アルジェリア戦争と移民の関係性 3班 アルジェリア 正式名称:アルジェリア民主 人民共和国 首都:アルジェ 人口:37,800,000人(2013年) 面積:2,381,740㎢ 公用語:アラビア語 第二言語:フランス語、ベル ベル語 移民の定義 移民(immigre)とは? 外国において外国人に生まれ、この資格でフ ランスに入国し、永続的にフランス領土に居を 定めようとする人 ここでの外国人とは? フランス領土内においてフランス国籍を有せ ず、別の国籍を有するか、国籍を有しない人 フランスへの移民者 移民者 アルジェリア 18% モロッコ ポルトガル 49% 12% チュニジア イタリア 8% 4% 4% 5% スペイン その他 *2010年 データー • その他の国にはトルコ、ドイツ、イギリス、ベルギー、ベトナム、マダガスカル、セネガル、 ポーランド、中国が含まれている。 なぜアルジェリア人の移民数が多いのか!? ~アルジェリア戦争1~ アルジェリアがフランスの支配下となる フランスはアルジェリアを西からオラン県、アルジェ県、コンスタン チン県の3つに分け、直轄県を置き、フランス本国の一部としてい た。フランス本国とアルジェリアは経済的、軍事的、結び付きは極 めて強かった。 フランスの植民地支配に耐えかねたアルジェリア民衆がアルジェ リア民族解放戦線(FLN)を組み、武装戦争が本格化した。 アルジェリアの爆弾テロ、それに対するフランス政府の復讐が続 き、多くの一般人が犠牲となった。 ~アルジェリア戦争2~ • テロが激化する中、当時のフランス大統領のドゴールが和平 交渉を呼びかけフランス政府とアルジェリアの戦闘は停止され た。 しかしアルジェリアは、テロの被害が多く無政府状態を恐れて フランスへの移住を開始する。(1回目移民) その後アルジェリアの独立が決まった。 独立後、アルジェリア内でフランス側を味方していた多くのア ルジェリア人が味方していなかったアルジェリア人に殺され た。 それを恐れたフランス側を味方していた多くのアルジェリア人 がフランスへ亡命(移民)した。(2回目移民) フランスへの影響 フランス国内の移民人口は全体の10%に達している。 特に アルジェリア系移民は、1950年代後半から70年代前半に かけての高度成長期の労働力を提供した。 移民によって支えられる社会に ちなみに・・・フランスでも高齢化が進んでおり、それを移民の労 働力で埋める動きが進んでいる。 ~まとめ~ • アルジェリア戦争によりフランスへの移民が多い。 • アルジェリアがフランスの支配下となったことでアルジェリア 人もフランス人になり、独立後フランス人となった元アルジェ リア人が自分の国であるフランスに戻ったため国内移動の ような形の移民になっている。 • 今ではフランスに移民してきた人たちが経済を支えている。 ~考察~ • アルジェリアとフランスの関係は長きにわたり、フランスの植 民地であったが、今ではフランスはアルジェリアの労働力が 必要不可欠になっている。 • 両国の関係は様々な形に変化しつつも今も密接につながっ ている。 • 参考URL:参考文献 <アルジェリアについて> http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/algeria/data.html <移民の定義> 授業内配布プリント(移民) <アルジェリア戦争について> http://www.newsdigest.fr/newsfr/features/5143-50th-anniversary-of-algerianwar.html <フランスへの影響> http://toyokeizai.net/articles/-/12473?page=2
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