TAKAYAMASHINKIN BANK 地 域とつながり 未 来へつながる。 高山信用金庫ディスクロージャー DISCLOSURE TAKAYAMASHINKIN BANK DISCLOSURE 2015 本店 〒506-0843 高山市下一之町63番地 TEL.0577-32-2200(本部代表) http://www.takashin.jp たかしんfacebook・公式ブログ(ひだっちブログ)にて情報発信中! 地元のブログサイト 【飛騨高山の観光と地域情報発信基地 ひだっちブログ】 のオフィシャルスポンサーを務めております。 また、当金庫の公式ブログそしてフェイスブックにて 情報発信をしております。 当金庫の取組や商品・サービス・イベント・ビジネス等に 関する様々な情報をお届けするとともに、 観光客の増加や地域の活性化を図るため、 飛騨の情報を地区内外に発信することを目指しています。 このディスクロージャーは、FSC の認証紙を使用しています。 R また、石油系溶剤を減らして植物油に置き換えたインキを使用しています。 見やすいユニバーサルデザイン フォントを採用しています。 印刷は、 アルカリ性現像液やイソプロピルアルコールなどを含む湿し水が不要な、 水なし方式を採用しています。 2015 たかしんの現況 「飛騨の魅力を伝える写真コンテスト」最優秀賞 「春を舞う」 ◆ ごあいさつ 地域の皆さま 信用金庫へ。 平素は、高山信用金庫に対して格別のご愛顧を賜り、 厚くお礼申しあげます。 当金庫についてより深いご理解をいただくため、ここ に、平成26年度の事業内容をお伝えする 「2015たかしん の現況」を作成いたしましたので、 ご高覧いただければ幸 いに存じます。 平成26年度のわが国経済は、欧州の政府債務問題や 新興国の政治問題等、不安定な国際情勢に加え、国内で は円安による原材料高、消費税率引き上げ後の反動など で個人消費等に弱さがみられ、原油安の影響もあり実質 GDP成長率がマイナスとなりました。 しかし、少子高齢化等による人口減少問題など課題は 多いものの、昨年12月の内閣府閣議決定による「地方へ の好循環拡大に向けた緊急経済対策」により、 これからの 雇用・所得環境が改善し、各種経済対策の効果等による 景気回復を期待するところであります。 こうした中、飛騨地域の経済におきましては、昨年は集 中豪雨や記録的な降雪、御嶽山噴火など自然災害が多 かった一年であり、観光客の宿泊予約がキャンセルにな るなどの風評被害がありましたが、一方で外国人観光客 の増加が顕著であり、今年に入ってからも全体的に観光 客入込数の増加が続いております。今後、 アジア諸国の経 ■たかしんの概要(平成27年3月末現在) 名 称 高山市下一之町63番地 TEL 0577-32-2200(本部代表) FAX 0577-35-1190 創 大正15年6月8日 立 理 事 長 01 TAKASHIN DISCLOSURE 高山信用金庫 所 在 地 細尾 晃 目次 のための contents ごあいさつ/たかしんの概要 目次 経営理念 経営方針 01 02 03 04 平成26年度の取組み 平成26年度決算状況 05 中小企業の経営改善及び 地域活性化のための取組み 07 文化的・社会的貢献(CSR)への取組み 09 済成長や東京オリンピック等を視野に入れた政府の施策 により、更なる観光客増加が見込まれ、また北陸新幹線 当金庫について の効果も相まって、各方面での売上増加等地元経済への 経営管理の基本的考え/内部管理態勢 11 好循環が期待されるところです。 リスク管理態勢 12 さて、当金庫は昨年度、中期経営計画『たかしん「つな 当金庫の方針・取組みについて 13 ぐ力」発揮3ヶ年計画』の最終年度として、地域密着型金 総代会について 17 融の強化を軸として、 コンサルティング機能を発揮しなが 概要 19 ら、地元中小企業に対しての経営改善提案・再生支援や 地域経済活性化を視野に入れた各種施策および成長産 業分野に対する積極的な支援に取り組んだ結果、当誌掲 載のとおりの業績をあげることができました。これも偏 業務・店舗のご案内 に、会員皆さまはじめ多くのお客さまのご支援の賜と感 主な商品・サービスのご案内 21 謝申しあげます。 営業エリア・店舗一覧 23 平成27年度は、当金庫第90期を迎える節目の年とな 沿革 25 り、 これを機に永きにわたりご支援賜りました地元の皆さ まへの感謝の気持ちを新たにするとともに、 「 地域思いや りトップバンク」を目指し、皆さまから信頼され親しまれ る 「たかしん」 となるよう、役職員一丸となって努力いたす 所存であります。 今後ともなお一層のご支援を賜りますようお願い申し 財務データ あげます。 資料編 目次 26 経営状況 27 経営指標 33 営業状況 35 平成27年6月 理事長 細尾 晃 出 資 金 7億16百万円 預金積金 2,434億円 貸 出 金 1,164億円 役職員数 243名(男性163名、女性80名) 店 舗 数 19店舗 [高山市内]15店舗 [飛騨市内] 2店舗 [下呂市内] 2店舗 バーゼルⅢに基づく開示 自己資本の充実の状況等について 41 索引・開示項目一覧 49 ※店外キャッシュコーナー25ヵ所 TAKASHIN DISCLOSURE 02 地 域とつながり 経営理念 当金庫は、 1 「地元中小企業の育成発展と地域住民の福利向上」 を 創立の目的としております。 地域の中小企業の 健全な発展を サポート 「地域やお客さまの繁栄があってこそ高山信用金庫があり、 職員のたゆまざる努力と 安定した生活があってこそ金庫がある。」 という、 「お客さま・金庫・役職員の三位一体の発展」 は 経営方針と共に、 当金庫の基本理念として確立しています。 これからもお客さまとの信頼関係を礎として、 地域との一体化・地域との共生を目指し、 より一層「信頼され親しまれる、 活気に満ちた、地元金融機関」 として 地域の発展・向上に努めてまいります。 03 TAKASHIN DISCLOSURE 2 3 地域の皆さまの 豊かな生活実現の お手伝い 地域の 限りない繁栄への 奉仕 未来へつながる。 経営方針 信用金庫が掲げる ①中小企業の健全な発展 ②豊かな国民生活の実現 ③地域社会繁栄への奉仕 の3つのビジョンを達成するため、地域の事業者や住民の皆さ まの生活向上に役立つ金融商品や金融サービスの提供に努め てまいります。 金融機関を取り巻く環境は一段と厳しさを増し、金融システ ムの構造が大きく変化している中において、当金庫は自己資本 の更なる充実を目指し資産の健全性に努め、全役職員が地域 に密着した経営に徹するとともに中小企業の健全な発展と地 域経済の活性化に向け一丸となって取組んでまいります。 TAKASHIN DISCLOSURE 04 TAKASHIN DISCLOSURE 26 「飛騨の魅力を伝える写真コンテスト」入賞作品「初夏の飛騨」 平成26年度決算状況 今期の業績について 平成27年3月期の経常収益は、貸出金残高・利回りともに低調に より、前期比98百万円減少の45億54百万円となりました。 推移したことにより利息収入は減少したものの、有価証券等による この結果、経常利益は5億39百万円、 当期純利益は1億33百万円 運用収益の増加やその他の業務収益が増加したことにより、前期 となりました。 比2億89百万円増加の50億93百万円となりました。一方、経常費 なお、金融機関の本来業務の収益力を示すコア業務純益は5億 用は、金利低下による預金利息の減少、物件費等の経費節減等に 87百万円となりました。 預金について □預金の推移 2,423 2,434 2,371 平成26年3月より加賀屋グループの宿泊券付退職金専用定期預金「おもてなし」を 新発売し、6月にはサマーキャンペーン商品として、観光客の入り込み数に応じて預入 単位:億円 2,450 2,400 2,200 金利を上乗せする 「みんな観光大使」 を3年連続で発売しました。 また、 ウインターキャ ンペーン商品として 「冬のわくわくキャンペーン定期預金」 を発売しました。 これら各種 2,000 定期預金商品の提供により、お客様の預金ニーズにお応えして、総額約150億円の定 期預金をお預かりいたしました。 また、従業員様の福利厚生に役立つように事業所パー 1,800 トナーシップ契約を26年5月より取扱い開始し、多くの事業者様とのご契約により、従 業員様向け専用定期積金「ふぁみさぽ」 を発売するなど大変好評をいただきました。 預金残高は順調に推移し、 その結果平成27年3月末現在2,434億円となりました。 平成25年3月期 平成26年3月期 平成27年3月期 貸出金について 個人のお客さまに対しては、無担保住宅ローン・プライベートサポート300・新学資 カードローン 「キャンパスアシスト」など各種個人向け新商品のご提供により、資金ニー ズに積極的にお応えし、健全な消費者金融市場の一端を担うことに努めました。 また、平 □貸出金の推移 成26年5月より事業者様に対し従業員様の福利厚生に役立つ事業所パートナーシップ 1,200 契約の取扱いを開始し、専用ローン 「職域サポートローン」 を発売いたしました。 事業を営むお客さまに対しては、健全な資金ニーズに積極的にお応えし、外部専門家 1,198 単位:億円 1,180 1,164 1,000 による支援を活用し経営改善等に向けたコンサルティング機能の発揮や保証制度のご 紹介、事業に関する情報提供、成長分野と呼ばれる医療・再生エネルギー分野への積極 800 的な支援など、 さまざまな取組みを行いました。 また補助金セミナーを開催し新たな資 金ニーズの掘り起こしを図ったほか、前年度に引き続き第2回「たかしん住宅フェア」 を開 600 催し好評を得ることができました。 資産の健全性を向上させるため、不良債権整理等を積極的に行うなど資産の良質化 を実行した結果、貸出金残高は平成27年3月末現在1,164億円となりました。 05 TAKASHIN DISCLOSURE 平成25年3月期 平成26年3月期 平成27年3月期 TAKASHIN DISCLOSURE 中小企業の経営改善及び地域活性化 の 中小企業の経営支援に関する取組方針 当金庫は、 「 地域の中小企業の健全な発展をサポート」を経営 理念の一つに掲げ、地域の中小企業、小規模事業者の経営相談お よび経営改善に関するきめ細かな支援は、当金庫の最も重要な役 割と認識して取組んでおります。 中小企業の経営支援に関する態勢整備 ◆本部担当部署の状況 中小企業の経営支援に関する専担部署として融資部に経営支 援課を設置しております。26年度は4名体制でお取引先企業への 支援業務を行いました。 また、 お取引先企業の経営改善・事業再生支援のため、各部門責任 者・役員等で組織する 「中小企業再生委員会」 を設置しております。 ◆コンサルティング機能強化のための人材育成 お取引先企業の様々な経営課題解決や多様化・高度化するご 要望にお応えするために、職員の公的資格等の取得を積極的に推 進しております。平成27年3月末の状況は下記の通りです。 中小企業診断士 7名 FP1級 9名 FP2級 58名 医業経営コンサルタント 1名 動産評価アドバイザー 3名 農業経営アドバイザー 9名 M&Aシニアエキスパート 2名 介護福祉経営士2級 2名 JGAP普及指導資格 1名 ◆外部専門家・外部機関との連携強化 当金庫は、 より高度なお取引先企業のニーズにお応えするため に、外部専門家・外部機関との連携強化を図っております。 ●中小企業、小規模事業者ワンストップ総合支援事業(ミラサポ) 経済産業省が中小企業の高度・専門的相談への対応を目的に行っている事 業であり、当金庫では平成23年度より積極的に活用しております。 ●地域建設産業活性化支援事業 国土交通省が建設企業の経営支援のために行っている事業であり、当金庫 は平成24年度にパートナー協定を締結しました。 ●岐阜県中小企業再生支援協議会 中小企業の企業再生に関する相談、助言や再生計画作りのお手伝い、金融 機関との調整などの支援をする公的な機関です。 ●岐阜県よろず支援拠点 26年度に各県に設置された事業者の経営課題解決に迅速に対応する機関 であり、経営相談会セミナーを連携して実施しています。 ●中部産業連盟 製造業に対する現場の改善指導に強みを持ち、企業へのコンサルティング支 援を実施している機関です。 ●中小企業基盤整備機構 事業者や支援機関職員向けのセミナーで講師派遣や各種支援施策の周知、 職員のスキルアップの為の支援を受けています。 ●日本動産鑑定 企業の保有する動産・売掛金を評価し処分を支援する機関であり、当金庫の 動産・売掛金担保融資の取り組みにおける支援を頂いています。 ●ソフトピアジャパン ITを活用した経営改革を支援している機関であり、ネット売上の増加、販売 力強化に取り組む事業に対し当金庫より紹介を行っています。 ◆経営革新等支援機関としての取り組み 当金庫は平成24年12月21日、中小企業経営力強化支援法に 基づく 「経営革新等支援機関」の認定を受けています。今後も 「経 営革新等支援機関」 として、お取引先企業のさまざまな課題解決 に向けより一層努めてまいります。 中小企業の経営支援に関する取組状況 ◆創業・新規事業開拓の支援状況 ◆人材支援への取組状況 創業・新規事業支援が活力ある地域社会の発展につながると いう観点から、相談案件に対する支援アドバイスを積極的に行っ ております。 平成26年度の実績 18件 479百万円 お取引先の人材に関する課題の解決策として、企業OB、学生 ◆成長段階における支援状況 の力を活用した取り組みを行っています。 ●平成27年1月16日 シニア人材交流会の開催 中小企業庁の「地域中小企業のシニ ア人材確保・定着支援事業」を活用し、 ●ビジネスフェアへの取組 経営課題解決に前向きに取り組む取引 成長段階にあるお取引先企業のビジネスチャンスの機会創出 先企業と、大企業等のOBであり専門知 を強力にバックアップしております。 信金発!地域発見フェア (東京都) 開 催 日:平成26年11月12日 (水)、13日 (木) 出展企業:2企業1団体 しんきんビジネスフェア 北陸ビジネス街道2014(金沢市) 開 催 日:平成26年10月23日 (木) 出展企業:2企業 07 TAKASHIN DISCLOSURE 識と経験豊富なシニア人材とのマッチ ングを実施しました。参加企業のうち7 割が、 マッチングしたシニア人材からの継続的な経営支援を希 望されました。交流会をきっかけとして、課題解決に向けた、 より 踏み込んだ経営サポートを実現します。 平成26年度の取組み のための取組み また動産評価、処分を実施する為、NPO法人 日本動産鑑定の賛 ●平成27年3月18日 長期実践型インターンシップ報告会の開催 助会員に加入すると共に関連会社である(株) リマーケットエー NPO法人まちづくりスポットと連携 ジェンシーとの協定書を締結し、取引先の在庫処分、 ビジネスマッ し、都市圏の大学生6名による4週間か チングを支援できる形を整えました。 ら6週間のインターンシップを3社にお 今後はお引先企業の資金ニーズや課題に適切に対応できるよう いて実施しました。企業の課題解決に 向け、学生が与えられたプロジェクトに取り組みました。企業 取組みを進めていきます。 ◆アグリビジネス支援への取組状況 め地公体関係者、商工団体等の多くの方々に参加頂き、内容に 当金庫は農業を当地区における成長産業と考え、継続的に支援 ついて理解を深めることができました。 を行っております。 取り組みを希望する企業が増加していることから、27年度も ● 平成26年度 農業融資の実績 12件 ◆補助金採択支援への取組状況 26 ◆動産・売掛金担保融資(ABL) の推進 平成26年度は、国のものづくり補助金、創業補助金、岐阜県の新ビ 動産・売掛金を担保として活用する融資(ABL) については、平成 ジネス展開応援事業費助成金他計22件の補助金申請支援を行い、 26年度は動産評価アドバイザーを3名体制とし、取組み強化を図 14件で採択を受けることができました。外部専門家、岐阜県産業経済 りました。 振興センター等と連携し、採択につながるよう支援を行っています。 ◆経営改善・事業再生・業種転換等の支援状況 【飛騨中小企業支援プラットフォーム 構成機関】 ●経営改善支援への取組状況 平成26年度は255先の経営改善支援に取組み、 うち8先のラン クアップが実現しました。 高山信用金庫、高山商工会議所、神岡商工会議所、 中部産業連盟、 ( 株) ブレーンプランニング また当金庫では、県下73機関(7信金・3信組・46商工会・15商工 ●専門家派遣の取組実績 平成26年度は事業者に対し 『中小企業・小規模事業者ビジネス 会議所・県保証協会)で組成するプラットフォームである 『がんば 創造等支援事業』 を積極的に活用した結果、取引先48先に対し支 る企業応援ネットワーク岐阜』 にも参加しております。 援実施回数は123回となりました。また同事業を活用された経営 ●事業者向け経営支援セミナーの開催 者の方からは、無料で専門家からの有効なアドバイスを受けるこ お取引企業の経営支援を目的に、各種セミナーを開催しました。 とができてよかったとの評価を多数頂いております。 平成27年2月6日 「事業者のための省エネ支援セミナー」開催(参加者50名) (一社)省エネルギーセンターより講師を ●地域プラットフォームでの取り組み 年度の取組み 中小企業の経営改善及び地域活性化のための取組み 夏、冬の開催を予定しております。 平成 にもたらしてくれた成果について発表会を開催し、企業をはじ 平成25年9月、飛騨地域の支援機関で お招きし、無料の省エネ診断や省エネへの の連携した経営支援を進めるため、当金 設備投資策、補助金活用方法についての 庫を代表機関とする5機関で『飛騨中小企 紹介を行いました。 業支援プラットフォーム』 を組成しました。 平成27年2月20日 「支援施策活用セミナー」開催(参加者59名) 26年度はセミナーの共同周知や補助金・ 支援施策に関する勉強会を開催しました。 経済産業省 中部経済産業局と(株)ブレー 平成26年10月3日 支援機関職員勉強会(参加者78名) ンプランニングより長谷川道春氏をお招き 平成27年3月23日 国、県の補助金施策勉強会(参加者42名) し、 中小企業向け施策と補助金活用の具体 的方法について説明を行いました。 地域の活性化に関する取組状況 ◆主要産業である観光業の活性化 使」の発売により、地元の皆さまにも観光客増 も観光客増 観光産業のみならず多くの産業への経済波 加へのご協力をお願いしました。 また、 た、当金庫 及効果を期待した観光客増加の取り組みとし においては全国の信用金庫を通じて、 て、年金旅 て、観光客数の増加に応じて段階的に預金金 行等の団体旅行の誘客活動を実施しました。 しました。 利を上乗せする定期預金商品「みんな観光大 TAKASHIN DISCLOSURE 08 TAKASHIN DISCLOSURE 文化的・社会的貢献 (CSR)への取組み 当金庫は社会的貢献責任において、地域社会や地球環境の維持可能な発展につながるあらゆる支援活動など、地域社会との共生活動を 積極的に進めております。 1.スポーツ振興として、次代を担う少年たちと 「高山信用金庫理事長旗学童野球大会」 を開催しました。 2.企業支援として、 より優れてより豊かな企業経営を目指す若手経営者、後継者の育成を支援する 「たかしん経営塾」 を開催しました。 3.環境保全活動は「環境方針」に基づき目標を定め、積極的に取組んでいます。 4.地域交流として、各種イベント等、地域の行事に積極的に参加しています。 活動内容 経済クラブの開催 たかしん経済クラブは、会員の皆さまが会員企業の繁栄のため、新鮮な情報により経営感覚を磨くと共に、会員相互の親睦と異業種交流 の場を提供する目的で設立されております。 <平成26年度の活動内容> ◆第1回講演会 ◆第2回講演会 平成26年5月13日 (火) 平成26年11月26日 (水) テーマ「日本経済の見通し」 講 師 経済ジャーナリスト 須田 慎一郎 先生 テーマ「世界一受けたい授業」 ∼おもしろ日本語∼ 講 師 言語学者・評論家・杏林大学外国語学部教授 金田一 秀穂 先生 ◆女性研修会(講演会) ◆社員勉強会 平成26年9月17日 (水) 平成27年2月18日 (水) テーマ「浪速のカリスマ添乗員が語る ほんまもんのサービスはこれや!」 講 師 浪速のカリスマ添乗員・ テーマ「失敗に負けない思考と行動研修」 (株) 日本旅行 おもしろ旅企画ヒラタ屋代表 長谷川 孝幸 先生 平田 進也 先生 講 師 オフィスハセガワ 主宰 風土刷新コンサルタント・失敗回避アドバイザー 経営塾の開催 若手・後継経営者、経営幹部の方々に経営を体系的に学んでい ただいています。1年間をワンクールとし、開催しています。 今回は第5期目となりました。講義を聞いていただくだけでなく グループでのディスカッション等も行っております。 会員数 45名 第1回 平成26年10月29日 (水) 第3回 平成27年2月25日 (水) 第2回 平成26年12月17日 (水) 青少年育成・研修会等の開催 新就職者研修会 当地区の新就職者を対象に研修を行 いました。ビジネスマナー、電話応対や 名刺交換などの訓練を通して社会人と しての心構えを学んでいただきました。 平成26年4月3日(木) 場 所 飛騨・世界生活文化センター 参加者 41社 99名 09 TAKASHIN DISCLOSURE 第10回記念理事長旗学童野球大会 次代を担う学童の健全な育成を目指し、 学童野球大会を開催しました。飛騨全域の 学童チームが熱戦を繰り広げました。 平成26年8月9日 (土)、23日 (土)、30日 (土)、 31日 (日)、9月20日 (土) 場 所 高山市中山公園野球場・清見運動公園野球場・国府グ ラウンド・久々野総合グラウンド・丹生川総合グラウンド 参加学童 28チーム 442名 平成26年度の取組み その他 献血運動 飛騨高山サマーフェスティバル 第18回わが町クリーン作戦 当金庫では、本店・三福寺支店の駐車場 を提供し、献血に協力しました。 一般の献血者の皆さまと一緒に職員も 参加しました。 毎年6月の「信用金庫の日」にちなんで、 当金庫では「わが町クリーン作戦」 として全 員参加のもと、各地域の観光スポット等に おいて、清掃活動を実施しました。 仮装盆踊り大会を盛り上げるため、衣装 を作り参加しました。地域行事を通じ、地域 の皆さまとのふれあいを大切にしています。 平成26年5月22日 (木) 平成26年6月14日 (土) 平成26年7月26日 (土) 場 所 三福寺支店駐車場 場 所 各地域の観光スポット 参加者 役職員約250名 参加者 35名 平成26年11月6日 (木) 場 所 本店営業部駐車場 平成 年度の取組み 文化的・社会的貢献︵CSR︶への取組み 26 まちゼミへの参加 地元の商工団体が企画をした「まちゼミ」へ当金庫も参加しました。 ◆第2回 飛騨高山あんきな街なか講座 ◆第2回 得する街のゼミナールin飛騨古川 平成26年6月21日 (土) 平成26年11月12日 (水)、13日 (木) 場 所 川西支店 内 容 たかしん親子金融教育 主 催 高山市商店街振興組合連合会 場 所 古川支店 内 容 お子さまのライフプランについて考えてみよう! 主 催 古川町商工会 たかしんふれあい会(国内旅行・日帰り旅行・ゴルフ大会) 恒例の行事として毎年ご好評をいただいております 「たかしんふれあい会」 の日帰り旅行・国内旅行・ゴルフ大会を開催しました。 ◆第3回 日帰り旅行 ◆第29回 国内旅行 ◆第2回 ゴルフ大会 ◆第30回 国内旅行 平成26年9月25日 (木) 平成26年10月15日(水)∼16日(木) 平成26年11月6日 (木) 平成26年12月3日(水)∼5日(金) 「昼神温泉湯元ホテル阿智川で のご昼食会とりんご狩りの旅」 参加者 29名 「ロマン漂う国 生み 神 話 の 島 「淡路島」 と 「あべのハルカス展 望台」 日本一の超高層ビル」 参加者 42名 場 所 飛騨高山 カントリークラブ 参加者 52名 「高知・こんぴらに泊る倉敷・四 国3県めぐり3日間」 参加者 67名 たかしん住宅フェア2014 公益財団法人たかしん地域振興協力基金 飛騨地区の建築関連事業者の方と共に、住宅に関することを 何でもご相談いただけるフェアを開催いたしました。 地域の産業振興発展、地域の社会生活環境整備、地域の文化・ スポーツ等に関する活動に対して広く助成事業を実施しています。 平成26年10月13日 (月) <平成26年度の助成実績> 場 所 飛騨・世界生活文化センター 出展先 17企業 地域産業振興発展助成事業 4件 950,000円 文 化・スポ ーツ活 動 助 成 事 業 3件 443,000円 TAKASHIN DISCLOSURE 10 TAKASHIN DISCLOSURE 「飛騨の魅力を伝える写真コンテスト」入賞作品「秋の白川郷」 経営管理の基本的考え 経営管理体制 総代会 監事会 当金庫は業務の健全性・適切性を確保するための態勢の整備に係る基本方針「内部管理 基本方針」を定め、組織全体に周知させており、経営に関する牽制機能を確保しております。 監 内部管理態勢 査 理事会 常務会 部 リスク統括部 各種委員会 当金庫は業務の健全性および適切性を確保するため「内部管理基本方針」のもと堅実経営に取組んでいます。 内部管理基本方針 1. 