UAE主要内外政動向 (除、ドバイ・北部首長国) (2010年7月9日~7月

UAE主要内外政動向
UAE主要内外政動向
(除、ドバイ
ドバイ・
北部首長国)
・北部首長国
)
(2010
15日分
日分当地
当地報道取
報道取り
2010年
10年7月9日~7月15
日分
当地
報道取
り纏め)
平成22年7月15日正午現在
在アラブ首長国連邦日本国大使館
1.要人往来
要人往来
(1)当国要人の外国訪問
8日
ムハンマド副大統領兼首相(ドバイ首長)が,英ロンドンを訪問し,アブダビ
国際アラブ馬選手権開催式典へ出席。
10日
スルターン大統領代表(故ザーイド大統領次男)及びオウェイス文化相が,モ
ロッコを訪問し,第32回アシラ国際文化フェスティバルの開会式へ出席。
13日
英滞在中のムハンマド副大統領兼首相が,フソートンで開かれた乗馬の耐久レ
ース(166㎞)に参加し,優勝。
(2)外国要人の当国訪問
14日
カアビー連邦軍副参謀総長が,当地を訪問した米海軍のシャノン無人航空機・
爆撃担当上級オフィサーと会談。
2.アブダビ王
アブダビ王族の動向(
動向(除、要人往来
要人往来、
往来、外政)
外政)
10日
ムハンマド・アブダビ皇太子(故ザーイド大統領3男)が,イッティハード航
空本社を訪問し,本社にてジェームズ・ホーガンCEOら同社重役と会談する
とともに,同社の管制センター等を視察。
11日
ムハンマド皇太子が,スルターン・アブダビ執行評議会議員(ハリーファ大統
領長男)らと共に,2011年中頃の完成を目指すUAE大学アルアイン・キ
ャンパスを視察。
11日
ムハンマド皇太子は,「The Water leaders Forum」出席のためアブダビ訪問中
のアラブ各国閣僚及び国際機関の長たちの表敬を受ける。
11日
ナヒヤーン高等教育・科学研究相は,リワ・デーツ・フェスティバル2010
への参加者に対して,UAE大学の研究ラボにて生産されている最高品質のナ
ツメヤシの苗木1万株を提供する旨発表。
12日
ハリーファ大統領,ムハンマド副大統領兼首相及びムハンマド皇太子が,フラ
ンスのナショナルデーに際し,サルコジ大統領へ祝電を送る。
12日
ハリーファ大統領及びムハンマド副大統領兼首相が,モンテネグロのナショナ
ルデーに際し,フィリップ・ブジャノビッチ大統領へ祝電を送る。
12日
ムハンマド皇太子が,アルアイン病院の高度医療ユニットを視察。
1
14日
ナヒヤーン高等教育・科学研究相が,当地フランス大使館のナショナル・デー
レセプションに出席。
3.外政(
外政(除、要人往来)
要人往来)
7日
UAE外務省のハイダーン政務担当外相補佐官が,米紙ワシントン・タイムズ
が報じたイランへの武力行使を是認するとしたオタイバ在米UAE大使の発
言を否定し,右発言は非公式な発言を誤って引用されたもので,UAEはイラ
ンとの歴史的な関係を維持し,いかなる武力行使にも反対する旨の声明を発
表。
12日
サイフ副首相兼内務相(故ザーイド大統領9男)が,在UAE米大使,同スイ
ス大使とそれぞれ会談し,両国間の関心事項につき協議。
13日
サイフ副首相兼内務相が,在UAEパキスタン大使,同インド大使とそれぞれ
会談し,両国間の関心事項につき意見交換を行うと共に,様々な分野における
協力の方途につき協議。
4.政令・
政令・人事・
人事・機構改編
11日
ムハンマド皇太子が,アブダビメディア委員会メンバーの交代に関する政令を
発表。
13日
ムハンマド皇太子が, General Holding Corporation(GHC)委員会のメンバー交
代に関する政令を発表。
14日
マスダル科学技術大学院のジョン・パーキンス学長が,個人的な事情のため,
学長職を辞任し,秋には英国に帰国すると,当地各紙が報道。
5.連邦国民評議会(
連邦国民評議会(FNC)
FNC)の動向
特になし
6.その他国内政府機関等
その他国内政府機関等の
他国内政府機関等の動き
8日
ハッサン保健相が,同省が建設を進める数カ所の医療施設視察の一環として,
ハリーファ大統領主導で建設されたフジャイラのマサーフィ病院を視察。
8日
連邦原子力規制庁(FANR)が,連邦原子力エネルギー公社(ENEC)よ
り本年4月に提出されていたバラカ地区(アブダビより西方300Km)にお
ける原子力発電プラント建設に関する二つの許可申請を承認。これにより同社
