科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 医療安全とリスクマネジメント(Medical Safety and Riskmanagement) 石橋 カズヨ、土橋 ルミ子 3 年 前 期 必 修 1 単位 3 0 時間 演 習 医療事故は日常的に起こる可能性があることを認識し、事故を防止し安全で信 頼される医療を提供する必要がある事を理解する。 また、インシデントやアクシデントが発生した場合の対処方法について学ぶ。 授業の概要 医療の安全性をいかに高めていくかは、これからの医療の重要課題である。基 礎教育において、臨床現場と同様に、医療安全教育を行う必要性がますます高まっ ている。そこで、技術から管理・マネジメントまで、医療安全に必要な知識、お よび、事故事例を通して医療安全のポイントを学び、実践的な知識を身に着ける。 また、医療事故予防のための危険予知訓練の基礎と、その実際についてグルー プ討議を交えて学ぶ。また、インシデント・アクシデントレポートの報告と活用 について学ぶ。 授業計画 1 医療安全とリスクマネジメントの歴史と動向 2 医療事故のメカニズムと人間工学的対策/医療事故防止の考え方 3 演習1 危険予知トレーニング 4 5 医療事故に対する倫理と法的問題 6 効率的な医療安全管理/医療安全を推進・管理する者に求められる能力と教 育研修 7 コンフリクトマネジメント、医療 ADR・メディエーションの実際 8 演習2 コンフリクトマネジメント 9 リスクマネジメントのプロセスとリスクの把握 1 0 リスクの分析、対応と評価 1 1 医療安全管理の実際 1 2∼1 5 演習3 根本原因分析(RCA) 試験課題等の内容 評価方法 講義内容に関する期末試験を実施。必要に応じてレポート提出。 期末試験 50% 課題・提出物 20% 授業への取組状況 30% 医療安全とリスクマネジメント ヌーヴェルヒロカワ ナーシング・グラフィカ EX 医療安全 メディカ出版 系統別看護学講座別巻16医療安全 医学書院 RCA の基礎的知識と活用事例 日本規格協会 判例に学ぶ看護事故の法的責任 日本看護協会出版会 こうすればできる安全な看護 KYT で磨く医療事故防止のための「感性」と「思 考力」 アンファミエ テキスト 参考文献 履修上の注意等 4 3 科目名 成人看護学援助論"(疾患経過別看護/慢性・終末期) Adult Nursing Care"(Chronic/Terminal Stage) 担当教員 松浦 江美、土橋 ルミ子 対象学年 3 年 開講学期 前 期 単 位 必 修 2 単位 4 5 時間 授業形態 演 習 授業の到達目標及びテーマ 慢性期・終末期にある成人患者の特性と主な健康問題の特徴をふまえ、健康問 題をもつ患者および家族への援助の方法論を理解する。 授業の概要 慢性期にある人の特徴と病みの軌跡を理解し、疾病がライフサイクルに及ぼす 影響について学ぶ。また、慢性期にある人とその家族が病を持ちながら生活者と して QOL を高め、障害にわたる自己管理を行うための社会資源の活用について も学習する。 終末期の看護においては、臨死期にある人の全人的苦痛(身体的苦痛、精神的 苦痛、社会的苦痛、スピリチュアルペイン)を理解し、ケアを行うための方法に ついて学ぶ。また、人生の最後を生きぬく人の価値観を尊重し、尊厳ある生と死 への限りない援助ができるための専門的知識、技術を学ぶ。 授業計画 1 慢性期・終末期にある患者・家族の概念と看護の特徴 2 慢性期・終末期にある人の特徴と理論 3 慢性の循環器機能障害をもつ患者の看護 4 慢性の呼吸機能障害をもつ患者の看護 5 慢性の脳・神経機能障害をもつ患者の看護 6 演習1 7 慢性の栄養摂取・代謝機能障害をもつ患者の看護 8 慢性の内部環境調節障害をもつ患者の看護 9 慢性の生体防御機能障害をもつ患者の看護 10 慢性の運動・感覚機能障害・排泄機能・性機能障害をもつ患者の看護 11 化学療法・放射線療法を受ける患者の看護 12 演習2 13∼1 5 演習3:グループワーク(事例による看護過程の展開) 試験課題等の内容 評価方法 講義内容に関する期末試験を実施。必要に応じてレポート提出。 期末試験 60% 課題・提出物 20% 授業への取組状況 20% 成人看護学 急性期看護論 ヌーヴェルヒロカワ 成人看護学 慢性期看護学 ヌーヴェルヒロカワ NANDA−!看護診断 定義と分類2009−2011 医学書院 成人看護学 緩和・ターミナルケア看護論 ヌーヴェルヒロカワ 成人看護学 リハビリテーション看護論 ヌーヴェルヒロカワ テキスト 参考文献 履修上の注意等 4 4 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 健康障害をもつ高齢者の看護(Gerontological Nursing Care for Disorderd Elderly) 今村 嘉子 3 年 前 期 必 修 1 単位 3 0 時間 演 習 1.老年期特有の健康障害の成り立ちと診断・治療過程における援助方法を理解 する。 2.老年期にある人の健康障害の段階に適した援助方法を自立支援の視点から理 解する。 3.老年期に特有の健康障害について事例の看護過程の展開を通してアセスメン ト・援助方法を考える。 授業の概要 老年期によくみられる健康問題を取り上げ、病態生理および治療、看護につい て教授する。