日本オラクルの戦略

日本オラクルの戦略
ビジネストランスフォーメーションと今後の成長
2003年7月9日
日本オラクル株式会社
代表取締役社長 最高経営責任者
新宅 正明
環境認識ー基本的には1月のシナリオ通り
外的要因
IT投資におけるキーワード
IT投資におけるキーワード
続く景気の低迷
高ROIシステムへのニーズ
ROIシステムへのニーズ
•GDPの低下
GDPの低下
•株価低迷
株価低迷
•設備投資の低迷
設備投資の低迷
•デフレ圧力
デフレ圧力
知的生産性向上へのニーズ
企業統治強化の動き
ネットワーク技術の進展
既存情報の有効活用ニーズ
ITガバナンス強化へのニーズ
ITガバナンス強化へのニーズ
中堅中小企業の情報化ニーズ
1
Innovation2003の数値目標は
今後も継続
Innovation数値目標
Innovation数値目標
(2003年
2003年1月15日発表より抜粋)
15日発表より抜粋)
FY03進捗
FY03進捗
FY04FY04-06
実現
(30%)
30%)
維持並びに
一層の向上
営業利益率 30%
回復と維持
計画最終年度(2006
計画最終年度(2006年)
2006年)
売上1,000
売上1,000億円以上
1,000億円以上
目標継続
営業利益年平均
成長率15%
成長率15%
目標継続
Innovation2003の今後のEvolution
FY05,06に本格的な立ち上がり
位
置
付
け
FY03
FY04
FY05
FY06
戦闘開始
変革の年
定着の年
成長の年
億円
1200
35
0.2
%
34
1000
0.15
33
ゴ
ー
ル
800
32
600
31
30
400
売上高
利益
営業利益率
0.1
増益率
増収率
0.05
29
0
200
28
27
0
FY03
FY04
FY05
FY06
FY04
FY05
FY06
-0.05
2
FY04LOB別売上
36億
億
ソフト
ウェア
製品
サポート
コンサ
ルティ
ング
研修
32億 億 –12.7%
億 135億
億
82億
億 –39.5%
新ビジネスモデル 研修
284億
億
310億 億 9.0%
億 新ビジネスモデル 利益率重視
コンサ
ルティ
ング
405億
億
410億 億 1.0%
億 引き続き成長
サポート
ソフト
ウェア
製品
減少傾向に
歯止め
FY03
FY04
*表示単位未満切り捨て
Innovation2003キーイニシアチブの進捗
バックオフィス
シェアードサービスセンタ
への統合
OracleDirect
営業
Oracle Partner Network
中国事業開発部
Oracle 中国事業開発部
Innovation
China Development
2003 Flow Based Approach
Centerの活用
Centerの活用
Oracle Outsourcing
Oracle NeO
開発
サービス
3
Oracle Innovation2003進捗
バックオフィス
シェアードサービスセンタ
への統合
OracleDirect
営業
OPN
中国事業開発部
Oracle 中国事業開発部
Shared Service Center
Innovation
4月にシドニーに
月にシドニーに
China Development
一部移管
2003
Flow Based Approach
Centerの活用
Centerの活用
Oracle Outsourcing
Oracle NeO
開発
サービス
Oracle Innovation2003進捗
バックオフィス
OracleDirect
7月東京センター開設
シェアードサービスセンタ
60名 体制でスタート
への統合
→100名に増員予定
OracleDirect
営業
OPN
中国事業開発部
Oracle 中国事業開発部
Innovation
China Development
Oracle
Partner Network
2003
Flow Based Approach
中国
中国事業開発部
中国事業開発部
Centerの活用
Centerの活用
メンバーパートナー 現在 300社以上
開発
目標 700社
Oracle Outsourcing
3月開設
Oracle NeO
8月から上海オフィス
サービス
稼動開始
4
Oracle Innovation2003進捗
バックオフィス
短期導入手法
シェアードサービスセンタ
Flow
Based Approach
への統合
3社で
3社で構築
社で構築
OracleDirect
営業
OPN
中国事業開発部
Oracle 中国事業開発部
Innovation
短期定額導入ソリューション
China Development
2003 Flow Based Approach
Oracle
NeO
Centerの活用
Centerの活用
6月
日発表時点で
月18日発表時点で
パートナー23社
社
パートナー
開発
38種類のソリューション
