作 品 集 - 一般社団法人 サッポログラフィックス Top

the 11th. SAPPORO GRAPHICS CUP
Hokkaido
一般社団法人 サッポログラフィックス杯
第11回 北海道学生デザインコンクール
作 品 集
は じ め に
日頃より弊社の公益事業に多大なるご理解とご協力を賜りましたこと、大変有難く心からお礼申し上げます。弊社は昭
和24年に「印刷・紙工」の技術習得及び「調査・研究・改善」等を図り北海道の印刷産業の振興を目的として北海道よ
り認可を受けた一般社団法人です。これまでの社団法人印刷紙工から名称変更し、一般社団法人サッポログラフィックス
HS 最優秀賞
DC
北海道芸術デザイン専門学校
二本柳 燎さん
となりました。
簡単な分別
「北海道学生デザインコンクール」も11回目を迎えることができました。これもひとえに皆様のご理解とご協力のたま
ものと、心より感謝いたしているところでございます。
作品を拝見させて頂きましたが、実に若々しい感性と意欲に満ちた斬新なデザインが数多く見受けられました。今後、
プロを目指す学生諸君は、必ずや成功されると確信いたしたところでございます。これからも更なる努力と奮起を期待い
たしましてご挨拶といたします。
一般社団法人 サッポログラフィックス
代表理事 髙
総
田 是 英
評
一般社団法人サッポログラフィックスは、平成26年4月に社団法人印刷紙工から名称変更をし、
「北海道学生コンクー
ル」を主催し第11回目を迎えました。
今年のテーマは「ゴミの分別」。
全体応募点数61点のうち、最優秀賞1点、優秀賞2点、入賞5点、佳作7点が決定されました。
例年、
公共的なテーマを基軸としてきていますが、
今年の「ゴミの分別」は、
個人と社会とがより密接な関係にあるテー
マであるといえるでしょう。
応募作品においては、先ず、テーマに対するコンセプトの明確性、次にそのためのビジュアルの有効性が評価のポイ
ントとしてあげられます。結果として、コンセプトが分かり易く、ビジュアル表現がそれに相応しくかつ造形的にクオ
リティの高い作品が各賞に選出されました。
応募作品のコンセプトとしては、①ゴミそのものを主体にした作品、②人間の行為を主体にした作品、③ゴミに対す
る社会のシステムに注目した作品、④ゴミとモノとの関係に注目した作品に大別できます。
また表現内容としては、①イラストを主体にした作品、②ピクトグラムを主体にした作品、③写真を主体にした作品、
④文字を主体にした作品に大別できます。
賞以外の作品にも、意欲的で独創的な表現の作品が多くありました。ただ、ポスターの重要な要因である明確性にや
や欠ける点がマイナス要因となり、結果的に選外となったのが惜しまれます。今年のコンクールを総括すれば、全作品
を通して、ゴミの分別という身近で公共的なテーマに対して、日常生活のリアリティを反映した作品が多く好感がもて
ました。同時に、日常生活における問題意識とそれをビジュアライズしていくフレキシブルな発想と決断力に、魅了的
で独創的な表現の可能性を追求するエネルギーを感じました。
北海道芸術デザイン専門学校
北海道立札幌高等技術専門学院
制作趣意
シンプルで伝わりやすいポスターを制作しました。分別は細かくて分かりにくいと考えている
人や、分別がめんどうだと感じている人に、たったこんな簡単な事だと伝えるために、ひらが
な、カタカナ、漢字の3つに“ゴミの分別”を分別しました。
講 評
ゴミの分別というテーマがそのまま単刀直入にコピーに表現されたインパクトのある作品で
す。コンセプトを、大胆な決断力に基づき、文字表現に限定したビジュアルで示しています。
最小限ともいえる要素で最大限の効果を凝縮したデザインとして、今回の応募作品の中で最も
高く評価できます。
HS 優秀賞
DC
HS
DC
入 賞
ゲーム感覚による地球規模のエコメッセージを作品にした「分別スイッチをONにしよう。」、ペットボト
ルをモチーフにしたユニークな発想の「すっぽんぽん」、ユーモア溢れるコピーとビジュアルの「ゴミの分
また会う日まで
別で偉くなろう。」、江戸時代からのリサイクル社会をバックボーンにし浮世絵風にまとめた「エコ時代」、
中学校の教室を背景にし、独創的な発想を今回唯一の3DCGで表現した「分別教室」の5点が選出さ
れました。以上の5点は、独自のコンセプトとそれに相応しいスキルを駆使した魅力的なポスターとして
評価できます。
北海道芸術デザイン専門学校
佐藤ひかりさん
講 評
先生、缶がクラスをまちがえてます。
「また会う日まで」というタイトルから、ゴミを擬人
化することでゴミのリサイクルについて分かり易いメッ
セージへと展開しています。コンセプトが優しいビジュ
アルによって具現化され好感度の高い作品に仕上がっ
ています。文字組にやや難があるのが惜しまれます。
北海道立札幌高等技術専門学院
北海道芸術デザイン専門学校
高平 理生さん
坂本 秀彦さん
ア、カン!!