は,同地区におけるプラント関連設備の建設に着手可能となった。
10日
内務省交通管理局は,今年1月~6月のUAE国内の交通事故での死亡者数,
負傷者数が,昨年の同期間に比べそれぞれ23%,21%減少したとの統計を
発表。また,右減少は同省の進める道路安全プログラムの成果であると強調。
11日
アブダビ交通庁は,UAE個人船舶,特にジェットスキー使用免許の義務化等
2
に関する規制を近々課す旨発表。
12日
アブダビ市が,含有物,使用期限等が非表示であったり,使用期限の切れた化
粧品類約3トンを押収するとともに,右化粧品を扱っていた66社の取扱業者
に対して500~1万ディルハムの罰金を科したと,当地各紙が報じる。
12日
15日から,1リットルあたり20フィルスのガソリン小売価格の今年2回目
となる値上げを発表。
13日
ムサーナダが,今後10年間でアブダビに新たに100校を開校させるとする
14億9400万ディルハム(約388億円)に及ぶ学校開発計画を発表。
14日
西部州開発評議会が,17日~26日にかけて開かれる第6回リワ・デーツ・
フェスティバルへの支援を表明。
14日
アブダビ市政庁が,今年上半期でアブダビ市民に2860戸の住宅用敷地を提
供したと発表。
7.国内外における
国内外における国内人道支援機関
における国内人道支援機関の
国内人道支援機関の活動
特になし
8.労働政策
11日
アブダビ労働裁判所は,5名の従業員の給料5ヶ月分の支払いを滞納していた
アブダビのレストラン経営者に対し,右給料に当たる257千ディルハム(約
670万円)と従業員の本国帰国の為の航空券代の支払いを命じる判決を言い
渡す。
11日
早朝,ムッサファ地区のアル・シャアビーヤ橋で,アブダビに向かう労働者を
乗せたバスによる事故が発生し,4名(パキスタン人運転手及びインド人3名)
が死亡,38名が重軽傷を負った。
9.治安情勢
15日
13日,アブダビ警察が,25歳のバングラデシュ人の男がGCC国籍の男と
ともに,当地の女性の民族衣装アバヤを着て男の妻を装い,不法に入国しよう
としたとして,両名を逮捕したと,当地英字紙ガルフ・ニュース紙が報道。
10.
10.その他
その他
9日
リワ・デーツ・フェスティバル2010実行委員会は,今月17日から26日
に開催される同フェスティバル(マンスール副首相兼大統領官房相(故ザーイ
ド大統領13男),ADNOC他後援)のデーツ品評会への参加企業の申し込
みを開始したことを発表。
9日
米政府のフルブライト奨学金制度に応募した70名のUAE人の中から3名
の女学生が採用され,当国人が初めて採用された2006年からこの3名を合
3
わせ7名が同制度により渡米していると,当地英字紙ナショナル紙が報道。
9日
イスラム当局が,南アW杯で有名となった民族楽器「ブブゼラ」について,聴
力に障害を与えるような100デシベル以上の音を出すことは禁忌であると
するファトワー(宗教見解)を発出。
10日
UAE記者協会(URA)が,ダビア・ハミース・アラブ連盟大使(URA会
員)が自身のブログで発表したコラムを理由として同氏を解任したアラブ連盟
を批判し,右解任の撤回を求めた。
10日
アブダビ警察は,米ドル札を偽造し,UAE人不動産オーナーを欺そうとした
疑いで,カメルーン人とナイジェリア人2名を逮捕したと発表。
10日
ハムダーン西部州知事(故ザーイド大統領4男)が出資する「合同結婚式20
10」プロジェクトのうち10組のカップルの結婚パーティーが開催される。
11日
アブダビ文化遺産庁は,「ザーイド(前大統領)の詩の分析的研究」と題した
311ページからなる故ザーイド大統領の詩集第2版を発行。
12日
世界110カ国から1万3千人が参加し,米サンディエゴで開催されている
The Environmental System Research Institute(ESRI)国際会議で,アブダビ
首長国が,政府内に画期的ソフトウェアを取り入れ,開かれた透明な政府を目
指しているとして,
「Making a Difference」賞を受賞。
14日
連邦最高裁が,司法相が最高裁のいかなる最終的な判決についても,法の施行
や解釈に誤りが認められる場合,判決を差し戻しできるとの見解を判決文の中
で示したと,当地英字紙ナショナルが報道。
(了)
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