2007年 1月発行

MIKI
INTERNATIONAL
ASSOCIATION
VOL.
28 January 2007 平成19年1月 三木市国際交流協会
平成19年〈2007年〉新春のお喜びを申し上げます。
みなさまにはお揃いで良いお正月をお迎えになられたことと存じます。旧年中は当協会について、格別の御協力をいた
だきありがとうございました。
お蔭様で、設立10周年事業として、総会、ことばの教室、国際理解講座、子ども英会話、バイセリア市水害義援金募金、
英会話、金物まつりチャリティーバザー、姉妹都市コロワ市訪問、クリスマスパーティー等に多くのみなさまがご参加い
ただきました。また、8月にはMIA広報誌2
7号・設立10周年記念号を発行し、1
2月には、設立10周年記念会員証をお届け
することができました。本年度事業としては、英語落語寄席やジョイントミーティングなどが残っていますが、変らぬご
支援をお願いいたします。本年がみなさまにとってより良い年になりますよう祈念いたします。
(会長 岡田 保)
1月5日 「お正月姫路ウォーク」 Himeji Walk on New Year Day !
三木鉄道・JR・姫路の町めぐり Miki Railway JR and Walk around the Himeji Castle
正月5日、「お正月姫路ウォーク」に参加した6名は、三木鉄道三木駅から8時30分発のレールバスで姫路へ向かいま
した。厄神でJRに乗り換え、姫路には9時21分に到着です。大手前通りを北へ向かい左に折れて西二階町を白鷺橋へ、
そこからは船場川沿いの遊歩道を散策、お城の遠景や堀端の風景、さらに古い町並みの残る山野井町を楽しみながらお城
の北に抜けました。空には雲ひとつなく、穏やかな日ざしを浴びながらお城の周りを1周し、白鷺城をいろいろの角度か
ら眺めました。お城には外国人の観光客も多く、着物姿も見られました。大手門周辺は、まだ工事中ですが、きれいに整
えられ、さすが世界文化遺産という感じでした。多くの提灯が並ぶ護国神社や西門の完成した播磨国総社に初詣でをした
後、東二階町、御幸通りと歩いて新快速に乗り、三木には午後4時に帰りました。
これは、「にほんご教室」に参加している外国の方と日本語指導に当たっているボランティアの方が、日本のお正月風
景を楽しみ、仲良くなろうと企画されたものです。参加者が少なく残念でしたが、参加したみなさんには喜んでもらえま
した。来年も実施します。より多くの方の参加を期待しています。
A Happy New Year from MIA
MIA hopes that all of you celebrated the new year days with your families and friends and started for your new
targets of this year 2007. MIA also hopes your joining in many events and meetings of 2007. MIA opens Japanese
language classes for foreign residents of Miki cooperated by many Japanese Volunteers. We need many more
participants and co- operations by members including foreigners through this year 2007.
―1―
平成18年度姉妹都市交流事業 コロワ市訪問を終えて
(from November 16 to 21 in )2006)
2006
「コロワの風」
三木市長 藪本 吉秀
コロワ市訪問の概要
吉川町合併からコロワへの道程
赤道を越え、日本から23時間、オーストラリア大陸内
地のまちが、わたしたちを迎えてくれました。異国の初
夏の風は、その香りから豊かな自然と人々のぬくもりを
教えてくれます。
平成18年11月16日、国際交流協会のお世話により、訪
豪する機会を得ました。
訪問した町の名は、コロワ市。
合併前の吉川町との姉妹提携を引き継ぎ、三木市とし
て姉妹提携都市の調印を行うための訪問です。
ゆるやかに蛇行する川の流れは穏やかで、その両岸に
広がる耕地は雄大。ところどころ数多くの牛が放牧され
