CSRに関する当社の主な動き 2007年度 社外顕彰受賞一覧

CSRに関する当社の主な動き
年
主な動き
1804年(文化元年)
1887年(明治20年)
江戸・神田で創業
「論語と算盤」の考え方を経営に導入
「諭示」の提示
「営業規則・総則」の制定
「店務取扱に関する諭示」の提示
「営業規定附店員心得」の制定
「従業員心得(服務規程の内)」の制定
「従業員心得」の改定
「従業員心得」の改定
「経営理念」の制定
「経営理念」の改定
「地球環境室」の設置
「清水地球環境憲章」の制定
「企業倫理行動規範」の制定
「執行役員役員制度」の導入
「企業倫理行動規範」の改訂
1896年(明治29年)
1904年(明治37年)
1916年(大正5年)
1938年(昭和13年)
1946年(昭和21年)
1948年(昭和23年)
1982年(昭和57年)
1991年(平成3年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2004年(平成16年)
年
主な動き
2006年(平成18年)
2007年(平成19年)
「内部統制システム整備の基本方針」の策定
「CSR推進室」の設置
「内部統制推進グループ」の設置
「独占禁止法違反再発防止策」の策定
「独占禁止法違反再発防止策」の
全社巡回指導、法務部監査の開始
「独占禁止法違反外部通報制度」の設置
「eラーニング」による
「全社的コンプライアンス研修」の開始
「法務ニュース」の配信開始
協力会社との「調達基本方針」の策定
「ボランティア休暇制度」の開始
「リスク管理規程」の制定
「リスク管理委員会」及び
「リスク管理主管部署(経営企画部)」の制定
2008年(平成20年)
2007年度 社外顕彰受賞一覧
顕 彰 名
日本建築学会賞業績賞
日本建築学会賞奨励賞
受 賞 作 品
国際文化会館の保存再生
海風が卓越する夏季晴天日における規模の異なる3つの太平洋沿岸都市、東京、仙台、原町の中心部の
大気部熱収支構造の比較 −気候数値解析に基づく都市気候の地域特性の定量化(その1)
−
日本建築学会賞(論文)
日本建築学会賞(技術)
リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞
アスペリティモデルの力学特性に基づく広帯域強震動の再現と予測に関する研究
浮力を利用した免震構造システムの開発と実現
(仮称)クレストフォルム芝タワー建設所、清水建設株式会社リサイクル研究会
グッドデザイン賞金賞
東京工業大学緑が丘1号館
日経ニューオフィス賞推進賞
タクボエンジニアリング東金テクニカルセンター
北海道福祉のまちづくりコンクール ハード部門 奨励賞
噴火湾パノラマパーク オートリゾート八雲 センターハウス
函館市都市景観賞
五稜郭タワー
屋上壁面特殊緑化コンクール
新宿伊勢丹屋上庭園
江戸川区優良まちなみ賞
まつしま病院
照明普及賞優秀施設賞
SIA新大手町ビルディング
空気調和・衛生工学会賞振興賞・技術振興賞
新潟総合テレビ新社屋の計画・設計・施工、キヤノンプレシジョン北和徳
空気調和・衛生工学会第16回篠原記念賞
給排水衛生設備に関する工学技術への貢献
BCS賞
清水建設技術研究所本館
建築環境・省エネルギー機構理事長賞
清水建設技術研究所本館
電気設備学会賞技術部門施設奨励賞
三共研究開発センター研究E棟の電気設備、ワールドシティタワーズ(アクアタワー)の電気設備
土木学会田中賞
バイチャイ橋
土木学会技術賞
大規模地すべりに遭遇した道路トンネルの設計施工技術(道道夕張新得線赤岩トンネル)
土木学会論文賞
土の塑性指数とpHに着目した土壌洗浄における凝集沈殿・脱水プロセス管理
ダム工学会技術賞
迫川上流農業水利事業小田ダム建設工事、鷹生ダム建設工事
日本火災学会内田奨励賞
住宅及び大規模防火対象物に対する火災リスク分析と性能的評価手法に関する研究
日本雪工学会学術賞
建物近傍における雪の堆積現象と風洞相似則に関する一連の研究
エンジニアリング功労者賞・国
ベトナム・バイチャイ橋建設チーム
国土技術開発賞最優秀賞
石垣修復支援システム、3Dモデル配置システム
日本免震構造協会賞
東京建設コンサルタント新本社ビル
都市緑化技術開発機構理事長賞
屋上・壁面・特殊緑化コンクール屋上部門
優良消防用設備等消防長官表彰
九段第3合同庁舎・千代田区役所本庁舎 火災フェーズ管理型防災システムの開発
優良消防用設備等表彰
ラゾーナ川崎プラザ(商業施設)の加圧防煙設備の設計及び開発
技術研究発表会「まちづくり」部門優秀賞
特殊培土を使用した壁面緑化技術とその効果
日本経団連推薦社内報総合賞
社内報『しみずまんすりー』
サステナブル建築賞審査委員会奨励賞
トヨタ自動車本館
福岡市内のフクオカ・ストリアート(工事現場仮囲いの美化)優秀賞
冷恵10号幹線築造工事
WWF(世界自然保護基金)ゴールドパンダ賞
清水建設株式会社
