目 次 1.巻 頭 言 院長 神田哲郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2.原著論文 東祥嗣他:当院における結核診療の現状と問題点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 3.平成 25 年度看護部研究発表会 1)小林すみれ他:化学療法患者への副作用に対する今後の課題・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 2)荒木静子他:スタッフ間での患者の日常生活動作の援助統一を目指して ~ ADL 表の作成・活用~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 3)吉見英子他:新人助産師の教育のあり方を考える・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 4)杉春花他:朝食が血糖値と体重の変化に与える影響 ~看護師の勤務体制において朝食摂取の意義を考える~・・・・・・・・・・・・・ 16 5)鈴木江美他:上方移動・体位交換におけるスライディングシートの有効性について・・・・・・ 20 6)宿輪まどか他:術後訪問実施の定着化に向けて ~術後訪問方法の明確化とマニュアルの作成~・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 4.第 9 回五島地域医療研究発表会 1)長崎県五島中央病院 研修医 宮城清弦 他 胃石症の 2 例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 2)井上内科小児科医院 医師 井上効子 当院におけるがん性疼痛に対するモルヒネ持続皮下注入法の実際・・・・・・・・・・・・・・・ 33 3)聖マリア病院 放射線科 浜辺弘子 放射線被ばく低減への取り組み② -再撮影防止対策を試みて-・・・・・・・・・・・・・・ 37 4)訪問看護ステーション鐙瀬 言語聴覚士 横尾篤記 他 訪問看護ステーションにおける摂食・嚥下障害患者への取り組み・・・・・・・・・・・・・・ 41 5)訪問看護ステーション鐙瀬 看護師 塩塚和子 訪問看護を通して思うこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44 6)訪問看護ステーション福江 看護師 岡田智子 QOL を維持しその人らしく在宅生活を過ごす為の連携 ~療養環境の異なる高齢者へのサービス提供を通して~・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 5.平成 25 年診療科別業績集他 1)内科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53 2)外科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 3)地域医療連携部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55 6.平成 25 年内科入院患者数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 7.平成 25 年度診療業務実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 8.各診療科別年間手術症例数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 9.救急患者搬送一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 10.平成 25 年度抗菌剤(注射薬)及び主要消毒薬使用概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67 11.当院の微生物検査の動向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74 12.平成 25 年度来訪者及び主な行事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80 13.投稿規定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82 14.編集後記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83 巻 頭 言 平成 25 年を振り返ってみますと、地球規模では、猛烈な台風がフィリピンを直撃し、死者・行方不明者 約 8,000 人という被害がありました。露には隕石が落下し、多数の負傷者が出て、日本では伊豆大島の土 石流で 35 人が死亡と災害が多い年でした。また、夏の猛暑、中国での PM2.5 大気汚染など地球環境の悪 化を考えさせられる年でした。一方、日本では 2020 年の夏季オリンピック開催地が東京都に決まったり、 富士山が世界文化遺産に決定したりして明るい話題がある年でもありました。 五島中央病院では、8 月に日本病院機能評価を受審しました。4 人の審査委員が他県より来られ、2 日間 に亘り病院の隅々まで、あるいは大量の書類を審査されました。その結果、職員の頑張りの成果として 10 月に晴れて認定されました。 また、11 月から 12 月まで血管造影装置の更新を行い、快適にどんどん検査・治療ができるようになり ました。 26 年は、1 月から同じ企業団病院の奈留病院が五島中央病院附属診療所奈留医療センターとして 19 床 の診療所に生まれ変わります。これまで以上に当院と連携をとりながら五島の特に奈留の医療を担ってい くことになりますのでよろしくお願いいたします。 また、3 月にはいよいよ当院も電子カルテになります。大学からの派遣医師に不便をかけていましたが、 職員もすぐに慣れて効率的な医療を提供できるものと思っています。 ところで看護師不足は相変わらずです。その対策の一つとして院内保育所と看護師寮の建設を 26 年度中 にできるように、今、準備を進め最後の詰めとなっています。働きやすい環境づくりを整えて一人でも多く、 五島に帰ってきてもらいたいと考えています。 26 年は診療報酬改定の年でもあります。2025 年に向けて医療制度の改革が進められています。当院も この一年を振り返りながら、人口減少が進んでいる五島でどのような形で五島の患者さんに良質の医療を 提供していくか、当院もその流れに取り残されないように職員とともに頑張っていきたいと考えています。 ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 平成 25 年 12 月 院 長 神 田 哲 郎 - 1 - 当院における結核診療の現状と問題点 内科 東 祥嗣 道津 洋介 池田 秀樹 深堀 正美 神田 哲郎 1.はじめに 1999 年の結核非常事態宣言以降、DOTS(Direct Observed Treatment Short course) の徹底や結核診療ガイド ラインの頒布など様々な結核対策がなされている。日本において新規発生患者数は順調に低下し、低まん延国 への仲間入りを果たそうとしているが、この数年低下は頭打ちの状態である。 一方で、戦前・戦後直後の結核まん延の影響にて現在の日本では高齢者結核が多いことが問題となっている。 また、糖尿病などの生活習慣病の増加、医療の高度化に伴いステロイドや免疫抑制剤を使用する機会が多くな り、悪性腫瘍の増加など、発病リスクが増大してきている。 当院のある五島市は長崎県のなかでも高齢化率34%と高い自治体であり、五島市の結核の現状を把握する ために、当院における結核診療の現状と問題点を検討したので報告する。 2.対象と方法 2003 年 1 月から 2013 年 9 月まで当院で診断され入院した 77 例の患者を対象とした。患者背景、診察所見 や検査結果、治療経過などを後ろ向きに比較検討した。 3.結果 五島中央病院では 2003 年から現在まで 77 例の結核患者が確認された(図 1)。例年 5-10 名程が新規に発 症しており、肺結核が 53 例、肺外結核が 24 例、肺外結核の内訳はリンパ節炎が 7 例と最も多く、粟粒結核や、 骨結核、中には性器結核といった比較的珍しい疾患も認められた。 2013 2012 2011 2010 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 全体 肺 粟粒 10 列 9 5 8 4 9 7 8 4 8 5 8 3 3 7 2 7 6 5 2 6 4 1 2 1 77 53 4 リンパ節 骨 心膜炎 胸膜炎 腸 皮膚 性器 髄膜 1 2 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 7 3 3 2 2 1 図1 肺結核は 53 例中、60 歳以上が 41 例(77%)と高齢者に多く認められた。基礎疾患がある患者は 36 名認 め、全体の約 68%であった(図2) 。基礎疾患の内訳では糖尿病や悪性腫瘍 16 例や、認知症や発達遅滞等の 精神疾患が 16 名などであった。53 例の全てに培養、PCR 等の細菌学的検査が行われていた。そのうち 47 例 が培養陽性で、残りは PCR と臨床学的に診断に至っていた。PCR のみ陽性の群には、胸膜炎が主体で喀痰か ら検出されたものや接触者検診の喀痰 PCR で陽性になったもの等元々排菌が多くないと思われる人が含まれ ていた。現在肺結核の耐性化が問題となっているが、当院では多剤耐性結核は認められなかった(図3)。し かしながら、近年は何らかの薬剤に耐性がある症例が多く認められていることが明らかとなった。治療につい ては、4 剤で行う A 法が 21 例、3 剤で行う B 法が 25 例、その他が 6 例、内容不明だったものが 1 例であった。 80歳以上の高齢者には薬剤の副作用を考慮し全例 B 法で治療されていた。 肺結核(53 例) 年齢 20 代 30 40 50 60 70 80 90 図2 人数 2 2 2 6 9 14 14 4 基礎疾患 なし あり 基礎疾患 (重複有り) 糖尿病 悪性腫瘍 認知症など アルコール依存 整形疾患 透析 培養 PCR のみ 人数 21 31 47 6 INH + EB INH + EB + PAS + LVFX INH + PAS + TH INH +TH EB + EVM EB +LVFX EB SM EVM 人数 11 5 16 1 2 1 - 2 - MIC(40 例 ) すべて感受性 耐性あり 4 1 1 1 1 1 1 2 1 INH 耐性 7株 EB 耐性 8株 SM 耐性 2株 LVFX 耐性 2株 PAS 耐性 2株 TH 耐性 2株 EVM 耐性 2株 (重複有り) 27 13 図3 次に肺外結核については、粟粒結核が4例確認された。細菌学的陽性が 3 例、陰性が 1 例であった。陰性だっ た 1 例は画像、骨髄生検、QFT 検査(クォンティフェロン TB-2G 検査)で診断されていた。2例が1ヶ月以 内に死亡しており、これまでの報告のように当院でも死亡率が高い状況が確認された(図 4)。また、半数の 2 例に慢性腎不全を認めており、全身状態が不良の患者にみられる傾向が示された。結核性リンパ節炎は 7 例確 認された。そのうち 6 例が 70 歳以上の高齢者にみられ、全例で細菌学的検査では診断に至らず、組織学的に 診断されていた。今回、細菌学的な診断が得られにくい現状が明らかになった。治療は A 法が 2 例、B 法が 6 例で行われ、肺結核と異なり 70 歳代が多いにもかかわらず B 法が多く行われていた。 粟粒結核(4 例) 年齢 70 代 80 人数 1 3 リンパ節結核(7例) 培養 PCR 陽性 陰性 年齢 60 代 70 80 3 1 QFT は測定した3例はすべて陽性 慢性腎不全, 心疾患 PCR 陽性 1 陰性 5 基礎疾患有り (5例) 基礎疾患 認知症, ステロイド投与 人数 1 5 1 3 剤で開始。 約 3 週間で死亡 経口摂取困難で PZFX,SM などで加療されるも 2 週間で死亡 部位 慢性腎不全(透析) 2 頚部 3 悪性腫瘍 1 腋窩 1 血液疾患(MDS) 1 糖尿病 1 縦隔 腹腔内 3 (死亡例について) 図4 ほかの肺外病変だが、今回の調べでは骨結核は 3 例で全例 60 代女性であった。部位は脊椎が 2 例、股関節 が 1 例であった。3 例ともに局所生検、穿刺が行われ培養陽性が 1 例、PCR 陽性が 1 例、どちらも陰性が 1 例であった。基礎疾患については 1 例に掌蹠嚢胞症を認めたのみであった。手術が脊椎 1 例と股関節 1 例に 施行されたが、標準治療や治療期間では治癒に至らず治療経過が長くなる傾向がみられた。 次に結核性心膜炎は2例で、1 例は心嚢水培養が陽性、もう1例は細菌学的診断に至らず、ADA や陳旧性肺 結核など臨床的に診断していた。1 例にC型肝炎、前立腺癌、もう 1 例には多発性筋炎の基礎疾患を認めた。 2例ともに治療にステロイドが併用され、経過良好であった。結核性胸膜炎は2例で、2例ともに画像と胸水 ADA 上昇による臨床的診断で治療導入されていた。治療内容は 2 例ともに 80 代という高齢であったためB法 にて治療されていた。1 例は 1 ヶ月で死亡、もう 1 例は 9 ヶ月で治療終了との結果であった。 最後に全体として 14 人の死亡数が確認された。基礎疾患で亡くなる方がみられるなかで、70 や 80 代、90 代の人は脳梗塞や誤嚥性肺炎など結核感染以外が原因で亡くなる症例が目立った。(図5) 死亡例(14)について 50 代 70 代 肺結核(9) 80 代 90 代 粟粒結核(2) 80 代 腸結核(1) リンパ節(1) 胸膜炎(1) 70 代 70 代 80 代 肝臓癌、直腸癌 脳出血後遺症あり、呼吸不全状態 消化管出血による出血性ショック 肺癌合併 脳梗塞発症 誤嚥性肺炎 誤嚥性肺炎 陳旧性心筋梗塞あり、呼吸不全状態 食欲不振、低アルブミン血症など 腎不全、心不全となり、透析の効果なく ステロイド投与中出現し、治療効果なく呼吸不全 脳梗塞後遺症にて経口摂取困難(内服できず) 透析患者、発熱持続し悪化 COPD、肺結核後遺症による重症呼吸不全 図5 - 3 - 4.考察 日本における結核罹患率(人口 10 万人あたりの年間患者発生件数)は 2010 年に 18.2 であり、多くの欧米 1) 2) 先進国の 4 倍以上の水準にある 。また、2010 年には発症患者の 59%が 65 歳以上と高齢者に多い 。戦前・ 戦後直後の結核まん延の影響にて高齢者に結核の既感染が多いことや、糖尿病などの生活習慣病の増加、医療 の高度化に伴いステロイドや免疫抑制剤を使用する機会が多くなり、さらに悪性腫瘍の増加や関節リウマチに 対する生物学的製剤の使用など発病リスクが増大してきていることなどで、結核が高齢者に多くなっていると 3) 考えられる 。 当院がある五島市は長崎県のなかでも高齢化率が 34%と高く日々の診療で問題となっている。結核症は潜 在性に発病することが多く、徐々に進展増悪するため、患者は症状が比較的長期間続いてから受診することが 多い。また結核は空気感染するため、予期せぬところに感染源があることがある。 1999 年の結核緊急事態宣言以降、結核対策の見直しがされ、予防接種や接触者対策、日本版 DOTS が推奨 されている。 以上をふまえて高齢化が進む五島列島の医療機関として結核患者の診断の遅れを減らすことが重要と思われ る。救急や初診で呼吸器内科など専門医でなくても結核患者を診察する場合がある。慢性咳嗽や長期の倦怠感 などの症状が続く患者を診た場合、結核症を疑い検査をすることが診断の遅れを防ぐ一つの対策となる。これ は不定愁訴が多い高齢者において非常に重要である。また、感染症、特に呼吸器感染症に対し安易にキノロン 系薬を使用しないことも重要である。キノロン系抗菌薬は抗結核作用があるため診断の遅れにつながる場合が 4) あるため注意が必要である 。 高齢化社会が進行する現代、新規の結核患者の早期発見、結核の蔓延防止が重要であり日々の診療において、 結核を常に頭においておくことが重要である。 1)Division of Tuberculosis Elimination: Reported Tuberculosis in the United States, 2010. Centers for Disease Control and Prevention, 2011. 2)結核診療ガイドライン;日本結核病学会 3)Rieder Hl et al: Epidemiology of tuberculosis in the United States; 1989 4)Dooley KE, Golub J et al Empiric treatment of community-acquired pneoumonia with fluoroquinolones, and delays in the treatment of tuberculosis. Clin infect Dis. 2002 - 4 - 化学療法患者への副作用に対する今後の課題 3階南病棟 小林すみれ 川上 知美 平山めぐみ 小浦 麻美 出口 友夏 江口 美子 小村ツルヨ Ⅰはじめに 近年化学療法は術前術後の補助療法、延命治療、 症状緩和や QOL 向上など様々な目的で行われてい る。また、あらゆるがん種に対して行われておりま すます重要な位置を占めている。診療報酬の改定に より入院での化学療法から外来・在宅化学療法へと 移行しているケースも多く、患者や家族の病気・治 療に対する理解や副作用の予防・早期発見・対処が 出来るようセルフケア能力を高める必要がある。 3階南病棟では、2年前より入院化学療法患者だ けでなく外来化学療法患者も病棟にて看るようにな り、化学療法患者に関わる機会が増えてきた。患者 への副作用の説明や出現時の対処法についての指導 は医師・薬剤師・看護師よりそれぞれ説明が行われ ているが、実際患者が出現した副作用に対して不安 を感じていないか疑問が生じ、また看護師も患者説 明時の対応方法の難しさを感じていた。今回アン ケート調査を行い看護師・患者の副作用に対しての 不安に思う事を調査し、明確にすることで今後の看 護へ発展させていきたいと考え研究を行った。 Ⅱ研究目的 化学療法に対する患者不安を明らかにし、その対処 法を導き出すことができる。 Ⅳ結果 化学療法を行っている10名の患者アンケート結果 1,化学療法実施後出現した副作用(複数回答可) ・吐き気・嘔吐、食欲低下、便秘、下痢、脱毛、倦怠感、 口内炎 5名 ・しびれ、皮膚症状 4名 ・感覚の鈍さ、発熱 3名 ・その他の症状…掻痒感、関節の痛み水を触ると刺 すような痛み 2,不安や対処法について聞きたいと思う副作用に ついて(複数回答可) 『食欲低下 4名』 『口内炎 3名』 『吐き気・嘔吐、 脱毛 2名』 発熱、しびれ、下痢、皮膚症状、その他関節の痛 みは各1名ずつであった。 Ⅲ研究方法 1研究デザイン 調査研究 2研究期間 H 25年5月~ H 25年12月 3研究方法 アンケートにて質問用紙法のデーター収集 対象者 看護師アンケート:3南病棟看護師18名 患者アンケート :3南病棟にて化学療法を受け ている患者10名 4倫理的配慮 口頭と文章にて、アンケートによって個人が特定 されないこと、研究情報は本研究以外に使用しな いこと、回答者に不利益が生じないことを条件に 協力依頼し、了承を得た。 3,看護師から副作用の説明を受けた際どういう内 容の説明を受けたことがあるか ・出やすい副作用と、症状出現時の対応方法を聞 いた 3名 ・出やすい副作用の説明のみ受けた 4名 ・無回答 3名 - 5 - 4,説明を受けたあとで不安に思ったこと ・もっと詳しく説明してほしかった 1名 ・パンフレットがほしかった 2名 ・不安に思わなかった 3名 ・聞いていた副作用とは違う副作用がでた 1名 ・無回答 3名 看護師18名のアンケート結果 1、副作用について質問を受けたことがある ・はい 18名 ・いいえ 0名 2、副作用に対しどの様に対応したかでは、 ・口頭で説明した16名 ・パンフレットを用いて説明した 2名 説明してほしかった」「聞いていた副作用と違う副 作用症状が出た」の意見からは不安が軽減できてい ないことから、患者の反応を見ながら丁寧に指導す る十分な時間が必要と考える。看護師アンケートで 「自分の知っている知識だけでは不安」 「具体的な説 明ができなかった」「口頭での説明だったので忘れ ずに対応できるか心配」「マニュアルがほしいと思 う」などの意見から患者が混乱しないためにも統一 したマニュアルが必要である。 現在使用しているパンフレットは各製薬会社で作 成された物で、患者へ説明し渡すことで完結してし まっていて、その後のフォローやサポートを継続的 に看ていくことが出来ていないように感じた。現在 のパンフレットをもっと活用できるように、患者自 身に自宅での様子を記録できるようにしてもらい来 院時に副作用への対処、不安に思ったことを確認し パンフレットを用いて指導していく。その後の副作 用への対処や不安状況を経過的に見ていき確認評価 し、他職種と共にカンファレンス等の場を通して患 者サポートし患者のセルフケア向上に努めることが 出来るよう援助していきたいと考える。 おわりに 患者説明時不安に思うこと(自由回答) ・具体的な説明ができない ・口頭で説明したのできちんと忘れずできたか心配 ・マニュアルがほしいと思った・自分の知っている 知識だけでは不安 ・DrNs 間で統一した説明ができているか不安 ・脱毛著明時のシャンプーの品種を聞かれ返事に 困った ・かつらの値段を聞かれた。 Ⅴ考察 化学療法患者は、自分の疾患と向き合い治療を受 け、副作用を自分なりにセルフケアしながら生活し ている。看護師は患者の不安を増強させないよう、 自己効力感をもてるような関わりをする必要がある が、これまでは自宅での状態やセルフケアを確認し、 評価することが出来ていなかった。今後は、説明内 容を医師・看護師・薬剤師・栄養士等チームで共有 し、連携して援助していくことが出来る体制を構築 していく必要があると考える。 参考文献 濱口恵子・本山清美 がん化学療法ケアガイド 中 山書店 今回化学療法を受けている患者を対象としたアン ケートでは、 「不安に思わない」と回答した人が3 割だったことからそれ以外の患者は自信を持って不 安でないと言えない何らかの不安を抱いているので はないかと考える。また、 副作用が複数で内容が様々 なことは患者の疾患・治療内容・治療段階・治療期 間などは限定せず行った結果と考えられる。 看護師アンケート結果では副作用について全員が 質問を受けていることから、化学療法を受ける患者 にとって副作用は関心の高いことであると感じた。 副作用に対しどの様に対応したか?という問いで は、口頭で説明したとの回答が約9割であることか ら、全ての看護師の説明内容が統一されているかど うかは不明である。患者が副作用症状に対して正し く最善の方法で対処できるためには指導内容を統一 させることが大切であると感じた。 「もっと詳しく - 6 - - 7 - - 8 - スタッフ間での患者の日常生活動作の援助統一を目指して ~ ADL 表の作成・活用~ 4 階南病棟 荒木 静子 佐々野幸智恵 野口友里恵 山口ひろ子 真鳥 良樹 今村美枝子 Ⅰ.はじめに 整形外科看護に於いては、患者の個別性に合わせ た日常生活動作(以降 ADL と略す)の援助・拡大・ 自立への働きかけが重要であり、より患者に合った 援助を行っていくためには、他職種との連携が必要 不可欠である。そのため、 4 階南病棟では ADL 表 ( 以 降表と略す ) を活用し、他職種との連携、ADL 援助 の統一を図っていた。しかし、従来の表は記入しづ らいなどの理由により追加、修正等が不十分で他職 種との連携が上手くできていなかった。 今回表の見直しをすることで、スタッフ間での情 報共有、ADL 援助の統一を図り、より患者に適し た働きかけができると考えた。 Ⅱ.研究方法 対象:五島中央病院整形外科病棟に勤務する看護師: 16 名・助手:3 名・ヘルパー:4 名、リハビ リスタッフ:9 名 期間:H25 年 6 月~ H26 年 1 月 方法:従来の表についてアンケート実施 新しい表の作成・使用開始 改正後の表の見直し・修正 改正後の表についてアンケート実施 Ⅲ.ADL 表の使用方法 1)入院時に看護師サイドで入院時指示を記入し、 患者より掲示許可を得て、頭元に設置する。 2)リハビリ初診時に看護師、リハビリスタッフ間 で話し合い、基本動作・ADL 動作状況をすり合 わせる。水性マーカーで記入する。 3)必ず毎週回診日(水曜日)に看護師は表を回収し、 主に青の部分 ( 食事・排泄 ) を責任持って記入 する。リハビリスタッフで記入、更新すること とする。 4)看護師は表を見直した後、担当リハビリスタッ フごとに表を分けておく。回診時、担当リハビ リスタッフは主に赤の部分 ( 移乗・移動・リハ ビリ内容 ) を記入し、全ての内容を再確認後、 患者の頭元へ再設置する。必要時、看護師、リ ハビリスタッフ間で話し合い、追加・修正等行う。 5) 更新は毎週水曜日以外でも変化があれば、看護 師、リハビリスタッフ間で話し合い更新する。 6) 更新時は患者にもその旨を伝える。 7)表にはベッドサイドで「している ADL」につい て記入する。 8) 更新の際にはカルテにも記載する。 9) リハビリスタッフは経過の中から訓練内容も記 入する。 10) 特記事項は必要に応じて利用する。 11) 表の管理は看護サイドで行う。 Ⅳ.実際・結果 リハビリスタッフより新しい表①の提案があり、 以前の表について4階南病棟スタッフ、リハビリ スタッフに対しアンケートを 7/31 に実施。その後 表①に追加修正し表②を提案、ベッド数分作成し、 8/1 ~ 10/31 までの 2 ヶ月間、表②を使用した。 この期間中に看護師側では病棟会等で意見を求め話 し合い、またリハビリスタッフ間とも話し合い、表 ③を 10 部作成。11/1 ~ 11/14 の 2 週間移行期間 とし試用した。移行期間後、表③をベッド数作成 し、11/14 ~使用開始。表③を使用し約1ヶ月後 の 11/29 に表③についてのアンケートを実施。 アンケート結果として、入院時に表を準備して使 用しているかという質問に対して使用している看護 師は改正前:50%と半数で、使用しなかった理由 として「用紙が使用しにくく記入しづらい」「追加・ 修正する人が少なく確実性がないので使用しない」 等あるが、改正後は「リハビリスタッフの介入で安 心する面がでてきて、使用しやすい。 