理事及び職員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 (1)法令等遵守の徹底を、業務の健全性及び適切性を確保するための最重要課題の一 つとして位置付け 「たかしんCSR」 および「信用金庫行動綱領」 と、 これに基づく 「法 令等遵守方針」 および「コンプライアンス対策規程」 を定めるとともに、役職員が遵 守すべき法令等の解説、違法行為を発見した場合の対処方法等を具体的に示した 手引書である 「たかしんコンプライアンス」 およびコンプライアンスを実現させるた めの具体的な実践計画を記した 「コンプライアンス・プログラム」 を策定する。 (2)法令等遵守に関する事項を一元的に管理する 「コンプライアンス統括責任部署」 を 設置するとともに各業務部門および営業店等毎に 「コンプライアンス担当者」 を配 置し、 コンプライアンス統括責任部署等との連携を図る。 また、公益通報者保護の窓口として、 コンプライアンス上疑義のある行為等を知っ た場合に、 所属部店の上司を介さず、直接コンプライアンス統括責任部署の管理者 等に報告・相談等を行うことができるコンプライアンス相談窓口を設置する。 (3)監査部は、法令等遵守態勢の有効性および適切性について監査を行い、 その結果 を理事会、常務会および監事に報告するとともに、必要に応じて被監査部門および 統括・管理部門に改善すべき事項の改善を指示し、 その実施状況を検証する。 2. 理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 (1)理事の職務の執行に係る情報・文書の取扱いに関する規程を定め、適正な保存、 管理体制を整備する。 (2) 理事および監事がこれらの情報・文書等を常時閲覧することができる体制を確保する。 3. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制 「統合的リスク管理方針」 を定め、 リスク (1)適正な統合的リスク管理を実現するため、 カテゴリー毎にそれぞれのリスクの特性等に応じた管理規程等を制定する。 (2) リスクを一元的に管理する部署(以下、 「 統括責任部署」 という。)を定めるととも に、 リスクカテゴリー毎の主管部門を明確化し、 リスク管理の実効性および相互牽 制機能を確保する。 (3) リスク統括責任部署は、 リスクの状況を定期的にまたは必要に応じて、常務会に報 告するとともに、特に経営に重大な影響を与える事案については、常務会および理 事会に速やかに報告する。 (4)監査担当部署は、統合的リスク管理態勢の適切性および有効性について監査を行 い、 その結果を理事会、常務会および監事に報告する。 4. 理事の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 (1)理事の職務の執行が効率的に行われることを確保する体制の基礎として、理事会を 原則1ヶ月に1回以上開催するほか、必要に応じて臨時に開催するものとし、付議事 項等は「理事会規程」 に定める。 また、経営方針および業務戦略に関わる重要な事項 については、予め代表理事及び常勤理事で構成する常務会において協議する。 (2)効率的な職務執行体制を確保するため、経営組織、職務分掌に関する規程等を制定する。 (3)理事会は全役職員が共有する経営方針、中期経営計画および年度毎の経営計画 を決定する。各担当理事は、 これらに沿って、具体的な施策および効率的な業務遂 行体制を決定する。 (4)理事会は経営計画等に関して定期的に検証すべき各部門の現状分析、改善策等を 担当理事に報告させ、 必要に応じて見直しを行う。 5. 監事がその職務を補助すべき職員を置くことを求めた場合における当該職員に関する事項 (1)監事は、監査業務の実効性を確保するため、その職務を補助する職員の配置を求 めることができる。 (2)監事がその職務を補助すべき職員の配置を求めた場合は、常務会において協議の うえ、 当該業務等を十分検証できる能力を有する者を配置する。 11 TAKASHIN DISCLOSURE 6. 監事の職務を補助すべき職員の理事からの独立性及び当該職員に対する指示の実 効性の確保に関する事項 (1)補助職員の確保、その人事権及び懲戒処分に関する事項 ①監事の求めに応じ、 監事と事前協議の上、 その職務を補助すべき職員を配置する。 ②当該職員の人事異動及び考課等の人事権に係る事項や当該職員の懲戒処分の決定 については、予め監事に同意を求めることとする。 (2)補助職員の指揮命令権に関する事項 監事の職務を補助すべき職員は、 当該監査業務に関して監事の指揮命令のみに 従い、理事の指揮命令を受けないものとする。 7. 理事及び職員が監事に報告をするための体制その他の監事への報告に関する体制 (1)理事および職員は、当金庫に著しい損害を及ぼす事実等、当金庫に重大な影響を 及ぼす事項について、 速やかに監事に報告を行う。 (2)監事は、理事会のほか重要な会議に出席することができる。 (3)監事は、業務執行にかかる重要な書類を適宜閲覧するほか、必要に応じて理事等 に対して説明を求めることができる。 8. 第7条の報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱を受けないこ とを確保するための体制 (1)監事への報告を行った者が不利な取扱いを受けない旨の規程の整備 ①金庫の内部通報制度等を利用して、監事への報告を行った者が当該報告をしたこと を理由として、 不利な取扱い (人事異動や考課等の人事権に係る事項のほか、 嫌がら せの言動などの報復措置等の一切を含む) を行うことを禁止し、 これを公益通報者保 護規程に定めたうえで当該規程の内容を金庫の役職員に周知する。 ②金庫は、上記の報告を行った者の職場環境が悪化しないよう適切な措置を講じる。 (2)監事への報告を行った者及びその内容に係る情報の管理体制の整備 金庫は、公益通報者保護規程において、監事への報告については、匿名で行うこ とを認めるとともに、 その報告を行った者の個人情報及びその報告内容を開示し てはならない旨を規定する。 (3)監事への報告を行った者が不利な取扱いを受けた場合における金庫としての対応 金庫は、上記の報告を行った者に対して不利な取扱いを行った者がいた場合に は、 公益通報者保護規程や就業規則等に則り厳格な処分を行う。 9. 監事の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の 執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項 (1)金庫は、監事が監査費用の前払いや償還に係る請求をしたときは、当該請求に係 る費用又は債務がその職務に必要でないと認められる場合を除き、速やかに当該 費用又は債務を処理する。 (2)金庫は、不祥事件発生時等において、監事が外部の専門家(弁護士、公認会計士 等) を利用することを請求した場合、 当該請求がその職務の執行に必要でないと 認められる場合を除き、 その費用を負担する。 (3)金庫は、金庫の経営計画及び監事の監査計画等に基づき、毎年、一定額の監査費 用に係る予算を計上することとし、 その額の決定にあたっては、予め監事の同意 を要するものとする。 (4)金庫は、監事が監査費用の前払いや償還に係る請求をしたときは、上記予算額を 超過する場合であっても、その職務の執行に必要でないと認められる場合を除 き、速やかに費用又は債務を処理する。 10.その他監事の監査が実効的に行われることを確保するための体制 (1)監事は、職務を適切に遂行するため、理事、会計監査人、内部監査部門およびコン プライアンス統括部門の管理者との緊密な連携を図り、定期的な情報交換を行う 等、適正な監査の実施に努める。 (2)監事は、理事と定期的に対処すべき経営課題、監査の環境整備等について意見交 換を行い、 理事は監事監査の実効性の確保に協力する。 リスク管理態勢 金融の自由化や国際化の進展、情報処理・通信技術の革新によ 資産の自己査定や信用格付を実施しております。 また、VaRなどの り業務が多様化している今日、金融機関が被るリスクはますます 統一的な計測手法によるリスク計測し、 信用リスク管理の高度化に 拡大し、金融機関にとってリスク管理が経営上の重大な課題と 取組んでいます。 なっております。 このため当金庫は次に掲げる各種リスクについて 【流動性リスク】 総合的なリスク管理を目指し、 リスクを統合的に管理するリスク統 流動性リスクには、予期せぬ資金の流出などにより通常より著し 括部を設置し、 リスク管理方針・規程等を整備して、定期的にALM く高い金利での資金調達を余儀なくされること (資金繰りリスク)、 委員会及びリスク管理委員会を開催することにより、金融環境の 市場の混乱などにより通常よりも著しく不利な価格での取引を余 変化に柔軟な対応ができるリスク管理態勢の構築に努め、経営の 儀なくされること (市場流動性リスク) などにより損失を受けるリス 健全性を一層向上させるように取組んでいます。 クのことをいいます。 このリスクについて、資金運用にあたって効率的な運用に努めて 【統合的リスク管理態勢】 統合的リスク管理とは、直面するリスクに関して、自己資本比率 いるほか、安全性・流動性を考慮のうえ、適正な支払準備資金を確 の算定に含まれないリスク (与信集中リスク、バンキング勘定の金 保するように取組んでいます。 利リスク等) も含めて、それぞれのリスク・カテゴリー毎(信用リス 【市場リスク】 ク、市場リスク、 オペレーショナル・リスク等) に評価したリスクを総 市場リスクとは、資産(貸出金、有価証券など) と負債(預金など) 体的に捉え、 当金庫の経営体力である自己資本と比較・対照するこ の双方の金利変動に伴う 「金利リスク」、株式や債券などの価格変 とによって自己管理型のリスク管理を行うことをいいます。 動がもたらす 「価格変動リスク」、外国為替相場の変動に伴う 「為替 当金庫では、 リスク管理の高度化に努め、可能な限りVaR(バ リスク」 の3つのリスクのことをいいます。 リュー・アット・リスク) (※) などの統一的手法でリスクカテゴリー このリスクについて、ALM委員会及びリスク管理委員会を設置 毎のリスクを計測しています。 し、経済・金利見通しなどに基づき、調達・運用に関して柔軟かつ迅 また、業務の健全性及び適切性の確保を図るためにそれらを統 速な対応ができるような態勢とし、健全な資産・負債の管理と、収 益の安定確保に取組んでいます。 的リスク管理を実施するため、 リスク・カテゴリー毎に資本配賦を また、市場リスクについてもVaRなどの統一的な計測手法による 実施し、 リスク量を自己資本の一定範囲にコントロールしています。 リスク計測し、市場リスク管理の高度化に取組んでいます。 ※VaR(Value at Risk) 保有する金融資産が、将来のある期間かつ一定の確率(信頼水準) の範囲内で起りうる最大 の損失額をある前提条件をもとに理論的に算出されるリスク量のことをいいます。 【オペレーショナル・リスク】 オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしく 【信用リスク】 はシステムが不適切であることまたは外生的な事象により損失を 信用リスクとは、 与信先の財務状況の悪化等により、 資産 (オフ・バ 被ることをいい、事務リスク、 システムリスク、法務リスク、人的リス ランス資産を含む) の価値が減少あるいは消滅し、 損失を被るリスク ク、有形資産リスク、風評リスク等を総称して 「オペレーショナル・リ のことをいいます。 スク」 と定義し、 これを重要度の高いリスクと認識し、適正なリスク 貸出金の信用リスクについて、 融資業務における金融機関の社会 管理により、 リスクの顕在化の未然防止および発生時の影響を最 的責任の自覚のもと、審査部門と業務推進部門の独立性を保ちつ 小限に努めることを目的に 「オペレーショナル・リスク管理方針」 を つ、 予め定められた決裁権限に基づき厳正な審査を行っております。 定め、 オペレーショナル・リスク管理態勢を整備しております。 さらに、貸出金などの資産の健全性をより一層確保するために、 リスク管理体制 総 監 事 代 会 会 理 事 会 常 務 会 監 リス ク 管 理 委 員 会 査 部 当金庫について 経営管理の基本的考え/内部管理態勢/リスク管理態勢 合的に把握し、経営資源(自己資本) の有効な活用及び適切な統合 ALM委員会 オペレーショナル・リスク 信用 リスク 市場 リスク 流動性 リスク リスク統 括 部 経営戦略部 融 資 部 資金運用部 事 務 統 括 部・リ ス ク 統 括 部 事務 リスク システム リスク 事 務 統 括 部 人的 リスク 総 務 有形資産 リスク 法務 リスク 風評 リスク 部 リスク統括部 経営戦略部 資金運用部 TAKASHIN DISCLOSURE 12 TAKASHIN DISCLOSURE 当金庫の方針・取組みについて コンプライアンス 「コンプライアンス」 とは、一般的には「法令等遵守」 と訳されま すが、遵守すべき対象は、法令や諸規程・規則等、更には社会的慣 習・ルールといった社会規範や倫理までを含む広い意味合いを もっています。 信用金庫は協同組織金融機関として、信用金庫法をはじめ各種 法令等の適用を受けるなど、高い公共性を有していることから、地 域の中小企業および住民の金融円滑化を常に考慮しながら、地 域社会の繁栄に奉仕することを基本理念としております。 こうしたことから当金庫は、 コンプライアンスを重視した企業風 土の醸成を経営上の最重要課題の一つと捉え、 コンプライアンス 対策委員会を設置し、法令や法規に基づく各種規程、マニュアル 等の整備を図ると共に、全役職員がコンプライアンスの理解を更 に深めるため、 「 信用金庫行動綱領」 「たかしんコンプライアンス・ マニュアル」を配布し、 コンプライアンス担当部会等を通じて研修 や勉強会を実施するなど、金庫職員として求められる職業倫理の 徹底を常に図っております。 そして、役職員一人ひとりが、地域社会ならびに地域住民の負 託に応えることが社会的使命であることを認識し、 これからも地 域の皆さまから信頼・支持される金融機関となるようコンプライ アンス態勢の強化に努めてまいります。 ●信用金庫行動綱領 (信用金庫の社会的使命と公共性の自覚と責任) 1.信用金庫のもつ社会的責任と公共的使命を常に自覚し、責任ある健全な 業務運営の遂行に努める。 (質の高い金融等サービスの提供と地域社会発展への貢献) 2.経済活動を支えるインフラとしての機能はもとより、創意と工夫を活か し、お客さまのニーズに応えるとともに、セキュリティ・レベルの向上や災 害時の業務継続確保などお客さまの利益の適切な保護にも十分配慮し た質の高い金融および非金融サービスの提供等を通じて、地域経済・地 域社会の発展に貢献する。 (法令やルールの厳格な遵守) 3.あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に決してもとること のない、誠実かつ公正な業務運営を遂行する。 (地域社会とのコミュニケーション) 4.経営等の情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、広く地域社会と のコミュニケーションの充実を図る。 (従業員の人権の尊重等) 5.従業員の人権、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保 する。 (環境問題への取組み) 6.資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実践するとともに、環境保全に寄 与する金融サービスを提供するなど、環境問題に積極的に取り組む。 (社会貢献活動への取組み) 7.信用金庫が社会の中においてこそ存続・発展し得る存在であることを自 覚し、社会と共に歩む「良き企業市民」 として、積極的に社会貢献活動に 取り組む。 (反社会的勢力の排除) 8.社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、 これを断固として排 除し、関係遮断を徹底する。 ●反社会的勢力に対する基本方針 高山信用金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の 発展を妨げる反社会的勢力との関係を遮断するため、以下のとおり 「反社 会的勢力に対する基本方針」 を定め、 これを遵守します。 1.当金庫は、反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断し、不当要求に対 しては断固として拒絶します。 2.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対し、職員の安全を確保しつ つ組織として対応し、迅速な問題解決に努めます。 3.当金庫は、反社会的勢力に対して資金提供、不適切・異例な取引および便 宜供与は行いません。 4.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に備えて、平素から警察、暴力追 放運動推進センター、弁護士などの外部専門機関と緊密な連携関係を 構築します。 5.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対しては、民事と刑事の両面 から法的対抗措置を講じる等、断固たる態度で対応します。 13 TAKASHIN DISCLOSURE コンプライアンス体制 総 代 会 監 事 会 理 事 会 常 務 会 監 査 部 リス ク 統 括 部 部・課・店 長 会 議 コンプライアンス対策委員会 コンプライアンス担当部 会 ●利益相反管理方針の概要 当金庫は、信用金庫法および金融商品取引法等を踏まえ、お客さまとの 取引にあたり、本方針および当金庫が定める庫内規則に基づき、お客さま の利益が不当に害されるおそれのある取引を適切に管理(以下「利益相反 管理」 といいます。) し、 もってお客さまの利益を保護するとともに、 お客さま からの信頼を向上させるため、次の事項を遵守いたします。 1.当金庫は、当金庫がお客さまと行う取引を対象として利益相反管理を行 います。 2.当金庫は、以下に定める取引を利益相反管理の対象とします。 (1)次に掲げる取引のうち、お客さまの利益が不当に害されるおそれの ある取引 ①当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまと行う取引 ②当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまと対立または競 合する相手と行う取引 ③当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまから得た情報を 不当に利用して行う取引 (2)①から③のほかお客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引 3.当金庫は、利益相反管理の対象となる取引について、次に掲げる方法そ の他の方法を選択し、 またこれらを組み合わせることにより管理します。 ①対象取引を行う部門とお客さまとの取引を行う部門を分離する方法 ②対象取引またはお客さまとの取引の条件または方法を変更する方法 ③対象取引またはお客さまとの取引を中止する方法 ④対象取引に伴い、お客さまの利益が不当に害されるおそれがあること について、 お客さまに適切に開示する方法 4.当金庫は、営業部門から独立した管理部署の設置および責任者の配置 を行い、利益相反のおそれのある取引の特定および利益相反管理を一元 的に行います。 また、当金庫は、利益相反管理について定められた法令および庫内規則 等を遵守するため、役職員等を対象に教育・研修等を行います。 5.当金庫は、利益相反管理態勢の適切性および有効性について定期的に 検証します。 当金庫について 融資基本方針(クレジットポリシー) 当金庫は、信用金庫の理念「国民大衆のために金融の円滑化を 図り、その貯蓄の増強に資する」 ( 信用金庫法第1条)の目的を果 たすため、融資基本方針(クレジットポリシー)を制定し、融資業 務の健全かつ適切な運営を行い、地域社会の健全な発展に貢献 することを目指します。 1.融資は地域中小零細企業、個人事業主、個人、地方公共団体等 を対象といたします。 2.融資業務を通じ、地域社会の健全な発展に貢献いたします。 3.健全な融資慣行の確立を行います。 4.融資業務におけるコンプライアンス態勢の強化に努めます。 5.融資業務におけるお客さまに対する説明責任を果たします。 6.健全かつ適切な融資業務を自己責任のもと行います。 7.企業内容の把握を適切に行うため、信用リスクの高度化及び信 用格付の整備・精錬に努めます。 8.小口多数取引に努め、特定の業種やお客さまに偏ることのない よう適正な与信運用に努めます。 9.融資業務を通じた地域社会への貢献のため、資産の健全性と 適正な収益の確保に努めます。 情報セキュリティ基本方針 理的、人的および技術的なセキュリティ管理態勢を強化し、維持 していきます。あわせて、全役職員が情報セキュリティに高い意識 を持ち実践することで、情報資産に対して適切な安全対策を実施 します。 当金庫は、情報セキュリティ基本方針に基づいて、 「 情報セキュ リティ基本方針書」を制定するとともに、情報資産の適切な保護 対策を実施するために情報セキュリティマネジメントシステムを 構築し、維持します。 個人情報保護宣言(プライバシーポリシー) 当金庫は、お客さまからの信頼を第一と考え、個人情報の適切 な保護と利用を図るために、個人情報の保護に関する法律(平成 15年法律第57号)および金融分野における個人情報保護に関す るガイドライン、その他の関係法令等を遵守するとともに、その継 続的な改善に努めます。また、個人情報の機密性・正確性の確保 に努めます。 一般事業主行動計画 当金庫について 当金庫の方針・取組みについて 高山信用金庫(以下「当金庫」 という)は業務を行ううえで、お 客さまの重要な情報資産をお預かりし、サービスを提供していま す。お客さまに対し金融機関としての責任を果たすことは当然で ありますが、さらに想定しうる情報セキュリティ事故を未然に防 止し、お客さまに安全と安心を提供することは当金庫の社会的責 任であります。 当金庫は、保有するすべての情報資産の完全性および信頼性の 確保に万全を期し、地域社会とお客さまの信頼に応えるため、物 当金庫では、次世代育成支援対策推進法に基づき、職員が仕事 と家庭の両立を図るために必要な雇用環境を整備するため、 「一 般事業主行動計画」 を策定しました。 計 画 期 間 : 平成27年4月1日∼平成29年3月31日までの2年間 内 容 : 目 標 1 妊娠中の女性職員の母性健康管理について のパンフレットを作成して職員に配布し、制 度の周知を図る。 目 標 2 所 定 外 労 働 を 削 減 するため 、 「ノー 残 業 デー」 を実施する。 目 標 3 計画期間内に、育児休業の取得率を次の水 準以上にする。 仕事と家庭が両立できる 環境づくりなどに取組む「子 育てサポート企業」として、 平成25年5月9日に、厚生労 働省から市内初となる認定 を受けました。 男性職員・・・計画期間中に1人以上取得すること。 女性職員・・・取得率を80%以上にすること。 目 標 4 中学生、高校生または大学生のインターン シップの受け入れを行う。 TAKASHIN DISCLOSURE 14 TAKASHIN DISCLOSURE 当金庫の方針・取組みについて 当金庫における苦情処理措置・紛争解決措置等の概要 当金庫は、 お客さまからの相談・苦情・紛争等(以下「苦情等」 という。) を営業店またはリスク統括部お客さま相談担当で受け付けています。 1.苦情等のお申し出があった場合、その内容を十分に伺ったう え、内部調査を行って事実関係の把握に努めます。 2.事実関係を把握したうえで、営業店、関係部署等とも連携を図 り、迅速・公平にお申し出の解決に努めます。 3.苦情等のお申し出については記録・保存し、対応結果に基づく 改善措置を徹底のうえ、再発防止や未然防止に努めます。苦情 等は営業店または下記の担当部署へお申し出ください。 4.当金庫のほかに、一般社団法人全国信用金庫協会が運営する 「全国しんきん相談所」をはじめとする他の機関でも苦情等の お申し出を受け付けています。詳しくは下記お客さま相談担当 にご相談ください。 5.東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会が設置 運営する仲裁センター等で紛争の解決を図ることも可能です。 東京都以外の各地のお客さまもご利用いただけます。その際、 お客さまのアクセスに便利な東京以外の弁護士会を利用する 方法もあります。例えば、東京以外の弁護士会において東京の 弁護士会とテレビ会議システム等を用いる方法(現地調停)や、 東京以外の弁護士会に案件を移す方法(移管調停)がありま す。利用を希望されるお客さまは、当金庫お客さま相談担当ま たは「全国しんきん相談所」にご連絡ください。なお、各弁護士 会に直接申し立てていただくことも可能です。 高山信用金庫 リスク統括部 お客さま相談担当 (1)営業店および各部署に責任者を配置するとともに、お客さま相談 担当がお客さまからの苦情等を一元的に管理し、適切な対応に努 めます。 (2)苦情等のお申し出については事実関係を把握し、営業店、関係部署 およびお客さま相談担当が連携したうえ、速やかに解決を図るよう 努めます。 (3)苦情等の対応にあたっては、解決に向けた進捗管理を行うととも に、苦情等のお申し出のあったお客さまに対し、必要に応じて手続 の進行に応じた適切な説明をお客さま相談担当から行います。 (4) お客さまからの苦情等のお申し出は、 「全国しんきん相談所」 をはじ めとする他の機関でも受け付けていますので、内容やご要望等に 応じて適切な機関をご紹介いたします。 (5)紛争解決を図るため、弁護士会が設置運営する仲裁センター等を 利用することができます。その際には、当該仲裁センター等の規則 等も踏まえ、適切に協力します。 (6)お申し出のあった苦情等を記録・保存し、その対応結果に基づき、 苦情等に対応する態勢の在り方の検討・見直しを行います。 (7)苦情等への対応が実効あるものとするため、内部監査部門が検証 する態勢を整備しています。 (8)苦情等に対応するため、関連規程等に基づき業務が運営されるよ う、研修等により金庫内に周知・徹底します。 (9)お客さまからの苦情等は、業務改善・再発防止等に必要な措置を 講じることにより、今後の業務運営に活かしていきます。 (10)苦情等への取組体制 お 客 さ ま 15 TAKASHIN DISCLOSURE 10:00∼12:00 13:00∼16:00 9:30∼12:00 13:00∼17:00 全国しんきん相談所 紛争解決 の取次ぎ 弁護士会仲裁センター 紛争解決のお申立て 9:30∼12:00 13:00∼15:00 苦情等のお申し出 月∼金(祝日、年末年始除く) 常 務 会 理 事 会 監 査 部 連携 03-3581-2249 検証 紛争解決の 取次ぎ依頼 03-3595-8588 話し合い 受付 時間 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-3 03-3581-0031 適切な説明・他機関の紹介 TEL 第ニ東京弁護士会 仲裁センター 紛争解決への対応 住所 第一東京弁護士会 仲裁センター 検討・見直し 東京弁護士会 紛争解決センター 連携 名称 関係部署 リ ス ク 統 括 部 ( 主 管 部 署 ) 報告・連絡 住 所 :〒103-0028 東京都中央区八重洲1-3-7 T E L: 03-3517-5825 受付時間 :月∼金(祝日、年末年始除く) 9:00∼12:00/13:00∼17:00 受付方法 : 電話、手紙、面談 連携 連携 全国しんきん相談所(一般社団法人全国信用金庫協会) 報告・連絡 営 業 店 苦情等のお申し出 ※お客さまの個人情報は苦情等の解決を図るため、 またお客さまとのお取引を適切かつ円滑に行 うために利用いたします。 話し合い 苦情等の お申し出 住 所 :〒506-0843 岐阜県高山市下一之町63番地 T E L: 0120-06-1152(通話料は当金庫が負担いたします) 0577-32-2200 F A X: 0577-35-1190 アド レス : [email protected] 年末年始除く)9:00∼17:00 受付時間 :月∼金(祝日、 FAX、 メール 受付方法 : 電話、手紙、面談、 6.当金庫の苦情等の対応 当金庫は、お客さまからの苦情等のお申し出に迅速・公平か つ適切に対応するため、以下のとおり金融ADR制度も踏まえ、 内部管理態勢等を整備して苦情等の解決を図り、 もって当金庫 に対するお客さまの信頼性の向上に努めます。 当金庫について 金融円滑化への取組みと経営者保証に関するガイドラインに係る対応 ■「中小企業金融円滑化法」終了後の当金庫の取組みについて 当金庫は、平成21年12月に施行された「中小企業者等に対す る金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律(以下、中小 企業金融円滑化法といいます)」の施行を契機に、 これまで以上に 地域中小企業等の皆様に必要な資金を安定的に供給し、必要に 応じ経営改善、支援を行うなど課題解決型金融実践に努め、地域 とともに歩んでまいりました。 平成25年3月31日をもって中小企業金融円滑化法は終了しま したが、 これまで同様、中小企業や住宅ローン利用者の皆さまか ら貸付条件の変更等の申し出があった場合には、貸出先の抱えて いる課題を十分に把握したうえで、その解決に向けて真摯に取り 組み、地域経済の金融の円滑化に全力を傾注いたします。 ■貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権 債務者が中小企業者である場合 うち、実行に係る貸付債権 うち、謝絶に係る貸付債権 うち、審査中の貸付債権 うち、取下げに係る貸付債権 債務者が住宅資金借入者である場合 平成27年3月31日現在 単位:件、百万円 平成27年3月期 平成27年3月期 件数 件数 金額 4,906 102,494 4,560 271 12 63 貸付の条件変更の変更等の 申込みを受けた貸付債権 94,931 6,450 85 1,028 うち、実行に係る貸付債権 うち、謝絶に係る貸付債権 うち、 審査中の貸付債権 うち、取下げに係る貸付債権 金額 275 3,869 232 28 2 13 3,276 408 28 157 ※中小企業金融円滑化法に基づく措置の実施状況(平成21年12月∼平成27年3月) ■経営者保証に関するガイドラインに係る対応について 「経営者保証に関するガイドライン」 に基づく適切な対応の実施 中小企業・小規模事業者等(以下「中小企業」 という)の経営者 の方々による個人保証(経営者保証)の課題解決を目的に、日本 商工会議所と全国銀行協会を共同事務局とする「経営者保証に 関するガイドライン研究会」 では、中小企業(債務者)や経営者(保 証人)、金融機関(債権者)の自主的なルールとして 「経営者保証 に関するガイドライン」 が策定されました。 当金庫は、平成26年2月 1日から適用が開始された「経営者保証に関するガイドライン」の 趣旨を踏まえ、体制等を整備のうえ適切に対応していきます。ま た、お取引先事業所および保証人(経営者等)の保証契約に関す る相談等に関しても、同ガイドラインを遵守・尊重してまいります。 当金庫について 当金庫の方針・取組みについて 貸付の条件変更の変更等の 申込みを受けた貸付債権 平成27年3月31日現在 単位:件、百万円 ■相談・苦情相談窓口 当金庫では、金融円滑化に真摯に取り組むため専用窓口を設置してご相談をお受けしています。 【金融円滑化相談窓口】 担 電 当 話 部 番 署 経営戦略部 経営戦略課 号 0120-71-2252 (通話料は当金庫が負担いたします) お問合わせ時間 平日9:00∼17:00 メー ルアドレス [email protected] 【苦情相談窓口】 署 リスク統括部 コンプライアンス課 号 0120-06-1152 (通話料は当金庫が負担いたします) お問合わせ時間 平日9:00∼17:00 メー ルアドレス [email protected] 担 電 当 話 部 番 TAKASHIN DISCLOSURE 16 TAKASHIN DISCLOSURE 総代会について 総代会制度 信用金庫は、会員同士の「相互信頼」 と 「互恵」の精神を基本理 念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織金融機 関です。 したがって、会員は出資口数に関係なく一人一票の議決 権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することになります。 しかし、当金庫では、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上 不可能です。そこで、当金庫では、会員の総意を適正に反映し、充 実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用して おります。 この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重 要事項を決議する最高意思決定機関です。 したがって、総代会は、 総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映され るよう、総代構成のバランス等に配慮し選任区域ごとに総代候補 者を選考する総代選考委員会を設け、会員の中から定款に定める 方法により適正に選任された総代により運営されます。 さらに、当金庫では、総代会に限定することなく、会員向けのア ンケートや電話などによる意見・要望・苦情窓口の設置、役職員の 日々の訪問活動など、日常の事業活動を通じて、総代や会員の皆 さまとのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営改善に 取組んでおります。 ●総代会のしくみ 理事会 会 員 選考委員 ①理事会の決議に基づき理事長が選考委員 を委嘱し、選考委員の氏名を店頭に掲示 総代会 総代 候補者 ②選考基準に基づき総代 候補者を選考 総代 (1)総代の任期・定数・定年 総代の任期は3年です。 総代の定数は80名以上130名以下で、会員数に応じて各選 任区域ごとに定められています。なお平成27年6月17日現在 の総代数は117人で、会員数は18,832人です。 総代の定年は、75歳です。 ただし、任期中に満75歳となる方 は、任期満了をもって退任となります。なお、平成23年3月現 在、総代の地位にある方は、年齢に関係なく再任を可能(満75 歳定年制の適用除外) としています。 (2)総代の選任方法 総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に 反映する重要な役割を担っております。そこで総代の選考は、 総代候補者選考基準に基づき、次の3つの手続を経て選任さ れます。 ①会員の中から総代候補者選考委員を選任する。 ②その総代候補者選考委員が総代候補者を選考する。 ③その総代候補者を会員が信任する (異議があれば申し出る)。 総代候補者は、当金庫の会員の中から次の選考基準に 基づいて選任されます。 ●総代として相応しい見識を有している人 ●良識を持って正しい判断ができる人 ●人格に優れ、金庫の理念・使命を十分理解している人 ●その他総代選考委員が適格と認めた人 17 TAKASHIN DISCLOSURE 決算に関する事項、理事・監事の 選任等重要事項の決定 ③理事長は、総代候補者氏名を店頭に掲示し、所定 の手続きを経て、会員の代表として総代を委嘱 総代とその選任方法 (総代候補者選考基準) 会員の総意を適正に反映するための制度 第89期通常総代会の決議事項 平成27年6月17日 第89期通常総代会において、次の事項が 付議され、 それぞれ原案のとおり了承されました。 (1)報告事項 第89期(平成26年度)業務報告、貸借対照表および損益計算書の件 (2)決議事項 第1号議案 第89期剰余金処分案承認の件 第2号議案 定款第15条に基づく会員除名の件 当金庫について 総代が選任されるまでの手続き ②総代候補者の選考 ③総代の選任 a. 他の候補者 を選考 ●当該総代候補者 総代の氏名を店頭 に1週間掲示 a・bいずれかを選択 b. 欠員 ︵選考を行わない︶ ●当該総代候補者 が選任区域の 総代定数の 1/2未満 2区(高山市) 34名 洲岬孝雄 ③ 高村善久 ③ 田邊 信義 ⑩ 谷口武男 ③ 中澤 澄 夫 ③ 仲谷政美 ④ 長塚克海 ⑪ 楢谷良平 ⑪ 二木 長右衛門 ⑦ 挾土秀吉 ⑩ 平 義 孝⑧ 舩坂立三 ⑪ 洞 口 茂③ 前川圭三 ④ 松井正勝 ⑦ 松尾数正 ⑪ 水澤尹孝 ⑥ 水本繁雄 ③ 溝上正司 ④ 溝端宗一 ③ 森下正樹 ② 森林 三樹夫 ② 山越 辰 雄 ⑥ 山下英 次 ① 山本 幸司 ① 横 道 春由 ⑧ 荒川美 文 ② 井ノ下 佐智子 ④ 打江信夫 ② 大下眞蔵 ⑪ 沖本芳男 ⑤ 柏木昭二 ① 唐谷清司 ⑤ 近藤征雄 ⑪ 阪上健造 ⑪ 柴田義孝 ⑪ 清水幸平 ① 下野瞭夫 ⑤ 下畑 治兵衞 ⑥ 白川 藤 一 ⑪ 杉原英宏 ④ 杉山久人 ③ 鈴 村貞夫 ⑦ 瀬木 孫八郎 ② 高原正夫 ⑩ 谷口欣 也 ② 田丸 正 則 ⑤ 寺地亮平 ② 長 瀬 哲③ 中林千春⑤ 野尻辰彦 ⑤ 野畑国久 ⑧ 3区(飛騨市)24名 岩坂吉之 ⑪ 上野利雄 ⑤ 牛丸欣吾 ② 大坪 日出男 ⑤ 奥野栄一 ⑤ 蒲 敦 子② 鎌村幹夫 ⑥ 亀 谷 豊③ 挾 土貞吉 ④ 古橋直彦 ⑤ 洞口正志 ⑩ 松 井 武③ 松之木 映一 ③ 村井繁喜 ① 山下 恭 廣 ① 和 仁 松男 ⑤ 北平和広 ② 倉坪 茂登雄 ⑥ 齋藤茂秀 ④ 佐 野 光弘 ④ 重 山 長④ 白木 光 蔵 ⑤ 鈴木進悟 ⑤ 田近 豊 一 ② 田 中 俊司 ⑤ 田端盛 満 ② 野口俊 介 ⑤ 松葉健治 ⑤ 古田正 博 ① 水波紘平 ⑧ 山腰為吉 ⑩ 萬喜久夫 ⑤ 4区(下呂市)7名 大森和夫 ⑨ 戸谷吉之 ③ 山川博己 ③ 金子博之 ① 古田 喜久雄 ② 熊﨑孔平 ④ 松波民善 ⑪ 当金庫について 総代会について 小 坂 守⑤ 佐藤祐介 ③ 周 信 夫③ 白木 文 松 ④ 菅 沼 健⑩ 杉 原 勝④ が選任区域の 総代定数の 1/2以上 鴨 宮 誠③ 苅安源佐 ③ 北村剛治 ③ 桐山勇夫 ④ 倉坪安成 ⑪ 倉林雅人 ③ 黒木登貴夫 ⑪ ●選任区域の 会員数の 1/3以上の 会員から異議の 申出があった 総代候補者 ※氏名の後の数字は総代への就任回数(⑪は11回以上) 平成27年6月17日現在 1区(高山市)52名 青 木 勇② 秋良光 紀 ③ 新井信秀 ⑦ 池田 三太郎 ③ 石垣辰巳 ② 石川浩平 ⑥ 伊 藤 守③ 岩 佐 剛③ 内島靖夫 ③ 大江孝志 ⑩ 岡田贊三 ② 小鳥栄一 ⑥ 小鳥永治 ④ ●会員から異議が または ない場合、 ●選任区域の会員数 の1/3未満の 会員から異議の 申出があった 総代候補者 異議申出期間︵公告後2週間以内︶ 理事長に報告 総代候補者の氏名を店頭に1週間掲示・ 右記掲示について岐阜新聞に公告 選考委員が 総代候補者を選考 選考委員の氏名を店頭に掲示 理事会の決議により、選任区域ごとに 会員の中から選考委員を委嘱 地区を4区に分け、各選任区域 ごとに総代の定数を定める 総代の氏名 理事長は総代に委嘱 ①総代候補者 選考委員の選任 (注)地区別50音順に敬称を省略して掲載しております。 地区別会員数 個人 1区 2区 3区 4区 その他 合計 6,969 5,732 2,973 1,036 21 16,731 平成27年6月17日現在 法人 841 751 311 181 17 2,101 合計 会員数シェア 7,810 41.5% 6,483 34.4% 3,284 17.4% 1,217 6.5% 38 0.2% 18,832 100.0% 総代数 総代数シェア 52 44.4% 34 29.1% 24 20.5% 7 6.0% 0 0.0% 117 100.0% 総代選任区域 区域 第1区 該当市町村および町名 高山市中心部を西方より、山田下林7号線、山田41号線、昭 和山田線、花岡昭和線、国分寺通り、安川通りを経て国道 158号線を貫く道路の南側の地区とする他、次の町をこの地 区とする。上岡本町7丁目、上岡本町8丁目、下之切町、前原 町、八日町、清見町、大門町、長坂町、松之木町、大洞町、丹生 川町、一之宮町、久々野町、朝日町、高根町、大野郡白川村 第2区 高山市中心部の第1地区の北側の地区とする他、次の町を この地区とする。山田町、若達町1丁目、東山町、愛宕町、国 府町、上宝町、奥飛騨温泉郷、荘川町 第3区 飛騨市 第4区 下呂市 総代の属性別構成比 平成27年6月17日現在 年齢別 年齢構成 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 80歳以上 合計 1区 2区 2 9 15 20 6 52 1 7 10 11 5 34 職業別 職業 法人役員 個人事業主 個人 合計 3区 4区 0 3 7 11 3 24 合計 0 3 3 1 0 7 構成比 3 2.6% 22 18.8% 35 29.9% 43 36.7% 14 12.0% 117 100.0% 業種別 人数 94 16 7 構成比 企業業種 80.3% 13.7% 6.0% 製造業 農林水産業 建設業 卸売業 小売業 不動産業 宿泊業 飲食業 個人 その他 117 100.0% 合計 人数 構成比 18 4 20 4 37 5 9 5 7 8 15.4% 3.4% 17.1% 3.4% 31.6% 4.3% 7.7% 4.3% 6.0% 6.8% 117 100.0% TAKASHIN DISCLOSURE 18 TAKASHIN DISCLOSURE 概要 金庫の主要な事業内容 役員 平成27年6月30日現在 1.預金業務 (1)預金 当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金、定期預金、定 期積金、別段預金、納税準備預金等を取扱っています。 (2)譲渡性預金 譲渡可能な預金を取扱っています。 2.貸出業務 細 尾 晃 専 務 理 事 (資金運用部長) 西 田 光 博 常 務 理 事 (営業統括部長兼事務統括部長) 坂 口 秀 平 常 務 理 事 ( 融 資 部 長 ) 田 口 幸太郎 常 勤 理 事 ( 総 務 部 長 ) 青 木 幸 宏 常 勤 理 事 (経営戦略部長) 野 村 清 彦 理 事 長 (1)貸付 手形貸付、 証書貸付および当座貸越を取扱っています。 (2)手形の割引 商業手形の割引を取扱っています。 3.有価証券投資業務 預金の支払準備および資金運用のため、国債、地方債、社 債、株式、 その他の証券に投資しています。 4.内国為替業務 送金、振込および代金取立等を取扱っています。 5.付随業務 (1)代理業務 ①日本銀行歳入代理店および国債代理店業務 ②地方公共団体の公金取扱業務 ③株式払込金の受入代理業務および株式配当金、公社債 元利金の支払代理業務 理 事 牛 丸 忠 久 理 事 北 村 斉 理 事 福 壽 良 太 理 事 柳 七 郎 事 今 監 事 上 野 田 監 事 山 下 英 一 ④株式会社日本政策金融公庫、独立行政法人住宅金融支 援機構等の代理貸付業務 常 勤 監 井 和 彦 (2)保護預りおよび貸金庫業務 (3)有価証券の貸付 平 (4)債務の保証 (5)公共債の引受 (6)国債等および投資信託の窓口販売 (7)保険商品の窓口販売(保険業法275条第1項により行う 保険募集) (8)確定拠出年金法(平成13年法律第88号)により行う業務 (9) スポーツ振興くじの販売・払戻業務 (10)M&A仲介業務 (11)電子債権記録業に係る業務 19 TAKASHIN DISCLOSURE (注)理事長、専務理事、常務理事は代表理事であります。 監事 山下 英一は、信用金庫法第32条第5項に定める員外監事であります。 理事 牛丸 忠久、北村 斉、福壽 良太、柳 七郎は、信用金庫業界の「総代会の機能向上策 等に関する業界申し合せ」に基づく職員外理事であります。 当金庫について 組織図 総 代 会 平成27年6月30日現在 監 事 会 部 課 店 長 会 議 営 業 推 進 会 議 各種委員会 常 非 勤 常 監 勤 本 事 監 リ ス ク 管 理 委 員 会 事 部 理 事 会 A 常 務 会 大 口 融 資 審 査 委 員 会 理 事 資 長 L 産 M 査 委 定 員 委 会 員 会 コンプライアンス対策委員会 リスク統括部 監査部 監 査 務 理 事 常 務 理 事 環 常 勤 理 事 地域密着型金融推進委員会 不 祥 事 対 策 委 員 会 境 管 理 委 員 会 中 小 企 業 再 生 委 員 会 中小企業金融円滑化委員会 課 非 常 勤 理 事 債 権 管 理 対 策 委 員 会 そ の 他 各 種 委 員 会 営業統括部 融 経営戦略部 資 部 資金運用部 事務統括部 総 務 当金庫について 概要 コンプライアンス課 資 産 査 定 課 リ ス ク 統 括 課 専 部 支 店 店 課 宮 支 店 務 新 府 支 店 総 国 生 支 店 課 桐 西 支 店 事 駅 枝 支 店 人 日 本 支 店 資金運用課 事務集中課 岡 呂 支 店 集金業務センター 事務管理課 下 前 支 店 システム課 駅 坂 支 経営支援課 小 川 融資管理課 古 融資審査課 経営戦略課 営業推進課 営 業 店 支 店 丹 生 川 支 店 宝 奥 飛 騨 支 店 上 神 岡 営 業 部 店 三 福 寺 支 店 支 さんまち通り支店 西 八 軒 町 支 店 川 本 店 営 業 部 TAKASHIN DISCLOSURE 20 TAKASHIN DISCLOSURE 業務・店舗の ご案内 「飛騨の魅力を伝える写真コンテスト」入賞作品「湿原に見とれておとっと」 主な商品・サービスのご案内 預金 普通預金等 種 類 内 容 お預け入れ期間 お預け入れ金額 当座預金 手形・小切手の決済など、 商取引に安全で便利な預金です。 出し入れ自由 1円以上 普通預金 給与、 年金、 配当金の自動受取り、 公共料金や各種クレジット代金の 自動支払いなど財布や家計簿がわりにご利用いただけます。 出し入れ自由 1円以上 無利息型普通預金 (決済用預金) 預金保険制度において①無利息②要求払③決済サービス機能を 満たす事により全額保護の対象となる預金です。 出し入れ自由 1円以上 たかしん総合口座 1冊の通帳で普通預金と定期預金がご利用いただけます。 必要なときには 定期預金残高の90%、 最高300万円まで自動的に融資が受けられます。 出し入れ自由 普通預金1円以上 定期預金10,000円以上 定期預金等 種 類 内 容 お預け入れ期間 お預け入れ金額 期日指定定期預金 お預け入れ後1年経過すると、 お預け入れ期間内ならお好きな日を満期日に指定 できます。 ただし、 満期日を指定する時は、 1ヶ月前までにご連絡が必要となります。 1年以上3年以内 自由金利型定期預金 (スーパー定期) 金融市場の金利動向に応じて金利が決められる定期預金です。 自動 継続もあります。 1ヶ月以上5年以内 [M型]300万円以上1,000万円未満 (但し複利型は個人のみ) [S型]500円以上300万円未満 自由金利型定期預金 (大口定期預金) 金融市場の金利動向に応じて金利が決められる定期預金です。 自動 継続もあります。 1ヶ月以上5年以内 1,000万円以上 新型複利定期預金 「みらいくん」 お預入れ後6ヶ月を経過すればお引き出し自由。 半年複利で長く預け るほど、 また金額がまとまるほどお得な新型定期預金です。 6ヵ月以上5年以内 500円以上1,000万円未満 定期積金 (スーパー積金) 毎月一定金額を積み立て、 事業の拡張資金、 住宅の新築・増改築資 金、 結婚資金など目的に合わせた資金づくりができます。 6ヵ月以上5年以内 500円以上 500円以上1,000万円未満 融資 事業資金を手軽に借りたい 種 類 ビジネスカードローン 事業者カードローン 内 容 事業に必要な設備資金・運転資金にご利用いただけます。 ご融資金額は最高2,000万円まで。 原則、 担保・保証人不要です。 ビジネスライン 事業に必要な設備資金・運転資金を限度額 (最高2億8,000万円まで) の範囲内でご利用いただけます。 当座貸越形式で必要な時 当座貸越(貸付専用型) に必要なだけご利用いただけます。 保証人原則不要、 不動産担保が必要な場合があります。 たかしん「ビジネスサポート300」 個人事業に必要な設備資金・運転資金にご利用いただけます。 ご融資金額は最高300万円まで、 ご融資期間は最長7年です。担保・第三者保証人不要です。 アグリビジネスローン 農業者向けのローンです。 営農に必要な設備資金・運転資金にご利用いただけます。 ご融資金額は最高1,000万円まで、 ご融資期間 は最長5年です。 担保は原則自宅、 保証人は後継者または配偶者から1名以上必要です。 住宅取得のため、 お金を借りたい 種 類 内 容 たかしん マイホームローン 住宅・宅地の購入、 新築・増築・改築等の他、 既借入住宅ローン借換資金にご利用いただけます。 ご融資金額は最高8,000万円ま で、 ご融資期間は最長35年です。 金利は変動金利型と固定金利選択型 (2年、3年、5年、10年、20年) からお選びいただけます。 たかしん住宅ローンF 住宅・宅地の購入、 新築・増築・改築等の他、 既借入住宅ローン借換資金にご利用いただけます。 ご融資金額は最高1億円まで、 ご融資期間は最長35年です。 金利は変動金利型と固定金利選択型 (2年、3年、5年、10年、20年) からお選びいただけます。 たかしん住宅融資借換 資金有担保ローン 他行住宅融資の借換資金にご利用いただけます。 ご融資金額は最高3,000万円まで、 ご融資期間は借換対象ローンの残存期間、 かつ最長30年です。 たかしん リフォームプラン マイホームの増改築、 修繕資金にご利用いただけます。 車庫や庭など付属設備も対象となります。 ご融資金額は最高1,000万円まで、 ご融資期間は最長15年です。 無担保住宅ローン 不動産の購入、 新築、 建て替え、 リフォーム資金及びそれに伴う諸費用うにご利用いただけます。 ご融資金額は最高1,000万円ま で、 ご融資期間は最長20年です。 金利は変動金利型と固定金利選択型 (2年、3年、5年、10年、20年) からお選びいただけます。 たかしん 住宅ローンネクスト 住宅・宅地の購入、 新築・増築・改築等の他、 既借入住宅ローン借換資金にご利用いただけます。 ご融資金額は最高1億円まで、 ご 融資期間は最長35年です。 