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目
次
(表紙:コスモス)
第1章
神川町のあらまし
1
地勢
2
町の沿革
3
人
4
土地利用
第2章
環境行政の概要
環境行政のあゆみ
2
環境行政機構
公害対策
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
ダイオキシン類の環境調査
2
大気汚染の状況
3
水環境の保全
4
騒音・振動・悪臭の防止
第4章
環境苦情
環境苦情等処理の状況
2
環境指導及び苦情処理の実施
環境保全対策
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
1
産業廃棄物処理施設設置計画に対する対応
2
環境保全協定の締結
3
太陽光発電設置補助の状況
第6章
清掃事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
1
家庭系ごみ
2
事業系ごみ
3
し尿・浄化槽汚泥の処理
4
ごみ減量化対策
第7章
5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
1
第5章
1
口
1
第3章
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
犬の登録及び野犬対策
1
登録及び狂犬病予防注射
2
野犬等の対策
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
第1章
神川町のあらまし
1 地勢
神川町は埼玉県の北西部に位置し、東経 139 度 06 分、
北緯 36 度 12 分、
都心から 85km
圏にあります。町の総面積は 47.42k ㎡、北は上里町、東は本庄市、南は秩父市、皆野町、
西は県境を画す神流川を挟んで藤岡市に接しています。南部は秩父山地の北辺をなし、北部
ほうじょう
は神流川により形成された肥沃な扇状地が広がり、有史以前から開けた 豊 饒 の地です。
2 町の沿革
平成 18 年1月神川町と神泉村が合併して神川町となりました。歴史と文化に豊かな美し
い自然をかけがえのない財産として、
「水と緑そして人が織りなす豊かなまち」を目指してい
ます。
3 人口
合併した平成18年以降、人口は毎年少しずつ減少し、平成22年には15,000人を割
り込みました。世帯数は平成22年度に一度減少しましたが平成23年度からは再び増加し
ています。
21
総
人
口 15,004
22
23
24
25
14,772
14,610
14,384
14,348
(人)
増減率
総世帯数
増減率
99.06%
98.45%
98.90%
5,314
5,279
5,286
100.83%
99.34%
100.13%
各年 4 月 1 日現在
98.45%
99.75%
5,307
5,331
100.39%
100.45%
資料:住民基本台帳及び外国人登録
4 土地利用
町の土地利用を地目別面積の構成比は、田畑が若干減少し、宅地が増加しています。
平成25年 1 月 1 日の農業用地の割合は全体の23.3%を占めています。
年次
総面積
田
畑
宅地
山林
原野
雑種地
単位:ha
その他
平成21年
4,742.00
308.2
808.6
440.8
1,156.4
27.7
213.3
1,789.1
平成22年
4,742.00
308.1
804.4
443.5
1,156.7
27.7
213.9
1,787.7
平成23年
4,742.00
307.5
801.6
444.7
1,155.1
27.6
217.4
1,788.1
平成24年
4,742.00
307.5
799.8
444.9
1,152.8
27.5
219.4
1,790.1
平成25年
4,742.00
307.4
796.6
446.1
1,153.8
27.5
220.8
1,789.8
各年 1 月 1 日現在、固定資産概要調書
- 1 -
第 2 章 環境行政の概要
1
環境行政のあゆみ(平成17年度までは旧神川町のもの)
年度
昭和
神川町の動き
国・県の動き
・し尿の処理を業者に委託開始
28
37
・「埼玉県公害防止条例」制定
42
・「公害対策基本法」制定
43
・「大気汚染防止法」制定
・「騒音規制法」制定
45
・「水質汚濁防止法」制定
・「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」
施行
46
「悪臭防止法」制定
48
・広域圏「衛生センター(し尿処理施設)」操業
49
・広域圏「清掃センター」操業
・ごみ処理・し尿の収集運搬業者委託
・「神川町廃棄物の処理及び清掃に関する条例」
制定
51
平成
2
・「振動規制法」制定
・広域圏「利根グリーンセンター(し尿処理施
設)」操業
3
・生ごみ処理容器(コンポスター)購入補助事業開始
4
・リサイクル活動推進奨励補助金交付開始
5
・神川町一般廃棄物処理基本計画策定
6
・「環境基本法」施行
・「埼玉県環境基本条例」制定
・「埼玉県環境評価条例」制定
7
・「容器包装リサイクル法」制定
8
・合併処理浄化槽施設整備事業補助開始
・「埼玉県環境基本計画」策定
9
・合併処理浄化槽施設維持管理補助開始
・「容器包装リサイクル法」施行
・指定ごみ袋制度導入
・「環境影響評価法」制定
・地球温暖化防止京都会議開催
