掲載しているお店は 「I love Sumida!!」 の元気がもらえる お店ばかりです 下町猫道散歩マップ 手書きイラストが温かいお散歩マップ。 「頑張っているお店がいっぱいあることを、 もっと知って欲しい」と、Smile Kitchen の加藤京子さんは話します。子ども連れで も入れるカフェも紹介しているので、すみ だに引っ越して来た若い人にとってのバイ ブルになっているとか。100 円。 Smile Kitchen・加藤京子さん すみだのまちを おもてなしマップ 向島橘銀座商店街協同組合 P36 つまみぐいウォーク お惣菜店の多いキラキラ橘商店街を 100 〜 200円で食べ歩きするイベント「つまみぐいウォー ク」のガイド。千葉商科大学のゼミ学生とのタ イアップ企画とあって、学園祭のチラシのような 手作り感いっぱいです。3月、6月、11月の年3 回開催予定。割引の前売り券もあります。 問向島橘銀座商店街事務所 毎年、学生たちが 楽しい企画を 持ち込みます 今年も乞うご期待! 向島橘銀座商店街事 務局長・大和和道さん 聴覚障害者との コミュニケーションに 活用してください 墨田区の地名手話 耳の聞こえない人にすみだを案内す るときに便利な、すみだの地名手話 ガイドです。マップではありませんが、 手話でコミュニケーションしながらまち を楽しむツールとして最適。300 円 (ろう者支援を含む) 。 問墨田区聴覚障害者協会事務局 荘司ちづ子さん FAX3623-5404 問 Smile Kitchen 特集 墨田区聴覚障害者協会 マッチングレポート ●特集 マッチングレポート ●特集 Smile Kitchen P34 クリアフォルダーに 印刷されているので 持ち歩きも便利 「すみだを訪れる人にまちの 魅力を伝えたい!」そんな思い のいっぱい詰まった「おもてな しマップ」。隠れた名作の中か ら、いつもと違うまち歩きが楽 めるマップを紹介します。 墨田区障害者団体連合 会会長・荘司康男さん NPO法人 向島学会 P31 アートだからと構えずに ぶらりと気軽に歩いて わくわくして欲しいです 墨東まちみてマップ 小梅牛島通りまちづくり協議会 小梅牛島通りお散歩マップ 浅草から東京スカイツリーまで、のんびり散 歩してみませんか? 地元のまちづくり協議会が 作ったこのマップ。昔ながらの町並みごしに東 京スカイツリーが見られる、おすすめビューポイン トも紹介しています。 昭和のムードが 漂う街を ゆっくり歩いて みませんか? 小梅牛島通りまちづ くり協議会副会長・ 山本弘治さん 墨東エリアのおすすめアートスポット を巡ることができるマップ。まち見世イ ベント用に作ったマップですがまち歩き でも楽しめます。地図を片手にアート の視点でまちを歩くと、いつものまちが 違ったまちに見えてきます。英語版も あり。 問向島学会 NPO法人向島学会・清水永子さん 錦糸町活性化協議会 きんしちょうぐるりマップ ディープなイメージの 錦糸町を面白味と捉えて 素敵なお店を発掘しました 錦糸町活性化協議会 のメンバーが「女性でも入 りやすいお店」という視点 で選んだイチオシのお店を 紹介するマップ。錦糸町駅 の南も北も、まち歩きが楽 しめる情報をイラスト入りで 紹介しています。 問錦糸町活性化協議会 錦糸町活性化協議会のオオタ マリエさん(写真左)とイラスト を描いたフジタアオイさん(右) 4 5 自分たちの手で まちの魅力を発信 P24 タ ウ ン 紙 × 音 楽 祭 すみだに愛されて20年 ●アベニュー編集委員会 ▲創刊号 (左) と2000年 12月号 (右) 。99歳のお ばあちゃんと赤ちゃんが 一 緒に載っているのが Avenueならでは P18 ▲スパニッシュギターユニット、 「DON ALMAS」の迫力ある 演奏 ▲ 「地元クリエイターのゆるいネッ トワーク」 と言う、 すみだ クリエイターズクラブ。現在メンバーは約60名 グループのモットーは、 「愛と品質」です。