看護過程展開を通して、高齢者は加齢による身体機能・生活機能の 低下があること、疾病は諸機能低下を大きくすること、加齢とともに生活習慣や ライフスタイルの個別性が大きくなることを理解する。また、高齢者看護におけ る終末期には家族を含めた穏やかな死を迎えるためのトータルケアについても教 授する。 授業計画 1.高齢者の疾患のとらえ方・診かた(老年病) 2.高齢者に特徴的な健康障害の看護!慢性閉塞性肺疾患 3.高齢者に特徴的な健康障害の看護"感染症 4.高齢者に特徴的な健康障害の看護#褥瘡予防(演習) 5.急性期、回復期 高齢者の周手術期看護 6.終末期における看護 7.看護過程 8.看護過程 9.看護過程 1 0.看護過程:事例展開 1 1.看護過程:事例展開 1 2.看護過程:事例展開 1 3.高齢者のフィジカルアセスメント(演習) 1 4.事例に基づく高齢者に必要な援助技術(演習) 1 5.事例に基づく高齢者に必要な援助技術(演習) 試験課題等の内容 評価方法 テキスト 筆記試験、課題レポートを提示する。 筆記試験・レポート80%、授業・演習への取り組み・授業態度 20% 1.ヴァージニア・ヘンダーソン:看護の基本となるもの、日本看護協会出版会 2.奥野茂代他編:老年看護技術 アセスメントのポイントとその根拠、ヌー ヴェルヒロカワ(2年次購入済み) 3.山田律子他編:生活機能から見た老年看護過程、医学書院、2008. 4.日本老年医学会編:老年医学テキスト、MEDICAL VIEW、2008. (2年次購 入済み) 1.金川克子他編:最新 高齢者看護プラクティス 疾病・障害をもつ高齢者の 看護、中央法規、2005. 参考文献 履修上の注意等 4 5 科目名 成人看護学実習!(急性期・回復期) (Clinical Practice for Adult Nursing!(Acute/Recovery Stage) ) 担当教員 石橋 カズヨ、土橋 ルミ子、松浦 江美 対象学年 3 年 開講学期 後 期 単 位 必 修 3 単位 1 35 時間 授業形態 実 習 授業の到達目標及びテーマ 健康問題を持つ成人期にある患者の全人的な理解に努め、健康レベルに応じた 患者に必要な看護が実践できる基礎的知識・看護技術を習得するとともに、看護 専門職としての資質を養う。 授業の概要 成人期にある対象の急性期・回復期に向けた看護を通じて、その具体的・心理 的・社会的特徴を理解し、患者の変化を予測した看護が実践できる基礎的能力を 養う。 ここでは、急性期・回復期にある一人の患者を受け持ち患者を通して、患者理 解と、看護過程を展開することで患者個々の日々の変化に合わせた看護実践がで きることを目的とする。 授業計画 1.内容 詳細については、実習要項参照 2.実習施設 独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター 5B感覚器疾患センター 6A循環器病センター 6B骨・運動疾患センター 7A総合外科センター 3A救命救急センター(見学実習1日) 3.実習期間・単位 3週間(1 5日間)、3単位 評価方法 実習評価・課題提出 8 0% 授業への取組状況・態度 20% 成人看護学 急性期看護学 ヌーヴェルヒロカワ 成人看護学 周手術期看護学 ヌーヴェルヒロカワ 成人看護学 慢性期看護学 ヌーヴェルヒロカワ NANDA‐!看護診断 定義と分類2009−2 01 1 医学書院 成人看護学概論 ヌーヴェルヒロカワ テキスト 参考文献 履修上の注意等 4 6 科目名 成人看護学実習"(慢性期・終末期) Clinical Practice for Adult Nursing Care"(Chronic/Terminal Stage) 担当教員 松浦 江美、土橋 ルミ子 対象学年 3 年 開講学期 後 期 単 位 必 修 3 単位 1 35 時間 授業形態 実 習 授業の到達目標及びテーマ 健康問題を持つ成人期にある患者の全人的な理解に努め、健康レベルに応じた 患者に必要な看護が実践できる基礎的知識・看護技術を習得するとともに、看護 専門職としての資質を養う。 授業の概要 成人期の、健康障害のある患者への看護を通して、その身体的・心理的・社会 的特徴を理解し、慢性期の健康の回復・セルフケア能力の向上に向けた援助、終 末期の苦痛緩和に向けた援助と家族の意向に沿った援助を学ぶ。また、個人の生 活、健康、福祉、環境への働きかけを学び、看護者と他の保健医療福祉チームと 協働し、対象の快適な療養生活に向けての援助を学ぶ。一人の受け持ち患者を通 してその疾患の病態と治療を理解し、看護過程を展開する。 授業計画 1.内容 詳細については、実習要項参照 2.実習施設 独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター 7B総合診療センター 8A肝疾患センター 8B消化器疾患センター 9A化学療法センター 長崎川棚医療センター(学外実習1日) 3.実習期間・単位 3週間(1 5日間)、3単位 試験課題等の内容 評価方法 理解度・到達度の確認のための事前課題(レポート)、技術演習を行う。 実習評価・課題提出 80% 授業への取組状況・態度 20% 成人看護学 慢性期看護学 ヌーヴェルヒロカワ成人看護学 緩和・ターミナルケア看護論 ヌーヴェルヒロカワ NANDA‐!