北海道芸術デザイン専門学校
長岡 美雪さん
北海道芸術デザイン専門学校
辻 竜二さん
講 評
タイトルの「ア・カン!!」と同じコピーを用いる
ことで明快なコンセプトを効果的にビジュアライズし
ています。多数の瓶を巧みに配置することによって、
あってはいけない1個のカンの存在感を効果的に強調
した完成度の高い作品です。
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
山田 志帆さん
吉口 周吾さん
ゴミを擬人化しゴミからの切実なメッセージを伝える「ごみも、ひとも。」、
ゴミを活用する運用システムに注目した「捨てるだけじゃ、ナイんです。」、ゴミ
北海道立札幌高等
技術専門学院
応募作品
源にしますか?」
、江戸時代から始まるリサイクルの歴史と日本最古の漫画であ
る鳥獣人物戯画をオーバーラップさせた「分別は、歴史だ」の7点が選出され
ました。以上の7点は、テーマをユニークな視点から捉えた今日的なデザイン
北海道立札幌高等技術専門学院
表現として評価できます。
北海道立札幌高等技術専門学院
北海道立札幌高等技術専門学院
小野田海美さん
斎藤 雄太さん
北海道芸術
デザイン専門学校
と経済機構に注目した「ごみの削減」
、ゴミをキャラクターとして効果的に表現
した「ひとつあるだけで」、ゴミ袋のキャラクターからのメッセージの「ゴミ太
君 大混乱」
、ゴミのリサイクルについて焦点をあてた「ゴミにしますか? 資
高平 梓生さん
北海道立札幌高等技術専門学院
北海道立札幌高等技術専門学院
北海道立札幌高等技術専門学院
北海道芸術デザイン専門学校
澁田 和希さん
西谷 卓さん
藤田 愛恵さん
青川 倫之さん
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
石橋 竜勢さん
伊藤芙美佳さん
及川 歩華さん
大井 梨那さん
大島 薫さん
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
大湊 未奈さん
岡部 悠眞さん
小田島 耀さん
小野 啓介さん
加藤 未来さん
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
加藤 佑弥さん
加藤 稚奈さん
木下まどかさん
久保 真夏さん
小甲 雅博さん
分
分
別
し
別
を
持
よ
っ
て
う
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
奥山 愛佳さん
加藤 百香さん
佐々木綾香さん
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
佐々木彩乃さん
宮中くるみさん
横山 恵さん
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
小辻 芹佳さん
五丸みさきさん
坂本 佳世さん
佐藤 麻帆さん
清水 輝さん
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
新林 七也さん
末廣 公伽さん
鈴木 佑菜さん
田岡 佑樹さん
中林 桃子さん
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北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
中村ひなのさん
南部真里奈さん
二本松愛子さん
樋郡 絢乃さん
久末 莉沙さん
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
本間 雛子さん
前山あかりさん
増田眞優子さん
丸岡 美月さん
三宅 すずさん
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校
新堀 栞菜さん
山崎 紗歩さん
横田 初美さん
吉成 綾菜さん
葭原 栞海さん