2016 年 11 月 25 日 ロシア (1)基礎項目 地 理 面積:1,710 万㎢(日本の約 45 倍、米国の約 2 倍、世界第 1 位、クリミアを含まない) 気 候 沿海地帯を除き、概ね大陸性気候である。国土の大部分は寒冷な気候で、夏は短く、長い 厳寒の冬が特徴。夏と冬の気温差は激しい 首 都 モスクワ(人口 1,220 万人、15 年) 人 口 1 億 4,627 万人(15 年、クリミアを含む)、年平均増加率※-0.04%(05~14 年、世銀) 民 族 ロシア系(81.5%)、タタール系(3.8%)、ウクライナ系(2.9%)、他 100 以上の民族を数える 宗 教 ロシア正教(75%)他、カトリック、プロテスタント、ユダヤ教、イスラム教、仏教、など 言 語 ロシア語(国語)他、少数民族の言語を含めると 100 以上に上る ※ロシアの人口は 09 年に増加に転じて以降、ごく緩やかに増加している。15 年の人口増加率は+0.2%である。 (2)政治・外交 主権宣言 現 憲 法 政 体 元 首 行政責任者 政 党 (下院議席数) 議 会 軍 事 外 交 加盟国際機関 教 育 90 年 6 月 12 日(ソ連を構成していたロシア共和国が採択) 93 年 12 月、国民投票により新憲法採択 連邦共和制(共和国、州、自治管区など 85※※の構成主体からなる連邦国家) ウラジーミル・プーチン大統領(第一期、2000 年 5 月 7 日~04 年 5 月 6 日、第二期、 04 年 5 月 7 日~08 年 5 月 6 日、第三期、12 年 5 月 7 日~) (大統領の任期は 6 年、連続 2 期まで可能) ドミトリー・メドヴェージェフ首相(12 年 5 月 8 日就任) 与党:統一ロシア(343 議席) 野党:ロシア共産党(42 議席)、公正ロシア(39 議席)、ロシア自由民主党(23 議席)、 その他(3 議席) (16 年 10 月末現在) 国家院(下院)450 議席(任期 5 年):16 年選挙から小選挙区比例代表並立制 連邦院(上院)170 議席:各連邦構成主体から行政府および立法機関の代表各 1 名 総兵力:約 79.8 万人(陸軍 24.0 万人、海軍 14.8 万人、空軍 14.5 万人、その他 26.5 万人)、準軍隊:48.9 万人、国防予算 GDP 比 4.2% (15 年、ミリタリーバランス 2016) 国際経済システムへの統合を標榜しつつ、国益を最大限に確保する 国連、IMF、世銀、WTO、APEC、EBRD、AIIB など 義務教育 9 年(中等普通教育(学校)制度は 11 年、最後 2 年は義務教育ではない) ※※14 年 3 月に事実上ロシアに編入された「クリミア共和国」および「セヴァストポリ連邦市」を含む (3)経済(原則として 15 年数値) 1 ドル=62.90 ルーブル、1 ユーロ=68.68 ルーブル 100 ルーブル=1.59 ドル=1.46 ユーロ=167.39 円(16 年 10 月末) 名目 GDP 1 人当り GDP 就業人口構成比 (14 年) 輸出構造 主要輸出先 輸入構造 主要輸入先 本邦金融機関 進出状況(銀行のみ) 本邦総合商社 進出状況 80 兆 8,043 億ルーブル(1 兆 3,110 億ドル) 9,128 ドル 商業 18.7%、製造業 14.6%、金融・不動産 10.6%、農林水産業 9.4%、建設業 8.4%、教育 8.1%、運輸・通信 8.0%、その他 22.2% 鉱物製品 63.8%、金属・同製品 11.9%、化学品・ゴム 7.4%、機械・輸送機器 7.4%、その他 9.5% (輸出額 GDP 比※※※26.2%) EU48.2%(オランダ 11.9%、ドイツ 7.4%、イタリア 6.5%、ポーランド 2.8%、英国 2.2%、その他 17.4%)、中国 8.3%、トルコ 5.6%、ベラルーシ 4.4%、日本 4.2%、 韓国 3.9%、カザフスタン 3.1%、米国 2.8%、その他 19.5% 機械・輸送機器 44.8%、化学品・ゴム 18.6%、食料・農産品 14.5%、金属・同製 品 6.7%、その他 15.4% (輸入額 GDP 比※※※13.9%) EU38.5%(ドイツ 11.2%、イタリア 4.6%、フランス 3.2%、ポーランド 2.2%、英国 2.0%、その他 15.3%)、中国 19.2%、米国 6.3%、ベラルーシ 4.7%、日本 3.7%、ウクライナ 3.1%、カザフスタン 2.6%、韓国 2.5%、その他 19.4% 駐在員事務所:国際協力銀行(JBIC)、三菱東京 UFJ 銀行、三井住友銀行、み ずほ銀行 現地法人:三菱東京 UFJ 銀行、三井住友銀行、みずほ銀行 三井物産、三菱商事、住友商事、伊藤忠商事、丸紅、双日、兼松、豊田通商 ※※※輸出(入)額 GDP 比は、「通関統計の財の輸出(入)額/名目 GDP」。 ©公益財団法人国際金融情報センター
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