看護診断 定義と分類2009−2011 医学書院 成人看護学 急性期看護論 ヌーヴェルヒロカワ 成人看護学 リハビリテーション看護論 ヌーヴェルヒロカワ テキスト 参考文献 履修上の注意等 4 7 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 老年看護学実習(Clinical Practice for Gerontological Nursing) 今村 嘉子 3 年 後 期 必 修 3 単位 13 5 時間 実 習 1.高齢者の特徴を身体的・精神的・社会的側面から理解できる。 2.加齢、健康障害及び治療過程による心身への影響や日常生活への影響がわか る。 3.高齢者及び家族を含めた健康問題を明確にして看護過程の展開ができる。 4.高齢者の顕在的・潜在的能力を引き出す援助方法を導き実践することができ る。 5.高齢者に関わる保健・医療・福祉チームにおいて他職種との望ましい協働の あり方について理解することができる。 6.自己の老年観を基本として老年看護に対する考えを表現することができる。 授業の概要 健康障害をもった高齢者および家族に対する看護問題を総合的にアセスメント し、その人のもつ顕在的・潜在的能力を引き出す援助方法を導き、実践する。高 齢者に行われる手術療法、透析療法、理学療法など治療の実際を学ぶとともにそ れらに関わる他職種との連携について学ぶ。また、高齢者の退院後の生活を支え るための社会資源の活用について、メディカルソーシャールワーカーより説明を 受けることにより学びを深める。 授業計画 1.内容: ひとりの老年期にある患者を受持ち、看護過程の展開を行う。 詳細については、実習要項参照 2.実習施設: 独立行政法人国立病院機構長崎医療センター 3B病棟(脳神経疾患センター) 5A病棟(腎疾患センター)、透析センター 3.実習期間: 3週間(1 5日間) 評価方法 参考文献 実習出席状況、実習内容 別紙評価基準に基づき評価する。 1.奥野茂代他編:老年看護学 概論と看護の実践、ヌーヴェルヒロカワ 2.奥野茂代他編:老年看護技術アセスメントのポイントとその根拠、ヌーヴェ ルヒロカワ 3.山田律子他編:生活機能から見た老年看護過程、医学書院、200 8. 4.日本老年医学会編:老年医学テキスト、MEDICAL VIEW、2008. 履修上の注意等 4 8 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 健康障害のある小児の看護(Pediatric Nursing with Health Probiems) 中村 鈴子、江藤 千晴 3 年 前 期 必 修 1 単位 3 0 時間 演 習 健康を障害された小児と家族を理解する。 健康障害の状態に応じた小児と家族に対する援助方法を理解する。 授業の概要 小児の健康状態に応じた看護援助方法と小児の基本的看護技術の習得を目的と する。 授業計画 1.健康障害を持つ小児と家族を理解 2.小児の健康段階に応じた看護の方法 1)健康段階(急性期、慢性期、周手術着、終末期)に応じた看護の方法 2)主な症状を持つ小児の看護 3)検査・処置を受ける小児と家族の看護 4)外来、入院における小児と家族の看護 5)在宅療養を行う小児と家族の看護 6)障害のある小児と家族の看護 3 小児基礎看護技術 1)アセスメント技術 !全身状態の把握 "バイタルサイン #身体計測 2)検査・処置技術 !採血 "採尿 #骨髄穿刺・腰椎穿刺 $予薬 %吸入・吸引 &酸素療法 '抑制 3)日常生活援助技術 !食事の援助 "清潔・衣生活の援助 #排泄の援助 $移動の援助 %環境調整 4)救急救命処置技術 試験課題等の内容 評価方法 1.授業内容のすべてを含む 1.期末試験 6 0% 2.課題及びレポート提出状況及び内容 20% 3.授業参加状況 20% 小児臨床看護各論小児看護学! 医学書院、2011 小児臨床看護各論小児看護学" 医学書院、2011 テキスト 参考文献 履修上の注意等 授業で使用した資料は必ず持参すること 4 9 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 健康障害のある小児の看護過程(Pediatric Nursing Process with Health Probiems) 中村 鈴子、江藤 千晴 3 年 前 期 必 修 1 単位 3 0 時間 演 習 健康障害のある小児と家族の健康上の問題を解決するための看護過程展開方法 について理解する。 授業の概要 小児期に多い健康障害について学び、子どもと家族への健康増進のための看護 (看護過程の展開方法)について教授する。 授業計画 1.小児の看護過程の特徴 1)小児のアセスメント 2)各成長・発達段階別アセスメント 2.看護過程の展開 1)ロイの看護理論 2)看護過程展開 !情報収集(ロイの看護理論にそって) "アセスメント(行動のアセスメント・刺激のアセスメント) #看護問題(看護診断) 看護目標(長期・短期) $看護実践(O,T,E PLAN) %評価 3.事例を用いた看護過程展開の実際 1)乳児期:乳児下痢症 2)幼児期:ネフローゼ症候群 3)学童期:気管支喘息 試験課題等の内容 1.授業内容のすべてを含む 2.課題:看護家庭展開(適宜指示する) 1.課題レポート提出及び内容 50% 2.期末試験 3 0% 3.授業参加状況 2 0% 小児臨床看護各論小児看護学! 医学書院、201 1 小児臨床看護各論小児看護学" 医学書院、201 1 リンダ J.