資料4-1 日本において、BoPビジネスがより発展していくためには、事業構想フェーズと事業立ち上 げフェーズにおける資金調達環境の整備が求められる。 欧米ではそれぞれのフェーズに関する資金調達環境が整備されているため、日本と比べてBoPビジネスの推進が行いやすい。 アメリカは大型の篤志家、欧州は一般の社会投資家がこの資金調達環境を支えている。 事業の収益性 成長確率が 高い案件が 少ない 事業構想 フェーズ ・事業立ち上げ時の 資金供給が存在しない ・グラントやアワードと 言った資金が少なく、 BOPファンドが投資する までのつなぎ資金が 不足している 実行可能性 調査フェーズ パイロット フェーズ ・収益が安定的に確保 できている案件が発掘 できていない ・先進国案件以外に投融 資ができる 日本の金 融機関が少ない 日本における課題 事業 事業 事業安定 立ち上げ 拡大 フェーズ フェーズ フェーズ t 海外における 資金供給者 供給形態 大学 (ビジネス コンテスト) 公的機関・国際機関 (F/S支援制度) ハイブリッド型 BOPファンド (投融資) 金融機関 (融資) 篤志家・公的機関・国際機関(グラント) 篤志家・公的機関・国際機関(表彰制度) グラント型 BOPファンド (投融資) 国際金融 機関 (投融資) ベンチャーキャピタル (投資) Copyright(C) 2011 Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
© Copyright 2024 Paperzz