平成24年4月号 病院正面玄関ホールでふれあいミニコンサートが開催されました。 2階吹抜けからの写真 弦楽四重奏:左から、ヴァイオリン・ヴァイオリン・チェロ・ヴィオラ。 3月13日(火)に、東京都交響楽団員によるミニコンサートが院内にて開催されました。 通常のコンサートより近くで演奏して頂き、生の音が直接耳に入ってきました。 入院・外来問わず多くの患者さんが聴きに来られました。 なお、本コンサートは、東京都弘済会及び東京都交響楽団による福祉コンサートです。 肝臓・胆のう・膵臓特集 1 胃や腸と違い、これらの器官が体の何処にあり、どのような働きを行っているのか、同 じ消化器官でも意外と知られていません。 体の中には、知名度にかかわらず不必要な器官は一つもありません。 肝臓、胆のう、膵臓について正しい知識をお持ちいただき、病気の予防、健康維持に役 立てて頂きたいと思っております。 肝臓 体中の様々な栄養素の合成や毒素の解毒など様々な役 割を持つ内臓の中で最も大きな器官。 アルコールの分解、栄養素の代謝、エネルギーの変換 など非常に多彩な働きをしています。 胆のう 胆汁の蓄積を行っている器官。 胆汁は食事の際に肝臓から分泌され、胆道を通り十二 指腸に排出され、食べ物の消化を助ける働きをします。 指腸に排出され、食べ物の消化を助ける働きをします。 膵臓 ホルモンを分泌する器官。 アミラーゼ・リパーゼなどの消化液を分泌しでんぷん・脂肪の消化活動を助ける働きをしま また血糖値を下げることが出来るインスリンを分泌出来る、唯一の器官です。 予告 当院には肝・胆・膵の専門医が常駐して充実した医療を提供しています。 5月号から毎月一臓器づつ、臓器の役割・病気・検査方法・当院での症例などを詳しく特集 してまいります。 機 器 紹 介 2 当院のCT(コンピュータ断層撮影)装置は 64列マルチスライスを使用しております。 マルチスライスCTとは同時に複数の断面(スライス)を撮影できるCTです。 当院の64列マルチスライスCTは、瞬時に細かく64スライスが同時に撮影出来ます。 この装置の特徴としては ①高速撮影により胸部CTは短い息止めで撮影可能であり、患者さんの負担を軽減出来ます。 ②詳細な画像データから分解能の優れた画像を作成するため、微小病変が抽出できます。 ③短時間撮影により動きの多い患者さんに対しても、その影響を軽減した画像が得られます。 ④広範囲の3D画像が作成可能であり、治療方針の決定の補助や術前シミュレーションに利用 されます。 以上が挙げられます。 当院ではこの高性能CTと専門スタッフにより、質の高い医療を患者さんに提供いたします。 桜前線上昇中 ソメイヨシノは種子を残さず、接ぎ木などでのみ増えるクローン種です。 遺伝子がほぼ同じなので、気温に合わせて一斉に開花します。 日本各地どこで見ても、江戸時代末期から数百年、いつでも親しまれて いる桜は、始まりは一本の桜と言うわけです。 日本人が見てきた桜、日本を見てきた桜、忙しい時期ではありますが、 少し立ち止まって見上げてみてはいかがでしょうか? 公益財団法人 東京都保健医療公社東部地域病院 電話番号 03-5682-5111(代表) HPアドレス(PC)http://www.tobu-hp.or.jp/ (携帯) ※4月1日から東部地域病院は【財団法人】から【公益財団法人】へ法人名称が変わりました。
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