カルペニート:看護診断ハンドブック第7版、201 1 医学書院 NANDA‐1看護診断 定義と分類200 9−20 11 医学書院 シスター C.ロイ:ザ・ロイ適応看護モデル 医学書院 シスター C.ロイ:ザ・ロイ適応看護論入門 医学書院 授業で使用した資料は必ず持参すること 評価方法 テキスト 参考文献 履修上の注意等 5 0 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 母性の健康と看護(Maternal Health and Nursing) 梶原 恭子、富安 俊子、服部 佳代子 3 年 前 期 必 修 1 単位 3 0 時間 演 習 1.周産期の考え方と、周産期看護の概念について理解できる。 2.順調な経過をたどる妊娠・分娩・産褥期にある女性のアセスメントに必要な 観察視点とその援助の方法について理解できる。 3.出産に伴う家族のありようについて理解できる。 授業の概要 妊娠・分娩・産褥経過は生理的現象であることや、対象が病人でないことを理 解し、対象自らが健康管理できるように援助することが重要である。 妊娠・分娩・産褥各期の女性の健康と胎児および新生児とそれを取り巻く家族 を理解するための基本的知識と技術を習得できるよう教授する。 授業計画 1 ガイダンス/母性看護学における看護過程の考え方 2 妊婦の身体的特徴 3 妊婦の心理的変化・社会的特徴 4 妊婦の健康増進/生活指導 5 妊婦健康診断/目的、妊娠期別健康診査、情報収集 6 妊娠期における保健指導と分娩前教育 7" 8% #分娩期の看護 9% $ 1 0" #産褥期の看護 1 1$ 1 2" #新生児期の看護 1 3$ 1 4" #看護過程 1 5$ 試験課題等の内容 評価方法 筆記試験及び演習参加態度 筆記試験:9 0% 講義・演習参加態度:10% 医学書院: 「系統看護学講座」専門分野! 母性看護学概論母性看護学[1] 医学書院: 「系統看護学講座」専門分野! 母性看護学各論母性看護学[2] メディック・メディカ:病気がみえる「産科」 メディカ出版:ナーシンググラフィカ「母性看護実践の基本」「母性看護技術」 ヌーベルヒロカワ:「周産期ナーシング」 ヌーベルヒロカワ:「女性のライフサイクルとナーシング」 専門基礎科目を復習した上で講義に臨むこと。 テキスト 参考文献 履修上の注意等 5 1 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 母性の健康障害と看護(Maternal Disordered Health and Nursing) 梶原 恭子、富安 俊子、服部 佳代子 3 年 前 期 必 修 1 単位 3 0 時間 演 習 1.妊娠・分娩・産褥期において起こりやすい正常からの逸脱状態やそのリスク について理解する。 2.異常が生じた場合の看護を理解し、展開できる。 3.健康を維持・促進するために必要な具体的な看護技術を習得する。 授業の概要 妊娠・分娩・産褥経過は正常な経過をたどり、生命誕生と言う喜びの場面ばか りではないことを理解する。ここでは、ハイリスクな状況にある女性と胎児、新 生児とその家族に対する看護について教授する。 また、母児分離状態にある母親の身体的・精神的援助方法についても教授する。 また、健康を維持・促進するための具体的方法について学ぶ。 授業計画 試験課題等の内容 評価方法 テキスト 参考文献 履修上の注意等 5 2 1" #正常から逸脱している妊婦の看護 2$ 3" #正常から逸脱している産婦の看護 4$ 5" #正常から逸脱している褥婦の看護 6$ 7 新生児が健康問題を有する褥婦の看護 8 健康を維持・促進するための具体的看護% 9 健康を維持・促進するための具体的看護& 10 健康を維持・促進するための具体的看護' 11 健康を維持・促進するための具体的看護( 12 健康を維持・促進するための具体的看護) 13 健康を維持・促進するための具体的看護* 14 看護過程展開% 15 看護過程展開& 筆記試験を課す。 また、グループワークにおいては、参加状況や演習内容により評価する。 筆記試験 50% グループワーク参加状況、演習内容 50% 医学書院: 「系統看護学講座」専門分野! 母性看護学概論母性看護学[1] 医学書院: 「系統看護学講座」専門分野! 母性看護学各論母性看護学[2] メディック・メディカ:病気がみえる「産科」 メディカ出版:ナーシンググラフィカ「母性看護実践の基本」「母性看護技術」 ヌーベルヒロカワ: 「周産期ナーシング」 ヌーベルヒロカワ: 「女性のライフサイクルとナーシング」 積極的にグループワークに臨むこと。 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 小児看護学実習(Clinical Practice for Pediatric Nursing) 中村 鈴子、江藤 千晴 3 年 後 期 必 修 2 単位 9 0 時間 実 習 1.健康な乳幼児の成長・発達過程を理解できる。 2.健康な乳幼児の成長・発達に応じた保育のあり方を理解できる。 3.健康レベルにある小児及び家族の特性を理解する。 4.様々な成長、発達、健康レベルにある小児及び家族への看護実践ができる。 5.対象の問題を明らかにし個別的看護を実践し、評価できる。 6.子どもと家族にとっての最適な環境を考え、QOL の向上を図ることができ る。 