愛で 魅力を発見し、誰にも負 けない品 質のものを創 り出します。2016年には 「北斎先輩」のテーマで 同クラブ展を開催予定。 80歳を超えて 現役のテノール 歌手、 田中英明 さんとピアニスト の田中良茂さん の父子共演 ▲すみだに縁のある音楽家が大集合のAvenue20周年記 念音楽祭。 トリフォニーホールの観客席が埋め尽くされました すみだのタウン情報紙 Avenueは、すみだの皆 さまの善意の集合体で す。いっぱいの愛 情が こもっています。 お祝いに 駆け付けた 演者の皆さ んによるフィ ナーレ Avenue編集長・臼井征子さん ▲「まちのことを伝えたい!」 エネ ルギーがいっぱい詰まった作品 ▲ 6 来場者が 「すみだを 好きな理由」 を書き込 めるボード 様々なイベントも開催されるようになりまし た。 7月にはすみだトリフォニーホールにて20 周年記念音楽祭が行われ、満杯になった会 場で皆さん素晴らしい音楽に酔いしれまし た。 「すみだの皆さまのご愛読に感謝をして います」と臼井さん。バイクに乗って、今日も 取材に出かけます! ▲ ▲三井千賀子さん (写真右) と、 今回の 展示を企画した木村吉見さん ▲すみだで見かけるあ の顔も。 「ちょい似顔ね んど」 ▲ 「すみだをもっと面白くしたい」という思い で集まった区内在住在勤のクリエイターたち が、ソラマチにあるすみだまち処でグループ 展を開催しました。 「すみだクリエイターズク ラブ展 ぼくらが「すみだ」を好きな理由。」 と題したこの展覧会。2013年9月に発足した 同グループの実績やメンバーの作品が見られ ます。3M運動30周年祭やスミファ、おいし い下町マルシェ、紙芝居「地蔵坂むかしむか し」をはじめとしたプロジェクトの作品が並 びます。手づくりの暖かさがあったり、ものづ くりに携わる方々の息づかいを感じさせるも のばかりです。 「すみだには製造業や伝統工芸など、もの づくりに関わる人がたくさんいます。このまち には、ものづくりのDNAがあるんですね。地 元のクリエイターたちが表現すれば、すみだ のものづくりをもっと魅力的に伝えられると 思って」と、発起人の三井千賀子さんはこの ネットワークをつくったきっかけを話します。 「観光で訪れた人たちのもっているすみだ 像と、私たちのすみだ像をマッチングさせた らおもしろいでしょ」と、企画を担当した木 村吉見さんは言います。 ▲すみだクリエイターズクラブ展は、 2015年1月にソラマチ5階のすみだまち 処で開催されました ▲ ●すみだクリエイターズクラブ すみだのタウン情報 紙「Avenue(アベ ニュー)」。誰もが一度は目にしたことのある このタウン紙は、2015年で20周年の節目を 迎えました。地域密着ですみだの様々なイベ ントや活躍している人々を温かな目線で紹 介し、ファンも多いフリーペーパーです。取材 や編集だけではなく配送も、編集長の臼井 征子さんがほとんどお一人で行っています。 臼井さんは40歳の時に印刷関係の会社を 立ち上げ順風満帆でしたが、時代の変化に より仕事量が激減。20年前に新規事業とし て立ち上げたのが、愛する街すみだの話題 を提供するフリーペーパー「Avenue」の発 行でした。やがて会社は整理されましたが ご家族の協力を得ながら発行を続け、交流 会、旅行、コンサートなど「Avenue」主催の 7 マッチングレポート マッチングレポート ものづくり×クリエイター 地 域 交 流 × 落 語 空を彩る大輪の花火 ●鐘ヶ淵町会 笑いで深まる 地域の絆 P20 ●立花二丁目町会 ▲前座の林家 なな子さん登場 やがて最初の花火がドンッと音を立てて 打ち上がり花を開くと、追いかけるように金 色の花が夜空いっぱいに広がります。なんと 役員の方々がこの日のために毎年、煙火の 保安教育を受講して打ち上げの資格を得る そうです。みんなの笑顔のために町会の皆さ ん総力を挙げてこのリクリエーション大会を 支えています。 