第3回定例会 (PDF 634KB)

議会だより
北島町議会
平成22年第3回定例会は、9月3日に開会され、9月15日に閉会いたし
ました。
町長提出議案として「中央排水機場2号ポンプ他設備改良工事請負契約につ
いて」など28議案と報告が5件、諮問が1件上程され、慎重審議の結果、い
ずれも原案どおり可決されました。
報告第11号
専決処分の承認を求めることについて
(専決第4号
平 成 2 2 年 度 北 島 町 一 般 会 計 補 正 予 算( 第 2 号 ))
老人保健特別会計の緊急な歳出の増額に伴い、老人保健特別会計繰出金を4
20万円増額したもので、地方自治法 第179条第3項の規定により報告する
ものです。
報告第12号
承認
専決処分の承認を求めることについて
(専決第5号
平成22年度北島町老人保健特別会計補正予算
(第1号))
平成22年度北島町老人保健特別会計において、当初予算の見込みより高額
な過年度分の診療報酬等の請求があり、支払に緊急を要したため、医療諸費を
410万9千円追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ433万3千円とした
もので、地方自治法第179条第3項の規定により報告するものです。
承認
報告第13号
平 成 2 1 年 度 実 質 赤 字 比 率 、連 結 実 質 赤 字 比 率 、実 質 公 債 費 比
率及び将来負担比率の報告について
地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3
条第1項の規定により、平成21年度実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質
1
公債費比率及び将来負担比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類
を監査委員の審査に付しましたので、その意見を付けて報告するものです。
報告
報告第14号
平成21年度北島町特別会計公共下水道事業に係る資金不足
比率の報告について
地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号) 第2
2条第1項の規定により、平成21年度資金不足比率及びその算定の基礎とな
る事項を記載した書類を監査委員の審査に付しましたので、その意見を付けて
報告するものです。
報告第15号
報告
平成21年度北島町水道事業会計に係る資金不足比率の報告
について
地方公共団体の財政の健全化に関する法律 (平成19年法律第94号)第2
2条第1項の規定により、平成21年度北島町水道事業会計に係る資金不足比
率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類を監査委員の審査に付しまし
たので、その意見を付けて報告するものです。
議案第57号
報告
中央排水機場2号ポンプ他設備改良工事請負契約について
平成22年7月16日指名競争入札の結果、株式会社クボタと請負額7,8
75万円で契約を締結いたしたく地方自治法第96条第1項第5号及び北島町
議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定
により、議会の議決を求めるものです。
議案第58号
原案可決
北島小学校耐震補強及び大規模改修工事の変更契約について
現トイレの衛生・環境面の改善を図るため、現状湿式の床を乾式の床に変更
し、併せて老朽化した和式便器の大半を洋式便器に改修することで、学校トイ
レを家庭環境に近づけ児童のトイレに対する意識を改善することを目的に、工
事請負契約を変更いたしたく地方自治法第96条第1項及び北島町議会の議決
に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議
2
会の議決を求めるものです。
議案第59号
原案可決
北島南小学校耐震補強及び大規模改修工事の変更契約に つい
て
現トイレの衛生・環境面の改善を図るため、現状湿式の床を乾式の床に変更
し、併せて老朽化した和式便器の大半を洋式便器に改修することで、学校トイ
レを家庭環境に近づけ児童のトイレに対する意識を改善することを目的に、工
事請負契約を変更いたしたく地方自治法第96条第1項及び北島町議会の議決
に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議
会の議決を求めるものです。
議案第60号
原案可決
北島町公務員倫理に関する条例の一部改正について
国の関係法令の改正に伴い、用語等が改正になっている部分について条例の
整備を行うものです。
議案第61号
原案可決
公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正につい
て
国の関係法令の改正に伴い、用語等が改正になっている部分について条例の
整備を行うものです。
議案第62号
原案可決
北島町固定資産評価員及び同補助 員に関する条例の一部改正
について
国の関係法令の改正に伴い、用語等が改正になっている部分について条例の
整備を行うものです。
議案第63号
原案可決
北島町重度心身障害者等に対する医療費の助成に関する条例
の一部改正について
徳島県重度心身障害者等に対する医療費の助成事業のうち「母子家庭等医療
費助成事業」を「ひとり親家庭等医療費助成事業」に変更し、平成22年10
月 1 日 よ り 、父 子 家 庭 に 対 し て 適 用 拡 充 す る こ と に 伴 い 、改 正 を 行 う も の で す 。
3
原案可決
議案第64号
北島町学校給食費徴収条例の制定について
学校給食法に基づき実施する学校給食の経費のうち、学校給食法第11条第
2項に規定する学校給食費の徴収について、必要な事項を定めるものです。
原案可決
議案第65号
板野東部青尐年補導センター組合規約の一部変更について
板野東部青尐年補導センターの名称変更に伴う組合規約の改正について、地
方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。
議案第66号
原案可決
平成21年度北島町一般会計歳入歳出決算の認定について
歳入総額
75億2,402万9,582円
歳出総額
67億
932万0,315円
歳入 歳出 差引 額は 、8 億1,47 0万 9,26 7 円と なり 、これ から 翌 年 度 へ 繰 り
越 す べ き 財 源 を 控 除 し た 実 質 収 支 額 は 、1 億 1 ,0 9 3 万 3 ,7 67 円と なっ て
いま す。
認定
議案第67号
平 成 2 1 年 度 北 島 町 国 民 健 康 保 険( 事 業 勘 定 )特 別 会 計 歳 入 歳
出決算の認定について
歳入総額
18億8,325万6,979円
歳出総額
17億3,446万0,378円
歳入 歳出 差引 額、実質 収支 額と も1 億4 ,8 79 万6,60 1 円と なっ て い ます 。