7.小児保健医療チームとの連携と望ましい小児看護のあり方と役割を考察する。 授業の概要 1.健康な小児を理解する実習として2日間の保育所実習を行う。 2.検査・治療を受けている小児及び家族の看護を行う実習として病棟実習を行 う。 3.保育所や医療施設において様々な健康レベルにある子どもとその家族の生活 について理解し、看護援助のあり方とその実際について学ぶ。 4.看護活動を通して療養生活の子どもとその家族の健康問題を理論的にアセス メントし、問題解決に向けて専門的介入について学ぶ。 5.実践活動をとうして、療養生活中の子どもとその家族の健康問題を系統的に アセスメントし、その解決に向けて専門的、個別的な介入を実践し評価する。 授業計画 <実習1週目> 第1日目∼2日目:保育園実習(大村市立中央保育所・三城保育所) 第3日目:学内実習 第4日目∼5日目:病棟実習(長崎医療センター小児病棟) <実習2週目> 第1日目∼第4日目:病棟実習(長崎医療センター小児病棟) 第5日目 :学内実習 *ただし、祝日が入る場合は、学内日を変更することがある。 試験課題等の内容 評価方法 1.実習記録 2.課題レポート:小児看護学実習をとうして小児看護の在り方と役割 実習状況・実習評価表! # "総合的に評価する。 実習記録: # 課題レポート $ テキスト 参考文献 履修上の注意等 適宜紹介する 5 3 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 母性看護学実習(Clinical Practice for Maternal Nursing) 梶原 恭子、富安 俊子、服部 佳代子 3 年 後 期 必 修 2 単位 9 0 時間 実 習 1.これまでに学んだ母性看護学における母性の特徴および援助方法を踏まえて、 妊娠・分娩・産褥期および新生児、家族への援助を実践する。 2.母性看護の役割を理解する。 授業の概要 妊娠・分娩・産褥各期の母子およびその家族を理解し、対象に応じた看護が実 践できるための基礎的な能力を養う。 産科病棟実習においては、対象である女性が妊娠・分娩・育児という体験を通 して、成長できるような援助の必要性を理解し、安全に新生児の看護を実践でき る能力を養う。 産科外来においては、正常に経過する妊娠の経過と看護の実際を学ぶ。また、 産科外来、婦人科外来を訪れる患者の心理と看護を学ぶ。 また、外来から病棟へ、他医療チームへと連携される看護の在り方を学ぶ。 低出生体重児や新生児が健康状態を逸脱した場合の看護および家族への援助を 学ぶ。 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 0 試験課題等の内容 評価方法 テキスト 実習状況及び実習記録 実習出席状況、実習内容、別紙評価表による 医学書院: 「系統看護学講座」専門分野! 母性看護学概論母性看護学[1] 医学書院: 「系統看護学講座」専門分野! 母性看護学各論母性看護学[2] メディック・メディカ:病気がみえる「産科」 周産期ナーシング」 「女性のライフサイクルとナーシング」 「ウイメンズヘルス ナーシング概論」ヌーベルヒロカワ 根拠がわかる母性看護技術」北川眞理子、内山和美編集、メジカルフレンド社 「母性看護実習ガイド」堀内成子編集 照林社 「周産期ケアマニュアル」立岡弓子監修 医学芸術社 今までの学びをすべて復習した上で臨むこと。 (母性看護学のみならず、すべて の科目) 参考文献 履修上の注意等 5 4 産科病棟実習 産科病棟実習 産科病棟実習 産科病棟実習 産科病棟実習 産科外来/NICU オリエンテーション NICU 実習 NICU 実習 産科外来実習 産科外来実習 詳細については、実習要項参照のこと。」 科目名 精神障害をもつ人の看護 (Psychiatric Nursing Care for Mentally Disordered Individuals) 担当教員 寺岡 貴子、小川 るみ 対象学年 3 年 開講学期 前 期 単 位 必 修 2 単位 4 5 授業形態 演 習 授業の到達目標及びテーマ 1.自己理解、他者理解を深める技術を獲得できる。 2.精神の健康問題・課題のある人への看護を理解できる。 3.セルフケア理論を理解し、看護過程を展開することができる。 時間 授業の概要 精神症状に対する看護を学び、対人関係論の立場から患者理解の方法と具体的 な看護を展開する方法と技術について学習する。また、精神の健康上の問題を持 つ人が、地域で生活していくために必要な援助とそれを支える支援システムにつ いて学び、また、セルフケア理論に基づいた看護を展開する方法を、演習を通し て教授する。 授業計画 1.精神力動理論(心理学的側面) 2.対人関係論 対人関係技術 3.精神科薬物療法とその看護(生物学的側面) 4.オレム・アンダーウッド理論 5.治療的環境の提供 6.精神機能の査定 7.統合失調症をもつ人の看護 8.気分障害をもつ人の看護 9.神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害/生理的障害および 身体的要因に関連した行動症候群をもつ人の看護 1 0.精神作用物質関連障害/人格障害/器質性精神障害をもつ人の看護 1 1.医療観察法病棟に入院する人の看護/心理教育、地域における精神看護(社 会的側面) 1 2.リエゾン精神看護 1 3.