ています。どこまでも広がる青空からは、遠く遠く三木市
を離れ、この世界に、友だちとなったまちがここにあるこ
との不思議と、そして感慨深いものを感じさせてくれます。
地球という同じ世界で同じ時、それぞれに生活を営み
ながら、暮す国や自然、社会環境が異なることによって、
生活様式や民俗、考え方が、あたりまえに異なることを
実感することができました。
その上で、お互いに尊重しあうことの大切さ、異なる
ことに気づいていくおもしろさを知ることができるので
す。そして、人それぞれの経験してきたことから培われ
る心模様の多様さにふれることで、新たな価値観が生ま
れるのではないでしょうか。
そうした意味で、まちとまちの国際交流は、まさしく、
人と人との交流であり、人の生活や文化、考え方や心の
豊かさの交流に他なりません。
三木市は今、
「日本一美しいまち三木をめざそう」を
まちづくりの目標としています。また、コロワ市との姉
妹都市提携は、三木市民とコロワ市民との友だち関係の
始まりです。
これからの交流は、それぞれの人のこころに新しい発
見や感動を生むことでしょう。そして、そのことでまた、
心豊かな、多様な価値観をもつことのできる「美しいま
ちづくり」につながることを確信いたしております。
コロワ市の風が、遠く遠く空を越え、ここ三木市の街
や田園、里山に届くことで、こころにも新しい価値観が
芽生えていくことが期待されます。
最後になりましたが、これまでコロワ市とのすばらし
い友好関係を築いてこられました吉川町と、それを支え
てこられました皆様に、心からお礼を申し上げます。
コロワ市は、
1997年以来、旧吉川町の姉妹都市であり、
2005年までの9年間、交流事業を続けていました。記録
によると、
1997年に双方の首長などが交互に訪問をして
友好都市提携調印を行なった後、
10回にわたり学生や市
民の交流を続けています。
2005年10月1日、三木市と吉川町の合併に伴ない、改
めて、三木市とコロワ市が姉妹都市提携を結ぶことにな
りました。このための調印式は、三木市役所において、
両市の市長、議長、助役の出席の下に執り行われました。
三木市は米国カリフォルニア州バイセリア市に次いで、
2つ目の姉妹都市をオーストラリア・ニューサウスウエ
ルズ州コロワ市に持つこととなりました。
2006年4月3日、コロワ市ポイデヴィン市長から藪本市
長宛にコロワ市への訪問招請公式文書が届きました。訪
問は11月と指定されていましたので、早速、三木市都市
親善委員会を開いていただき、訪問団派遣について協議
のうえ承認をいただきました。爾来、国際交流協会がこ
の事業の実施について受託し、実現に向け事務連絡調整
を行ない、今回の訪問が実現しました。
今回訪問の主な目的は「2005年10月に三木市で調印さ
れた姉妹都市協定を確認し、コロワ市で再度調印する」
ことです。訪問団は薮本市長夫妻、廣田副議長、萬谷及
び有野都市親善委員など7名で構成されました。
11月16日夜から11月21日夜までの6日の行程の内、コロ
ワ市のみなさんには3泊4日の間、大変なお世話をいただ
きました。コロワ市から車で50分ほどのオルベリー空港
には、ポイデヴィン市長、ココラン助役、レイン議員が
それぞれの車で迎えてくださいました。特に、 ムルロア湖 (マリー川ダム湖)
―2―
です。式は、日英語で印刷されたプログラムに沿って日
英のバイリンガルで厳粛に、しかも、晴れやかに行なわ
れました。両市長の祝辞、交流の歴史、そして、調印と
記念撮影など見事に進められました。
市長は前日卸したばかりのフォードでのお出迎えでし
た。 宿舎のモーテル「Wingrobe」に泊まりながら、農
場、河川公園、ワイン醸造所、ムルワラ湖のリゾート地
区、動物公園、学校や役所、そして、それぞれのお宅な
どを案内いただきました。市長のお宅には、吉川町との
交流を示す日本の人形や置物が目に付きました。また、
飼っている馬や鳥なども見せていただきました。ホーム
パーティーでは奥様をはじめ家族全員でお世話いただき
ました。自らのありのままの生活を見せ、真の友だちと
して、お付き合いいただいたと感じました。
調印式場
コロワ最終日に市役所を訪れました。
2階建ての小さ
な建物には、それでも100名を超す職員が静かに事務を
執っていました。市長秘書のMargaret Houlihan女史に
