陶芸の魅力 × アートのドキドキ

プレス・リリース
特別展
陶芸の魅力
×
アートのドキドキ
■企画趣旨
なぜ彼らは陶芸に魅かれたのか。
様々な素材を用いて視覚的な表現により自分の世界を築き、メッセージを発信する作家たちの
中には、陶芸という技術、土という素材に魅せられ、挑戦した人々がいます。彼らのアプローチ
は時として、陶芸を専らとする作家たちにも大きな影響を及ぼしました。例えば、ジョアン・ミ
ロやパブロ・ピカソらによる陶芸作品は、戦後の陶芸に刺激を与え、1950 年代に各地で開花する
造形的な新しい陶芸への後押しとなったといわれています。特にアメリカやヨーロッパの陶芸に
は、他の芸術分野、他の素材における様々な取り組みと歩調を合わせるような側面が見てとれま
す。
そして近年、日本においても、油彩を専門とする画家たちや FRP や木材を扱う彫刻家たちが、
粘土という素材を選び始めています。滋賀県に所在する有数の窯業地、信楽に設立された陶芸の
森は、こうした様々な分野の作家たちが陶芸制作に取り組む舞台にもなってきました。ここ数年、
素材や技術の難しさを越えて、あえて陶芸に身をゆだねようとする作家が増えてきています。何
が彼らを陶芸に駆り立てるのか。やきものにどんな魅力を見つけたのか。
本展では、画家や彫刻家らが土に魅せられて挑戦した陶芸作品のほか、他分野の美術と関連し
ながら成熟してきた現代陶芸の一断面を、陶芸の森で制作された作品や当館の収蔵品を中心とす
る陶芸作品によって紹介します。
■企画概要
出品数 約 80 点
展示構成及び出品作家
1.世界の陶芸に刺激を与えた画家たちのイマジネーション
2・アーティストらのやきものへの挑戦
3.新しい表現世界を土に求めて
4.陶芸の文脈からパフォーマンスへ
5.アートとともに展開したアメリカ陶芸
6.ヨーロッパの陶芸に息づくアート
7.日本の陶芸のアート発想
プレス・リリース
■主催 岐阜県現代陶芸美術館
■共催 中日新聞社
■企画協力 滋賀県立陶芸の森
■後援 多治見市
■会期 平成25年5月25日(土)~8月25日(日)
■開館時間 午前 10 時~午後 6 時(入館は午後 5 時 30 分まで)
■観覧料 一般 800 円(700 円)、学生 600 円(500 円)
※高校生以下無料
( )内 20 名以上団体
奈良美智《White Riot》2010 年
©Yoshitomo Nara, Photo: Keizo Kioku
■関連行事 (すべて予定
小出ナオキ《cloud(theater)》2011 年
©Naoki Koide, courtesy of Tomio Koyama
Gallery, Photo: Kei Okano
詳しい日程などはホームページ等参照)
○陶芸の音楽 プロデュース:野村幸弘(岐阜大学教授) 6 月 1 日(土)
、2 日(日)
○ワークショップ 講師:日比野克彦 7 月 4 日(木)~6 日(土)
○ワークショップ 講師:西村陽平 7 月 20 日(土)
○多治見市図書館共同企画
美術館×おはなし会 8 月 10 日(土)
○野点 きむらとしろうじんじん 9 月 23 日(月・祝)、
(財団法人たじみ笠原タイル館協力)
■連絡先 岐阜県現代陶芸美術館
岐阜県多治見市東町4-2-5(セラミックパーク MINO 内)
電話 0572-28-3100 FAX 0572-28-3101
担当 村山 閑
プレス・リリース
広報用写真申込書
FAX:0572-28-3101
担当:村山・鳥越
「陶芸の魅力×アートのドキドキ」展の広報用写真(データ)①~⑥を希望される方は、本用紙に必
要事項をご記入の上、上記 FAX 番号までお申込み下さい。
(ご担当者
御社名
)
ご住所
お電話
掲載媒体名
FAX
E-mail
題目
記載予定日
備考
①奈良美智《White Riot》2010 年
©Yoshitomo Nara, Photo: Keizo Kioku
②小出ナオキ《cloud(theater)》2011 年
③横尾忠則《1960s》1985 年
©Naoki Koide, courtesy of Tomio
大塚オーミ陶業株式会社
Koyama Gallery, Photo: Kei Okano
④グレイソン・ペリー《PR》1992 年
滋賀県立陶芸の森
⑤ピーター・ヴォーコス《歩く女》1956 年
⑥ 三 島 喜 美 代 《 Electric Poles 》
岐阜県現代陶芸美術館
1984-85 年、岐阜県現代陶芸美術館
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岐阜県現代陶芸美術館
写真データ貸出 鳥越 麻由
展覧会担当
村山 閑
〒507-0801 多治見市東町 4-2-5
TEL:0572-28-3100 FAX:0572-28-3101