認定
議案第68号
平成21年度北島町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定に
ついて
歳入総額
2,146万2,729円
歳出総額
2,031万4,008円
歳入 歳出 差引 額、 実質 収支 額と も 11 4万 8, 72 1円 とな って いま す。
4
認定
議案第69号
平成21年度北島町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定について
歳入総額
1億6,492万1,318円
歳出総額
1億5,967万7,749円
歳入 歳出 差引 額、 実質 収支 額と も 52 4万 3, 56 9円 とな って いま す。
認定
議案第70号
平 成 2 1 年 度 北 島 町 介 護 保 険( 保 険 事 業 勘 定 )特 別 会 計 歳 入 歳
出決算の認定について
歳入総額
13億1,023万4,005円
歳出総額
11億9,062万1,838円
歳入 歳出 差引 額、実質 収支 額と も1 億1 ,9 61 万2,16 7 円と なっ て い ます 。
認定
議案第71号
平 成 2 1 年 度 北 島 町 介 護 保 険( サ ー ビ ス 事 業 勘 定 )特 別 会 計 歳
入歳出決算の認定について
歳入総額
1,010万5,288円
歳出総額
776万
459円
歳入 歳出 差引 額、 実質 収支 額と も 23 4万 4, 82 9円 とな って いま す。
認定
議案第72号
平成21年度北島町特別会計公共下水道事業歳入歳出決算の
認定について
歳入総額
5億
66万3,028円
歳出総額
4億2,980万4,371円
歳入 歳出 差引 額は 、7 ,0 85 万8 ,6 5 7円 とな り、これ から 翌年 度へ 繰り 越
すべ き財 源を 控除 した 実質 収支 額 は、 3 , 38 5万 8, 65 7円 とな って いま す。
認定
5
議案第73号
平成21年度北島町水道事業会計収支決算の認定について
平成21年度北島町水道事業会計決算につき地方公営企業法第30条第4項
の規定に基づき、監査委員の意見を付け議会の認定に付するものです。
平成21年度水道事業の収益的収支は、9,120万9千円の純利益を計上
しました。
また 、資 本的 収支 にお いて は 、収 支不 足分 2億 8 ,4 85 万4 千 円を 、繰 越工 事
資金 、損 益勘 定留 保資 金、消費 税等 資本 的 収支 調整 額及 び建 設改 良積 立金 で補 填 し
てい ます 。
議 案 第 7 4号
認定
平成 2 2年 度 北 島町 一 般会 計 補正 予 算 ( 第3 号 )
既 定 の 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 4 億 3 ,5 4 9 万 円 を 追 加 し 、
歳入歳出の総額を70億1,661万円とするものです。
主な歳出について、民生費は国保特別会計繰出金600万円、緊急医療情報
キット助成金50万円、衛生費は子宮頸がんワクチン個別予防接種に係る委託
料320万円、新型インフルエンザワクチンの負担軽減に係る補助金780万
7千円、消防費は火災報知器設置助成金160万円、教育費は全幼稚園の2年
保育備品購入費723万7千円、南幼稚園改修工事に係る設計業務委託料14
0万円、工事請負費1,988万円、北島幼稚園及び北島北幼稚園の工事請負
費として198万6千円、諸支出金の基金費では財政調整基金積立金3億9,
400万円をそれぞれ追加し、各款にわたる人件費136万4千円、公共下水
道事業特別会計への繰出金1,872万3千円をそれぞれ減額して います。
次 に 歳 入 で す が 、地 方 交 付 税 4 億 6 9 万 9 千 円 、国 庫 支 出 金 5 3 6 万 4 千 円 、
県支出金873万7千円、介護保健特別会計からの繰入金1,375万6千円
を 追 加 し 、 繰 越 金 1 億 6 ,9 0 6 万 6 千 円 を 減 額 し て い ま す 。
原案可決
議 案 第 7 5号
平成 2 2年 度 北 島町 国 民健 康 保険 ( 事 業 勘定 ) 特別 会 計補 正 予 算
(第1号)
既 定 の 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 に そ れ ぞ れ 2 ,0 9 9 万 3 千 円 を 追 加 し 、予 算 の 総
6
額 を 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 1 9 億 2 ,1 8 6 万 6 千 円 と す る も の で す 。
歳 入 に つ い て は 、 国 民 健 康 保 険 税 1 ,0 8 2 万 円 、 国 庫 支 出 金 3 2 万 6 千 円 、
療養給付費等交付金122万6千円、県支出金32万6千円 、繰入金600万
円、諸収入283万2千円を追加し、繰越金53万7千円を減額して います。
歳 出に つい ては 、保 険 給付 費9 0 万円 、後 期 高齢 者支 援金 50 万8 千円 、保 健事
業費 2万 5千 円、 諸支 出金 2 ,3 44 万8 千円 を追 加し 、総 務費 11 7万 6 千円、
老人 保健 拠出 金1 10 万6 千円 、介 護 納付 金3 1万 円、予備 費1 29 万6 千円 を減
額し てい ます 。
議 案 第 7 6号
原案可決
平成 2 2年 度 北 島町 後 期高 齢 者医 療 特 別 会計 補 正予 算 (第 1 号 )
既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ524万2千円を追加し、予算の総額
を歳入歳出それぞれ1億9,101万6千円とするものです。
歳入については、繰越金524万2千円を追加して います。
歳出については、予備費524万2千円を追加して います。
議案第77号
原案可決
平 成 2 2 年 度 北 島 町 介 護 保 険( 保 険 事 業 勘 定 )特 別 会 計 補 正 予
算(第1号)
既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,574万8千円を追加し、予
算 の 総 額 を 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 1 4 億 1 ,6 9 0 万 5 千 円 と す る も の で す 。
歳 入 に つ い て は 、支 払 基 金 交 付 金 3 2 2 万 1 千 円 、県 支 出 金 2 9 1 万 6 千 円 、
繰 越 金 1 億 1 ,9 6 1 万 1 千 円 を 追 加 し て い ま す 。
歳出については、諸支出金2,015万7千円、予備費1億559万1千円
を追加しています。
議案第78号
原案可決
平 成 2 2 年 度 北 島 町 介 護 保 険( サ ー ビ ス 事 業 勘 定 )特 別 会 計 補
