クラブテーマ「職業奉仕は一丁目一番地」 Light Up Rotary

17 2014年12月24日(水) 第2256回例会
クラブ会報 No.
2014-2015年度
会 長 高山 秀男 例 会 毎週水曜日 12時30分
幹 事 平田 稔 例 会 場 高崎ビューホテル
事 務 局 〒370-0815 高崎市柳川町70 高崎ビューホテル内
TEL027-330-6060 FAX027-330-6061
E-mail takakita@k1.wind.ne.jp URL http://takakita-rc.org
事務局員 横尾 真実
クラブテーマ「職業奉仕は一丁目一番地」
て生きていきたい 高校進学せずに働く」
好きな事も分かっていないくせに、早く社会に
出たかった。
母曰く「そんな幸せな人間がどこにいる?!
甘ったれた事言うな!その為には何かのプロに
なるしか道は無い」
モノを作るより売る仕事に就きたい!漠然と
安易に考えて高崎商業高校進学。在学中は3年間
ラグビー部。本気で花園を目指していた。ラグ
ビーの事しか考えていなかった。
農二ダントツそれを追う高商、高高、前高、
伊勢東の4強時代。熱い青春の戦い、最後の試合
自分のプレーに一生の後悔。ベスト4で夢破れ
る。燃え尽きて初めて、
将来の事を真剣に考える。
◆分岐点② 商業とは全く関係ない「建築」の道へ。子供
の頃あこがれた「大工」を志し、仙台にある建
築の専門学校へ進学。ところが…
見知らぬ土地、東北で初の一人暮らし、18歳
の自由を満喫。まさに遊び弾けてしまう。サー
フィン、スノボ、バイク、ディスコ、ナンパ、
パチンコ、麻雀などなど。バイトと遊びの毎日。
結果、学校始まって以来の醜態。クラス45人
中30人が留年。退学はしなかったが、すでに建
築への熱意は無くしていた。一応卒業。好きな事、
やりたい事が分からない。
◆分岐点③ 居酒屋で一枚の張り紙「ニューヨークで働き
たい人募集」に興味を持ち、響きのかっこよさ
だけで渡米。単身ニューヨークへ、22歳 1995年
の秋だった。
日本食材などの小さなグロッサリー(小さな
スーパー)が職場。オーナーの家に住み込み。
18時間労働。食費、家賃、永住権申請預金を引
かれて月収300ドル(約3万円)。
様々な人種が暮らすアメリカ、ニューヨーク。
世界の縮図といわれるが、まさに頂点から底辺
までが混在している様子がエキサイティング。
またしても弾けてしまうか?…と思いきや。
観光ビザで不法就労&オーバーステイ、日本
人コミュニティから抜け出そうと悶々とした毎
日。過酷な労働。取れる見込みの無いビザ&永
住権。移民法の改正を期に、見切りをつけ帰国。
ニューヨークへの敗北感。もっと世界を知る必
要があると感じ世界一周を決意。
◆分岐点④ 帰国また出発。世界一周の為、お金を貯める。
バイトを3つ掛け持ち 3ヶ月で100万円貯金、
2014-2015年度 RIテーマ
ロータリーに輝きを
Light Up Rotary
本日のプログラム
クラブ総会
ロータリーソング それでこそロータリー
10月22日 例会
【新会員卓話 秋山克久】
自己紹介 ~写真にたどりつくまで~
◎秋山克久プロフィール
昭和48年(1973年)7月24日生まれ 41歳(本厄)
群馬県藤岡市出身 現在独身
写真を中心にしたサービスを提供している
有限会社 フォー・フィールズ 代表取締役
主 な 業 務 は 広 告 撮 影・ デ ザ イ ン 全 般( パ ン フ
レット、HP等)
建築撮影、ウエディングフォト、記念写真全般、
学校写真、イベント撮影等、衣裳レンタル、美容
高崎と太田で写真スタジオ「スタジオ華写」を
経営 ◎家庭環境
幼い頃に両親が離婚。母親は小さな居酒屋を
営んで、自分と弟を養い、祖母が家事を全部賄っ
てくれていた。
◆略歴 分岐点① 中学校(小野中)卒業前、
「好きな事だけやっ
1
出発。
沢木耕太郎「深夜特急」にあこがれて香港か
らスタート。安宿に泊まり最安のルートを見つ
けて主に陸路で移動。中国、ベトナム、カンボ
ジア、タイ、シンガポール、マレーシア、イン