も初対面です。というのは、昨年以来、メールや電話で
の事務連絡相手が彼女なのです。声は何度も聞いていた
のですが、お目にかかるのは初めてでした。優しい目で、
顔を赤らめて話してくれました。バイセリア市の場合も、
やはり市長秘書Leslie Caviglia 女史と事務連絡を続けて
います。姉妹都市交流を長く続けるには、平素から双方
の事務方が連絡調整をしておくことが必要です。役目上
とはいえ、レズリーに続いて、マルガレットとも出会え
て、末永い交流のために働けることを感謝しています。
マリー川 対岸はビクトリア州
いつも思うことですが、私たち日本人も人を遇するこ
とにかけては気配りができる国民だと自負しています。
しかし、日本の場合、その気配りがある種の形式に流さ
れ勝ちです。彼らの気配りは、形式にとらわれず自然な
形で示されます。どちらが良いとか、悪いとかを言うつ
もりはありませんが、肩肘張らずに笑顔と握手で示す彼
らのお付き合いの文化、習慣を、もう少しとりいれるこ
とが、このような姉妹都市交流の場合にも必要であると
思いました。
一望30000頭の羊
Oddfellows Hall 調印式場
さて、調印式です。調印式はコロワ3日目の午後、由
緒ある赤レンガ建ての建物(Oddfellows Hall)で行われ
ました。満席でも200名位と思われるホールには、暑さ
をものともせず、スーツやドレスに身を包んだ紳士淑女
が三三五五集まって来ます。訪問団のわたくし達も出来
る限りの盛装?で臨みました。通訳係でもある私は市長
などの後ろに控えていましたが、みなさん、笑顔と握手、
そして、名刺交換とこなしていかれました。
式場はステー
ジの上に、両国国旗、白いシーツが掛けられたテーブル、
その上には両市の市長、議長のネームプレートなどが並
んでいます。
特に目を引いたのは右端に置かれたコロワ市の写真パ
ネルと左端に置かれた三木市の航空写真パネルでした。
これは両市がそれぞれ相手市に贈るために作成したもの
戦没者慰霊塔
今年はコロワ市とバイセリア市の両市から学生訪問団
が三木を訪れます。会員のみなさまのご協力を得て、交
流の輪を広げ、深めたいと願っています。ご協力をお願
いします。
(事務局長 倉橋哲雄)
―3―
夏休み こども英会話
Kids’English in Summer Vacation
August 18 &19, 2006
恒例の「こども英会話」は8月18日と19日の両日、教
育センターで開かれました。32名の小学生が参加し、企
画・指導には河越さんなど4名が、アシスタント指導に
は永尾さんなど8名が、さらに、外国人アシスタントに
はマニング・ガレスさんなど17人が当たりました。
「こども英会話」は毎年行なっていますが、毎年充実
してきています。こどもの心を解き、英語や表現の悦び
を引き出しています。次回が楽しみな事業でした。
11月4日 三木金物まつり
国際チャリティーバザー
344,
722円 新記録!
!
!
Thank you for your warm heart.
ありがとうございました
企画に当たった指導者4人は、事前に何度も打合せを行
11月4日、金物まつり「国際チャリティーバザー」を
い、ティーチングプログラムを作り、必要な教材や資料
開きました。今年は文化会館前の最前列テントに売り場
を作りました。
が設けられ、快晴にも恵まれて、3
44,
722円の義援金を
1日目はゲームや自己紹介でお互いの心を開かせ、簡
集めることができました。物品をご提供いただいた事業
単な英語表現を覚えて、翌日発表する英語劇の準備をし
所やご家庭の数は100を超えました。また、当日までの
ました。グループにはそれぞれアシスタントが付き、舞
作業には、延べ40名のボランティアのみなさまにご苦労
台に使う小道具や背景を作りました。
いただきました。ありがとうございました。
2日目は外国人ゲストの紹介とそれぞれのお国紹介で
なお、寄付先は下記のとおりです。
す。今回はスペインのマリアノさん、ベトナムのチャン
1 UNHCR協会〈国連難民〉
60,
000円
さん、ドイツの優貴クリステイーナさん、中国の周さん
2 日本ユニセフ協会 60,
000円
が代表でプレゼンテイションをしました。
3 国際エンゼル協会 80,
000円
(バングラデシュの学校トイレ)
4 PHD協会 60,
000円
5 故郷の家 20,
000円
