総合演習Ⅱ(プロジェクト演習) ~株式会社ふくや 営業部 ダイレクト

総合演習Ⅱ(プロジェクト演習)
~株式会社ふくや 営業部 ダイレクトマーケティング課 インタビュー調査~
平成 25 年 10 月 9 日(水)
、
「総合演習Ⅱ(プロジェクト演習)
」の授業の一環で株式会社ふ
くや様を訪問し、ダイレクトマーケティング課の業務についてインタビューさせていただ
きました。
この授業は、社会の様々な場面において求められる「思考力」を身につけることを目的と
し、流通科学部の 2 年生を対象に開講されています。この試みに「味の明太子」で有名な
株式会社ふくや様が全面協力をしてくださっています。
4 回目となるこの日は、製造、店舗営業、ダイレクトマーケティングの 3 部門に分かれて活
動しました。ダイレクトマーケティング部門担当となった学生は、営業部ダイレクトマー
ケティング課の松原佐由美様より業務内容についてお話を伺いました。
ふくやの通信販売事業は、特定の商品を複数回に渡ってお客様に提供していく単品通販で
す。最初は店舗の一角で電話や郵便で注文を受けていましたが、顧客の増加と拡大に伴い、
昭和 45 年に航空便の利用、昭和 60 年には受注センターの開設を経て、単品通販事業での
先駆者となり日本全国に味の明太子が届けられるようになったそうです。
そして、創業時から様々な面で環境の変化が起こっているそうです。特に、①同業他社の
増加、②2005 年の個人情報保護法施行、③デフレにより形崩れなどの安い商品が売れるよ
うになったことの 3 点を挙げられました。お客様との接点は主に、工場、店舗、ネット、
センター、物産展への参加の 5 つがありますが、インターネットによる受注センターを利
用して下さるお客様も少なくないそうです。
ふくやが今直面している環境の変化をしっかり捉えつつ、魅力をどのように伝えていくか
を授業の中で考えていきたいと思います。
流通科学部 2 年 澤田 和