「あっ、今のハート型だね!」「大きい! きれ い!」歓声の上がる地上から高く離れて真夏 の夜を彩る花火は、鐘ヶ淵町会の皆さんの 団結力が開かせた大輪の花なのでした。 1月25日(日)、立花二丁目町会会館にて恒 例地域寄席会:新春落語会が行われました。 今の会館が出来たのが平成20年。それから ここで何かみんなを楽しませることが出来な いか、と落語家の古今亭菊生さんをお呼びし て四年前から始まったのがこの「新春落語 会」なのだそうです。 この日は前座の林家なな子さんと真打・菊 生さんが登壇。小気味いい語り口、人情味 たっぷりの噺に会場のあちこちから笑い声が 上がり、温かい拍手が沸き起こりました。終 了後、町会役員の方に伺うと、 「今年で4回目 ですけど、毎回楽しいですよ。皆さんに喜ん でもらってね。菊生さん、腕を上げたんじゃ ない?」とにっこり。他にも町会のシニアにあ たる「若松会」の皆さんのコーラス、抽選会 町会の方が仕事 などもあり、笑顔の絶えない一日となりまし で使っているパレッ ト た。 を組み上げた手作り また来年が楽しみだ、と帰って行かれた町 の高座 会の皆さん。笑いでより一層、地域の絆が深 まりました。 皆さんがこの会館を本当 に愛されていて、他では味 わえない空気を味わえま す。やっぱり何たって墨田 区いいよ。落ち着くし。 ▲真打・古今亭菊生さん ▲ 鐘ヶ淵町会では毎年夏に墨田五丁目運動 広場にてリクリエーション大会を行っていま す。約30年続くこの催しの目玉は夜の打ち上 げ花火とナイアガラ花火。他にも焼きそばや 子どもたちのためのビンゴ大会などが用意さ れ、近隣の町会の人たちも含め700人以上訪 れる夏の一大イベントです。 日が傾き始める頃、子どもたちはビンゴ大 会を楽しみ、焼きそばを食べ、きらきら光る 腕輪をして走り回っています。大人はみんな 子どもたちを温かい眼差しで見つめていて、 何だか町会全体が大きな家族のよう。 P27 ▲ 日が落ちて、 いよい よ花 火 打ち上げが 迫ってきました。皆さん その時を楽しみに待っ ています ▲女性役員が食べ物の方を 担当。町会一丸となってリクリ エーション大会を盛り立てて います ▲ 鐘ヶ淵町会で初 めての女 性 会 長 、 北村嘉津美さん 8 近 隣八町会の方々とのお付き合い で、同じ日にお互いのイベントを訪れ 合うんです。勉強になるんですよ。あ ら、このおつまみいいわね、とか。 ▲立花二丁目町会会長の 板津武さん。人を笑顔にす る天才です ▲会長のイラスト入り 町会フラッグ ▲今年も笑顔があふれる素敵な一日になりました 9 マッチングレポート ●地域活動 マッチングレポート ●地域活動 町 会 × 花 火 多 様 性 × ま ち 歩 き すみだに響く ジャズのメロディー ●すみだ茶々丸ジャズ研究会 向島は 動物園だった? ●NPO法人 向島学会 P25 ▲皆さん共通のジャズ譜 「ジャズ ジャズピアニストの瀬戸愛里さんが「茶々 スタンダードバイブル」 通称黒本 丸 」名 義で主催されている「すみだ 茶々 丸ジャズ研究会」は、すみだ生涯学習セン ター・ユートリヤやその他公共施設で月に一 度ジャズセッションを行っています。若くして 病を得て心身共に辛い時期を過ごした茶々 丸さんは、その経験によって「こういう気持 ちを抱いている人はきっと他にもいる。自分 のできることで同じように苦しむ人たちをサ ポートしたい」という気持ちが高まり、この活 動を始めたそうです。 「ちょっと楽器にさわってみたい」という人 ▲一人ずつ順番にアドリブを演奏 でもセッションに入れるように、全員で有名 なスタンダードナンバーを一曲演奏したり、 超初心者の人のための講座も用意。中・上級 者向けには人数を少なめにしてそれぞれの ▲ 女 性ドラ 演奏時間が長くとれるようにし、コアな曲も マー、 カッコ いいスティッ プレイするそうで、ジャズをやりたい!という クさばきです! 気持ちがあればどなたも参加OK。