(在日韓国老人ホーム)
6 三木市ユネスコ協会 64,
722円
英語劇は4グループが「大きなカブ」や「舌きり雀」
などを発表しました。こどもはもちろんですが、外国人
ゲストやアシスタントも加わっての熱演でした。
―4―
2006 Christmas Party in Miki
for
the Tenth Anniversary of MIA since 1996
December 2 at Micky Hall
1
2月2日、協会設立1
0周年記念事業「クリスマスパー
ティー」が市役所みっきいホールで開かれ、1
70名のみ
なさんが設立10周年を祝いました。
パーテイーは西村寿生副会長のあいさつ、井本智勢子
教育長の祝辞によるオープニングセレモニーの後、外国
人ゲストの着物ショウと自己紹介で始まりました。着物
ショウは岩崎和子さんにお世話になりました。会場には
お茶席〈中筋さん他〉が設けられ、みなさんにお手前の
体験やお茶を楽しんいただきました。関西国際大学の中
国人留学生、鄭 艶花さんなどは、着物姿でお点前に挑
戦、嬉しそうでした。また、昨年の会で名前を書き込ん
だキルト〈中和さん〉が完成した姿で飾られ、会場の雰
囲気を和らげました。
会食や「Lucky Draw」
(プレゼントタイム)を挟んで
萬谷副会長のClosing Speech で締めとなりました。ご
協力ありがとうございました。
国際料理教室
Korean Cuisine Class
December 16 Yokawa Community Center
12月16日、韓国の家庭料理教室が吉川町公民館で開かれ
ました。吉川町との合併後、吉川での最初の事業であり、
吉川町と旧三木市のみなさん30名が参加しました。 ミニコンサートにはBasie Jazz Band と尺八のロビ
ン・イヴさんをお呼びしました。トップの「Take the A
Train 」からラストの「White Christmas」まで素晴らし
い演奏でした。
「ふわふわ豆腐のチゲ」「韓国南瓜の煎」「わけぎ焼き」
「大根の角漬」などに挑戦した後、参加のみなさんが
さらに、今回は「青山混声合唱団」もお呼びして、
「夢
自己紹介をしながら料理を味わいました。韓国文化、特
の世界」や「アヴェ・ヴェルム・コルプス」等3曲を披
に韓国料理に対する人気は高い日本です。国際相互理解
露していただきました。途中、藪本市長もお祝いに駆け
は料理からということが実証された会となりました。ユ
つけ祝辞をいただき、会を盛り上げてくださいました。
ン先生、ありがとうございました。カムサハムニダ!
!
!
―5―
といい、プラハ交響楽団のフルート奏者です。
私の国際交流
本当にフルートのことが大好きで一流の奏者として健
康に気をつけ、ヨガで心と体を鍛えています。しかし、
ストイックな生活をしていても素敵な笑顔を絶やさない
人です。日本の文化に興味があり、お寺に泊まって僧侶
「茶道と国際交流」
の生活が見てみたいということでした。
会員番号546 中筋 洋子
まず、森林公園でのコンサートの後、三木の自坊で1
泊、京都の本山大覚寺に2泊、京都駅近くで1泊の後、
関際国際空港から帰国するという予定で案内しました。
自坊では、家族全員で日本食、琴、着物、朝の勤行と
フルコースでもてなしました。大覚寺の朝勤行にもとも
に参加しました。さすがにその時は「ロング・・・ハード
・・・」といってつらそうでした。勤行の後、本山の方に法
話をしていただいたのですが、仏教用語を英語に訳すの
が大変でした。こういう勉強も必要だと感じました。
大覚寺の境内を回った後、山奥にひっそりとある神護
60歳半ばにして海外旅行に少しでも役に立てばと思い
英会話初級クラスに入りました。しかし、三日坊主で永
続きしませんでしたが、これを機に国際交流協会とのご
縁ができました。以来、年末のクリスマスパーティー会
場の茶席で、呈茶できることを喜んでおります。
3年前の秋、オーストリア在住の知人のお誘いでウ
イーンの都に2週間滞在しました。オペラ、コンサート、
宮殿、美術館、世界遺産等と、芸術文化三昧の体験を楽
しみました。
その後、隣のスロバキアに入国することができました。
大使館からの招請を受け、茶会でお点前をすることにな
りました。20年ほど前に着ていた派手気味の着物に身を
寺、禅と日本庭園で有名な大徳寺と訪ねました。