統合失調症をもつ人の看護展開(急性期) 1 4.事例のまとめ 1 5.統合失調症をもつ人の看護展開(慢性期) 試験課題等の内容 評価方法 講義内容に関する期末試験を実施。課題レポートの提出。 授業取り組み状況 10% 課題レポート(提出状況、内容)30% 期末試験 60% 萱間真美他編「精神看護学こころ・からだ・かかわりのプラクティス」南江堂、 2 0 10. 武井麻子他著「系統看護学講座 精神看護学!」医学書院、2010. 武井麻子他著「系統看護学講座 精神看護学"」医学書院、2010. 精神看護学概論、精神保健を復習した上で講義に臨むこと。学習内容が過密なた め、毎時の予習復習を心掛け、積極的に講義に臨む姿勢を求める。 テキスト 参考文献 履修上の注意等 5 5 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 精神看護学実習(Clinical Practice for Psychiatric Nursing) 寺岡 貴子、小川 るみ 3 年 後 期 必 修 2 単位 9 0 時間 実 習 1.精神に障害を持つ対象の心と行動を生物・心理・社会的側面から理解する。 2.精神に障害を持つ対象のセルフケア能力をアセスメントし、セルフケア援助 技術を活用し、看護実践できる。 3.対象との援助関係を築くとともに、援助者としての自己の課題を明確にする。 4.デイケア実習において、社会復帰に向けて看護の役割を理解することができ る。精神障害を持つ人に関わる他職種の役割を理解し、他職種との協働の在り 方について理解する。 授業の概要 精神障害を持つ人との関わりを通して、対象者の理解を深め、セルフケア能力 の保持増進に向けた看護援助を実践できる基礎的な能力を養う。看護者としての 自己理解をプロセスレコードにて対人関係を振り返り、相互理解を深め、対象と 関係を築くことができる。また、精神障害者の社会参加についてはデイケア実習 を行い、社会復帰に向けての看護の役割について理解を深めていく。更に実習を 通じて精神科看護に携わる者として必要な姿勢と態度を培う実習とする。 授業計画 1.実習期間:2週間 詳細は実習配置表にて別途提示する。 2.実習計画および実習場所: 第1∼3日目:病棟実習(長崎県病院企業団 長崎県精神医療センター) 第4日目:学内実習 第5日目:病棟実習(長崎県病院企業団 長崎県精神医療センター) 第6.7日目:デイケア実習(医療法人カメリア大村共立病院)!どちらか " (医療法人横尾病院) #1施設 第8.9日目:病棟実習(長崎県病院企業団 長崎県精神医療センター) 第1 0日目:学内実習 3.実習内容:実習要項を参照すること。 試験課題等の内容 実習内容をもとにテーマを選出し、そのテーマに基づいた素材を見出し、看護の 特質と今後の課題を論述する。(A4横書き40字×3 0行、1枚程度) 実習状況、カンファレンスへの参加状況、課題レポートなど、実習評価表を基に 総合的に評価する。 精神看護学概論、精神保健、精神障害をもつ人の看護の授業の中で紹介したテキ スト、文献等。 同上 精神看護学概論、精神保健、精神障害をもつ人の看護。これらの学習内容を復習 した上で実習に臨むこと。 評価方法 テキスト 参考文献 履修上の注意等 5 6 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 地域看護活動論(Dynamic Theory in Community Nursing) 彌永 和美、中! 美惠子 3 年 前 期 必 修 2 単位 3 0 時間 講 義 地域診断のプロセス(情報収集とアセスメント、診断、計画の立案、実施、評 価)が理解できる。 地域保健計画、事業計画と保健師の役割が理解できる。 地域保健活動におけるグループ支援、組織化の概要が理解できる。 授業の概要 ・地域の健康問題が起こる過程を分析し、地域看護活動によって解決すべき問題 および、健康問題予防のために獲得すべき地域の健康条件を明らかにする過程 を学ぶ。 ・問題解決や地域の健康条件獲得のために必要な看護活動の活動計画立案、実施、 評価の一連の地域看護過程に必要な知識と技術を学ぶ。 授業計画 1.地域診断過程と保健師活動" 2. 〃 # 3. 〃 $ 4.地域診断の展開" 5. 〃 # 6. 〃 $ 7. 〃 % 8. 〃 & 9.保健指導の理論 1 0.保健指導の展開" 1 1. 〃 # 1 2. 〃 $ 1 3.家庭訪問の意義と基本原則 1 4.健康教育の目的・対象・技術 1 5.健康教育のプロセス 試験課題等の内容 評価方法 講義内容の理解度チェックのための試験を行う。 学習態度、課題、試験により総合的に評価する。 (学習態度、課題:40%、試験60%) 1)荒賀直子他編:公衆衛生看護学.jp 第3版、インターメディカル 2)日本看護協会監修:保健師業務要覧 第2版、日本看護協会出版会 3)厚生の指標増刊:国民衛生の動向、厚生統計協会 1)エリザベス T.アンダーソン他編:コミュニティアズパートナー 第2版、 医学書院 2)宮坂忠夫他編:保健学講座12 健康教育論、メジカルフレンド社 グループ学習は、自己学習(テキスト、文献を読む、まとめる等)を行ってから 参加のこと。 グループ学習には、積極的に参加のこと。 