SHIMIZU CSR Report 2008 44
CSR報告書 第 号を読んで
14
当社の社会的取り組みや環境活動などについて、お二人の方よりご意見をいただきました。
ニッセイ基礎研究所
上席主任研究員
川村 雅彦 様
昨年の持続可能性報
清水建設のCSRへ
告書からCSR報告書
の取り組みが、きちん
へと名称が変わった。
とした理念に基き、多
その最大の変更点は、
岐にわたっていること
社会的責任の考え方を
ラムサールセンター
事務局長
包括的に再編し、価
中村 玲子 様
値・社会・公正の3つ
がはっきりとわかる点
で、基本的によくでき
た報告書だと思いま
の視点から「シミズのCSR」を明確にしたことであろう。持続
す。建設会社のCSRの核は、本来の事業活動を通じての「安全
可能な社会の実現に向けたCSR経営のフレームワークを社内外
安心」の確保だと思いますので、そこをもっと強調して中心に
に新たに示すという意味では評価できる。
おく編集にしたほうがよいと感じました。
しかし、報告内容は「環境」の一部を除いて当該年度の活動
清水建設のたいせつな資源である社員への地球環境問題に関
にとどまっており、取組の達成度や課題、是正が明示されてい
する教育・研修はどのように行われているのかはみえてきませ
ない。本来、CSR報告書とはCSR経営のP-D-C-Aを報告する
ん。環境NGOの立場からは、たとえば1か月に1度、昼休みの
ものである。特にガバナンスや雇用・労働については、体制や
15分でもいいので、ラムサール条約、生物多様性条約、気候変
仕組みの説明が中心であり、定量的データの記載も少ないた
動枠組条約、ミレニアム生態系評価、ミレニアム開発ゴールな
め、その運用状況や成果は伝わらない。
ど、淡水資源、砂漠化など、焦眉の課題となっている地球環境
「シミズのCSR」の本質にもかかわるが、長期的にシミズが
問題について、全社員を対象にした研修を行うなど、企業とい
目指すCSRの姿が見えない。例えば、2050年の社会・経済の
う組織の枠組みを活用した取り組みがあれば、日本人の環境意
なかで、シミズをどのように位置づけ、どのような役割を果た
識は著しく底上げされると思います。シミズの得意とするアニ
すのか。そのためには、今、何をすべきか。中期的な経営計画
マルパスウェイなどについても、どのくらい全社員に共有され
とも関連付けて、CSRの具体的な達成目標と目標年次を示す必
ているのでしょうか。
要があろう。
出産・育児支援策、ボランティア休暇制度の紹介について
そうしたなかで、地球温暖化防止のための「エコロジー・
は、制度があるということだけでなく、どのくらい活用されて
ミッション」は高く評価できる。CO2排出量を1990年度比で
いるのかが明示されなければ意味がありません。女性社員採用
「2010年度に6%削減」から「2020年度に30%削減」へと
についても全体社員に占める割合、中長期目標値が示されない
深化させ、削減対象も「すべての建物」から土木構造物を含む
と評価ができません。
「すべての建造物」に拡大した。いわゆるポスト京都議定書の
細かいことですが、外来語の直訳のカタカナ語の使用はでき
論議が進む中で、先導的である。また、新しいコーポレート
るだけさけるべきです。たとえばアクティビティは活動、コー
メッセージ「子どもたちに誇れるしごとを。」は、“人材”と
ポレートガバナンスは企業統治で十分でしょう。また、21ペー
“品質”にこだわるシミズを象徴しており、今後の更なる改善
ジのステークホルダー紹介のコラムの敬称「様」は、「氏」ま
と進歩に期待したい。
たは「さん」で十分です。
ご意見をいただいて
川村さん 中村さん、ご意見をありがとうございました。
今年よりCSR報告書といたしましたが、スタートしたばかりで、いただいたご意見のとおり、個々の内容、表現、定量的
なデータの充実など多岐にわたり向上させていく必要を、社内でも実感しています。また、前号で鳴海先生よりご指摘いただ
いたリノベーションは、本号のトピックスのテーマの一つといたしました。社内の環境教育については、今回は、簡単ですが
追加、記載しました。また、外来語の注釈を追加するとともに、「Mr.」と敬称の重複などを整理いたしました。次号は、お
二方のご指摘をさらに反映するとともに、社外の方からのご意見を、ステークホルダーとのミーティングなどの形で早い段階
よりいただき、内容の切磋、充実に努めてまいりたいと思います。
45 SHIMIZU CSR Report 2008
安全環境本部 地球環境部長 岩本 和明
第三者保証報告書
SHIMIZU CSR Report 2008 46
http://www.shimz.co.jp/
●お問い合わせ先●
安全環境本部 地球環境部
TEL.(03)
5441
‐
0997
(ダイヤルイン)
本社
‐
8007
東京都港区芝浦一丁目2番3号 シーバンスS館 〒105
TEL.
