友達と思いを出し合い、工夫して遊べるようにするための 援助の在り方

〈B領域〉
友達と思いを出し合い、工夫して遊べるようにするための
援助の在り方(幼稚園
年長組)
研究員 広瀬 詩織
Ⅰ
課題
幼児が自分たちで考えたり試したりできる環境の構成や声かけをすることで、友達と思いを出し合
い工夫して遊べるようにする。
Ⅱ
課題設定の理由
年長になり幼児は、友達と関わりながら、少しずつ自分で考え工夫して遊ぶようになってきた。し
かし、少しうまくいかないことやトラブルがあると、すぐに教師に頼る姿も多く見られる。また、教
師自身も手を出しすぎてしまうことがよくある。遊びの中で自分の思いを実現して、より遊びを楽し
くするにはどうしたらよいか、トラブルが起きた時に解決するためにはどうしたらよいか、といった
ことを、幼児同士で考え、工夫して遊ぶようになってほしい。そのためには、まず自分で問題点に気
付き、解決に向けて考えたことを試す楽しさを味わうことが必要である。そして、友達と思いを出し
合う中で、互いに認め合ったり発見をしたり、折り合いをつけたりしながら遊びを進める楽しさを味
わうことが大切であると考える。幼児同士で考え、気付き、試行錯誤できるように環境の構成や教師
の援助を改善することで、工夫して遊ぶ力を伸ばしていきたいと考え、この課題を設定した。
Ⅲ
課題解決のための具体的な手だて
1 初めてお客さんを呼んでお店を開く、という今日の予定を学級全体で確認し、期待を高める声
かけをすることで、意欲的に活動を始められるようにする。
2 実際にお客さんを呼び、自分たちで考えたことを試す場を設ける(環境の構成)ことで、うま
くできた充実感を味わったり、新たな問題点に気付いたりできるようにする。また、お客さん側
の視点に立った感想や問題点に気付けるような声かけをすることで、自分たちで気付き、考えた
り工夫したりできるようにする。
Ⅳ
授業実践の概要
1 活動名 「ゆりぐみたのしいにこにこまつり」
2 活動の目標
お店屋さんごっこを通して、友達と考えを出し合ったり、協力したりしながら遊びを進めてい
く楽しさを味わう。
3
指導計画
<月の指導計画>10月下旬∼11月上旬
幼児の実態
(10 月の
幼児の姿)
・おもちゃつり屋さんやお菓子屋さん、くじびき屋さんなどを開き、お店屋さんごっこを楽しむ
幼児の姿が見られた。また、周りの幼児もお店屋さんに興味をもち、お客さんになったり途中で
仲間に入ったりして楽しんでいた。友達と声をかけ合いながら一緒に遊びを楽しむ一方で、思い
通りにいかないと手を出してしまったり、イメージが実現できない時やトラブルの時にすぐに教
師に頼ったりする姿も見られた。
○ねらい ■内容
環境の構成・教師の援助
○お店屋さんごっこを通して、友達と考え
を出し合ったり、協力したりしながら遊び
を進めていく楽しさを味わう。
■イメージが実現できるようにお互いに考
えを出し合いながら遊びを進めていこうと
する。
■友達と一緒に、遊びの場や遊びに必要な
ものを工夫したり、協力したりして作る。
★自分たちで遊びを進めていく楽しさが味わえるように、グループの友
達と十分に相談し合える機会を設ける。
★同じお店の友達とイメージを共有できるような、素材や用具などを必
要に応じ用意しておく。
★共通の目的に向かって、一人一人が自分の考えを出したり、友達の考
えを受け入れたりしながら自分たちで遊びを進められるように、必要に
応じて仲介役となり調整を図る。
<週の指導計画>
時
1
10/21(火)
ねらい
内容
環境の構成・教師の援助
・いろいろな遊びを楽
しむ中で、お店屋さん
ごっこに興味をもつ。
・いろいろなお店やゲーム
を楽しみ、自分がお店屋さ
んごっこでやってみたい遊
びを見付ける。
・自分のやりたい遊び
を決め、同じグループ
の友達と一緒に遊びを
進める。
・お店屋さんごっこでやり
たいものを決め、同じグル
ープの友達とお店に必要な
ものを相談したり作ったり
