われる能の言葉。そして 会場:矢来能楽堂 Know Noh 能を知る。演者による解説や詳しいテキストを無料で 開催日:10/11(日)13:00~ 配布しはじめての方でも安心してご覧になれる公演。今回は能「龍 主な出演者:観世喜之、 小島英明、 福王和幸、 村瀬慧、 善竹富太郎 他 田」 を上演した。 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:281人、 プログラム数:1公演 でミニライブを行った。 開催日:11/20(金)①16:00~17:30 ②19:00~20:30 会場:芸能花伝舎 神楽坂 路上界隈 ~新内流し・城端庵唄 主な出演者:講師:多加野詩子 観世九皐会の主催定例公演。観世流の能2番と狂言1番のほか、 74 仕舞などをお楽しみ頂く公演。 10月定例会では、能「俊寛」 「野 守」、 狂言「昆布売」、 仕舞3番を上演した。 高田馬場流鏑馬の公開 開催日:10/12 (月・祝) 14:00~15:30 会場:都立戸山公園 箱根山地区 神楽坂を楽しむ 神楽坂で楽しむ 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:約3,500人、 プログラム数:1プログラム 開催日:11/1(日)14:00~ 主な出演者:能楽:観世九皐会、 日本舞踊:弧の会 高田馬場流鏑馬保存会が主催。新宿区指定無形民俗文化財で、 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:252人、 プログラム数:1公演 毎年体育の日に開催される神事。 神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2015 開催日:11/14(土)17:00頃~、 11/15 (日) 11:30頃~ 染色 ~手描友禅~ 会場:神楽坂界隈、毘沙門天善國寺境内、 横丁・路地など 開催日:11/25(水) ・11/29(日)13:00~17:00 主な出演者:鶴賀伊勢一郎、鶴賀伊勢吉、鶴賀伊勢幸(新内節)、 宝槌会(ほうてつかい) (城端曳山祭 〈庵唄〉 ) 会場:東京手描友禅工房 協美 街中を歩きながら演奏する「新内流し」、 300年の伝統を誇る城端曳 主な出演者:講師:大澤敏 77 山祭(富山県南砺市) で伝承され、江戸端唄の流れをくむ城端独 特の「庵唄」が、 神楽坂の夜を彩った。 ことのはかぜ「江口」編 神楽坂楽座~講釈場 古典の日に、神楽坂散策のひとコマとして神楽坂にある矢来能楽 堂にて伝統芸能を楽しんでいただく公演。 能楽からは神楽に因んだ 75 「絵馬」の後半部分を、 日本舞踊からは神楽坂に因んだ「毘沙門」 を上演した。 スペース・ゼロB1寄席vol.26 開催日:10/19 (月) 19:00~ 会場:全労済ホール/スペース・ゼロ 展示室 主な出演者:三遊亭鳳志、 三遊亭好吉 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:30人、 プログラム数:1公演 開催日:10/25(日)14:00~16:30 会場:一乃会 神楽坂 遊楽スタジオ 開催日:11/15(日)11:10~16:30頃 (2部制) 主な出演者:観世流シテ方能楽師 鈴木啓吾 会場:毘沙門天善國寺境内 特設ステージ 期間中開催日数:1日、 延べ来場者数:13人、 プログラム数:1プログラム 主な出演者:神田山緑、神田きらり (講談) 、 後藤幸浩、 水島結子(薩摩琵琶)、竹本京之助、 鶴澤賀寿 (義太夫節) 、 a鶴賀伊勢吉、鶴賀伊勢幸(新内節) 灯りを落とした会場で、 謡曲『江口』 の解説と朗読、 素謡を耳で楽し んでいただいた。 毘沙門天善國寺境内に設けるステージを講釈場に見立て、 若手講 釈師が神楽坂の歴史にちなんだ講談を口演したほか、琵琶語り、 月に一回のB1展示室での寄席。 