第6回 1%まちづくり会議概要

第6回
1%まちづくり会議概要
日時:平成17年11月24日(木)、午後6時30分∼午後8時30分
場所:大会議室
司会:秋元係長
1.開会
2.あいさつ(大槻課長)
3.協議事項
(1)要綱案(対象事業、対象事業者、対象経費)について(説明:恩田主任)
・第2条の(8)を「年度内に実績報告を提出できる事業」に変更
・第4条は項目別に、補助率を決め、補助金額に上限は設けない
出席者の主な意見
・
(第4条で項目毎に補助率を定めたのは)税金を使うということから、公平公
正なルールが必要だという観点から。また、ある程度自己負担を求めることで
歯止めにもなる。いろいろな事業を提案してもらうために、補助率は高めにし
てある。
・補助率というのは良いが、提案の細部がわからないと、本当にきちんとした
金額を出してきているのかどうかわからない。
・もしかしたら経費を膨らませて提案してくる人もいるかもしれない。申請段
階では精査しきれない部分もあるかもしれないが、補助金の支出は、基本的に
事業完了後となる。例外的には事業実施前に概算払いで支出するものもあるか
もしれないが、通常は立て替えて支払いをしてもらって、領収証や決算書を見
て精査した上で補助金が確定することとなる。もし不都合が出てきた場合には、
途中でも見直しをしていく必要がある。
・報償費のところで、外部からの講師や出演者の謝礼が補助率3分の2という
ことだが、講演会などを実施して30万円の謝礼を支払うときに、10万円が
自己負担となると、なかなか実施しにくくなるのでは。
・報償費についても何らかの歯止めをかけないと、100万でも200万でも
(講師を)呼んでしまおうということになる。使えるお金だから呼ぶというこ
とではなくて、身の丈にあった内容で実施してもらいたい。そのための仕組み
ということで、スタート時には3分の2の補助ということにした。これも4分
の3が良いとか、2分の1で良いとかいろいろな話があると思うが、あまり項
目毎に補助率を変えてしまうとわかりにくくなってしまう。誘導する意味でも、
3分の2くらいが適当ではないかと事務局で考えた。
・使用料・賃借料も3分の2ということだが、これは100%というわけには
いかないのか。
・若干意見が分かれた部分であったので、100%にはしなかった。また意見
があれば見直すことは可能。
・講演会をやって、チケットを販売したとして、当初見込みを50人くらいで
見ていて、実際は500人来たというような場合で、お金が余ったというよう
な場合は、補助金がカットされるのか。
・監査担当にも聞いてみたが、有料の講演会を実施する場合には、チケットが
どれだけ売れたのかがわかるような書類を整えて、実績報告の時に提出しても
らう必要があるということだった。補助事業で有料の講演会を実施する場合は、
実施側にもかなり慎重な運営が求められることになる。そういうことから考え
れば、売上が多くなってお金が余るようなことになれば、補助金は減額される
可能性が高い。
・チケットを有料で販売するということになると、一枚一枚のチケットに番号
を振って管理をする必要がある。それでも、100枚売ることにして、実際は
200枚売ったというようなこともあるかもしれない。そのために、チケット
の何番はいつ売ったというようなことも番号管理をしてしっかり把握していな
いと、チケットの取り扱いは監査から厳しく指摘を受ける。これからさらに検
討するが、もし入場料を取る場合には、チケットの販売管理をしっかりしても
らわなければならない。
・チケットを有料で販売するイベントを何度かやったことがあるが、何番から
何番までは誰々というようなことをやっていた。最初・中間・最後と報告も行
っていた。調べればその人が誰に売ったのかということもわかるようにして報
告を出していた。そうしないとクリアにならない。
・余った残券もしっかり管理しなければならない。
・昔、市民会館を借りたときに、チケットに公認印というのを押してもらった。
1%まちづくり会議の公認印をつくって、100人なら100人分公認印を押
したらどうか。そういう形で行えばチケットに関しては難しくはないのではな
いか。ただ、作為的に増やされた場合には困ってしまう。
・団体に対しては何かしらの注意はしなければならない。
・儲かった場合は企画や宣伝が良かったのだから良いのではないかという気も
する。例えば10万円儲かった場合は、そのグループの次の企画に使えばいい。
みんなで飲もうということにはならないのではないか。1千万、2千万円儲け
たというのなら話は別だが、100万円くらいまでなら良いのではないか、そ
の代わり次の企画に使ってほしい。確かに市のお金を使ってやるわけだから、
そこはきちんとしなければならないが、細かいことを言わない方が上手くいく
のではないか。ということを誰かに言ってほしかったが難しいだろうと思う。
・個人的にはそれも良いと思うが、市の補助金として支出する予定なので、市
の監査も受けなければならない。そうなると剰余金などは認められないという
ことになる。これは譲れないこと。最終的に10万円利益が出たということに
なれば、それは計画段階から、補助金が10万円多かったのではないかと言う
ことになる。
・始めから膨らませていたのではないかと見られても仕方がない。しかし、何
か次につなげることも考えないと、1回で終わってしまうのでは。
・継続的に行われているイベントに対しては、補助率を上げていくとか何かそ
ういった方法も必要かもしれない。
・あまり先のことまで考えて決めていくよりも、今はスタートの所をしっかり
決められればいいのでは。
・最初の年度は、堅くというか、あまりグズグズにならないように始めた方が
良い。
・議会や監査への対応もあるし税金を使うことなので、一面では、しっかりと
執行していかなければならない。しかし、もう一面では、団体を育てる意味か
らも幅を持たせたらどうかという気持ちもある。最終的にはいろいろなところ
に確認をして、自治法上ダメだということになれば仕方がない。
・地域総務課の基金として積み立てるとか、そういう方法はどうなのか。
・例えば、NPOを育てる基金があってそこに積み立てるとか、そういうこと
があればいいが。
・この会議で基金を持つということはできないのか。
・それは難しいのでは。
・第4条はこの案でスタートしたらどうか。
・この後の議論の中でも、また戻って修正することはできるので、その時々に
戻って議論したい。
(2)事業採択の方法について(説明:恩田主任)
・検討資料として事務局案を提示。
・説明後、2グループに分かれてグループ討議。
・協議した結果は、グループ毎に発表。
・各グループのまとめは別紙のとおり。
(3)その他
・1%まちづくり事業の募集に関する記事を広報おおた2月10日号に掲載
出来るように準備を進める。
・12月中のまちづくり会議の開催日を8日(木)、15日(木)、22日(木)
とする。
・1月12日(木)にも開催し、広報原稿の確認をしてもらう。
・市内バス巡りのアンケート回収。
(集計の結果、1月18日(水)に実施予定)
4.閉会(大槻課長)