する。
・お客さんを招待する
ことを考えながら、お
店屋さんごっこの進め
方を友達と一緒に考え
る。
・お客さんを招待する
ことを楽しみにし、お
店を開店するために友
達と一緒に思いを出し
合いながら遊びを進め
る。
・実際にお客さんが来た時
のことを考え、やるべきこ
とや、お店に必要なものの
種類や数などを、友達と話
し合い、活動を進めていく。
・開店するために必要なこ
とを考え、友達と一緒にお
店の場を構成したり、役割
を確認し合ったりする。
・やりたい遊びが見つかるように、いろいろな遊
びを用意しておく(ボーリング、アクセサリー作
り、映画、くじびき、ラーメン)。
・過去のお店屋さんごっこの様子を掲示してお
く。
・学級全体でやってみたいお店屋さんを出し合っ
たり相談したりする場と時間を十分に作る。
・お店のイメージを共有できる材料(映画の物語
の絵本数冊、くじの箱、ラーメンの本や具材に使
えそうな材料など)を用意し、相談の際は、必要
に応じて幼児のつなぎ手となる。
・グループで話し合う時間を十分に確保し、幼児
のつなぎ手となる。
・実際にお客さんが来た時のことを想像できるよ
うに、教師がお客さん役をして動いてみせる。
∼23(木)
2
10/24(金)
∼27(月)
3
10/29(水)
∼31(金)
4
11/4(火)
∼6(木)
5
11/7(金)
∼10(月)
・お店を開店すること
を通して、充実感を味
わったり、お店をより
よくするために考えた
り工夫したりする。
[11/7
本時]
6
11/11(火)
∼14(金)
・異学年との交流を通
して、年長児としての
自覚や自信をもった
り、自分たちで遊びを
進める楽しさや充実感
を味わったりする。
・グループで話し合う時間を十分に確保し、必要
に応じて幼児の仲介役となる。
・お客さんが来ることを楽しみにできるよう、お
店を開店する日を提示したり、期待を高めるよう
な声かけをしたりする。
・場の構成をできるよう、動線を考え十分なスペ
ースを確保しておく。
・他のグループや年長の他 ・お店をよりよくするために考えたり、問題点に
のクラスを招待し、うまく 気付いたりできるよう、他のグループと年長の他
できたことを友達と一緒に クラスを招待できるようにする。
喜んだり、問題点に気付い ・問題点やお客さん側の声に気付けるような声か
て 解 決 し よ う と し た り す けをする。
る。
・問題を解決するために、友達と思いを出し合っ
たり工夫したりする姿を認め、必要に応じて解決
のヒントを示す。
・異学年の幼児を招待し、 ・年長児としての自覚や自信がもてるよう、異学
関わる中で、年長児として 年の幼児を招待する。また、年下の幼児に年長児
の自覚をもつ。
なりに関わる姿を認めていく。
・それぞれの役割を果たし ・自分たちでやり遂げた充実感を味わえるよう、
て、友達と同じ目的に向か たくさんのお客さんを招待し、グループの友達と
って一緒に遊びを進める楽 協力しながら取り組んだ姿を、認めて誉める声か
しさや充実感を味わう。
けをする。
4
保育の記録
(1) 本時のねらい○友達と思いを出し合いながら、お店をよりよくするために考えたり工夫したりして遊ぶ。
(2) 本時の内容 ・お店にお客さんを招待して、自分の思いを出しながらお店屋さんごっこを楽しむ。
・お店屋さんごっこで友達や教師と関わる中で、お店の改善点に気付いたり、問題を解決しようと
したりする。
(3) 本時の展開
時
保育活動と声かけ・環境構成等の手だて
(○保育活動 ●環境の構成 ☆教師の願い)
9:10
〈アクセサリー・ステッキ屋〉
T「衣装がないの、どうしようか。」
T「リボン作ってあげたの。良かったね、店1ちゃ
ん。
」
9:20
○友達を招待して、お客さんになってもらう。
(前半3グループ、後半3グループで交代)
●必要となりそうな材料や用具を十分に用意する。
●幼児の動線を考え、各お店を配置する。
☆友達と思いを出し合いながら、気付いたり試した