種類のソリューション
Oracle Outsourcing
Oracle NeO
サービス
Oracle Innovation2003進捗
バックオフィス
シェアードサービスセンタ
への統合
OracleDirect
営業
China Development Center
OPN
中国のリソースを使用した初
中国開発事業部
プロジェクトが成功。
コスト75%削減(
削減(3月
)
コスト
削減( 月~)
Oracle
Innovation
China Development
2003 Flow Based Approach
Centerの活用
Centerの活用
Oracle Outsourcing
Oracle NeO
開発
サービス
5
FY04の施策
Linuxへの注力
Linuxへの注力
新EBSビジネスモデル
EBSビジネスモデル
新製品投入
製品
新市場の継続的開拓
ビジネス環境
Oracle Outsourcing開始
Outsourcing開始
市場
OracleDirect本格稼動
OracleDirect本格稼動
APPENDIX
6
Linux戦略
戦略
Linux Enterprise 元年
Linuxを
をエンタープライズプラットフォームに
エンタープライズプラットフォームに。
小、中規模市場からハイエンド市場へ
目標
CAGR50%
情報系から基幹系システムへ
オラクルの強みをすべてLinuxへ
国内Linux RDBMS市場予測 2001-2006
(売上ベース)
CAGR45.5%
(M Yen)
国内Linux RDBMS別シェア
B社
4.2%
A社 10.8%
8,000
7,000
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
日本オラクル85%
日本オラクル
%
0
2001
2002
2003
2004
2005
2006
Source:ミック経済研究所 (2001年度 )
Source: IDC Japan, Aug 2002
ミラクル・リナックス株式会社
日本オラクルLinux事業戦略的パートナー
会社概要
売上
48%up
設立 2000年6月1日
代表者 佐藤 武
資本金 4億円
主要株主: 日本オラクル 58.5%
日本電気 14%
サンブリッジ 4%
0
Mission
FY01
FY02
FY03
顧客志向の高品質なソフトウェアプロダクトとプロフェッショナル・サービス
を提供する事により、日本で最も信頼される「Linux
を提供する事により、日本で最も信頼される「Linux」
Linux」専門特化企業になる
FY04戦略
FY 戦略
T
T
T
エンタープライズLinux
エンタープライズLinux(
Linux(Oracle9i RAC/64bit)
RAC/64bit)への対応
プロフェショナルサービスの拡充
マーケットシェア45%
45% (2002年
マーケットシェア
(2002年: 37.2%)
Source: IDC Japan, Feb 2003
7
新市場の開拓
専任部門Advanced Solution Development Group を設置
市場規模
X
成長性
X
オラクル テクノロジー
■ Solution Portfolio
通信
情報家電
Telematics
2 兆円
17 兆円
6兆円
医療機器
1兆円
成
長
性
教育n
1.6 兆円
TV 衛星
CABLE放送
a rk
et
企業IT投資
新市場の創出
7.3兆円
新聞、出版
oM
Ti
me
T
=
Game
0.6兆円
3.1兆円
3.7兆円
映画
0.6兆円
Music S/W
¥0.5Trillion
パッケージソフトウェア
1.7兆円
FY03
20億
オラクルテクノロジーとの親和性
* Size of each Circle shows the size of Business
FY04
45億
FY06
100億
* Source:日本オラクル調査
Oracle Outsourcing
高い技術力
•10年以上もの実績
年以上もの実績
•蓄積されたノウハウ
蓄積されたノウハウ
•整ったサポート体制
整ったサポート体制
• 優秀なアナリスト・エンジニア
優れた対応
•障害回避策提示
障害回避策提示
•修正プログラムの提供
修正プログラムの提供
•インターネット・サポート
インターネット・サポート
•技術情報の提供
技術情報の提供
障害への予防
継続して
お客様の
ビジネスの
成功をサポート
•運用診断&レビュー
運用診断&レビュー
•運用環境の把握
運用環境の把握
•リソースの最適活用レビュー
リソースの最適活用レビュー
•パラメータ・チェック&チュー
パラメータ・チェック&チュー
ニング・アドバイス
8
EBSビジネスモデルで外注費削減
EBSビジネスモデルで外注費削減
注文建築=SIモデル
標準デリバリーモデル
・個別設計、見積もり
・個別調達、施工
・高価、手作り(工期)
オ
ラ
ク