幅広く門 戸を開いています。 ジャズが人と人を音符のようにつないで、 素敵な音楽を生み出す大人の部活「すみだ 茶々丸ジャズ研究会」。あなたも響き合う仲 間になりませんか。 参加する時、楽器は 何でもOK! カスタネットでも歌っ てもいいんです! ▲ 主催の茶々丸さん 10 ▲奏者が代わりながら、 新しい 曲に移り、 セッションは続きまし た ▲ 幸田露 伴にち なんでカタツムリの いる 「でんでん虫 公園」 ▲「 向 島 百 花 園には、昔 、 ツ ルが 飼われて いたんです」 と 言うガイドの佐 原さん ▲消しゴムメーカー のヒノデワシ (株) 。 会社のマークはもち ろんワシです ▲境内でライ オンがおもてな しをする三 囲 神社 ▲小学校の校庭には怪獣も。 これも 動物っていうことで、 記録しておきます P31 「こんなところにカタツムリがいる〜」、 「キ ツネの目が垂れててカワイイ♡」「こっちは怪 獣発見!」。向島を動物園と思って歩くと、い つものまちと違った発見があります。神社の 境内にいる狛犬や動物のレリーフはもちろ ん、お店や会社のマークが動物だったり、通 りに動物の名前が付けられていたり、動物 や怪獣の造形物があったり。わくわくしなが ら町を探検できます。 4月26日(日)に開催の「第2回東京ジェイ ンズ・ウォーク〜向島再見〜」。NPO法人向 島学会と明治大学が共催で、まちを活性化 するために多様性の大切さを提唱したJane Jacobsさんにちなんで、世界中で同時開催 されるイベントです。向島は新旧の町並みが あったり、大きな街道と小さな路地が混在し ていたり、まさに多様性に富んだまち。8つ のグループに分かれて、それぞれ別の(多様 な)テーマで向島を探検しました。 おもしろ風景を映像で切り取って来たグ ループ、匂いや音、風、光と影など五感をフ ルに使ってまちを体感してきたグループな ど、報告会のプレゼンテーションも発見が いっぱいでした。 明治大学と向島学会と ががっぷり四つに組ん で、まちを楽しむアイデ アを持ち寄ったのがこ の企画です ▲山本俊哉さん (明治大学建築学科教授) 11 マッチングレポート マッチングレポート ジ ャ ズ × 仲 間 づ く り ●環境を考える市民の会 ▲親子連れでに ぎわう錦糸町の 会場 P20 月に1回、大横川親水公園・錦糸町のイベ ント広場で行われているフリーマーケットを ご存知でしょうか? その運営団体「環境を 考える市民の会」は、1997年に設立、10人ほ どで活動しています。現在は靖国神社と錦 糸町で開催しており、共に都心にありアクセ スも良い非常に人気のあるイベントとなって います。 錦糸町の会場は噴水や砂場などが近くに ▲ご近所から出店され る方が多く、 洋服をかけ あり、子ども用の衣類やおもちゃなどもよく るハンガーもゴロゴロ転 出品されているので、親子連れで訪れるお がしてこられるのだとか 客さんも多く見かけられます。広さで言えば 150店くらいは入るのですが「そうすると通 路が狭くなってしまう。障害者施設も近く車 いすで来られる方も多いので、今の100店く らいがちょうどいい」と代表の藤江さん。自 分たちで会場を開拓し、大きなイベントに育 てることを大切にしながらも、皆さんが気持 ちよくフリマを楽しめるよう運営されていま す。 誰かにとっては要らないものでも、他の誰 かには宝物となる可能性がいっぱいのフリ マ。小さなリサイクルから環境を考えるきっ かけになるといいですね。 防 災 × 居 場 所 多世代が立ち寄る 地域の居場所 ●寄合い処ふじのきさん家 ▲ 12 環境を考える市民の会の 代表・藤江靖浩さん ▲シャッターに描かれた絵の中には 拠点づくりに協力した方の名前も 「ふじのきさん家」。この、とても親しげな ネーミングの地域の寄り合い場所が今、注目 を集めています。2013年にオープンしたこの スペース。