10
・「地球温暖化対策の推進に関する法律」
公布施行
- 2 -
11
・「神川町環境基本条例」制定
12
・「神川町環境基本計画」策定
・「ダイオキシン類対策特別措置法」施行
・広域圏「小山川クリーンセンター」操業
・粗大ごみリクエスト収集、資源ごみ分別収集、
ごみ袋認定制度開始
13 ・
「神川町産業廃棄物処理施設の設置等の紛争予
防等に関する条例」制定
・「循環型社会形成推進基本法」施行
・
「特定家庭用機器再商品化法」
(家電リサ
イクル法)施行
・「グリーン購入法」施行
14
・産業廃棄物対策に係る県職併任制度を導入
・「フロン回収破壊法」施行
・「埼玉県生活環境保全条例」施行
15
・電動生ごみ処理機購入補助事業開始
・「土壌汚染対策法」施行
17
・旧神川町、旧神泉村が合併し、新神川町誕生
・「自動車リサイクル法」施行
18
・「神川町環境基本計画」策定
19
・「神川町一般廃棄物処理基本計画」策定
21
・合併処理浄化槽設置整備事業補助金交付要綱
の一部改正
22
・環境審議会に「神川町環境基本計画」策定を ・生物多様性条約
諮問し同会より答申を受ける
23
・「神川町環境基本計画」策定
・住宅用太陽光発電システム設置補助事業開始
(平成23年10月∼)
2 環境行政機構
環境審議会
産業廃棄物処理施設設置等紛争処理審査会
廃棄物減量等推進協議会
環境衛生推進委員会
町長
副町長
防災環境課
環境衛生担当
地域総務課
庶務担当
地域担当
- 3 -
(1) 環境審議会
良好な環境の保全及び創造に関する重要な事項について、町長の諮問に応じ調査・審議す
るため、「神川町環境基本条例{平成18年条例第122号}」により神川町環境審議会が設
置されています。委員の任期は 1 期 2 年で 15 名以内の組織です。
平成23年4月1日策定の「神川町環境基本計画」作成にあたり、町長より諮問を受け、
答申しました。平成24年度は重要な事項がなかったため審議を行いませんでした。
(2) 産業廃棄物処理施設設置等紛争処理審査会
産業廃棄物処理施設の設置等に伴う事業者と関係住民との紛争を調整することを目的とし
て、
「神川町産業廃棄物処理施設の設置等の紛争予防等に関する条例{平成18年条例第 124
号}
」に基づき、産業廃棄物処理施設設置等紛争処理審査会が設置されています。
委員の任期は 1 期 2 年で5名の組織です。
平成24年度は施設の進出予定がなかったため、
審査は行いませんでした。
(3) 廃棄物減量等推進審議会
環境と経済が両立した循環型社会を構築する一般廃棄物の減量、再資源化等に関する事項
について、町長の諮問に応じ調査、審議するため「神川町廃棄物の処理及び清掃に関する条
例{平成18年条例第 123 号}
」により、神川町廃棄物減量等推進審議会を設置しています。
委員の任期は 1 期 2 年で15名の組織です。
(4)
環境衛生推進委員会
「神川町廃棄物の処理及び清掃に関する条例」により、廃棄物減量等について町の施策の
職務を行う者として神川町環境衛生推進委員を委嘱します。
委員の任期は1年で、各行政区から1名選出し23名の組織です。
- 4 -
第3章
公 害 対 策
町民が健康で快適な生活をしていくうえには、良好な生活環境を確保することが必要であ
り、公害の発生防止は欠くことのできない重要課題となっています。
より良い環境をつくるには、行政の力だけでなく企業の努力はもとより、町民の理解と協
力が不可欠です。このような認識にたち、産業の発展との調和を図り、明るく住みよい環境づ
くりを推進していくため公害対策に努めています。
1 ダイオキシン類の環境調査
ダイオキシン類は、工業的に製造される物質ではなく、物を燃やす過程で生成される物質
です。通常は無色透明の固体で水に溶けにくく、脂肪に溶けやすい性質を持ちます。主な発
生源は、ごみの焼却などの燃焼の過程で十分に温度が上がらない状態や酸素が足りない状態
で不完全燃焼を起こした時に発生すると言われています。
平成 24年度は、町内5地点で大気調査を実施しました。
分析結果は、総合支所が 0.011 pg− TEQ/㎥の最小値、工業団地内で 0.027 pg− TEQ/
㎥最大値を観測しましたが環境基準(0.6pg−TEQ/㎥)以下となっています。
(1) ダイオキシン類環境大気調査結果(24 時間採取)
単位:pg-TEQ/㎥
※1日24時間の測定であり、測定値は気象条件に大きく左右されます。pg(ピコグラム)は、1gの1兆分の1。
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24 年度
(.11/26∼27)
(.11/26∼27)
(11/25∼26)
(11/24∼25)
(11/21∼22)
場
0.23
0.32
0.033
0.012
0.021
工業団地内
0.12
0.30
0.036
0.0097
0.027
青柳小学校
0.043
0.022
0.028
0.0099
0.022
渡瀬小学校
0.042
0.015
0.015
0.0058
0.016
総合支所
0.016
0.013
0.012
0.0061
0.011
測定地点
役
(2) 平成23年度
ダイオキシン類大気監視結果(本庄市児玉町中央児童公園)
単位:pg-TEQ/㎥
埼玉県環境白書
第1回
第2回
第3回
第4回
5/18∼25
7/21∼28
10/19∼26
1/12∼19
0.015
0.026
0.036