正予算(第1号)
既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ234万3千円を追加し、予算の総額
を歳入歳出それぞれ1,124万5千円とするものです。
歳入については、繰越金234万3千円を追加して います。
歳出については、予備費234万3千円を追加して います。
7
原案可決
議案第79号
平成22年度北島町特別会計公共下水道事業補正予算(第2
号)
既定の歳入歳出予算の総額を1,013 万6千円追加し、予算の総額を歳入
歳出それぞれ3億7,305万7千円とするものです。
歳入については、一般会計繰入金1,872万3千円を減額、繰越金2,8
85万9千円を増額しています。
歳出については、総務管理費1,013万6千円を増額しようとするもので
す。
原案可決
議 案 第 8 0号
北島 町 道路 線 の 認定 に つい て
開発道路(公共施設)設置基準に関する要綱に基づき設置された1路線につ
いて、公共施設として町道認定を受けようとするものです。
諮問第
2号
原案可決
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつ い て
現在、本町の区域に置かれております人権擁護委員6名のうち、北村の板東
久美子氏が平成22年12月31日をもちまして任期満了となることに伴い、
引き続き板東久美子氏を候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条
第3項の規定に基づいて議会の意見を求めるものです。
議案第81号
適任
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
平成22年10月24日をもちまして任期満了となる松田保治氏の後任とい
たしまして、平成22年10月2 5日から本町教育委員会の委員に三好久美子
氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項
の規 定に よ って 、議 会 の同 意 を求 める も ので す。
議案第82号
8
老門ポンプ場5号ポンプ他製作工事請負契約について
同意
平成22年 9 月13日指名競争入札の結果、株式会社荏原由倉ハイドロテ
ック四国支店と請負額1億2,705万円で契約を締結いたしたく地方自治法
第96条第1項第5号及び北島町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又
は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求 めるものです。
原案可決
議案第83号
北島中学校外構整備1期工事の請負契約について
平成22年9月13日指名競争入札の結果、大和建設工業株式会社と請負額
6,930万円で契約を締結いたしたく地方自治法第96条第1項第5号及び
北島町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条
の規定により、議会の議決を求めるものです。
議案第84号
原案可決
北島中学校外構整備2期工事の請負契約について
平 成2 2年 9月 13 日指 名競 争 入札 の結 果、株式 会社 国際 と請 負額 6,42 6万
円で 契約 を締 結い たし たく 地方 自 治法 第9 6条 第1 項第 5号 及び 北島 町議 会の 議
決に 付す べき 契約 及び 財産 の取 得 又は 処分 に関 する 条例 第2 条の 規定 によ り、議会
の議 決を 求め るも ので す。
原案可決
一般 質問
町政 全般 に わた る 一般 質問 は 、武山 光 憲議 員 、大溝 典 幸議 員 、伊 勢 政二 議
員、増谷禎通議員、樋口富夫議員、中野真吾議員で大要は次のとおりです。
武山光憲議員
(質問1)公共下水道事業と終末処理施設との関係
①
つなぎ込み件数と具体的な対策について伺いたい。
(答弁)
9
4月からのつなぎ込み件数は16件であり、8月より下水道普及促進を図る
ため専門員を導入し、接続率の更なる向上を目指して いる。
(質問1)②
松茂の終末処理場で処理をしている水量は1日当たり何トンか。また、終末
処理施設で稼働を8分の1にした場合の北島町負担はいくらになるか。
(答弁)
4月から7月までの1日当たり処理水量の平均は約660㎥となっている。
なお、7月における1日平均は約720㎥となっており、昨年度全体では1日
平均約290㎥であり、徐々にではあるが増加の状況にある。
8分の1に増強した場合の工事費に対する町負担額は、県が発 注する工事費
により決まってくることとな るが「旧吉野川流域下水道事業の費用についての
協定書」に基づき負担することとなる。
(質問1)③
公共下水道事業は、第1期事業認可区域を完成させるのに予算ベースで10
0年かかる。自治体として何をすべきか 。
(答弁)
下水道は、管を埋設して終わりではなく、住民の方々に接続をしていただき
初めて効果を発揮する事業 から、そのためには多大な時間と費用を要すことと
なる。
自治体には下水道以外にも重要かつ急務な案件があり、優先度の高い事業か
ら着手していくことが求められるので、数年ごとに事業の見直しを行いながら
進めていく。
(質問2)公共下水道事業と事業所・クリーンセンターとの関係
①
流入量を増やす方法として、し尿処理後の排水を終末処理場に流してはど
う か 。ま た 、こ の つ な ぎ 込 み を 1 市 4 町 の 推 進 協 議 会 に 提 案 し て い た だ き た い 。
(答弁)
下水道へのし尿投入は、供用開始後間もない今の段階では難しい面が多々あ
るので、県や関連市町と連携を取りながら進めていく。また、 つなぎ込みが可
能な状況になった場合には、当初下水道計画区域から除外していた工場等に働
きかけ、下水道への接続を図っていく。
10
(質問2)②
クリーンセンターから出る放流量は 21年度何トンか。
(答弁)
45,664トンである。
(質問2)③
汚水処理施設共同整備事業(MICS)を松茂の終末処理場で活用できない
か。
(答弁)
今後近隣市町と連携し、効率的かつ経済的な施設整備、維持管理が できるよ
うな事業を検討していく。
(質問3)保育所における第2子以降の減免について
保育所と幼稚園に2人以上の子供が通園する と、家計負担も大きく、特に保
育料が高い。国の制度では、2人目が半額、3人目以降が無料となってい る。
尐子化問題を考えるに「北島町は、子育 てしやすい」と言う声が聞こえてきて
もいいのではないか。
(答弁)
国の保育所徴収金基準額より低く保育料を設定することにより子育て支援を
実施している。
(質問4)健康促進のポイント制の引き換え品対象の拡大について
6月定例会で提案した、健康促進に参加してポイントがたまれば商工会のグ
ルメ券と交換するポイント制の引き換え対象をグルメ券だけでなく幅広く利用
できるものに拡大してはどうか。
(答弁)