(03)
5441
‐
1111
建築事業本部
‐
8007
東京都港区芝浦一丁目2番3号 シーバンスS館 〒105
TEL.
(03)
5441
‐
1600
東京建築第一事業部
‐
8007
東京都港区芝浦一丁目2番3
‐
10号 シーバンスS館 〒105
TEL.
(03)
5441
‐
1401
東京建築第二事業部
‐
8007
東京都港区芝浦一丁目2番3
‐
20号 シーバンスS館 〒105
TEL.
(03)
5441
‐
1402
東京建築第三事業部
‐
8007
東京都港区芝浦一丁目2番3
‐
30号 シーバンスS館 〒105
TEL.
(03)
5441
‐
1403
横浜支店
‐
0041
横浜市中区吉田町65番地 〒231
TEL.
(045)
261
‐
3981
千葉支店
‐
0015
千葉市中央区富士見二丁目15番11号 日本生命千葉富士見ビル 〒260
TEL.
(043)
227
‐
0231
関西事業本部
‐
8520
大阪市中央区本町三丁目5番7号 御堂筋本町ビル 〒541
TEL.
(06)
6263
‐
2800
大阪支店
‐
8520
大阪市中央区本町三丁目5番7号 御堂筋本町ビル 〒541
TEL.
(06)
6263
‐
2800
神戸支店
‐
0086
神戸市中央区磯上通四丁目1番13号 神戸磯上ビル 〒651
TEL.
(078)
262
‐
8011
四国支店
‐
8533
高松市寿町二丁目4番5号 〒760
TEL.
(087)
839
‐
4300
北海道支店
‐
8617
札幌市中央区北1条西二丁目1番地 札幌時計台ビル13階 〒060
TEL.
(011)
214
‐
3511
東北支店
‐
0801
仙台市青葉区木町通一丁目4番7号 〒980
TEL.
(022)
267
‐
9111
北陸支店
‐
0863
金沢市玉川町5番15号 〒920
TEL.
(076)
220
‐
5555
関東支店
‐
0844
さいたま市大宮区下町一丁目51番地 木崎屋ビル 〒330
TEL.
(048)
631
‐
3311
名古屋支店
‐
8580
名古屋市中区錦一丁目3番7号 〒460
TEL.
(052)
201
‐
7611
広島支店
‐
8535
広島市中区上八丁堀8番2号 〒730
TEL.
(082)
225
‐
4611
九州支店
‐
8607
福岡市中央区渡辺通三丁目6番11号 福岡フコク生命ビル 〒810
TEL.
(092)
716
‐
2002
海外支店
78 Shenton Way #11-01 Singapore 079120
TEL.
(65)
6220
‐
0406
土木事業本部
‐
8007
東京都港区芝浦一丁目2番3号 シーバンスS館 〒105
TEL.
(03)
5441
‐
1111
土木東京支店
‐
8007
東京都港区芝浦一丁目2番3
‐
12号 シーバンスS館 〒105
TEL.
(03)
5441
‐
1300
土木横浜支店
‐
0041
横浜市中区吉田町65番地の7 〒231
TEL.
(045)
253
‐
2280
海外土木支店
‐
8007
東京都港区芝浦一丁目2番3号 シーバンスS館 〒105
TEL.
(03)
5441
‐
0633
投資開発本部
‐
8007
東京都港区芝浦一丁目2番3号 シーバンスS館 〒105
TEL.
(03)
5441
‐
0876
エンジニアリング事業本部
‐
8007
東京都港区芝浦一丁目2番3号 シーバンスS館 〒105
TEL.
(03)
5441
‐
0131
技術研究所
‐
8530
東京都江東区越中島三丁目4番17号 〒135
TEL.
(03)
3820
‐
5504
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