0.021
- 5 -
平均値
0.025
※ダイオキシン類
ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン(PCDD)及びその類似物質であるポリ塩化ジベンゾフラン
(PCDF)の総称。燃焼や化学物質製造の過程等で非意図的に生成されるもので、動物実験に
より強い急性毒性を持つことが明らかにされており、発ガン性や催奇形性が疑われています。
2 大気汚染の状況
大気が汚染されていると、呼吸器障害をはじめとして人体に様々な影響があります。
大気汚染物質は、工場及び事業所など固定発生源から排出される硫黄酸化物、窒素酸化物、
ばいじん等、また、自動車などから排出される窒素酸化物、一酸化窒素、炭化水素等の移動
発生源により発生します。これらは光化学スモッグの主な原因物質となっています。
固定発生源の内、法律や県条例で定められた施設を設置している工場及び事業所について
は、ばい煙等の排出基準により規制されています。移動発生源である自動車は、国による自
動車 NOx・PM法の規制や県によるディーゼル車の排出ガス規制が行われています。
(1) 大気汚染測定結果(本庄市児玉町中央児童公園)
二酸化窒素
項
目
測定値
環境
基準
単位:ppm
浮遊粒子状物質
年平均値
日平均値
の 年 間
98%値
環境基準
の達成
0.009
0.017
○
1時間値の1日平均値が
0.04ppm∼0.06ppm までのゾー
ン内又はそれ以下であること。
光化学オキシダント
年平均値
日平均値
の2%除
外値
環境基準
の適否
昼間の1
時間値の
年平均値
昼間の1
時間値の
最高値
環境基準
の適否
0.023
0.055
○
0.035
0.138
×
1時間値の 1 日平均値が
0.10mg/㎥以下であり、かつ、1
1時間値が 0.06ppm 以下であ
時間値が 0.20mg/㎥以下であ
ること。
ること。
埼玉県環境白書
※光化学オキシダント
自動車や工場などから排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物(VOC)が、太陽の強
い紫外線を受けると光化学反応を起こし、光化学オキシダント(酸化性物質)を発生します。
光化学オキシダントは、春から夏にかけて、気温が高く、日差しが強く、風があまりないような
日に高濃度となります。
被害としては、「目がチカチカする」「のどが痛む」などの症状のほか、頭痛・はきけ、息苦し
いなどの症状が出るといわれています。
- 6 -
3 水環境の保全
水質汚濁に係わる公共用水域の環境基準は、人の健康の保護に関する項目(健康項目)及
び生活環境の保全に関する項目(生活環境項目)について定められています。
健康項目の基準は、全ての公共用水域において一律に適用され、直ちに達成・維持される
よう努めるものとされています。
町内の河川の環境基準は、小山川の上流部の金鑚川及び九郷用水と神流川支渓流の渡瀬の
大門川、神泉地区の池尻川、幹沢川、鳥羽川もA類型になります。
11地点で実施した河川水質検査結果(生活環境項目)では、新里下橋、八日市254地
点の生物化学的酸素要求(BOD)で基準を超えています。
次に、2地点で実施した健康項目については、旧神流川幹線で大腸菌の陽性反応が出てい
ます。
(1) 河川水質検査結果(生活環境項目)調査日:平成24年11月19日
調査地点
水素イオン濃度
生物化学的酸素要求
浮遊物質
溶存酸素
(pH)
(BOD)
(SS)
(DO)
6.5∼8.5
2以下
25以下
7.5 以上
環境基準値
(河川A類型)
地点
年度
24
23
24
23
24
23
24
23
二ノ宮切通橋
7.9
7.9
1・7
0・8
1
1未満
11・7
11・9
新里下橋
8・3
8・0
4・7
2・1
2
1未満
13.4
11.4
消防署西側
8・7
7・5
1・6
18
1未満
110
13.9
9.4
八日市254
8・9
8・2
2・2
1・6
1
2
15.2
14.2
渡瀬大門川
8・0
7・8
1・4
0・9
18
57
12.6
13.4
旧神流川幹線
8.1
7.9
1・1
0・9
4
8
12.0
13.2
池尻川橋下
8・2
8・1
1.0
0.7
1未満
6
12.2
11.1
幹沢川
8・2
8・1
1・4
0・6
1未満
1
12.0
11.6
鳥羽川
8・1
7・9
0・8
0・6
1未満
1未満
12.4
13.1
- 7 -
(2) 旧神流川幹線(水道課西)水質検査結果(健康項目)
調査日:平成24 年 9 月 7 日
項
目
単位:mg/ℓ
測定結果
環境基準
上水基準
計量方法
pH
7.2
6.5∼8.5
5.8∼8.6
JIS K0102 12-1
濁度
0.1
2
吸光光度法
色度
0.6
5
吸光光度法
大腸菌
陽性
1,000
不検出
最確数法
0.005
環告64号
フェノール類
0.0005未満
(T-Hg)全水銀
0.00005未満
0.0005
0.0005
環告59号付表1
トリクロロエチレン
0.001未満
0.03
0.03
JIS K01255.4.1
テトラクロロエチレン
0.001未満
0.01
0.01
JIS K01255.4.1
(T-CN)全シアン
0.001未満
不検出
0.01
JIS K010238-2
(Cd)カドミウム
0.0003未満
0.01
0.01
JIS K010255-2
(Pb)鉛
0.001未満
0.01