ポイント制等を取り入れることで健康増進につながるのであれば、財政とも
相談しながら検討していく。
(質問5)公文書管理の責務について
文書管理は課でまとめているのか。また、わかりやすくリスト化されている
か。
(答弁)
本町では文書管理ソフトを活用して、各課・所でその文書内容に応じた分類
11
分けを行っている。それには、文書の収受立案、保存年限、保管場所等につい
ても情報が入力されている。年数が経過しているものは、廃棄するまでの間、
庁舎地階文書保管庫で保存している。所属ごとに一括して管理を行っており、
分類別のリスト化はできて いる。
(質問6)ICT(最先端の情報通信技術)教育について
授業の効率化、先生の業務の効率化等を視野に、学校ICT環境整備事業に
対応した「電子黒板用タッチパネル」の導入を検討してはどうか 。
(答弁)
全学校施設のデジタルテレビは、将来、電子黒板機能を付加でき 、情報化に
対応できる仕様となっている。導入については、国の政策等の動向を見極めな
がら必要に応じて検討を行 いたい。
(質問7)学力テストと教育のあり方
①
今年4月20日に実施された「全国学力・学習状況調査」は抽出方式に変
わったが、北島町で抽出した基準はどこにあるのか。
(答弁)
今回、北島町で抽出した基準はないが、文部科学省で都市部、準都市部、農
山村部などから学校を選んで平均化できるようにして、県教委をとおして市町
村教委へ伝達してきたのでないかと伺っている。
(質問7)②
小学6年生で理解できなかった点が、今回3年経過しても理解できていない
という結果が出ている。これは学校の支援等ができていない現状の表れである。
来年度も抽出方式といわれているが、課題対策を把握するためにも、また過
去の問題点を克服・分析するためにも、引き続き 3小学校、中学校が参加して
はと考えるが、どのような見解か。
(答弁)
3年経過しても理解されていない分野があることについては、指導の必要が
あると考えている。
今後、抽出から外れても自校で参加していきたい。
(質問7)③
学力テストの結果は、教育方針が継続されることと考えられる。他県の行っ
12
ている事例を研究したこと はあるか。
(答弁)
他県で行われている尐人数学級指導、家庭学習の習慣化、読書習慣化等 は可
能な範囲で実施しているので、尐しずつ効果が表れており、また、学力向上推
進員が中心となって日常の授業の大切さの説明、研究授業の実施、その後の評
価を実施している。
大溝典幸議員
(質問1)町道の改良事項について
①
以前まで排水路の蓋はコンクリート製で あったが、近年は金属製の物が普
及している。側溝の蓋としては、軽量で排水性が良い等多くの利点があるが、
表面が滑らかなため水に濡れると非常に滑りやすい。このため中学生の通学を
はじめ自転車やオートバイ等の転倒事故が多い。
事故防止のためにグレーチング施工に関して今以上の対策が必要ではな いか。
(答弁)
車道や歩道に設置されているグレーチングは、滑り止め対策をした製品を採
用しているが、滑り止め対策をしすぎると反対に通行に支障を来す場合も考え
られるので、設置する場所の状況を把握し対応を検討していく。
(質問1)②
近年の舗装路は焼却汚泥や陶器廃材 の利用等、透水性の高い素材が多く使わ
れている。水捌けが良く、水溜りが減尐するので、タイヤの上滑りを緩和する
ことや前照灯の乱反射を軽減すること 、さらに都市部の気温上昇対策としても
期待されている。
今後の台風襲来やゲリラ豪雤時の排水対策の一つとして 、透水性舗装を取り
入れてはどうか。
(答弁)
透水性を有する舗装には、歩道や駐車 場に適した透水性舗装や高速道路等で
採用されている排水性舗装 がある。排水性舗装は雤水が舗装内を流れ車道の端
の排水路に排水されるため、地下浸透 はしないが、ご指摘のとおり多くのメリ
ットがある。
13
しかし、数年で目詰まりやつぶれによる透水性低下のためメンテナンスが必
要であり、補修時も通常の簡易な補修が困難なデメリットもあ る。
今後、道路の状況等を考慮しながら検討していく。
(質問1)③
カーブミラーの設置は、自動車からの目線を基準に位置や角度が決められて
いるため、歩行者や自転車 には視認性が悪い。
小中学校のPTA等、各組織で町内の注意箇所が話し合われているが、結果
が反映されているのか。歩行者や自転車を利用する方の目線で危険箇所を見直
し、新設や補助ミラーを追加すべきである。
(答弁)
カーブミラーは、歩行者のみならず自動車の目線からも高い位置に設置して
いるが、ミラーへの接触事故防止のため高さの確保が必要となって いる。
カーブミラー等の交通安全施設の設置は、学校関係者、地域住民及 び警察等
からの要望を受け、危険箇所への新設を実施しており、 今後も安全な道路管理
に努めていく。
(質問2)各橋梁について
以前より、災害と通行の観点から老朽化した新高橋、共栄橋の耐震化や架け
替え工事が問題となっている。これまでの協議で、国・県・鳴門市等、かかわ
る行政間の問題。補助金の対策条件である築堤整備。橋梁の新設に伴う道路の
拡幅と改良工事。これらの用地買収等が示された。
し か し 、生 命 や 身 体 に か か わ る 事 柄 は 行 政 運 営 で 最 重 要 視 さ れ る べ き で あ り 、
暮らしを支える橋梁は地震や増水等の 災害に強く、日々の安全な通行が求めら
れる。各橋梁に関して町行政 の対策を伺いたい。
(答弁)
新高橋の架け替えや耐震対策は、県の事業により実施されるが、国土交通省
の堤防の築堤工事との関連もあり、機会あるごとに県に対して陳情してきた。
今後も引き続き要望していく。
また共栄橋は、現在県道として認定をしている。しかし、道路区域内に個人
所有地があり、その取得が完了しなければ正式な県への移管とはならない。
(質問3)地盤の浸食被害について
14
河川や排水路周辺では水位の上昇でコンクリート壁の隙間や亀裂から地盤に
水が浸入し、水位が下がると同時に土砂が流出する。これが繰り返されること
により、住宅や道路の地下が空洞化する浸食被害があ る。
河川の護岸周辺では、潮の満ち干や雤水による増水。また、三方張り周辺も
大雤等により浸食被害が発生する。町内でも昭和40年代に開発された住宅地
では、護岸や三方張りの老朽化が進み、周辺に浸食された箇所が見られ る。
地盤沈下や陥没事故を未然に防ぐために早急に河川や 三方張り周辺の侵食状
況を調査し、改修工事を行 うべきである。さらに護岸の改修にかかわる関係機
関との交渉も必要だが対策は。
(答弁)
町内の水路は、昭和50年頃から都市下水路事業でコンクリート造りの水路
整備が始まった。その工法は、全面コンクリート 造りの水路とブロック積み工
法と呼ばれる水路で整備されている。水路整備以後30年あまりが経過し、ご
指摘のような箇所はブロック積み工法で施工された水路に多く発生している。
対策としては、陥没箇所の水路際をコンクリートで固める等の 対策を行ってい
る。
町 内 全 域 の 水 路 調 査 を 行 い 改 修 す る こ と は 難 し い が 、事 故 を 未 然 に 防 ぐ た め 、