金利は変動金利型と固定金利選択型 (2年、3年、5年、10年、20年) からお選びいただけます。 21 TAKASHIN DISCLOSURE TAKASHIN DISCLOSURE 営業エリア・店舗一覧 たかしんの店舗は高山市、飛騨市、下呂市に計19店舗、 店外キャッシュサービスコーナーは計25カ所に設置しております。 (平成27年6月30日現在) 本部 高山市 貸 宮川 飛騨市 高山別院 下呂市 かじ橋 安川通り 安川交差点 宮川町 富山県 白川村 神岡町 TEL(0577)32-2200 高山市下一之町 63番地 16 飛騨市 上宝町 17 河合町 奥飛騨温泉郷 古川町 18 5 13 白川村 事務センター 丹生川町 宮川 19 国府町 高山別院 高山市街 清見町 長野県 朝日町 荘川町 かじ橋 高山市 安川通り 安川交差点 一之宮町 久々野町 高根町 TEL(0577)32-8281 高山市下一之町 25番地 6 馬瀬 471 458 460 萩原町 小坂町 15 12 41 郡上市 457 下呂市 9 7 8 共 3 158 462 14 金山町 A 視覚障がい者対応ATM設置店 4 11 下呂市街 158 1 2 JR高山駅 10 41 他金融機関幹事の 共同キャッシュコーナー 外国通貨両替所 両 貸 両替機設置店 貸金庫設置店 夜間金庫設置店 たかしんキャッシュサービスコーナー 高山市役所出張所 高山市花岡町2丁目 A 久々野出張所 高山市久々野町無数河 A 馬場町市営駐車場出張所 高山市馬場町2丁目 A 飛騨市役所出張所 飛騨市古川町本町 共 駿河屋アスモ店出張所 高山市岡本町2丁目 共 古川町是重2丁目出張所 飛騨市古川町是重2丁目 A バロー高山出張所 高山市岡本町3丁目 A 古川駅前出張所 飛騨市古川町金森町 A グロブナータウン出張所 高山市上岡本町7丁目 A 神岡町東町出張所 飛騨市神岡町東町 ー さとう石浦店出張所 高山市石浦町2丁目 A バロー神岡店出張所 飛騨市神岡町東町 共 さとう山王店出張所 高山市片野町6丁目 A 宙(スカイ) ドーム出張所 飛騨市神岡町夕陽ヶ丘 A さとう桐生店出張所 高山市桐生町2丁目 A 釜崎出張所 飛騨市神岡町東雲 ー モリー東山店出張所 高山市松之木町 A 萩原出張所 下呂市萩原町商店街 A 西之一色出張所 高山市西之一色町3丁目 A JRセントラルタワーズ(スカイシャトル) 名古屋市中村区名駅 共 桐生町出張所 高山市桐生町6丁目 A JRセントラルタワーズ(桜通口) 名古屋市中村区名駅 共 アピタ飛騨高山店出張所 高山市国府町金桶 ー 中部国際空港(アクセスプラザ) 常滑市セントレア 共 フレスポ飛騨高山出張所 高山市天満町1丁目 A たかしんホームページもご覧ください。 http://www.takashin.jp 23 TAKASHIN DISCLOSURE 業務・店舗のご案内 本店営業部 A 1 両 2 川西支店 八軒町支店 3 A さんまち通り支店 4 かじ橋 安川通り 宮川 宮川 宮川 高山別院 高山陣屋 鍛冶橋 交差点 り さんまち通 陣屋南 交差点 かじ橋 国分寺通り 両 貸 P 安川交差点 TEL(0577)32-8200 高山市下一之町 63番地 営業部長 TEL(0577)32-2203 高山市朝日町 53番地 倉田 晃義 A 両 貸 6 山田 明典 小坂支店 岡本支店 9 TEL(0577) 32-1874 高山市花里町6丁目 41番地 熊﨑 秀樹 支店長 日枝支店 交差点 11 A 両 貸 桐生支店 TEL(0577)34-5080 高山市片野町6丁目 401番地1 万人橋 北小学校 A 両 新宮支店 A 両 貸 15 山村 秀章 三福寺支店 A 支店長 両 貸 東山 中学校 原山口 交差点 国道158号 旧 号 東小学校 41 宮川 TEL(0577)72-4800 高山市国府町 広瀬町1594番地3 支店長 TEL(0577)35-3322 高山市新宮町 3564番地1 溝尻 正義 支店長 上宝支店 奥飛騨支店 栃尾 交差点 蒲田川 TEL(0578)89-2134 高山市奥飛騨温泉郷 栃尾324番地3 支店長 愛知 正宏 19 A 両 貸 飛騨 市民病院 圓城寺 西里本町 交差点 飛騨市神岡 振興事務所 TEL(0578)82-1200 飛騨市神岡町船津 1302番地5 木戸脇 律和 営業部長 丹生川支店 郵便局 沖野 芳武 貸 神岡営業部 A 貸 東博 丹生川支所 支店長 栃尾アリーナ 郵便局 上宝町 デイサービスセンター TEL(0578)86-2226 高山市上宝町本郷 2584番地2 支店長 洞谷 郵便局 上宝町 公民館 清水 健一郎 市立 栃尾小学校 上宝支所 18 市立 本郷小学校 TEL(0577) 35-3888 高山市三福寺町 3326番地1 16 柴田 正治 高原川 広瀬北 交差点 14 支店長 国道1 58号 号 国府 リバーサイド 林 健司 TEL(0577)34-8100 高山市桐生町3丁目 44番地 山 田 川 国道 国府支店 支店長 TEL(0577) 35-0811 高山市昭和町1丁目 88番地1 業務・店舗のご案内 営業エリア・店舗一覧 桐山 和彦 A 両 貸 北小学校 北交差点 交差点 高山駅 国道 号 バイパス 支店長 17 12 高山市民文化会館 TEL(0577)34-1051 高山市岡本町3丁目 105番地34 41 駅西支店 荒畑 勝之 支店長 誓願寺 41 13 松坂 武司 交差点 山王小学校 TEL(0576)25-2100 下呂市森1064番地24 宮川 苔川 雁川原橋 交差点 10 下呂大橋 下呂市役所 下呂庁舎 支店長 下呂支店 8 41 TEL(0576)62-3101 下呂市小坂町 小坂町847番地2 松井 恒男 牧田 和成 交差点 支店長 A 両 下呂駅 TEL(0577)73-2831 飛騨市古川町 弐之町8番5号 支店長 号 郵便局 国 道 小 坂 川 一之町通り 高山駅 飛 牧田 和成 高山駅北 交差点 小 騨 TEL(0577)32-2204 高山市上二之町 30番地 駅前支店 7 小坂振興 事務所 駅 坂 金森町 交差点 支店長 飛騨川 圓光寺 大横丁 飛騨古川 まつり会館 支店長 TEL(0577) 32-2205 高山市八軒町1丁目 36番地 県立下呂温泉病院 古川支店 5 NTT 158号 公園 国道 町方交差点 TEL(0577) 78-2600 高山市丹生川町 坊方2101番地3 支店長 重田 靖博 TAKASHIN DISCLOSURE 24 TAKASHIN DISCLOSURE 業務・店舗のご案内 沿革 大正 平成 15年 6月 産業組合法により有限責任高山信用組合を設立 昭和 2年 4月 駅前支店を移転 4年 8月 貸出金500億円を達成 12月 預金量1,000億円を達成 たかしん地域振興協力基金を設立 16年 6月 川西出張所(現川西支店) を開設 5年 8月 18年 5月 南出張所(現八軒町支店)と東出張所(現さんまち通り支店)を開設 6年 10月 国府支店を開設 市街地信用組合法により改組 8年 6月 創立70周年記念式典を挙行 8月 8月 古川支店を新築 10月 新宮支店を開設 24年 6月 国民金融公庫代理所として認可 25年 4月 中小企業等協同組合法により改組 26年 10月 高山信用金庫に名称変更(信用金庫法により改組) 27年 7月 全国信用金庫連合会(現信金中央金庫)集中決済による 為替業務を開始 10年 7月 社会福祉医療事業団の代理業務を開始 11年 3月 預金量1,500億円を達成 7月 南吉城信用組合と合併 12年 5月 中央青山監査法人と監査契約を締結 7月 古川支店を開設 7月 貸出金1,000億円を達成 28年 2月 川西出張所を川西支店へ昇格 8月 証券投資信託の窓口販売を開始 2月 南出張所を八軒町支店へ昇格 10月 2月 東出張所を本局前支店(移転) へ昇格 13年 4月 11月 中小企業金融公庫の代理業務を開始 5月 9年 8月 30年 11月 岐阜県税収納業務を開始 32年 12月 全国信用金庫連合会(現信金中央金庫)の代理業務を開始 34年 10月 中小企業退職金共済事業団の代理業務を開始 36年 6月 小坂支店を開設 15年 6月 38年 6月 駅前支店を開設 9月 39年 4月 地方自治法の改正により岐阜県収納代理金融機関となる 三福寺支店を開設 神岡信用金庫と合併 損害保険代理店業務を開始 預金量2,000億円を達成 10月 確定拠出年金(企業型) の取扱開始 14年 2月 確定拠出年金(個人型) の取扱開始 10月 16年 8月 生命保険の窓口販売を開始 丹生川支店を開設 個人向国債の取扱開始 事務センターの増築 下呂支店を開設 10月 栃尾支店を奥飛騨支店へ改称・新築 40年 3月 住宅金融公庫の代理業務を開始 11月 決済用預金の導入 41年 4月 高山市指定金融機関業務を開始 17年 10月 10月 飛騨市指定金融機関業務を開始 44年 8月 地区の拡張を認可(現神岡町および上宝町、奥飛騨温泉郷) 47年 5月 当金庫の略称に 「たかしん」 を採用 18年 6月 創立80周年記念式典を挙行・記念誌を発行 48年 3月 預金量100億円を達成 19年 4月 岐阜大学と産学連携の協定締結 12月 桐生支店を移転・新築 オンライン処理(東海地区しんきん共同事務センター)を開始 10月 たかしん経営塾を発足 50年 12月 貸出金100億円を達成 11月 さんまち通り支店を新築 51年 12月 岡本支店を開設 21年 4月 駅西支店を新築 52年 12月 日枝支店を開設 25年 2月 しんきん電子記録債権サービスを開始 54年 12月 日本銀行歳入代理店の業務を開始 26年 3月 たかしんニューリーダーズクラブを発足 56年 10月 両替商業務を開始 58年 10月 国債窓口販売を開始 6月 59年 7月 駅西支店を開設 60年 6月 たかしん経済クラブを発足 60年 9月 預金量500億円を達成 61年 8月 桐生支店を開設 63年 8月 本局前支店をさんまち通り支店へ改称 25 TAKASHIN DISCLOSURE 経営状況 財務データ 貸借対照表 単位:百万円 単位:百万円 第88期 第89期 平成26年3月期 平成27年3月期 科目 資産の部 現金 預け金 金銭の信託 有価証券 国債 地方債 社債 株式 その他の証券 貸出金 割引手形 手形貸付 証書貸付 当座貸越 その他資産 未決済為替貸 信金中金出資金 前払費用 未収収益 その他の資産 有形固定資産 建物 土地 その他の有形固定資産 無形固定資産 ソフトウェア その他の無形固定資産 繰延税金資産 債務保証見返 貸倒引当金 (うち個別貸倒引当金) 資産の部合計 第88期 第89期 平成26年3月期 平成27年3月期 科目 負債の部 3,205 48,915 51,927 920 420 82,134 87,069 14,176 14,251 13,926 16,410 38,968 41,033 42 43 15,020 15,330 118,071 116,462 250 221 7,867 6,740 104,233 103,502 5,719 5,998 1,474 1,250 23 23 816 816 7 7 561 352 65 50 3,631 3,558 1,741 1,674 1,711 1,711 178 173 66 102 62 98 3 3 602 ー 1,261 1,346 △ 5,905 △ 6,544 (△ 5,388) (△ 6,063) 256,391 258,799 5,217 預金積金 242,374 当座預金 2,553 普通預金 56,486 貯蓄預金 384 通知預金 140 定期預金 169,540 定期積金 11,723 その他の預金 1,545 借用金 850 借入金 850 その他負債 657 未決済為替借 23 未払費用 485 給付補塡備金 19 未払法人税等 0 前受収益 22 払戻未済金 2 払戻未済持分 0 職員預り金 46 資産除去債務 14 その他の負債 41 賞与引当金 110 退職給付引当金 69 役員退職慰労引当金 139 睡眠預金払戻損失引当金 38 繰延税金負債 ー 債務保証 1,261 負債の部合計 245,503 純資産の部 10,887 716 716 8,877 715 8,162 7,800 362 △0 9,594 2,395 2,395 11,989 256,391 258,799 出資金 715 普通出資金 715 利益剰余金 利益準備金 8,772 715 その他利益剰余金 8,057 特別積立金 7,800 当期未処分剰余金 257 処分未済持分 ー 会員勘定合計 9,488 その他有価証券評価差額金 1,399 評価・換算差額等合計 1,399 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 27 TAKASHIN DISCLOSURE 2 偶発損失引当金 243,462 2,667 60,783 385 207 166,462 11,270 1,684 750 750 707 20 543 14 0 19 2 0 45 14 44 92 75 157 2 44 171 1,346 246,809 損益計算書 科目 単位:千円 第88期 第89期 平成26年3月期 平成27年3月期 経常収益 4,804,357 資金運用収益 3,754,133 貸出金利息 2,485,021 預け金利息 255,802 有価証券利息配当金 988,822 その他の受入利息 24,487 役務取引等収益 294,899 受入為替手数料 142,144 その他の役務収益 152,755 その他業務収益 706,086 外国為替売買益 1,498 国債等債券売却益 157,011 国債等債券償還益 513,157 その他の業務収益 34,419 その他経常収益 49,238 償却債権取立益 ー 35,268 金銭の信託運用益 10,518 その他の経常収益 3,451 4,653,320 資金調達費用 365,604 預金利息 349,249 給付補塡備金繰入額 借用金利息 その他の支払利息 役務取引等費用 支払為替手数料 その他の役務費用 10,987 5,137 231 299,665 44,160 255,504 その他業務費用 75,928 国債等債券償還損 75,921 その他の業務費用 6 経費 2,851,870 人件費 1,778,863 物件費 1,028,384 税金 その他経常費用 44,621 1,060,251 貸出金償却 358,039 貸倒引当金繰入額 547,809 株式等売却損 ー 金銭の信託運用損 79 その他の経常費用 154,322 5,093,825 3,700,509 2,368,710 196,983 1,110,320 24,494 295,909 140,704 155,205 971,473 2,931 382,598 540,193 45,750 125,932 96,434 16,727 6,945 5,825 4,554,739 344,848 331,654 8,400 4,564 229 304,023 45,532 258,490 21,733 21,719 14 2,829,226 1,806,646 989,890 32,688 1,054,907 97,766 945,746 649 564 10,180 科目 第88期 第89期 平成26年3月期 平成27年3月期 経常利益 151,036 特別利益 ー 特別損失 3,220 固定資産処分損 3,220 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 147,816 △ 160,784 202,047 41,262 当期純利益 106,554 繰越金(当期首残高) 150,792 当期未処分剰余金 257,347 剰余金処分計算書 科目 当期未処分剰余金 利益準備金限度超過額取崩額 合計 単位:千円 第88期 第89期 平成26年3月期 平成27年3月期 257,347 39 257,386 剰余金処分額 28,535 利益準備金 ー 普通出資に対する配当金 繰越金(当期末残高) 539,085 ー 959 959 538,125 4,312 400,354 404,667 133,458 228,850 362,309 28,535 228,850 362,309 ー 362,309 23,015 1,571 21,443 339,294 財務データ 経営状況 株式等売却益 経常費用 単位:千円 TAKASHIN DISCLOSURE 28 財務データ 経営状況 注記事項 【貸借対照表関係】 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法 による償却原価法(定額法)、 その他有価証券のうち時価のあるもの については決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主とし て移動平均法により算定)、時価を把握することが極めて困難と認 められるものについては移動平均法による原価法又は償却原価法 により行っております。なお、その他有価証券の評価差額について は、全部純資産直入法により処理しております。 3. 金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の評価は、 上記2.と同じ方法により行っております。 4. 有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定額法を採用し ております。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。 建物…18年∼50年 その他…3年∼20年 5. 無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定額法により償 却しております。 なお、 自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内 における利用可能期間(5年) に基づいて償却しております。 決算日の為替相場による円換算額を付しております。 6. 外貨建資産は、 予め定めている償却・引当基準に則り、 次のとおり計上しております。 7. 貸倒引当金は、 「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監 査に関する実務指針」 (日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第 4号) に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権については、 過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づ き引き当てております。 破綻懸念先債権に相当する債権については、 債権額 から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、 その 残額のうち必要と認める額を引き当てております。 破綻先債権及び実質破綻 先債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及 び保証による回収可能見込額を控除した残額を引き当てております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署の 協力の下に資産査定部署が資産査定を実施しており、 その査定結果 により上記の引当を行っております。 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等につい ては、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認めら れる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額 しており、 その金額は2,098百万円であります。 8. 賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与 の支給見込額のうち、 当事業年度に帰属する額を計上しております。 9. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、企業会計基準適用指 針第25号「退職給付会計に関する会計基準の適用指針」に定める簡便法 (直近の年金財政計算上の数理債務をもって退職給付債務とする方法)に より、当事業年度末における必要額を計上しております。 当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総 合設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資 産の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額 を退職給付費用として処理しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に 占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。 ①制度全体の積立状況に関する事項(平成26年3月31日現在) 1,549,255百万円 年金資産の額 年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額 1,738,229百万円 △ 188,974百万円 差引額 ②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成26年3月31日現在) 0.2305% ③補足説明 上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高210,459百万円で あります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間16年10ヵ月の元利均等定率償却 であり、当金庫は、当事業年度の財務諸表上、特別掛金45百万円を費用処理しております。 なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じ ることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合とは一致しません。 29 TAKASHIN DISCLOSURE 10. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備える ため、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末 までに発生していると認められる額を計上しております。 11. 睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、 預金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生 する損失を見積り、必要と認める額を計上しております。 12. 偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備える ため、将来の負担金支払見込額を計上しております。 リース取引開始日 13. 所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、 が平成20年4月1日前に開始する事業年度に属するものについて は、 通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。 税込方式によっております。 14. 消費税及び地方消費税の会計処理は、 15. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債 権総額30百万円 16. 有形固定資産の減価償却累計額2,814百万円 電子計算機等の一部につい 17. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、 ては、 所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。 18. 貸 出 金 のうち、破 綻 先 債 権 額 は 1 3 6 百 万 円 、延 滞 債 権 額 は 13,395百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間 継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は 弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金 (貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」 と いう。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第 1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する 事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債 権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の 支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。 19. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は15百万円であります。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支 払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延 滞債権に該当しないものであります。 20. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は171百万円であります。 なお、 貸出条件緩和債権とは、 債務者の経営再建又は支援を図るこ とを目的として、 金利の減免、 利息の支払猶予、 元本の返済猶予、 債権 放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債 権、 延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。 21. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件 緩和債権額の合計額は13,718百万円であります。 なお前項18.から21.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金 額であります。 22. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引と して処理しております。 これにより受け入れた商業手形は、売却又は (再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、 その額面金額は221百万円であります。 23. 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 有価証券 有価証券 有価証券 有価証券 定期性預け金 定期性預け金 209百万円(日銀歳入代理店事務取扱いの担保) 105百万円(高山市指定金融機関事務取扱いの担保) 26百万円(飛騨市指定金融機関事務取扱いの担保) 3,008百万円(為替決済取引の担保) 7,000百万円(為替決済取引の担保) 900百万円(信金中金からの借用金750百万円の担保) また、 その他の資産のうち保証金は2百万円であります。 24. 出資1口当たりの純資産額836円25銭 25. 金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針 当金庫は、 預金業務、 融資業務および市場運用業務などの金 融業務を行っております。 このため、 金利変動による不利な影響が生じないように、 資産 及び負債の総合的管理 (ALM) をしております。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客 様に対する貸出金です。 また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期 保有目的、純投資目的及び事業推進目的で保有しております。 これらは、 それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リ スク、 市場価格の変動リスクに晒されております。 一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性 リスクに晒されております。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 ②市場リスクの管理 (ⅰ)金利リスクの管理 当金庫は、 ALMによって金利の変動リスクを管理しております。 統合的リスク管理方針・管理規程において、 リスク管理方法や手続等 を定めており、 ALM委員会運営要領に基づき、 ALM委員会及び常務会 において実施状況の把握・確認、 今後の対応等の協議を行っています。 日常的にはリスク統括部及び資金運用部において金融資産及び負債 の金利や期間を総合的に把握し、 金利感応度分析等によりモニタリング を行い、 月次ベースでALM委員会及び常務会に報告しております。 (ⅱ)為替リスクの管理 当金庫は、 為替の変動リスクに関して、 個別の案件ごとに管理しております。 (ⅲ)価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の保有については、理事会の監督の 下、資金運用規程による資金運用方針に基づき行われております。 資金運用部で市場運用商品の購入を行っており、事前審査、投資限度額の設定 のほか、継続的なモニタリングを通じて、価格変動リスクの軽減を図っております。 これらの情報は、ALM委員会及び常務会に定期的に報告されております。 (ⅳ)市場リスクに係る定量的情報 当金庫において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融 商品は、 「預け金」 「 、有価証券」 のうち債券、 「貸出金」及び 「預金積金」 であります。 これらの金融資産及び金融負債について、保有期間1年、過去5年の 当金庫では、 観測期間で計測される99パーセンタイル値を用いた経済価値の変動額を市場リ スク量とし、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しております。 当該変動額の算定にあたっては、対象の金融資産及び金融負債をそれぞれ金利 期日に応じて適切な期間に残高を分解し、期間ごとの金利変動幅を用いております。 なお、当事業年度末現在、金利以外のすべてのリスク変数が一定であると 仮定した場合の99パーセンタイル値を用いた経済価値は922百万円減少す るものと把握しております。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、 金利とその他のリスク変数との相関を考慮しておりません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定 額を超える影響が生じる可能性があります。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫は、ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達 手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整など によって、流動性リスクを管理しております。 単位:百万円 (1)預け金 (2)有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 (3)貸出金(*1) 貸倒引当金(*2) 貸借対照表計上額 51,927 時価 51,887 差額 △ 40 702 85,718 116,462 △ 6,542 109,919 248,268 243,462 243,462 698 85,718 △3 − 110,355 248,660 243,775 243,775 435 391 313 313 金融資産計 (1)預金積金 金融負債計 (*1) 貸出金の時価は、 「簡便な計算により算出した時価に代わる金額」 によっております。 (*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。 注1 金融商品の時価等の算定方法 金融資産 (1)預け金 満期のない預け金については、 時価は帳簿価額と近似しているこ とから、 当該帳簿価額を時価としております。 満期のある預け金につ いては、 残存期間に基づく区分ごとに、 新規に預け金を行った場合 に想定される適用金利で割り引いた現在価値を算定しております。 (2)有価証券 株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引金融機 関から提示された価格によっております。 投資信託は、 公表され ている基準価格によっております。 なお、 保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項につい ては27.から28.に記載しております。 (3)貸出金 貸出金は、以下の①∼③の方法により算出し、その算出結 果を時価に代わる金額として記載しております。 財務データ 経営状況 当金庫は、融資基本方針に則り、信用リスク管理方針・管理規程及び融資関連諸規程 に従い、貸出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や 担保の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。 これらの与信管理は、各営業店のほか融資部及びリスク統括部により行われ、また、 定期的に大口融資審査委員会等を開催し審議しており、経営陣に報告を行っております。 リスク統括部及び監査部がチェックしております。 さらに、与信管理の状況については、 有価証券の発行体の信用リスクに関しては、 リスク統括部及び資金運用部並びに ALM委員会において、信用情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しております。 (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額を採用してい ますが、市場価格がない非上場株式等については、帳簿価額 を時価としております。なお、貸出金については、簡便な計算 により算出した時価に代わる金額を開示しております。 26. 金融商品の時価等に関する事項 平成27年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの 注1 。 なお、 差額は、 次のとおりであります(時価の算定方法については 参照) 時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、 次表 注2 参照) には含めておりません( 。 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 ① 破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来キャッ シュ・フローの見積りが困難な債権については、貸借対照表中の貸出金 勘定に計上している額(貸倒引当金控除前の額。以下「貸出金計上額」 と いう。 ) の合計額から貸出金に対応する個別貸倒引当金を控除した価額。 ② ①以外のうち、変動金利によるものは貸出金計上額。 固定金利によるものは貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、 ③ ①以外のうち、 元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合に想定される利率で割り引いた価額。 金融負債 (1)預金積金 要求払預金については、 決算日に要求された場合の支払額 (帳簿価額) を 時価とみなしております。 また、定期預金の時価は、一定期間ごとに区分し て、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。 そ の割引率は、 新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いております。 注2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次 のとおりであり、 金融商品の時価情報には含まれておりません。 区分 非上場株式(*1) 組合出資金(*2) (*1) 私募リート 合計 単位:百万円 (*1)非上場株式・私募リートについては、市 場価格がなく、時価を把握することが 極めて困難と認められることから時価 26 開示の対象とはしておりません。 6 (*2)組合出資金のうち、組合財産が非上場株式 など時価を把握することが極めて困難と認 615 められるもので構成されているものについ 648 ては、時価開示の対象としておりません。 貸借対照表計上額 TAKASHIN DISCLOSURE 30 財務データ 経営状況 注3 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 単位:百万円 1年以内 16,000 1年超5年以内 2,440 5年超10年以内 10,200 10年超 1,500 期間の定めが無いもの 21,787 4,474 30,490 38,855 7,400 − ー ー ー 700 − 4,474 30,490 38,855 6,700 − 貸出金(*) 24,750 34,996 21,056 23,805 11,849 合計 45,224 67,925 70,109 32,705 35,686 預け金(*) 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち満期があるもの (*)預け金のうち、定期性預け金以外、 また貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権や延滞・期流れの債権等、償還予定額が見込めない債権については「期間の定めが 無いもの」に含めております。 注4 借用金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額 1年以内 94,273 100 94,373 預金積金(*) 借用金 合計 単位:百万円 1年超5年以内 82,277 400 82,677 5年超10年以内 11 250 261 10年超 336 ー 336 期間の定めが無いもの 66,559 ー 66,559 (*)預金積金のうち、要求払預金は 「期間の定めが無いもの」 に含めております。 これらには、 「国債」 「 、地方債」 「 、社債」 「 、株式」 「 、その他の証券」 が含まれております。 27. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。 以下、28まで同様であります。 満期保有目的の債券 単位:百万円 種類 時価が貸借対照表計上額を超えるもの 時価が貸借対照表計上額を超えないもの その他 小計 その他 小計 合計 貸借対照表計上額 402 402 300 300 702 時価 差額 貸借対照表計上額 17 68,686 14,251 15,715 38,719 11,455 80,158 ー 3,008 ー 694 2,313 2,551 5,560 85,718 取得原価 売却益の合計額 63 63 335 399 売却損の合計額 ー ー △ 22 △ 22 407 407 290 290 698 その他有価証券 単位:百万円 種類 貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの 貸借対照表計上額が 取得原価を超えないもの 株式 債券 国債 地方債 社債 その他 小計 株式 債券 国債 地方債 社債 その他 小計 合計 28. 当事業年度中に売却したその他有価証券 債券 社債 その他 合計 31 TAKASHIN DISCLOSURE 10 66,548 13,429 15,291 37,827 10,245 76,804 ー 3,021 ー 702 2,319 2,600 5,622 82,427 単位:百万円 売却額 1,476 1,476 797 2,274 29. 運用目的の金銭の信託 運用目的の金銭の信託 5 5 △9 △9 △3 単位:百万円 貸借対照表計上額 420 当事業年度の損益に含まれた評価差額 △0 差額 6 2,137 821 423 892 1,209 3,353 ー △ 13 ー △7 △5 △ 48 △ 62 3,291 30. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧 客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条 件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けるこ 監査法人による監査 平成25年度および26年度の貸借対照表、損益計算書および剰 とを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高 余金処分計算書は、信用金庫法第38条の2の規定に基づき、あず は、37,499百万円であります。 このうち契約残存期間が1年以内の さ監査法人の監査を受けております。 ものが13,646百万円あります。 なお、 これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するもので あるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来の 平成26年度における貸借対照表、損益計算書および剰余金処 キャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの 分計算書(以下「財務諸表」 という)の適正性および財務諸表作成 契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の に係る内部監査の有効性を確認しております。 事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又 平成27年6月18日 は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられてお ります。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の 担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手 高山信用金庫 理事長 続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、 与信保全上の措置等を講じております。 31. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、 それぞれ次のとおりであります。 繰延税金負債合計 繰延税金資産の純額 1,670 百万円 193 84 73 54 42 25 20 20 38 2,222 △ 1,497 725 財務データ 経営状況 繰延税金資産 貸倒引当金 貸出金償却 繰越欠損金 減価償却限度超過額 有価証券償却 役員退職慰労金 賞与引当金 未収利息 退職給付引当金 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 繰延税金負債 その他有価証券評価差額 資産除去債務に係る有形固定資産 896 0 896 △ 171 百万円 【損益計算書関係】 (注)1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 出資1口当たり当期純利益金額9円30銭 TAKASHIN DISCLOSURE 32 経営指標 財務データ 最近5年間の主な経営指数の推移 科目 平成23年3月期 経常収益 (千円) 5,906,988 経常利益(△は経常損失) (千円) 172,677 当期純利益(△は当期純損失) (千円) 93,728 出資総口数 (千口) 14,306 出資総額 (百万円) 715 純資産額 (百万円) 11,257 総資産額 (百万円) 249,370 預金積金残高 (百万円) 235,439 貸出金残高 (百万円) 127,529 有価証券残高 (百万円) 72,725 単体自己資本比率 (%) 11.63 出資に対する配当金(出資1口当たり) (円) 2 役員数 (人) 17 うち常勤役員数 (人) 8 職員数 (人) 235 会員数 (人) 18,522 平成24年3月期 4,688,632 △ 2,914,415 △ 2,973,586 14,319 715 9,486 249,452 238,665 122,929 84,718 9.26 2 16 8 240 18,664 平成25年3月期 5,318,464 328,741 102,359 14,308 715 11,005 250,257 237,189 119,837 77,063 9.79 2 13 7 243 18,727 平成26年3月期 4,804,357 151,036 106,554 14,307 715 10,887 255,129 242,374 118,071 82,134 9.39 2 13 7 243 18,719 平成27年3月期 平成26年3月期 49.80 48.71 平成27年3月期 5,093,825 539,085 133,458 14,339 716 11,989 257,453 243,462 116,462 87,069 9.83 1.5 13 7 236 18,802 (注)残高計数は期末日現在のものであり、総資産額には債務保証見返を含んでおりません。 業務粗利益および業務粗利益率 科目 資金運用収支 資金運用収益 資金調達費用 役務取引等収支 役務取引等収益 役務取引等費用 その他の業務収支 その他業務収益 その他業務費用 業務粗利益 業務粗利益率 平成26年3月期 3,389,870 3,754,133 364,262 △ 4,765 294,899 299,665 630,157 706,086 75,928 4,015,262 1.59 (%) 単位:千円 預貸率・預証率 単位:% 平成27年3月期 3,356,748 3,700,509 343,760 △ 8,113 295,909 304,023 949,739 971,473 21,733 4,298,375 1.69 預貸率 預証率 期中平均 期末 期中平均 期末 平均残高 251,820 120,484 52,057 78,462 241,969 241,916 901 資金運用勘定 うち貸出金 うち預け金 うち有価証券 資金調達勘定 うち預金積金 うち借用金 32.43 33.88 1.預貸率は、預金に対する貸出金の運用割合を示す指標です。 上図(注) 2.預証率は、預金に対する有価証券の保有割合を示す指標です。 3.算出の分母となる預金には、定期積金を含んでおります。 左図(注) 1.資金の調達費用は金銭の信託運用見合費用(平成25年度1,342千円、 平成26年度1,087千円) を控除して表示しております。 2.業務粗利益率= 業務粗利益 資金運用勘定平均残高 資金運用勘定・資金調達勘定の平均残高、利息、利回り 平成26年3月期 利息 3,754 2,485 255 988 364 360 5 47.93 47.83 33.69 35.76 利回り 1.49 2.06 0.49 1.26 0.15 0.14 0.57 100 単位:平均残高・利息 百万円、利回り % 平均残高 254,040 117,515 53,111 82,594 245,204 245,135 800 平成27年3月期 利息 3,700 2,368 196 1,110 343 340 4 利回り 1.45 2.01 0.37 1.34 0.14 0.13 0.57 (注)資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(平成25年度74百万円、平成26年度79百万円) を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成25年度894百万円、平成26年度777百万 円) および利息(平成25年度1百万円、平成26年度1百万円) をそれぞれ控除して表示しております。 受取・支払利息の増減 受取利息 うち貸出金 うち預け金 うち有価証券 支払利息 うち預金積金 うち借用金 残高による増減 △ 66,858 △ 15,723 48,787 △ 99,766 2,237 1,217 892 単位:千円 平成26年3月期 利率による増減 △ 392,706 △ 102,017 △ 4,732 △ 290,164 △ 78,225 △ 78,098 0 純増減 △ 459,564 △ 117,741 44,054 △ 389,930 △ 75,987 △ 76,881 893 (注)残高および利率の増減要因が重なる部分については、両者の増減割合に応じて按分しております。 