浄瑠璃 (義太夫節、 新内節) などの様々な語り芸を紹介した。 45 46 神楽坂芸能めぐり 街角ライブ 開催日:11/15(日)12:30~16:30 5. 新宿フィールドミュージアム協議会参加団体アンケート 会場:神楽坂界隈 主な出演者:セ三味ストリート (津軽三味線パフォーマンス)、 小山豊 (津軽三味線)、太神楽丸一仙翁社中 他 5-1. 新宿フィールドミュージアム協議会参加団体アンケート実施概要 新宿フィールドミュージアム 2015 事業について、成果と課題を整理し次年度の参考とするため、協議会参 神楽坂路上界隈に出現した3か所のライブスポットで、様々な伝統 加団体 72 団体を対象にアンケートを実施した。 芸能のパフォーマンスを楽しんでいただいた。 ※アンケート回答数は 65 件。複数の参加団体を取りまとめて 1 件の回答とするケースや、ひとつの団体内で 複数セクションから回答があるケースなどがある。 覗いてみようお座敷遊び ※「新宿フィールドミュージアム」は「SFM」と表記した。 開催日:11/15(日)第1部:13:00~14:00 第2部:14:30~15:30 会場:東京神楽坂組合・見番 5-2. SFM 協議会参加団体アンケート結果 主な出演者:神楽坂芸者衆〔立方:万り、千佳、英子/ 地方:眞由美(唄)、あやめ・櫻子(三味線)、由みゑ (鳴物)〕 SFM 協議会参加団体 お客様には、 神楽坂芸者衆による唄や三味線、 そして踊りを鑑賞し 【問 1】SFM 協議会への参加回数(n=72) た後 “お座敷ゲーム” を体験をしていただいた。 29 団体数 11 10 2 3 15 7 神楽坂タイムスリップ(スタンプラリー/歴史ガイド) 回数 開催日:11/15(日)11:00~16:00 1 4 5 (回目) 会場:神楽坂エリア内7か所 ガイドブックに掲載されたイベントについて 主な出演者:日本大道芸・大道芸の会 歴史ガイドや大道芸を楽しみながら、 江戸時代や明治・大正時代の 【問 2】ガイドブックに掲載されたイベントの延べ開催日数、および延べ参加者(来場者)数 名所旧跡7か所をめぐるスタンプラリーを行った。 (1)延べ開催日数:1,619 日(2014 年度 1,003 日) (n=65) (2)延べ参加者(来場者)数:656,976 人(2014 年度 375,215 人)(n=65) 赤城神社夕暮れライブ 参加者数非公開:13 イベント、参加者数不明:5 イベント 開催日:11/15(日)15:30~17:30頃 ※昨年度荒天により中止となった大規模イベント「新宿芸術天国」(2015 年度参加者数 30 万人)が今 会場:赤城神社 神楽殿 年度は実施されたことにより、延べ参加者数増加が増加した。一方で、昨年度と比較し、全体的にそ 主な出演者:雅楽三昧 中村さんち(雅楽)、木場大輔(胡弓)× 喜羽美帆 (箏)、芳村伊十冶郎連中(長唄三味線、邦楽囃子) れぞれのイベントの参加者数が減少している。 夕景の美しいスポットとしても知られる赤城神社の神楽殿にて、 雅楽 や長唄等、 古典的色彩の濃い音楽のライブを展開した。 80 SFM の広報媒体(ガイドブック・チラシ・ウェブサイト・Facebook 等) について 秋の投扇興入門 開催日:11/15(日)13:30~16:00 会場:新宿区立新宿歴史博物館 広報媒体全体 【問 3-1】広報媒体による反応(n=65 複数回答) 講師:神楽坂投扇興の会 a.広報媒体を見たことによる来場者や問い合わせがあった(13) 期間中開催日数:1日、延べ来場者数:27人、 プログラム数:1プログラム d.その 他 11% b.SFM を知っている来場者がいた(20) 扇を投げて的に当て、 その落ち方で点数を競うお座敷遊び「投扇 c.特に反応はなかった(30) 興」の入門講座。 d.その他(8) 47 c.反応 なし 42% 48 a.