早期発見に努め対策を講じていきたい。
なお、国や県管理の河川については防止対策を要望していく。
(質問4)路線バスについて
鍛冶屋原線と長原線の2路線の存続に関して、県及び関係機関と協議された
が、町の負担分はどの程度か。また、利用者増加の啓発行事等も含め、協議結
果を示していただきたい。
(答弁)
県、関係市町村及びバス事業者と検討を進めた結果、生活バス路線を維持し
ていくため補助金を新たに追加することで、存続 する予定である。
その内訳は、均等割、距離割、代替割 それぞれ10分の3の割合で関係市町
村が案分し、残りの10分の1をバス事業者が負担し、関係市町の 負担額の約
1割を県が町村に補助する予定となっている。これを平成21年度実績で計算
すると、本町の負担額は約73万円となる。
15
また利用促進策として、バス 利用の広報、チラシの配布やノーカーデーの実
施等を呼びかけるとともに、100円バスの実施や役場前のバス利用者への役
場駐輪場の開放等具体的な案で検討してきた。
(質問5)高齢者の安否について
最近、高齢者の安否にかかわる問題として、死亡届けが提出されず 埋葬され
ていないことや、年金の不正受給が続いていた疑い等、様々な観点から問題視
されている。
町行政は高齢の方の安否や所在が確認できているのか。今後は 地域住民の方
による情報の共有、民生委員の方や老人クラブの方による友愛訪問 等、行政と
住民及び各組織との連携が重要視され る。
現状の把握と今後の核家族化や転入家庭の増加に伴う対策を伺い たい。
(答弁)
独居老人約400世帯、高齢者のみの世帯約 400世帯となっており、老人
クラブの友愛訪問員に訪問していただいている。
また、本町の文書配送員にも協力を得て、情報の提供を受けている。さらに
新聞販売店と高齢者の生活状況確認について協議していきたい。
伊勢政二議員
(質問1)消費者相談窓口設置について
最近、高齢者を狙った悪質な商法や、インターネットをクリックしただけで
高額な料金を請求される等、消費者が被っている被害も多岐にわたっている。
被害を未然に防ぐためにも「身近な役場で気軽に相談できる体制づくり」が
必要である。北島町でも「消費者相談窓口」の設置を提案したい。
(答弁)
本町の消費者行政としては、 北島町消費者協会の自主的活動を支援し、 消費
者トラブルを未然に防ぐための啓発に取り組むとともに、住民からの相談があ
れば、社会福祉協議会における法律相談及び徳島県司法書士会相談窓口・徳島
県消費者情報センター等に速やかに連絡をとり、専門的な相談が受けられる 体
制にしている。
また、本年度は消費者行政活性化基金を活用し、消費者講座及び啓発冊子の
16
作成を予定している。
(質問2)滞納金を「子ども手当」から徴収について
①
平成12年度から、保育料の滞納金と給食費の滞納金を合わせると、15
8万7千円になる。保育料も給食費も各種税金の未納 と同じように「きちんと
支払っている児童との公平性を担保する」ためには子ども手当からの徴収もや
むを得ないと思う。保育料、給食費とも滞納金を子ども手当から徴収すること
を提案したい。
(答弁)
現 時 点 で は 、「 平 成 2 2 年 度 に お け る 子 ど も 手 当 の 支 給 に 関 す る 法 律 第 1 4
条」の規定により、子ども手当から強制的に保育料、給食費の滞納分等を徴収
することはできないが、保育料を滞納している保護者に対して個別に同意を得
た 上 で 、「 子 ど も 手 当 」 か ら 保 育 料 滞 納 分 の 徴 収 を 行 っ て い る 。
(質問2)②
学校給食費徴収条例改正の必要がある ではないか。
(答弁)
学校給食費の徴収は、運営委員会において審議し事務処理を行っている 。今
回、本議会において「北島町学校給食費徴収条例」の制定を提案している。
(質問3)長寿社会への対応について
100歳以上の高齢者の所在や生死が確認できない、信じ難いケースが全国
各地で発覚した。町民の生命と財産を守るのは自治体の使命であり、高齢者の
安否確認をするのは自治体として当然の責務である。 住民基本台帳に記載され
ている高齢者の安否確認を提案したい。
(答弁)
現在、各老人クラブの友愛訪問員にクラブ内の高齢者の安否確認 をしていた
だいている。また、本町の文書配送員にも協力を得て、情報の提供を受けてい
る。さらに、新聞販売店と高齢者の生活状況確認について協議していきたい。
なお、北島町の住民基本台帳に登録されている99歳以上の方については、
全員の安否を確認している。
(質問4)高齢者の孤独死ゼロ作戦について
①
17
地域の「見守り力」の乏しさ、他人との関係の希薄化。住民と行政の「橋
渡し役」となるはずの民生委員の仕事はますます複雑になり、人手不足も深刻
に な っ て い る 。民 生 委 員 は 厚 生 労 働 大 臣 が 委 嘱 す る 無 報 酬 の 地 方 公 務 員 で あ る 。
仕事は、高齢者や障がい者など支援が必要な 方への訪問や相談、助言のほか、
児童虐待や引きこもりで専門機関と連携するなど広範囲に及んでいる。北島町
独自で独居高齢者の安否確認体制を確立し、高齢者でも安心して住みやすい北
島町にするため、行政が中心になって民生委員、婦人会、子ども会、更生保護
婦人会等に呼びかけて「見守り隊」を組織して「孤独死ゼロ作戦」に取り組む
ことを提案したい。
(答弁)
高齢者が安心、安全で住みよい生活ができる北島町にするため、婦人会、更
生保護婦人会等に呼びかけ、独居老人宅の家庭訪問等の実施を依頼したい。
(質問4)②
個人情報保護法が施行されて以降、独居老人等の情報が民生委員には提供さ
れなくなり、民生委員活動にも支障をきたしている。個人情報保護法に固執せ
ず民生委員に対して積極的に情報提供することを提案したい。
(答弁)
民生児童委員への情報提供は、個人情報保護法に抵触しない範囲において提
供している。
それ以外に、高齢者のみの世帯や障がい者支援等 町民の地域窓口として、 保
険福祉課や地域包括支援センターとの連携を一層強化し、戸別訪問 等により生
活実態把握に努めていく。
(質問5)幼児教育の重要性について
①
先般、今年度の全国学力テストの結果が公表された。公表の中で文部科学
省は「幼児教育の重要性の一端が確認できた」とのことである。 3歳から6歳
の間に幼稚園に通っていた 児童生徒の方が、保育所に通っていた、あるいはど
ちらにも通っていなかった児童生徒よりも正答率が高い傾向がみられると発表
した。幼児教育は将来的な成績にも影響を及ぼしている事実が証明され、 2年
保育の方向性は間違っていないことが実証された。平成23年度のスタートに
遅れることのないよう、実現に向けた取り組みを急ぐべきである。
②
18
幼 児 教 育 の 重 要 性 を 鑑 み る な ら 、対 象 児 童 を 全 員 受 け 入 れ る べ き で あ る が 、
現状の施設では不可能である。
平成25年度は北島幼稚園、27年度は北島南幼稚園の対象児童が増加する
と予測されている。
