●災害救助犬とは 災害救助犬は、服従訓練や捜索訓練を受け、ハンドラー(犬の飼 い主)とともに認定試験に合格し、ライセンス(資格)を取得した 犬のことで、青森県内には現在2頭の災害救助犬がいます。 災害発生時にがれきの中に閉じ込められた人や、山登りの最中に 山中で行方不明になった人等、不特定の人たちを、犬の優れた嗅覚 を使って捜し出すことができるよう、様々な訓練をしています。 【高い所に慣れる訓練】 【がれきの中から人を探す訓練】 【坂を降りる訓練】 【障害物を飛び越える訓練】 ●代表者インタビュー【 岩本 良二さん (災害救助犬:文太・イチゴ) 】 北東北捜索犬チームでは、県内の災害救助犬を増やすために、訓練犬とハンド ラーのペアに対して訓練を行っています。犬によって、高い所が好きだったり、 物を探すことが好きだったりと個性があるので、各々の個性に合わせながら、犬 に負担をかけないよう、遊びを取り入れた短時間の訓練を行っています。 【シーソーを使った訓練】 現在、訓練犬とハンドラーのペアが6組いますが、自分の犬も災害救助犬に育 てたいという思いの人がいれば、ぜひ参加して欲しいです。 今後は、災害発生時だけでなく防災訓練等の各種訓練の段階から自衛隊や警察、 消防、レスキュー隊等と連携を取ったり、多くの人に災害救助犬について知って もらうことで、いざという時に動けるようにしていきたいと思っています。 【信頼関係を築くスキンシップ】 ●ハンドラーインタビュー【 長持 義之さん(訓練犬:シュウ) 】 この活動に参加したのは、シュウのしつけのためとシュウの可能性を追求したいと いう考えがあり、愛護センターからもらった血統書がない犬でも多くのことができ、 役に立てるという先駆けになれればとの願いがあるためです。また、昨年の震災の際、 行方不明者を人の手で捜索するには限界があり、災害救助犬がもっとたくさんいれ ば、もっと多くの命を救えたのではないかという思いもあり、参加しています。 現在は、2年後の認定試験での合格を目標にシュウと共に訓練に取り組んでいます。 会員・サポーター 募集中です!! ●お問い合わせ先● 青森市浪岡大字樽沢字村元 365-4 代表者:岩本 良二 TEL・FAX:0172-62-7213 HP:http://www.sousakuken.com/
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