りして遊びを進めていってほしい。
[手だて2]
実際にお客さんを呼び自分たちで考えたことを
試す場を設ける(環境の構成)ことで、うまくで
きた充実感を味わったり、新たな問題点に気付い
たりできるようにする。また、お客さん側の視点
に立った感想や、問題点に気付けるような声かけ
をすることで、自分たちで気付き、考えたり工夫
したりできるようにする。
ラーメン屋
映画屋
今日の予定を全員で確認
保育室
ピアノ
写真1
A:抽出児)
アクセサリー
ステッキ 屋
・全体を集め、今日の予定を確認する。
T「ついに今日ですね。楽しみだね。」
「先生も行きます。楽しみにしてます。」
「準備ができたら、呼んでくださいね。」
プレイルーム
箱ボール
ゲーム屋
初めてお客さんを呼んでお店を開く、という今日
の予定を学級全体で確認し、期待を高める声かけを
することで、意欲的に活動を始められるようにす
る。
(■活動後の感想
ボーリング屋
○学級全体で今日の予定を聞いた後、グループごと
にお店の準備をする。
●すぐにお店が始められるように、ついたてやテー
ブル、映画の機械等を出しておく。
☆お客さんを呼ぶことに期待をもち、意欲的に活動
を始めてほしい。
[手だて1]
実際の幼児の反応
くじびき屋
・登園後すぐに、お店の開店準備を始める姿が見られ
た。
「ついに今日だね。」
「早く準備しておこう!」
・笑顔で教師の話を聞く。(写真1)
「先生も来ればいいじゃん。」
「もう準備できてるよ!」 A「急いでやんなきゃ!」
・準備を始める。
〈アクセサリー・ステッキ屋〉
店1「衣装つくってないんだよ。どうしよう。」
店2「リボンだけでも作る?」
店3「それならすぐできるよ!」
店2「わかった、今作ってあげるから。」
店3 困っている幼児に、「何色がいい?」と聞きな
がら、リボンを一緒に作ってあげる。
店1 リボンをつけ笑顔で店に立つことができた。
[反応に対する評価]
・お店屋さんごっこを楽しみにする様子が見られた。
・開店のために必要なことを考え、友達と一緒に準備
を進めていた。
・お客さんに自作の映画を披露している。(写真2)
写真2
自作の映画を上映する様子
(ラーメン屋)
T「そうか、ラップがあればいいんだね。じゃあ先
生持って来るね。」と、店員4にラップを渡し、そ
の後ラップを切る補助をする。
T「輪ゴムで止めればいいんだね。A君いい考えだ
ね。ちょっと待っててね。」と言い、輪ゴムを持っ
てくる。
T「お!とまったね!これでこぼれないね!」
写真3
容器をラップでとめる様子
T「なくなっちゃったから作ってるんだね。ラーメ
ン屋さん大人気だね。」
〈ラーメン屋〉
A「持って帰っていいの?こぼれちゃうから何かかぶ
せて。ラップがないとだめだよ。」
店4:ラップをするが、容器にくっつかない。
A「輪ゴムでパチンとしたら?」と言い、輪ゴムでラ
ップをとめることを提案する。
店4「あっ、それいいね。先生輪ゴムある?」
店4「輪ゴムここに置いておいた方がいい。
」と言い、
自分がすぐ取れる場所に輪ゴムを置き、容器をラップ
でとめて渡す。(写真3)
A「うんいいね。ありがとう。」と言い、ラーメンを
もらって帰る。
店5「もうラーメン売り切れた!」
店6「じゃあ作るよ!」と言い、ラーメン用の毛糸を
切り始め、少しずつ鍋に追加する。(写真4)
店6「うん!人気過ぎて忙しい!」
■ラーメン屋さんが大人気で、ラーメンが途中で売り
切れて、お客さんもいっぱい来て、作り足すのが大変
だった。
■途中でねぎもなくなりそうになったから作ってて、
忙しかった。
写真4
ラーメンが売り切れ、
作り足す様子
<ボーリング屋>
T「お店屋さん、お客さんがどこに並んでたらいい
のかわからないみたいよ。」
〔後日〕
T「この間お客さん
が、どこに並んだら
いいかわからなくて
困ってたよね、どう
したらいいかな?」
T「隣の箱ボール屋
さんは、きれいに並
んでたよね。」
T「ああ、そうか!