包んで、大勢のスロバキアの人々の前でのお点前披露と
次の日、私にはお参りの予定がはいっていたので帰ら
なりました。みなさんは一
を手に持ってゆっくり抹茶
ねばなりませんでした。せめてもと、バスの時刻表を調
を味わってくださいました。お菓子は鶴屋吉信の瓢ボー
べたり、ホテルを予約したり、できるだけのことをして
ル(ひさご)を用いました。ウイーンに住む日本人スチュ
別れました。
ワーデスが着物姿で手伝ってくれました。ことばが通じ
元来、コミュニケーションには自信がなかったのです
なくても“もてなす心”は通じるものであると実感しま
が、とても喜んでくれ、うれしくなりました。外国の方
した。
と、改めて、日本の文化に触れてみると、その良さを再
翌日、日本大使館の食事会に招待され茶道、華道、舞
認識するものです。仏教思想や伝統文化をもっと勉強し
踊に参加したものが一同に会しました。大使を囲んで団
たいと思いました。
欒のひと時を持つことができました。
この度の体験で、国際交流とは特別なことではないこ
海外の人たちにも日本の伝統文化「お茶の心」を茶会
とに気づきました。確かに、親切にしてもらった人に何
を通して伝えて行きたいと願っています。茶道裏千家で
かをしてお返しするのも良いことです。
は「一
しかし、格式や形式に凝り固まらず、広い視野と広い
からピースフルネスを」を指針として国際交流
に取り組んでいます。
心で受け止めながら、人のために出来ることをすること
ささやかながら、私も三木市国際交流協会の中で外国の
が大切ではないかと思います。
人々に伝統文化の茶道を通して、一服のお茶をゆっくり
仏教では、何事もプラス思考で受け止め、それを循環さ
と味わっていただければ嬉しく仕合せです。
せることを回向といいます。日常、何気なく行なってい
ることが、意外と仏教に通じています。不思議な発見で
した。これからも、さらに経験と勉強を重ねて、暮して
文化と国際交流
行きたいと思います。
会員番号836 衣巻 聡明
(クナウエロバさんは昨年9月17日、三木山森林公園での
「プラハの風」コンサートのフルート奏者でした。)
今回、私が交流を持った方はハナ=クナウエロバさん
―6―
MIA2007 ado英語落語寄席in Miki MIA2007
ado English Rakugo in Miki
2月4日(日)
13:00∼15:30 Sunday February 4 , 2007
三木市立教育センター / Miki Education Center
入場無料・いらっしゃーい!!
Let’s enjoy Rakugo in English together!!
プログラムProgramme
1 Rakugo ★ Intro−Action
四笑亭○丸 たまご家きみ子
2 Fugunabe ふぐ鍋
ランス
3 Sen−Ryo Mikan 千両みかん
四笑亭○丸 4 Dog’s Eyes 犬の目
ダイアン吉日
5 Thief かき割り盗人
桂あさ吉
Drums and Shamisenお囃子 関西学院大学甲山落語研究会・英語落語ado
英語落語adoスタッフ。
←カナダから来日。剣道や合気道
HOE時 代 に 枝 雀 の も
の修業、英語落語にも挑戦、古典
とで英語落語に関わ
「ふぐ鍋」を演じます。
る。落語のエッセンス
→英語落語ado代表。関学落研時
を所作や決まりをま
代に基礎を積み、現在、外国人演
じえて演じます。
者の養成、翻訳、寄席企画などに
活躍。
たまご家きみ子
ランス
四笑亭○丸
ダイアン吉日
桂あさ吉
イギリスはリバプー
桂吉朝の一番弟子。米
ルより来日。大阪弁で
朝のもとで内弟子修
古典に挑戦。テレビ、
業。笛、三味線、踊り
ラジオでも大活躍の
と多才。海外公演多数
日本通演者。
経験。翻訳も。
Th The fourth English Rakugo in Miki was held in 2005 under the chief manager, Yamamoto. But the fifth of it had
to be cancelled because of the sudden passing away of him. We can enjoy English Rakugo on February 4, 2007
again coordinated by‘ado’instead of HOE.