」という意見 があり使用している看護師は 94%と増えた。また、 改正後の表は使用しやすいと答えた看護師は 50% から 100%に増えた。このことから、表を改正し 使用しやすくなったことで使用率が上がったと言え る。 助手・ヘルパーは改正前後ともに表を参考に患者 の安静度、ADL 状況を確認していると 100%の人 が答えた。しかし、従来の表は追加・修正等が十分 に行われていないために、助手・ヘルパーが患者の 援助をする際に安静度、ADL 状況について看護師 - 9 - 看護師等に確認することが多かった。表を改正する また、看護師とのやりとりが上手くできておらず、 ことにより、安静度が分からず看護師等に確認する 患者の活動範囲が制限されたことがあるか尋ねる ことが減ったと 100%の人が答えている。このこと と、78%の人がはいと答えたが、改正後は 11%と から、助手・ヘルパーが患者に援助していく上で表 減少した。これらのことより、表を使用することに は重要で、表を参考に援助しているため、追加・修 より看護師とリハビリスタッフ間で話し合う機会が 正が大切だと言える。 でき、患者のリハビリの状況、病棟での ADL の状 リハビリスタッフに看護師とのやりとり(連携) は上手くできているかと尋ねると、上手く出来て 況をすり合わせることで、患者の個別性、現状況に 合わせた援助ができているのではないかと言える。 いると答えたのは改正前:11%だったのに対して、 改正後:78%と増加した。 従来の ADL 表 Ⅴ.考察 ADL 表① ADL 表② 河合らは、「リハビリテーションは、障害者の ADL の自立の拡大・回復、QOL の向上をめざして、 さまざまな職種の医療スタッフが連携し、チームア ローチを行う。」と述べている。このことから、入 院患者へのリハビリテーション、ADL 援助をして いくためには看護師だけだはなく他職種との連携が 重要であることが分かる。 表を改正することにより、看護師、チーム、職種 が違っても、患者の安静度、活動度が一目で分かり、 また話し合いの場を設けることが出来た。よって、 患者の ADL 状況の把握ができ、個別性に合わせた 援助、統一した援助が行え、患者の ADL 拡大・自 立への働きかけができたのではないかと考える。 ADL 表③ Ⅵ.おわりに 現在使用している表の更新について、毎週決まっ た曜日に忙しいと更新出来ない時があると意見があ る。今後はどのようにしたら使用しやすくなるか、 更新できるか等話し合いを重ね、もっと使用しやす い表に改良していく必要がある。さらなるスタッフ 間での情報共有、ADL 援助の統一を目指し、また 患者が安全で円滑に動作遂行できるよう援助してい きたい。 引用文献 1) 河合伸也・金山正子:運動器疾患 , 学研 ,338339,2007. 参考文献 1)奥宮暁子・石川ふみよ:リハビリテーション看 護 , 学研 ,41,2007. 2)ヴァージニア・ヘンダーソン:看護の基本とな るも , 日本看護協会出版会 ,45,2008. - 10 - *整形外科看護に於いては、患者の 個別性に合わせたADLの援助・拡 大・自立への働きかけが重要。 *今回ADL表の見直しをすることで、 スタッフ間での情報共有、ADL援助 の統一を図り、より患者に適した 働きかけが出来ると考えた。 メンバー:荒木 静子・佐々野 幸智恵 山口 ひろ子・野口 友里恵 対象 五島中央病院整形外科病棟に勤務する 看護師:16名、助手:3名、ヘルパー:4名、 リハビリスタッフ:9名 期間 H25年6月~H26年1月 方法 従来の表についてアンケートの実施 表の見直し・修正 新しく表の作成・使用開始 改正後の表についてアンケートの実施 1)入院時に掲示許可を得て、頭元に設置。 2)リハビリ初診時に看護師、リハビリスタッフ 間で話し合い、動作状況をすり合わせる。 3)必ず回診日(水曜日)に看護師が表を回収し、 追加・修正する。 7)表にはベッドサイドで「しているADL」 を記入。 4)看護師が表を見直した後、担当リハビリ スタッフごとに分けておく。回診時に、 担当リハビリスタッフが内容を再確認後、 患者の頭元に設置する。 8)更新の際にはカルテにも記入。 9)リハビリスタッフは経過の中から訓練内容も 記入。 5)更新は水曜日以外でも変化があれば、 スタッフ間で話合い更新する。 10)特記事項は必要に応じて利用する。 6)更新時は患者にもその旨を伝える。 従来のADL表 11)表の管理は看護師サイドで行う。 ADL表① *記入しにくく・ 小さくて見にくい *はがきサイズの 用紙からA4サイズ の用紙に変更 *食事・排泄の追加 - 11 - ADL表② 8/1~10/31 *見やすいように色分け ADL表③ 11/1~ *完全免荷の追加 *患肢拳上・患肢免荷 の追加 *ベッドの追加 *頭元に落ちな いようにフック にかける *バルーンの追加 *リハビリ内容の追加 *リハビリ・Ns記入欄 入院時にADL表を準備しているか? 改正後のADL表は使用しやすいですか? 「はい」・・・改正前:50% 「用紙が使用しにくく記入しづらい」 「はい」・・・改正前:50% 「はい」・・・改正後:100% 「追加・修正する人が少なく確実性がない」 使用しやすいことで、使用率がアップ。 「はい」・・・改正後:94% 「リハビリスタッフの介入で安心する面が でてきて、使用しやすい。」 ADL表を参考に安静度を確認して いますか? 看護師とのやりとりはうまく出来ていま すか? 「はい」・・・改正前:11% 「はい」・・・改正後:78% 「はい」・・・改正前・後:100% 安静度が分からず看護師に確認すること が減りましたか? 患者の活動範囲が制限されたことありま すか? 「はい」・・・改正前:78% 「はい」・・・改正後:11% 「はい」・・・100% 河合らは、「リハビリテーションは、障害者の ADLの自立の拡大・回復、QOLの向上を目指し て、さまざまな職種の医療スタッフが連携し、 チームアプローチを行う。」 *スタッフ間で話し合いを続け、ADL表を さらに改良していく。 *情報共有、ADL援助の統一を目指して、患者 が安全で、円滑に動作できるように援助して いきたい。 表の改正により・・・ ・多職種との連携が重要 ・スタッフ間での話し合いの場が増えた ・個別性に合わせた統一の援助ができた - 12 - 新人助産師の教育のあり方を考える 4 階北病棟 吉見 英子 出口 弘美 貞方 和絵 木場 浜子 山田 佳絵 千代田富美子 1.はじめに 助産師は、看護技術に加え、妊産褥婦および新生 児の状態を把握し、高度な助産技術や産婦人科の知 識が必要とされる。そのためにも卒後教育が重要と 考えるが、我部山ら 1)によると、勤務助産師の 6 割が、卒後教育の問題として「助産師独自の内容が 少ない」「受講料の自己負担」 「時間がない」を挙げ ている。当院は離島にあり、教育は院内で行ってい く事になる。しかし助産師の数が少なく、新人助産 師の採用が長年なかった事から、教育体制に不十分 な面があった。そのため、昨年度より行っている新 人助産師教育計画や方法の実態を調査し、評価する ことで今後の教育をより計画的に行いたいと考え、 このテーマを選んだ。 2.研究方法 1)平成 25 年 10 月までの看護経験録を用いて看 護技術の習得状況を評価し、教育計画の修正を 行う。 2)産科経験録にて、経験項目を確認、また分娩介 助評価表とチェックシートを作成。使用したの ち、評価内容、項目が適切か、追加、修正を行う。 3)研究期間 H25 年 4 月~ H25 年 10 月 4)倫理的配慮 分娩介助評価表は、無記名とし、 患者個人が特定されない様必要最低限の情報の み記載とする。 3.結果 1)経験録を項目別に点数化し、総合点と平均点を 比較した。6 月の経験状況において、 「衣、清潔」 「与薬、 注射の管理」 「診察時の介助、 処置」 「検査」 「救急処置」 「死後の処置」 「ヘリ搬送」 「妊娠期 の看護」 「婦人科の看護」の経験点数が低かった。 10 月の経験状況において、 「衣、清潔」 「診察時 の介助、処置」 「救急処置」、 「死後の処置」、 「ヘ リ搬送」の経験点数が低かった。また、 「記録」 「検査」 「感染予防安全」の経験点数が6月とさ ほど変化がなく、横ばい状態であった。 2)10 月の産科項目では、 「自己血貯血の看護」「弛 緩出血の看護」 「電話訪問」 「アプガースコアの 採点(児受け・間接介助) 」 「感染症の分娩の取 扱い」 「ターミナル期の看護」が経験出来てい なかった。 分娩評価表およびチェックシート作成において は、新人助産師の負担を少なくする事を一番に考慮 した。そのため分娩介助 1 例ずつの評価を行い、経 験内容の変化が 1 枚で確認できるよう、5 例分を 1 枚の評価シート形式とした。しかし、分娩が続いた 場合、担当者が異なると評価ができないという意見 が出た。そこで、分娩介助 1 例につき 1 枚のシー ト形式に変更した。評価項目と自己評価、担当コメ ントも一枚で確認できるようにした。 また、経験録だけでは、日々の業務内での技術経 験度合がわかりにくい、スタッフ間で指導内容を統 一させる必要がある、という意見が出た。そのため 指導内容の振り返りと情報を共有する話し合いを定 期的に行う事とした。 4.考察 新人助産師は、配属当初より、積極的に分娩係に 組み込まれるため、分娩期、産褥期の経験はできて いる一方、妊娠期や新生児期のケア、亜急性病床の 患者のケアや診察の介助につく頻度が低かった。ま た、当科では急変する症例が少なく、 「救急処置」「死 後の処置」 「ヘリ搬送」が見学も出来ない状況であっ た。これらの経験不足の対応として、経験しにくい 項目や急変時対応については、勉強会を計画してい く必要があると考える。また、新人教育に係ってい くためには、プリセプターだけでなく、スタッフ全 員が新人の技術経験項目を把握し、定期的な話し合 いを行い、年間スケジュールパスを作成し、活用す る事が有効な方法であると考える。 5.まとめ 我部山ら 1) によると、勤務助産師の 70%が卒後 教育において「産科救急」「乳房管理」「新生児蘇 生」が重要と答えている。また重要な時期として「1 年目」が最も多く、74%が 3 年以内と答えている。 当院では今回、新人助産師の採用は 12 年ぶりであっ た。スタッフ側も不慣れなため、手探りの状態で教 育を行った事が問題であり、その結果今後の課題が 明らかになった。一番、重要とされる 1 年目の教育 体制は不十分であった。将来的には助産師専用のラ ダー制度の導入や、当院での不足な新人助産師教育 - 13 - 計画の項目に関しては、他院での新人カリキュラム への参加も必要と考える。今回見直した教育計画を 運用し、追加修正しながら、今年度からの新人教育 の充実を図っていきたい。 新人助産師の 教育のあり方を考える 引用文献 4階北病棟 吉見英子 出口弘美 貞方和絵 木場浜子 山田佳絵 千代田登美子 1) 我部山キヨ子 助産師の卒後教育に関する研究 母性衛生・第 51 巻 1 号 はじめに 研究方法 助産師は、看護技術に加え、妊産褥婦および新生児の 状態を把握し、高度な助産技術や産婦人科の知識が必 要とされる。そのためにも卒後教育が重要と考えるが、 当院は、助産師の数も少なく、新人助産師の採用が長 年なかった事から、教育体制に不十分な面があった。 そのため、昨年度より行っている教育計画や方法の実 態を調査し、評価することで今後の教育をより計画的に 行いたいと考え、このテーマを選んだ。 結果 看護技術 6月平均 6月点数 10月平均 10月点数 バイタルサイン 3.6 72% 3.2 64% 食事 3.3 65% 3.0 60% 排泄 3.0 60% 3.1 63% 衣・清潔 2.1 43% 2.9 59% 移動・姿勢 4.1 83% 3.3 65% 環境 4.9 97% 4.3 86% コミュニケーション 5.0 100% 4.8 95% 記録 3.1 62% 3.4 68% 与薬・注射の管理 2.8 37% 3.3 66% 診察時の介助 4.8 95% 4.8 95% 診察の介助・処置 2.1 41% 2.8 55% 入院・退院時の援助 4.0 80% 4.0 80% 検査 2.9 58% 3.1 62% 救急処置 1.0 20% 1.0 20% 死後の処置 1.0 20% 2.0 40% ヘリ搬送 2.0 27% 2.0 40% 感染予防安全 3.7 73% 3.1 62% 妊娠期の看護 2.9 58% 3.6 71% 分娩期の看護 3.3 65% 3.8 76% 産褥期の看護 3.3 66% 3.6 71% 新生児の看護 3.4 67% 3.8 76% 婦人科の看護 2.0 40% 3.4 68% 産科 4)倫理的配慮 分娩介助評価表の情報は、無記 名とし、患者個人が特定されない様必要最低限 の情報のみ記載とする 結果(2) 5点満点中3点 未満を「低い」と しました 分娩介助1例づつの評価、経 験内容の変化を1枚で確認で きるよう 5例分を1枚の評価シートに 10月の時点でも「救急処 置」「死後の処置」「ヘリ搬 送」は経験できず 産科項目でも10月時点で 「自己血貯血の看護」 「弛緩出血の看護」 「電話訪問」 「児受け、間接介助」 「感染症分娩の取り扱い」 「ターミナル期の看護」 が経験できていなかった しかし、分娩が続くと、 担当者が異なる場合、 評価できない 分娩介助1例につき1枚の シートに変更し、評価項目と 自己評価、担当コメントを一枚 で確認できるようにした。 考察 結果(3) 経験録だけでは、日々の 業務内での技術経験度 合がわかりにくい スタッフ間で指導内容を統一 させる必要がある 1)10月までの看護経験録を用いて、看護技術の習 得状況を評価し、教育計画の修正を行う。 2)産科経験録にて、経験項目を確認、また分娩介 助評価表とチェックシートを作成。使用したのち、評 価内容、項目が適切か、追加、修正を行う。 3)研究期間 H25年4月~H25年10月 スタッフ自身の指導内容の 振り返りや情報の共有のため 話し合いを定期的に 実施する事とした - 14 - 新人は、配属当初、積極的に分娩係に組み込まれる事 となり、分娩期、産褥期の経験ができている一方、妊娠 期や新生児期のケア、亜急性病床の患者のケアや診察 の介助につく頻度が低かった。 当科では急変する症例が少なく、「救急処置」「死後の 処置」「ヘリ搬送」が見学も出来ない状況であった。 ⇒これらの経験不足の対応として、経験しにくい項目や 急変時対応については、勉強会を計画していく必要が あると考える。 まとめ 考察(2) また、新人教育に係っていくためには、プリセプターだけでな く、スタッフ全員が新人の技術経験項目を把握し、定期的な 話し合いを行い、年間スケジュールパスを作成し、活用する 事が有効な方法であると考える。 現在、作成中の 年間スケジュール パス - 15 - 当院では新人助産師の採用が12年ぶりであり、 手探りの状態で教育を行った事が問題であり、 その結果今後の課題が明らかになった。一番、 重要とされる1年目の教育体制は不十分であっ た。 将来的には助産師専用のラダー制度の導入や、 他院での新人カリキュラムへの参加も必要と考 える。 今回見直した教育計画を運用し、追加修正しな がら、来年度からの新人教育の充実を少しでも はかっていきたい。 「朝食が血糖値と体重の変化に与える影響」 ~看護師の勤務体制において朝食摂取の意義を考える~ 5階南病棟 杉 春花 田中里耶子 中口 輝美 野口 道之 白濱千登勢 赤窄かずみ Ⅰ.はじめに 看護師の勤務体系は昼間の勤務、夜間の勤務と不 規則であり生活のリズムが安定せず毎日の朝食をき ちんと摂取する事は難しい。朝食摂取はバイオリズ ムを整える役割を果たし、生活習慣病予防となる要 素があると考えられる。不規則な生活リズムを送っ ている看護師が朝食を欠食する事で自己の健康管理 を行えるのか疑問である。今回の研究によって自身 の健康管理への認識を高める事に繋がると考えた。 朝食の摂取と未摂取が血糖と体重の値にどの様な変 化・影響を与えるのか調査を行いその結果をここに 報告する。 欠食時となると朝食前 BS 値より昼食前 BS 値が低 下する被験者は 5 名である。 図 3 の体重変動おいては朝食欠食における体重増 は 3 名。体重減は 1 名。朝食摂取時の体重増加は 3 名。体重減は 1 名。図 4 HbA1c において、値の 差がでたのは欠食時の被験者 6 名であった。 図 1 被験者 10 名の朝食摂取・未摂取時における朝食前血 糖値 ( 以後 BS 値と称す ) を集計し平均値を出し、それぞれを グラフ化させ 10 名の BS 値の平均変動を示したもの。 Ⅱ.研究方法 ・ 朝食摂取グループと朝食未摂取グループの 2 つ のグループを作成する。 ・ 各グループの人数は 5 名としそれぞれが同数と なるようにする。 ・ 朝食摂取と体重測定は毎日 7 時。体重は前日よ り (+ ○ kg)(- ○ kg) と記載。 ・ 血糖測定は朝食摂取直前と昼食摂取直前の 1 日 2回 ・ 各グループは 1 ヶ月調査を行い、期間終了後に 採血(HbA1c)を測定。 ・ 1 ヶ月後各グループは調査を入れ替えさらに 1 ヶ月同様の調査を行う。 ・ 2 ヶ月のデータを集計し結果を考察する。 ・ 調査終了後、被験者へアンケートを行い調査の 感想をまとめる。 ・ 対象:五島病院看護師希望者 (10 名 ) ・ 期間:平成 25 年 10 月~平成 25 年 11 月 図 2 被験者 10 名の朝食摂取・未摂取時における昼食前 BS 値を集計し平均値を出し、それぞれをグラフ化させ 10 名の BS 値の平均変動を示したもの。 Ⅲ.研究結果 図 1(朝食前 BS 値)より朝食欠食時が摂取時と 比べ BS 値が高く経過している被験者は 6 名。平均 値も欠食時が高い結果が出ている。図 2(昼食前 BS 値)となると逆転し朝食摂取時が欠食時よりも BS 値が高い被験者は 7 名。平均値は摂取時が高い 結果となっている。さらに表①によると朝食摂取に より昼食前 BS 値が朝食より上昇する被験者は 6 名、 - 16 - 図 3 それぞれの調査開始時体重と終了時体重の変動を (+ ○ kg)(- ○ kg) 集計し、グラフ化した。 図 4 それぞれの調査終了時に HbA1c を測定し変動をグラ フ化した。 Ⅳ.考察 の生活習慣病を助長することになると考えられる。 HbA1c 値は単発的な食事や運動の影響を受けに くく、1~2 ヶ月前の平均的な血糖コントロール状 態を知ることができる。何度か食べ過ぎた時があっ ても他の日がそういった状況でなければ平均して血 糖コントロールが良いとされている。朝食摂取時 より欠食時の HbA1c 値が同値もしくは高値となっ た被験者は 8 名であったが BS 値変動・体重変動は HbA1c 値と他の調査項目との間に関連性は認めら れなかった。ただし、欠食時の 1 ヶ月間において HbA1c の上昇が認められた事で欠食は HbA1c の値 を上昇させる可能性があると考えられる。今回の研 究は短期間の調査であった為、明確な変化が認めら れなった。今後の課題として長期間の調査が必要と なるが、過酷な勤務状況にある看護師に長期間の朝 食欠食を協力依頼をするのは難しいと考える。 朝食を摂取すると血糖値は生理的に基準値範囲内 で推移し、体重が理想値(BMI)へと変化する結果 がでると予測していたが、図 1.2 の結果によるとそ れらのデータには大きな差は生まれなかった。生体 は血糖が低下してくるとグルカゴンなどインスリン 拮抗ホルモンの作用により肝臓に蓄えられていたグ リコーゲンの分解反応が起こる。この反応によって、 血中にグルコースが供給され血糖値は大きな低下が みられなった物と考えられる。しかしアンケート結 果より空腹感、飢餓感の出現が在ったという感想が あり朝食の欠食により糖質供給不足は血液内の糖質 を枯渇させ血糖上昇を抑え、脳へのエネルギー供給 不足となる。ブドウ糖を唯一のエネルギー源として いる臓器は脳・神経系である事より思考・判断能力・ 精神的ストレスの問題点が生じる可能性が高いと考 えられる。 健常人では摂取エネルギーと消費エネルギーのバ ランスが取れており、体重が一定に保たれている。 今回の研究中の体重変動の結果としても、朝食摂取 に関して大きな差は見られなかった。対象者の年齢 は 24~37 歳であり、健康面でも調査時では問題が 無いものが占めていた。看護師の職業において朝食 の欠食は 74.6%であるという研究報告もあり欠食 率は高い職業である(被験者においても○名は朝食 を欠食として生活を送っている) 。欠食によって 1 回摂取量は多くなり摂取スピードも速くなってしま うと過食してしまう傾向になってしまう。 肥満の主な原因・誘因としては、食物の質と量・ 就寝前の摂取、過食などの摂取の仕方が影響する。 また、若い女性においては精神・心理的要因、精神 的ショック、心理的葛藤、欲求不満などが食欲に転 換され過食に陥るケースが多いと言われている。1 日の食事回数を少なくすると肝臓及び脂肪組織での 脂肪酸の合成が進められ中性脂肪やコレステロール が増大する。この作用により体脂肪の蓄積、中性脂 肪は高くなるため朝食の欠食は肥満・高脂血症など Ⅵ.まとめ 本来はバランス良く 3 食の食事を摂取することが 過食を抑え、空腹感を軽減させる上では重要である という認識は高まった。しかし看護師という職業上 不規則な生活リズムを送っている事を考慮するとそ れぞれにあった食生活リズムを整えることも大事で あり、身体・精神的なストレスを軽減し自己の健康 管理を高めていく事が必要ではないだろうか。 - 17 - - 18 - - 19 - 上方移動・体位交換における スライディングシートの有効性について 5 階北病棟 鈴木 江美 安永 光里 浦上 慶子 中尾奈留美 中野志恵子 小田 和子 スライディングシートの使用方法を指導し実 際に使用してもらう。 はじめに 高齢社会の進行 ・ 医療の発展に伴い、病院 ・ 在宅 を問わず、要介護の高齢者が増加している。当病院 の入院患者を日常生活自立度 A1 ~ C2 に分けて集 計したところ、B1 ~ C2 の患者が病院全体の 34% をしめている中、5階北病棟は 56%と半数以上の 割合を占めている。このように要介護の患者が多く、 十分なスタッフの確保ができていない。通常は 2 名 で行なう排泄ケアや体位交換を他患者の急変やナー スコールの対応等でスタッフ 1 名で行なっている状 況にある。そのため、5階北病棟では腰痛を訴えコ ルセットを着用したり、治療を受けているスタッフ が多くいる。 そこで、看護・介護業務の中でどのような時に一 番腰痛を感じるかアンケートをとったところ、体位 交換時・上方移動時に腰痛を感じ、負担になってい る事が分かった。 最近は海外・日本でも人力だけに頼らない働き方 を可能にするために、積極的なリフト、スライディ ングボード、スライディングシートなど補助具の活 用がすすめられている。 そのため私たちは、患者の上方移動・体位交換動 作による腰痛の負担軽減に着目し、低コスト且つ使 用し易いスライディングシートを導入した。実際に スライディングシートを活用したところ、動作的負 担軽減につながった。今回使用したスライディング シートの有効性についての結果・考察と今後の課題 について報告する。 アンケートでは無記名とし、個人が確定されない ように配慮し、収集後破棄する。 また、調査協力は任意とし、協力を拒否する場合 でも不利益をこうむることはないと説明する。 結果 スライディングシート導入前のアンケートでは、 スライディングシートの認知度が 31%であった。 その中で使用経験のある者はいなかった。次に、ス ライディングシート導入後のアンケートでは、24 名中未使用が 3 名、1 ~ 5 回が 10 名、6 ~ 10 回 が 7 名、11 ~ 15 回が 1 名、20 回以上が 3 名とい う結果だった。利点として使用手順は簡単で腰痛の 増強はなく動作的負担の軽減につながったという意 見が多かった。一方、実際に使用してみると手技が 難しいという意見もあった。また、取りに行くのが 面倒・患者に入れ込むのが面倒・片づけが面倒など の意見もあり、使用せずに一人で体位交換する人や、 スタッフ同士でする方が楽という意見もあった。設 置場所については、オムツカートや病室の入口など においていたが、もっと目のつきやすい所において ほしかったという意見もあった。また枚数が 4 枚と 少なく、枚数を増やしてほしいという意見もあった。 考察 目的 スライディングシートを使用することで、臨床で の利点・欠点を明らかにし、上方移動動作・体位交 換時のスタッフの動作的負担の軽減を図る。 研究方法 倫理的配慮 対象:5 階北病棟スタッフ(看護師:18 名 看護 助手:3 名 ヘルパー:3 名) 研究期間:H25.5 月~ H26.1 月 方法:スライディングシート導入前後のアンケート 調査を行う。 実際にスライディングシートを使用して、腰痛の 増強なく動作的負担軽減につながっているにも関わ らず、あまり使用率アップにつながらなかった。原 因として二人で行なう方が早く済むなどの意見が あったため、仕事の効率を重視した結果だと考えら れる。 今後、スライディングシートを継続して活用して いくにはスライディングシートを取りに行くのが面 倒などの意見があったため、スライディングシート 設置場所として患者のベッドサイドにかけておくな どの工夫が必要であると考える。また、する側の負 - 20 - 担軽減だけではなく、今後はされる側の意見も取り 入れ、患者の安楽に対しても考える必要がある。さ らにより良い補助具の活用ができるよう感染面にも 着目し検討していく必要がある。 おわりに 実際にスライディングシートを使用してみて、人 力だけに頼らず補助具を使用することは、必要であ ると感じた。今後、さらに高齢社会が進行していく 中、補助具を活用しスタッフの動作的負担軽減を図 ることは必須となってくるだろう。そのため、今回 使用したスライディングシートなどの補助具を継続 的に活用していくことで、動作的負担軽減が期待で きる。 