線ね!そうすれば分
かりやすいね!」
写真5
お客さんを誘導する様子
[反応に対する評価]
・お客さんの「持ち帰りたい」という意見を受け、ど
うしたらこぼさずに持ち帰れるかを考え、工夫する姿
が見られた。
・麺が売り切れるという問題に気付き、麺を作り足す
という解決策を考え、友達と協力して活動できた。
<ボーリング屋>
・客がどこに並んで待っていたらいいのか分からず困
っている様子だったが、店側の幼児は気付かない。
Tの言葉に気付いた幼児が、店7「こっちにいてくだ
さい。」と、客を誘導する。
(写真5)
■お客さんがぐちゃぐちゃに待ってて大変だった。
〔後日〕
店8「あっ!こっちの店も箱ボール屋さんみたいに並
ぶ線を作ればいいんじゃない?」
店9「いいね!」と、周りの幼児も賛成する。
・友達と相談し、ビニールテープでを並ぶ線を作った。
[反応に対する評価]
・並び方の問題を教師が提示し、解決策が思いつかな
い幼児に対し、更に、隣のお店のアイデアを紹介した
ことで、並ぶ線を作ることに気付くことができた。
後日、ここにビニールテープ
を貼り、投げる線、待機線、
並ぶ線を作った。
並ぶ線
待機線
投げる線
<くじ引き屋>
T「Aくんがたくさんお仕事してて、他の子はあん
まりお仕事がなさそうだね。」
T「だってさ、Aくんがくじも引かせて、あけて、
景品も渡してるよね。店 10 ちゃんもお仕事なさそ
うだよ。」
T「みんなお仕事ができたね。店 10 ちゃんはくじ
を引かせてあげてるんだね。」
T「そうなんだ。お仕事頑張ってね!」
T「本当だ、足りるかな。」
「そうだね。次お客さんが来たら困っちゃうもん
ね。
」
<くじ引き屋>
・Aが、客にくじを引かせ、そのくじをあけて、景品
を案内するなど、ほとんどの仕事を一人でしており、
役割がなく立っているだけの幼児(店 10)もいた。
店 11「うん…。」
A「え?そう?」
店 11「うん、そうだよ。みんなで分けたほうがいいよ。」
店 12「うん!」
A「ああ、そうか。わかった。」
・その後、くじを引かせる役、くじを開ける役、景品
を案内する役、景品を渡す役に分かれて、店 10 も仕
事につき、みんなでお店を進めた。(写真6)
・店 10 は笑顔でうなずく。
店 11「私はくじあけるの!」
店 12「私は景品渡す人!」
A「でも先生、紙飛行機がなくなりそう。」
「わかんない。足りなくなったら作らないと。」
■紙飛行機が売り切れたけど、今日のお客さんの分は
足りたから良かった。でも次にお客さんを呼ぶ時まで
に作っておかないと足りない。
[反応に対する評価]
・役割分担がうまくできていない状況に気付かせる教
師の声かけにより、仕事が偏っていることに気付き、
役割分担を考えて、グループ全員でお店屋さんを進め
ることができていた。
写真6
役割分担した後の様子
<アクセサリー・ステッキ屋>
T「こんにちは。買ってもいいですか?」
T「そうなんだ。どれも可愛くて迷っちゃうな。」
T「アクセサリーとステッキ両方もらえるんです
か?」
T「わぁ嬉しい。じゃあおすすめのをください。」
T「ありがとう。あ、かぶとのステッキが結構売れ
たね?」
T「そっか、男の子にも売れて良かったね!」
T「そうだね!頑張ってね!」