0.05
JIS K010254-2
(6-Cr)6価クロム
0.005未満
0.05
0.05
JIS K010265-2
(As)砒素
0.001未満
0.01
0.01
JIS K010261-2
(3)
阿久原浄水場神流川水源水質検査結果(健康項目)
調査日:平成25年2月5日
項
目
pH
単位:mg/ℓ
測定結果
環境基準
上水基準
7.6
6.5∼8.5
5.8∼8.6
計量方法
JIS K0102 12-1
濁度
0.1度未満
2
吸光光度法
色度
0.5度未満
5
吸光光度法
大腸菌
不検出
1,000
不検出
最確数法
0.005
環告64号
フェノール類
0.0005未満
(T-Hg)全水銀
0.00005未満
0.0005
0.0005
環告59号付表1
トリクロロエチレン
0.001未満
0.03
0.03
JIS K01255.4.1
テトラクロロエチレン
0.001未満
0.01
0.01
JIS K01255.4.1
(T-CN)全シアン
0.001未満
不検出
0.01
JIS K010238-2
(Cd)カドミウム
0.0003未満
0.01
0.01
JIS K010255-2
(Pb)鉛
0.001未満
0.01
0.05
JIS K010254-2
(6-Cr)6価クロム
0.005未満
0.05
0.05
JIS K010265-2
(As)砒素
0.001未満
0.01
0.01
JIS K010261-2
(水道課資料)
- 8 -
(4) 湧水、沢水水質検査結果
調査日:平成 24 年 11 月 19 日
項 目
東神嶺湧水
pH
高牛川上流
基
準
7.7
7.7
5.8∼8.6
10未満
10未満
100 以下
検出
検出
不検出
濁度
1 未満
1 未満
2 以下
色度
1未満
1 未満
5 以下
一般細菌
大腸菌
*強調文字:基準超過
(5) 家庭雑排水処理対策
町では、生活排水による河川の水質汚濁防止対策として、合併処理浄化槽設置補助事業
の実施と普及啓発に努めるとともに、合併処理浄化槽の適切な維持管理を促進するために
補助事業を実施しています。
① 合併処理浄化槽設置補助事業実績
年度
設置基数
総事業費(円)
町補助額(円)
処理人口
備 考(国・県補助)
20
38 基
10,060,000
7,520,000
106
国 40 千円 県 2,500 千円
21
10 基
2,764,000
1,500,000
32
国 303 千円 県 961 千円
22
2基
632,000
192,000
7
国 190 千円 県 250 千円
23
9基
3,816,000
921,000
44
国 703 千円 県 2,192 千円
24
11 基
5,412,000
889,000
67
国 1,546 千円 県 2,977 千円
② 合併処理浄化槽維持管理補助事業実績
年度
補助基数
補助金額(円)
備
考
20
31 基
611,100 維持管理・清掃・検査
21
40 基
799,200
〃
22
29 基
574,300
〃
23
30 基
24
26 基
588,200
505,800
〃
〃
- 9 -
(6) 工場排水
工場及び事業所の排水規制は、水質汚濁防止法及び県の生活環境保全条例に基づいて行
われています。
事業活動に伴い排出される工場排水は、一般家庭からの雑排水と共に河川の汚濁に及ぼ
す影響は大きく、町では埼玉県北部環境管理事務所と連携して法や県条例に基づく立入り
検査を行い、排水基準の遵守並びに管理徹底の指導を行っています。
また、環境保全協定により、排水の検査結果の報告を受けています。
4
騒音・振動・悪臭の防止
騒音・振動・悪臭は、特に日常生活に密着した公害で、その発生源も多種多様になってい
ます。その問題の解決のためには、工場及び事業所において単に規制基準を遵守するという
だけでなく、きめ細かな防止対策を行うことが重要です。
町では、公害関係法令及び埼玉県生活環境保全条例に基づく各種届出のうち、事務委任さ
れている騒音・振動関係の届出について受付事務を行い特定施設の把握をするとともに、工
場及び事業所に対し規制基準を達成するための防止対策の指導を行っています。
(2) 騒音に係る環境基準(騒音の評価手法は、等価騒音レベル)
地域の
類形
A
昼
該 当 地 域
夜
間
(6:00∼22:00)
(22:00∼ 6:00)
55db 以下
45db 以下
60db 以下
50db 以下
第1・2種低層住居専用地域
第1・2種中高層住居専用地域
第1・2種住居地域
B
間
準住居地域
用途地域の定めのない地域
C
近隣商業地域・商業地域
準工業地域 ・工業地域
町民の健康の保護及び生活環境の保全のうえで、維持されることが望ましい基準が環境
基準です。
町では、児玉工業団地(工業専用地域)を除く用途地域の定めのない地域が該当します。
(3) 騒音の規制基準
工場及び事業所は規制基準を遵守し、周辺の生活環境を保全するよう努めなければな
りません。
- 10 -
単位db
区域の
類
区域区分
形
朝
昼
夕
夜
(6:00∼
(8:00∼
(19:00∼
(22:00∼
8:00)
19:00)
22:00)
6:00)
45
50
45
45
50
55
50
45
60
65
60
50
65
70
65
60
第1・2種低層住居専用地域
1種
第1・2種中高層住居専用地域
第1・2種住居地域
準住居地域
2種
用途地域の定めのない地域
都市計画地域外