来場 者や問 い合わ せあり 19% b.SFM を知っ ていた 28% 【問 3-2】広報媒体によるその他の反応 ・ガイドブックを持った来場者が 41 人もあり、参加した甲斐があった。 【問 5-2】各イベントの情報(n=65) 【問 5-1】全体の内容(n=65) ・会場内に設置されているガイドブックやチラシについて来場者から質問等があった。 ・ガイドブック(チラシ)を持って行く人が多く、すぐになくなった。 ・新宿大ガード近くの大画面で広告を見た方がいらっしゃった。 ・来場者から、早くから告知してほしい、ガイドブック等の設置場所が分かりにくい、との指摘があった。 ・SFM 広報媒体を見て来たかどうかの調査をしていないので、把握できない。 ウェブサイト a.非常に満足(2) a.非常に満足(2) b.満足(32) b.満足(30) c.普通(22) c.普通(25) d.やや不満(9) d.やや不満(8) e.非常に不満(0) e.非常に不満(0) ガイドブック 【問 4-1】全体の内容(n=64) 【問 4-2】各イベントの情報(n=63) a.非常に満足(6) a.非常に満足(5) b.満足(36) b.満足(36) c.普通(21) c.普通(19) d.やや不満(1) d.やや不満(3) e.非常に不満(0) e.非常に不満(0) d.やや 不満 2% c.普通 33% e.非常 に不満 0% d.やや 不満 5% a.非常 に満足 9% e.非常 d.やや に不満 不満 0% 14% c.普通 34% e.非常 に不満 0% a.非常 に満足 3% d.やや 不満 12% b.満足 49% e.非常 に不満 0% c.普通 39% a.非常 に満足 3% b.満足 46% a.非常 に満足 8% c.普通 30% b.満足 56% b.満足 57% 【問 5-3】ウェブサイトについての自由意見 <感想など> ・ミュージアムと名の付いた事業名だけあって、アート性を感じる TOP 画面が特徴的で、素晴らしいと感じ た。構成も簡潔で見やすい内容となっており、閲覧者への訴求効果があると感じた。 【問 4-3】ガイドブックについての自由意見 ・手が加えられていて、分かりやすい。 <感想など> ・以前に比べてかなり良くなった。 <課題> ・ガイドブックとしての機能は十分。 ・ガイドブックの改良と連携させて改良していくと良い。 ・前年度の開催風景など、もっとビジュアル優先で視覚に訴えるものにするのがよい。動画も上手に取り入れ <課題> たい。 ・多言語化されると、より多くの方に見ていただける。 ・ガイドブックの配布数が少ないので、認知度が低いのが問題。 ・クラシック公演において来場のきっかけの大きな理由となる「曲目」を、数曲でも入れられれば良い。 ・イベントの羅列という印象になっている。新宿の文化の多様性と深さについて全体的にアピールするページ や、各カテゴリーに小さなコラムを付けるなど、ストーリー性を持たせた編集がほしい。 ・公演カレンダーのようなものがあると、より見やすい。 ・年間通して公開するようになったので、常に各参加団体やイベント情報にリンクを貼って、アクセスできる ようにすると良い。 ・各団体のページやイベントページには、メールアドレスだけでなく、各団体が運営する web ページへのリ ンクも貼ってほしい。 ・情報が見づらい感じがした。 ・デザイン的には少し古いイメージを受けるので、河合塾の学生などにテンプレートのデザインなどをしてら ってはどうか。 (美術と Web デザインは異なると思いますが…) ・広域マップのページが見にくいと感じた。 ・表紙を含めての全体のデザイン性について改善が必要。 ・ウェブサイトを開設しても存在が認知されていないので、それを見て集客がなされていないように感じる。 ・パッと見の印象が、やや地味。 49 50 <各イベント情報の登録作業に関して> スタンプラリーについて ・ 「Joomla!」