対象児童全員を受け入れるには、 1幼稚園、3小学校、1中学校構想が理想
的である。幼稚園の統合を提案したい。
(答弁)
2年保育実施に向けてのアンケート結果をもとに関係者 による協議を行い、
平成23年度は在宅保育の4歳児から2年保育ということにしている。
幼児教育の重要性を鑑み、長期ビジョン を作成したい。
(質問6)法改正後の教育委員定数について
「地方教育行政の組織及び運営に 関する法律」の改正により、委員のうちに
保 護 者( 親 権 を 行 う も の 及 び 未 成 年 後 見 人 を い う 。)で あ る 者 が 含 ま れ る よ う に
しなければならない。と改正された。
改正後、複数校の保護者から教育委員を選任するようになったため、教育委
員の定数を増やした自治体が多い。北島町も、小中学校 あわせて4校の中から
1名を選任することになった。各学校から広く意見を集約し、教育行政を公平
に反映するためにも、保護者からの教育委員は尐なくとも 1名増員することを
提案したい。
(答弁)
北島町の小中学校ともに、 1校の児童数、生徒数が他市町村に比べて 多い状
況であり、多様な要望、課題などがある。今後、人数も含めて検討したい。
増谷禎通議員
(質問1)庁舎全館及び町関
①
連施設の禁煙について
庁舎内を禁煙にすべきと思うがどうか。
(答弁)
既に禁煙化を実施している。
(質問1)②
関連施設も実施すべきでないか。
(答弁)
19
庁舎外の施設も全館禁煙化を進めている。サンライフ北島やサンフラワード
ームでは、1階入口外側付近に灰皿を設置し、館内は禁煙としている。
(質問2)下水道問題について
①
借家敷地(私有地)内の下水道引込管工事費は、所有者が負担しているの
か。
②
古い借家になると将来建て替えや分譲が考えられる。所有者と契約書等は
取っているか。
(答弁)
私有地内に施工している管渠築造工事は、公共性の高い私道として町道に接
続 さ れ て い る た め 、敷 地 所 有 者 の 承 諾 を 得 た う え 町 の 工 事 と し て 施 工 し て い る 。
また、所有者からは申請書等を提出して いただいている。
(質問2)③
し尿を下水道管に投入する方法を研究すべきでないか。
(答弁)
供用開始後間もない現在の段階では難しい。今後、県および流域関連市町間
で検討していく。
(質問3)職員の事務分掌表と執行率及び評価制度等に ついて
①
事務分掌表で上司が副担当になっている ことを指摘したが、訂正されてい
ない。
(答弁)
各課の人数の関係や担当者への助言やサポートを行う ことから、職名が上の
者が下の者の副担当という場合もある。
(質問3)②
公務員は、ミスを犯しても降格や減給になることがほとんどない。評価制度
を早急に確立すべきでないか。
(答弁)
本町で試行している人事評価制度 は、各課・所の組織目標を基に、評価者と
被評価者が面談のうえ個人目標を設定し ている。中間面談や進捗状況の記録を
しておき、年度末に取りまとめて 具体的な点数で表し、個人の評価を行ってい
る。
20
(質問3)③
中学校北校舎に設置されていたエアコンの移設費が設計単価で1台当たり6
1万円もする。このエアコンの新設時の費用はいくらだったか。
(答弁)
1台当たりの設計単価は、約71万円である。
(質問3)④
昨年度からの繰越予算の庁舎車庫倉庫移転工事や太陽光発電設置工事及び道
路台帳や水道布設管網電算化等は 、未だに発注されていない。年度末に完成し
なければ事故繰越しになるが、責任の所在や遅れた原因を明確にすべきでない
か。
(答弁)
本年度より補正予算査定時に、各課のヒアリングを行い 、事業の進捗状況の
報告を受けている。遅れている事業は、課長以下、原因を協議し、事務分掌の
見直し、チーム制の実施等により対処してい る。
庁舎車庫倉庫移転工事及び太陽光発電設置工事等については、 9月8日に入
札予定で、本年度の完成に向け進めている。
(質問3)⑤
建設や設備事業、特に技術系の事業の推進を図り、チェックする組織をつく
ってはどうか。
(答弁)
現在、県庁を退職し土木関係の経験のある方を嘱託として採用し、各課の事
業を幅広く指導していただいている。
(質問4)福祉・健診問題について
①
母子家庭医療費助成事業費と、児童福祉施設費の遊具管理諸費はほとんど
執行されていないがなぜか。
(答弁)
母子家庭等医療費助成事業は、母子家庭の母又は児童、父母のいない児童の
入院治療に係る医療費の助成となっており、対象となる方の申請により予算を
執行している。
また、児童遊園管理諸費は、町内に7箇所ある子どもの遊び場の光熱水費と
21
修繕料、若宮神社子どもの遊び場便所撤去を予算とし 、この工事は現在発注に
向け準備中である。
(質問4)②
保健衛生総務費や予防費は全般に執行率が低いのはなぜか。
(答弁)
事業としては進行しているが、支払が年 度末になるものや個別のがん検診等
は、7月から開始となるため、実績としてはこれからあがってくる。
(質問4)③
昨年度の人間ドック受診者 に対する異常なしの割合は何%か。
(答弁)
北島町国民健康保険事業での異常なしの割合は13.16%である。
(質問4)④
特定健診受診率と異常なしの割合は何%か。
(答弁)
平成21年度の受診率は33.9%、異常なしの割合は4.5%となってい
る。
(質問4)⑤
北島町国民健康保険以外の保険に加入している方 の健康状態を把握する方法
はないか。
(答弁)
健診を受けたご本人の了解を 得た後にそれぞれの保険者に請求すると健診結
果をいただくことは可能である。
ご本人が健診結果を示してくだされば、当センターにおいて保健指導させて
いただけるので、是非ご活用いただきたい。
(質問4)⑥
佐賀市では特定健診の受診率を上げるために、受診すると健康保険証に健診
済みのシールを貼るようにしてい る。医師会との連携が必要で あるが、協議を
進めるべきだと思うがどうか。
(答弁)
現在、徳島県の特定健診は、国保連合会で県内全市町村の対象者の管理等を
22
行っており、また、北島町の健康保険証は世帯単位のため、佐賀市の方法に つ
いてはそぐわない点がある。
今後、保険証がカード化した後、国保連合会と協議、検討をしていく。
(質問5)ごみ処理について
①
プラスチックごみ処理のプレゼンテーションの結果 、どのような選定をす
るのか。
(答弁)
プレゼンテーションの内容を総合的に判断し、町にとって最も有利な業者を
選定する。
(質問5)②
生 ご み 処 理 機 補 助 金 制 度 は 約 1 0 年 が 経 過 し 、4 0 0 台 以 上 設 置 さ れ て い る 。
過去11年度から18年度までアンケート調査を実施 しているが、その全容は
明らかになっていない。補助金の見直しをする時期ではないか 。
(答弁)
平成21年度実績で、電気式12基・コンポスト容器12基・密閉式生ゴミ
処理容器29基となっており、生ごみの排出量削減のため、今年度も引き続き
実施している。
電気式生ごみ処理機は、臭いも尐ないので屋内にも設置でき、手軽なため、
集合住宅・庭や畑を持たない方々に多く利用されてい る。畑等をお持ちの方に