<アクセサリー・ステッキ屋>
店皆「いらっしゃいませー!」
店 13「はい、どうぞ。チケットください。
」
店 14「どれがいいですか?」
店 15「このネックレスもおすすめです。
」
店 16「このステッキもおすすめです。店2ちゃんと作
ったの。」
・笑顔で友達と顔を見合わせる。
「うん!」「どっちでもいいですよ。
」
店 13「はい、わかりました。ちょっとお待ち下さい。」
店 15「どうぞ、ネックレスです。
」店 16「ステッキも
どうぞ。」
店 14「うん!男の子に人気なの!」
店 16「うん!でももうなくなっちゃうから作らなくち
ゃ。」
店皆「うん!ありがとうございましたー!」
■男の子用のかぶとをたくさん作っておいて、売れた
から良かった。また作っておく。
■お客さんがたくさん来てくれて、ネックレスもあっ
という間になくなっちゃった。楽しかった。
[反応に対する評価]
・男の子のために、かぶとのステッキを作る、という
商品の工夫をして、お客をたくさん集めることができ
た。その点を教師が誉めたことで、自分たちで考え工
夫したことがうまくできた充実感を味わえていた。
10:00
写真7
商品を工夫し、販売する様子
Ⅴ
実践のまとめ
1
成果
(1)お客さんを招待する予定を立てたことで、幼児がその日を楽しみにしながら活動を進めること
ができた。また当日は、
「先生も行くのを楽しみにしています。
」と期待をもたせる声かけをした
ことで、意欲的にお店屋さんの準備をすることができた。
(2)問題点に気付いたり、解決策を考えたりしながら、友達と工夫して遊ぶ幼児の姿を見ることが
できた。有効だった手だては以下の二点である。
○考えたことを試せるお店屋さんごっこという、場としての環境と、互いに思いを伝え合った
り喜びを分かち合ったりできる友達の存在という人としての環境を構成したこと。
○幼児が考えるきっかけとなる声かけと、自分で考え試す楽しさを実感できる声かけをしたこ
と。
2
課題
(1)お店の改善点に気付いたり、自分なりに解決方法を考えたりできる幼児でも、それを試したり
友達に伝えたりすることがうまくできないこともある。そういった幼児の気付きや考えを教師は
受け止め、幼児同士のつなぎ手となる声かけをしていく必要がある。
(2)幼児のアイデアを聞き逃し、広げてあげることができなかった場面があったため、幼児の言葉
に耳を傾け、遊びが広がるような声かけや環境の再構成をしていく必要がある。
Ⅵ
研修を終えて
今回の研修を通して、幼児のどんなところを育てたいか、というねらいと、教師が期待する幼児の
具体的な姿をしっかりと考えておくことで、手だても明確になるということが分かった。その際、幼
児が積極的に遊びを展開できるような環境構成や声かけが必要であり、今回の保育実践においても、
できる限り幼児の意見を引き出し、活動に取り入れたことで、幼児が積極的に遊びに関わる姿を見る
ことができた。
今後も、保育のねらいをしっかりともち、幼児が成長する姿を具体的に考えながら、少しでもねら
いに近づけるような教師の援助を実践していきたい。
Ⅶ
参考文献
「指導と評価に生かす記録」
(平成25年7月) 文部科学省
「指導計画の作成と保育の展開」
(平成25年7月改訂) 文部科学省