( howto No.26 ) メールの宛て先アドレスのバックアップ(Outlook) Office シリーズの 1 製品である個人情報管理ソフト「Outlook」の場合、受信メールや連絡 先、予定表などのデータがどこにあるかは簡単に見つけることができます。 「ファイル」メニューの「データ ファイルの管理」を選択すると、現在利用している Outlook のファイルデータが表示されます。コメント欄に「メール配信場所」と記されているのが、受信 した電子メールが保存されるファイルです。標準設定の場合、Windows 98/Me では 「C:\Windows\Application Data\Microsoft\Outlook」ディレクトリーの下にあり、 Windows XP では「C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\ApplicationData\Microsoft\Outlook」の下にある Outlook.pst ファイルがそれ に当たります。 ▲ Outlook のデータがどこにあるかは、 「ファイル」メニューの「データ ファイルの管理」で確認できる これをバックアップすれば、Outlook で利用しているデータは保存できます。再び Outlook に 読み込む場合は、同じく「データ ファイルの管理」で「追加」を選択します。Outlook が標準 でデータを保存するディレクトリーは非常に分かりにくい場所ですので、バックアップを取る際 に、自分の分かりやすい場所に保存し直してもよいでしょう。 また、電子メールのデータだけ、あるいは予定表のスケジュールだけを切り出して移動するこ とも可能です。その場合は、「ファイル」メニューの「インポートとエクスポート」を選び、開 いたウィザードで「ファイルへエクスポート」を選択します。書き出すファイルは「個人用フォ ルダ ファイル(.pst)」を選び、次のウインドウでどのフォルダーを書き出すかを選択します。 保存したファイルを読み込む場合は、 「データ ファイルの管理」で追加します。別の Outlook のファイルと統合する場合は「ほかのアプリケーションまたはファイルからのインポート」を選 び、次のウインドウで「個人用フォルダ ファイル(.pst)」を選択します。 ▲ スケジュールだけ、連絡先だけを移行したい場合は、 「ファイルへエクスポート」を実行する
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