ドネシア、バリ、タイ、スリランカ、インドと
アジアの国々で多くの影響を受ける。
13カ国目インドで 育ての親である祖母の他
界を知る。精神的ショックで旅を断念。世界の
ホンの一部しか回れず、帰国。自宅で祖母の位
牌に手を合わせて旅を終えたが、何もつかんで
いない自分、何者にもなっていない自分、情け
ない気持ちを常に抱えていた。
◆分岐点⑤ 自分の国、日本を知りたい。それまで世界だ、
海外だと外にばかり目を向けていた事。他の国
に行き、人と出会う度に自分が日本をまるで知ら
ない事を感じていた。また当然ながら異文化の
中で「自分」というものも分かっていなかった。
旅の途中で日本に帰ってきたのも祖母の導き
だと感じ、旅資金が約半分残っていたので、家
にあった自転車(母愛用のママチャリ)で日本
一周の旅へ。
時速15キロ、オール野宿、ネブクロ一つ。藤
岡から17号で三国峠を越え新潟へ。日本海を北
上し青森は下北半島大間岬へ。フェリーで北海
道函館へ。最北端宗谷岬を目指し北へ
…文章にすると長いので割愛。日本列島を八の
字に回る。
ひたすら自転車を漕ぎ、見たい所(平地限定)
を見て、夜は寝場所を探して、その土地の美味
い物を食う。携帯用AMラジオとコンビニの立ち
読みだけが世間との接点だった。
社会のどこにも属していない自分。 不安 見
通し全く見えない未来。意地で完走。いまだ「写
真」にたどりつかない。
◆分岐点⑥
貯金使い果たしゼロ、社会経験、まともな職
歴ゼロ。求人ジャーナルでたまたま見つけた カ
メラマンアシスタント募集。写真の世界へ。カ
メラやる気なく、バイト掛け持ち。
ところが…撮影して、任されて、結果を出し、
お客様に喜んで頂く、会社の業績も上がる。自
分の評価も上がる。責任を負って初めての仕事
のおもしろさ、写真の面白さを知る。まさに天職。
充実、一生の仕事だと悟る。
ずっと探していた「好きな事」。自分のすべて
を賭けられる「仕事」。いくら自転車を漕ごうが、
各国を見て回ろうが、まったく見つけられずも
がいた自分。本気で経験してみなければ仕事の
本当の面白さなんてわからない。
◆分岐点⑦
3年で独立。現在にいたる。会社は現在第11
期目。
◆未来の分岐点⑧
今後は10個の新規事業を興す目標。
「4」から
始まって、9まで。3.2.1.0まで10人の経営者を
育て、50歳で現役セミリタイア。
以前のように、自分の生き方を見つける「自
分探しの旅」ではなく、「写真」という自分の中
の核を持って未完の旅を、可能な限り続けてい
きたい。
写真の面白さは「伝える力」、被写体を通して
見た人に何かを伝えられる事。その瞬間を記録
し、時間を超えて残す事ができる。今まで・こ
れから自分の撮った写真が、家族を始めとした
大切な人達の内面に、どんな小さな事でもいい
「何か」を残す事ができれば。
あこがれのエンディング。いまわの際に「我
が人生に悔い無し」と言って永い旅へ進みたい。
第2254回 例会報告
第2週 12月10日(水)
【ご来訪者】
参議院議員 元日本医師会副会長 医師
羽生田 俊 様
2015-2016年度青少年交換派遣候補生
高橋 唯さん
高崎北RC奨学生 高崎経済大学
髙橋 怜於君
【出席報告】
会員数
68名
出席会員数
40名
当日出席率
64.52%
メイクアップ会員数
前々回出席率
10名
75.00%
【委員会報告】SAA(ニコニコBOX)
◆重田政信君
(参議院議員 元日本医師会副会長 医師
羽生田 俊先生を歓迎して)
◆高山秀男君、竹中 隆君、井田三義君、鈴
木洋二君
(羽生田先生を歓迎して)
◆浅田千秋君
(先週、一水会に孫がお邪魔しすみません)
◆小泉清司君(誕生日祝)
◆増村隆一君(結婚記念祝)
◆鈴木洋二君(ラッキー賞)
ニコニコBOX
お楽しみBOX
本日の合計金額
20,000円
- 累計金額
509,000円
36,384円
第2255回 例会報告
【出席報告】
第3週 12月17日(水)
会員数
68名
出席会員数
38名
当日出席率
63.33%
メイクアップ会員数
前々回出席率
次回例会予告
1月7日(水) 会長の日
2
5名
77.05%