コチラ

Date:
Thu, 29 Dec 2011 14:44:00 +0300
Subject: 自転車世界一周のご報告、タンザニアより
---お世話になっています。自転車世界一周の周藤卓也です。なかなか報告を送る
ことができなくて申し訳ございません。アフリカ大陸を元気に自転 車を漕いで
います。
現在、タンザニアのイリンガにいます。もう少しでマラウイという場所です。
今年始めののスペイン、セビーリャからからモロッコよりアフリカ 入りし、
モーリタニア、セネガル、ガンビア、ギニアビサウ、ギニア、シエラレオネ、マ
リ、ブルキナファソ、ガーナ、トーゴ、ベナン、ナイジェ リア、カメルーン、
ガボン、コンゴと西アフリカから中央アフリカまでを走っていました。コンゴか
らDRコンゴ(旧ザイール)、アンゴラと南下 を続けたかったのですが、DR
コンゴが大統領選挙前ということビザの取得が難しく、諦めて飛行機を使いまし
た。計画の段階からこうなるだろう と思っていたのですが、勢いよく南アフリ
カに向けて南下を続けていただけに残念でもあります。ケニアに渡ってからはウ
ガンダ、ルワンダ、ブルンジと走りました。
モロッコからセネガルにかけてのサハラ砂漠は走りがいのある道でした。ここ
を南下すると常に追い風が吹いて、気持ちのよい走行になります。 らくだもた
くさん見ることができました。セネガルからはブラックアフリカ(黒人)の国に
なります。最初は緊張しましたが、肌の色が違うだけで 後は変わりはありませ
ん。いらいらすることはありすが、だからと言って危険なわけでもなく、思って
いたより安全なのがここまでのアフリカでし た。アフリカにはたくさんの子ど
もたちがいます。いつでも、その子どもたちの無邪気さに癒されていました。
特に楽しかったのが、
ケボからボケまで、ギニアビサウとギニアの未舗装の小さな国境ルートはびっく
りするほどアフリカでした- GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20110523_guinea_bissau/
巨大樹とオカダがある西アフリカのシエラレオネ、内戦からの復興中のこの国で
明るい未来への可能性をみました- GIGAZIN
http://gigazine.net/news/20110604_freetown_okada/
旅人としては勧めたい、純粋で優しい人々に囲まれたナイジェリア旅行記- GIGAZIN
http://gigazine.net/news/20110903_nigeria-people/
前回のメール通りにインターネットメディア GIGAZIE で仕事をさせていただいて
います。やりたいことをやらせていただき、感謝の気持ちで いっぱいです。こ
の仕事がきっかけで、いくつか別の仕事の話もいただき、実際にギニアの首都コ
ナクリから電話で収録を行いました。
熱中スタジアム
http://www.nhk.or.jp/n-stadium/20thm/thm_conte02.html
やってきたことに結果ついてきて、その結果に新しい結果がついてきて、いい形
で進んでいる気がします。100 カ国 100000kmの目標も、 73 カ国 82000km まで
やって来ました。これも一つ一つの積み重ねであって、これからも少しずつ進め
て行きます。ケニアからは改めて、南 アフリカ、ケープタウンの喜望峰を目指
しています。
・使用報告
アフリカでは自炊する機会はほとんどなく、コッヘル類の活躍はあまりありませ
ん。宿でコーヒーや紅茶を沸かすことはあるので、マグカップを一 番使ってい
ます。あとシャワーの後の吸水タオルも欠かせません。
このマグカップ、アウトドアに限らず湯飲みみたいに日常で使う一品という販売
の方法はできませんか?自分は日本一周が終ってからは実生活でも、アウトド
ア用のステンレスカップを使っていましたし。毎日使うカップには愛着が出てき
ます。
「贈答用とかにいかがでしょうか」とかありま せんか。
・便利グッズ
→携帯ハンガー
1 本の棒になって収納にも便利、軽量で頑丈な携帯用のハンガー、もしどこかに
あれば自分は飛びつきます。
→LED スタンド
アフリカの宿の照明は暗かったりします。ですが、電源コンセントはあります。
そこに電源コードをもった LED スタンドで明かりを確保できない かと思いまし
た。電池式の LED スタンドはあるのですが電池がすぐなくなります。
地震に津波、台風に水害と今年の日本の惨状は胸が痛むばかりです。でも、改め
て自分が日本人だと感じます。地震、台風、火山と古くから自然の 脅威ととも
生きてきました。でも、そこに、日本人としての心がある気がしてなりません。
適わないものがあるからこそ慎ましく、何しても神様に してしまうのもそうで
しょう。旅ばかりしている自分ですが、いつしか自分も日本人として日本の力に
なりたいと願っています。
次のメールは南アフリカからを考えています。今年もお世話になりました。来年
も引き続きよろしくお願いします。
--------------------------------------------------------周藤 卓也 / Shuto Takuya
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自転車世界一周取材中、100 カ国、100,000km 走りたい!!