「下水道展’15 東京」出展業務委託仕様書(案) 下水道局総務部広報サービス課 第1 1 委託概要 件名 「下水道展’15 東京」出展業務委託 2 履行期間 契約締結の日の翌日から平成 27 年 8 月 31 日まで 3 履行場所 東京ビッグサイト東 3 ホール(パブリック内発注者出展スペース) 東京都江東区有明三丁目 10 番 1 号 4 仕様書の適用範囲 本仕様書は、東京都下水道局(以下「発注者」という。)と受注者との間で締結する「下水 道展’15 東京」出展業務委託(以下「本業務」という。)に適用する。 5 目的 下水道事業における普及啓発をこれまで以上に進めるため、主に一般住民、地方公共団体・ 公社職員等に向けてPRし東京下水道のプレゼンスを高める。 第2 委託内容 受注者は、 「下水道展’15 東京 出展の手引き」に従い、本仕様書及び企画コンペティションに おいて採用された企画提案書に基づく業務並びにその他出展に当たり必要な業務を行うこと。 委託内容については、下記のとおりとする。 1 展示ブースの作製・設営・撤去 展示ブースのレイアウト及び装飾を行い設営する(ブース内の通信設備、電気・給排水・圧 縮空気等付帯設備工事も含む。 )とともに、 「下水道展’15 東京」展示会(以下「本展示会」と いう。)終了後、撤去及び不要物の処分を行うこと。 展示ブースのレイアウト・装飾については、下記の項目を満たすものとする。 ・来場者が興味を引かれるインパクトのあるデザインとすること ・東京都下水道局キャラクターの「アースくん」をブース内のアイキャッチとして活用する こと ・壁構造を減らし、開放的なイメージとすること ・特徴を分かりやすく伝えるための装飾を施すこと ・展示品目を効果的に見せる工夫を施すこと ・パネルには視認性の高い機材を使用すること ・来場者が見やすいよう、動線を重視すること ・受注者は、映像設備、マイク・スピーカー等の音響設備、照明設備、通信設備など、展示 ブースの運営・管理に必要な設備や備品等を全て用意すること。 -1- 2 展示品等の運搬・設置等 展示品、パネル、ノベルティ、パンフレット等会場内で使用する全ての備消耗品類を指定場 所から会場に運搬し、設置等をするとともに、本展示会終了後は指定場所まで運搬すること。 3 パネル・キャプション・ノベルティ等の作製 パネル・キャプション・ノベルティ等を作製すること。 パネル・キャプション・ノベルティ等の作製に当たっては、発注者が提供する写真・文章等 をもとにデザイン・レイアウトを行い、発注者の承認を得て作製すること。 4 展示ブースの運営・管理及び運営計画の作成 本展示会開催期間中、展示ブースの運営を行うこと。 具体的な業務内容は以下のとおりとする。 ・来場者の案内、誘導、説明補助 ・発注者が支給するノベルティ及び資料等の配布(袋詰め作業含む。) ・展示ブース内への来場者のカウント(一般、官公庁、企業の 3 つのカテゴリーに分類す る。 ) ・その他展示ブースの運営に必要な業務 受注者は責任者を選定し、発注者の承認を得ること。また、事前に上記の項目を記載した運 営計画を作成し、発注者の承認を得ること。 なお、運営計画には下記のスタッフ及び体制についても記載すること。 ・責任者 ・スタッフ ・ブースの運営管理及び発注者以外の運営スタッフの管理体制 ・通信設備、電気・給排水設備及びモニター等付帯設備の保守管理体制 第3 1 成果物及び業務遂行に当たっての注意事項 成果物等の納品について (1)成果物のうち、本展示会で使用するパネル等は平成 27 年 7 月 13 日(月)までに作製し、 発注者の承認を得ること。 また、承認を得たものについては、発注者が指定した日に、指定場所に納品すること。 (2)写真等を添付した実施報告書を平成 27 年 8 月 14 日(金)までに 1 部提出すること。 また、電子データをCD-R又はDVD-Rに納め、1 枚提出すること。 (3)印刷物・パネル等の成果物の版下データ(Windows 版イラストレータで編集可能な電 子データ)とPDFデータ、映像データをCD-R又はDVD-Rに納めて 1 枚納品する こと。 (4)上記CD-R又はDVD-Rはウィルスチェックを行った上で納品すること。 なお、ウィルスチェックを行った証明書を添付すること。 2 著作権の取扱いについて (1)受注者は、成果物のうち本業務の実施にともない新たに作製したものについて、著作権 -2- 法(昭和 45 年法律第 48 号)第二章第三節第二款に規定する権利(以下「著作者人格権」と いう。 )を有する場合においてもこれを行使しないものとする。ただし、あらかじめ発注者 の承認を得た場合はこの限りでない。 (2)前項の規定は、受注者の従業員に著作者人格権が帰属する場合にも適用する。 (3)前 2 項の規定については、本業務終了後もなお効力を有する。 (4)受注者は、成果物に係る著作権法第二章第三節第三款に規定する権利(以下「著作権」 という。 )を、発注者に無償で譲渡するものとする。ただし、成果物に使用又は包括されて いる著作物で、受注者が本契約締結以前から有していたか、又は受注者が本業務以外の目的 で作成した汎用性のある著作物に関する著作権は、受注者に留保され、その使用権、改変権 を発注者に許諾するものとし、発注者は、これを本業務の成果物の運用その他の利用のため に必要な範囲で使用、改変できるものとする。また、成果物に使用又は包括されている著作 物で第三者が著作権を有する著作物の著作権は、当該第三者に留保され、かかる著作物に使 用許諾条件が定められている場合は、発注者はその条件の適用につき協議に応ずるものとす る。 (5)前項の権利には、著作権法第二十七条及び第二十八条に規定する権利も含む。 (6)本業務の実施に伴い、特許権等の産業財産権を伴う発明等が行われた場合、取扱いは別 途協議の上定める。 (7)成果物に関し、第三者から著作権、特許権、その他知的財産権の侵害の申立てを受けた 場合、発注者の帰責事由による場合を除き、受注者の責任と費用をもって処理するものとす る。 3 業務の遂行に係る費用等の扱い 本業務の遂行に当たり、必要となる手続き及びそれらに係る諸費用(著作物に係る費用を含 む。) 、物品及び消耗品等は、全て受注者の負担とする。特に、本仕様書に基づく双方協議を行 い変更した場合の費用及び項目についても、全て受注者の負担とする。 (参考)諸費用の具体例 ・通信、電気、圧縮空気及び給排水設備等の申請手続き並びに工事費(一次・二次工事共) ・通信費及び光熱水費等の使用料 ・搬入・搬出時の車両申請、荷役機械使用申込み及び床面工事許可申請並びに装飾施工業者 登録等の手続き等 ・手配車両に必要なガソリン等燃料代、有料道路使用料等 4 工程管理及び打合せ記録 (1)受注者は、常に作業の進行状況について把握し、確実・効率的な工程管理を行うこと。 (2)受注者は、本業務を適正かつ円滑に実施するため、発注者と密接に連絡をとり、業務の 方針、条件等について疑義がある場合は速やかに協議する。 (3)受注者は、契約締結の日の翌日から 7 日以内に工程表を提出するものとする。工程に変 更が生じ、その内容が重要な場合には変更工程表を提出して、発注者と協議すること。 (4)受注者は、業務の進捗状況に応じて、業務ごとに発注者へ中間の報告をし、十分な打合 せを行うものとする。 -3- (5)受注者は、発注者が必要に応じて進捗状況等の報告を求めた場合は、速やかにこれに応 じなければならない。 (6)受注者は、発注者と打合せを行い、必要の都度、その内容について任意の様式で打合せ 記録簿に記録、提出し、相互に確認しなければならない。 5 緊急事態に備えた対応 受注者は、緊急事態が発生した場合の具体的な連絡体制等を示したフロー図を作成し、平成 27 年 7 月 13 日(月)までに発注者に提出するとともに、受注者の全スタッフに周知すること。 6 参考資料の貸与及び収集 (1)発注者は、本業務に必要な関連資料等を貸与する。 (2)受注者は、貸与された資料等を善良な管理者の注意をもって取扱わなければならない。 万一、紛失又は破損した場合は、受注者の責任と費用負担において代品を納め若しくは 現状に復し、又はこれらに代えてその損害を賠償しなければならない。 (3)受注者は、業務完了時に貸与された資料を発注者へ返却しなければならない。返却時に は、必ず発注者の確認を受けること。 (4)受注者は、発注者が貸与する資料等のほか、本業務で必要な資料等を関係各所に出向き 収集すること。 7 目的外使用の禁止 受注者は、発注者から提供を受けた一切の書面及び電磁的記録、並びにその他本業務に関す る情報を、本業務以外の目的に使用してはならない。 8 秘密の保持 (1)受注者は、本業務の履行に際して知り得た業務の内容を第三者に漏らしてはならない。 (2)前項に規定する義務は、本業務終了後も有効に存続するものとする。 9 個人情報保護 別紙「個人情報を取り扱う業務委託契約に係る標準特記仕様書」の定める事項に従うこと。 10 開催施設内での作業 受注者は、本展示会会場内において展示ブースの設営、展示品・備消耗品類等の会場への運 搬、設置、開催期間中の運営及び撤去作業を行う場合は、次の事項を遵守するものとする。 (1)危険防止のための安全対策を講じること。万が一事故等が発生した場合は、受注者の責 任において処理するとともに、速やかに発注者へ連絡すること。 (2)その他、発注者及び本展示会主催者が指示すること。 11 展示品目又は品目数の変更等 (1)発注者は、展示品目又は品目数に変更等が生じた場合は、受注者に連絡する。 (2)前項の連絡を受けた受注者は、変更内容等を踏まえ、レイアウト及び装飾を行うこと。 -4- 12 疑義の解釈 本仕様書に記載のない事項及び記載事項に疑義を生じたときは、発注者と受注者の協議によ り定める。 13 法令等の遵守 本業務の履行に当たっては、関係法令等を遵守すること。 14 瑕疵担保責任 契約目的物に瑕疵があるときは、発注者は受注者に対して相当の期間を定めてその瑕疵の修 補を請求し、又は修補に代えて、若しくは修補とともに損害の賠償を請求することができる。 15 環境により良い自動車利用 本業務の履行に当たって自動車を使用し、又は利用する場合は、都民の健康と安全を確保 する環境に関する条例(平成 12 年東京都条例第 215 号)の規定に基づき、次の事項を遵守す ること。 (1)ディーゼル車規制に適合する自動車であること。 (2)自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関 する特別措置法(平成 4 年法律第 70 号)の対策地域内で登録可能な自動車利用に努める こと。 なお、当該自動車の自動車検査証(車検証)、粒子状物質減少装置装着証明書等の提示又は 写の提出を求められた場合には、速やかに提示し、又は提出すること。 16 契約代金の支払い 契約代金は、発注者の検査に合格した後に一括で支払うものとする。 17 その他 食品を扱う場合には、管理に十分注意すること。 -5-
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