33 TAKASHIN DISCLOSURE 残高による増減 平成27年3月期 利率による増減 純増減 △ 1,744 △ 60,511 5,085 53,607 4,833 4,674 △ 573 △ 51,879 △ 55,799 △ 63,903 67,890 △ 25,590 △ 24,858 0 △ 53,624 △ 116,311 △ 58,818 121,498 △ 20,756 △ 20,184 △ 572 経費の内訳 人件費 単位:千円 平成26年3月期 1,778,863 報酬給料手当 1,375,835 退職給付費用 183,346 その他 物件費 事務費 うち旅費・交通費 うち通信費 うち事務機械賃借料 219,681 1,028,384 388,955 4,481 47,077 12,964 うち事務委託費 208,837 固定資産費 166,321 うち土地建物賃借料 22,201 うち保全管理費 114,067 事業費 106,641 うち広告宣伝費 うち交際費・寄贈費・諸会費 21,834 65,446 人事厚生費 31,569 減価償却費 168,647 その他 166,249 44,621 合計 2,851,870 1,806,646 1,415,205 195,424 196,016 989,890 382,466 4,513 50,221 14,047 206,409 149,897 22,966 95,444 94,741 25,785 48,999 27,764 168,251 166,769 32,688 2,829,226 役務取引等収益 うち受入為替手数料 役務取引等費用 うち支払為替手数料 単位:千円 平成26年3月期 294,899 142,144 299,665 44,160 平成27年3月期 295,909 140,704 304,023 45,532 平成26年3月期 1.49 平成27年3月期 総資金利鞘 単位:% 資金運用利回 資金調達原価率 1.32 総資金利鞘 0.17 1.45 1.28 0.17 総資産利益率 単位:% 平成26年3月期 0.05 総資産経常利益率 総資産当期純利益率 平成27年3月期 0.20 0.05 0.04 (注)総資産経常(当期純)利益率= 経常(当期純)利益 総資産(債務保証見返を除く)平均残高 100 会員数・出資金 会員数 出資金 普通出資金 平成26年3月期 (人) 18,719 715 715 単位:百万円 平成27年3月期 18,802 716 716 役職員の報酬体系について 1.対象役員 当金庫における報酬体系となる「対象役員」は、常勤理事 および常勤監事をいいます。対象役員に対する報酬等は、職 務執行の対価として支払う 「基本報酬」および「賞与」、在任 期間中の職務執行および特別功労の対価として退任時に支 払う 「退職慰労金」 で構成されています。 (1)報酬体系の概要 【基本報酬および賞与】 非常勤を含む全役員の基本報酬および賞与につきま しては、総代会において、理事全員および監事全員それ ぞれの支払総額の最高限度額を決定しております。そ のうえで、各理事の基本報酬額につきましては、役位や 在任年数等を、各理事の賞与額については前年度の業 績等をそれぞれ勘案し、当金庫の理事会において決定 しております。また、各監事の基本報酬額および賞与額 につきましては、監事の協議により決定しております。 【退職慰労金】 退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を 計上し、 退任時に総代会で承認を得た後、 支払っております。 (2)平成26年度における対象役員に対する報酬等の支払総額 単位:百万円 区分 支払総額 対象役員に対する報酬等 109 財務データ 経営指標 税金 役務取引の状況 平成27年3月期 (注)1.対象役員に該当する理事は6名、監事は1名です。 2.上記の内訳は、 「 基本報酬」89百万円、 「 賞与」1百万円、 「 退職慰労 金」18百万円となっております。 なお、 「 賞与」は当年度中に支払った賞与のうち当年度に帰属する 部分の金額(過年度に繰り入れた引当金部分を除く) と当年度に繰 り入れた役員賞与引当金の合計額です。 「退職慰労金」は、当年度中に支払った退職慰労金(過年度に繰り入 れた引当金部分を除く)と当年度に繰り入れた役員退職慰労引当 金の合計額です。 (3) その他 「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規 程に基づき、報酬等に関する事項であって、信用金庫等 の業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与える ものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」 (平成24年3月29日付金融庁公示第22号)第3条第1項 第3号及び第5号に該当する事項はありませんでした。 2.対象職員等 当金庫における報酬体系の開示対象となる 「対象職員等」 は、当金庫の非常勤役員、当金庫の職員であって、対象役員 が受ける報酬等と同額以上の報酬等を受ける者のうち、当 金庫の業務および財産の状況に重要な影響を与えるものを いいます。 なお、平成26年度において、対象職員等に該当する者はい ませんでした。 (注)1.対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。 2.「同額等」は、平成26年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。 3.平成26年度において対象役員が受ける報酬等と同額以上の報酬等を受ける者は いませんでした。 TAKASHIN DISCLOSURE 34 営業状況 財務データ 預金 預金の科目別平均残高 単位:百万円 1店舗当たり預金残高・ 役職員1人当たり預金残高 平成26年3月期 平成27年3月期 平成26年3月期 平成27年3月期 預金平均残高 241,916 流動性預金 58,580 当座預金 2,618 普通預金 54,919 貯蓄預金 392 通知預金 129 その他の流動性預金 520 定期性預金 183,335 定期預金 171,265 定期積金 12,069 定期預金の種類別残高 245,135 64,769 2,628 61,038 391 166 544 180,365 169,018 11,347 単位:百万円 1店舗当たり預金残高 169,160 固定金利定期預金 169,147 変動金利定期預金 13 166,069 166,056 12 固定金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する定期預金 変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金 12,756 役職員1人当たり預金残高 969 預金の預金者別残高 12,813 1,001 単位:百万円 平成26年3月期 平成27年3月期 預金残高 242,374 個人 185,381 法人 32,241 公金 24,358 金融機関 393 財形貯蓄の種類別残高 243,462 183,846 32,861 26,632 122 単位:百万円 平成26年3月期 平成27年3月期 平成26年3月期 平成27年3月期 定期預金 単位:百万円 379 財形貯蓄 一般財形 279 財形年金 72 財形住宅 28 393 294 69 28 貸出金 貸出金の科目別平均残高 単位:百万円 貸出金の種類別残高 平成26年3月期 平成27年3月期 貸出金平均残高 120,484 割引手形 252 手形貸付 10,177 証書貸付 104,468 当座貸越 5,586 117,515 236 6,980 104,730 5,566 単位:百万円 平成26年3月期 平成27年3月期 118,071 貸出金残高 固定金利 71,622 変動金利 46,448 債務保証見返の担保別残高 116,462 71,388 45,073 単位:百万円 平成26年3月期 平成27年3月期 債務保証見返 貸出金の担保別残高 単位:百万円 平成26年3月期 平成27年3月期 貸出金残高 当金庫預金積金 有価証券 118,071 2,405 150 不動産 48,445 信用保証協会・信用保険 20,187 保証 13,127 信用 33,755 35 TAKASHIN DISCLOSURE 116,462 2,385 0 31,004 20,417 13,831 48,822 1,261 不動産 280 保証 112 信用 869 貸出金の使途別残高 1,346 242 96 1,006 単位:百万円 平成26年3月期 平成27年3月期 貸出金残高 118,071 設備資金 64,170 運転資金 53,901 116,462 62,960 53,501 貸出金の業種別貸出金残高 単位:残高 百万円、構成比 % 平成26年3月期 業種 貸出先数 製造業 貸出金残高 平成27年3月期 構成比 202 5,788 4.9 59 547 0.5 2 11 0.0 農業、林業 漁業 146 0.1 7,117 6.0 電気・ガス・熱供給・水道業 3 251 0.2 情報通信業 7 185 0.2 運輸業、郵便業 24 1,892 1.6 卸売業、小売業 443 12,668 10.7 金融業、保険業 12 5,318 4.5 131 13,623 11.5 8 1,156 1.0 38 385 0.3 宿泊業 94 10,524 8.9 飲食業 190 1,569 1.3 生活関連サービス業、娯楽業 101 3,345 2.8 9 130 0.1 71 2,461 2.1 建設業 不動産業 物品賃貸業 学術研究、専門・技術サービス業 教育、学習支援業 医療、福祉 その他のサービス 小計 99 1,094 0.9 1,900 68,219 57.8 地方公共団体 個人 (住宅・消費・納税資金等) 合計 4 10,072 8.5 9,933 39,779 33.7 11,837 118,071 100.0 205 65 2 2 391 9 7 27 426 13 129 9 39 88 195 93 9 67 104 1,880 4 9,781 11,665 貸出金残高 6,014 731 10 0 7,054 402 195 1,919 12,103 5,188 13,042 1,093 372 10,057 1,491 3,005 169 2,372 1,282 66,508 10,070 39,883 116,462 構成比 5.2 0.6 0.0 0.0 6.1 0.3 0.2 1.7 10.4 4.5 11.2 0.9 0.3 8.6 1.3 2.6 0.1 2.0 1.1 57.1 8.6 34.3 100.0 財務データ 営業状況 2 405 鉱業、採石業、砂利採取業 貸出先数 (注)業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 貸出金の会員・会員外別残高 単位:百万円 1店舗当たり貸出金残高・ 役職員1人当たり貸出金残高 平成26年3月期 平成27年3月期 会員貸出 96,765 会員外貸出 21,306 個人ローン残高 95,968 20,494 単位:百万円 1店舗当たり貸出金残高 役職員1人当たり貸出金残高 住宅ローン カードローン 合計 6,182 30,649 1,240 38,071 貸出金償却の額 6,058 30,873 1,418 38,349 単位:千円 平成26年3月期 平成27年3月期 貸出金償却額 358,039 97,766 6,214 472 代理貸付残高 平成26年3月期 平成27年3月期 消費者ローン 単位:百万円 平成26年3月期 平成27年3月期 6,129 479 単位:百万円 平成26年3月期 平成27年3月期 信金中央金庫 37 日本政策金融公庫(普通貸付) 51 日本政策金融公庫(教育資金) 83 日本政策金融公庫(生活衛生) 20 日本政策金融公庫(中小企業事業) 0 日本政策金融公庫(農林水産事業) 790 独立行政法人住宅金融支援機構 863 独立行政法人福祉医療機構 合計 109 1,953 36 45 63 16 0 697 805 94 1,756 TAKASHIN DISCLOSURE 36 営業状況 財務データ リスク管理債権の状況 リスク管理債権の引当・保全状況 区分 残高(A) 単位:百万円、% 担保・保証 (B) 貸倒引当金 (C) 平成25年度 503 311 192 100.00 平成26年度 136 86 49 100.00 平成25年度 13,307 5,487 5,193 80.26 平成26年度 13,395 5,225 6,010 83.88 3ヵ月以上 平成25年度 延滞債権 平成26年度 10 4 2 68.71 15 13 6 126.21 平成25年度 509 193 121 61.94 平成26年度 171 24 66 53.29 平成25年度 14,331 5,996 5,510 80.29 平成26年度 13,718 5,350 6,133 83.70 破綻先債権 延滞先債権 貸出条件 緩和債権 合計 (注)1.「破綻先債権」 とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継 続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又 は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった 貸出金(未収利息不計上貸出金)のうち、次のいずれかに該当 する債務者に対する貸出金です。 ①更生手続開始の申立てがあった債務者 ②再生手続開始の申立てがあった債務者 ③破産手続開始の申立てがあった債務者 ④特別清算開始の申立てがあった債務者 ⑤手形交換所等による取引停止処分を受けた債務者 2.「延滞債権」 とは、未収利息不計上貸出金のうち次の2つを除 いた貸出金です。 ①上記「破綻先債権」に該当する貸出金 ②債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の 支払を猶予した貸出金 3.「3ヵ月以上延滞債権」 とは、元本又は利息の支払が約定支払 日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出金で、破綻先債権お よび延滞債権に該当しない貸出金です。 4.「貸出条件緩和債権」 とは、債務者の経営再建又は支援を図る ことを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済 猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った 貸出金で、破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債権に 該当しない貸出金です。 5.なお、 これらの開示額は、担保処分による回収見込額、保証に よる回収が可能と認められる額や既に引当てている個別貸倒 引当金を控除する前の金額であり、全てが損失となるもので はありません。 6.「担保・保証額」 は、 自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見 込額および保証による回収が可能と認められる額の合計額です。 7.「貸倒引当金」については、 リスク管理債権区分の各項目の貸 出金に対して引当てた金額を記載しており、貸借対照表の残 高より少なくなっています。 8.保全率はリスク管理債権ごとの残高に対し、担保・保証、貸倒 引当金を設定している割合です。 保全率 (B+C)/A 金融再生法に基づく開示債権 金融再生法開示債権及び同債権に対する保全状況 開示残高 (A) 区分 単位:百万円、 % 保全額 (B) 保全率 担保・保証(C) 貸倒引当金 (D) (B)/( A) 引当率 (D)/( A-C) 金融再生法上の 不良債権 平成25年度 14,374 11,542 6,032 5,510 80.30 66.05 平成26年度 13,757 11,486 5,353 6,133 83.49 72.98 破産更生債権 およびこれらに 準ずる債権 平成25年度 1,908 1,908 1,055 853 100.00 100.00 平成26年度 3,959 3,959 1,509 2,449 100.00 100.00 平成25年度 11,945 9,311 4,778 4,532 77.94 63.24 平成26年度 9,611 7,416 3,805 3,611 77.16 62.19 平成25年度 519 322 198 124 62.08 38.63 平成26年度 186 111 38 73 59.42 49.07 平成25年度 105,071 平成26年度 104,141 平成25年度 119,445 平成26年度 117,899 危険債権 要管理債権 正常債権 合計 (注)1.「破産更生債権およびこれらに準ずる債権」 とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権およびこれらに準ず る債権です。 2.「危険債権」 とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態および経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収および利息の受取りができない可能性の高い債権です。 3.「要管理債権」 とは「3ヵ月以上延滞債権」 および「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金をいいます。 4.「正常債権」 とは、債務者の財政状態および経営成績に特に問題がない債権であり、 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、 「危険債権」、 「要管理債権」以外の債権をいいます。 5.「金融再生法上の不良債権」における 「貸倒引当金」には、正常債権に対する一般貸倒引当金を除いて計上しております。 37 TAKASHIN DISCLOSURE 有価証券 有価証券の残存期間別残高 平成26年3月期 国債 地方債 1年以下 単位:百万円 1年超 3年以下 3年超 5年以下 5年超 7年以下 200 105 ー 4,125 7年超 10年以下 5,112 10年超 期間の定めの ないもの 合計 4,631 ー 14,176 238 1,619 1,336 5,084 5,599 49 ー 13,926 社債 1,302 8,787 9,010 8,993 10,735 138 ー 38,968 株式 ー ー ー ー ー ー 42 42 903 1,625 692 1,202 720 2,914 ー 8,060 95 685 1,137 582 1,917 ー 2,542 6,960 2,740 12,824 12,177 19,988 24,084 7,734 2,585 82,134 外国証券 その他の証券 合計 単位:百万円 平成27年3月期 1年以下 5 国債 1年超 3年以下 3年超 5年以下 5年超 7年以下 7年超 10年以下 10年超 期間の定めの ないもの 合計 100 2,008 3,483 3,838 4,815 ー 14,251 1,478 3,091 4,320 6,860 142 ー 16,410 3,008 10,627 9,361 9,828 7,284 923 ー 41,033 株式 ー ー ー ー ー ー 43 43 外国証券 908 907 1,752 379 855 2,994 ー 7,797 その他の証券 274 643 1,605 373 2,240 ー 2,396 7,533 4,712 13,757 17,819 18,384 21,079 8,876 2,439 87,069 合計 有価証券の種類別平均残高 種類 単位:百万円 平成26年3月期 平成27年3月期 国債 13,679 13,661 地方債 13,460 14,712 社債 38,209 39,178 36 36 外国証券 7,442 8,098 その他の証券 5,633 6,906 78,462 82,594 株式 合計 財務データ 営業状況 515 社債 地方債 TAKASHIN DISCLOSURE 38 営業状況 財務データ 有価証券の時価情報等 1.売買目的有価証券 該当ありません。 2.満期保有目的の債券で時価のあるもの 単位:百万円 平成26年3月期 種類 貸借対照表 計上額 時価が貸借対照表計上額を超えるもの 時価が貸借対照表計上額を超えないもの 平成27年3月期 時価 貸借対照表 計上額 差額 地方債 29 30 0 その他 1,353 1,749 396 小計 1,383 1,779 396 その他 800 725 △ 74 小計 800 725 △ 74 2,183 2,505 322 合計 時価 ー 402 402 300 300 702 ー 407 407 290 290 698 差額 ー 5 5 △9 △9 △3 (注)1.時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、外国証券および投資信託等です。 3.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 3.その他有価証券で時価のあるもの 単位:百万円 平成26年3月期 種類 貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの 貸借対照表計上額 貸借対照表計上額 15 10 5 債券 64,083 62,536 1,546 国債 14,076 13,566 510 地方債 13,199 12,915 283 社債 36,807 36,054 752 小計 取得原価を超えないもの 差額 取得原価 株式 その他 貸借対照表計上額が 平成27年3月期 7,820 7,282 538 71,919 69,829 2,090 株式 ー ー ー 債券 2,958 2,971 △ 13 国債 99 100 0 697 699 △1 社債 2,160 2,172 △ 11 その他 4,427 4,581 △ 154 7,385 7,553 △ 167 79,304 77,382 1,922 地方債 小計 合計 取得原価 17 68,686 14,251 15,715 38,719 11,455 80,158 ー 3,008 ー 694 2,313 2,551 5,560 85,718 10 66,548 13,429 15,291 37,827 10,245 76,804 ー 3,021 ー 702 2,319 2,600 5,622 82,427 差額 6 2,137 821 423 892 1,209 3,353 ー △ 13 ー △7 △5 △ 48 △ 62 3,291 (注)1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、外国証券および投資信託等です。 3.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 4.子会社・関連会社株式で時価のあるもの 5.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券 該当ありません。 種類 39 TAKASHIN DISCLOSURE 平成26年3月期 平成27年3月期 貸借対照表計上額 貸借対照表計上額 非上場株式 641 組合出資金 5 合計 単位:百万円 646 641 6 648 金銭の信託 1.満期保有目的の金銭の信託 単位:百万円 平成26年3月期 貸借対照表 計上額 時価 500 平成27年3月期 うち時価が うち時価が 貸借対照表 貸借対照表 貸借対照表 計上額を 計上額を 計上額 超えるもの 超えないもの 差額 500 0 0 ー ー 時価 うち時価が うち時価が 貸借対照表 貸借対照表 計上額を 計上額を 超えるもの 超えないもの 差額 ー ー ー ー (注) 「うち時価が貸借対照表計上額を超えるもの」 「うち時価が貸借対照表計上額を超えないもの」はそれぞれ「差額」の内訳です。 2.運用目的の金銭の信託 平成26年3月期 貸借対照表計上額 3. その他の金銭の信託 単位:百万円 平成27年3月期 該当ありません。 当事業年度の損益に 含まれた評価差額 貸借対照表計上額 当事業年度の損益に 含まれた評価差額 0 420 △0 420 (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 デリバティブ取引(規則第102条第1項第5号に掲げる取引:金利関連取引、通貨関連取引、株式関連取引、債券関連取引、クレジットデリバティブ取引) 該当ありません。 