参考文献 株式会社モリト―移座えもんシート使用手順 H24 年度五島中央病院 褥瘡発生状況 H25 診療業務実績 日常生活自立度表 平成24年度新規入院患者 病棟別B1~C2の割合 上方移動・体位交換におけるスライ ディングシートの有効性について 新規入院患者(人) 五島中央病院5階北病棟 鈴木江美 安永光里 浦上慶子 中尾奈留美 中野志恵子 小田和子 16 677 31.4 56 5南病棟 917 22.3 29 4北病棟 727 13.9 22 4南病棟 550 23.4 51 3南病棟 1024 30.1 35 135 1.25 11 15 14 11 12 9 10 目的 スライディングシートの利点・欠点を明らかに する スタッフの動作的負担の軽減を図る 人数 7 8 平均(B1~C2の患者数÷新規入院患者数) 5北病棟 2病棟 業務中腰痛を強く感じるタイミング(複数回答可) B1~C2年間平均患者数(人/月) 6 4 2 1 0 体位交換時 移乗時 吸引時 上方移動時 その他 研究方法 対象:5階北病棟スタッフ(看護師18名 看護 助手3名 ヘルパー3名) 研究期間:平成25年5月~平成26年1月 方法:スライディングシート導入前後にアンケート調査 スライディングシートの使用方法を事前に指導 9月~10月の期間患者へ使用する - 21 - 倫理的配慮 アンケートでは無記名とし、個人が特定されない ように配慮し、収集後破棄する。また調査協 力は任意とし協力を拒否する場合でも不利益 を被ることはないと説明した スライディングシート導入前アンケート 結果 スライディングシートの認知度と使用経験 31% 知っているが未使用 使用経験がある 知らない 0% 69% スライディングシートの使用回数 結果 スライディングシートの使用回数 1 0 3 <利点> 使用手順は簡単(簡単と感じた人22名、困難 と感じた人2名) 腰痛増強がない 看護者自身の負担軽減 3 未使用 1~5 6~10 11~15 16~20 7 10 20回以上 結果 <欠点> 手技が難しい 準備・片付けに手間がかかる その他 考察 考察 おわりに <使用率アップにつながらなかった原因> 仕事の効率を重視した結果、二人で行う方が 早く済むという考えのスタッフがいた 設置場所の問題 - 22 - スタッフの身体的な負担軽減を考慮すると人 力だけに頼らず補助具を使用することは今後 必要となるだろう 結果 使用したスライディングシート 移座えもんシート Mサイズ:75×75cm 価格:2500円(1枚) 実際にスライディングシートを使用して上方移動を 行ってみます。 ご覧下さい スライディングシートの使用風景 ① 頭側から 挿入して スライディングシート使用風景 ② ① ② 患者の下に入 れ込んで 肩甲骨下端ま で挿入して ③ ④ ③ 臀部~大腿部を両 手で軽く挙上し上方 へ滑らす 患者を押す 引き抜く! - 23 - 術後訪問実施の定着化に向けて ~術後訪問方法の明確化とマニュアルの作成~ 手術室 宿輪まどか 清川 綾 林 有希 山田 君代 第 1 章 序論 Ⅰ はじめに 手術室における看護は、手術前の患者との関わり ( 術前訪問 ) を出発点にして、手術療法と手術の行 われる場 ( 手術室 ) の特性に基づいた看護の実施と、 手術後の患者との関わりによる看護の評価 ( 術後訪 問 ) を包含したもの1)である。 手術室看護師による術後の患者訪問の意義は、継 続看護の確認・周術期看護の評価と評価を基にその 後の患者へ生かすことと言われている2) 。また、 田中3)らは 「技術が優先されがちな手術室におい て患者の存在を意識づける機会となっている」 と術 後訪問の必要性を示している。当院においても、術 後訪問の充実を手術室目標に掲げ実施しているが、 疼痛や疾病への不安など不安定な状態にある周術期 において患者の負担になっているのではないかと感 じることも多い。さらに、当院における術後訪問の 目的が定まっていないため、実施していくなかで内 容・方法などに個々で相違があると感じ、術後訪問 の有用性を感じていると同時に、戸惑いを感じてい る現状がある。そこで、今回術後訪問の実際を明ら かにすることを目的に研究し、ここに報告する。 Ⅱ 本研究の目的 当院における術後訪問の実際を明らかにし、術後 訪問の目的を明確化する。 Ⅲ 本研究の意義 術後訪問の実際を明らかにすることで目的や実施 方法の明確化を見出すことができ、術後訪問の必要 性・重要性を再確認することができる。さらに術後 訪問の実施による患者へのフィードバックにつなげ ることができると考える。 第2章 研究方法 Ⅰ 研究方法 1、研究期間:平成 25 年 9 月~平成 25 年 11 月 2、対象:手術室看護師 7 名 ( 師長・副師長を含む ) 手術室経験:1年未満 1 名、1~3年 4 名、 4~ 6 年 1 名、7 年以上1名 3、研究方法:術後訪問についてアンケートを実施 質問内容:①術後訪問は必要であるか。 ②術後訪問にかかるおおよその時 間。 ③術後訪問を実際していて疑問を感 じること。 ④術後訪問においての観察・質問内 容。 ⑤術後訪問によって改善できた事。 4、倫理的配慮 研究にあたっては、五島中央病院看護師長会にて 承認を得て行う。 1)対象者に対して ①本研究の目的・方法を文書で説明し、研究へ の参加は自由意志であること、また途中で あっても参加を辞退できることを保証する。 2)データ管理に関して ①研究データは、匿名性を守る。 ②研究データは、研究者および指導者以外の目 に触れないように細心の注意を払って扱い、 保管する。 ③研究の成果は研究論文としてまとめ、院内研 究発表や学会誌で公表するが、研究目的以外 には使用しない。 ④研究終了後は、研究データを破棄する。 第 3 章 結果 Ⅰ 対象者について 7 名の研究対象候補者に研究協力の依頼を行い、 研究協力とアンケートを承諾した研究対象候補者は 7 名全員であった。対象者の手術室経験は、1年未 満 1 名、1~3年 4 名、4~ 6 年 1 名、7 年以上 1名であった。 Ⅱ アンケート結果(資料3参照) 1.術後訪問は必要であるか 術後訪問の必要・不必要の有無について 7 名中 7 名が「必要」と答えた。その理由として、 「術前オ リエンテーションの不十分な点の確認」「周術期の - 24 - 看護の振り返り」 「今後の看護に生かすため」が挙 げられた。 っておらず、情報の共有ができていない」が挙げら れている。 2.術後訪問にかかるおおよその時間 5分未満…2 名 5~ 10 分…4 名 10 分以上 …1 名 4.術後訪問においての観察・質問内容 質問内容・観察項目は「同一体位による疼痛部の 有無」 「術中・術後の疼痛について」 「術中の不快・ 不安の有無 ( 環境のこと )」「要望」「手術の成果」 が挙げられた。 3.術後訪問を実際していて疑問を感じること 7 名中 7 名が「ある」と答えた。疑問の内容とし て、「他のスタッフはどのようなことを聞いている のか」「術後訪問の意義が明確でない」 「患者さんへ のメリットや病棟へのフィードバックがきちんとさ れているか疑問」 「質問内容は統一されておらず、 何を聞いていいのかわからないこともある」 「患者 の負担になっていないか」 「術後訪問に行っても記 録上に残さないため次の周術期看護に生かせていな いのではないか」 「術後訪問後カンファランスを行 5.術後訪問によって改善できた事 術後訪問を実施したことでのメリットでは、「術 後訪問で得た情報を病棟へ申し送ることで継続看護 を行うことができた」「要望や不満などからその後 の看護に生かすことができた」「同一体位による疼 痛が発生した際など、その後の除圧材の使用を工夫 した」があった。 ( 資料2) ( 資料1) 研究アンケート 手術室スタッフのみなさまへアンケートのお願い 平成25年10月 今回の看護研究において術後訪問に焦点をあてる ことになりました。 それにあたりみなさまの意見を参考にしたいと思 いますのでアンケートのご協力をお願い致しま す。 なお、アンケートは無記名・任意とし回答なさら なくても何ら不利益を被ることはありません。 回答されたアンケートの結果は看護研究にのみ利 用させていただくこととします。 上記をご理解のうえ、どうぞよろしくお願い致し ます。 ご不明な点はお尋ねください。 お手数ですが 10 月 15 日(火)までに記入をお 願い致します 1.術後訪問は必要であると思いますか? A. 必 要 で あ る B. 必 要 な い C. どちらともいえない その理由 2.術後訪問にかかるおおよその時間を教えてく ださい A. 5 分 未 満 B. 5 ~ 10 分 C. 10 分以上 3.術後訪問を実際していて疑問を感じるとこが ありますか A. ある B. ない A の方はその理由 4.術後訪問においてどのようなことを聞いてい ますか(箇条書きで構いません) 手術室看護研究 宿輪まどか 5.術後訪問によって改善できた事がありますか? A. ある B. ない A の方はその内容 ご協力ありがとうございました 手術室看護師 宿輪まどか - 25 - ( 資料3) 研究アンケート 集計結果 1.術後訪問は必要であるか?その 理由 必 要 術前オリエンテーションの 100% 不十分な点の確認 不 必 要 周術期の看護の振り返り 今後の看護に生かすため 0% 回答率 (% ) 2.術後訪問にかかる時間は? 実施時間 5 分未満 5 ~ 10 分 10 分以上 回答率 (% ) 26% 57% 14% 3.術後訪問に対して疑問に感じる ことがあるか?その理由 あ る 他のスタッフはどのような 100% ことを聞いているのか な い 質問内容は統一されておら ず、何を聞いていいのかわ 0% からないこともある 術後訪問の意義が明確でな い 患者へのメリットや病棟へ のフィードバックがきちん とされているか疑問 患者の負担になっていない か 回答率 (% ) 4.術後訪問時の質問内容・観察項 目 あ る 同一体位による疼痛部の有 100% 無 な い 術中・術後の疼痛について 術中の不快・不安の有無 ( 環 0% 境のこと ) 回答率 (% ) 要望 5.術後訪問を実施したことでのメ リット あ る 術後訪問で得た情報を病棟 86% に申し送ることで継続看護 な い を行うことができた 14% 要望や不満などからその後 心がけることができた 同一体位による疼痛が発生 した際など、その後の除圧 材の使用を工夫した 第 4 章 考察 43% 57% 86% 57% 71% 71% 43% 57% 71% 57% 86% 100% 回答率 (% ) 29% 43% 43% 術後訪問が必要であるかの問いに全スタッフが 「必要」と回答しており、術後訪問の必要性を感じ ていることが明らかとなった。必要である理由とし て、 「術前オリエンテーションの不十分な点の確認」 「周術期の看護の振り返り」 「今後の看護に生かすた め」が挙げられている。また、観察事項・質問内容は、 「同一体位による疼痛部の有無」 「術中・術後の疼痛 について」「術中の不快・不安の有無 ( 環境のこと )」 「要望」が抽出され、スタッフ間の相違があると予 測していたがさほど違いはなく、仮説とは異なって いた。手術医療の実践ガイドライン4)では、 「手 術患者を手術室看護師が直接訪問することは、術後 においては術中看護計画の実践の評価に役立ち、手 術看護の質の向上を目指す目的」とされているよう に、当院においても周術期の看護の評価とその後の 看護への示唆を得ることを目的に実施していること が多いと感じた。しかし、他の先行研究において「継 続看護の確認」も術後訪問の重要な目的であること が述べられているが、今回のアンケート結果からは 回答が得られておらず、当院における術後訪問の目 的を明文化していく過程では再度の学習を行う必要 性があると考える。 また、術後訪問の必要性と同時に戸惑いがあるこ とも明らかとなっている。その理由として「他のス タッフはどのようなことを聞いているのか」「質問 内容は統一されておらず、何を聞いていいのかわか らないこともある」 「術後訪問の意義が明確でない」 「患者へのメリットや病棟へのフィードバックがき ちんとされているか疑問」「患者の負担になってい ないか」といった術後訪問の意義の不明確さへの戸 惑いや疑問が多く挙げられていた。先行研究におい て小川5)らは、施行に対する不明確さ・困難感を 術後訪問の定着を妨げている要因として挙げてい る。また、高橋ら6)は、時間的制限に加え、術後 訪問に対する意義・目的の認識不足が術後訪問の実 施率低迷に関与していることを述べている。当院に おいては、術後訪問に要する時間は平均 5 ~ 10 分 と短時間であることが明らかとなっており、術後訪 問の実施率への影響として時間的制約ではなく必要 性認識の欠如の比重が高いと考えられる。そのため、 漠然としている術後訪問の目的ではなく、明確に術 後訪問の意義・目的を示すことで周術期看護におけ る不可欠要素であるということを認識することが必 要と考える。 術後訪問は他施設においても近年、充実を図る取 り組みが行われているものの、患者の選別による実 施や実施方法の不明確性において不安定さがうかが えるのが現状であるが、質問内容の統一化や方法の 明確化を示す方法を検討していくことで充実した術 後訪問を実施していくことができると考えられる。 第 5 章 結論 本章では,研究結果の要約をし、看護の示唆、研 究の限界、今後の課題について述べる。 - 26 - Ⅰ 研究結果の要約 術後訪問の必要性は理解しているが、その明確さ に欠けているために実施に対しての不安感が抽出さ れた。術後訪問における確認事項や質問内容におい て、スタッフ間での相違があると感じていたが、研 究結果からは差異がほとんどないことが明らかに なった。術後訪問の実施において所要時間は短時間 であることが明らかになっており、目的・意義・方 法の明確化により今後より充実した術後訪問が実施 されることが期待される。 Ⅱ 研究の限界 本研究では、研究方法や研究のプロセスに限界が あり、術後訪問の実際を明らかにしたと考えるには、 対象者・データ収集方法・分析方法にいくつかの問 題があると考えられる。そこで、これらの研究の限 界について述べる。 1.対象者 本研究の対象者は当院手術勤務中の看護師 7 名で ある。今回、この7名から得たデータを分析した結 果が、術後訪問の実際を全て表しているとは言い難 い。当院における術後訪問の実際とするには限界が あると思われる。今後は、現在の勤務者に限らず手 術室勤務歴のある看護師からの情報などを得て、さ らに多くのデータを分析していく必要がある。 2.データ収集方法 1)アンケート用紙の問題 対象者が自由に考えを語れるよう、また、研究者 の意図を含まないよう研究アンケートを作成し、本 研究に臨んだ。しかし、アンケート作成における他 研究からの示唆など未熟な面もあり、対象者の答え を限定するような質問内容であったと考えられる。 また、質問内容を限定したことで対象者の思いをす べて抽出できたとは言いがたい。今後は、対象者か らより豊かなデータを得ることができるように、ア ンケート作成における先行研究の熟読や分析の技術 を磨くことでより質的・量的に十分なデータを得て いくことが必要と考える。 3.分析方法 今回、アンケート結果からデータを抽出し、分析 を進めた。分析過程において偏りが生じないように 努めたが、データの抽出や結果に影響があったので はないかと予測される。さらに、先入観や主観的思 考が入らないように十分な検討したが、研究者の主 観が入っていないとは言い難い。今後は、対象者の 語った内容を忠実に解釈し、対象者に研究者が解釈 したことが適切であるのかを確認しながら、相手の 立場に立ってさらに塾考し、分析を重ねていくこと が必要である。 以上のことから本研究には多くの限界がある。し かしながら、当院における術後訪問の実際が明らか になったことは、術後訪問を実施していく中で今後 の実施率の上昇や方法の明確化に役立つと思われ る。 Ⅲ 今後の課題と展望 この研究を通して、当院における術後訪問の実際 が明らかになった。本研究の対象としたのは7名と いう少人数であり、術後訪問の実際を全て表してい るとは言い難く当院における術後訪問の実際とする には限界があると思われる。今後、対象者を増やし ていくことで、術後訪問の実際と展望を十分に明ら かにすることができ、術後訪問の充実とさらなる看 護の示唆へと繋がると考える。 謝辞 最後に、本研究を終えるにあたり、多大なるご協 力を賜りました対象者の皆様方に感謝致します。 そして , 本研究全般にわたり , 御指導 , 御厚情 , 御 高閲を賜りました、手術室看護師長山田君代様初め、 手術室勤務看護師の皆様に心より感謝致します。 <引用・参考文献> 1)佐藤禮子:手術室看護マニュアル。監修にあたっ て,臨床看護,20(13),1857,1994 2)八嶋マユミ:術後訪問での手術室看護師の役割, オペナーシング,22(11),20 - 22,2007 3)術後訪問の定着に向けてー取り組みと課題ー 日農医誌 55 巻 2 号 112 - 114,2006 4)日本手術医学会、坂本眞美,手術医療の実践 ガ イ ド ラ イ ン 第 5 章 手 術 中 の 看 護 病 棟 訪 問 [ 引 用 2011-9-16] http:jaom.umin.ne.jp/ new1001018.html 5)術後訪問を妨げる要因分析 手術医学 27(4), 356 - 359,2006,小川暁子、谷口智子,有馬育美, 内山博子 6)術後訪問が定着しない要員の検討 高橋加寿美, 福島正子,石丸麻理子,神田久子 40 - 45 7)内田智穂子:術前・術後訪問の質の向上を目 指してー術前オリエンテーションにパスを導入し ての評価ー,オペナーシング,20(10),48 - 54, 2005 8) 術後訪問に対するスタッフの意識調査ー術後訪 問定着に向けてー 日本医科大学付属病院 今井真 己・山崎 弓子・倉藤晶子・金子栄子 - 27 - 術後訪問実施の定着化に向けて Ⅰ.はじめに 術後訪問の内容・方法などが明文化してお らず、定着していないのが現状。 ~術後訪問方法の明確化とマニュアルの作成~ 術後訪問の充実を図るためには、質問内容 の統一化や方法の明確化を示すための用紙 の作成が必要。 術後訪問方法の明確化のためマニュアルを作 成した結果、方法の明確化に繋がった。 手術室 ○宿輪まどか 清川 綾 林 有希 山田君代 4.倫理的配慮 Ⅱ.研究目的 研究にあたっては、五島中央病院看護師長会にて 承認を得て行う。 術後訪問マニュアルを作成し、術後訪問の方法 を明確化する。 ◆対象者に対して ○本研究の目的・方法を文書で説明し、研究への参加は自由 意志であること、また途中であっても参加を辞退できることを 保証する。 Ⅲ.研究方法 1.研究期間:平成25年11月15日~平成26年 1月31日 2.対象:手術室看護師6名 3.研究方法:マニュアル作成後実際に使用し、 アンケート調査を実施 ◆データ管理に関して ○研究データは、匿名性を守る。 ○研究データは、研究者および指導者以外の目に触れない ように細心の注意を払って扱い、保管する。 ○研究の成果は研究論文としてまとめ、院内研究発表や 学会誌で公表するが、研究目的以外には使用しない。 ○研究終了後は、研究データを破棄する。 ◎術後訪問◎ Ⅳ.結果 [カルテから情報をとること] n=6(アンケート回収率100%) ●問題のあった患者さんの術直後からの継続看護の確認(カルテも参照) ●術直後に皮膚障害があった際のその変化と現状のケア Q:術後訪問マニュアルは使いやすかったですか ? A:『使いやすい』5名 *聴取内容が明確化された。 *術後訪問の方法に戸惑いが無くなった。 *持ち運びが出来るため内容がその場で確 認出来、聞き忘れが無い。 『どちらとも言えない』1名 *観察項目は明確だが、患者の認知レベル や状態により使用できない症例も多い。 [患者さんに聞くこと] ●術前訪問は不備がなかったか(良かった点・悪かった点) ●術前訪問の有無による不安の増減 ●皮膚・神経障害(手足の痺れ・痛みの有無) ●術直後に皮膚障害があった際のその変化と現状のケア ●手術において気になったこと・要望 ●手術入室時や処置時の声かけで要望 ●室温・音は不快でなかったか [訪問の時期] ●手術翌日から退院日まで ※状態によってはカルテのみの情報収集となる場合もある ・術後訪問終了後、OP看護記録へ記載 ・病棟スタッフへの申し送りが必要であれば、入院カルテ看護記録用紙に記載 ・OP室スタッフへの申し送りが必要であれば、情報共有用紙へ 資料:術後訪問マニュアル Ⅴ.考察 Q:術後訪問マニュアルの内容に過不足はありま したか? A:質問内容が多く、質問するのが気の毒。 先行研究において。。。 マニュアルを作成・使用することで 看護師個々が統一した術後訪問が行え、実施 の定着化に繋がることが明らかになっている。 Q:術後訪問マニュアルを使用して今後も術後訪 問は継続出来そうですか? A:6名中6名が『出来そう』と回答。 本研究においても。。。 ♠『聴取内容が明確化された』 ♠『術後訪問の方法に戸惑いが無くなった』 ♠『聞き忘れが無い』 との意見が聞かれ、方法を明確化出来た。 Q:術後訪問用紙マニュアルを使用して訪問した 回数は何回ですか? A:0回:0名 1~5回:6名 6回以上:0名 - 28 - Ⅵ.結語 一方。。。 ♠高齢化などの現状により患者自身への術後 訪問の難しさ ♠質問内容過多 などの検討課題が挙げられた。 ①マニュアルの作成・使用により、術後訪問の 方法が明確化された。 ②マニュアル作成による術後訪問 定着には課題が残った ♠対象・質問内容・方法などマニュ アルの見直し ♠個々の意識付けへのアプローチ 対象・質問内容・方法など個別 性も取り入れることの出来るマ ニュアルの見直しが必要! Ⅶ.今後の展望 ☆術後訪問マニュアル使用困難例の抽出 ☆聴取内容の検討・術後訪問の意識動機 付けのための勉強会の実施・検討 充実した術後訪問を行え、 定着化へ繋がっていく。 - 29 - 胃石症の2例 1) 2) 五島中央病院 外科 内科 放射線科 要 旨 3) 宮城 清弦 1) 岡本 健太 2) 長置 健司 3) 橋本 敏章 1) 東郷 政明 2) 古井純一郎 1) 今村 一歩 1) 小松 直広 2) 福嶋 伸良 2) 山口 泉 1) 胃石症に対しコカコーラ療法施行後に腸閉塞を来した症例を含む 2 例の胃石症例を経験した。 【症例 1】 71 歳、男性。近医で胃石を指摘され当院内科紹介。コカコーラ療法施行となったが、開始 1 週 間後腹痛と嘔気が出現。胃石落下による回盲部イレウスと診断。緊急手術で胃石を摘出。 【症例 2】 77 歳の男性。定期検診の胃透視で異常を指摘され当院内科受診。胃内視鏡で胃石症と診断され当 院外科紹介。胃切開術を施行し胃石を摘出。 〔考察〕コカコーラ療法は耐術能に乏しい患者などに有用であ るが、その施行は慎重に行われるべきであると思われた。 はじめに 胃石とは胃内で食物・異物が不溶性の結石を形成したものである。構成成分により植物胃石、毛髪胃石、そ の他の胃石に分けられ、本邦では植物胃石(殊に柿胃石)が大多数を占める。胃石に伴う胃潰瘍や落下による 腸閉塞の合併があるため、診断され次第治療の適応となる。従来は内視鏡的摘出もしくは外科的治療が行われ ていたが、近年内視鏡的に困難な大きさの胃石症例に対しコカコーラを胃内に注入することにより胃石の縮小・ 脆弱化を図るコカコーラ療法が施行されるようになっている。胃石症の治療法の選択について興味ある症例を 経験したので若干の文献的考察を含め報告する。 【症例 1】 71 歳、男性 [主訴]腹痛 [既往歴]逆流性食道炎 [現病歴]上腹部不快感のため近医受診したところ胃内視鏡で胃石を指摘され、平成 24 年 11 月当院内科受診。 10 月に渋柿を多量に食べたとのことであった。外科的処置も考えられたが、まず内視鏡的処置を行う方針と なった。コカコーラを 2 週間飲むよう指示し、その後内視鏡的摘出を行う予定となった。コカコーラ療法開始 1 週間後、腹痛と下痢、嘔気が出現。胃石落下による小腸イレウスと診断され緊急手術となった。 [現症]血圧 141/88mmHg、脈拍 114 回 /min、体温 35.8℃、意識清明 。腹部圧痛あるも、板状硬なく腹膜 刺激症状なし。 [血液検査所見】WBC :147.1 × 102/ μ l、CRP :0.88mg/dl と炎症反応の上昇を認めた。その他異常所見なし。 [胃内視鏡所見 ( 初診時 )】胃内に胃石を認め(図 1)、胃角部小彎に潰瘍性病変を伴っていた。 [腹部CT所見 ( イレウス発症時 )]回腸末端に胃石(図 2 矢印)の嵌頓を認め、小腸イレウスを来していた。 図 1 胃内視鏡所見 ( 初診時 ):胃内に胃石を認める。 図 2 腹部 CT 所見 ( イレウス発症時 ):回腸末端に 胃石(矢印)を認め、小腸イレウスをきたしていた。 - 30 - [手術所見] 回腸末端に胃石の嵌頓を認め、同部より約 20cm 口側の腸管を切開し胃石を摘出した(図 3)。 [胃石の成分分析] 成分比率で 98%以上がタンニン酸であった(図 4)。 以上よりコカコーラ療法施行後、胃石の落下によりイレウスを来した症例と判断した。 図 3 回腸末端に胃石の嵌頓を認め、約 20cm 口側 の腸管を切開し摘出した。 図4 タンニン酸が 98%以上であった。 【症例 2】 77 歳、男性 [主訴]検診異常 [既往歴]特記事項なし [現病歴]食生活に特記事項なし。平成 25 年 7 月、定期検診の胃透視で異常を指摘され、当院内科受診。自 覚症状は認めなかった。胃内視鏡を施行したところ胃内に長径約 8cm の結石を認め、胃石症と診断された。 内視鏡的摘出は困難と判断され、当科紹介。 [現症]血圧 112/52mmHg、脈拍 61 回 /min、体温 36.2℃、意識清明。 腹部:平坦・軟、その他特記事項な し。 [血液検査所見]異常所見なし。 [胃内視鏡所見] 胃内に巨大な胃石を認めた (図 5)。胃全体にびらんが散在し、胃角部小彎には潰瘍性病変を伴っ ていた。 [腹部CT所見]胃内に air bubbles を伴う長径約 8cm の腫瘤を認め、胃石と思われた(図 6)。 [手術所見]胃切開・採石術を施行し、胃石を摘出した(図 7)。 [胃石の成分分析]成分比率で 98%以上がタンニン酸であった(図 8)。 図 5 胃内に巨大な胃石を認める。 図 6 胃内に内部に air bubbles を含む胃石(矢印) を認める。 - 31 - 図 7 胃体下部大彎側を切開し長径約 8cm の胃石 を摘出。 図 8 タンニン酸が 98%以上であった。 考 察 柿胃石は柿に含まれるタンニンが胃酸により不溶性となり食物繊維に沈着することで結石状となると考えら れており、実験によると 24 時間以内に生成するとされている 1),2)。比較的稀な疾患であるが、胃石の存在に よる潰瘍形成や小腸への嵌頓により腸閉塞をきたす可能性があり、診断された時点で治療の必要性がある。 内視鏡技術の発展により小径の胃石であれば内視鏡的な摘出が可能となったが、摘出が困難な場合は外科的 治療が選択されていた。近年、胃内にコカコーラを注入もしくは患者に飲用させることにより胃石の縮小を図 3) りその後内視鏡的に摘出を行うコカコーラ療法が行われるようになってきている 。