November in 2006)
2006
姉妹都市バイセリア市洪水見舞いに礼状(November
昨年の冬、米国バイセリアでは大洪水が発生、農地を中心に被害が出ました。当協会では募金活動を行ない見舞い義 援金2000米ドルを贈りました。結果、ガンボア市長から礼状が届きました。その一部を紹介します。
On behalf of the People of Visalia,I want to extend our heartfelt appreciation to the citizens of Miki City for your generous monetary gift in recognition of the difficulties our city faced during the floods that occurred at the beginning of the year. Thankfully,we have recovered from these troubles. Sincerely Jesus Gamboa, Mayor
三木市民のみなさまには、年頭に発生した洪水被害をご察知いた だき、寛大な義援金をお贈りいただきました。バイセリア市を代表 して、心からお礼を申し上げます。
お蔭様で、私たちは洪水被災から立ち上がりもとの生活を回復する
ことが出来ました。ありがとうございます。
敬具 市長 ジーザス・ガンボア ―7―
MIA Events & Meetings 平成19年1月∼3月
月・日(曜)
時
場所
事
業
1月5日(金) 8:00∼16:00 姫 路 市 内
お正月姫路ウォーク(外国人&ボランティア)
1月21日(日)10:00∼13:30 吉 川 町 公 民 館
小学生子ども国際交流
2月4日(日)13:00∼15:30 教 育 セ ン タ ー
ado ENGLISH RAKUGO in Mikiダイアン吉日他
2月20日(火)19:00∼20:30 教 育 セ ン タ ー
第6回国際理解講座「ドイツ・アメリカの27年」寺畑建雄
3月4日(日)10:00∼13:00 教 育 セ ン タ ー
ことばの教室ジョイントミーティング・・・10クラスの受講者が出演
3月9日(金)10:00∼11:00 特 別 会 議 室
平成18年度事業報告・平成19年度事業等
10周年記念特別企画 第6回国際理解講座 2月20日〈火〉19:00∼20:30 教育センター
「ドイツ・アメリカの27年」
前兵庫県国際交流協会常任理事 寺畑 建雄 氏
プロフィール
− 海外生活模様 − 是非、ご来聴を!!!
7年間駐在したドイツを、
感謝祭休日を利用し20年ぶり 8時間かけて降り立っ に夫婦で訪ねた。二度乗り換え、1
たハンブルグ空港は一面の雪だった。今も変らぬメルセ デス(ドイツではべンツとはいわない)のタクシーで、 ダウンタウンに向かう。煉瓦づくりの建物の続く街並み、
家々の窓にかかるレースのカーテン。
「変わってないね」
妻がほっとしたように呟くと、後は無言で外の景色に見 入っていた。・・・・・・・・
新聞広告を出すことにした。曰く「求むドイツ人家庭。
。 当方大学出の日本人。ドイツ語及び文化を学びたし」
2
0を超える家庭から申し出があり、
1週間かけて全てを回 り、決めた先がマイヤーさん一家だった。ご主人が小学 校の先生、奥さんは専業主婦で3人の娘さんがあり、内 ふたりが嫁ぎ、1
9歳のメッチェンだけが家に残っていた。
私が訪問した日、近所に嫁いでいた娘さんまでが総出で 出迎え。これは大歓迎と自己満足していたが、実は、家 族揃って当方の品定めであった。教育者の家庭だからと いうのが、表向きの理由でホームステイ先に選んだのだ が、実は、美人3姉妹の存在が大きい理由であった。
(北 米報知掲載エッセイ)
1
940年 福岡生まれ
6
3
年 慶應義塾大学卒
兵庫県庁入庁
6
9
∼
7
6
年 ハンブルグJETRO
事務所
7
7∼90年 ニューヨークJETRO事務所
9
0∼98年 ワシントン州兵庫文化交流センター
9
8∼00年 帰国後 瀬戸内海環境保全協会
国際エメックスセンター
0
0
∼
0
2
年 国際エメックスセンター
2∼05年 兵庫県国際交流協会常任理事
0
現 在 著述・講演 テーマ:国際交流
多民族共生等
編集あとがき
平成19年(2007)を迎えましたが、みなさまお元気でお過ごしのことと祈念いたします。
さて、昨年は恒例の事業に加えて、
10周年記念誌の発行や姉妹都市コロワ市訪問等の事業が
加わり,MIA28号の発行が遅れてしまいました。申し訳ありません。 27号の会員コラム「私の国際交流」が好評でした。会員のみなさんそれぞれが自分の国
際交流体験を持っておられることが分かりました。今後も随時みなさまの投稿をお願いい
たします。次号にも会員コラム「私の国際交流」
(1500字程度+写真)を設けたいと思いま
す。ご協力をお願いいたします。
編集・発行
三 木 市 国 際 交 流 協 会
Miki International Association
〒673-0492 三木市上の丸町10-30(市企画部市民協働課内)
―8―
TEL(0794)89-2318
FAX(0794)82-9755
〔E-mail〕 [email protected]
〔ホームページ〕http://www.city.miki.hyogo.jp/