Press Release コンチネンタルのシステムテクノロジー、コンチネンタルのシステムテクノロジー、ディーゼル排気ガスの NOx 排出量を削減 • パワートレイン部門へのパワートレイン部門へのエミテック統合へのエミテック統合により、エミテック統合により、コンチネンタルの専門知識はエンジン管理システムおにより、コンチネンタルの専門知識はエンジン管理システムおよび触媒コンバータから、選択触媒還元（SCR）までをカバーよび触媒コンバータから、選択触媒還元（）までをカバー • さまざまな種類のコンポーネントにより近位連結およびアンダーボディ設計のカスタマイズが容易に • 電気加熱式触媒コンバータもまた、ハイブリッド運転アーキテクチャにおける排気の効率的な後処理を保証：排気ガスのセンサーシステムが効率をモニター国際的な自動車部品サプライヤーであるコンチネンタルは、ディーゼルエンジンが将来の窒素酸化物（NOx）規制値を満たすために役立つソリューションを人とくるまのテクノロジー展にて紹介いたします。ディーゼルエンジンの排ガス後処理は、ますます重要性を増しています。特に、Euro 6 による NOx 規制値の厳格化、それ以上に厳しいカリフォルニア州の極超低排出車（SULEV）の規制値、およびまもなく開始されるテスト方式リアルドライブエミッション（RDE）が挙げられます。NOx の排出量という点で、将来の排出システムは真の進歩を求められています。それには、燃料噴射から排気ガスの後処理といった最終段階まで、連携して働く個々の部品だけでなくシステム全体の理解が必要です。コンチネンタルのフューエル&エグゾーストマネジメント事業部にエミテックを統合したことで、当社は、さまざまなタイプの車両に合わせて排気ガス後処理をカスタマイズするうえで極めて有益な一連のテクノロジーを獲得できました。 NOx フリーのディーゼルエンジンフリーのディーゼルエンジンを実現するための技術エンジンを実現するための技術 Euro 6 準拠のディーゼルエンジンの排気ガスは、多くの意味で走行中の車を取り巻く大気よりクリーンで、特に、炭化水素、一酸化炭素、粒子状物質についてはクリーンであると言えます。しかし、窒素酸化物についてはまだ改善の余地があります。エンジン近くに触媒コンバータを設置する近位連結触媒触媒コンバータが機能するには、担体の活性面が一定の温度に達して未処理の排気を変換する必要があります。触媒をすばやく加熱する方法の１つは、触媒コンバータをエンジンの近くに設置することです。しかし、これまでは、触媒コンバータに大きさがあり、エンジン近くに取り付けることが困難でした。コンチネンタルではコンパクトな触媒コンバータを開発しました。このコンポーネントは、排気ガスの入口と出口が同じ 1 -2- 側にある二枚貝のような形状です。このシステムには 2 つの長所があり、コンポーネントが非常に短いことと、外部の循環により触媒内部を長時間高温に保て、熱分布が均等なことです。アンダーボディ設計による高速加熱近位連結が望ましいオプションでなければ、コンチネンタルの電気加熱式触媒コンバータ（e-cat）をアンダーボディ設計に用いて、加熱ディスクにより触媒の担体を必要な温度まですばやく加熱することもできます。これは、内燃機関を頻繁にスイッチオフする運転戦略をハイブリッド車で使用でき、しかも内燃機関を再始動したときに冷却した触媒コンバータ内で排気ガスが生じないことを意味します。また、予測運転戦略に備えた事前加熱も可能です。ハイブリッド車では、内燃機関と電気モーターに関連してシステム全体を理解することが特に重要となります。コンチネンタルは、5 月 20 日（水）～22 日（金）にパシフィコ横浜にて開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展 2015」にて、電気加熱式触媒システムのデモンストレーションを行います。 SCR アセンブリの尿素気化品質触媒を用いて NOx を効率良く還元するには、希釈した尿素溶液（「AdBlue®」）を還元剤として排気ガスに噴射する過程が不可欠です。98%以上の変換率を達成するには、測定および気化プロセスが極めて精密でなくてはいけません。現在の標準的なシステムの場合、排気の流れる方向に噴射して尿素溶液を蒸発させ気相にするための最小距離は約 300 mm です。しかし近位連結の場合、この距離の確保は困難です。そこでコンチネンタルは、尿素溶液を排気の流れとは逆方向に噴射するシステムを開発しました。尿素溶液は、触媒コンバータの背面にある加水分解コーティングが施された構造体に噴射されます。このコンパクト設計は、SCR による排気後処理用の近位連結システムも可能にします。向流噴射システムは、コンチネンタルの還元剤噴射装置との効果により、非常にコンパクトな設計でも排気流から還元剤が不足することや、尿素の堆積およびアンモニアスリップを防ぎます。排気の後処理を正確に制御するため、コンチネンタルでは高温センサーに加えて、尿素レベルや濃度、NOx レベルを計測するセンサー類を供給しています。 -3- コンチネンタルは人とモノの輸送に関わるインテリジェントな技術を開発しています。信頼される業界パートナー、自動車産業サプライヤー、タイヤ製造、産業界パートナーとして、持続可能、安全、快適、カスタマイズ、アフォーダブルなソリューションを提供します。シャシー&セーフティー、インテリア、パワートレイン、タイヤとコンチテックの 5 部門の 2014 年の売上高は約 345 億ユーロで、世界 53 カ国に 20 万人の従業員を擁しています。パワートレイン部門は車両パワートレイン向けに革新的で効率的なシステムソリューションを開発、製造しています。幅広い製品群はガソリン・ディーゼル噴射システム、エンジンマネジメント、トランスミッション制御システム、センサー、アクチュエータ、排出ガスアフタートリートメント技術、燃料供給システム、ハイブリッド・電気ドライブ向けの部品とシステムを含みます。 2014 本件に関するお問い合わせ先コンチネンタル・オートモーティブ株式会社コミュニケーション本部登山、本多 E-mail: [email protected] 関連リンク ______________________________________________________________________________________ コンチネンタル・オートモーティブ: コンチネンタル・オートモーティブ www.continental-automotive.jp プレスポータル: プレスポータル http://www.continental-corporation.com/www/pressportal_jp_jp/