しかし今回の症例 1 のよ うにコカコーラ療法後に胃石が腸管に落下・嵌頓し腸閉塞を来す症例や内視鏡的破砕後に腸閉塞を来す症例も 少なからず報告 4) されており、コカコーラ療法を施行する際は入院管理のうえ慎重に行うべきと思われる。症 例 2 では症例 1 の転帰も考慮し、また本人希望もあり外科的処置を選択した。 【文献】 1) 泉正一、岩本正樹、石田吉治:植物胃石殊に果実胃石並びに其の形成機転に就いて 日消病会誌 1931;30:263-294 2) 山本誠巳、和田信弘、半羽健二ほか:柿胃石症の 2 例とその生化学的知見 日消外会誌 1980;13(10):1196-1200 3)Ladas S, Triantafyllou K, Tzathas C, et al.:Gastric phytobezoars may be treated by nasogastric Coca-Cola lavage . Eur J Gastroenterol Hepatol 2002;14:801-3 4) 松本元、藤原澄夫、山下修一:内視鏡的破砕後に腸閉塞を発症した胃石の 1 例 日臨外会誌 2010;71(7):1759-1763 - 32 - 当院におけるがん性疼痛に対するモルヒネ持続皮下注入法の実際 井上内科小児科医院 井上 効子 はじめに WHO 方式がん性疼痛治療法は、基本的には非ス テロイド性抗炎症薬とオピオイドに反応する「侵害 受容性疼痛を主軸とするがん性疼痛に対する治療 法」である。 鎮痛薬を適切に選択し、その副作用対策をきちんと 実施して患者の鎮痛薬に対するコンプライアンスを 保ち、鎮痛効果を安定させることが重要となる。 オピオイド製剤は持続時間にて除放剤、速効性、 また剤型にては錠剤、顆粒剤、カプセル、散剤、液 剤、坐剤、貼付剤、注射剤などがある。 それぞれに特徴があり、患者の状態に合わせた効果 的な投与が必要である。 末期がん患者はさまざまな理由(極度の食思不振、 消化管狭窄や出血、口内炎、痔核などによる挿肛時 痛など)で内服や坐薬使用が困難となる場合が多い。 当院ではこのような症例に対して在宅でのモルヒネ 持続注入法を多用している。 持続皮下注入法 持続皮下注入法とは、小型ポンプを用いて薬剤を持 続的に少量ずつ皮下に注入する薬剤投与方法であ る。 小型ポンプにはシリンジポンプ、ディスポーザルポ ンプ、専用輸血バック式などがあり、いずれも PCA 機能(突出痛時のレスキューを患者本人が追加投与 できる)をもつ。 当院ではこのうちディスポーザルポンプ(バクス ター社インヒューザー)を使用している。 利点として①軽量で携帯性に優れる。②一定の流速 で注入可能。③操作が簡単。④ディスポーザルのた め管理しやすいなどが挙げられる。 欠点としては基本流量 0.5ml/ 時間、PCA 容量 0.5ml の変更ができないことが挙がる。 持続皮下注入法の実際 ①必要器材 薬剤 希釈液(生理食塩水) ポンプ 針(翼状 針など 23G~27G) ドレッシング材(透明で皮 膚の状態が観察できるもの) エクステンション チューブ その他消毒用具など ②穿刺部 前胸部 腹部 大腿部 など ③投与薬剤 モルヒネ注射量は経口モルヒネ量の 1/3 量 (mg) から開始し、1/2 量 (mg) に向けて増量後調節する。 また当院では腹腔内がんによる腸閉塞などには酢 酸オクトレオチド(サンドスタチン)や嘔気、嘔 吐の強い場合にはハロペリドール(セレネース) などを混注している。がん緩和ケアガイドブック では、その他メトクロプラミド(プリンぺラン) 、 臭化ブチルスコポラミン(ハイスコ)、ベタメタ ゾン(リンデロン)なども注入可能とされている。 インヒューザー注入量= 1 日薬剤投与量×注入 日数(通常 4 日分)+生理食塩水 インヒューザーは約 50ml 程度が充填可能(最大 65ml) レスキュー回数(PCA ボタン)が 1 日 3 回以上 であれば定期モルヒネ量を 30~50% 増量とする。 ④副作用 副作用としては経口モルヒネと同様に便秘、嘔気、 眠気、呼吸抑制などが挙げられる。 嘔気に関しては一般的に経口と比べて出現頻度が 少ないと言われているが、当院でも同様の印象を 持っている。その他は経口と同等、また呼吸困難 感に関しては持続皮下注入法がやや有効な感があ る。 まとめ 末期がん患者にとって疼痛コントロールは非常に重 要な問題である。 また疼痛のみならず嘔気、嘔吐、倦怠感、気持ちの つらさなどの様々な症状が複雑にからみあって大き な苦痛となっている場合も多い。 持続皮下注入法により、このような症状緩和が困難 な症例を在宅で対応することが可能となっている。 緩和ケア病棟で行う治療に匹敵する高いレベルでの 在宅緩和ケアと暖かい看取りによって、残された貴 重な時間をご家族と共に過ごされることを願ってや まない。 - 33 - - 34 - - 35 - - 36 - 放射線被ばく低減への取り組み② ―再撮影防止対策を試みて― 聖マリア病院 放射線科 浜辺 弘子 はじめに 当院は 2007 年に画像サーバーPACSを導入し、一般撮影では、処理した画像を40秒程度で確認できる 環境になり、デジタル画像処理とモニター診断を行なうことができるため、撮影条件の設定の不備があった場 合でも、診断可能な画像を提供できるようになった。そのため再撮影の要因の一部が減少したが、様々な要因 により再撮影は発生しており、それを防止するための対策を立てることにした。 目 的 発生した再撮影の原因を分析し、その防止策を試みることによって、再撮影による医療被ばくの低減に取り 組むこと。 調査期間 対策前;2009 年 4 月~ 2011 年 3 月 対策後;2011 年 4 月~ 2013 年 3 月 調査方法 方法①2009年度、2010年度に実施された一般撮影から、再撮影となったものを以下の4つの要因別 に分類し、それぞれの発生件数を求める。 1.指示に沿らないもの。 (指示受け) 2.目的部位が、異物により隠れているもの。(アーチファクト) 3.目的部位が、画像内に写っていないもの。(一部欠損) 4.撮影準備の段階で確認不足により発生したもの。(準備不足) 方法②件数の多かったものを中心に要因ごとに対策を立てて実施し、対策を講じてから2年間、再撮影の件 数と発生率を調査し、比較検証する。 結 果 結果①対策前2年分の再撮影を4つの要因に分類すると、アーチファクトによるもの、準備確認不足による ものは、増加傾向にあり、又、一部欠損によるものも多くあることがわかった。これら要因ごとに対策を立て るにあたり、アーチファクトの種類の分析も行った。一番多かったのは、患者様の衣類などに付属するもので、 金属のボタン、下着の金具、エレキバン、カイロ、アクセサリーなどだった。また、患者様の診療のために付 属している、体温計や、胃ろうチューブ、不要なハートモニター電極など、外からは気づきにくいものもあった。 これらの点も踏まえて、対策を立てた。 対策1 「検査を受けられる方へ」という、ポスターを作成して撮影室に貼り、視覚的にも何を外せばよい かを確認してもらうようにした。又、患者様にボタンなどがないか、声掛けを徹底し、特に冬場には、カイロ を貼っていないかを付け加えるようにした。また入院の患者様に関しては、ボタンや、胃ろうチューブ、本人 の手などが撮影範囲にないか、スタッフと一緒に確認してから撮影を行った。 対策2 目的の部位がきちんと画像内に写るようにするためにタオルやクッションなどを用いて、ずれない ように固定する工夫をした。また、CR装置の機能を利用して、過去の画像を表示してイメージしながらポジ ショニングに取り組むことを意識するようにした。 対策3 カセッテや管球が所定の位置にあるかどうかの確認を着実に行えるよう、 「確認シール」を作成し、 視覚的に注意を払うようにした。 結果②再撮影件数と発生率を対策前後で比較すると、再撮影件数も発生率も2011年、2012年度と年 ごとに減少した。 要因別に再撮影件数を対策前後で比較すると、アーチファクトによるものは 43%、一部欠損などによるも のは 37%、撮影準備確認不足によるものは 33%減少した。指示受けの間違いによる再撮影の件数は変わらな かった。 - 37 - 考 察 再撮影の調査を行ったところ、アーチファクトによるもの、一部欠損など技術的なもの、確認不足によるも のが多く認められた。これらの項目に対して、ポスターを貼る、声掛けをする、過去の画像の確認をする、ポ ジショニングや、介助の工夫をする、チェックシールを貼るなどの、いくつかの具体的対策を講じた結果、アー チファクトによるものは 43%、 一部欠損など技術的なものは 37%確認不足によるものは 33%減少した。また、 発生率は対策前が平均 1.97 から対策後は 1.10 と減少し、対策の効果があったと言える。当院での年間の再撮 影率は、過去4年で 1.01 ~ 2.06%だった。これは、日本診療放射線技師会編「医療被曝ガイドライン」の値 2 ~ 3%よりは少ないと言えるが、対策後も、再撮影は完全には無くならなかった。 アーチファクトに関しては、衣類の付属品などが外からは見えないものであるため、検査前の観察と説明が 不十分であることが言える。 また一部欠損したものを詳しく分析すると、70 歳以上の高齢者が 90%前後を占めており、何度か再撮影を した患者様もいた。患者様の高齢化に伴いポジショニングの難しい場面の増加も推測されるので、それぞれに 合った撮影方法を工夫して、再撮影防止に取り組む必要があると考える。 さらに、対策を立てなかった、指示受けの間違いによる再撮影件数に変化が無かったことから、リスクマネ ジメントの観点からもこの要因への対策も必要である。 まとめ 以上のことから、今回の対策は効果があり、再撮影の減少につながり、医療被ばくの低減を図ることができ たと言える。しかし、再撮影は、無くなったわけではなく、今後も撮影技術を習得し、品質管理を厳密に行なっ ていきたい。 - 38 - - 39 - - 40 - 訪問看護ステーションにおける摂食・嚥下障害患者への取り組み 訪問看護ステーション鐙瀬 横尾 篤記 角川 京子 北川 久子 塩塚 和子 要 旨 わが国においては急速な高齢化に伴い,摂食・嚥下障害患者の増加が予測される。今回,摂食・嚥下障害症 例 2 例を通し,地域在住高齢者への取り組みについて報告する。症例 1 は 80 歳代女性。X 年 9 月クモ膜下出 血発症,X+1 年 2 月誤嚥性肺炎を起こし胃瘻造設,非経口栄養となる。退院後,肺炎による入退院を繰り返 し,訪問看護利用に至る。楽しみレベルでの経口摂取の目的で,嚥下訓練を開始し経管栄養を離脱,3 食経口 摂取へ移行。症例 2 は 90 歳代女性。Y-4 年頃から誤嚥性肺炎を繰り返す。Y 年 1 月から有料老人ホームへ入居, 訪問看護利用に至るも,心不全症状増悪し絶食となる。苦痛緩和の目的から,栄養投与方法は経口摂取を選択, 嚥下訓練を開始し 3 食経口摂取可能となった。食べることは人間の基本的欲求の一つであり,コミュニケーショ ンにおいても重要な役割を果たす。在宅医療において ST に求められる役割は,今後重要なものになると考える。 キーワード:摂食・嚥下障害,地域在住高齢者,多職種協働,言語聴覚士 はじめに わが国における高齢化は急速に進んでおり,2013 年度における 65 歳以上の高齢者の人口比は 25%に達し, 今後も上昇を続けると見込まれている。摂食・嚥下障害は,高齢者に多い脳血管障害に起因して起こることが 1) 多い一方で,加齢に伴う摂食・嚥下機能の低下である,Presbyphagia の概念が認知され始めている。口腔 周囲筋群の加齢によるサルコペニアが,Presbyphagia に関連している可能性も指摘されており,さらに摂食・ 嚥下障害に移行することもあるため,高齢化に伴い,摂食・嚥下障害患者が今後増加することが予測される。 今回,摂食・嚥下障害症例 2 例を中心に,訪問看護ステーションにおける地域在住高齢者への取り組みについ て報告し,考察を加える。 症 例 ■症例 1:80 歳代 女性。 既往歴:クモ膜下出血(以下,SAH) 。 現病歴:X 年 9 月 SAH 発症,搬送先 A 病院にてクリッピング術,VP シャント術施行。B 病院転院後,誤嚥 性肺炎を発症,X+1 年 2 月胃瘻(以下,PEG)造設し,非経口栄養となる。退院後は特別養護老人ホーム入 所となるも肺炎による入退院を繰り返し,同年 7 月自宅退院し,訪問看護利用に至る。 要介護 5。障害高齢者の日常生活自立度 C2。認知症高齢者の日常生活自立度 IIIa。 初回評価:摂食状況のレベル Lv.1(嚥下訓練を行っていない) 。口腔内乾燥著明。頚部過緊張。総蛋白低値, アルブミン低値で低栄養状態であった。初回評価を国際生活機能分類(以下,ICF)の関連図にまとめたも のを図 1-a に示す。 経過:経過を図 2 に示す。本人への意思確認は困難であったが,家族より「少しでも食べて元気になっても らいたい」 との希望が強く, 楽しみレベルでの経口摂取の目的で,SAH 発症より第 313 病日から言語聴覚士(以 下,ST)が介入し,間接嚥下訓練から開始。家族に対して,ST から間接嚥下訓練を指導した。第 383 病日, 改訂水飲みテスト(MWST)4 点(嚥下良好,呼吸良好,むせない)となり,bed up 30°,ペースト食より 直接嚥下訓練を開始。摂食姿勢は段階的に bed up し,第 432 病日よりリクライニング車椅子座位 60°へ至っ た。覚醒状態が不安定で,一時経口摂取量が停滞したが,徐々に摂取量が増加するのに伴い,第 577 病日よ り段階的に経管栄養剤を減量し,X+2 年 5 月(第 595 病日)経管栄養を離脱,軟飯,汁物トロミなしを車 椅子座位,見守りレベルにて 3 食経口摂取へ移行した。ICF 再評価を図 1-b に示す。 - 41 - 図 1 症例 1:ICF 関連図 再評価時の変化点を下線で示す。 図 2 症例 1:経過 SAH 発症を起点として示す。 ■症例 2:90 歳代 女性。 既往歴:慢性心不全,心房細動,関節リウマチ。 現病歴:Y-4 年頃から誤嚥性肺炎を繰り返す。Y 年 1 月から有料老人ホームへ入居,同年 2 月より訪問看護 利用に至る。同年 3 月,心不全症状が増悪し,絶飲食となる。 要介護 4。障害高齢者の日常生活自立度 B2。認知症高齢者の日常生活自立度 IIb。 初回評価:摂食状況のレベル Lv.2(食物を用いない嚥下訓練を行っている) 。口腔内乾燥著明。全身性浮腫 を認めた。初回評価を ICF の関連図にまとめたものを図 3-a に示す。 経過:経過を図 4 に示す。本人が「痛かことはせんでよか」と訴えたこと,家族が積極的延命治療を望まな いことなどから総合的に判断し,苦痛や不快を緩和する目的から,栄養投与方法は人工栄養を用いず,経口 摂取を選択した。間接嚥下訓練のみから開始し,心不全症状増悪より第 5 病日,Food test(FT)4 点(嚥下 良好,呼吸良好,むせない)となり,bed up 50°,ゼリーにて直接嚥下訓練に移行し,第 7 病日より粥,ペー スト食が 3 食摂取可能となった。第 21 病日より,リクライニング車椅子で離床が可能となり,体幹角度60° の設定にて食堂で他入居者と会食ができるようになった。また,開業薬剤師へ剤形や服薬方法について相談, さらに有料老人ホーム職員へ食形態や食事時の注意点を説明し,介助法の統一を図ることで誤嚥予防に努め た。ICF 再評価を図 3-b に示す。家族・チームの願いであった曾孫との対面を果たし,第 37 病日,全身状 態悪化にて家族に見守られ永眠,その前日まで誤嚥性肺炎を起こすことなく,経口摂取を維持できた。 図 3 症例 2:ICF 関連図 再評価時の変化点を下線で示す。 図 4 症例 2:経過 心不全(HF)症状増悪を起点として示す。 - 42 - 考 察 食べることは人間の基本的欲求の一つであり,コミュニケーションにおいても重要な役割を果たすことから, 食べることにより生きている実感を得ることができる。菊井らは,食事援助における心理・社会的要求への対 2) 応 の重要性について言及している。症例 1 においては,経口摂取量の増加とともに栄養状態も改善,運動 機能も著しく向上し,皿洗いなどの家事手伝いという主婦業への復帰が促進された。このような活動・参加の 変容は,負けず嫌いで几帳面な性格も寄与したものと考える。症例 2 においては,ADL が低下していく中,最 期まで食べるという主体性のある活動を維持できた。そして,食事という活動を通して,他者との交流や会食 への参加に復帰できた。両者に共通するのは,食事という活動を通して「その人らしさ」を表現できたという ことである。 5) 日本老年医学会 は高齢者の終末期の医療およびケアに関する立場表明において,高齢者には,本人にとっ て「最善の医療およびケア」を受ける権利があるとしたうえで,PEG 造設を含む経管栄養の適応は,慎重に検 討されるべきであると示している。さらに厚生労働省は,施設中心の医療・介護から,可能な限り住み慣れた 生活の場において必要な医療・介護サービスが受けられ,安心して自分らしい生活を実現できる社会を目指す として,在宅医療を推進している。摂食・嚥下障害患者の増加や PEG 造設への議論が広がるなか,訪問看護 を含めた在宅医療・介護は,摂食・嚥下障害への理解と対応が必要不可欠となる。 また,地域における維持期のリハビリテーションは,終末期まで及ぶ。終末期においては摂食・嚥下機能の 低下が余儀なくされるが,苦痛緩和のために人工栄養を選択しないケースは少なからずある。そのような場合 でも,機能を適切に評価したえうえで,少しでも食べられる口に近づけ,少ないリスクで行える経口摂取の条 件を設定できることがある。経口摂取できる条件は患者の機能だけではなく,人的・物的環境因子の調整が大 3) きく影響する。大田 は,終末期リハビリテーションを「加齢や障害のため自立が期待できず,自分の力で身 の保全をなしえない人々に対して,最期まで人間らしくあるように医療・看護・介護とともに行うリハビリテー ション活動」と定義し,その概念を提唱している。終末期においては,環境因子としての多職種が,顔の見え る関係で円滑に連携しながら協働することが,患者の生命の質の向上につながると考える。清水は,他職種と の連携の大切さと難しさを指摘しており,維持期の在宅医療・介護における多職種協働が,症状の改善につな 4) がるのはもちろんのこと, 症例を取り巻く状況を改善させる大切な鍵になる と述べている。さらに竹内らは, 暮らしのなかで,ST をはじめとした地域の専門職が「口から食べること」を援助し,利用者・家族を支える 体制が必要である 6)と述べている。摂食・嚥下の専門職である ST への役割期待は大きく,地域におけるチー ム医療に加わり積極的に参画していかなければならない。 まとめ 摂食・嚥下障害症例 2 例を中心に,訪問看護ステーションにおける地域在住高齢者への取り組みについて報 告した。摂食・嚥下障害患者の生命の質を向上させるため,多職種協働の重要性が示された。 付 言 本論文は当ステーションの倫理審査で承認を得た。本論文の一部は,第 19 回日本摂食・嚥下リハビリテーショ ン学会学術大会(岡山)にて発表した。 文 献 1)Humbert IA, Robbins J: Dysphagia in the elderly. Phys Med Rehabil Clin N Am, 19(4); 853-66, 2008 2)菊井和子,竹田恵子:嚥下困難をきたした終末期高齢者の食事援助に関連する倫理的課題.川崎医療福 祉学会誌,12(1);83-90,2002 3) 大田仁史:終末期リハビリテーション-リハビリテーション医療と福祉との接点を求めて-.荘道社,東京, 45-83,2002 4)清水充子:脳血管障害による嚥下障害への対応-言語聴覚士の立場から-.音声言語医学,53(2);11521,2012 5)社団法人日本老年医学会: 「高齢者の終末期の医療およびケア」に関する日本老年医学会の「立場表明」 2012.日老医誌,49;381-6,2012 6)竹内茂伸,古志奈緒美,今田健:訪問リハビリテーションにおける言語聴覚療法のエビデンス~ ST が訪 問リハに関わることの意義~.訪問リハビリテーション,2(4);231-7,2012 - 43 - 訪問看護を通して思うこと 訪問看護ステーション鐙瀬 塩塚 和子 はじめに 訪問看護が制度化され20年が経過しました。 あぶんぜは平成13年12月1日に立ち上げ、早12年目をむかえます。職員3名で出発したあぶんぜは、 今では言語聴覚士を含む13名のスタッフとなりました。場所も上崎山町あぶんぜから本町通りへ移り、町の 保健室も無料で開催しています。寝たっきりから予防レベルまで幅広く関わることが出来ています。微力では ありますが、あぶんぜチームとして取り組んで来た12年をふり返り、ここに報告させていただきます。 考 察 ステーション設立から今日まで、質の高いケアを提供するにはどうしたら良いか常に考え、その為には在宅 において看護師職、 言語聴覚士…等の出番を作る事。作ってもらう事が一番だと思い続けております。お陰様で、 病院の先生、在宅の先生の理解と協力を賜り、出番が多くなり、質にこだわっている事で利用者の増加に繋がっ ております。 また、看取りが増えているのは、亡くなる時間だけに焦点を当てるのではなく、人生の物語に焦点を当てる ケア(End of Life care)を、 みんなが追求し続けている事。そして、各関係機関からの紹介により、連携もスムー ズになってきた事が、大きな要因と考えます。 今後、地域の中で、医療・保健・福祉の橋渡し役として、もっと研鑽し、地域になくてはならない訪問看護 ステーションを目指して行きたいと考えています。 - 44 - - 45 - QOL を維持しその人らしく在宅生活を過ごす為の連携 ~療養環境の異なる高齢者へのサービス提供を通して~ 訪問看護ステーション福江 岡田 智子 はじめに 誰もが住み慣れた地域、我が家での生活をいつまでも継続できるよう望んでいる。しかし、在宅生活を継続 する上で個々の様々な問題があり、特に家族背景や生活歴などで左右されることが多い。その問題を解決しそ の人らしく在宅生活を継続するために、サービス提供者は、情報を共有し支援することが大切である。 今回当ステーションにおいて療養環境のことなる高齢者3症例の連携について報告する。 ・倫理的配慮 事例1、2のご家族に今回の発表の主旨を説明し、写真利用の承諾を得たが事例3は経過のみ承諾を得た。 事例 1 102歳で独居を希望しキーパーソンは町内在住の孫である。 S 氏は20歳で結婚。女の子を一人出産し子育てをしながら農業を営み、70歳で夫亡き後独居となる。 90歳代で家事援助目的でホームヘルプ導入。H 19年4月より安否確認を主に目的とする30分訪問で訪問 看護導入。生活背景は山の中の一軒家であり、自宅周囲や畑の草は這うようにして取り、元気な頃は毎日拭き 掃除をするほどであった。入浴日には外風呂の五右衛門風呂を自身で沸かし、介助してくれるホームヘルパー を待っていた。 ホームヘルパーと看護師は重ならないように訪問し、連携の手段として当初は連絡帳で行っ ていたが、自分の事を書いているのではと嫌がり、連携手段を電話へと変えて行った。ホームヘルパーに対し てはおしゃべりを嫌い、拭き掃除や調理の味付けに不満が多くそのつど、孫、ひ孫に同席してもらいサービス 担当者会議を開催し調理に対しては材料の下ごしらえのみと変えていき、残った時間で拭き掃除をすることに ホームヘルプのサービス内容を変更していった。冬場の在宅療養の限界も感じたが、家族の意向はつねに本人 のしたいようにとの願いであった。ある訪問では、家人よりさつま芋の差し入れがあり、 「今のはしりの芋は 美味しいですよね。昔の主食は芋でしたか?」の言葉に戦後の食料難の思いがあったようで不愉快にさせてし まったこともあった。S 氏の性格や生活背景の言葉かけに考えさせられた事例であった。 事例 2 101歳の女性で訪問系のサービスのみ利用し、キーパーソンは同居の76歳の長女である。 F氏は22歳で結婚し6女に恵まれ、行政職の夫の仕事を支えながら子育てや婦人会活動を行った。ホーム ヘルプや訪問看護は福祉との考えをもち家族だけによる抱え囲み介護の中で、H16年に不安感からの不穏状 態が強くなり、近所の知り合いより地元の訪問看護師に緊急に直接協力依頼があったことから訪問看護導入と なった。 訪問看護師のことは「先生」としたってくれたが、介護負担が大きいにもかかわらずホームヘルプ 導入は当初拒否された。ホームヘルプ導入のきっかけとして、訪問看護師と協働で入浴支援を行うことで慣れ てもらい、徐々に役割分担していった。デイサービス利用は訪問看護師同伴で1時間の体験を試みたりしたが、 長女と離れることへの不安が強く利用には至らなかった。 趣味は脳ドリルや四字熟語などの漢字書き取りで あり、訪問看護師の提案で俳句短歌をよむようになり、そのうたを島外の従妹や娘達に送った。従妹からは俳 句で返事をもらい楽しみであり張り合いにもなった。 100歳の誕生日の時には、その短歌や俳句をお孫さんが一冊の本にしてプレゼントした。私達訪問看護師 を待っていてくれるうたもよんでくれ心の励みとなった。サービスの利用はホームヘルプと訪問看護のみでか つ、同じ時間での協働のサービスということで連携は取りやすく、その人の生活歴や学歴を大切にしかかわっ た事例であった。 - 46 - 事例 3 86歳で介護者である長男が思い通りのサービスが受けられないと不満をもっている。 T氏は同地区の夫と結婚し、5男1女に恵まれ農業や日雇いで生活していた。子供達が巣立ち、夫と二人暮 らしのところに長男が帰郷し同居。夫亡き後は長男と二人暮らしになり、デイサービスやホームヘルプ支援を 受け在宅生活を送っていたが、H20年脳梗塞再発し右半身麻痺、寝たきり状態となりリハビリ目的で訪問看 護導入。長男は兄弟や地元施設とのトラブルをおこした経緯があることから、自身が介護疲れの時は、T 氏を 入院させようと主治医以外の総合病院へ救急搬送したり、制度のサービス枠内以上を要求したり、自分の思い 通りの介護サービスが受けられないとサービス提供者に対して不機嫌になり暴言があったりした。説明の繰り 返しやカンファレンスを実施したが、長男は参加拒否し、サービス提供者だけでのカンファレンスとなること が多かった。介護サービス提供者間の連絡を、ノート、電話、メールを活用し連携を密におこないサービスを 提供した事例である。 〈結果考察〉 その人が望む在宅生活を過ごすために、私達サービス提供者は情報を共有し支援して行く事が大切である。 もちろん家族支援も忘れてはならない。家族も介護サービス提供者の一員として考え、それぞれの思いを大切 にしなければならない。 