は生ごみ処理容器の利用を勧めて いるが、それぞれのライフスタイルの中でご
みの減量にご協力いただくため、現在のとおり電気式生 ごみ処理機の補助を行
っていきたい。
(質問5)③
コンポストによる生ゴミ処理 は手間もかからないし安上がりである。防虫剤
の補助や現物支給をしてはどうか。
(答弁)
防虫剤は継続的に利用するものであるため、価格等を調査し、補助は今後検
討していく。
(質問5)④
ごみの減量化と分別の徹底を図るため には、ゴミ袋に個人名を記入すること
23
が効率的と考えるが、なぜ実施しないのか。
(答弁)
一部の方による分別のできていないごみ出し もあるが、大半の町民の皆様の
ご理解とご協力により、可燃ごみの減量化は着実に進んでいる。この状況を継
続し、更なるごみの減量化と分別に対する啓発を進めて いく。
(質問6)町道1号線の県道格上げについて
①
北環状線が来年4月には、国道バイパスから流通団地まで開通する 。これ
が開通すれば町道1号線はますます混雑すると予想される。 徳島市と一緒に県
へ陳情すべきでないか。
(質問6)②
町道1号線は、すでに両側に量販店や店舗が建ち並び、道路拡幅が難しい 。
1日も早く県道昇格を要求すべきでないか。
(答弁)
県が進める徳島東環状線は、川内町の一部区間が来年春に開通する。町道 1
号線は、環状道路構想全体のネットワークの一部を担っており交通混雑が予想
されるため、機会あるごとに県に陳情、要望をしてきた。
しかし現在、県では環状道路全体を早期の完成に向け重点的に整備を進めて
いる状況である。
早期に関係する徳島市とも十分調整し、引き続き県道昇格に向け強く要望し
ていく。
樋口富夫議員
(質問1)旧東邦レーヨン跡地の早期企業誘致について
①
工場進出予定企業のホールディング会社は、 2010年3月末時点で、連
結対象会社が77社、そして全世界の関係会社を あわせるとグループ全体で1
45社の巨大グループ企業で ある。言い換えれば当然多業種の集団でもあり、
進出が決定後数ヶ月で業務を遂行しなければ いけない会社もある。そのため北
島町の下水道設置計画が最善かどうか疑問を感じてい る。現行の計画では早期
企業誘致の実現は難しいと思っているのは私 一人でしょうか。
また、進出予定のグループ企業は 2ヶ月毎に定例会議が開催され、今後の工
24
事の計画も順調に進行しているようで ある。北島町もグループ各社との太いパ
イプはできた。また、優遇制度については、まだまだ不十分との感 が否めませ
んがどうにか確立された。そこで北島町の将 来を見据えた早期企業誘致をどの
ように考えているか。
下水道の整備について3月・6月議会の答弁と変更がないか 。なお、企業誘
致決定後早期に業務を開始す る会社でも、現行の下水道設置計画が十分で ある
とのお考えか。
(答弁)
進出予定企業の業種や規模により、排水計画の変更があることが考えられ る
ので、それに伴い処理場の建設費や維持管理費等の費用負担の関係から、県 及
び流域関連の他市町との協議が不可欠となる。また、法令関係の手続きに約2
年を要することから、進出予定企業と密に連絡を取り調整することが必要とな
る。
(質問1)②
優遇制度について再検討しないのか。ライバルの市や町との優遇制度の比較
はどのようになっているか。
(答弁)
優遇制度の再検討は、改正したばかりであり考えていない。
近隣市町の優遇制度との比較では、6月の改正により遜色ないものになって
いる。
(質問1)③
工場進出予定企業と交渉を行い、北島町も定例会議に参加させていただき、
実務者である関係者と今後の計画について、 情報交換やお互いの協力関係を密
にして、早期企業誘致の一助にする考えはないか。
(答弁)
早期企業誘致のため、工場進出予定企業にできる限り働きかけをして いく。
(質問1)④
旧東邦レーヨン跡地を約15%保有している優良グループ会社への陳情を実
施したか。
(答弁)
25
直接の陳情はできていないが、今後、陳情していきたいので、議員のお力添
えをお願いしたい。
(質問2)街路樹の今後について
街路樹は歩道の狭い空間を利用し美観向上と環境改善を目的として植樹され
ている。しかし散歩中の害虫被害や大量に発生する落ち葉で、近隣住民に多大
な迷惑をおかけしている。また交差点での出会いがしらによる交通事故の一つ
の要因ともなっている。そこで近隣住民から寄せられたクレームを紹介する。
①
散歩中や自転車で通行中にイラガ等に刺され る害虫被害。
②
害虫の分泌物及び黒い樹液の落下でブロック 等が黒く汚染される。
③
交差点の見通しが悪く交通事故の発生要因となっている 。
④
街路樹根の成長で歩道を持ち上げ散歩中に捻 挫する事故が発生する。
⑤
農 作 物 ・ 果 物 の 生 育 に 悪 影 響 ( 日 陰 及 び 害 虫 に よ る )。
⑥
枯れ葉の落下により美観が損なわれると共に 清掃に苦慮。
等デメリットについて述べたが、街路樹も見 直しの時期でないか。
(答弁)
北島町は、花と緑と水にめぐまれた街として自然豊かな住みよい町 づくりを
目指している。その意味でも街路樹は、大切な緑であ るので適切な管理をして
いきたい。
街路樹の管理は、以前から管理不備の指摘があり、平成 22年度から「街路
樹維持管理マニュアル」を作成し実施している。しかし、公園等他の除草作業
等も多数有り、尐ない人員で街路樹の十分な管理まで行き届いていない状況で
あるが、景観や交通安全、周囲の環境に配慮した維持管理に努めていく。
(質問3)除草作業のボランティアについて
町内各地の除草作業は、昨年度まで6名の作業員で業務を遂行していました
が、本年は補助金の減額により5 名で作業を行っている。また過去にはボラン
ティアで除草作業を実施してくれた協力者も高齢化が進み減尐してきた。それ
に外来種の雑草も力強く成長し、除草の作業性も非常に悪くなってきている。
そのため雑草の処理作業の遅れが目立ち 、美観を損ねるとともに歩行者の邪魔
にもなっている。
ボランティアの協力依頼(アドプト制の導入 )や作業員の増員、またシルバ
26
ー人材センターの有効活用 等早急な対応をお願いしたい。
(答弁)
町道、緑地を含む公園、水路、ポンプ場など多くの施設の除草やごみ取り等
他課にわたる多くの作業を生活産業課の外勤職員により行っている。その中で
一部をアドプト事業により企業やその他各種団体にご協力をいただいているが、
対応が遅れているのが実情である。
今後の対応としては、街路樹の管理については専門業者への委託、また公園
等についてはシルバー人材センターの活用も含めて、十分な対応ができる作業
員の増員を考えている。
(質問4)地場産業の育成について
古川町長は地場産業の育成を目的として、北島町の発注工事については町内
の業者を優先すると公約した が、現在道路の補修工事等を町外業者で行ってい
る。そのため町内業者は景気の悪化も重なり本当に四苦八苦している。
どうか北島町の活性化を目的とし、雇用の拡大と税収UPに効果のある地場
産業の育成に、さらに注力していただける事 を期待し入札方法等について伺い