を使用したのは良い。ログインによってカスタマイズが個別に可能となった。当初、検索機能で 望んだ結果が反映されない事があった。今後は入場予約受付機能、あるいはチケット発行など考えられます がイベントの形態や有料の場合などは難しいかもしれない。総じて昨年に比べて進歩があったと思いますの で、継続していただければと思う。 ・期間を何日から何日までというように入力できず、全ての日にちを登録しなければならず、とても大変だっ た。 (注 日にちからイベントを検索するためには、 「何日から何日まで」という入力ではなく、全ての開催 日を入力する必要があった。) スタンプラリー参加団体 【問 7-1】スタンプラリーによる来場者数の増加の有無(n=25) a.あり(8) b.なし(5) c.わからない(12) ・フォームが固定されているため、イメージの指示がしにくい。 ・参加団体向けのページでは、メッセージ表示が英語になっていたので使いづらかった。 a.ある 32% ・入力が煩瑣な他、手数の多さを考えると、リンクをはっていただくだけでも良いような気がする。 c.わから ない 48% ・記入用のサイトの不具合により、タイムロスが発生したため、 改善してほしい。 ・Word か Excel 原稿での登録も継続して欲しい。 b.ない 20% Facebook 【問 6-1】全体の内容(n=65) e.非 常に 不満 0% a.非常に満足(3) b.満足(21) c.普通(22) f.見たこ とがな い 26% b.満足 32% a.非常 に満足 5% c.普通 34% d.やや不満(2) d.やや 不満 3% e.非常に不満(0) f.見たことがない(17) 【問 7-2】意見・要望等 <感想など> ・初日からスタンプラリーのスタンプを押しに来る一般来場者がいらっしゃった。一定の効果はあったと思う。 ・スタンプラリーを目的とした来場者が数名あった。 <課題> ・来年も実施するのであれば、裏表紙等にスタンプを押すページを設置すると良いのでは。 【問 6-2】Facebook についての自由意見 ・スタンプがにじまない紙が望ましい。 <感想など> ・スマートフォンを活用したスタンプラリーなどもあれば、20~30 代の方も手軽に参加でき、増える可能性 ・FB の利用者にはとても有効だったと思う。告知ツールとしてとても重要。また、お客様の反応などが即時 があるのでは。また、各団体としても通常のオペレーションを変えることがないので受け入れやすい。 ・若年層、小学生クラスの来場者をターゲットとしてはどうか。 的に表示される事も嬉しい。 ・参加イベント以外の日にスタンプを求められたが、断らざるをえなかった。今後スタンプラリーを行なう際 ・イベントを随時掲載して頂きありがたかった。 ・小規模イベントでも情報をシェアしていただいて、ありがたかった。 ・SNS の活用方法は新鮮で面白いと思ったが、高齢者にはちょっとキツイかもしれない。 は、常設会場の扱いについて検討が必要。 ・スタンプ捺印箇所が地域で1個なので、地域内での回遊性に繋がらないのでは。 ・お客様に細かく説明をしなければ内容がわからないようだった。100 人越えのイベントでは、混乱を避ける ために全てスタンプを押して配布しなければならず非常に手間であった。 <課題> ・他の団体とシェアをすればもっと広がったと思う。 ・スタンプを押しに来た方は数人だったので、増員効果は殆ど無かったと思う。 ・速報性をもっと増すと良い。 ・スタンプラリーで来館者が増加したとは思われない。 ・各イベントなどの準備段階からの取材などを含め、事前告知が充実するとより良い。 ・圧倒的に「いいね!」の人数が少なく、もう一桁上の人数が欲しい。 ・参加団体にも SFM ページの管理者権限を与えてより自由に投稿できるようにしてはどうか。 