老朽化した木造建築物の不燃化、 耐震化改修のモデルハウスとしての役割と、 気軽に立ち寄れる地域コミュニティースペー スとしての役割を担っています。 取 材に伺った日は、毎月1回の見守りお 食事会の日。手作りの温かい食事に舌鼓を 打ったあとクリスマス飾りの折り紙に挑戦。 ▲「おいしいわね〜」 。地元町会の皆さんが作ってくれ 難しい折り方ながら参加者同士が助け合 た、 愛情たっぷりの食事をしながら楽しいおしゃべり い、完成までがんばりました。 地域コミュニティを活性化することで高齢 日本折紙協会・中村 さんによる折り紙講習。 者の孤立化を防いで、地域の防災力を高め 「折り紙は認知症対策 ていこうというねらいです。ネーミングは近 に最適です」 所にあるふじのき公園から名前をとったとの こと、地域の皆さんから親しまれています。 2015年7月からはコミュニティ・カフェの運 営を始めました。そして2016年度からは東京 書籍の中学家庭科教科書にも掲載されるそ うです。自慢の作品が展示できるギャラリー ありキッチンあり、多目的室ありの、ふじのき さん家。まさしく地域コミュニティの拠点に なりそうです。 販売できるものは家庭内 の不用品のみで、業者は お断り。皆さんが気持ち よくフリマを楽しめるこ とを大切にしています。 ▲ 「次回もお越しくださいませ!」 P31 ▲ 捨てればゴミ、 売れば宝 マッチングレポート マッチングレポート 交 流 × リ サ イ ク ル ▲町会、 NPO、 学生…。運営にはたくさんの 方が関わっています 高齢者だけではなく、学 校 帰りの子どもたちの居場所 だったり、子育てママが 赤 ちゃんと一緒に立ち寄れる ような、いろんな人が楽しめ る場にしたいですね。 ▲「 次はどこを折るん だっけ?」 みんなで協力し あいます 13 見 た 目 問 題 × 写 真 展 人間関係のスペシャリストたち からのメッセージ ● NPO 法人マイフェイス・マイスタイル ▲ 「お話を聞く相手は人生の大先輩ですから、 私の方 が成長させてもらっているなと感じます」 と言う代表の成 瀬さん (写真左) ▲ 長 年 務めた民 生・児 童 委員を引 退後に始めたとい う高橋さん 気持ちに寄り添う 人に寄り添う ●傾聴ボランティア「きき耳すみだ」 P21 活 動の 楽しいとこ ろは、仲間がいて、 話ができること ▲ メンバーの皆さん 14 ▲「ゆっくり話を聞いてもらえるので 利用者さんからも好評です」 と中村 施設長 (介護付有料老人ホームグ ランヴィ歳王) も信頼を置く *オレンジカフェすみだ 認知症の方とその家族、 支援者の 交流の場。区内では本所地域プラ ザBIGSHIP、 八広地域プラザ「吾嬬 の里」で開催。 P30 生まれつき顔や身体にあざがあったり、事 故や病気で外見の症状をもつ皆さんを紹介 する写真展が、区内3カ所で開催されまし た。日本におよそ100万人いると言われる「見 た目問題」。当事者の中には、差別やいじめ を受けていたり人間関係に悩んでいたりして いる人もたくさんいるそうです。「見た目問 題」写真展『ただ、自分らしく』は、そうした 人たちのことをもっと知って欲しいと企画し た写真展です。 ▲今の社会は、 他の人と違うことが怖いと感じる時代。 撮影したのは写真 家の冨樫東正さん。 「だからこの写真展のメッセージを一般の人にこそ伝え 『ただ、自分らしく』のテーマどおり、日常 たい」 と語るお二人 のワンシーンを切り取った素敵な表情の写 真ばかりです。1点1点の作品にはモデルに 「勇気をもらった、 元 なってもらった当事者とカメラマンとの優し 気づけられた」 という いやりとりが綴られています。 感想が多い写真展。 本所地域プラザBIG 写真展のポスターのモデルでもあり全身 SHIP 脱毛症をもつ岡村信子さんと外川さんとの トークライブもありました。「この写真展の モデルになっていただいた方は、皆さんとっ ても魅力的な方ばかりです。 『私を見て!』 と言える人たちです。