野々市市立館野小学校 生徒指導だより 2014.7.22、23 No.6 保護者の皆様へ 楽しく安全な夏休みを過ごすために・・・ ○夏休みにおける生活について 夏休みになりました。子どもたちが、安全に楽しく夏休みを過ごすことができるように、ご家庭でも下記の点にご 配慮ください。このプリントの内容や、子どもたちがもっている「2014 年 わたしたちの夏休み」を参考にして、 子どもたちとともに、夏休みの過ごし方について話し合う機会をもち、夏休み中のルールについて親子で確認をし ましょう。素敵な夏休みを過ごせることを願っています。 大切な命をまもりましょう! ① 交通事故の防止 ・交通ルールを守って、事故にあわないようにしましょう。 ・飛び出し・自転車の二人乗り・かさをさしたり飲食したりしながらの運転などは絶対にしません。 ・道路を横断するときは、必ず立ち止まって左右を確認し、横断歩道を渡ります。 ・自転車の点検及び整備(サドルの高さ・ブレーキの効きなど)をきちんとしましょう ・学校に来るとき(プール・図書館・サマースクール・補充教室・登校日など)は自転車で来ない約束になっています。 館野小学校の校区にある道路は、たくさんの車・自転車が往来します。交通事故が起こるリスクが高い地 域であることを十分認識し、安全な行動を心がけたいものです。子どもたちが道路で危険な行動をしている 様子もみられます。夏休み中に、事故にあうことがないよう、以下の点についてもご注意ください。 ・自転車に乗るときは、ヘルメットを着用させましょう ・スケートボード・ローラーシューズ・ボール等を公道で使用することは、大変危険です。 最近、ブレイブボードや J ボードとよばれるものにのり、公道を走っている児童がいるようです。事故 の被害者になる可能性が高くなるだけでなく、加害者になることも考えられます。道路・ 歩道での使用はやめさせましょう。また、公園等での使用も、使い方によっては、 周りの方に迷惑になることもあります。十分な配慮をお願いいたします。 ② 水の事故の防止 ・学校以外のプール・海水浴へ行く場合は、必ず大人が付き添い、子どもたちだけでは行かせないでください。 ・用水路等に入って遊ぶことは大変危険です。入らせないでください。 ③ 火の取り扱い ・花火をするときは、水入りのバケツを準備するなど安全に気をつけ、必ず大人が 見守ってください。 (子どもだけではさせない) ・ライター・たばこなどの危険物は、子どもの手の届かないところに置いてください。 ④ その他 ・危険な遊び(モデルガン、レーザーポインター、爆竹など)をしないように十分注意してください。 ・不審な人に出会ったときは、大声で助けを求めたり、近くのお店・子ども110番の家などへ逃げ込んだりするよ う、身の守り方についてもよく話をしてあげてください。 ・子どもだけで家にいる場合の約束事(火の元、電話や来訪者への応対)についても、ご指導ください。 野々市市内・周辺地域でも不審者情報が寄せられています。地域の方々の見守り等のおかげで、館野小学校 区での不審者の出没情報はほとんどありませんが、油断はできません。不審者による被害は、一人で行動し ているとき・夕方に多い傾向があります。夏休みは、自由に行動する時間が多くあります。十分ご注意くだ さい。また、不審者に出会ったときは、警察(野々市交番 248-0059) ・学校へ速やかにお知らせください。 学校では、以下のように日常的に指導を行っています。 ・できるだけ2人以上で行動する。 ・危険を感じた時は、大声でさけぶ。近くの大人やお店に助けを求める。 子どもの身の回り・行動に目配りを ① 持ち物 ・お金の持たせ方、使い方、お店の利用の仕方に気を配ってください。お金は必要な金額のみを もたせるようにし、どんなものにどれだけ使ったか、きちんと把握するようにしてください。 また、子どもたちが手の届くところに財布や現金を置かないようにし、管理をしてください。 ・買ってあげた覚えのないものや、不必要に数多く物を持っていたときは、話を聞いてあげてください。友達同士 でお金や物の貸し借りをしていることがあるかもしれません。学校では、ゲームソフト・カード・お金等の貸し 借りや譲渡はしないように指導しています。 ※お子さんの持ち物に目を配ることは万引きを防ぐことにつながります! 野々市市内・周辺地域の店舗では、万引きの被害があった場合はすぐ に警察へ連絡し、万引きは犯罪であるという意識を高める取組を行っ ていると伺いました。また、県内には万引きした商品を買い取らせる ことで終わらせるのではなく、買い取らせた品物は店舗預かりとし、 万引き対応によって受けた損失の賠償を求める店舗もあるとのこと でした。ここまでの厳しい対応を行っている背景には万引きがその先 の大きな犯罪につながっていくということがあります。 万引きは自分や家族、周囲の人々を悲しませるだけの絶対にしてはい けない行為であるということを日頃から子ども達に伝え、自分で自分 をしっかりと律する力をつけていきたいものです。 ②外 出 ・店へは、用事のあるとき(買うものが決まっていて、保護者の方が把握している場合)以外出入りをしません。 おつかいや買い物でスーパーやコンビニを利用するときは、お家の人に伝えるようにさせてください。 ・ゲームセンター(複合型エンターテイメント施設を含む) 、パチンコ、インターネットカフェ、マンガ喫茶などは 大人同伴でも行かないように指導しています。家庭でもご配慮下さい。 ・夕方6時までに帰宅させるようにさせてください。 (じょんから祭りの際も6時までになりました。 ) ・夕方6時以降の外出は、必ず保護者が同伴するようにしてください。 ・子どもが出かけた行き先・同伴者を、把握しておいてください。 ・子ども同士では、校区外へ遊びに行かないことになっています。 ・友達の家に泊まるなどの話が出た際には、お子さんや相手方の保護者の方と十分に話 し合い、しっかりとルールを決めてください。 ③ その他 ・たばこ、お酒の害に子どもたちが巻き込まれることのないよう、ご配慮ください。 ・ご家庭でのインターネット・ゲームの利用のルールは決められているでしょうか。近年、小学生でもインターネ ットを通じたトラブルに巻き込まれる事例が起こっています。被害者にも加害者にもならないよう、インターネ ットでどのようなサイトを利用しているのか、残虐なシーンを含むゲームなどを利用していないか、きちんと把 握しておくことが必要です。保護者の携帯・スマートフォン・音楽プレイヤー等を使ってのネット・ゲームも要 注意です。 充実した夏休みにしましょう。 自主性を育てる 苦手なところをやり直す、得意なところをどんどんやってみる、日頃できなかったことに挑戦してみるなど、自分にあっ た計画を立て、実行できるよう支援してください。各学年で、補充教室も設定されていますので利用しましょう。 家族の一員としての自覚を 家族でふれあう機会が多く持てるチャンスです。親子でコミュニケーションを深め、様々 な体験をして、素敵な時間を共有してみましょう。家の仕事を何か1つ決めて、子ども たちに任せてみるのもいいですね。 規則正しい生活を 休み中であっても、 「早寝・早起き・朝ごはん」 。規則正しくリズムのある生活を送り、心身 ともに元気に過ごせるようにしましょう。ゲームやテレビの時間が長くなりすぎないように 注意してください。子ども会のラジオ体操・行事、学校のプール・図書館開放やサマースク ールにも積極的に参加させましょう。 子どもたちの様子で気になることがあるとき・事故発生のとき・不審者情報などは、 館野小学校(℡ 248-0622)まで連絡をしてください。 2学期に向けて 学習に必要なもちものを きちんとそろえましょう。 夏休み中に、子どもたちの筆箱やお道具箱の中身を確認し、文房具をきちんとそろえてあげてください。毎日使う文 房具は、学習にとってとても大切なアイテムであり、選び方一つ学習への集中度が変わってきます。4月に配布した「たち のっ子のやくそく」でもお願いしましたが、学校で使う鉛筆などは、使いやすく、キャラクターなどの派手な絵柄やか ざり、遊びの要素のついていないものを選んで使用させてください。 こどもたちの笑顔を守るために… 子どもたちの心を苦しめる問題の1つに「いじめ」があります。いじめは人間として絶対に許されない行為です。学 校では、いじめはどの子どもにも起こりうるものであるという認識のもと、子どもたちの様子の把握に努め、一人ひと りの子どもたちが、安心して元気に学校生活を送っていくようにしていきたいと考えております。 いじめの未然防止のために、学校では以下のような体制・取り組みを行っています。 〇定期的ないじめアンケートの実施 〇教職員による面談・声かけ 〇相談カードの設置 〇道徳の時間を中心にした心の教育 〇学級活動等での人間関係づくりの取り組み 子どもたちの様子で気になることはありませんか。子どもたちが、毎日を元気に楽しく過ごすためには、家庭と学校 が連携し、子どもたちを支援していくことが大切だと考えます。子どもたちが気軽に話すことができるように、悩みや 不安があれば相談できるように、普段から子どもたちとのコミュニケーションを図っていきましょう。 以下のチェック項目は、家庭向けにいじめにあっているかどうかを知る手がかりとなるよう作られたものです。 子どもたちの様子で気になることがありましたら、お気軽に学校へご相談・お知らせください。 ○ 衣類の汚れや破れが見られたり、よくけがをしたりしている。 ○ 風呂に入りたがらなくなる。 (殴られた傷跡等を見られるのを避けるため) ○ 買い与えた学用品や所持品が紛失したり、壊されたりしている。 ○ 教科書やノートに嫌がらせの落書きをされたり、破られたりしている。 ○ 食欲がなくなったり、夜眠れなかったりする日が続く。 ○ 表情が暗くなり、言葉数が少なくなる。 ○ いらいらしたり、おどおどしたりして、落ち着きがなくなる。 ○ 部屋に閉じこもることが多く、ため息をついたり、涙を流したりする。 ○ 言葉遣いが荒くなり、親や兄弟などに反抗したり、八つ当たりしたりする。 ○ 親から視線をそらしたり、家族に話しかけられることを嫌がったりする。 ○ 登校時刻になると、頭痛、腹痛、吐き気などの身体の不調を訴え、登校を渋る。 ○ 家庭から品物やお金を持ち出したり、余分な金品を要求したりする。 野々市市教育センター等、外部機関でも、悩みを持つ子どもたち・保護者のみなさんの相談を受けています。 ●野々市市教育センター 子ども相談ダイヤル 月曜~金曜9:00~17:00 ●野々市市教育センター 相談室(教育相談) ※臨床心理士または所員が相談に応じます。 臨床心理士に直接面談の方は予約が必要です。 ☎ 076-248-8456(市教育センター) 月曜~金曜 9:00~17:00 チャイルドラインいしかわ ●石川県教育委員会 24 時間いじめ相談テレホン 毎日 24 時間対応 ☎ 076-298-1699 子どもたちの悩み相談窓口です。 ●石川県警 少年課いじめ 110 番 毎日 24 時間対応 ☎ 0120-617-867 ☎0120-99-7777 月曜~土曜 16:00~21:00
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