近隣商業地域
3種
商業地域
準工業地域
工業地域
4種
工業専用地域(一部地域)
(注) 工業専用地域については適用されない。
(4) 振動の規制基準
工場及び事業所は規制基準を守り、周辺の生活環境を保全するよう努めなければなり
ません。
単位db
区域の類型
区域区分
昼(8 時∼19 時)
夜(19 時∼8時)
60
55
65
60
第1・2種低層住居専用地域
第1・2種中高層住居専用地域
1種
第1・2種住居地域
準住居地域
用途地域の指定のない地域
都市計画地域外
近隣商業地域
2種
商業地域
準工業地域
(5)
悪 臭
悪臭防止法では、生活環境を損なう恐れのある物質を特定悪臭物質として 22 物質を指
- 11 -
定しています。工場及び事業所の敷地境界で、特定悪臭物質の全 22 物質、煙突等の排出
口では 13 物質、工場及び事業所から排出される排水中については4物質について規制基
準を設けています。
また、平成18年10月1日から特定悪臭物質の濃度による規制か
ら、人間の臭覚に基づく臭い全体の強さで規制する臭気指数規制に変わりました。
悪臭苦情の中で最も多いのは、家畜などの糞尿によるものですが、県条例の対象業種で
はありません。
① 悪臭防止法による規制地域及び規制基準
敷地境界線の地表における基準
単位:ppm
A 区域
特定悪臭物質
B・C 区 域
B 区域
以
外 の区 域
農業振興地域
C 区域
工業地域・
工業専用地域
アンモニア
1
1
2
メチルメルカプタン
0.002
0.002
0.004
硫化水素
0.02
0.02
0.06
硫 化 メチル
0.01
0.01
0.05
二 硫 化 メチル
0.009
0.009
0.03
トリメチルアミン
0.005
0.005
0.02
アセトアルデヒド
0.05
0.05
0.1
プロピオンアルデヒド
0.05
0.05
0.1
ノルマルブチルアルデヒド
0.009
0.009
0.03
イソブチルアルデヒド
0.02
0.02
0.07
ノルマルバレルアルデヒド
0.009
0.009
0.02
イソバレルアルデヒド
0.003
0.003
0.006
イソブタノール
0.9
0.9
4
酢 酸 エチル
3
3
7
メチルイソブチルケトン
1
1
3
トルエン
10
10
30
スチレン
0.4
0.4
0.8
キシレン
1
1
2
プロピオン酸
0.03
0.07
0.07
ノルマル酪 酸
0.001
0.002
0.002
ノルマル吉 草 酸
0.0009
0.002
0.002
イソ吉 草 酸
0.001
0.004
0.004
- 12 -
② 埼玉県生活環境保全条例による規制
・規制対象業種(13 業種)
1
塗装工事業
2
食料品製造業
3
合板製造業
4
家具製造業
5
パルプ・紙・紙加工品製造業 (塗工紙製造業以外のものについては、有機溶剤を使
用して製造又は加工を行うものに限る。)
6
印刷業
7
化学工業
8
9
プラスチック製品製造業
(強化プラスチック製板・棒・管・継手製造業及び強化プ
ラスチック製容器・浴槽製造業を除く。)
ゴム製品製造業
10
電線・ケーブル製造業
11
金属製品製造業
12
一般機械器具製造業
13
輸送用機械器具製造業
(塗装工程を有するものに限る。)
(塗装工程を有するものに限る。)
(塗装工程を有するものに限る。)
・臭気指数規制基準
平成 18 年 10 月 1 日適用
地
域
区
分
基 準
住居系地域・商業系地域
15
工業地域・工業専用地域
18
農業振興地域
21
値
隣接する本庄市児玉町太駄地区に家畜排泄物リサイクル工場の建設が申請されており、関
係機関と連絡を取り合っている。
- 13 -
第4章
環境苦情
1 環境苦情等処理の状況
平成24年度の環境苦情等処理件数は177件(前年度は179件)ありました。
苦情の種類別では、典型7公害(大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・振動・地盤沈下・
悪臭)では、大気汚染が 36件と最も多く、騒音7件、振動4件、水質汚濁0件、土壌汚染
0件となっています。典型7公害に属さないその他の苦情では、蜂の駆除が21件となって
います。
苦情内容の大気汚染では、廃材やごみなどの野外焼却の苦情が最も多く、次いで焼却炉等
からの煙に関する苦情があります。
騒音は事業所からの機械作業に伴う騒音となっています。
また、不法投棄に関する苦情が36件あり、その内容は家庭ごみの不法投棄が多く、行為
者を特定できないため土地管理者により撤去されています。
町では、北部環境管理事務所との連携により定期的な監視パトロールを行っています。
平成24年度
区分
種
別
環境指導及び苦情処理集計表
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
合計
1 大気・野外焼却
3
2
1
2
2
2
4
4
5
6
4
1
36
2 水質汚濁
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3 土壌汚染
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
4 騒 音
0
2
1
0
0
0
0
0
1
0
2
1
7
5 振 動
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
2
1