たい。
①
入札はいつ実施したか。
②
入 札 に 参 加 し た 業 者 は 何 社 で あ っ た か 。町 内 と 町 外 の 業 者 は 何 社 で し た か 。
③
落札した会社の有効期間はいつまでか。
④
この契約方式はいつから採用してい るか。
⑤
次回の入札予定は何月か。
⑥
入札方法の(入札条件等)再検討を考えてい るか。
(答弁)
この工事は、
「 点 々 舗 装 補 修 工 事 」と し て 今 年 度 は 、指 名 業 者 5 業 者 で そ の う
ち町内業者1社と町外業者4社で、4月13日に入札を行った。
また、工期は1年を前期と後期に分け、現在の業者については 4月19日か
ら9月30日までとなっている。契約方式については、指名競争入札により1
5年くらい実施している。
なお後期分の発注は、町内業者で発注を考えており、 9月中に入札を実施し
たい。
27
中野真吾議員
(質問1)危険箇所の地震対策について
①
保健相談センターの駐車場の東側ブロック塀は、地震時に倒壊するおそれ
があり、公共の駐車場であるので撤去する必要があるのではない か。
②
北島商工会の東側の家の南側のブロック塀は、無筋状態でひび割れ、今に
も崩れそうである。これも同様に 倒壊するおそれがあるので、早急に撤去する
必要があるのではないか。
(答弁)
ブロック塀は、建築基準法上からも建物と同様に所有者の責任において管理
することが基本となっている。
ご指摘のブロック塀はいずれも個人の所有であり、今回のような場合には、
県の担当課へ連絡し、助言をお願いしている。
(質問1)③
朽ち果てた建物が町内に点在するが、地震で倒壊して隣家に被害が および火
災で類焼するおそれがある。空き家等の適正管理に関する条例をつくってはど
うか。
(答弁)
空き家等の適正管理は、建築基準法第 八条に建築物は適法に維持保全するよ
うに努めなければならないと定められている。町としては、危険な廃屋等 の苦
情があれば、所有者等に注意を喚起することが求められる。
(質問1)④
武道館の北側のフェンスが、北側の家の樹木 でつぶれそうになっている 。早
急に相続人を捜し、枝打ちをしな いといけないのではないか 。
(答弁)
フェンス設置当時からするとかなり大きくなり、フェンスを押している状態
で 、樹 木 自 体 の 伐 採 が 必 要 で あ る 。所 有 者 の 早 急 な 確 認 が 必 要 で あ る が 、現 在 、
相続人も確認できていないので、今後、関係課とも協議し相続人を探しだし、
対処していく。
なお、利用者に支障がある武道館敷地 の枝は伐採する。
28
(質問2)庁舎内の地震対策に
ついて
①
庁舎内のスチール製の戸棚は、全て 1m以内の高さにすべきでないか。
②
フ ロ ア が 全 体 的 に 見 わ た せ る よ う に 、カ ウ ン タ ー の 高 さ に す べ き で な い か 。
(答弁)
庁舎の1階は、通路に面し個人情報を取り扱う箇所は、個人情報保護の観点
から現在の高さとしているが、転倒防止器具で耐震対策を施している。
2階のカウンターは、高さのある書棚等を別室に移動する 等、利用者に不便
をかけないよう対応していく。
(質問2)
③
議会事務局のスチール製の戸棚は2段になっているが、2段目は別の場所
に移動すべきでないか。
④
議会事務局のパーテーションは高いため、誰が来たのかよくわからない。
低いものに換えるべきでないか。
(答弁)
議会事務局の戸棚は、相談室に書類を納めると、書類の管理に支障が生じる
と と も に 、パ ー テ ー シ ョ ン の 変 更 も 必 要 と な る 。今 後 、議 会 事 務 局 と も 協 議 し 、
耐震も含め、最善の方策を検討していく。
(質問3)今切川の環境保護条例制定について
①
水辺周辺の整備は完成したが、それに伴い水上バイクやプレジャーボート
が今まで以上に航行するようになる。従来型の2サイクルエンジンは、水質悪
化につながるため、早急に環境保護条例を制定すべきでないか。
(答弁)
2サイクルエンジンの規制 は、現在のところ法的には ないが、製造段階では
環境対策型に切り替わっている。未燃焼ガソリンや排ガス、排オイル 等で水質
汚染を引き起こすといわれているので、調査研究していく。
(質問3)②
今切川は、ブラックバス釣りのメッカになっている。バス釣り大会において
キャッチアンドリリースを しているが、ブラックバスは従来の今切川の生物群
を絶滅させるので、リリースをやめていただきたい。
29
(答弁)
徳島県希尐野生生物の保護及び継承に関する条例第30条に「侵略的外来種
を放つこと等の禁止」という規定があ る。ブラックバスを釣り上げ別の河川湖
沼等に放つことは禁止されているが、キャッチアンドリリースについての規制
はない。
(質問4)水資源の確保について
①
吉野川に面した市町村が歩調をそろえて対策をとる必要があるのではない
か。
②
1万㎡以下は規制がない。売買されても調査できないのが現状である。売
買対象の規制面積を山林部分は、1万㎡を3千㎡ないしは5千㎡にするべきで
ないか。県と協議していただきたい。
(答弁)
近年水不足が問題となっているなかで、水資源の確保は重要課題であること
は周知のとおりである。しかしながら、水資源確保にむけた上流の土地確保、
土地に関する買収規模の規制 等、町単独では取り組むことのできない広域行政
にわたる問題・課題については、今後、県をはじめとする各関係機関と協議し
ていく。
(質問5)高齢者対策について
①
高齢者世帯は20%を超え、買い物が困難になってきているので、 コミュ
ニティーバスを巡回させてはどうか。
(答弁)
一人暮らし老人・高齢者のみ世帯で、介護認定を受けている高齢者は、買い
物の介護サービスを受けることができるため、今のところコミュニティーバス
の運行は考えていない。
(質問5)②
高齢者の見守り支援対策 をどうするか。
(答弁)
各老人クラブの友愛訪問員にクラブ内の高齢者の安否確認等、状況に応じた
訪問をしていただいている。 また、本町の文書配送員にも協力を得て、情報の
提供を受けている。さらに、 新聞販売店と高齢者の生活状況確認について協議
30
していきたい。
(質問6)北島小学校の排水の問題について
東側の排水路は容量的に無理があるのではないか。
(答弁)
容量的なもの、勾配による地形的なもの等、詳細な状況調査を行い 検討して
いく。
(質問7)町おこしについて
①
北 島 町 出 身 の 漫 画 家 の 竹 宮 惠 子 氏 か ら 、中 学 校 落 成 記 念 の た め に「 地 球( テ
ラ)へ」の原画をいただいた。これを契機に町おこしができ ないか。
(答弁)
商工会と協議しながら模索していく。
(質問7)②
町道1号線ないしは2号線を竹宮惠子ストリートとして命名 してはどうか。
(答弁)
竹宮惠子ストリートとして命名するにはシンボルとなる特色のある道路とし
て整備を行う必要があり、現在の道路状況を見ると、命名にふさわしいように
整備することは難しい。
31