彼らは人間関係のスペ シャリストだと思うんですよね」という、お二 人のトークが輝いていました。 ▲ 「私自身しゃべる のが苦手ですが、 そ ういう人こそやっても らいたいと言われて 始めました。」 と言う 白井さん ▲ 傾 聴 × 老 い マッチングレポート マッチングレポート 「高齢者の心や気持ちに寄り添って話を聞 いてあげることで、その方の気持ちが落ち着 いたり、気分が良くなったり…、そんなお手 伝いができればいいなと思います」と、活動 について語るのは代表の成瀬眞知子さんで す。傾聴ボランティア「きき耳すみだ」は、平 成24・25年度の傾聴ボランティア講座を受 講した修了生のグループで、現在メンバーは 20名。高齢者施設での傾聴ボランティアの ほか、認知症の方とその家族の交流の場、オ レンジカフェ*でも活動しています。 「ときには不安を抱えている方も、話をし たくない方もいらっしゃいます」とメンバーの 高橋さんは言います。そんなときも無理をせ ず、沈黙もメッセージだと思っていっしょに テレビを観るだけのときもあるそうです。 「ま た来てくれたわね、待っていたのよ」と言わ れたときに、やりがいを感じると言います。 「きき耳すみだ」では奇数月に研修会を開 いて、自分たちの活動を検証し合ったり、コ ミュニケーション力アップの勉強をしたりし ています。無理をせず、楽しみながら自己研 さんができるところが、傾聴ボランティアの 魅力のようです。 ▲左の写真はウェディ ングドレス姿の岡村さん ご本人。 企業の玄関や銀 行など、日 常の中で写真展を開きたい ですね。問題を抱える人と の接点がない人に観てほし いです。 ▲代表の外川浩子さん 15 日 本 舞 踊 × 誰 で も 子どもに伝えたい 遊びの心 ●NPO法人すみだ学習ガーデン 夏休みの始まりを告げる祝日、海の日に、 ユートリヤ すみだ生涯学習センターで『夏 休み! 親子で遊ぼう! こども一芸ひろば 2015』が開催されました。こども一芸ひろば の実行委員長を務めるN PO法人すみだ学 習ガーデンの高井卓司さんにお話を伺いま した。 「こども一芸ひろばは、知識や技術の「一 芸」を持った一般の方々に講師をお願いし て、子ども向けのイベントとして、年に一度開 催しています。一般の方々に講師をお願いし ているのは、地域の方々のつながりを広げて いきたいという思いからです」。 当日は子どもたちだけで500人ほど、保護 者の方々を含めると1000人近い人出になりま した。近くの町会や区内の高校生たちも、技 やアイデアを持ち寄って、オリジナリティあふ れるコーナーで活躍していました。 実行委員長の高井さんによると、さらに 新しくて楽しい企画を立てていきたいとのこ と。子ども向けの講座も増やしていきたいそ うです。 マッチングレポート マッチングレポート 一 芸 × 多 世 代 交 流 日本舞踊の裾野を 広げたい! ●墨田区日本舞踊協会 P23 ▲木や草、 花を使っ て笛を鳴らす草笛。 一 芸を持った先 生 が、 音の出る葉を選 んでくれます ▲瞬間冷却パックを作る実験を 立志舎高等学校ボランティア同 好会がお手伝い ▲自転車かき氷。 おいしいかき氷を目の前に、 みんな 一生懸命 地 域の大 人が 子ども たちへ、技や遊びを伝 えていくイベントです P24 「墨田区文化祭~日本舞踊素踊り大会~」 は、日本舞踊をもっと多くの方に広めたい と、約40年前から続く発表会です。お名取り も本名で出演し、初心者にも気軽にチャレン ジできる舞台として人気があります。一人で も多くの人が踊れるようにと持ち時間も5分 以内なので、日本舞踊の魅力のエッセンスが 凝縮した舞台といえます。10月18日(日)の曳 舟文化センターでの大会は、朝10時~夕方7 時まで百数十名の方が日頃の練習の成果を 披露しました。 大会を主催する墨田区日本舞踊協会・宗 像路子会長は、 「踊りを通して日本の四季、 日本人の心の琴線に触れることができ、幸 せに感じます」と話してくださいました。