4
6 悪 臭
0
0
1
2
1
1
0
0
1
0
0
1
7
7 不適正保管
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
8 不法投棄
2
4
3
3
2
3
1
1
5
3
4
5
36
9 蜂の駆除
0
0
0
1
9
11
0
0
0
0
0
0
21
10 野犬、犬の管理
0
2
1
1
1
1
2
0
0
1
1
2
12
11 動物死骸処理
2
1
1
2
1
1
0
1
1
2
1
0
13
12 その他
2
3
4
3
3
5
1
1
4
5
2
8
41
計
9
14
12
14
19
24
8
7
18
17
16
19
177
近年の苦情内容は、日常生活に密着した生活環境に関するものが多く、法的規制で対応で
きない状況にある場合が多くなっています。問題解決には、事業者の公害対策と住民に説明
を行うことが重要となっています。
- 14 -
2 環境指導及び苦情処理の実施
苦情処理に当たっては、通報者への対応のほか公用車による巡回、野焼き現場等での指導
を行っています。この内、産業廃棄物に関しては、県北部環境管理事務所と連携し、集中的
な監視活動や指導取締り活動を実施しています。
県職員併任辞令が平成 14 年 12 月に交付され、産業廃棄物にかかる立入調査権が与えら
れました。これにより、町職員が産業廃棄物の不適正処理(不法投棄、不適正保管、野焼き
等)の監視指導業務が行えるようになりました。
また、監視体制を充実させるために、児玉郵便局、渡瀬郵便局と「生活環境情報の提供に
関する覚書」を締結しています。
本庄児玉管内の関係行政機関等がともに連絡調整をして不法投棄対策を実施しその処理を
円滑に行うことを目的とした「本庄児玉管内行政機関等不法投棄対策連絡協議会」に加盟し
て、地域環境の保全に努めています。
- 15 -
第5章
1
環境保全対策
産業廃棄物処理施設設置計画の対応
産業廃棄物処理施設の設置等に伴う環境保全上の障害が全国各地で住民との紛争の原因に
なっている状況を考え、計画の事前公開、紛争のあっせん等に関して必要な事項を定め、紛
争の予防及び調整を図ることを目的とした紛争予防条例を制定しています。
平成24度において、条例に基づく手続き等はありません。
2 環境保全協定の締結
事業活動に伴う公害を防止し良好な環境を保全するため、事業者との環境保全協定の締
結に努めています。
平成24度末の締結業者数は、78業者(町内35、町外43)となっています。
3 住宅用太陽光発電システム設置補助
平成23年10月1日より地球温暖化防止対策の一環として、町民の方が太陽光発電シ
ステム(太陽光を利用し発電を行い、生活に必要なエネルギーとして供給する装置)を設
置した場合、国の補助金に加えその費用の一部を予算の範囲内で町が補助した。
設置件数
45件
補助額(円)
備
考
4,444,000 H24年度実績
- 16 -
第6章
清掃事業
一般廃棄物は、町が定めた処理計画に沿って処理を行っています。
ごみ収集は、町民の日常生活に直接かつ深く密着していることから、ごみの減量や資源
化には、町民の理解と協力が必要です。町民と行政が一体となって効果的なごみ処理を推
進しています。
1 家庭系ごみ
(1)
ごみ収集所
行政区名
世帯数・人口は平成 25 年 4 月 1 日現在
世帯数
人口
可燃・不燃ごみ
ステーション数
世帯割合
資源ごみ
ステーション
世帯/資源ごみ
ステーション
(A)
(B)
(C)
(A)/(C)
(D)
(A)/(D)
新宿
233
625
8
37.2
3
77.7
池田
257
781
5
51.4
2
128.5
二ノ宮
194
536
3
63.0
2
97.0
新里
354
1,097
6
59.0
3
118.0
前組
170
545
5
34.0
3
56.7
中新里
143
392
4
35.8
2
71.5
小浜
131
429
3
43.7
1
131.0
貫井
51
161
1
51.0
1
51.0
植竹
652
1,841
13
50.2
4
163.0
肥土
117
370
4
29.3
3
39.0
関口
210
585
6
35.0
1
210.0
四軒在家
78
208
3
26.0
1
78.0
元阿保
316
945
7
45.1
2
158.0
八日市
634
1,695
19
33.4
4
158.5
原新田
155
388
4
38.8
2
77.5
熊野堂
338
772
6
56.3
1
338.0
元原
203
366
4
50.8
1
203.0
渡瀬本町
175
474
5
35.0
2
87.5
渡瀬仲町
156
336
4
39.0
2
78.0
渡瀬上町
285
725
6
47.5
1
285.0
下阿久原
227
565
14
16.2
8
28.4
上阿久原
180
370
8
22.5
4
45.0
矢 納
72
142
14
5.1
5
14.4
合 計
5,331
14,348
152
35.1
58
91.9
・収集方式
ステーション方式、可燃・不燃ごみは認定ごみ袋で排出
・収集所数
152 箇所(1箇所当りの世帯数34.2 世帯)
- 17 -
(2) 収集運搬
可燃、不燃ごみ及び資源ごみの収集運搬は委託しています。
有害ごみは、町が直営で年2回(7月・1月)の収集を行います。
粗大ごみ(リクエスト収集)は、町が直営で毎月(第2水曜日)収集を行います。