事例1より連絡ノートの活用や本人を担当者会議に参加をさせることはできなかったが、孫、ひ孫の「あく までも本人の思い通りに過ごさせたい」との意向の尊重とサービス提供者の一員としての協力が大きく連携を 図ることができた。生活歴をとらえた言葉かけの大切さを考えさせられた。 事例2よりホームヘルプや訪問看護は福祉との考えをもち、家族だけによる抱え囲み介護の中で、緊急の協 力依頼による訪問看護導入、そこからの同時訪問でのホームヘルプ開始はスムーズな利用開始となった。俳句、 短歌の題材を求めての散歩は ADL 拡大へとつながったと考えられる。 事例3は本人よりも主介護者である長男の自己主張が強く、制度上のサービス時間や内容に理解が得られず 又、介護と医療を混合した要求などが多くその都度 Dr との連携を密に図り Dr 助言と、サービス提供者間の担 当者会議を頻回に行いサービス提供を継続できたと思う。 サービス提供者間の連携手段を考慮しサービス提供することにより、その人らしい在宅生活を支援でき、五 島の特徴である顔の見える連携は効果的であると考える。 〈これからも〉 その人が望む在宅生活を過ごすために、私達サービス提供者は情報を共有し支援して行く事が大切である。 もちろん家族支援も忘れてはならない。家族も介護サービス提供者の一員として考え、それぞれの思いを大切 にしなければならない。 事例1より連絡ノートの活用や本人を担当者会議に参加をさせることはできなかったが、孫、ひ孫の「あく までも本人の思い通りに過ごさせたい」との意向の尊重とサービス提供者の一員としての協力が大きく連携を 図ることができた。生活歴をとらえた言葉かけの大切さを考えさせられた。 事例2よりホームヘルプや訪問看護は福祉との考えをもち、家族だけによる抱え囲み介護の中で、緊急の協 力依頼による訪問看護導入、そこからの同時訪問でのホームヘルプ開始はスムーズな利用開始となった。俳句、 短歌の題材を求めての散歩は ADL 拡大へとつながったと考えられる。 事例3は本人よりも主介護者である長男の自己主張が強く、制度上のサービス時間や内容に理解が得られず 又、介護と医療を混合した要求などが多くその都度 Dr との連携を密に図り Dr 助言と、サービス提供者間の担 当者会議を頻回に行いサービス提供を継続できたと思う。 サービス提供者間の連携手段を考慮しサービス提供することにより、その人らしい在宅生活を支援でき、五 島の特徴である顔の見える連携は効果的であると考える。 - 47 - - 48 - - 49 - - 50 - - 51 - 五島中央病院業績集 - 52 - 平成 25 年業績集(平成 25 年 1 月~ 12 月) 1)内 科 論 文 M.Yamaguchi,M.Nakao,H.Obata,H.Ikeda,T.Kanda,Q.Wang,Y.Hara,H.Omori&Y.Ishihara: Application of the COOP/ WONCA charts to aged patients with chronic obstructive pulmonary disease: a comparison between Japanese and Chinese populations, BMC Public Health, 13: 754-764, 2013 福島正典、橋本敏章、吉川大介、岡本健太、川上悠介、北島正親、古井純一郎、神田哲郎、大仁田 賢、 礒本 一、竹島史直、中尾一彦:後腹膜気腫をきたした直腸穿孔・穿通の 2 例、長崎医誌、88:49-54、2013 松坂雄亮、長置健司、赤司隼人、岡本健太、福島真典、吉川大介、橋本敏章、川上悠介、北島正親、伊藤裕司、 古井純一郎、神田哲郎:CTガイド下経皮経胃的ドレナージが有用であった膵仮性嚢胞の 1 例、五島中央紀要、 15:3-6、2013 学 会 第 54 回日本肺癌学会総会 平成 25 年 11 月 21 日~ 22 日 東京 離島医療圏における非小細胞肺癌に対する Bevacizumab 治療の検討 小河原大樹、中村洋一、池田秀樹、中富克己、飯田哲也、長島聖二、神田哲郎、河野茂 第 70 回日本呼吸器学会九州支部会 平成 25 年 6 月 29 日 長崎 胸膜播種をきたした胸壁原発軟骨肉腫の 1 例 道津洋介、松坂雄亮、池田秀樹、神田哲郎、小河原大樹、河野茂 第 87 回日本感染症学会学術講演会 平成 25 年年 6 月 5 日~ 6 日 横浜 ミノサイクリン、レボフルキサシン点滴併用が著効した重症日本紅斑熱の 2 例 佐藤昭裕、池田秀樹、中村造、松本哲哉、神田哲郎 第 301 回日本内科学会九州地方会 平成 25 年 5 月 26 日 長崎 CA19-9 産生胃粘液癌の一例 福島真典、橋本敏章、吉川大介、岡本健太、川上悠介、北島正親、古井純一郎、伊藤裕司、神田哲郎、中尾 一彦 講 演 神田哲郎 Current situation and the roles of Goto Cyuoh Hospital、JICA training course、五島中央病院、平成 25 年 10 月 21 日 深堀正美 動脈硬化からあなたを守るために、平成 25 年度五島市民公開講座、五島総合保健福祉センター、平成 25 年 11 月 30 日 治験、研究 未治療非小細胞肺癌に対するアムルビシンとネダプラチン併用化学療法 - 第Ⅰ・Ⅱ相試験 黄砂などの粉塵を含む大気中粒子状物質の健康影響に関する研究 - 53 - 2)外 科 論 文 赤司隼人、橋本敏章、松坂雄亮、川上悠介、北島正親、岡本健太、吉川大介、福島真典、長置健司、伊藤裕司、 古井純一郎:移動盲腸脂肪腫による腸重積の1例、五島中央病院紀要 14:21-23,2012 松坂雄亮、橋本敏章、赤司隼人、川上悠介、北島正親、岡本健太、吉川大介、山道忍、長置健司、伊藤裕司、 古井純一郎、神田哲郎:長径 15㎝の虫垂粘液囊胞腺腫の1例、五島中央病院紀要 14:17-20,2012 橋本敏章、古井純一郎、赤司隼人、川上悠介、北島正親、加藤丈晴、伊藤裕司:慢性関節リウマチ治療中に発 症した乳腺原発悪性リンパ腫と盲腸癌の重複例、日臨外会誌 74 (4):1112-1117, 2013 橋本敏章、古井純一郎、伊藤裕司、赤司隼人、井上悠介、井上諭、北島正親:臨床的および前臨床的 Paget 病 変を伴った乳管癌の2例、長崎医学会雑誌 88 (1):43-48, 2013 福島真典、橋本敏章、吉川大介、岡本健太、川上悠介、北島正親、古井純一郎、神田哲郎、大仁田賢、磯本一、 竹島史直、中尾一彦:後腹膜気腫をきたした直腸穿孔、穿通の 2 例、長崎医学会雑誌 88 (1):49-54, 2013 吉田至幸、河野通晴、伊藤裕司、川上悠介、北島正親、橋本敏章、古井純一郎、増崎英明:腸閉塞症状を繰り 返した腸管子宮内膜症の1例、日エンドメトリオーシス会誌 34:184-188, 2013 佐藤光、長谷川ゆり、杉田豊隆、吉田至幸、伊藤裕司、井上悠介、北島正親、橋本敏章、古井純一郎、増崎英明 :急性腹症を呈した転移性卵巣癌茎捻転の 1 例、長崎医学会雑誌 88 (2):130-136, 2013 今村一歩、橋本敏章、山口泉、川上悠介、北島正親、伊藤裕司、古井純一郎:保存的治療後に診断された 0- II 型早期胃癌穿孔の 1 例、長崎医学会雑誌 88 (3):170-174, 2013 学 会 第 34 回日本エンドメトリオーシス学会 平成 25 年 1 月 18 日~ 19 日 栃木 腸閉塞症状を繰り返した腸管子宮内膜症の一例 吉田至幸、河野通晴、伊藤裕司、川上悠介、北島正親、橋本敏章、古井純一郎、増崎英明 第 8 回五島地域医療研究会 平成 25 年 1 月 22 日 五島 Gastritis cystica polyposa を発生母地とした残胃癌の 1 例 赤司隼人、川上悠介、橋本敏章、北島正親、吉川大介、岡本健太、古井純一郎 第 244 回長崎外科集談会 平成 25 年 3 月 16 日 長崎 原発性早期十二指腸水平部癌の一例 川上悠介、北島正親、橋本敏章、古井純一郎 第 301 回日本内科学会九州地方会 平成 25 年 5 月 26 日 長崎 CA19-9 産生胃粘液癌の1例 福島真典、橋本敏章、吉川大介、岡本健太、川上悠介、北島正親、古井純一郎、伊藤裕司、神田哲郎、中尾 一彦 第 101 回日本消化器病学会九州支部例会 平成 24 年 6 月 21 日~ 22 日 北九州 S状結腸癌を内容物とする巨大鼠径ヘルニアの1例 川上悠介、北島正親、橋本敏章、古井純一郎 副乳頭近傍原発性十二指腸癌術後に判明した胆管末端 adenomyomatous hyperplasia の 1 例 福島真典、川上悠介、北島正親、橋本敏章、古井純一郎 - 54 - 長崎肝胆膵外科研究会 平成 25 年 9 月 28 日 長崎 オクトレオチド投与を行い術前血糖コントロールを得たインスリノーマの 1 例 今村一歩、橋本敏章、山口泉、古井純一郎 第 9 回五島地域医療研究会 平成 25 年 9 月 24 日 五島 胃石症の 2 例 宮城清弦、橋本敏章、今村一歩、山口泉、岡本健太、東郷政明、小松直広、福嶋伸良、長置健司、 古井純一郎 第 74 回日本臨床外科学会総会 平成 25 年 11 月 21 日~ 11 月 23 日 名古屋 ULTRAPRO* Plug にて修復した腰背部熱傷瘢痕癌術後両側下腰ヘルニアの1例 山口泉、今村一歩、宮城清弦、橋本敏章、古井純一郎 2回肝転移切除を行った頬粘膜癌(粘表皮癌)の1例 宮城清弦、橋本敏章、今村一歩、山口泉、古井純一郎、道祖尾弦、伊藤裕司 乳房温存術後8年目に発症した Paget 様再発の1例 今村一歩、宮城清弦、橋本敏章、山口泉、古井純一郎、伊藤裕司 3)地域医療連携部 平成 25 年 五島中央病院オープンカンファレンス 開催実績表 日時:第 4 火曜日 18:30 ~ 場所:五島中央病院 2 階 講義室 回 第 94 回 第 95 回 第 96 回 開催日 演 題 講 師 第 8 回五島地域医療研究 発表会 「緩和ケアの本質とは」 2 月 26 日 ( 火 ) ~全人的ケア、死から生 といのちを考える~ 「マンモグラフィシステ 4 月 23 日 ( 火 ) ムと CAD について」 1 月 22 日 ( 火 ) 第 97 回 6 月 25 日 第 98 回 7 月 23 日 第 99 回 8 月 27 日 第 100 回 9 月 24 日 第 101 回 10 月 22 日 第 102 回 11 月 26 日 参加者数 院内 院外 計 長崎県五島中央病院他 6 名 37 50 87 昭和大学医学部医学教育推進室 講師 高宮 有介 先生 26 46 72 GE ヘルスケア・ジャパン 29 10 39 船木 新壽 先生 長崎大学原爆後障害医療研究所 客員教授 平良 文亨 先生 「 微 小 粒 子 状 物 質 長崎県環境保健研究センター (火) 26 26 52 (PM2.5)とは」 主任研究員 田村 圭 先生 五島保健所 衛生環境課技師 田出 智也 先生 「おしりの病気と治療の 長崎県五島中央病院 外科 (火) 33 28 61 変遷」 医長 山口 泉 先生 「NHO 佐賀病院で学んだ 国立佐賀病院 (火) 18 14 32 乳がんのこと」 副院長 山口 淳三 先生 第 9 回五島地域医療研究 (火) 長崎県五島中央病院他 8 名 45 64 109 発表会 「最新の褥創ケアとスキ 糸島医師会病院 (火) 34 64 98 ンケア」 看護師 梶西 ミチ子 先生 「長崎大学・川内村復興 長崎大学国際医療保健福祉学研究所 推進拠点におけるリスク (火) 教授 高村 昇 先生 17 14 31 コミュニケーションの展 大学院生 折田 真紀子 先生 開」 計 265 316 581 平均 29.4 35.1 64.6 - 55 - 平成25年内科入院患者数 ( H25.1-H25. 12) 延1962例 消化器 ( 607例 ) 肝細胞癌 胃癌+早期胃癌 大腸癌 膵臓癌 肝・総胆管癌 食道癌 胆嚢癌 直腸カルチノイド 十二指腸乳頭部がん 盲腸癌 大腸ポリープ 胃腺腫 十二指腸癌 IPMT 癌性腹膜炎 NASH 肝硬変 B・C慢性肝炎 急性肝炎 デノボ肝炎 アルコール性肝障害 AIH疑い 肝性脳症 PBC疑い 胃・食道静脈瘤 高アンモニア血症 肝機能障害 胆嚢頚捻転 総胆管狭窄疑い 胆嚢周囲膿瘍 胆石 ( 肝総胆管含む ) 膵炎 ( 急性・慢性 ) 胆嚢炎 胆管炎 イレウス 消化性潰瘍 吐・下血 出血性胃潰瘍 クローン病 潰瘍性大腸炎 急性胃粘膜病変 虚血性大腸炎 虫垂炎 憩室出血 胃腸炎 大腸憩室炎 出血性GERD 十二指腸潰瘍穿孔 胃動脈瘤破裂 直腸炎 55 38 66 5 25 15 4 1 7 1 59 4 2 2 3 2 6 4 2 1 2 3 8 3 2 2 5 2 1 1 44 12 25 21 40 6 17 12 3 4 2 13 1 6 30 3 6 2 1 1 胃瘻目的 小腸潰瘍 嘔吐 腹膜炎 小腸魚骨 腹痛 マロリワイス 放射線腸炎 腸管気腫症 食道痙攣 食欲不振 胆管狭窄 総胆管拡張症 偽膜性腸炎 ループス腸炎 穿孔性腹膜炎 便秘 門脈ガス血症 3 1 1 2 1 4 2 1 2 1 1 2 1 2 1 1 1 1 循環器 ( 350例 ) 狭心症及び疑い 114 AMI 16 シンカテ目的 16 A-Vブロック 15 ペースメーカー電池交換など 10 心房細動など 9 SSS 6 PSVTなど 7 ブルガダ症候群 1 サンリズム中毒 1 除脈 1 心不全 91 弁膜症 8 心筋症など 5 周産期心筋炎 1 収縮性心膜炎 1 高血圧性心疾患 1 大動脈瘤 ( 解離性など ) 4 大動脈炎症候群 1 冠状動脈解離 1 腎動脈狭窄 1 肺高血圧 1 急性・慢性動脈閉塞 9 動悸 1 睡眠時無呼吸症候群 1 心臓リハ 11 低血圧 2 下肢深部静脈血栓症 3 血栓性静脈炎 1 肺動脈血栓塞栓症 2 内頸動脈狭窄 1 - 56 - 胸痛 高血圧 ヘパリン化目的 トライアスロン肺水腫 創部感染 1 3 1 1 2 呼吸器 ( 450例 ) 肺癌 134 癌性胸膜炎 4 胸腺腫・縦隔腫瘍 7 BF目的 50 肺炎 167 レジオネラ肺炎 1 肺化膿症 3 気管支炎 7 非結核性抗酸菌症 6 DPB 1 肺結核 7 血痰・喀血 4 胸膜炎 1 膿胸 1 結核性胸膜炎 1 喘息 4 COPD増悪 6 慢性呼吸不全 13 間質性肺炎 15 過敏性肺炎 1 ANCA関連肺炎 1 COP 2 好酸球性肺炎 1 ARDS 3 気道異物 1 気胸・縦隔気種 2 肺アスペルギルス症 2 アレルギー性肉芽腫性血管炎 1 サルコイドーシス 1 胸水 1 気管・気管支軟化症 1 腎臓 ( 84例 ) 慢性腎不全 ネフローゼ症候群 腎盂腎炎 シャントトラブル 尿路感染 急性腎不全 急性腎炎 IgA腎症 慢性腎炎 尿路結石 膜性腎症 22 14 8 8 11 7 2 1 1 4 1 横紋筋融解症 水腎症 3 伝染性単核症 2 リンパ節結核 丹毒 血液 ( 81例 ) インフルエンザ 悪性リンパ腫 32 化膿性リンパ節炎 ATL 11 多発性骨髄腫 13 膠原病・内分泌 ( 11例 ) 白血病 6 SLE MDS 3 顕微鏡的多発血管炎 貧血 6 アジソン病 自己免疫性貧血 1 甲状腺機能低下症 鉄欠乏性貧血 3 下垂体機能低下症 後天性血友病 2 ベーチェット病 がん骨髄転移 1 関節リウマチ 血液凝固異常 1 甲状腺機能亢進症 シューライン・ヘノッホ紫斑病 1 副腎腫瘍 キャッスルマン病 1 他 ( 55例 ) 薬物・農薬中毒 神経 ( 184例 ) 脳梗塞 92 急性アルコール中毒 脳出血 28 脱水 意識障害 5 CPA くも膜下出血 3 頸椎症 TIA 4 脊柱管狭窄 失神 9 溺水 硬膜下血腫 5 肋間神経痛 てんかん・けいれん 7 大腿皮下出血 眩暈 16 アナフィラキシーショック 脳腫瘍 1 褥創 薬剤性パーキンソン病 1 骨腫瘍 高血圧性脳症 1 前立腺がん 一過性しびれ 1 認知症 脳震盪 1 胸痛 ベル麻痺 1 圧迫骨折 振戦 1 熱中症 脳血管リハビリ 8 窒息 アルコール離脱症候群 蕁麻疹 代謝 ( 83例 ) 糖尿病 66 MOF 低血糖 ( DM ) 8 低体温 高Na・低Na血症 4 三叉神経痛 高K・低K血症 1 前庭神経炎 DKA 3 口腔出血 インスリノーマ疑い 1 肋骨骨折 薬副作用 低栄養 感染症 ( 57例 ) 発熱・不明熱 8 浮腫 敗血症 20 認知症 髄膜炎 6 出血性膀胱炎 帯状疱疹 蜂窩織炎 扁桃腺炎 2 9 1 - 57 - 1 1 2 6 1 1 3 1 1 1 1 1 1 1 3 3 9 1 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 7 2 1 2 1 1 1 1 1 1 1 2 2 1 1 平成 25 年度診療業務実績 検査等件数実績 (1) 区分 23 CT 24 25 23 放 射 線 MRI 24 25 23 心 カ テ 24 25 23 24 25 外 科 全麻 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 590 626 601 613 702 626 631 651 538 590 613 621 605 701 191 153 211 17 9 20 27 23 20 (12) 627 743 224 191 221 14 14 15 25 21 23 (12) (8) 27 35 23 (2) (14) (7) 3 5 8 (2) (4) (2) 14 23 33 (1) (11) 32 32 23 (32) 3 4 9 (6) (38) 5 8 4 (2) (3) 8 5 9 (2) 5 6 5 腰麻 整 形 外 科 局麻他 23 24 25 全麻 腰麻 産 婦 人 科 局麻他 23 24 25 全麻 腰麻 手 術眼 科 局麻他 23 24 25 全麻 (8) (15) 7 6 8 (1) (5) (2) 16 30 38 628 597 238 167 214 16 13 21 29 27 19 (12) (1) (6) 27 23 26 (3) (12) (11) 9 6 3 575 612 198 166 182 18 10 19 26 25 33 (17) 748 636 169 0 228 13 9 27 26 31 30 (19) 689 597 192 37 199 25 13 17 30 16 27 (11) 621 655 162 235 213 23 22 3 28 28 32 (21) (17) 27 29 21 (3) (11) (7) 7 12 9 (1) (5) (3) 21 24 43 715 678 220 169 199 11 16 17 27 27 29 (15) (1) (13) 28 33 25 (3) (14) (8) 8 11 6 (1) (2) (3) 25 25 37 (16) 42 20 17 (4) (4) (9) 8 5 8 (1) (4) (3) 21 24 30 (11) 38 22 24 (4) (15) (5) 9 13 6 (1) (3) (2) 28 24 41 (16) 34 29 19 (2) (12) (5) 3 16 5 (1) (3) (1) 23 28 39 (11) 25 26 24 (6) (12) (6) 2 6 5 (1) (3) (1) 21 26 27 (37) 11 9 6 (6) (43) 6 11 5 (4) (37) 3 6 5 (4) (30) 2 3 5 (4) (41) 4 3 (39) 12 1 4 (3) (27) 7 5 6 (5) 7 5 10 (1) 8 5 9 (3) 21 23 38 (1) 658 666 193 203 193 16 15 18 23 16 35 (18) 651 618 189 209 181 17 16 12 18 25 15 (2) (1) (12) 20 20 22 (3) (14) (5) 12 4 14 (2) (10) (2) 28 29 34 (1) 636 531 173 218 195 12 15 27 20 17 15 (8) 657 607 149 215 182 17 16 23 26 22 22 (8) (7) 29 21 21 (1) (11) (9) 9 7 4 (1) (3) (14) 26 24 20 33 34 33 (10) (10) 3 7 4 (1) (2) (1) 27 40 41 (33) 6 5 3 (3) (41) 8 5 5 (4) 腰麻 耳 鼻 科 局麻他 23 24 25 全麻 (33) 5 5 7 (7) 腰麻 泌 尿 器 科 局麻他 23 24 25 全麻 (1) (1) (1) (1) (1) 6 2 7 5 7 5 8 8 9 3 15 17 10 14 12 8 7 7 9 7 4 6 3 1 (1) (1) (2) (1) (1) (2) (1) (2) (4) (6) (7) (5) (3) (6) (1) (1) 97 101 112 107 90 88 105 98 111 80 108 107 101 97 96 106 109 100 110 101 98 98 79 93 (24) (26) (25) (17) (33) (15) (13) (13) (19) (9) (19) (17) (16) (25) (16) (12) (66) (65) (66) (67) (49) (58) (50) (68) 2 1 2 1 1 1 0 0 1 2 3 1 1 3 3 4 2 6 7 1 3 2 1 228 210 244 247 206 204 218 155 247 221 254 208 190 197 206 206 255 267 297 240 194 181 185 185 (86) (90) (106) (74) (52) (61) (46) (62) (169) (177) (191) (166) (142) (120) (139) (123) 21 18 20 19 16 20 24 14 23 19 15 17 17 13 15 17 11 14 18 9 13 14 16 13 (3) (1) (1) (4) (6) (4) (9) (5) 82 90 104 92 95 103 93 97 102 101 102 122 計 全麻 (23) (15) (22) (26) 腰麻 (21) (14) (17) (20) 局麻他 (58) (72) (63) (76) 23 4 3 1 4 ペ ー ス メ ー カ ー 24 2 0 4 1 25 4 5 2 3 23 229 272 242 268 内 視 鏡 24 166 221 221 229 25 215 239 239 277 CF の 件 数 ( 再 掲 ) (59) (77) (68) (91) 25 GIFの件数 (再掲) (156) (162) (171) (186) 23 24 21 23 15 分 娩 24 23 16 12 20 25 14 19 11 12 ※手術件数は、手術室にて行われた件数の統計。 ※平成24年10月より泌尿器科のサドルブロックを手術室にて実施。 