ル
の
役
割
AIM、
、 fit&gap→
→Add-on
ツール
OracleNeO, FBA
外注費増大
効果
高い利益率
プライムコントラクター
ソリューションアーキテクト
・メニュー化(S/P
・メニュー化( S/Pモデル)
S/P モデル)
・優秀なガイド役
・標準価格、短期施工
収益向上の為のビジネスプロセス改革
- カスタマカバレッジ 規顧
模客
重
要
度
顧客
営業
高
OracleDirect
EBS Products
パートナー
EBS
Industry Sales
Core Technology
Nominated
Accounts
顧客カバレッジ
SC
DB
Others
Cross Industry Sales
低
9
OracleDirectで実現する
システマティックセリング
Campaign to Cash
マーケット
Campaign
High-Touch
-Expert-
eSelling Tools
Inbound
プレゼンテーション
Leads
Opportunities
Quotes
Order
IP Network
Cash
カスタマイズ・デモ
システム構成図
Oracle CRM
Oracle9i
インフラストラクチャ
20年間にわたる
20年間にわたる イノベーション
Collaboration Suite
Oracle9i Application Server
2000年12月発表
2001年10月出荷
Real Application Clusters
XML Databese
Virtual Private Database
各種アワードを受賞
Internet File System
Built in Java VM
Internet Enabled Database
VLDB Support
Built in Messaging
Object Relational Support
Support for All Multimedia
Data Warehousing Optimizations
Parallel Operations
Active Business Rules
Distributed SQL & Transaction Support
Cluster and MPP Support
Multi-version Read Consistency
Client/Server Support
Platform Portability
Commercial SQL Implementation
1979
最大級のテクノロジーサイト
世界で290万人、
世界で 万人、
国内で20万人突破
国内で 万人突破
2003
10
2002 RDBMS Revenue Market Share
RDBMS市場
市場No.1シェア
シェア
市場
Worldwide 2002
B社
社
11.1%
C社
社
3.6%
Japan 2002
D社
社
1.7%
Other
10.7%
B社
社
11.2%
C社
社
6.3%
D社
社 E社
社
5.1% 4.0%
Others
2.9%
A社
社
16.9%
A社
社
33.6%
Oracle
39.4%
Oracle
53.6%
Source: IDC, March 2003, includes New Licenses and Upgrades
Source: IDC Japan, Preliminary July 2003
22
競合に対するアドバンテージ
シングルデータ・モデル
シングルデータベース
Integrated Solutions
Oracle
Information
In One Place
Integrated Technologies
• 世界で日本で
世界で日本でRDBMS
RDBMS市場での
RDBMS市場でのNO.1
市場でのNO.1シェア
NO.1シェア
• 9iAS、
iAS、最高のプライス・パフォーマンス
• 証明されたセキュリティーISO15408
証明されたセキュリティーISO15408(
ISO15408(EAL4)
EAL4)
11
2003年の
2003年のIT
年のIT戦略キーワード
IT戦略キーワード
700
80%
69%
重み付け合計ポイント
62%
60%
1位のみのポイント
選択率
39%
350
36%
40%
34%
19%
14%
13%
20%
10%
4%
0
0%
情
報
の
活
用
度
の
向
上
コ
ス
ト
の
削
減
ビ
ジ
ネ
ス
と
の
親
和
性
新
規
シ
ス
テ
ム
の
構
築
統
合
性
強
化
既
存
シ
ス
テ
ム
の
信
頼
性
の
向
上
情
報
リ
テ
ラ
シ
ー
の
向
上
性
能
の
向
上
I
T
部
門
の
人
材
育
成
そ
の
他
出典:ITR、CIO Magazine 「IT投資動向調査2003」
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