① 可燃ごみ収集
・ 収集計画
区分
収 集 日
毎週
2回
収
集
地
域
月・木曜日
植竹 関口 四軒在家 元阿保 八日市 原新田 熊野堂 元原 神泉
火・金曜日
新宿 池田 二ノ宮 新里 前組 中新里 小浜 貫井 肥土 渡瀬
・ 収集状況
単位:t
年度
4月
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合計
21
244
237
259
255
263
229
226
224
248
238
188
236
2,847
22
233
255
234
264
265
222
227
239
245
231
193
224
2,832
23
211
271
253
248
261
244
234
227
255
239
191
214
2,848
24
234
274
244
276
258
223
260
238
240
244
195
223
2,909
② 不燃ごみ収集
・ 収集計画
区分
収 集 日
収
集
地
域
毎月第1・
第3
月曜日
植竹 関口 四軒在家 元阿保 八日市 原新田 熊野堂 元原
火曜日
新宿 池田 二ノ宮 新里 前組 中新里 小浜 貫井 肥土 渡瀬
毎月第2
火曜日
上阿原 下阿原 矢納
・ 収集状況
単位:t
年度
4月
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合計
21
29
31
34
37
28
27
22
24
29
30
21
28
340
22
24
23
29
25
27
24
23
27
23
23
23
25
296
23
23
25
31
20
28
24
22
26
25
24
22
22
292
24
21
30
23
23
30
20
26
24
23
27
19
23
289
③ 資源ごみ収集
・ 収集計画
収 集 日
収
毎月第 1・第 3 水曜日
丹荘・青柳・渡瀬
毎月第4火曜日
神泉
- 18 -
集
地
域
・ 収集状況
単位:t
年度
4月
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合計
21
3
4
4
4
5
4
3
3
3
4
3
3
43
22
4
3
3
5
4
4
4
3
3
3
2
2
40
23
4
4
3
4
4
4
3
3
3
3
3
3
41
24
3
4
4
3
4
4
4
4
3
2
3
3
41
④ 有害ごみ
・収集計画
収 集 日
収
年2回
7月・1月の指定日
集
地
域 (収集量)
町内全域
・収集状況
年度
4月
単位:kg
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合計
21
1,670
1,940
3,610
22
1,730
1,950
3,680
23
1,640
2,130
3,770
24
1,640
1,840
3,480
⑤ 粗大ごみ収集(リクエスト収集)
・収集計画
収 集 日
月 1 回 第 2 水曜日
収
集
地
域
町内全域
・収集状況
年
度
4月
単位:kg
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合計
21
560
810
900
880
580
710
890
780
1330
780
510
280
9,010
22
670
850
580
650
650
760
800
540
1100
680
440
170
7,890
23
110
630
290
1,030
280
660
170
410
1,010
590
760
1,010
6,950
24
460
330
460
1,020
590
550
1,080
650
1,130
500
780
260
7,810
2 事業系ごみ(一般廃棄物)
事業系の一般廃棄物は、事業者が直接小山川クリーンセンターに搬入(有料:手数料平
成 21 年 4 月 1 日改正 200 円/10kg)又は、許可業者に依頼して処理します。
- 19 -
・ 一般廃棄物収集運搬許可業者一覧
業 者 名
平成25 年4月1日現在
住
所
区
分
児玉清掃株式会社
本庄市児玉町児玉2477−6
収集運搬・浄化槽清掃業
株式会社ぐんま東庄
高崎市寺尾町2312−8
収集運搬
株式会社塩建工業
本庄市下野堂119
収集運搬
陣美サービス株式会社
本庄市児玉町児玉1877
収集運搬
有限会社第一総業
本庄市今井1130−2
収集運搬
株式会社ヤマキ
熊谷市三ケ尻3884
収集運搬
株式会社サニタリーセンター
本庄市小島3−11−15
収集運搬
株式会社清香園
本庄市3284−2
収集運搬
比留間運送株式会社
武蔵村山市中央2−18−3
収集運搬
有限会社クリーントレーディング赤城産業
本庄市東台4−7−26
収集運搬
かみさとエコクリーン
上里町金久保637−4
収集運搬
株式会社鈴徳
墨田区緑1−4−19
収集運搬・処分業
有限会社松村商店
藤岡市鬼石571−1
収集運搬
株式会社東庄
本庄市北堀900−1
収集運搬
東毛清掃株式会社
玉村町五料162−1
収集運搬
有限会社大高環境保全サービス
本庄市児玉町児玉1648−2
収集運搬
エコマテリアル
神川町二ノ宮 808-6
処分業
新井商店
本庄市小島南3−1−37
収集運搬
有限会社永尾清掃
本庄市児玉町児玉 1322-17
収集運搬
株式会社環境サービス
小川町小川 885-3
収集運搬
丸高産業株式会社