51 52 スタンプラリー不参加団体 協議会の役割 【問 8-1】不参加の理由 【問 9-1】SFM 協議会への参加理由(n=65 複数回答) <各イベント当日のオペレーションによる理由> ・主宰団体と制作が別組織で、制作サイドが全日受付に入れないことが事前にわかっていたので。このような a.広報媒体として情報の広がりを持たせたい 企画が今後も続くのであれば体制を整え参加したい。 ・当団体の人員の問題ですので、前向きに考えていきたい。 49 b.来場者・参加者数を増加させたい 29 c.文化的催事に取り組む人・団体との連携・ネットワークづくり ・イベント当日は、来館者が入場時に列をなす場合も多く、それらをさばく通常の受付オペレーションに、ス d.催事をよりよくするための協力体制を構築したい タンプ対応が加わるとより煩雑になることが予想される。また、スタンプを自由に押せるスタイルにした場 e.新宿区の事業だから 合も、その管理などに不安は残る。 f.その他 ・当日の受付が煩雑になることを恐れての不参加。 32 16 27 1 ・混雑のため対応ができない。 【問 9-2】その他の参加理由 <参加手続きによる理由> ・スタンプラリーの参加の募集をかけていたことに気が付かなかった。来年は参加したい。 ・初めての試みで概要が少しわかりづらかった。 今回の反響を踏まえた上で、次回参加を検討したい。 ・参加しようと思ったがすでに申込期限が過ぎていた。 ・微力ながら、古典芸能分野のイベント本数が多くなる役に立てたらと思い参加した。 ・参加団体からの誘いによって。 ・新宿区にあるので、参加や協力できることはないかということで参加した。 ・自身がアーティストとして仕事をしているので、出演者の立場から交流を持ちたかった。アーティストの自 ・今回の要領を理解していなかった 主開催では限界があり、一人では手が回らず協力者が欲しい。 <その他> ・展示内容に興味がある人に来場してほしかったので、その他の要因での集客は今回は遠慮した。 【問 9-3】今後 SFM 協議会に期待すること(n=65 複数回答) ・当団体でもスタンプラリーを開催しているので、混同を避けるため不参加とした。 a.広報媒体として情報の広がり ・現在のアート展示方法(パブリックスペースでの展示)では、スタンプラリーに参加するのは難しい。 b.来場者・参加者数の増加に寄与すること ・イベントの開催時期との兼ね合いでスタプラリーにまで手が回っていなかった。 ・弊社の広報・宣伝活動計画の都合上、チラシへの情報掲載が間に合わず、今回は見送った。 c.文化的催事に取り組む人や団体との連携、ネットワークづくり d.催事をよりよくするための協力体制構築 ・単独店舗等でのイベントでは無いので、スタンプラリーに参加するのは難しい。 e.ウェブサイト・SNS の活用 ・劇場なのでスタンプラリーの対象になるのは難しいのでは。 f.分科会などの連携しやすい仕組 ・スタンプラリーには向かないイベントと思われたので不参加だった。 ・当団体のイベントの性格上、スタンプラリーに参加することに意味がないと判断した。 【問 9-4】その他、今後 SFM 協議会に期待すること ・参加している大半が民間団体なので、新宿区の協議会だからできる広報や広宣活動を行っていただきたい。 民間では手が届かないところに新宿区自ら突破いただけるなら、参加団体の協議会へのロイヤリティは間違 いなく上がる。 ・ 「SFM とは?」という部分の明確化が一番重要。単なる団体の集合体なのか、何かしらの目的・目標をもっ て協働して動く集合体なのか。 ・主催者だけでなく、出演者も一緒になって SFM らしさを打ち出していけたら有難い。新宿区のイベントに、 新宿区在住のアーティストが不在、という状況を見直していただけたらうれしい。 ・動画をウェブサイトや Facebook に取り入れてはどうか。 53 54 【問 9-5】協議会参加団体に協力を仰ぎたいことの有無(n=63) a.