腰麻 局麻他 23 24 25 - 58 - 計 7,402 7,810 7,641 2,298 1,963 2,418 199 168 219 305 278 300 (155) (3) (142) 355 314 265 (31) (137) (97) 80 98 80 (13) (47) (20) 278 330 434 (3) (0) (431) 72 65 59 (48) (0) (11) 76 109 77 (2) (18) (57) 1,166 1,194 1,215 (252) (205) (758) 20 25 36 2,723 2,566 2,774 (872) (1,902) 235 207 164 検査等件数実績 (2) 区分 23 入 院 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 68 41 32 40 60 57 45 50 35 60 91 97 計 676 24 25 23 24 25 23 24 25 23 24 25 23 24 25 23 24 25 23 頼 24 68 57 402 347 375 470 415 432 1,226 1,142 1,194 329 418 375 1,555 1,560 1,569 8 4 7 70 40 407 357 370 448 427 410 1,116 1,281 1,380 380 453 372 1,496 1,734 1,752 11 3 5 80 35 408 372 334 440 452 369 1,206 1,214 1,220 383 422 378 1,589 1,636 1,598 10 9 2 62 33 399 381 351 439 443 384 1,044 1,211 1,252 341 383 432 1,385 1,594 1,684 9 9 12 93 44 382 379 358 442 472 402 1,356 1,410 1,295 459 338 376 1,815 1,748 1,671 12 8 11 81 27 378 336 321 435 417 348 1,043 1,118 1,101 472 346 404 1,515 1,464 1,505 11 5 8 114 69 386 346 332 431 460 401 1,254 1,267 ,193 381 397 428 1,635 1,664 1,621 6 8 6 111 90 379 322 310 429 433 400 1,164 1,180 1,173 535 414 430 1,699 1,594 1,603 11 4 4 93 36 407 359 331 442 452 367 1,144 1,047 1,117 479 334 388 1,623 1,381 1,505 3 4 5 79 29 364 349 319 424 428 348 1,088 990 1,196 422 324 401 1,510 1,314 1,597 13 6 6 43 25 333 327 298 424 370 323 1,258 1,077 1,015 474 344 359 1,732 1,421 1,374 6 7 5 65 37 359 355 369 456 420 406 1,124 1,083 1,099 515 428 426 1,639 1,511 1,525 7 10 3 959 522 4,604 4,230 4,068 5,280 5,189 4,590 14,023 14,020 14,235 5,170 4,601 4,769 19,193 18,621 19,004 107 77 74 23 24 25 23 栄 養 指 導 外来 24 25 23 計 24 25 23 薬 剤 管 理 指 導 24 25 10 14 29 15 33 34 25 47 63 41 50 42 (24) (18) 82.9 83.9 86.4 7 22 30 13 24 50 20 46 80 48 58 52 (19) (33) 79.1 84.5 86.1 16 16 23 17 19 37 33 35 60 36 65 53 (31) (22) 84.5 84.9 86.9 15 37 26 24 24 45 39 61 71 28 57 43 (24) (19) 82.6 85.1 87.3 5 29 30 14 33 57 19 62 87 30 52 40 (13) (27) 84.9 84.3 87.1 20 35 26 24 23 45 44 58 71 25 44 54 (23) (31) 84.4 83.9 87.4 14 30 27 25 34 55 39 64 82 25 42 42 (28) (14) 84.3 85.9 89.6 16 43 22 26 26 47 42 69 69 30 46 45 (15) (30) 85.0 84.7 88.8 33 44 23 19 27 40 52 71 63 18 55 52 (23) (29) 84.8 84.3 89.9 26 31 19 15 31 38 41 62 57 48 43 35 (21) (14) 84.9 83.9 88.8 29 35 21 22 45 39 51 80 60 60 45 40 (22) (18) 80.8 86.1 87.9 27 33 7 20 40 27 47 73 34 47 51 54 (29) (25) 83.9 85.7 88.5 218 369 283 234 359 514 452 728 797 436 608 552 (272) (280) 83.5 84.8 87.9 25,547 28,083 28,355 28,429 29,391 28,911 29,084 28,835 27,997 28,053 25,654 27,865 336,204 27,245 27,496 27,703 31,137 31,700 28,029 30,673 27,068 29,407 29,487 27,074 27,841 344,860 24,947 26,632 23,250 29,240 27,261 24,748 25,333 25,262 24,254 24,273 22,715 23,997 301,912 65,626 69,351 69,222 71,099 77,791 77,763 78,969 72,238 70,310 71,616 73,157 71,163 868,305 72,239 75,699 67,006 75,844 80,045 69,629 83,178 76,303 74,195 75,516 69,403 73,167 892,224 76,836 78,337 69,757 77,039 76,391 73,384 78,491 73,172 72,523 79,259 72,107 65,797 893,093 透 析 外 来 計 入院 リ ハ ビ リ 外来 計 リ ハ ビ リ 計 測 依 25 入院 一般の件数 (再掲) (325 点 ) ハイリスクの件数(再掲)(380 点 ) 25 23 院 外 処 方 箋 発 行 率 24 25 23 入院 24 25 23 検 査 件 数 外来 24 25 23 計 24 25 91,173 97,434 97,577 99,528 107,182 106,674 108,053 101,073 98,307 99,669 98,811 99,028 1,204,509 99,484 103,195 94,709 106,981 111,745 97,658 113,851 103,371 103,602 105,003 96,477 101,008 1,237,084 101,783 104,969 93,007 106,279 103,652 98,132 103,824 98,434 96,777 103,532 94,822 89,794 - 59 - 1,195,005 エコー件数(3) 区分 23 科 24 内 25 23 循 環 器 科( 心 エ コ ー) 24 25 23 人 間 ド ッ ク・ 健 診 24 25 23 小 児 科 24 25 23 外 科 24 25 23 産 婦 人 科 24 25 23 妊 婦 健 診 24 25 23 耳 鼻 咽 喉 科 24 25 23 泌 尿 器 科 24 25 23 計 24 25 23 ト レ ッ ド ミ ル 24 25 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 82 74 84 84 89 70 87 78 86 85 80 77 77 84 62 79 86 84 113 113 96 108 104 100 128 115 116 93 76 96 108 86 99 97 105 75 86 85 114 3 1 2 3 1 1 18 36 17 55 59 101 190 148 140 16 26 16 79 51 74 532 484 599 9 3 94 105 117 8 5 9 2 2 4 38 19 22 72 71 103 171 158 134 28 16 15 62 80 58 549 540 577 5 3 115 110 84 12 5 10 2 6 4 44 31 21 67 78 107 167 160 114 31 24 18 97 99 58 619 575 532 12 1 103 119 95 11 15 16 4 3 4 34 22 11 83 102 118 175 168 119 27 12 15 109 77 74 630 597 545 7 1 109 111 87 18 14 15 5 2 8 18 9 15 68 100 148 189 161 124 12 14 31 121 122 87 629 619 591 8 108 86 86 8 14 16 6 12 97 113 97 2 3 3 6 0 3 27 21 18 65 123 155 159 133 133 24 12 18 68 82 34 525 587 536 7 8 2 1,219 1,283 1191 133 125 115 35 39 45 373 299 291 927 1,112 1,466 1,968 1,781 1,545 273 201 253 1,016 982 788 6,920 6,928 6,894 46 82 26 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 292 294 285 297 294 266 257 273 259 277 271 270 285 271 257 303 296 252 311 266 281 302 269 283 266 294 247 288 261 275 259 264 247 281 258 251 計 3,335 3,376 3,191 30 29 30 90 99 148 166 135 134 23 27 23 100 83 70 601 569 603 6 1 84 127 125 20 18 9 1 5 7 52 51 59 79 110 141 159 145 136 20 9 25 100 103 78 602 681 688 8 11 4 107 109 92 21 13 14 2 1 5 43 27 36 75 101 87 146 141 119 26 10 23 80 77 79 578 592 541 10 4 1 116 98 92 16 15 11 0 1 1 20 17 19 114 89 110 123 161 126 23 18 22 72 69 56 570 564 536 10 2 4 111 119 110 9 13 2 2 3 5 34 16 20 86 89 123 157 137 128 23 13 27 57 75 57 564 573 569 5 5 3 89 101 92 5 9 8 2 3 3 15 21 23 73 91 125 166 134 138 20 20 20 71 64 63 521 547 577 6 5 3 計 976 1,106 1194 加算等件数 区分 23 医 療 安 全 対 策 加 算 24 25 業 23 24 補 助 体 制 加 算 25 23 検 体 検 査 管 理 加 算 2 24 25 23 検 体 検 査 管 理 加 算 1 24 25 23 外 来 迅 速 検 体 検 査 加 算 24 25 23 画 像 診 断 管 理 加 算 2 24 25 23 画 像 診 断 管 理 加 算 1 24 25 23 無 菌 治 療 室 管 理 加 算 24 25 23 輸 血 管 理 料 Ⅱ 24 25 医 師 事 務 作 286 280 258 386 376 374 2,368 2,594 2,625 2,317 3,549 3,585 624 613 771 0 3 19 20 0 17 33 280 265 285 413 372 367 2,441 2,603 2,723 2,681 3,356 3,588 666 651 770 1 2 1 23 0 35 270 249 240 397 374 356 2,488 2,421 2,496 3,307 2,435 3,341 681 667 690 2 1 25 0 14 37 24 280 294 274 408 415 369 2,496 2,610 2,649 3,052 3,110 3,643 654 700 717 0 1 285 287 253 398 419 377 2,678 2,747 2,664 3,695 2,922 3,274 697 743 730 0 32 0 27 40 30 24 0 260 243 264 388 388 371 2,627 2,398 2,573 3,992 2,321 3,119 672 619 675 0 249 301 250 375 416 361 2,631 2,749 2,693 3,667 3,147 3,291 639 645 708 2 2 22 0 4 45 2 27 0 8 50 35 48 - 60 - 262 255 254 389 387 365 2,420 2,603 2,534 3,619 2,984 2,968 678 613 657 0 1 30 0 23 44 249 278 238 387 417 343 2,449 2,565 2,529 3,580 2,761 3,003 577 723 708 0 1 2 31 0 23 48 270 292 269 398 416 360 2,554 2,853 2,786 2,788 2,870 3,267 604 689 654 1 263 262 247 378 379 339 2,695 2,550 2,822 3,348 2,429 2,756 640 707 608 4 257 269 241 374 392 340 2,518 2,597 2,571 2,920 2,584 1,437 629 744 650 1 1 2 27 0 26 34 0 0 28 25 0 28 27 33 3,211 3,275 3,073 4,691 4,751 4,322 30,365 31,290 31,665 38,966 34,468 37,272 7,761 8,114 8,338 11 9 29 261 28 197 459 102 0 検査件数 検査名 心エコー ホルター 心カテ GIS(胃カメラ) CS(大腸ファイバー) ERCP 胃透視 注腸透視 気管支鏡 H14 1,366 H15 1,316 H16 1,266 H17 1,288 H18 1,174 H19 1,355 H20 1,259 H21 1,081 H22 1,209 H23 1,219 H24 1,304 H26 1192 426 174 1,568 346 30 659 426 153 363 223 1,689 595 51 627 442 61 250 198 1,951 857 87 811 146 51 272 142 1,829 1,005 67 725 92 83 264 175 1,985 1,049 66 639 70 93 186 154 1,720 1,012 74 683 51 66 164 144 1,969 1,017 65 731 51 107 151 144 1,863 910 76 697 43 83 132 254 2,267 849 90 735 36 60 129 199 1,951 772 83 770 29 72 209 168 1,837 729 108 87 20 52 125 207 1902 872 152 43 6 75 - 61 - 平成 25 年度 麻酔 / 手術件数 24 年度 全身麻酔 腰部麻酔 局部麻酔 A U S 無 計 外科 整形外科 産婦人科 155 31 13 眼科 3 耳鼻科 48 3 142 137 97 47 20 0 431 0 11 300 265 80 434 59 精神科 泌尿器科 2 麻酔科 18 57 0 77 平成25年度 手術・麻酔件数 500 450 無 400 AUS 局部麻酔 350 腰部麻酔 300 全身麻酔 250 142 431 97 200 3 150 100 137 155 20 50 11 0 48 47 31 0 外科 13 整形外科 産婦人科 03 眼科 57 耳鼻科 精神科 18 2 泌尿器科 麻酔科 内科(OP 室) 手術・麻酔件数 500 450 400 無 AUS 350 局部麻酔 300 腰部麻酔 115 250 102 142 全身麻酔 431 97 200 3 330 3 150 163 100 173 137 155 17 52 50 70 20 47 18 11 47 48 57 35 18 13 4 3 2 24年 25年 24年 25年 24年 25年 24年 25年 24年 25年 24年 25年 24年 25年 24年 25年 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 36 外科 31 整形外科 29 産婦人科 眼科 耳鼻科 - 62 - 内科(OP 室) 精神科 泌尿器科 麻酔科 0 0 合計 252 205 758 0 0 1215 各診療科別年間手術症例数 対象期間:平成 25 年 1 月 1 日~平成 25 年 12 月 31 日 内科手術件数 565 件 分 類 外科手術件数 305 件 手 術 名 食道狭窄拡張術 胸部 食道 件数 11 件 3件 食道・胃静脈瘤硬化療法(内視鏡によるもの) 1件 経皮的冠動脈形成術 15 件 経皮的冠動脈ステント留置術 80 件 心腔内異物除去術 1件 心、冠血管等 体外ペースメーキング 25 件 ペースメーカー移植術 31 件 ペースメーカー交換術 9件 大動脈バルーンパンピング法(IABP法) 24 件 心・脈管 血管塞栓術 23 件 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用埋込型カテーテル設置 4件 四肢の血管拡張術・血栓除去術 10 件 動脈 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 2件 腎血管性高血圧症手術 1件 静脈 下大腿静脈フィルター留置術 1件 腹膜 経皮的腹腔膿瘍ドレナージ術 2件 胃 腹部 胆嚢、胆道 肝臓 膵 小腸、結腸 大腸 その他 小 計 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 内視鏡的消化管止血術 内視鏡的食道及び胃内異物摘出術 胃瘻造設術 内視鏡的乳頭切開術 内視鏡的胆道ステント留置術 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術 胆管外瘻増設術 経皮的肝膿瘍ドレナージ術 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法 内視鏡的膵管ステント留置術 小腸結腸内視鏡的止血術 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術 内視鏡的大腸ポリープ切除術 その他 手 術 名 アキレス腱断裂手術 筋骨格 系・四肢・ 手、足 体幹 骨折経皮的鋼線刺入固定術(手) 骨折観血的手術 骨折非観血的整復術 超音波骨折治療法 骨切り術(前腕) 手根管開放手術 関節脱臼非観血的整復術 四肢関節、靱 関節滑膜切除術 関節内骨折観血的手術 帯 四肢切断 その他 小 計 胸部 心・脈管 30 件 12 件 19 件 42 件 94 件 1件 15 件 1件 11 件 5件 8件 4件 65 件 22 件 587 件 件数 8件 3件 150 件 26 件 3件 1件 7件 40 件 1件 2件 人工関節置換術 1件 人工骨頭挿入術 18 件 四肢切断術 1件 断端形成術 3件 その他(腱鞘切開術、骨内異物除去術など) 22 件 343 件 気管支、肺 動脈 リンパ 腹壁、ヘルニア 腹膜等 手 術 名 1件 乳腺悪性腫瘍手術 胸腔鏡下肺切除術 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用埋 込型カテーテル設置 リンパ節摘出術 ヘルニア手術 経皮的腹腔膿腫ドレナージ術 急性汎発性腹膜炎手術 胃縫合術(大網充填術又は被覆術を含む) 9件 2件 1件 胃切除術 胃切除術(悪性腫瘍手術) 胃全摘術(胃悪性腫瘍手術) 胃、十二指腸 腹腔鏡下胃全摘術(胃悪性腫瘍手 術) 胃腸吻合術 内視鏡的消化管止血術 内視鏡的食道及び胃内異物摘出術 腹部 胆嚢、胆道 肝 膵 件数 バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術 胃切開術 15 件 腱、腱鞘 四肢骨 乳腺 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 整形外科手術件数 334 件 分 類 筋膜、筋、 分 類 顔面・頚部 副甲状腺 胃瘻造設術 胆嚢摘出術 腹腔鏡下胆嚢摘出術 胆管切開結石摘出術 胆嚢悪性腫瘍手術 肝切除術 膵体尾部腫瘍切除術 膵頭部腫瘍切除術 腹腔鏡下脾摘出術 脾 空腸、回腸、 小腸結腸内視鏡的止血術 盲腸、虫垂、 腸切開術 腸管癒着症手術 小腸切除術 虫垂切除術 結腸 結腸切除術 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 腸瘻造設術 人工肛門造設術 直腸 直腸切除・切断術 肛門周囲腫瘍切開術 肛門 痔核手術 その他 その他 小 計 12 件 5件 55 件 4件 6件 2件 2件 2件 5件 12 件 1件 2件 30 件 12 件 19 件 8件 44 件 1件 1件 3件 2件 1件 2件 1件 1件 3件 6件 15 件 21 件 4件 4件 10 件 9件 16 件 34 件 13 件 320 件 泌尿器科手術件数 51 件 分 類 尿路系・ 副腎 腎、腎盂 尿管 膀胱 精巣 前立腺 性器 その他 小 計 - 63 - 手 術 名 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 経皮的腎(腎盂)瘻造設術 腎摘出術 経尿道的尿路結石除去術 経尿道的尿管ステント留置術 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術) 精巣摘出術 経尿道的前立腺手術 その他 件数 1件 2件 1件 1件 16 件 9件 6件 2件 13 件 51 件 各診療科別年間手術症例数 対象期間:平成 25 年 1 月 1 日~平成 25 年 12 月 31 日 産婦人科手術件数 198 件 (年間分娩件数 166 件) 分 類 外陰、会陰 手 術 名 外陰・膣血腫除去術 帝王切開術 43 件 子宮頸部(膣部)切除術 子宮全摘術 腹腔鏡下膣式子宮全摘術 子宮頸管ポリープ切除術 子宮頸部摘出術 子宮附属器癒着剥離術 卵巣部分切除術(腹腔鏡) 卵管結紮術 子宮附属器腫瘍摘出術 卵巣部分切除術 吸引娩出術 産科手術 その他 小 計 会陰(陰門)切開及び縫合術(分娩時) 26 件 会陰(膣壁)裂創縫合術(分娩時) 34 件 子宮頸管縫宿術 3件 その他 6件 198 件 眼 手 術 名 角膜・強膜異物除去術 結膜 翼状片手術 7件 虹彩光凝固術 7件 虹彩整復・瞳孔形成術 2件 網膜光凝固術 32 件 硝子体切除術 8件 硝子体茎顕微鏡下離断術 36 件 水晶体再建術(眼内レンズを挿入) 236 件 1件 水晶体再建術(眼内レンズを挿入なし) 眼房、網膜 水晶体、 硝子体 後発白内障手術 その他 小 計 その他 耳鼻咽喉 鼻 副鼻腔 咽頭、扁桃 喉頭、気管 顔面・口腔 唾液腺 頸部 舌 その他 小 計 件数 角膜、強膜 ぶどう膜 中耳 手 術 名 内リンパ嚢開放術 乳突削開術 中耳根治手術 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 鼓膜形成手術 鼓室形成手術 鼻茸摘出術 粘膜下下鼻甲介骨切除術 出血性鼻茸摘出術 鼻腔粘膜焼灼術 鼻甲介切除術(その他のもの) 鼻中隔矯正術 鼻内上顎洞根治手術 上顎洞篩骨洞根治手術 扁桃周囲膿瘍切開術 中咽頭腫瘍摘出術 口蓋扁桃手術 声帯ポリープ切除術 喉頭腫瘍析出術 唾石摘出術 耳下腺腫瘍摘出術 舌腫瘍摘出術 その他(鼓膜切開術、異物除去術・摘出術など) 件数 1件 3件 1件 25 件 6件 7件 3件 2件 1件 34 件 1件 2件 2件 4件 5件 1件 11 件 2件 2件 2件 1件 1件 97 件 214 件 その他 眼科手術件数 374 件 分 類 内耳 2件 子宮内容除去術 胎盤用手剥離術 頸管裂創縫合術 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術) 女子性器 子宮附属器 分 類 件数 5件 4件 1件 5件 2件 18 件 1件 3件 1件 2件 9件 1件 13 件 16 件 1件 2件 子宮内膜掻爬術 子宮 耳鼻いんこう科手術件数 213 件 13 件 23 件 9件 374 件 - 64 - 分 類 手 術 名 件数 創傷処理 285 件 小児創傷処理 皮膚切開術 皮膚、皮下腫瘍摘出術 内シャント血栓除去術 内シャント設置術 その他 5件 101 件 46 件 1件 24 件 1件 救急患者搬送一覧 番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 月日 H25.4.3 H25.4.3 H25.4.15 H25.4.24 H25.4.27 H25.4.27 H25.5.3 H25.5.6 H24.5.11 H25.5.14 H25.5.29 H24.5.31 H25.6.1 H25.6.14 H25.6.17 H25.7.3 H25.7.7 H25.7.9 H25.7.12 H25.8.5 H25.8.19 H25.8.22 H25.8.26 H25.8.28 H25.9.1 H25.9.20 H25.9.25 H25.10.11 H25.10.15 H25.10.16 H25.10.27 H25.10.29 H25.10.29 H25.10.30 H25.11.4 H25.11.10 H25.11.17 H25.11.19 H25.11.21 H25.11.22 H25.11.26 H25.12.4 H25.12.10 H25.12.11 H25.12.15 H25.12.17 H25.12.19 H25.12.23 H25.12.24 H25.12.31 H26.1.4 H26.1.17 H26.1.21 H26.1.21 H26.1.24 H26.1.25 H26.2.4 H26.2.12 住所 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 長崎市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 福岡県 五島市 長崎市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 病 名 ウイルス性脳炎疑い 硬膜下血腫 ( 再発 ) 薬物中毒 早期破水 脳出血 硬膜下血腫 重症新生児仮死 急性動脈閉塞症 脳出血 くも膜下出血(SAH) 左骨盤骨折 硬膜下血腫 肝損傷 膵頭部損傷 腰椎破裂骨折 慢性腎不全増悪、活動性肺結核 右硬膜下血腫 硬膜下血腫 不安定狭心症 硬膜下血腫 左硬膜下血腫 交通外傷 転移性脳腫瘍 熱中症 急性期脳梗塞 脳出血 Stanford A(大動脈解離) 狭心症 早剥 熱傷(上半身) 頭部外傷 硬膜下血種 前置血管 胸腹部大動脈解離 左急性硬膜下血腫 硬膜下血種 硬膜下血種 脳出血 椎骨脳底動脈解離 外傷性クモ膜下血種、脾損傷、腹腔内出血 左浅大腿動脈閉塞 急性冠症候群 急性冠症候群 軸椎歯突起骨折、右橈骨骨折 胸部大動脈瘤切迫破裂 不安定狭心症 不安定狭心症 急性冠症候群 急性心筋梗塞 硬膜下血腫 小脳出血、脳室内穿破 くも膜下出血 硬膜下血腫 急性くも膜下出血 左被殻出血 篩骨洞癌に伴う硬膜下血腫 脳静脈洞血栓症、急性期脳梗塞 卵巣腫瘍茎捻転疑い くも膜下出血 - 65 - 平成 25 年 4 月 1 日~平成 26 年 3 月 31 日 移送先 長崎大学 神経内科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 内科 長崎医療 産婦人科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 産婦人科 大村市民 循環器科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎大学 整形外科 長崎医療 脳神経外科 長崎大学 外科 長崎大学 整形外科 長崎大学 呼吸器内科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎大学 心臓血管外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎大学 外科 長崎原爆 内科 長崎医療 内科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 光晴会病院 心臓血管外科 長崎大学 内科 長崎医療 産婦人科 長崎医療 形成外科 長崎大学 外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 産婦人科 長崎医療 内科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科・外科 長崎医療 心臓血管外科 大村市民 循環器科 大村市民 循環器科 長崎大学 整形外科 光晴会病院 心臓血管外科 大村市民 循環器科 大村市民 循環器科 大村市民 循環器科 大村市民 循環器科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 済生会病院 産婦人科 長崎医療 脳神経外科 移送方法 ドクターヘリ 県防災ヘリ ドクターヘリ 県防災ヘリ 県防災ヘリ 県防災ヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ 県防災ヘリ ドクターヘリ ドクターヘリ 県防災ヘリ ドクターヘリ 自衛隊ヘリ 県防災ヘリ 自衛隊ヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ 県防災ヘリ 県防災ヘリ ドクターヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ 県防災ヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ ドクターヘリ 自衛隊ヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ 県防災ヘリ ドクターヘリ ドクターヘリ 自衛隊ヘリ 県防災ヘリ 県防災ヘリ 県防災ヘリ ドクターヘリ 自衛隊ヘリ 自衛隊ヘリ 自衛隊ヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ ドクターヘリ 自衛隊ヘリ 自衛隊ヘリ 自衛隊ヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ ドクターヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ 自衛隊ヘリ ドクターヘリ 番号 59 60 61 62 63 64 65 月日 H26.2.14 H26.2.24 H26.3.2 H26.3.2 H26.3.6 H26.3.25 H26.3.25 住所 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 五島市 硬膜下血腫 右股関節脱臼骨折 くも膜下出血 左脳出血 脳出血 急性心筋梗塞 不安定狭心症 病 名 - 66 - 移送先 長崎医療 脳神経外科 長崎大学 整形外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 長崎医療 脳神経外科 光晴会病院 心臓血管外科 長崎大学 循環器内科 移送方法 自衛隊ヘリ ドクターヘリ ドクターヘリ ドクターヘリ ドクターヘリ ドクターヘリ 県防災ヘリ 平成 25 年度 抗菌薬(注射薬)及び消毒薬の年間使用概況 1.