深谷市岡部 2322-2
収集運搬
リネット株式会社
上里町堤 1090-2
収集運搬
有限会社大野生研工業
熊谷市下川上 1568-11
収集運搬
平井商店
藤岡市中大塚 262-2
収集運搬
株式会社セイワ
本庄市北堀 2007
収集運搬
株式会社サニテイション
藤岡市鬼石 208-5
収集運搬
株式会社シタラ興産
深谷市折ノ口 1788-1
収集運搬
ジャンプクリーンサービス
深谷市岡部 2039-1
収集運搬
- 20 -
3 し尿・浄化槽汚泥の処理
し尿の収集運搬については委託により行い、浄化槽汚泥は収集運搬許可業者により、全
て利根グリーンセンターで処理されています。
ア
生し尿処理状況
年度
4月
5
単位:t
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合計
21
19
5
54
35
31
8
30
28
37
19
47
49
362
22
44
46
38
47
53
20
39
42
56
35
38
29
487
23
42
26
31
34
39
45
32
30
66
29
20
16
410
24
31
17
28
23
26
37
27
25
33
25
34
33
339
イ
浄化槽汚泥処理状況
単位:t
年度
4月
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合計
21
464
342
388
398
310
454
411
321
427
293
335
404
4,547
22
424
348
596
371
337
290
239
263
367
235
304
439
4,213
23
308
367
460
361
307
284
276
322
274
255
314
355
3,883
24
377
348
383
345
299
302
316
395
345
320
265
405
4,100
4 ごみ減量化対策
廃棄物による環境リスクを低減し、環境に負荷の少ない社会を実現するために、町では
資源循環型社会を目指した発生抑制やリサイクルを推進しています。
(1)
生ごみ処理機の購入補助
家庭から排出される塵芥類を各家庭で自家処理を行うため、室内に設置できる電動生ご
み処理機の購入補助を実施し、可燃ごみの排出量の抑制を推進しています。
年度
助成基数
町補助額(円)
備
21
3基
30,000
電動生ゴミ処理機
22
2基
20,000
23
0基
0
実績なし
24
0基
0
〃
〃
- 21 -
考
(2) リサイクル奨励補助制度
ごみ減量対策として、リサイクル活動を実施している24団体に収集量に応じた補助
金を交付し、リサイクルを推進しています。
※1kg 当たりの補助額 5 円 奨励補助金は 100 円未満切捨ての為、㎏×5 円とは一致しない)
年度
紙 類
布 類
金属類
空きビン
合計(kg)
奨励補助金(円)
21
338,730
2,875
7,326
1,776
350,707
1,751,600
22
356,135
3,790
10,624
1,671
372,220
1,858,500
23
302,710
3,330
9,560
971
316,571
1,580,500
24
329,015
3,310
8,361
1,405
342,091
1,708,000
- 22 -
第7章
犬の登録及び野犬対策
昭和 25 年に狂犬病予防法が施行され、犬の登録、狂犬病予防注射の実施及び野犬対策が
実施されたことにより、昭和 32 年以降わが国では狂犬病の発生は見られなくなりました。
周辺の諸外国では、狂犬病の発生が認められ、海外渡航に伴い狂犬病が進入する恐れがあ
ります。
町では、本庄保健所管内狂犬病予防協会と連携し、犬の登録や予防注射の実施と野犬対策
に努めています。
1 登録及び狂犬病予防注射
(1) 犬の登録及び狂犬病予防注射頭数
区分
年度末登録及び予防注射接種状況
年度
登録頭数
予防注射
年度内死亡届
注射率 %
20
1,268
774
61.0
77
21
1,277
763
59.7
80
22
1,280
768
60.0
84
23
1,267
707
55.8
85
24
1,235
686
55.5
96
(2) 犬の登録及び狂犬病予防注射をしていない飼い主の方には、通知して指導を行って
います。
2 野犬等の対策
町民から野犬の捕獲依頼があった場合は、県(保健所)に捕獲依頼をして協力するほ
か、町職員による捕獲檻の設置と捕獲犬の引き渡しをしています。また、町道における
動物死骸処理は、道路管理担当の建設課と協力して処理に当たっています。国道及び県
道については、本庄県土整備事務所が担当しています。
年
度
飼養放棄犬
(保健所引取
り)
捕 獲
(保健所・町)
動物死骸処理件数(町対応)
犬
猫
ほか
計
20
11
13
2
19
4
25
21
7
13
3
13
3
19
22
1
8
0
7
8
15
23
0
12
0
9
8
17
24
0
12
0
7
6
13
- 23 -
平成25年度版
神 川 町 の 環 境
(編集・発行)
神川町役場防災環境課
神川町大字植竹 909
0495-77-2124
神川町神泉総合支所地域総務課
神川町大字下阿久原 816-1 0274-52-3271
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