ある 27% a.ある(17) b.ない(10) c.わか らな 57% c.わからない(36) ・会議に参加する人が多くなれば連携もしやすくなる。 しかし、人数が多すぎても意見をまとめるのが大変 になる。 ・win-win の関係づくりが無いと長く続かないと思う。 b.ない 16% 【問 9-6】協議会参加団体間で連携を図るために必要なこと <コミュニケーションの場/定期的な会合> ・参加者同士の意見交換・コミュニケーションの場。 ・それぞれが忙しく活動しているので、頻繁に集まることは難しい。 ・実演家自身の立場で言うと、ファンを増やすための連携方法。 ・主催者と、新宿区アーティスト(出演者)との交流。 【問 9-7】SFM 協議会参加を通じた、他の団体と何らかの連携やつながりの有無(n=62) ・自由に交流する機会。 a.ある(7) ・アンオフィシャルな場での会合。 b.ない(12) ・参加団体は忙しいかとは思うが、顔を合わせる機会が多いほうが良い。 c.わからない(43) a.ある 11% b.ない 19% ・テーマごと、エリアごとの交流会。 ・毎年開催されている協議会が、その役割の一部を担っているのでは。 c.わか らない 70% ・年に 2 回でも、参加者同士が顔を合わせ、それを継続すれば、いざという時連携を図れると思う。 <分科会/共同の取組み> ・分科会の会合はとても良い機会となった。やはり直接顔を合わせて意見交換できる機会があると良い。 【問 9-8】連携例 ・今回おこなわれた分科会は良い試みだった。まずは顔が見えて、それぞれの「ある」と「ない」が見えてく ・チラシの設置と配布、ポスターの掲示による告知協力。 れば広がっていくかと。現状は「縦」なので、時間を掛けて「横」のかたちになれば…。 ・学校の授業の一環として、参加団体施設の展覧会の団体見学。 ・参加団体同士が顔を合わせ、分科会での交流を通して実現した施策等を知る機会の創出が必要と感じる。 ・音楽とアートのコラボレーション。 ・分科会の定期開催や、共通テーマを決めて、何かイベントを開催するなど。 ・コンサートへの出演。 ・分科会がリーダーシップをとって、実際に顔を合わせたり、お互いのイベントに参加し会ったりする機会を ・イベントの中で参加団体施設へ立ち寄り、館内ガイドなどの協力をして頂いた。専門家の説明により参加者 の満足度向上につながった。 作る。 ・共同の取り組みを通して、集まる機会が増えると良い。 ・参加団体のイベント下見時に、当団体のイベントに参加いただいた。 ・同じイベントを共有すること。 ・イベント講師として参加団体施設の学芸員を招いた。 ・展示協力。 <情報交換/情報共有> ・新たな団体と有意義な交流ができた。 ・定期的で緊密な、情報交換や情報共有。 ・これまでもつながりのあった団体との連携を、改めて考えるようになった。 ・情報交換がしやすいネットワークづくり。たとえばメーリングリストなどの活用。 ・具体的な企画ではないが、今後につながる交流ができた。 ・各団体のイベント内容はもちろん、その団体のこれまでの活動内容、団体概要を理解し合うことが必要。 ・実際に共催等には至らなかったものの、打合せなどを行った。 ・個々の団体が何をやっているのか、何ができるのか、をお互いに知る機会が必要。その前提があれば、何を どのように協力できるのか具体的に検討しやすい。 <その他> ・目的の共有化。 ・お互いの催し物の会場を訪れて知り合い、連携プレイが出来るような体制を作れるかが課題。 ・お互いの催事を見に行くというのが大事なこととは思うが、なかなかできていない。 ・見学会など。 55 56 【問 9-9】SFM 協議会への意見・要望 【問 9-10】2020 年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、SFM 協議会に期待することや、SFM で実施したいこと <全体> ・これからも各団体との交流機会を設けていただければ幸い。 <全体> ・連携施策のヒントとなる、連携実績の水平展開を積極的にお願いしたい。 ・実際に新宿区で活動する文化芸術団体が、自分たちの意思とアイディア、連携で、新宿区の文化芸術のアピ ・今年できたつながりを生かして、2016 年も発展させていけたらいいと思う。 ールと質の向上、発展に繋げることが重要。2020 年は一つのきっかけであって、そのあともきちんと根付 ・大前提である「SFM とは?」という部分が一般の方々に伝え、個々の情報の寄せ集めガイド/Web などの いていくものをこの機会に作り上げるようにしたい。新宿は世界を視野に入れても、東京および日本の魅力 枠を超えて欲しい。 的な文化芸術を最高の感度で集結させている街。それを上からや、外から言われて形にしていくのではなく ・どこもボランティア活動の領域内のため、金銭面・人材面などでの限界があり、できるだけ参加団体の裾野 を広げていただきたい。今年度できたことも次年度継続してできるとは限らないため。 ・今回のスタンプラリーは良い企画だと思う。新宿の街全体で芸術・文化を盛り上げられるような仕組みづく りの旗振り役を是非お願いできればと思う。 「自ら」ということが最大のポイントであり、2020 年を超えての継続の条件だと思う。 ・ 「新国立競技場」のお膝元の新宿区ということで、是非、オリピックのタイミングに競技場周辺で「SFM ス ペース」などを設け、様々なイベント・パフォーマンスが展開できるようにしたい。また、各国の選手に対 し、フィールドミュージアム団体が有している日本的な品を日本のおみやげ品として持ち帰ってもらい、 「新 ・SFM はまだまだ発展の要素が沢山あると考えますので、今後も継続していただき、我々としても参加して いきたい。 宿」という街を記憶してもらう。 ・若年層に対して夢と希望を与える事。新宿というフィールドの特徴は混沌だと思う。新しいもの、古いもの、 ・成果が出るのは時間がかかるかとは思いますが、継続して続けて頂きたい。 公的機関と民間、外国籍の訪問者の多さ(宿泊施設)、交通機関として東京の西玄関である事。世界各国か ・SFM に参加してイベントがより意義あるものになった。協議会のサポートに深く感謝している。 らの来客に対して独自の”おもてなし”が提案できると良い。 ・システムの変更を含め、事務局ご担当者様のご苦労を感じた。 ・はるばる世界から(そして国内からも)やって来る人々は、オリンピック・パラリンピックの観戦にとどま らず、観光したり、日本食を食べたり、古典芸能を見たり等々、 「いろんな日本」の選択肢のひとつに SFM <広報媒体> があっても…。 ・チラシガイドブックを増刷して頂けたものの、来年度は最初から多めに作成して頂きたい。今回は、少ない ・新宿区としてのカラーを強く押し出した事業を展開できればと思う。 という事だったので、増刷前は館内各所に控えめに出す様にしていた。また、締切日との関係もあると思う ・民間の活力となること。新宿に誇りを持てること。 が、基本的に開催日程より前にどれだけ配布するかもキーポイントなので、ギリギリの納品日ではなく、少 ・新宿区全体でも盛り上がり施策。 なくとも開催 2 週間~1 ヶ月前には納品できる体制が望ましい。協議会主催イベントでは置きではなく、来 場者には強制的に配布すべきだったと思うが、残部が足りなくて置きという <具体的な要望> 状況になったのであれば、残念。 ・名前の変更。もう少し分かりやすい名前になると、それぞれの来場者や、参加団体間の連携などもとりやす ・参加登録・ガイドブック入稿・アンケート、それぞれにかなりの労力がかかる。簡素化を検討していただき くなるのではないか。 ・新宿区で参加団体のチラシを配架できるスペースを確保いただきたい。海外からの訪日客は、基本は Web たい。 ・ウェブサイトが使いにくい。 等で情報を得ることになると思いますが、その場所に行けば、「新宿の文化施設のチラシがすべてある。す ・web サイト全体のアクセス数と、イベント毎のアクセス数をフィードバックしてほしい。 べてわかる」というスペースになれば良いと思う。 ・新宿区だけではなく、広範囲への広報、およびホテルなどを利用し積極的に海外のお客様へのアピールを行 <参加団体の状況> ってほしい。 ・協議会への要望というよりも、協議会の皆さまの努力に応えることがかなわず、自らの団体として積極的に 連携作業をする余裕がなかったことへの反省がある。それをどのように実施していくかは、自分自身の課題。 ・事務方が一人しかいないため、たびたび会合へお誘いいただきましても参加することができず申し訳なく思 っている。 <来日外国人対応> ・ウェブサイトなどの多言語化(せめて基本情報だけでも)。 ・外国人観光客の増加が見込めます。その取り込みのために必要な知識又は施設面での準備などについて基礎 ・交流を深めたいと思っていますが、欠席も多くご迷惑をおかけした。 ・当館でできる事は限られておりますので、引き続きよろしくお願いたします。 的なところからご教示いただきたい。 ・外国から新宿に来る方への有効な発信方法があれば、我々の団体における事業を発信する際に利用させて頂 きたいと思います。 57 58 参考 新宿フィールドミュージアム協議会参加団体実施イベントの写真 ※各写真の番号は、報告書内の「4.協議会参加団体によるイベント実施状況」のイベント番号に対応しています。 新宿フィールドミュージアム主催企画 <連携> ・東京都との連携等、フィールドが広がることを期待する。 ・地元の自治会や子供会、地域密着の NGO 団体との交流を活発化してみてはどうか。 1.オープニングイベント ライブペインティング with モーガン・フィシャー 1.新宿アート・トーク 1.クロージングイベント フルート四重奏 ・新宿区には、日本点字図書館やヘレンケラー協会等、視覚障害支援の団体が数多くありますので、そちらと の連携も深められれば。 <その他> ・都庁があり、世界一の乗降者数を誇る「新宿」ですから、2020 年は五輪会期にぶつけても面白いかも。 ・子どもを対象とした催事を共同でできたら、などと思う。 ・伝統邦楽の良さを、外国人を含めた多くの方たちに知ってもらえるような企画を、考えていきたい。 ・新宿区役所がお役所目線を改善して、区として SFM の周知徹底する方法を考えて行くことが最優先。そし て、参加団体にばかりゆだねるのではなく主導力を発揮してほしい。 フェスティバル・総合 7.神楽坂まち飛びフェスタ実行委員会 神楽坂まち飛びフェスタ 「坂にお絵描き」 2.新国立劇場 オペラ「トスカ」 9.一般社団法人 新宿観光振興協会 「新宿芸術天国 2015」 ・スポーツと同様に「からだ」をコミュニケーション・ツールとした「ダンス」の分野をどのように普遍性を もったものとして、また魅力あるものとして喧伝していくか、その方途を模索していくことが課題。 撮影:寺司正彦/写真提供:新国立劇場 音楽・演劇・人形劇・ダンス 34. 特定非営利活動法人 あそびと文化の NPO 新宿子ども劇場 「ゆかいな仲間の oh!ケストラ」 地域文化と生活 35.セッションハウス 「東京発ダンスブリッジ インターナショナル」 美術・ファッション・写真 51 公益財団法人佐藤国際文化育英財団 佐藤美術館 「狩野宏明展 記憶の劇場 アーティストトーク」 59 61. 駐日韓国大使館 韓国文化院 韓国伝統スポーツ「テコンドー体験教室」 伝統の芸能と文化 52.柿傳ギャラリー 「器と花の出合い展」 73.公益社団法人観世九皐会 矢来能楽堂 第 47 回のうのう能「龍田」
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