全入院患者での使用状況について 平成 25 年度(平成 25 年 4 月~平成 26 年 3 月)における抗菌薬使用量を 1000 患者日あたりの抗菌薬使用 密度(antimicrobial use density:AUD)で集計し、抗菌薬の使用状況について前年度と比較調査した。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 全病棟患者 抗菌薬系統別使用量 (AUD) DDDs/1000患者 日 250.0 抗結核薬 200.0 150.0 -7.3 ② MEPM ( メロペン ) 27.6 29.1 +1.5 16.5 16.2 -0.2 17.1 13.8 -3.3 MRSA治療薬 ⑤ CTRX ( ロセフィン ) 15.7 11.4 -4.3 ニューキノロン系 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ホスホマイシン系 ① ペニシリン系 64.3 50.2 -14.0 カルバペネム系 ② カルバペネム系 38.1 32.6 -5.5 ③ 第 3 セフェム系 21.0 17.2 -3.8 ④ 第 1 セフェム系 16.5 16.2 -0.2 9.5 11.1 +1.6 ⑤ ニューキノロン系 オキサセフェム系 第3セフェム系 平成25年度 前年比 32.3 ④ PIPC/TAZ ( ゾシン ) 第4セフェム系 平成24年度 平成 25 年度 39.6 ③ CEZ ( セファメジンα ) アミノグリコシド系 50.0 平成 24 年度 ① ABPC/SBT ( ユナシンS ) マクロライド系 テトラサイクリン系 100.0 抗菌薬 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① ペニシリン系 35.8% 33.0% -2.8% 第2セフェム系 ② カルバペネム系 21.2% 21.4% +0.2% 第1セフェム系 ③ 第 3 セフェム系 11.7% 11.3% -0.4% ペニシリン系 ④ 第 1 セフェム系 9.2% 10.7% +1.5% ⑤ ニューキノロン系 5.3% 7.3% +2.0% 全入院患者の年間 AUD は 152.3(前年比 -27.2)に減少した。薬剤別 AUD ではユナシン S 注(前年比 -7.3)が最も多く、次いでメロペン注の使用が多かった。抗菌薬系統別 AUD ではペニシリン系(前年比 -14.0) が最も多く、 次いでカルバペネム系、 第 3 世代セフェム系が多かった。使用比率はペニシリン系 35.8%(前 年比 -2.8%) 、カルバペネム系 21.4%、第 3 世代セフェム系 17.2%、第 1 世代セフェム系 16.2% であった。 2.一般病棟患者での使用状況について 精神科患者を除く一般病棟患者の年間 AUD は 183.9(前年比 -31.6)に減少した。薬剤別 AUD、抗菌薬系 統別 AUD、使用比率については全入院患者と同様の傾向であったが、AUD の値では全入院患者の場合よりも 値が大きくなった。これは精神科患者では抗菌薬の使用頻度が少なく、一般病棟患者では抗菌薬の使用頻度が 多いことを反映している。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 一般病棟患者 抗菌薬系統別使用量 DDDs/1000患者 (AUD) 抗結核薬 日 250.0 200.0 150.0 -9.0 ② MEPM ( メロペン ) 33.1 35.2 +2.1 19.8 19.7 -0.1 ④ PIPC/TAZ ( ゾシン ) 20.5 16.7 -3.8 MRSA治療薬 ⑤ CTRX ( ロセフィン ) 18.8 13.7 -5.1 ニューキノロン系 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ホスホマイシン系 ① ペニシリン系 77.2 60.2 -16.9 カルバペネム系 ② カルバペネム系 45.8 39.6 -6.2 ③ 第 3 セフェム系 25.1 20.8 -4.4 ④ 第 1 セフェム系 19.8 19.7 -0.1 ⑤ ニューキノロン系 11.4 13.5 +2.1 第4セフェム系 第3セフェム系 平成25年度 前年比 38.5 オキサセフェム系 平成24年度 平成 25 年度 47.5 ③ CEZ ( セファメジンα ) アミノグリコシド系 50.0 平成 24 年度 ① ABPC/SBT ( ユナシンS ) マクロライド系 テトラサイクリン系 100.0 抗菌薬 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① ペニシリン系 35.8% 32.7% -3.1% 第2セフェム系 ② カルバペネム系 21.2% 21.5% +0.3% 第1セフェム系 ③ 第 3 セフェム系 11.7% 11.3% -0.4% ペニシリン系 ④ 第 1 セフェム系 9.2% 10.7% +1.5% ⑤ ニューキノロン系 5.3% 7.3% +2.0% - 67 - 3.各診療科(入院患者)の使用状況について A.内科(入院患者) 内科の年間 AUD は 257.1(前年比 -22.8)に減少した。薬剤別 AUD ではメロペン注(前年比 +10.1)が 増加し、 次いでユナシン注、 ゾシン注、 クラビット注の使用が多かった。抗菌薬系統別 AUD ではペニシリン系(前 年比 -25.6)が最も多く、次いでカルバペネム系、第 3 世代セフェム系の使用が多かった。使用比率はペニ シリン系 33.3%(前年比 -6.4%) 、カルバペネム系 25.5%、第 3 世代セフェム系 12.5% であった。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 内科 抗菌薬系統別使用量 (AUD) DDDs/1000患者 日 250.0 150.0 平成 25 年度 前年比 47.9 58.0 +10.1 ② ABPC/SBT ( ユナシンS ) 71.6 55.2 -16.4 ③ PIPC/TAZ ( ゾシン ) 32.7 26.3 -6.4 マクロライド系 ④ LVFX ( クラビット ) 16.6 24.0 +7.4 MRSA治療薬 ⑤ CTRX ( ロセフィン ) 23.4 20.8 -2.6 ニューキノロン系 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 ホスホマイシン系 ① ペニシリン系 カルバペネム系 テトラサイクリン系 アミノグリコシド系 100.0 平成 24 年度 ① MEPM ( メロペン ) 抗結核薬 200.0 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 111.3 85.7 -25.6 ② カルバペネム系 64.4 65.7 +1.2 ③ 第 3 セフェム系 31.7 32.1 +0.4 ④ ニューキノロン系 16.9 24.0 +7.0 9.1 16.5 +7.4 ⑤ 第 4 セフェム系 オキサセフェム系 第4セフェム系 50.0 第3セフェム系 平成25年度 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① ペニシリン系 39.8% 33.3% -6.4% ② カルバペネム系 23.0% 25.5% +2.5% 第1セフェム系 ③ 第 3 セフェム系 11.3% 12.5% +1.2% ペニシリン系 ④ ニューキノロン系 6.1% 9.3% +3.3% ⑤ 第 4 セフェム系 3.2% 6.4% +3.2% 第2セフェム系 平成24年度 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 抗菌薬 B.外科(入院患者) 外科の年間 AUD は 82.0(前年比 -72.9)に減少した。薬剤別 AUD ではセファメジンα注、メロペン 注、ゾシン注、フルマリン注の順に使用が多かった。抗菌薬系統別 AUD では第 1 世代セフェム系(前年比 -19.7)が最も多く、次いでカルバペネム、ペニシリン系の使用が多かった。使用比率は第 1 世代セフェム系 32.3%(前年比 +2.5%) 、カルバペネム系 23.7%(前年比 -15.7%)、ペニシリン系 17.5% であった。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 外科 抗菌薬系統別使用量 (AUD) DDDs/1000患者 日 250.0 150.0 平成 25 年度 前年比 46.2 26.4 -19.7 ② MEPM ( メロペン ) 34.6 19.4 -15.2 ③ PIPC/TAZ ( ゾシン ) 4.8 12.1 +7.3 マクロライド系 ④ FMOX ( フルマリン ) 0.4 7.2 +6.8 MRSA治療薬 ⑤ SBT/CPZ ( スルぺラゾン ) 15.6 3.7 -12.0 ニューキノロン系 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ホスホマイシン系 ① 第 1 セフェム系 46.2 26.4 -19.7 カルバペネム系 ② カルバペネム系 61.0 19.4 -41.6 9.9 14.3 +4.4 23.7 9.3 -14.4 0.4 7.2 +6.8 テトラサイクリン系 アミノグリコシド系 100.0 平成 24 年度 ① CEZ ( セファメジンα ) 抗結核薬 200.0 抗菌薬 ③ ペニシリン系 ④ 第 3 セフェム系 ⑤ オキサセフェム系 オキサセフェム系 第4セフェム系 50.0 第3セフェム系 第2セフェム系 平成24年度 平成25年度 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 抗菌薬 平成 25 年度 前年比 29.8% 32.3% +2.5% ② カルバペネム系 39.4% 23.7% -15.7% +11.0% 第1セフェム系 ③ ペニシリン系 ペニシリン系 ④ 第 3 セフェム系 - 68 - 平成 24 年度 ① 第 1 セフェム系 ⑤ オキサセフェム系 6.4% 17.5% 15.3% 11.3% -4.0% 0.3% 8.8% +8.5% C.泌尿器科(入院患者) 泌尿器科の年間 AUD は 158.9(前年比 +49.4)に増加した。薬剤別 AUD ではロセフィン注(前年比 +8.3)が最も多く、次いでパンスポリン注(前年比 -3.9)、ゾシン注(前年比 +19.3)の使用が多かった。 抗菌薬系統別 AUD では第 3 世代セフェム系(前年比 +12.4)が増加し、第 2 世代セフェム系(前年比 -3.9)で減少、ペニシリン系(前年比 +21.5)で増加がみられた。使用比率は第 3 世代セフェム系 32.1%、 第 2 世代セフェム系 22.7%、ペニシリン系 17.4% であった。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 泌尿器科病棟患者 抗菌薬系統別使用量 DDDs/1000患者 (AUD) 抗結核薬 日 250.0 200.0 150.0 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① CTRX ( ロセフィン ) 38.5 46.8 ② CTM ( パンスポリン ) 40.0 36.0 -3.9 19.3 +19.3 15.0 18.4 +3.4 8.7 16.5 +7.8 ③ PIPC/TAZ ( ゾシン ) マクロライド系 ④ MINO ( ミノサイクリン ) MRSA治療薬 ⑤ MEPM ( メロペン ) ニューキノロン系 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 +8.3 前年比 ホスホマイシン系 ① 第 3 セフェム系 38.6 51.0 カルバペネム系 ② 第 2 セフェム系 40.0 36.0 -3.9 6.1 27.7 +21.6 15.0 18.4 +3.4 8.7 16.5 +7.8 テトラサイクリン系 アミノグリコシド系 100.0 抗菌薬 ③ ペニシリン系 ④ テトラサイクリン系 ⑤ カルバペネム系 +12.4 オキサセフェム系 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 第4セフェム系 50.0 第3セフェム系 第2セフェム系 平成24年度 平成25年度 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① 第 3 セフェム系 35.3% 32.1% -3.2% ② 第 2 セフェム系 36.5% 22.7% -13.8% +11.9% 第1セフェム系 ③ ペニシリン系 ペニシリン系 ④ テトラサイクリン系 ⑤ カルバペネム系 5.6% 17.4% 13.7% 11.6% -2.1% 7.9% 10.4% +2.4% D.眼科(入院患者) 眼科の年間 AUD は 3.5(前年比 -15.8)に減少した。薬剤別 AUD ではセファメジンα注(前年比 +1.7) が増加した。抗菌薬系統別 AUD では第 1 世代セフェム系(前年比 +1.7)が増加し、使用比率は第 1 世代セフェ ム系が 47.9%、第 3 世代セフェム系および、MRSA 治療薬が 22.5% であった。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 眼科病棟患者 抗菌薬系統別使用量 DDDs/1000患者 (AUD) 抗結核薬 日 250.0 200.0 150.0 平成 24 年度 平成 25 年度 ① CEZ ( セファメジンα ) +1.7 0.8 0.8 +0.0 ③ VCM ( バンコマイシン ) 0.8 0.8 +0.0 0.3 +0.3 ④ AMK ( 硫酸アミカシン ) MRSA治療薬 ⑤ ニューキノロン系 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 ホスホマイシン系 ① 第 1 セフェム系 カルバペネム系 ② 第 3 セフェム系 ③ MRSA 治療薬 アミノグリコシド系 前年比 1.7 ② CAZ ( モダシン ) マクロライド系 テトラサイクリン系 100.0 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 1.7 +1.7 0.8 0.8 +0.0 0.8 0.8 +0.0 0.3 +0.3 ④ アミノグリコシド系 ⑤ オキサセフェム系 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 第4セフェム系 50.0 第3セフェム系 平成25年度 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① 第 1 セフェム系 0.0% 47.9% +47.9% ② 第 3 セフェム系 4.0% 22.5% +18.5% 第1セフェム系 ③ MRSA 治療薬 4.0% 22.5% +18.5% ペニシリン系 ④ アミノグリコシド系 0.0% 7.2% +7.2% 第2セフェム系 平成24年度 抗菌薬 ⑤ - 69 - E.整形外科(入院患者) 整形外科の年間 AUD は 74.7(前年比 -12.5)に減少した。薬剤別 AUD ではセファメジンα注(前年比 +8.9)が最も多く、次いでユナシン注(前年比 +5.2) 、バンコマイシン注(前年比 +3.7)が多かった。抗 菌薬系統別 AUD では第 1 世代セフェム系およびオキサセフェム系が増加し、ニューキノロン系、カルバペネ ム系は減少した。使用比率は第 1 世代セフェム系 68.9%、ペニシリン系 17.2%、MRSA 治療薬 7.0% であった。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 整形外科 抗菌薬系統別使用量 (AUD) DDDs/1000患者 日 250.0 抗結核薬 200.0 150.0 ① CEZ ( セファメジンα ) 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 42.5 51.4 +8.9 ② ABPC/SBT ( ユナシンS ) 1.0 6.2 +5.2 ③ VCM ( バンコマイシン ) 0.4 4.1 +3.7 マクロライド系 ④ ABPC ( ビクシリン ) 12.5 3.1 -9.4 MRSA治療薬 ⑤ PIPC/TAZ ( ゾシン ) 0.4 2.8 +2.4 ニューキノロン系 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ホスホマイシン系 ① 第 1 セフェム系 42.5 51.4 +8.9 カルバペネム系 ② ペニシリン系 13.9 12.9 -1.1 テトラサイクリン系 アミノグリコシド系 100.0 抗菌薬 ③ ニューキノロン系 1.5 ④ カルバペネム系 3.8 -1.5 ⑤ オキサセフェム系 2.3 -1.5 0.9 +0.9 オキサセフェム系 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 第4セフェム系 50.0 第3セフェム系 平成25年度 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① 第 1 セフェム系 48.8% 68.9% +20.1% ② ペニシリン系 16.0% 17.2% +1.2% 第1セフェム系 ③ MRSA 治療薬 3.0% 7.0% +3.9% ペニシリン系 ④ カルバペネム系 4.3% 3.0% -1.3% 16.9% 1.5% -15.4% 第2セフェム系 平成24年度 抗菌薬 ⑤ テトラサイクリン系 F.耳鼻咽喉科(入院患者) 耳鼻科の年間 AUD は 383.2(前年比 +144.1)に増加した。薬剤別 AUD ではユナシン S 注(前年比 +124)が最も多く、次いでセファメジンα注(前年比 +47.7)、ダラシン S 注(前年比 +18.8)が多かった。 抗菌薬系統別 AUD ではペニシリン系、第 1 世代、リンコマイシン系、第 4 世代セフェム系が増加し、第 3 世 代セフェム系(前年比 -16.7)は減少した。使用比率はペニシリン系 51.4%、第 1 世代セフェム系 25.1%、 リンコマイシン系 18.7% であった。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 耳鼻咽喉科 抗菌薬系統別使用量 (AUD) DDDs/1000患者 日 250.0 150.0 +124.0 ② CEZ ( セファメジンα ) 48.5 96.2 +47.7 ③ CLDM ( ダラシンS ) 53.0 71.8 +18.8 マクロライド系 ④ PIPC ( ペントシリン ) 19.3 10.9 -8.4 MRSA治療薬 ⑤ CTRX ( ロセフィン ) 26.1 9.5 -16.7 ニューキノロン系 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 平成 25 年度 前年比 ① ペニシリン系 81.5 196.9 +115.3 カルバペネム系 ② 第 1 セフェム系 48.5 96.2 +47.7 ③ リンコマイシン系 53.0 71.8 +18.8 ④ 第 3 セフェム系 26.1 9.5 -16.7 8.6 +8.6 ⑤ 第 4 セフェム系 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 第4セフェム系 第3セフェム系 平成25年度 平成 24 年度 ホスホマイシン系 オキサセフェム系 平成24年度 前年比 180.8 アミノグリコシド系 50.0 平成 25 年度 56.8 テトラサイクリン系 100.0 平成 24 年度 ① ABPC/SBT ( ユナシンS ) 抗結核薬 200.0 抗菌薬 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① ペニシリン系 34.1% 51.4% +17.3% 第2セフェム系 ② 第 1 セフェム系 20.3% 25.1% +4.8% 第1セフェム系 ③ リンコマイシン系 22.2% 18.7% -3.4% ペニシリン系 ④ - 70 - ⑤ G.小児科(入院患者) 小児科の年間 AUD は 186.9(前年比 -120.0)に減少した。薬剤別 AUD ではユナシン S 注(前年比 -28.5)が最も多く、次いでロセフィン注(前年比 -53.1) 、ビクシリン注(前年比 -22.4)が多かったが、 いずれも前年比では減少していた。抗菌薬系統別 AUD ではペニシリン系(前年比 -64.1) 、第 3 世代セフェ ム系(前年比 -52.3)が減少した。使用比率はペニシリン系 75.2%、第 3 世代セフェム系 17.5% であった。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 小児科 抗菌薬系統別使用量 (AUD) DDDs/1000患者 日 250.0 抗結核薬 200.0 150.0 ① ABPC/SBT ( ユナシンS ) 平成 24 年度 平成 25 年度 108.5 -28.5 ② CTRX ( ロセフィン ) 85.0 31.8 -53.1 ③ ABPC ( ビクシリン ) 49.4 27.0 -22.4 7.2 6.7 -0.5 18.2 4.9 -13.2 ④ MEPM ( メロペン ) MRSA治療薬 ⑤ PIPC ( ペントシリン ) ニューキノロン系 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 ホスホマイシン系 ① ペニシリン系 カルバペネム系 アミノグリコシド系 前年比 137.0 マクロライド系 テトラサイクリン系 100.0 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 204.6 140.5 -64.1 ② 第 3 セフェム系 85.0 32.7 -52.3 ③ カルバペネム系 7.2 6.7 -0.5 ④ アミノグリコシド系 3.9 5.5 +1.6 1.5 +1.5 ⑤ テトラサイクリン系 オキサセフェム系 第4セフェム系 50.0 第3セフェム系 平成25年度 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① ペニシリン系 66.7% 75.2% +8.5% ② 第 3 セフェム系 27.7% 17.5% -10.2% 第1セフェム系 ③ カルバペネム系 2.4% 3.6% +1.2% ペニシリン系 ④ アミノグリコシド系 1.3% 2.9% +1.7% ⑤ テトラサイクリン系 0.0% 0.8% +0.8% 第2セフェム系 平成24年度 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 抗菌薬 H.産婦人科(入院患者) 産婦人科の年間 AUD は 58.8(前年比 -12.7)に減少した。