た て 「通信教育 小・中コース」 保護者の声

海外子女の状況を理解した
指導者と添削指導について
Voice
保 護 者の声
海外子女教育振興財団の添削指導者は、元教員や教員資格保有者、在外教育施設での
指導経験者などで構成されています。
受講中の方
個々に応じた質の高い添削を行う指導者
▼
たします。添削指導者たちは海外での子育て経験がある者も多く、海外でこの通信教育
▼
沙希さん
(小4:左)
、理央さん
(小6:右)
ハンガリー 2010年~ インターナショナルスクール
国語・算数 / 数学コースの
「チャレンジ問題」は、添削指導者が一枚一枚丁寧に添削い
ハンガリーのインターナショナル校に転入して3年目になります。こちらの学校のこと、日本の勉強のこと、すべて手探りの状態でスタートし
に取り組む子どもたちの状況に精通しています。さらに指導者たちは、指導のポイント
ました。初めは戸惑いましたが、子どもたちが楽しく元気に学校に通えることを第一に、無理のない環境を作っていくように心がけました。
日本の学習については、日本での進度と比べて焦ったりせずに、ゆっくりでも自信を持って続けさせることが大切だと思います。その点で財
団の通信教育は、子どもたちだけでなく私にとっても、良き道しるべとなっています。教材は、レベルも量も無理のない範囲ですので、限られ
た時間の中、それぞれのペースで進めていくことができます。日本の先生方が心を込めて添削して下さった添削問題は、日本の勉強の中での楽しいアクセントになります。
や子どもたちの解答状況を確認し合うため、定期的に研究会を行っています。また、た
とえば同じ小学5年生でも海外に渡航したばかりの5年生と、2歳から海外で過ごして
いる5年生とでは解答状況に差があるのが当然で、そのような背景を理解したうえで添
これから海外の学校へ行かれる方には、親子ともに無理のないペースで学習に取り組み、現地での生活を大いに楽しんでいただきたいと思います。
研究会の様子
石川芳暉さん
(小6:左)
、隼さん
(小4:右)
アメリカ 2010年~ 現地校・補習校
▼
削指導にあたっています。
アンカレッジ生活での学習環境は、補習校を除けばほぼ英語のみの生活のため、なかなか日本語の学習を自主的にかつ積極的にこなすこと
は困難な状況です。実は、添削の締め切りに間に合わせることすらできていないのが現状です。しかし、提出が遅くなっても先生方からやさし
くご指導をいただけるのは、親としてとてもありがたく思います。受講生専用HP のチュー太スタディールームを毎日開ける習慣をつけるた
め、我が家では
「今日のトピックス」を活用しています。日本での生活の話題や世界の出来事などを子ども目線でコンパクトに紹介されている
国語の添削事例
ので、親子で楽しんでいます。そろそろ難しい年齢の息子たち。会話の時間がどんどん減るなかで、コンスタントに日本語に触れる絶好の機会としてとらえています。
国語の添削指導 者から
海外という日本語の環境の少ない中で
学習している子どもたちです。言葉の使
い方の小さな間違いや、漢字の間違い
があれば、もちろんその都度正しく添削
指導していますが、通信教育に取り組ん
川野祥さん
(大学1:左)
、隼さん
(中1:右)
アメリカ 2001年~ 現地校
▼
添削内容について
通信教育についてご感想をお寄せいただきました。
多くのご意見から一部をご紹介いたします。
▼
心を込めた
サポート
「通信教育 小・中コース」
保護者の声
▼
Support
当初は5年程度の滞在予定でしたので、長男の祥は日本教育方式を維持するという明確な目的をもち、通信教育や補習校など多くのことに取
り組みました。その後、教育をアメリカで終えることに決定。こちらでの生活を大切にしつつ、無理のないペースで日本語保持をするという方
針に変え、次男の隼は通信教育だけを継続しております。家庭内の日常会話は日本語なので、隼もきれいな日本語が使えますが、やはり読み
書きは難しく、国語は学年通りの習熟はできません。ですが、多少遅れても通信教育は自分のペースで学習できるのがメリットです。また、祥
も中学時代に数学に的をしぼって受講していましたが、数学を通しての日本語の保持が可能でした。そして何より丁寧な添削指導は、息子に文化の違いを伝える上でも役
立ったと感じています。今後もあきらめずに学習を続け、少しずつでも日本語を身につけていくことを信条に、親子で努力していきたいと思っています。
でいること自体が大変なことです。でき
るだけよい部分をほめて、学習を継続で
帰国された方
算数 / 数学の
添削指導 者から
算数や数学は世界共通の教科ですが、
算数記号の書き方や筆算の方法などが、
その国によって違ったりします。細かいこ
とですが、
日本に帰ってきたときに困らな
▼▼
算数の添削事例
石黒遼太さん
(中1)
オーストラリア 2005年4月~2011年12月
現地校→国立大学付属中等教育学校
現地には帰国を視野に入れた学習塾もいくつかあり通
塾もしましたが、滞在が長くなるにつれ帰国入試を目
標にした学習内容と本人の能力の間にギャップが生じ
ていました。やはり基本なくしてその先のことは望めないとの考えに立ち返り、財
団の通信教育を始めました。国算のテキストは教科書の内容をよく吟味してあり、
現地校の勉強とスポーツに忙しい息子でも無理なくこなしていけました。理社の
WEB 受講はクイズ感覚で楽しんでいました。また、国語は教科書以外の小説の抜
粋と問題もあり、面白い本と出会うよいきっかけとなりました。毎月丁寧な添削と
共に温かいメッセージが添えられており、息子もとても楽しみにしていました。 海外で日本の勉強に対するモチベーションを持ち続けるのは子どもにとって本当
に大変です。財団の通信教育は、細く長く学習を続けるのに最適だと思います。
加藤敦大さん
(小5)
サウジアラビア 2009年12月~2012年3月
日本人学校→私立小学校
▼▼
きるよういつも励ましています。
サウジアラビアでの2年と少しの滞在期間中、小学3〜4
年生の日本語学習のサポートに通信教育を受講しました。
海外滞在中でもテキストが学習進度の目安になったほか、
添削済み課題にある先生方のコメントが、敦大の学習に対する励みになっていたと感
じました。特に漢字や計算などの反復学習は家庭でも手立てがありますが、読解や文
章題など適切な解説が必要な学習には、
わかりやすい説明が大変助けとなりました。
ま
た、添削済み課題に付いてくるシールや、添削をがんばった結果日本から送られてくる
ご褒美もとても喜んでいましたし、
サウジアラビアから発送した添削課題が届かなかっ
た際も、親身になって対応していただきました。受講料も教材のクオリティやサービス
の内容に対して納得いくものだと思います。通信教育のおかげで敦大もスムーズに日
本の学校生活に復帰することができているようです。
いよう、そうした部分も気をつけて見て
います。研究会では、学年毎に子どもの
傾向を話し合って指導ポイントを固め、
添削に反映しています。
6
財団維持会員企業
人事担当者
からの声
山本新治さん
三菱商事
(株)海外子女教育相談室 室長
財団は40年にわたり海外子女教育の振興に関わってきた専門機関で、通信教育は設立当初か
ら実施してきている事業です。海外子女の状況をよく把握して作られている教材や、個々の子
どもの状況に対応した添削指導は定評があります。当社では教育相談を受ける海外駐在員はも
ちろん、社内イントラネット上でも財団通信教育の情報を掲示して受講を推奨しています。
7