内国為替取扱高 単位:件、百万円 平成27年3月期 平成26年3月期 代金取立 送金為替 仕向為替 被仕向為替 送金為替 代金取立 件数 847,526 2,613 966,699 2,291 金額 246,497 2,057 294,262 1,719 件数 848,928 3,537 853,832 3,241 金額 220,161 3,044 238,858 2,820 自動機器設置状況 単位:台 平成26年3月期 店舗内 店舗外 平成27年3月期 合計 店舗内 店舗外 合計 現金自動預入支払機(ATM) 30 22 52 30 22 52 現金自動支払機(CD) 0 3 3 0 3 3 30 25 55 30 25 55 合計 財務データ 営業状況 その他 TAKASHIN DISCLOSURE 40 自己資本の充実度に関する事項 単位:百万円 平成27年3月期 平成26年3月期 リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額 他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通 出資等に該当するもの以外のものに係るエクスポージャー 信金中央金庫の対象普通出資等であってコア資本に係る 調整項目の額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー 特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー 上記以外のエクスポージャー ②証券化エクスポージャー 証券化(オリジネーター) (うち再証券化) 証券化(オリジネーター以外) (うち再証券化) ③複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、 個々の資産の把握が困難な資産 ④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 ⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る 経過措置によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額 ⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額 ⑦中央清算機関関連エクスポージャー ロ. オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ) ー ー 18,551 742 95,397 97,594 ー ー 11 ー ー 8 ー 100 467 274 9,215 28,540 30,819 1,723 4,944 669 4 600 ー 4,123 4,123 ー 16,089 5,276 211 5,276 211 816 32 816 32 2,476 99 9,981 399 70 329 0 ー ー 0 0 99,947 3,997 101,344 4,053 ー ー ー ー 10 0 ー ー ー ー 109 4 ー ー 100 4 386 15 393 15 11,437 457 29,836 1,193 29,856 1,194 2,063 82 4,608 184 665 26 4 0 569 22 ー ー 2,751 110 2,751 110 3,815 3,903 ー ー 0 ー ー 0 ー 4 18 10 368 1,141 1,232 68 197 26 0 24 ー 164 164 ー 643 100 4 ー ー 1,760 8,236 9 ー ー 9 9 70 2 ー ー 200 8 98 3 △ 3,166 △ 126 △ 3,166 △ 126 2 0 0 0 7 0 6,666 102,063 0 0 266 4,082 100 4 ー ー ー ー 6,698 267 106,645 4,265 (注)1.所要自己資本の額=リスク・アセット 4% 2.「エクスポージャー」 とは、 資産 (派生商品取引によるものを除く) ならびにオフ・バランス取引および派生商品取引の与信相当額等です。 3.「三か月以上延滞等」 とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から三か月以上延滞している債務者に係るエクスポー ジャーおよび「我が国の中央政府及び中央銀行向け」から 「法人等向け」 (「国際決済銀行等向け」を除く)においてリスク・ウェイ トが150%になったエクスポージャーのことです。 4.オペレーショナル・リスクは、当金庫は基礎的手法を採用しています。 図:1 5.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額 4% バーゼルⅢに基づく開示 自己資本の充実の状況等について イ.信用リスク・アセット、所要自己資本の額の合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー 現金 我が国の中央政府及び中央銀行向け 外国の中央政府及び中央銀行向け 国際決済銀行等向け 我が国の地方公共団体向け 外国の中央政府等以外の公共部門向け 国際開発銀行向け 地方公共団体金融機構向け 我が国の政府関係機関向け 地方三公社向け 金融機関及び第一種金融商品取引業者向け 法人等向け 中小企業等向け及び個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 三か月以上延滞等 取立未済手形 信用保証協会等による保証付 株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付 出資等 出資等のエクスポージャー 重要な出資のエクスポージャー 上記以外 図:1 〈オペレーショナル・リスク相当額(基礎的手法)の算定方法〉 粗利益 (直近3年間のうち正の値の合計額) 15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 TAKASHIN DISCLOSURE 42 バーゼルⅢ に基づく開示 自己資本の充実の状況等について 信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) 1.信用リスクに関するエクスポージャーおよび主な種類別の期末残高 ■地域別・業種別・残存期間別 単位:百万円 平成26年3月期 エクスポージャー区分 平成27年3月期 信用リスクエクスポージャー期末残高 貸出金、 コミット メント及びその 他のデリバティ ブ以外のオフ・ バランス取引 地域区分 業種区分 期間区分 国内 国外 地域別合計 製造業 農業、林業 漁業 251,252 118,971 信用リスクエクスポージャー期末残高 三か月以上 延滞 エクス ポージャー 債券 65,538 1,318 貸出金、 コミット メント及びその 他のデリバティ ブ以外のオフ・ バランス取引 253,996 117,357 三か月以上 延滞 エクス ポージャー 債券 69,570 3,154 8,622 ー 7,972 ー 7,512 ー 7,512 ー 259,875 118,971 73,510 1,318 261,509 117,357 77,083 3,154 10,346 6,105 4,233 68 10,130 6,297 3,824 13 857 857 ー ー 1,011 1,011 ー ー 22 22 ー ー 19 19 ー ー 146 146 ー ー 0 ー ー ー 建設業 8,921 8,221 700 457 8,884 8,184 700 476 電気・ガス・熱供給・水道業 2,783 258 2,524 ー 2,733 415 2,317 ー 507 192 300 ー 416 200 200 ー 運輸業、郵便業 4,912 1,956 2,953 3 4,721 1,978 2,740 3 卸売業、小売業 15,799 13,289 2,504 249 15,180 12,771 2,403 107 金融業、保険業 73,820 5,432 17,633 ー 76,509 5,312 17,957 ー 不動産業 16,630 14,182 1,808 147 16,023 13,576 1,806 654 1,459 1,156 302 ー 1,397 1,095 302 ー 459 459 ー ー 444 444 ー ー 宿泊業 10,616 10,613 ー 69 10,136 10,133 ー 1,734 飲食業 2,280 2,280 ー ー 2,283 2,283 ー ー 生活関連サービス業、娯楽業 4,312 4,004 303 4 3,768 3,660 102 3 141 141 ー ー 174 174 ー ー 2,917 2,917 ー ー 2,907 2,907 ー ー 16 鉱業、採石業、砂利採取業 情報通信業 物品賃貸業 学術研究、専門・技術サービス業 教育、学習支援業 医療・福祉 1,704 1,305 398 27 1,881 1,481 399 国・地方公共団体等 50,112 10,073 39,847 ー 54,464 10,071 44,327 ー 個人 35,355 35,354 ー 291 35,337 35,336 ー 143 その他のサービス 15,765 ー ー ー 13,082 ー ー ー 259,875 118,971 73,510 1,318 261,509 117,357 77,083 3,154 1年以下 54,592 23,149 2,431 52,384 22,187 4,210 1年超3年以下 23,637 7,296 11,781 23,393 8,473 12,730 3年超5年以下 25,628 12,785 10,788 31,907 11,160 15,864 5年超7年以下 29,930 10,285 19,076 29,009 11,319 17,343 7年超10年以下 38,238 14,448 21,893 35,026 14,461 18,469 10年超 57,140 49,601 7,539 56,899 48,433 8,465 期間の定めのないもの 30,706 1,404 ー 32,888 1,321 ー 259,875 118,971 73,510 261,509 117,357 77,083 その他 業種別合計 残存期間別合計 (注)1.オフ・バランス取引は、 デリバティブ取引を除いております。 2.「三か月以上延滞等エクスポージャー」 とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から三か月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 3.業種区分の「その他」 とは、裏付けとなる個々の資産の全部または一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体的には現金、有 形固定資産、投資信託等が含まれます。 4.期間区分の「期間の定めのないもの」 とは、期間の定めのないエクスポージャー(期間区分に分類することが困難なエクスポージャーを含む) です。具体的には現金、有形固定資産、投資信託等が含まれます。 5.投資信託等は裏付となる個々の資産から信用リスク・アセットの額を算出しておりますが、業種区分および期間区分については把握しておりません。 6.CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 7.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 8.デリバティブ取引はございません。 43 TAKASHIN DISCLOSURE 2.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高および期中の増減額 区分 平成26年3月期 平成27年3月期 単位:百万円 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合計 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合計 当期増加額 当期減少額 目的使用 その他 期末残高 935 6,447 7,383 516 5,388 5,905 ー 2,026 2,026 935 4,421 5,357 516 5,388 5,905 516 5,388 5,905 481 6,063 6,544 ー 306 306 516 5,082 5,598 481 6,063 6,544 (注) 自己資本比率算定にあたり、偶発損失引当金を一般貸倒引当金あるいは個別貸倒引当金と同様のものとして取り扱っておりますが、当該引当金の金額は上記残高等に含めておりません。 3.業種別の個別貸倒引当金および貸出金償却の残高等 期首 残高 115 20 273 836 0 560 27 1,983 7 2,072 75 34 120 319 6,447 173 16 0 253 54 946 29 1,796 6 1,823 0 2 15 270 5,388 17 ー 273 610 ー 89 ー 368 ー 448 45 ー 105 66 2,026 98 20 ー 226 ー 471 27 1,615 7 1,624 30 34 15 253 4,421 期末 残高 期首 残高 貸出金 償却 ー ー 83 134 ー 0 ー 15 ー 92 2 ー ー 28 358 173 16 0 253 54 946 29 1,796 6 1,823 0 2 15 270 5,388 平成27年3月期 当期減少額 当期 増加額 目的使用 その他 173 131 16 14 0 ー 253 289 54 50 946 765 29 ー 1,796 1,986 6 5 1,823 2,686 0 2 2 2 15 13 270 114 5,388 6,063 期末 残高 貸出金 償却 11 162 131 ー 16 14 ー 0 ー 47 206 289 ー 54 50 63 883 765 ー 29 ー 21 1,775 1,986 ー 6 5 ー 1,823 2,686 ー 0 2 ー 2 2 ー 15 13 162 108 114 306 5,082 6,063 33 ー ー 29 ー 3 ー 6 ー 0 0 ー ー 24 97 (注)1.当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しております。 2.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 4. リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 告示で定める リスク・ウェイト区分 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 250% 1250% 合計 単位:百万円 エクスポージャーの額 平成27年3月期 平成26年3月期 格付け有り 格付け無し 格付け有り 格付け無し ー 85,576 ー 16,303 1,511 47,542 ー 4,998 15,489 3,125 ー 38,114 1,926 46,827 ー 89 ー 3 ー ー 261,509 ー 77,445 ー 16,225 1,918 51,160 ー 5,929 14,423 1,089 ー 37,937 2,433 51,105 ー 201 ー 3 ー ー 259,875 バーゼルⅢに基づく開示 自己資本の充実の状況等について 製造業 農業、林業 鉱業、採石業、砂利採取業 建設業 運輸業、郵便業 卸売業、小売業 金融業、保険業 不動産業 学術研究、専門・技術サービス業 宿泊業 飲食業 生活関連サービス業、娯楽業 その他のサービス 個人 合計 単位:百万円 平成26年3月期 当期減少額 当期 増加額 目的使用 その他 (注)1.格付けは適格格付機関が付与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ ウェイトに区分しております。 3.コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー(経過 措置による不算入分を除く)、CVAリスクおよび中央清算 機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 単位:百万円 信用リスク削減手法 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 平成27年3月期 平成26年3月期 適格金融 資産担保 3,607 保証 5,999 クレジット・ デリバティブ ー 適格金融 資産担保 3,405 保証 6,943 クレジット・ デリバティブ ー (注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いております。 TAKASHIN DISCLOSURE 44 バーゼルⅢ に基づく開示 自己資本の充実の状況等について 派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 1.与信相当額の算出に用いる方式およびグロス再構築コストの額 与信相当額の算出に用いる方式 単位:百万円 平成26年3月期 平成27年3月期 カレント・エクスポージャー方式 0 カレント・エクスポージャー方式 6 ー ー グロス再構築コストの額 グロス再構築コストの額およびグロスのアドオン合計から担保による 信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額 (注) グロス再構築コストの額は、0を下回らないものに限っています。 2.担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前後の与信相当額 単位:百万円 平成27年3月期 平成26年3月期 担保による信用リスク 担保による信用リスク 担保による信用リスク 担保による信用リスク 削減手法の効果を 削減手法の効果を 削減手法の効果を 削減手法の効果を 勘案する前の与信相当額 勘案した後の与信相当額 勘案する前の与信相当額 勘案した後の与信相当額 ①派生商品取引合計 30 30 (ⅰ)外国為替関連取引 11 11 (ⅱ)金利関連取引 ー ー 0 0 (ⅳ)株式関連取引 18 18 (ⅴ)貴金属(金を除く)関連取引 ー ー (ⅵ)その他コモディティ関連取引 ー ー (ⅶ)クレジット・デリバティブ ー ー ②長期決済期間取引 ー ー 合計 30 30 (ⅲ)金関連取引 32 22 ー ー 10 ー ー ー ー 32 32 22 ー ー 10 ー ー ー ー 32 3.与信相当額算出の対象となるクレジット・デリバティブの種類別想定元本額 該当ありません。 4.信用リスク削減手法の効果を勘案するために用いているクレジット・デリバティブの想定元本額 該当ありません。 出資等エクスポージャーに関する事項 1.貸借対照表計上額および時価 区分 単位:百万円 平成26年3月期 貸借対照表 時価 計上額 上場株式等 2,700 2,700 非上場株式等 1,470 1,470 合計 4,171 4,171 平成27年3月期 貸借対照表 時価 計上額 2,663 1,471 4,134 2,663 1,471 4,134 (注)1.「上場株式等」の貸借対照表計上額および時価は、事業年度末日における市場価格等 に基づいております。 2.「非上場株式等」の貸借対照表計上額および時価は、市場価格がないため、事業年度 末日における帳簿価格を記載しております。 3.投資信託の裏付け資産のうち出資等エクスポージャーに該当するものは、 「 上場株式 等」に計上しております。計上金額は、個々の投資信託に占める出資等エクスポー ジャーの構成比率に基づいて按分計算しております。 2.出資等エクスポージャーの売却および償却に伴う損益の額 区分 平成26年3月期 売却益 32 売却損 ー 償却 ー 14 ー ー (注)1.損益計算書における損益の額を記載しております。 2.投資信託等の裏付け資産のうち出資等エクスポージャーに該当する損益は計上しておりません。 3.貸借対照表で認識され、かつ、 損益計算書で認識されない評価損益の額 区分 平成26年3月期 評価損益 単位:百万円 平成27年3月期 6 5 (注)1.投資信託等の裏付け資産のうち出資等エクスポージャーに該当する損益は計上しておりません。 4.貸借対照表および損益計算書で認識されない 評価損益の額 区分 評価損益 45 TAKASHIN DISCLOSURE 単位:百万円 平成27年3月期 平成26年3月期 単位:百万円 平成27年3月期 ー ー 証券化エクスポージャーに関する事項 ■オリジネーターの場合 該当ありません。 ■投資家の場合 1.保有する証券化エクスポージャーの額および主な原資産の種類別の内訳 (1)証券化エクスポージャー(再証券化エクスポージャーを除く) 該当ありません。 (2)再証券化エクスポージャー 単位:百万円 平成26年3月期 オンバランス取引 オフバランス取引 ー ー 証券化エクスポージャーの額 住宅ローン ー 平成27年3月期 オンバランス取引 オフバランス取引 0 0 ー ー ー 2. 保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高および所要自己資本の額等 (1)証券化エクスポージャー(再証券化エクスポージャーを除く) 該当ありません。 (2)再証券化エクスポージャー 単位:百万円 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 1250% ー ー ー ー 住宅ローン ー ー ー ー 0 0 ー ー 0 0 ー ー (注)1.所要自己資本の額=エクスポージャー残高 リスクウェイト 4% 2. 「1250%」欄の内訳は、当該額に係る主な原資産の種類です。 3.保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用の有無 該当ありません。 4.証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額 証券化エクスポージャーに関する経過措置は適用しておりません。 金利リスクに関する事項 単位:百万円 平成27年3月期 平成26年3月期 商品名 貸出金 運用勘定 金利リスク量 570 有価証券等 688 預け金 13 その他 0 運用勘定合計 1,272 調達勘定 商品名 金利リスク量 △ 228 定期性預金 要求払預金 △ 85 その他 △ 11 商品名 貸出金 運用勘定 金利リスク量 有価証券等 預け金 その他 調達勘定合計 銀行勘定の金利リスク △ 325 947 運用勘定合計 549 663 106 18 1,338 商品名 調達勘定 金利リスク量 定期性預金 要求払預金 その他 調達勘定合計 銀行勘定の金利リスク △ 227 △ 179 △ 10 バーゼルⅢに基づく開示 自己資本の充実の状況等について 平成27年3月期 エクスポージャー 所要自己資本の額 平成26年3月期 所要自己資本の額 エクスポージャー 告示で定める リスク・ウェイト区分 △ 417 921 (注)銀行勘定における金利リスクとは、金融機関が保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、一定の金利ショックにより発生する経済的価 値の増減額のことで、当金庫では次の方法により算出しております。 計 測 方 法 金利更改別ラダー方式(注意a)を使用しています。また、銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 金利ショック幅 保有期間1年、最低5年の観測期間で計測される金利変動の1パーセントタイル値と99パーセントタイル値で算出しております。 コ ア 預 金 要求払預金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求払預金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留す る預金をコア預金と定義し、当金庫では、普通預金等の額の50%相当額を3か月以内から3年超5年以内の各期間帯に、満期が平均2.5年となるように振り分けてリスク 量を算定しております。 (注a)ラダー方式:保有する資産・負債の固定金利のものは残存期間、変動金利のものは金利更改期までの期間に応じたマチュリティ・ラダー表に振り分け、各期間帯毎に金利ショック 幅を勘案することで金利リスクを算出する方法。 TAKASHIN DISCLOSURE 46 バーゼルⅢ に基づく開示 自己資本の充実の状況等について 【定性的な開示事項】 1. 自己資本調達手段の概要 当金庫の自己資本は、出資金、利益準備金、特別積立金および繰 越金等で構成されています。 2. 自己資本の充実度に関する評価方法の概要 自己資本の充実度に関しましては、内部留保による資本の積み上 げ等を行うことにより自己資本を充実させてまいりました。自己資 本比率は国内基準である4%を上回っており、経営の健全性・安全 性を十分保っていると評価しております。 一方、将来の自己資本充実策については、年度ごとの経営計画に 基づいた業務推進を通じ、そこから得られる利益による資本の積み 上げを第一義的な施策として考えております。 3.信用リスクに関する事項 (1) リスク管理の方針および手続の概要 信用リスクとは、与信先の財務状況の悪化等により、資産(オ フ・バランス資産を含む)の価値が減少あるいは消滅し、損失を 被るリスクのことをいいます。当金庫では、信用リスクは当金庫 の健全性・収益性に最も影響を与えるリスクであるため、管理す べき最重要のリスクであると認識し、与信業務の基本的な理念 や手続き等を明示した「クレジットポリシー」を制定し、広く役職 員に理解と遵守を促すとともに融資審査能力の向上に努め、不 良債権の新規発生および財務内容の悪化した取引先の企業再 生支援を図るなど、資産の健全性を高め、信用リスク管理態勢 が充実するよう取組んでおります。 