テキスト 参考文献 履修上の注意等 地域診断とは 活動・事業計画と保健師の役割 グループ支援と組織化 5 7 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 地域看護技術論(Technological Theory in Community Nursingu) 中! 美惠子、彌永 和美 3 年 前 期 必 修 2 単位 3 0 時間 講 義 地域看護に求められている機能とそれに必要な保健指導の基本技術を理解する。 対象のセルフケア能力を高め、行動変容を促す支援方法について学習する。 授業の概要 地域で生活する人々のライフサイクル各期の発達課題や健康課題に則して展開 される保健活動について、対象別・課題別の保健活動等の根拠となる制度を学ぶ。 また、地域看護活動の基本技術である保健活動に関する概念と理論に基づき、家 庭訪問、健康相談、健康教育の展開方法などを学ぶ。 授業計画 1.発達段階と保健サービス 2.母子保健活動" 3.母子保健活動# 4.思春期保健活動 5.歯科保健活動 6.成人保健活動 7.高齢者保健活動" 8.高齢者保健活動# 9.難病保健活動 1 0.感染症保健活動" 1 1.感染症保健活動# 1 2.精神保健活動 1 3.災害保健活動 1 4.障害者(児)保健活動 1 5.まとめ 試験課題等の内容 評価方法 講義内容の理解度チェックのための試験を行う。 学習態度、課題、試験により総合的に評価する。 (学習態度、課題:30%、試験70%) 1)荒賀直子他編:公衆衛生看護学.jp 第3版、インターメディカル 2)中谷芳美他:標準保健師講座3 対象別地域看護活動、医学書院 3)日本看護協会監修:保健師業務要覧 第2版、日本看護協会出版会 4)厚生の指標増刊:国民衛生の動向、厚生統計協会 1)中村裕美子他:標準保健師講座2 地域看護技術、医学書院 毎回ワークシートにまとめ、学習の理解を深めること。 ワークシートは最後に課題として提出する。 テキスト 参考文献 履修上の注意等 5 8 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 地域看護技術演習(Applide Nuresing Technics for Cmmunity Nursing) 彌永 和美、中$ 美惠子、竹末 加奈 3 年 前 期 必 修 1 単位 3 0 時間 演 習 対象のセルフケア能力を高め、行動変容を促す支援の方法について理解し、実 践する。 授業の概要 保健指導の概念や理論に基づき、家庭訪問、健康教育の具体的な展開方法や学 生相互のロールプレイやグループワークにより学習する。 授業計画 1.健康教育演習% ガイダンス 2. 〃 & テーマに関する学習、アセスメント 3. 〃 ' 目的・目標設定、企画書作成 4. 〃 ( 指導案、媒体案作成 5. 〃 ) デモ、指導案、媒体作成! 6. 〃 * 〃 " 7. 〃 + 〃 # 8.発表% 9.発表& 1 0.評価 1 1.家庭訪問の展開過程% 事例検討! 1 2. 〃 & 事例検討" 1 3. 〃 ' ロールプレイ 1 4. 〃 ( ロールプレイ 1 5.まとめ 試験課題等の内容 評価方法 テキスト 学習態度、グループ発表、レポートにより総合的に評価する。 学習態度、個人レポート70%、グループ発表、内容30% 1)荒賀直子他編:公衆衛生看護学.jp 第3版、インターメディカル 2)中谷芳美他:標準保健師講座3 対象別地域看護活動、医学書院 3)日本看護協会監修:保健師業務要覧 第2版、日本看護協会出版会 4)厚生の指標増刊:国民衛生の動向、厚生統計協会 1)中村裕美子他:標準保健師講座2 地域看護技術、医学書院 2)宮坂忠夫他編:保健学講座12 健康教育論、メジカルフレンド社 グループ学習は、自己学習を行ってから参加のこと。 グループ学習には、積極的に参加のこと。 参考文献 履修上の注意等 5 9 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 緩和ケア(Palliative Nursing Care) 中村 鈴子、梅木 ゆかり 3 年 前 期 必 修 1 単位 講 義 1.緩和ケアの理念について理解できる。 2.トータルペインについて理解できる。 3.緩和ケアにおける看護の役割が理解できる。 授業の概要 緩和ケアとは、生命を脅かすような状況におかれた家族や患者の生活の質を向 上させる働きかけである。それは、痛みやその他の症状からの解放を行うことで あり、あわせて霊的、心理的・社会的なサポートを行うことである。緩和ケアは、 主にがんと診断された時から最期の時、さらには、遺族の悲嘆に対しても行うこ とである。講義では1事例を展開しながら、次の内容を教授する。 (中村鈴子/3回6時間) 緩和ケアの定義、療養場所、対象の特徴と理解、トータルペイン、ターミナル 期にある人の QOL について教授する。 (中村鈴子/3回6時間) 緩和ケアの歴史、死への適応過程、家族の悲嘆過程とグリーフケア、また、緩 和ケア実践で看護師が直面する倫理的課題について教授する。 (梅木ゆかり/2回3時間) さまざまな身体的、精神的症状に対してのアセスメントと症状緩和、看護援助 について教授する。 