薬剤別 AUD ではセファメジンα注(前年比 -9.2)が最も多く、次いでビクシリン注(前年比 -3.9)は減少し、フルマリン注(前年比 -3.7)が多かった。 抗菌薬系統別 AUD では第 1 世代セフェム系、ペニシリン系、オキサセフェム系が減少した。使用比率は第 1 世代セフェム系 34.0%(前年比 -6.8%) 、ペニシリン系 24.5%(前年比 -5.8%) 、オキサセフェム系 20.1%(前 年比 -1.6%)であった。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 産婦人科 抗菌薬系統別使用量 (AUD) DDDs/1000患者 日 250.0 抗結核薬 200.0 150.0 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① CEZ ( セファメジンα ) 29.2 20.0 -9.2 ② ABPC ( ビクシリン ) 18.0 14.1 -3.9 ③ FMOX ( フルマリン ) 15.5 11.8 -3.7 5.1 4.2 -0.8 3.1 +3.1 マクロライド系 ④ CTRX ( ロセフィン ) MRSA治療薬 ⑤ MEPM ( メロペン ) ニューキノロン系 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ホスホマイシン系 ① 第 1 セフェム系 29.2 20.0 -9.2 カルバペネム系 ② ペニシリン系 21.7 14.4 -7.3 ③ オキサセフェム系 15.5 11.8 -3.7 5.1 4.7 -0.3 3.2 +3.2 テトラサイクリン系 アミノグリコシド系 100.0 抗菌薬 ④ 第 3 セフェム系 ⑤ カルバペネム系 オキサセフェム系 第4セフェム系 50.0 第3セフェム系 平成25年度 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 ① 第 1 セフェム系 40.8% 34.0% -6.8% ② ペニシリン系 30.3% 24.5% -5.8% 第1セフェム系 ③ オキサセフェム系 21.7% 20.1% -1.6% ペニシリン系 ④ 第 3 セフェム系 7.1% 8.0% +0.9% ⑤ カルバペネム系 0.0% 5.4% +5.4% 第2セフェム系 平成24年度 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 抗菌薬 - 71 - I.精神科(入院患者) 精神科の年間 AUD は 3.8(前年比 +3.3)に増加した。薬剤別 AUD ではユナシン注 3.3、ロセフィン注 0.5 であった。抗菌薬系統別 AUD ではペニシリン系 3.3、第 3 世代セフェム系 0.5 であった。使用比率はペニシリ ン系 85.9%、第 3 世代セフェム 14.1% であった。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 精神神経科 抗菌薬系統別使用量 (AUD) DDDs/1000患者 日 250.0 抗結核薬 200.0 150.0 ② CTRX ( ロセフィン ) ④ ⑤ 抗菌薬系統別 AUD (DDDs/1000 患者日) リンコマイシン系 抗菌薬 ホスホマイシン系 ① ペニシリン系 カルバペネム系 ② 第 3 セフェム系 第3セフェム系 前年比 3.3 +3.3 0.5 +0.2 平成 24 年度 平成 25 年度 0.4 前年比 3.3 +3.3 0.5 +0.2 ③ ④ ⑤ 抗菌薬系統別使用比率 (%AUD) 第4セフェム系 平成25年度 0.4 ニューキノロン系 オキサセフェム系 平成24年度 平成 25 年度 ③ MRSA治療薬 アミノグリコシド系 50.0 平成 24 年度 ① ABPC/SBT ( ユナシンS ) マクロライド系 テトラサイクリン系 100.0 抗菌薬 抗菌薬 ① ペニシリン系 第2セフェム系 ② 第 3 セフェム系 第1セフェム系 ③ ペニシリン系 ④ 平成 24 年度 平成 25 年度 前年比 0.0% 85.9% +85.9% 72.0% 14.1% -57.9% ⑤ 4. MRSA 治療薬の使用状況について 全入院患者における MRSA 治療薬の年間 AUD は 78.1(前年比 -41.5)に減少した。薬剤別 AUD ではバ ンコマイシン注 41.8(前年比 +9.9) 、タゴシッド注 23.5(前年比 -40.8)、ザイボックス錠 5.4(前年比 -8.7) 、 ザイボックス注 7.4 (前年比 -2.0) であった。バクトロバン鼻腔用軟膏は年間 5 本(前年度 5 本)であった。 薬剤別 AUD (DDDs/1000 患者日) 全病棟患者 MRSA治療薬使用量(AUD) DDDs/1000患者 日 250.0 LZD (ザイボックス錠) 200.0 抗菌薬 TEIC (タゴシッド) 50.0 ABK (ハベカシン) 平成24年度 平成25年度 - 72 - ± 0.0 23.5 -40.8 ③ VCM ( バンコマイシン ) 31.9 41.8 +9.9 ④ LZD ( ザイボックス注 ) 9.4 7.4 -2.0 ⑤ LZD ( ザイボックス錠 ) 14.1 5.4 -8.7 抗 MRSA 外用薬 バクトロバン鼻腔用軟膏 100.0 前年比 64.3 抗菌薬 VCM (バンコマイシン) 平成 25 年度 ② TEIC ( タゴシッド ) LZD (ザイボックス注) 150.0 平成 24 年度 ① ABK ( ハベカシン ) 平成 24 年度 5.0 平成 25 年度 5.0 前年比 ± 0.0 5.消毒薬の使用状況について 全病棟の消毒薬の年間請求量はウエルピュア 90mL 15 本(前年比 -13 本)、ウエルピュア 500mL 371 本(前 年比 +2 本) 、ウエルセプト 500mL 0 本(前年比 -3 本)であった。 消毒薬 年間請求量 抗菌薬 単位(本) 平成 24 年度 ウエルピュア 90mL 平成 25 年度 前年比 28 15 - 13 ウエルピュア 500mL 369 371 +2 ウエルセプト 500mL 3 0 -3 次にアルコール手指消毒剤と液体石鹸の年間請求量を使用回数に換算し、これを患者在院日数で除して “1 入院患者に関わる病院スタッフが 1 日に行う手指衛生回数 ” を算出した。請求量から算出した手指衛生回数(手 洗い + アルコール消毒)は全病棟 10.9 回(前年度 6.9 回)、2 病棟 3.4 回(前年度 1.5 回)、3 南 12.4 回(前 年度 7.3 回) 、4 北 17.3 回(前年度 10.2 回)、4 南 8.1 回(前年度 7.3 回)、5 北 13.8 回(前年度 10.1 回) 、 5 南 12.8 回(前年度 6.2 回)であった。 全体的には前年度よりも手指衛生回数の増加がみられるが、アルコールによる手指消毒回数だけでみると、 全病棟 1.7 回(前年度 1.7 回) 、2 病棟 0.3 回(前年度 0.4 回)、3 南 1.1 回(前年度 1.5 回)、4 北 2.1 回(前 年度 2.0 回) 、4 南 1.4 回(前年度 1.4 回) 、5 北 2.8 回(前年度 2.0 回)、5 南 2.4 回(前年度 2.6 回)であり、 増加は見られなかった(減少している病棟も見られた)。 1 処置 1 手指衛生の観点からは、アルコール手指消毒剤での手指衛生回数の更なる増加が望まれる。 1入院患者が1日に受ける手指衛生回数 回/日 20.0 回 18.0 回 16.0 回 14.0 回 12.0 回 10.0 回 8.0 回 6.0 回 4.0 回 2.0 回 H24年 H25年 H24年 2階 H25年 H24年 3南 H25年 H24年 4北 H25年 H24年 4南 H25年 H24年 5北 H25年 5南 H24年 H25年 全病棟 手洗い 1.1 回 3.1 回 5.7 回 11.3 回 8.2 回 15.2 回 5.8 回 6.7 回 8.1 回 11.1 回 3.6 回 10.4 回 5.3 回 9.2 回 アルコール 0.4 回 0.3 回 1.5 回 1.1 回 2.0 回 2.1 回 1.4 回 1.4 回 2.0 回 2.8 回 2.6 回 2.4 回 1.7 回 1.7 回 - 73 - 当院の微生物検査の動向 ■当院細菌検査年間検査数(2006 ~ 2013 年度) 2006~2013年度細菌検査検体数合計 2006~2013年度細菌検査検体数 3000 4500 2500 2000 4000 2442 2281 2047 1943 1623 2042 1829 2210 2189 2183 2166 1796 1500 3000 1592 入院 1220 1107 3500 1082 外来 1000 2500 4238 3990 3904 3871 2000 3317 3386 3265 1500 3781 院内合計 1000 500 500 0 0 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 年間検体数に関しては、昨年度と比較すると減少しているが、過去のデータからすると、並行もしくは、増加 傾向にあると言える。その要因として、血液培養の検体数の大幅な増加が挙げられる。 今後も血液培養は、更に増加することが考えられる為、細菌検査の検体数が増加していくことが考えられる。 ■当院細菌検査年間検査数(2006 ~ 2013 年度) 検体数 有意菌数 3階南 600 600 417 検体数 有意菌数 4階北 491 488 521 360 400 277 212 398 222212 234 200 257 223 136 119 98 168 400 240 123 268 159 200 105 115 93 74 73 59 133 106 0 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 検体数 有意菌数 4階南 182 200 137 135 125 119 95 64 60 45 72 検体数 有意菌数 5階北 780 800 677 744 658 599 140 600 130 115 82 100 92 83 623 667 490 340 400 212 383 296 296 268 273 247 200 50 0 0 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 検体数 有意菌数 5階南 1000 824 645 500 326 249 0 150 332 275 802 60 814 45 614 278 40 318 212 251 321 46 725 715 684 検体数 有意菌数 2階病棟 25 26 24 384 251 20 15 24 29 21 11 21 10 18 17 5 5 0 0 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 検体数に関しては、5 階北病棟で増加していた。その他の病棟に関しては、昨年と比較して減少している。全 体的に見ると、2011 年度と似たような検体数になっている。 有意な菌に関しては、どの病棟でも減少している。 - 74 - ■当院細菌検査年間検査数(2006 ~ 2013 年度) 内科 外科 2013 2013 2011 2011 2009 2009 0 200 400 600 800 1000 1200 0 50 2013 2013 2011 2011 2009 2009 20 40 60 80 100 0 50 整形外科 2013 2011 2011 2009 2009 20 40 60 80 0 100 50 2013 2013 2011 2011 2009 2009 50 100 150 200 100 150 200 150 200 泌尿器科 眼科 0 200 産婦人科 2013 0 150 小児科 耳鼻科 0 100 100 150 0 50 100 診療科別有意菌の推移に関しては、内科が昨年 . と比較して、約 200 株減少していた。 泌尿器科でも、昨年 より減少している。一方、耳鼻科では、昨年の倍近くに増加していた。 - 75 - ■ MRSA 入院患者数(2005 ~ 2013 年度) 新規患者数 MRSA入院患者 感染症患者数 100 87 80 院内感染患者数 87 81 78 77 78 77 56 60 40 20 0 42 27 17 2005年度 30 16 2006年度 31 21 33 25 2018 9 2007年度 2008年度 2009年度 23 15 2010年度 24 22 10 2011年度 6 5 2012年度 2013年度 MRSA 入院患者数に関しては、新規患者数が年々減少傾向にあり、今年度は 2007 年度の約半数となる 42 株と、 大幅に減少した。 院内感染患者数も 5 件と、減少傾向にあると言える。 ■分離菌の年度別推移(2006 ~ 2013 年度) 頻度 100% 分離菌の年次推移 Anaerobic NFB P.aeruginosa H.influenzae Enterobacte GNC GPR Entero Strepto CNS MSSA MRSA 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 2006 2007 2008 2009 2010 年度 2011 2012 2013 検体数に関しては、5 階北病棟で増加していた。その他の病棟に関しては、昨年と比較して減少している。全 体的に見ると、2011 年度と似たような検体数になっている。 有意な菌に関しては、どの病棟でも減少している。 - 76 - ■インフルエンザ年度別患者数(2005 ~ 2013 年度) A型 インフルエンザ陽性患者数 725 800 600 400 245 200 4 510 441 398 356 385 307 131 46 50 2006 2007 104 0 26 1 0 2005 B型 2008 2009 2010 2011 77 2012 139 2013 (年度) インフルエンザ患者数に関して、今年度は A 型が 139 件、B 型が 385 件となっており、昨年と比較して、約 120 件の増加がみられた。今年度は、例年とは違いB型が多かった。 ■インフルエンザ月別推移患者数(2004 ~ 2013 年度) インフルエンザ陽性患者月別推移 400 2004年度 350 2005年度 300 2006年度 2007年度 250 2008年度 200 2009年度 150 2010年度 2011年度 100 2012年度 50 2013年度 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インフルエンザ月別推移に関しては、例年通り 1 月初めから陽性が出始め、2 月がピークとなり、次第に減少 している。 - 77 - ) E.faecium 96.9% 100.0% 85.2% 100.0% 33.3% 88.5% 腸球菌( 100.0% 腸球菌( E.faecalis ) 12.9% 31.3% 15.6% 81.5% 53.8% 70.4% 96.2% B群溶連菌 32.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 88.5% 100.0% A群溶連菌 49.4% 20.5% 67.1% 97.3% 75.0% 83.3% 100.0% 100.0% 100.0% 40.3% 52.1% 肺炎球菌 35.8% 表皮ブドウ球菌(CNS) MRSA PCG(ペニシリンG) MPIPC(オキサシリン) ABPC(ビクシリン) CEZ(セファメジン) CTX(クラフォラン) IPM(チエナム) ABK(ハベカシン) CLDM(ダラシン) MINO(ミノサイクリン) VCM(バンコマイシン) TEIC(タゴシッド) LZD(ザイボックス) LVFX(クラビット) S/A(ユナシン) 黄色ブドウ球菌(MSSA) 抗菌薬感受性率(2013 年 4 月~ 2014 年 3 月) グラム陽性球菌 100.0% 100.00% 100.0% 28.6% 96.0% 54.2% 95.8% 91.7% 100.0% 88.9% 100.0% 100.0% 100.0% 95.2% 100.0% 90.5% 96.9% 33.3% 96.8% 28.6% 36.0% 100.0% 100.0% 88.9% 100.0% 100.0% 48.8% 100.0% 100.0% 34.4% 100.0% 100.0% 88.9% 100.0% 100.0% 95.7% 88.9% 83.7% 78.1% 100.0% 22.2% 28.6% :感受性率 0 ~ 50% - 78 - :感受性率 50 ~ 70% 抗菌薬感受性率(2013 年 4 月~ 2014 年 3 月) グラム陰性菌 88.90% 30.60% 94.80% 95.80% 89.20% 52.6% 15.8% 89.5% 100.0% 31.6% 57.1% 62.5% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 62.5% 100.0% 100.0% 100.0% 71.4% 95.5% 100.0% 80.10% 100.0% 85.50% 66.7% 33.3% 58.30% 66.7% 100.0% 5.0% 68.2% 68.2% 81.8% 90.50% 66.7% 33.3% 100.0% 100.0% 8.3% :感受性率 0 ~ 50% - 79 - 68.7% インフルエンザ菌 57.9% 31.6% 100.0% 100.0% 100.0% 60.30% 0.00% 63.20% 0 70.60% 0 100.0% 91.7% アシネトバクター 12.5% 14.3% 62.5% 71.4% 緑膿菌 0.00% 15.8% 26.3% 100.0% セラチア 6.50% 76.70% 92.50% 99.50% 100.0% 97.70% 96.50% 100.0% 99.40% 95.80% プロテウス シトロバクター エンテロバクター 62.8% 77.0% 83.4% 94.8% 100.0% 75.5% 98.2% 100.0% 100.0% 86.8% 100.0% 79.4% 89.6% 72.6% 75.1% 71.8% クレブシエラ 大腸菌 ABPC( ビクシリン ) CEZ(セファメジン) CTM(パンスポリン) CAZ(モダシン) CTRX(ロセフィン) CPDX(バナン) FMOX(フルマリン) IPM(チエナム) MEPM(メロペン) GM(ゲンタシン) AMK(アミカシン) MINO(ミノサイクリン) FOM(ホスミシン) CPFX(シプロキサン) LVFX(クラビット) S/A(ユナシン) 42.9% 43.3% 100.0% 100.0% 91.5% 100.0% 100.0% 0% 100.0% 100.0% 100.0% 79.7% 100.0% 100.0% 81.4% 100.0% 100.0% 94.9% 85.7% 100.0% 100.0% 1.5% 0% 100.0% 4.5% 100.0% 79.7% 100.0% 100.0% 72.9% 100.0% 61.5% :感受性率 50 ~ 70% 平成 25 年度来訪者及び主な行事 ○来訪者 年・月・日 H25.6.4 H25.8.12 H25.8.8 H25.9.2 H25.10.1 H25.10.21 H25.12.26 H26.1.20 H26.2.10 内容 備考 米倉企業長新年度挨拶 長崎大学保健学科地域国際助産学実習 日本医療機能評価機構確認審査受審 厚生労働大臣政務官視察 企業団監査委員監査 JICA 研修団視察 長崎大学国際看護学分野大西教授他来院 九州厚生局来院(医療観察法関係) 五島市議会議員視察(電子カルテ関係) - 80 - 米倉企業長他 2 名 H25.8.16 まで サーベイヤー 1 名 とかしき政務官他 1 名 今村・津留崎委員他 大西教授他 3 名 相良議員他 11 名 ○主な行事 年・月・日 H25.4.1 H25.4.28 H25.5.1 H25.6.3 H25.6.11 H25.6.14 H25.7.3 H25.7.13 H25.7.27 H25.7.27 H25.7.28 H25.8.10 H25.9.21 H25.9.26 H25.9.28 H25.10.4 H25.10.12 H25.10.17 H25.10.20 H25.11.1 H25.11.2 H25.11.5 H25.11.19 H25.11.23 H25.11.29 H25.12.2 H25.12.5 H25.12.14 H25.12.18 H25.12.24 H26.1.30 H26.2.22 H26.2.26 H26.3.1 H26.3.2 H26.3.9 H26.3.24 H26.3.31 内容 備考 新規採用者辞令交付式 薬学生対象合同就職説明会 新規採用者辞令交付式 新規採用者辞令交付式 院長講話 企業団経営会議 ( 院長・事務長 ) 新規採用者歓迎会 看護学生合同就職説明会 助産師・看護師・認定看護師採用試験 看護部 JPTEC 研修 看護部 BLS 研修 長崎県医学修学生臨床研修マッチング面接 助産師・看護師・認定看護師採用試験 臨床研修医マッチング面接 助産師・看護師・認定看護師採用試験 企業団経営会議 ( 院長・事務長 ) 第 35 回長崎県地域医療研究発表会 福江空港航空機災害訓練計画 医療技術修学資金貸与学生試験 ( 離島推薦枠 ) 企業団経営会議 ( 院長・事務長 ) 医療技術修学資金貸与学生試験 ( 長崎市 ) 新規採用者辞令交付式 臨床研修医マッチング面接 助産師・看護師・認定看護師採用試験 全職員対象接遇研修 新規採用者辞令交付式 消防避難訓練 院内クリスマス会 局所災害エマルゴ訓練 平成 25 年度第 1 回五島地域病院運営協議会 長崎県知事選挙不在者投票 助産師・看護師・認定看護師採用試験 五島中央病院群研修管理委員会 助産師・看護師・認定看護師採用試験 研修医合同説明会 電子カルテシステム運用開始 医療技術修学資金貸与学生試験 (2 回目 ) 退職者辞令交付式 - 81 - 福岡市 長崎市 福岡市 福岡市・五島市 大村市 福岡市 五島市のみ 長崎市 長崎市 ( ~ 13 日 ) 福江空港 長崎市 3 日 ( 五島市 ) 講師:全日空より派遣 保健センター 福岡市 五島市 福岡市 五島市 五島中央病院紀要投稿規定 1)本誌は五島中央病院の機関誌として年1回発行とする。 2)投稿者は当院の職員とする。但し当院職員以外の者であっても編集委員会の承諾を得た場合はこの限りで はない。 3)投稿論文は医学、薬学、看護学など医療に関係のある学術論文で、他誌に発表されていないものとする。 4)本誌の内容は総説、研究、症例報告、学術年報(学会・研究会発表及び掲載論文:同年の1月~ 12 月に 発表~発行されたもの) 、及びその他(随想など)とする。 5)投稿原稿の採否並びに順位は編集委員会で決定する。 6)原稿は和文、欧文を問わない。 7)編集の都合により原文の要旨を変えない範囲内で著者に訂正を求めることがある。 8)掲載料は無料とし別冊は著者に 10 部を贈呈する。それ以上の別冊は実費を徴収する。 9)原稿執筆の要項は次のとおりとする。 (1) 原稿は別々の用紙を用いて次のように区分する。 タイトルページ、和文用紙(400 字以内) 、本文、文献、図(写真)及び表(いずれも手札型以上の大き さ) 、図及び表の説明で構成し、要旨にはキーワード(5 個以内)を入れる。 (2) 本文は原則として、1.はじめに、2.方法(症例)、3.結果、 4.考察、 5.まとめの各項目に区分する。 (3) 原稿は横書き和文ワードプロセッサー(A4 用紙 20 字 x20 行)で作成する。 その際、専門用語以外は当用漢字、 年号は西暦、数字は算用数字、薬品名は一般名、現代仮名遣いを使 用し、句読点を正しくつける。FD での提出も受け付ける。 (4) 表は A4 用紙に 1 頁 1 表ずつとする。 (5) 論文の長さは図表を含めて下記を限度とし、規定枚数を越えた原稿は採用しない。 総説:400 字 x30 枚、 研究:400 字× 25 枚、症例:400 字 x20 枚、その他:400 字× 20 枚 (6) 文献は本文中に引用されたもののみを別紙に一括し、本文中の引用箇所に引用順に肩番号をつける。 (例)神田ら の報告では・・・ (7) 文献の書き方は引用番号、著者名、題名、雑誌名、巻:頁(始頁一終頁)、発行年(西暦)の 11 頂で記 載する。 (8) 単行本は引用番号、著者名、書名、 (編集者名) 、発行所名、発行年(西暦) 、頁(始頁 - 終頁) 、の順に 記載する。 (9) 著者校正は1回のみとし、その際大幅な訂正は不可とする。 (10) 学会や研究会などで発表した論文を投稿される場合は、文末にその旨付記する。 原稿提出先: 〒 853-0031 長崎県五島市吉久木町 205 番地 長崎県五島中央病院 五島中央病院紀要編集委員会 Tel:0959-72-3181 Fax:0959-72-2881 - 82 - <編集後記> 今年(平成 26 年)の夏の特徴は、長雨、日照不足といわれている。実際に五島市福江の 8 月の平均気温は 26.0℃(平年値 27.0℃)とかなり低く、降水量は 510.0mm(234.5mm)とかなり多く、日照時間は 108.9h (199.2h)とかなり少なくなっていた。日照時間はこれまでの極値 1980 年 8 月の 111.1h を更新していた。 五島市の人口は 39,818 人で 2000 年の 48,533 人より 14 年で約 10,000 人減少した。このためか入院患者 数、新患数、救急搬送患者数及び歳入の減少が続いているが、五島中央病院紀要で 「安全で安心な病院」 であ ると実績を広報して減少をくいとめたいと思います。 既刊の五島中央病院紀要は長崎県五島中央病院ホームページにオンライン化しているので、そちらも参照し て頂ければ幸いです。 JF - 83 - 五島中央病院紀要 第 16 号 発行 平成 00 年 0 月 00 日 編集・発行 五島中央病院紀要編集委員会 印刷 合同会社 メディアウェブ 〒 853-0031 長崎県五島市吉久木町 205 番地 TEL 0959-72-3181 FAX 0959-72-2881 〒 853-0002 長崎県五島市中央町 2-14 TEL 0959-74-1030
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