また、業種別・大口融資先等への与信集中リスクの推移をモ ニタリングや金庫の定める 「大口融資管理規程」により管理する ことにより、与信集中リスクを抑制しております。 信用リスクの評価につきましては、厳格な自己査定の実施、信 用リスクの計量化に取組んでおります。信用格付システムを導入 しており、信用リスクの計測に使用するデフォルト率・非保全率 等のデータを整備し、高度な計測モデルを用いてリスク量を計 測するように取組んでおります。信用リスクの計測結果等につき ましてALM委員会で検討・協議を行うとともに、定期的に常務 会に報告しております。 貸出引当金は、 「 資産査定要領(資産査定基準・自己査定マ ニュアル)」および「償却および引当に関する規定(償却・引当マ ニュアル)」に基づき、自己査定における債務者区分ごとに算定 された貸出実績率を基に算定するとともに、その結果について は監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。 (2) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称 リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の4機 関を採用しています。なおエクスポージャーの種類ごとに適格格 付機関の使い分けは行っておりません。 ①株式会社格付投資情報センター(R&I) ②株式会社日本格付研究所(JCR) ③ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody's) (S&P) ④スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ 4. 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針および手続の概要 当金庫では信用リスク管理の観点から、信用リスクの軽減を目的 に担保・保証の保全措置を講じており、具体的には不動産や預金等 の担保、信用保証協会等の保証などが該当します。ただし、 これはあ くまでも補完的措置であり、資金使途、返済原資、財務内容、事業環 境、経営者の資質などさまざまな角度から審査を行っており、担保ま たは保証に過度に依存しない融資の取上げ姿勢に徹しております。 なお、審査の結果、担保または保証が必要な場合にはお客さまへの 十分な説明とご理解をいただき適切な取扱いに努めております。 当金庫が扱う担保には、 自金庫預金積金、不動産等、保証には、人 的保証、信用保証協会保証等がありますが、その手続きについては 金庫が定める「融資事務取扱規程」等により、適切な事務取扱いお よび適正な評価を行っています。 また、手形貸付、割引手形、証書貸付、当座貸越、債務保証等に関 して、お客さまが期限の利益を失われた場合には、当該与信取引の 範囲において、預金相殺を用いる場合があります。 この際、信用リス クの削減方策の一つとして、金庫が定める「融資事務取扱規程」や 各種約定書等に基づき、法的に有効である旨を確認のうえ、事前の 通知や諸手続きを省略して払戻充当いたします。 日本国政府が 保証による信用リスクの削減手法を用いたものとして、 47 TAKASHIN DISCLOSURE 保証する債券、地方公共団体が保証する公社公団債券、外国中央政府や 外国銀行が保証する外国債券、民間保証会社によるものがあり、民間保 証会社に関する信用度の評価については適格格付機関が付与する格付 による判定をしております。 〔一般社団法人しんきん保証基金:A(JCR)〕 なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、 特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることなく分散されております。 5.市場リスクに関する事項 (1)リスク管理の方針および手続きの概要 市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場の変動に よって、保有する資産・負債の価値が変動し損失を被るリスク、 および、資産・負債(オフ・バランス取引を含む)から生み出され る収益が変動し損失を被るリスクをいいますが、主な市場リスク には、金利リスク・為替リスク・価格変動リスクがあります。 当金庫は、市場リスクを総合的にコントロールすることによ り、業務の健全性および適切性を維持しつつ、適正な収益性を 確保することを基本としております。 ①市場リスク管理態勢 市場リスクを適切にコントロルするため、日次・月次ベー スで時価、評価損益、 リスク限度枠等のモニタリングを実施し ております。市場取引の運用状況や損益状況については、 リス ク統括部の検証のもと市場リスク管理部門から、定期的に ALM委員会に報告され、同委員会で検証のうえ、理事会等に 報告しております。また、統合的なリスク管理により当金庫全 体のリスク許容限度内において各部門に配賦されたリスク資 本の範囲内で、 リスクをコントロールしております。 ②市場リスクの計測 当金庫では市場取引のリスク量について、分散・共分散法 によるVaR(バリュー・アット・リスク)等による、業務特性や運 用方針に沿った効果的・効率的な方法を組み合わせてリスク を計測しております。また、VaR計測モデルの精度を検証する ために、実際の損益との比較によるバックテストを実施し、さ らに、VaRを補完するために、様々なストレス事象を想定し たストレステストを実施しております。ストレステストとは、 VaRなど過去データに基づく統計的なリスクの計量化では十 分に捉えきれない大きな価格変動やショックが発生した場合 のリスク量を見るもので、定期的に実施しております。 (2)派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手のリスクに関 するリスク管理の方針および手続きの概要 当金庫では、お客さまの外国為替に係るリスクヘッジにお応 えすること等のための派生商品取引を取扱っておりませんが、 保有する投資信託に、通貨関連取引としてクーポンスワップ取 引、先物為替予約取引、通貨オプション取引、有価証券(債券、株 式)関連取引として債券先物取引、株価指数等先物取引、株価指 数オプション取引を含むものがあります。 派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可能性の ある市場リスクや、取引相手方が支払不能になることにより損 失を受ける可能性のある信用リスクが内包されています。当該 取引に係る市場リスクおよび信用リスクについて、 「 市場リスク 管理規程」及び「信用リスク管理規程」等に則り、適切なリスク管 理に努めております。 また、長期決済期間取引は該当ありません。 (3)バンキング勘定における出資その他これに類するエクスポー ジャーまたは株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方 針および手続きの概要 上場株式、上場優先出資証券、株式型投資信託については、 時価評価およびVaR(バリュー・アット・リスク)によるリスク計 測によって、 リスク量を把握するとともに、当金庫の抱える市場 リスクの状況や、 リスク限度枠の遵守状況、ストレステストの結 果などについて、ALM委員会に報告し、同委員会で検証のうえ、 理事会等に報告しております。 一方、 非上場株式、 子会社・関連会社株式、 投資事業組合への出 資金にかかるリスクの認識については、有価証券にかかる運用計 画の中で定める運用枠内での取引に限定するなど、適正な運用・ 管理を行っております。 また、非上場株式、投資事業組合への出資 金については、 簿価相当額をリスク量として管理しております。 リス クの状況は、財務諸表や運用報告を基にした評価による定期的な モニタリングを実施するとともに、 その状況については、適宜、経 営陣へ報告を行うなど、 適切なリスク管理に努めております。 なお、当該取引にかかる会計処理については、当金庫が定める 「有価証券会計処理要領」 および日本公認会計士協会の 「金融商品 会計に関する実務指針」 に従った、 適正な処理を行っております。 6.証券化エクスポージャーに関する事項 (1)リスク管理の方針およびリスク特性の概要 (1) リスク管理の方針および手続の概要 オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしく はシステムが不適切であることまたは外生的な事象により損失を 被ることをいい、事務リスク、 システムリスク、法務リスク、人的リス ク、有形資産リスク、風評リスク等を総称して 「オペレーショナル・リ スク」 と定義し、 これを重要度の高いリスクと認識し、適正なリスク 管理により、 リスクの顕在化の未然防止および発生時の影響を最 小限に努めることを目的に 「オペレーショナル・リスク管理方針」 を 定め、オペレーショナル・リスク管理態勢を整備しております。ま た、 これらのリスクに関しましては、重要度の高いリスクと認識し、 リスク管理委員会において協議・検討するとともに、必要に応じて 理事会等に報告する態勢を整備しております。 事務リスクとは、役職員の事務上のミスや事故・不正等により損 失を被るリスクのことをいいます。 このリスクについて、未然に防ぐ ために各種規程やマニュアルの整備を行い、事務指導の徹底を図 るとともに、事務処理の機械化、集中化および内部統制機能等の 強化により事務ミスなどの防止に努めています。また監査部が定 期的に監査を行うなど業務全般にわたって厳格な監査態勢を構築 し、事故防止のために万全の対策を講じています。 システムリスクとは、 コンピュータシステムの停止または誤作動、 コンピューターの不正使用などによって損失を被るリスクのことを いいます。 このリスクについて、主要な業務について信用金庫業界 が設立した共同事務センターのオンラインシステムを導入してお り、 システムの安全管理は万全の体制で対応しております。 法務リスクとは、金融機関の業務および経営に係る法令・内規等 に違反する行為ならびにその恐れのある行為が発生することによ り、金融機関の信用の失墜を招くなど損失を被るリスクのことをい います。当金庫ではコンプライアンス (法令等遵守)態勢の強化を 図り、 より高い倫理観の確立に取組んでいます。 人的リスクとは、職員等の活動、人事運営上の不公平・不公 正・差別的行為およびその他の事象により損失を被るリスクのこ とをいいます。 このリスクについて、役職員の身上把握、職場離脱 による検査等を行うほか、公益通報者保護規程の制定や研修・ 教育等を通じて、人的リスクを抑制するように取組んでいます。 有形資産リスクとは、災害等により有形資産に直接的な損害・毀損 や、その損害・毀損により業務環境が低下し業務が円滑に行えないこ とにより被る損害のことをいいます。 このリスクについて、大規模災害 等による損害を被った場合のマニュアル等を策定して備えています。 風評リスクとは、根拠のない風説の流布や評判の悪化などの信 用力の低下により損失を被るリスクのことをいいます。 このリスク について、風評リスクに対し情報収集に努め、 また役職員が公正な 業務を行い、風評リスクの管理に取組んでいます。 (2) オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 当金庫は基礎的手法を採用しております。 8.銀行勘定における金利リスクに関する事項 (1) リスク管理の方針および手続の概要 銀行勘定の金利リスクとは、市場金利が変動することによって受け る銀行勘定の資産・負債の経済的な価値に影響をおよぼすことをい います。毎月評価・計測は行い、適宜対応を講じる態勢としております。 具体的には、商品別金利リスク・ラダー方式で毎月計測し、 ALM委員会で協議・検討をするとともに、経営陣等へ報告する など金利リスクのコントロールに努めております。 (2)内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算定方法の概要 金利リスク算定の前提は、以下の定義に基づいて算定しております。 バーゼルⅢに基づく開示 自己資本の充実の状況等について 証券化取引とは、貸出債権等の原資産に係る信用リスクを優 先劣後構造の関係にある二以上のエクスポージャーに階層化 し、その一部又は全部を第三者に移転する性質を有する取引を いい、証券化エクスポージャーとは証券化取引に係るエクス ポージャーをいいます。また、再証券化取引とは、証券化取引の うち、原資産の一部又は全部が証券化エクスポージャーである 証券化取引をいい、再証券化エクスポージャーとはそのエクス ポージャーをいいます。当金 庫は現 在 、再 証 券 化エクスポー ジャーを保有しておりません。 当金庫が証券化取引(再証券化取引を含む。以下本項におい て同じ。)を行う場合には、有価証券投資の一環で投資家として 証券化取引を行っております。 当金庫が保有する証券化エクスポージャー(再証券化エクス ポージャーを含む。以下本項において同じ。)については、信用リ スクおよび市場リスクが内包されておりますが、当金庫が定める 「資金運用規程」および「資金運用方針」で定める保有限度枠内 で取り扱うとともに、投資対象を一定の信用力を有するものと するなど、適正な運用・管理を行っております。 (2)自己資本比率告示第249条第4項第3号から第6号までに規定す る体制の整備及びその運用状況の概要 証券化エクスポージャーへの投資の可否については、市場環 境、証券化エクスポージャーおよびその裏付資産に係る市場の状 況等、当該証券化エクスポージャーに関するデューデリジェンス やモニタリングに必要な各種情報が投資期間を通じて継続的又 は適時に入手可能であることを資金運用部門において事前に確 認するとともに、 当該証券化エクスポージャーの裏付資産の状況、 パフォーマンス、当該証券化商品に内包されるリスクおよび構造 上の特性等の分析を行い、 リスク統括部門の審査を経たうえで、 担当役員の決裁により最終決定することとしております。 また、保有している証券化エクスポージャーについては、資金運 用部門において当該証券化エクスポージャーおよびその裏付資 産に係る情報を信託銀行等から半期ごとおよび適時に収集し、必 要に応じて個別案件ごとに信用補完の十分性やスキーム維持の 蓋然性等の検証を行うこととしております。 なお、再証券化エクスポージャーについても、証券化エクスポー ジャーと同様の対応を行うこととしております。 (3)信用リスク削減手法として証券化取引を用いる場合の方針 当金庫は、信用リスク削減手法として証券化取引及び再証券 化取引を用いておりません。 (4)証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額の算出に使 用する方式の名称 当金庫は、標準的手法により証券化エクスポージャーの信用 リスク・アセットの額を算出しております。 (5)証券化取引に関する会計方針 証券化取引に関する金融資産及び金融負債の発生及び消滅 の認識、その評価及び会計処理については、当金庫が定める 「有 価証券会計処理基準」および日本公認会計士協会の「金融商品 会計に関する実務指針」等に準拠しており、時価を把握すること が極めて困難と認められる場合を除き、市場価格及びこれに準 じるものとして合理的に算定された価額(ブローカー又は情報 ベンダーから入手する価格等)による評価を実施しております。 (6)証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使 用する適格格付機関の名称 証券化エクスポージャーのリスクウェイトの判定に使用する適 格格付機関の名称は以下の4機関を採用しています。 なお、 投資の 種類ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりません。 ①株式会社格付投資情報センター (R&I) ②株式会社日本格付研究所 (JCR) ③ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody s) ④スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングス・サービシズ (S&P) 7. オペレーショナル・リスクに関する事項 ・計 測 方 法 金利ラダー方式 象 流動性預金全般 (当座、普通、貯蓄等) ・コア預金 対 算定方法 ①過去5年間の最低残高 ②過去5年間の最大年間 流出量を現残高から差し引いた残高 ③現残高の 50%相当額 以上3つのうち最小の額を上限とする。 満 期 5年以内 (平均2.5年) ・金利感応資産負債 預貸金、有価証券、預け金、その他金利・期間 を有する資産負債 ・金 利 ショック 幅 1パーセントタイル値と99パーセンタイル値で算出 (過去5年間の金利変動に基づく金利ショック幅) ・リスク計測の頻度 月次(前月末基準) TAKASHIN DISCLOSURE 48 索引 開示項目一覧 信用金庫法89条(銀行法21条準用) に基づくディスクロージャーの記載事項 単体(信用金庫法施行規則第132条による開示項目) 1.金庫の概況及び組織に関する事項 (1)事業の組織 (2)理事・監事の氏名及び役職名 (3)事務所の名称及び所在地 2.金庫の主要な事業の内容 3.金庫の主要な事業に関する事項 (1)直近の事業年度における主要な事業の概況 (2)直近の5事業年度における主要な事業の状況 (3)直近の2事業年度における事業の状況 ①主要な業務の状況を示す指標 ア.業務粗利益及び業務粗利益率 イ.資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支 ウ.資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、利回り及び資金利鞘 エ.受取利息及び支払利息の増減 オ.総資産経常利益率 カ.総資産当期純利益率 ②預金に関する指標 ア.流動性預金、定期性預金、譲渡性預金その他の預金の平均残高 イ.固定金利定期預金、変動金利定期預金及びその他の区分ごとの定期預金の残高 ③貸出金等に関する指標 ア.手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高 イ.固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高 ウ.担保の種類別(当金庫預金積金、有価証券、動産、不動産、保証及び信用の区分)の貸出金残高及び債務保証見返額 エ.使途別(設備資金及び運転資金の区分)の貸出金残高 オ.業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合 カ.預貸率の期末値及び期中平均値 ④有価証券に関する指標 ア.有価証券の種類別の残存期間別の残高 イ.有価証券の種類別の平均残高 ウ.預証率の期末値及び期中平均値 20 19 23・24 19 05 33 33 33 33 33 34 34 35 35 35 35 35 35 36 33 38 38 33 4.金庫の事業の運営に関する事項 (1) リスク管理の体制 (2)法令遵守の体制 (3)中小企業の経営の改善および地域の活性化のための取組の状況 (4)金融ADR制度への対応 12 13 07 15 5.金庫の直近の2事業年度における財産の状況に関する事項 (1)貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失金処理計算書 (2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ①破綻先債権に該当する貸出金 ②延滞債権に該当する貸出金 ③三ヶ月以上延滞債権に該当する貸出金 ④貸出条件緩和債権に該当する貸出金 (3) 自己資本の充実の状況 (4)次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、時価及び評価損益 ①有価証券 ②金銭の信託 ③規則第102条第1項第5号に掲げる取引 (デリバティブ取引) (5)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (6)貸出金償却の額 (7)金庫が貸借対照表、 損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失金処理計算書について会計監査人の監査を受けている場合にはその旨 6.報酬等に関する事項であって、金庫の業務運営又は財産の状況に重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるもの 金融機能の再生のための緊急措置に関する法律〈資産査定の公表〉 自己資本比率規制の第3の柱による開示事項 1. 自己資本の構成に関する事項 2.定量的な開示事項 (1) 自己資本の充実度に関する事項 (2)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) (3)信用リスク削減手法に関する事項 (4)派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 (5)証券化エクスポージャーに関する事項 (6)出資等エクスポージャーに関する事項 (7)金利リスクに関する事項 3.定性的な開示事項 49 TAKASHIN DISCLOSURE 27 37 37 37 37 06・41・42 38・39 40 40 44 36 32 34 37 41 42 43・44 44 45 46 45 46 47・48 飛騨の魅力を伝える 写真コンテスト開催 風景・食べ物・観光スポット・イベントなど、 身近な飛騨の魅力の写真を撮って送ってください! ※昨年のコンテスト応募作品の一部です。 募作品の一部です。 当金庫では、私たちの住む飛騨の素晴らしさを広く情報発信し、 たくさんの方に飛騨へ訪れていただきたいという思いから、昨年より 「飛騨の魅力を伝える写真コンテスト」 を始めました。 昨年の応募作品は169点。今回のディスクロージャー誌にも作品を掲載させていただきました。 写真を通して、飛騨の魅力を感じていただきたいです。 平成27年度も更なる飛騨の情報を発信したいと考え、コンテストを開催しております。 飛騨の魅力を伝える写真であれば内容は問いません。是非、飛騨から全国各地たくさんの方のご応募をお待ちして おります。皆さんのステキな写真とともに飛騨の良さを共有できたらと願います。 受賞者には豪華商品をプレゼント 最優秀賞 飛騨はステキで賞 1名 20 名 飛騨牛 20,000円相当 対象者 牧成舎 乳製品セット 3,000円相当 イメージ (チーズ、 ヨーグルト詰め合わせ) イメージ 飛騨の魅力を伝える写真であれば内容は問いません。身近な写真をお送りください! 高山信用金庫のホームページ・ブログ・フェイスブック等の広告媒体での使用を承諾いただける方。 当金庫のホームページ上のコンテスト専用ページ (http://www.takashin.jp/contest/index.html)から 8 をメール本文に記載し、写真データ( JPEG形式)を添付しまして下記のメールアドレスに送付ください。 1 ∼ 応募方法 1 氏名 2 連絡用電話番号 3 撮影場所 4 撮影日 5 写真のテーマ 6 住所 7 写真掲載時に氏名を公表してもよいか。 【ただし公表は市町村名まで 例)高山市在住】 8 写真掲載時に住所を公表してもよいか。 受付完了後、当金庫から受付完了メールをお送りいたします。営業日より3日を過ぎても返信が無い場合は メールが届いていない可能性がございますので、 ご連絡をお願いいたします。 ●応募サイズは1作品6MB程度までといたします。 ( 注意事項 JPEG形式) ●応募数はお一人様10作品までといたします。 メールに複数作品を添付して応募いただいても構いません。 ただし、1メールのサイズは10MBまでといたします。 ●応募作品の加工は可といたします。 ただし、 合成・変形など事実を改変する画像加工は不可とさせていただきます。 応募締切 入賞作品発表 お問い合わせ先 平成27年 9月30日(水) 平成27年10月23日(金) 当金庫ホームページ上で公表 高山信用金庫写真コンテスト メールアドレス [email protected] TAKASHIN DISCLOSURE 50 TAKAYAMASHINKIN BANK DISCLOSURE 2015 本店 〒506-0843 高山市下一之町63番地 TEL.0577-32-2200(本部代表) http://www.takashin.jp たかしんfacebook・公式ブログ(ひだっちブログ)にて情報発信中! 地元のブログサイト 【飛騨高山の観光と地域情報発信基地 ひだっちブログ】 のオフィシャルスポンサーを務めております。 また、当金庫の公式ブログそしてフェイスブックにて 情報発信をしております。 当金庫の取組や商品・サービス・イベント・ビジネス等に 関する様々な情報をお届けするとともに、 観光客の増加や地域の活性化を図るため、 飛騨の情報を地区内外に発信することを目指しています。 見やすいユニバーサルデザイン フォントを採用しています。
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