講義中も静かに待っている犬たちです。 年度後半の動物愛護教室が

年度後半の動物愛護教室が富士宮市立柚野小学校から始まりました。
3,4年生 48 人を対象に、6 頭の犬と 5 人のボランティアが参加してくれました。
あいにくの雨でしたが、児童たちは教室を楽しみに待っていてくれました。
スタウトくん、久々の参加です。
今年で11歳!! 今日も元気に活動します。
鑑札の装着もバッチリです。
1
犬の特徴と働き
犬のからだのしくみや、犬種とその役割について説明した他、介助犬や警察犬の紹
介をしました。
。
2
獣医さんのお話し
イワマペット動物病院の岩間良仁獣医師をお招きして、
児童からの犬、ねこに関する質問に答えて頂きました。
先生の問いかけに元気な児童たちは手をあげて答えて
いました。
3
怖い犬に会った時の対処法
放れている犬に会った時の対処法や、近づくと危険な犬について説明
しました。また、犬の嫌がることやしてはいけない事をお話しました。
その後はいよいよ犬たちの登場です。
講義中も静かに待っている犬たちです。
そろそろ出番だ!
4
参加動物の紹介
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久保リリーちゃん(グレートデーン)
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鈴木キーパーくん(ゴールデン)
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平野スタウトくん(ラブラドール)
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森あくびちゃん(ゴールデン)
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渡邊ケンちゃん、アイちゃん(コリー)
飼い主さんが愛犬たちの犬種や年齢、性格等について紹介します。
飼い主さんの愛情あふれるお話しは児童たちに「さわってみ
リリーちゃんの毛色はブリンドル。
たい!!」、「なかよくなりたい!!」という気持ちを抱かせ
からだの模様が虎の模様に似ているね。
てくれます。
5
犬との正しい接し方
ケンちゃんに協力してもらい、犬との接し方やなでる場所を説明し、犬の動きや表情
から犬の気持ちを知ることを学びました。
“飼い主さんに、さわってもいいか聞きましょう”
“名前を呼び、犬の反応を見てみましょう。
”
“犬が寄ってきたらさわっても良いという合図です。”
ケンちゃんのゆっくりとした動きは児童たちにとてもわかりやすく気持ちを伝える事
ができます。
6
犬たちとのふれあい
グループに分かれてそれぞれ犬の特技やや個性を活かしながらふれあいを実施しま
した。
シッポってこうなってる
んだ。
スタウトくんのお話しを聞きながらからだをさわり感触を確
かめています。
得意なおもちゃキャッチに
挑戦です。スタウトくんのお
もちゃ大好き光線は児童に
も伝わります。
見事にキャッチできました。
体重が60㎏のリリーちゃんとのふれ
あいです。
リードの持ち方やお散歩を教えても
らいました。リリちゃんを横に着けた児
童はリリーちゃんの大きさを実感でき
たことでしょう。
あくびちゃんのお散歩に挑戦です。
大きな犬を自分で引く児童の笑顔が印象
的です。
2 歳のキーパーくんはとても元気です。キーパーくんの活発さは
児童たちを笑顔にします。
ゴールデンの美しい被毛とやわらかい感触を感じる事ができま
した。
ケンちゃんの耳は立っています。
児童がさわる時は耳を伏せ状態になります。ケンちゃ
んの表情が犬のやさしさとぬくもりを伝えてくれます。
児童もふれあいながらやさしくなれます。
アイちゃんが気になるケンちゃん。
視線の先にはアイちゃん。
アイちゃんもまたケンちゃんの活躍を
見守ります。
最後は 2 頭でふれあいました。
犬たちの素晴らしさを知り、仲良くなった児童たち
は元気にありがとうと声をかけていました。犬たちの
暖かさを実感したようです。
最後に児童からお礼の言葉がありました。
適度な人数でのグループふれあいだったので、児童たち全員と犬との関わりを持つこと
ができました。普段接する機会の少ない大型犬とのふれあいに最初はその迫力に圧倒され
ますが、犬たちのやさしい表情は児童たちとの距離を縮めてくれます。初めて大きな犬に
さわった、顔をなめてくれた、名前を呼んだら来てくれた、リードを持ってみた、おもち
ゃキャッチをした等の体験は犬と関わる喜びを教え、犬を身近に感じる良い機会となりま
した。
児童、飼い主、犬たちの笑顔は、この授業が充実していた事を教えてくれます。
ボランティアのみなさん、ありがとうございました。
このような機会を多くの子供たちが体験できるよう、今後も多くのボランティアや動物た
ちの参加をお待ちしています。ご協力お願い致します。