ま た、今年88歳の嵩瀬仁絢さんは、 「いつまで も健康でいられるのも踊りの魅力。日本舞踊 の伝統のすばらしさをもっと多くの方に知っ て欲しい」と付け加えます。 今年2年目という小学生の女の子、踊りの 魅力にはまってしまったという男性、90歳を 超えても背筋がしっかりとしたお名取りさん も…。緊張しながらも、楽しそうに舞台に上 がって踊る姿が印象的でした。 ▲日本舞踊を始めて1〜 2年の女の子たち。緊張 した面持ちで 「絵日傘」 を踊ります ▲ 「さくらさくら」 に姉弟で挑戦 ▲ 「龍馬がゆく」 ▲ 「飛騨の龍」 ▲ 「暗夜航路」 ぜひ若い方に、まず着 物を着ていただいて、 日本舞踊にチャレンジ して欲しいですね。 ▲ 「古城」 91才になる 池上久子さん の 「長生の舞」 ▲ ▲実行委員長の高井卓司さん 16 ▲都立橘高等学校はクラスで参加。子 どもたちとダンスを踊りました ▲宗像路子会長 (写真右) と嵩瀬仁絢さん (左) 17 50音順 登録団体一覧 雨水市民の会 (企業・店舗・商店街以外) 2015年11月現在 マークの説明 やさしいまちメイ ト登録団体 マッチングレポート (P4〜17) で詳しくご紹介 「毎月25日はすみだ家庭の日」 運動への協賛 ♥家庭の日 やさしいまちメイトが取り組んでいる 区内公共施設以外で、 子育て支援またはバリアフリーの工夫や努力をしている施設や お店 区内公共施設には 「みんなにやさしい あんしんバリアフリーマップ」 に掲載されている 車いす対応トイレなどの設備があります。詳しくは区のホームページをご覧ください。 ※赤ちゃん休けいスポッ トには、 授乳やおむつ替えなどができる場所があります。 詳しくは、 区のホームページをご覧ください。 あ 行 アイアイ写真倶楽部 あおいくま 花華グループ 住所東駒形1-17-8-302 電話3625-5742 PR焦らない、怒らない、威 張らない、腐らない、負けない、 5つの心を大切に。みんな仲間です。一緒に 活動しましょう。 ♥家庭の日皆が交流できる場所を提供します。 アクティブ ケア アンド サポート 住所東向島6-37-4-1002 電話6657-4511 PR高齢者と障がい者の 権利ようご、 自立支援・後見制度の利用相談を行っています。お気軽にご連 絡ください。 車いす対応 アサヒ・アートスクエア (アートNPOリンク) 住所吾妻橋1-23-1 スーパードライホール4階 電話090-9118-5171 PRアサヒビールのドリンク片手に様々なイベントが楽しめます。パーティ等に 当スペースの貸出も行っています。 車いす対応トイレ有り 吾妻橋二丁目町会 PR町会ホームページを通じ、町内はもちろん吾妻橋地区や近隣地域相互 のさらなる活性化をめざします。 あとむ 住所本所3-29-4-101 メゾン久保田 電話3622-1504 PR身体に障 害を持った人たちがボランティアと共に日中もしくは宿泊しながら一時的にすご す場所です。 車いす対応トイレ有り アベニュー編集委員会 住所墨田5-14-9-502 電話5631-9613 PRすみだの皆様のお役に P7 立つ保存していただく情報紙「Avenue」 を発行。区内3万部の各種情報源 です。 ♥家庭の日来社の方に、 ご希望のアベニューバックナンバーを差し 上げます。 18 いきいきプラザ 住所文花1-32-2 クレストフォルム亀戸ビューフォートB1 電話3618-0961 PR地域交流や介護予防の拠点として趣味の生きがいづくり、運動などをサポート する墨田区の公共施設です。 ♥家庭の日毎月25日 (不定期) は 「夕食会」 を実施しています。 石原二丁目町会 住所石原2-13-10 電話3622-3779 PR石原二丁目はお互い様の心 を大切にする、皆が主役の良き下町の素敵で温かい町会です。 石原三丁目町会 住所石原3-28-7 PR笑顔で挨拶。お互い、隣組を大切に。 