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 試験課題等の内容 評価方法 緩和ケアにおける看護の役割について 期末試験 50% 課題・提出物 30% 授業への参加状況・態度 20% 緩和ケア 大切な生活・尊厳ある生をつなぐ技と心:南江堂 緩和・ターナルケア看護論:ヌーヴェルヒロカワ QOL 学を志す人のために:丸善プラネット株式会社 テキスト 参考文献 履修上の注意等 6 0 1 5 緩和ケアとは(定義・対象の特性) ターミナル期にある人 QOL・トータルペイン 死への適応過程・死をめぐる倫理的課題 ターミナル期のコミュニケーション技法・心理的支援 身体的症状に対してのマネジメント 精神的症状に対してのマネジメント 家族の悲嘆過程とグリーフケア・医療従事者のストレスと対処法 ホームホスピスの実際 特別講義 時間 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 授業の概要 授業計画 試験課題等の内容 評価方法 テキスト 参考文献 履修上の注意等 看護研究原論(Introduction to Nursing Research) 梶原 恭子、富安 俊子、中村 鈴子 3 年 前 期 必 修 1 単位 3 0 時間 講 義 1.看護における研究とは何かを理解できる。 2.看護研究の方法と進め方が理解できる。 3.自己の疑問を明確にし、研究計画書原案を作成できる 「看護研究とは何か」「看護研究の意義・方法」について学ぶ。日常の看護場面 で生じる事象に対し、看護上の疑問や問題意識を持つことができ、探求する姿勢 とその方法を考える能力を養う。また、看護研究の特性、研究の方や領域、研究 過程、研究倫理などの基本を理解でき、看護研究#、$に繋げられるように教授 する。 1 ガイダンス、看護研究の意義と目的 (梶原) 2 研究過程の概観・・・研究デザイン (梶原) 3 研究テーマを絞り込むプロセス・・・文献検索とその意義、 クリティークの方法 (梶原) 4 研究計画書の立て方 (梶原) 5 研究倫理 (中村) 6 量的データ収集方法とデータ分析 (梶原) 7 質的データ収集方法とデータ分析 (梶原) 8 論文のまとめ方 (中村) 9∼1 3 研究論文クリティーク(グループワーク含む) (梶原、中村) 1 4 各自のリサーチトピックスに基づいた研究計画書原案作成 (梶原、中村) 1 5 看護研究#、$ガイダンス (梶原、中村) 指定した研究論文2題を、グループで検討し、結果を提出する。これは評価対 象とはしないが、クリティーク方法の理解度、及び書き方など指導の対象とする ため、提出する。提出されたレポートは、添削後、各グループに返却するので、 グループ内で再度検討する。 (再度検討したものは提出の必要はない)指定する 論文は、講義の最初に提示する。 書き方は、テキストのクリティーク法に則り、項目ごとに記載する。 (論文形 式でも可) 課題!:クリティークした論文2題(量的・質的研究)クリティークする論文は 自己で選択する。書き方は論文形式とする。文献検索の結果や、課題として提出 していないが、他に読んだ論文等があれば、リストとして提出する。 課題":看護研究計画書原案を作成し提出する。指定された様式に則り、看護研 究#、$に向けた、自己の看護研究計画を立案する。 *クリティークにあたっては、以下の事柄に留意して行う。 研究の目的は何か、目的を果たすために適切な研究方法がとられているか、目的 を果たすための必要かつ十分な結果が示されているか、その結果に基づいた考察 がなされているか、結論はこの研究での事実や文献考察から導き出されたもので あるか、研究における倫理的配慮はなされているか、また、データ収集の妥当性、 データ分析の評価も行う。 提出物(クリティークした論文、研究計画書)85% グループワークおよび授業参加態度 15% 看護における研究、南裕子、(2010)、日本看護協会出版会 看護研究はじめの一歩、岡本和士、長谷部佳子著、(2005)、医学書院 看護研究ガイドマップ、川口孝康著、(2002)、医学書院 統計学、アプリケーション演習など十分に理解した上で臨むこと。 6 1 科目名 担当教員 対象学年 開講学期 単 位 授業形態 授業の到達目標及びテーマ 看護研究!(Nursing Research!) 学科専任教員 3 年 後 期 必 修 1 単位 3 0 時間 演 習 ・看護研究原論を学び、研究の概要を理解したうえで、個々の関心領域のテーマ を決め、 「研究計画書」を完成する。 ・担当教員から指導を受けながら、「研究計画書」に沿って研究を進める。 授業の概要 4年次の「卒業研究」に進む前年度に履修する科目である。学生は教員一人の もとで、セミナー形式で指導を受ける。ゼミ担当教員のふりわけは、学生が興味 のあるテーマに従って行われるので、学生が興味あるテーマの理解を深める機会 となる。 学生は「看護研究原論」を周良するまでに「研究計画書」を作成し、担当教員 に提出する。ゼミ担当教員のふりわけの詳細は「看護研究原論」を講義する教員 を通して学生に提示される。 授業計画 1 1∼1 5回まで、専任担当教員の指導により進める。 2 3年次後期は各領域の実習が入っているため、担当教員、学生個人またはグ ループの都合により授業時間は不定期となる。 3 担当教員は基本的な進め方を提示して、時間を有効に使う。 4 個人またはグループによる指導方法等は各教員が決める。 試験課題等の内容 評価方法 テキスト 参考文献 履修上の注意等 担当教員により提示 担当教員により提示 担当教員により提示 担当教員により提示 6 2
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