一寺言問を防災のまち PR 「一寺言問地区」内の町会などで結成された、防災まちづくりの会です。 にする会 (通称 一言会) 「路地尊」 などの開発が評価され、 日本建築学会「文化賞」や国から 「防災 まちづくり大賞 (ものづくり部門) 」 をいただきました。 Visit Crew (ヴィジットクルー) 住所墨田5-36-2 電話090-6497-0503 PRベンチャーズを生で聴い て育ったメンバーが演奏する曲の数々が60年代の懐かしい記憶を甦らせま す。 梅若橋コミュニティ会館 住所堤通2-9-1 電話3616-1101 PR図書室、児童室、地域集会所があ 赤ちゃん り、乳幼児から高齢者の方まで幅広くご利用いただけます。 休けいスポット有り エアロ 住所墨田5-36-2 電話3611-7893 PR高齢になっても適切な運動を ワン・ツー・スリー 続ければ体力が維持でき、時には向上します。無理せず、 自分のペースで続 けています。 econcerto (エコンチェルト) 住所業平2-16-4-702 電話5819-6323/090-3818-6814 PR環境 について共に学び実践し、 様々な団体と連携しながら伝えていく活動を行って いきます。 押上一丁目町会 PR会員相互の親睦を図り、 その福祉の増進に貢献し、 日常文化生活の向 上に寄与して町会発展に期することを目的としています。 おじじバンド 住所立花1-28-4 電話080-2007-3527 PR気がつけばいつの間に か歳を重ねている自分達。でも元気でいられるうちは演奏活動を通じて地域 に密着していきます。 男の料理教室 「すみだ食遊会」 おはなしの会 たんぽぽ おはなしの会 つくしんぼ おはなしポット PR毎月すみだ中小企業センターで、料理を学び、仲間と懇談、時には地域 の食育イベントに参加しています。楽しいサークルです。 住所東向島2-18-11 電話3614-3488 PRちいさな瞳に夢を 「絵本・ 紙芝居・リズム体操を」、高齢者にはやすらぎを 「語り・朗読・楽しいショーを」 PR 「おはなし」 ライブです。からくり絵本やパネルシアターなど楽しさいっぱ い。図書館に見に来てください。 住所堤通2-7-10-404 電話3614-5657 PR子どもたちが読書の楽しさ を知り、本に親しむようになることを願い、読み聞かせをしています。 オレンジボランティア 住所緑3-7-3 (みどりコミュニティセンター) 電話5600-5811 PR折り紙 の会・おりひめ を楽しみながら認知症予防をしませんか?教えられたり教えたり。頭も手も口も フル回転! 「失敗も楽し」 です。 19 50 音順 登録団体一覧 音順 登録団体一覧 50 いきいき子育て応援隊 住所太平3-19-1 リヴュール太平201 ムーミン保育室内 電話3626-2001 PR認証保育所の運営を柱に地域の子育て支援を 行っています。夜間、休日も開所しています。 あ行 あ行 住所東向島2-37-5-902 電話3619-3008 PR月1回の撮影会と例会 偶数月第1水曜日午後ユートリヤでプロジェクターにて各自の写真を講師よ り指導を受ける。 あいてーすみだ 住所両国2-2-2-304 電話090-1207-3803 PRパソコン・カラオケ・釣 り・旅行会を通じ健康増進と地域貢献の活動をしています。 アイデアツリーヒラメキ 住所吾妻橋1-14-7 電話6658-8092(平日13時~17時) PRアイデア 商品を活用した地域イベントの開催。学校、 自治体との協働による考える教育 の実施。世代間の交流を図る。 ♥家庭の日どこにでも無料でゲーム持参 で伺い、 ゲーム指導いたします。 住所向島5-49-3 電話6657-1416 PR雨に感謝し、雨を活かし、雨 と融和する社会を実現していくために、様々な活動を行っています。 ♥家庭の日事務所にて様々なイベントを企画しています。
© Copyright 2024 Paperzz