~東日本大震災により神奈川県に避難している皆さまへ~ 神奈川生活 from 東北をテーマに 避難生活に関わる情報をお届け♪ 2014.08.27 エイチシンク Hinan Sien Net Kanagawa 避難者が主体となって運営しています。 ★「応急仮設住宅の無償提供期間の延長を求める署名」へのご協力に感謝いたします。 第二次の集約期日に向けて今後も引き続き、ご協力をお願いいたします。 ★「甲状腺エコー検診神奈川連絡会」発足。神奈川の方たちの避難者を想う温かい お気持ちとお力添えで、共同代表の任に就かせて頂くことになりました。代表 坂本 建 供与期間:当初賃貸契約日から 4 年間→5 年間 ◆ 岩手県 ◆ 久慈市、野田村、田野畑村、岩泉町、宮古市、 山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、 陸前髙田市、奥州市、一関市 ◆ 宮城県 ◆ 仙台市、石巻市、塩竈市、気仙沼市、名取市、 多賀城市、岩沼市、東松島市、大崎市、亘理町、 山元町、七ヶ浜町、女川町、南三陸町 ※災害救助法に基づき延長対象は、被災時に居住していた市町村を基準として判断されます。 手続きにかかる時間などが異なるため 供与期間延長に伴う具体的な手続きは昨年度と同様、各世帯に延長意向等を確認の上、実施されます。 神奈川県は、民間賃貸住宅を利用した応急仮設住宅に入居している方で、貸主の事情によりその住宅で 延長ができない場合は、被災県と調整しながら適切に対応するとしています(神奈川県 HP より)。 白石市、角田市、登米市、栗原市、蔵王町、大河原町、村田町、柴田町、丸森町、松島町、利府町、 大和町、大郷町、富谷町、大衡村、加美町、涌谷町、美里町(宮城県 HP より)、岩手県は前出以外 延長とならない市町村の中には、放射能汚染のホットスポットが含まれています。 子どもを守ろうと、避難手当のない避難指示区域外から、避難している世帯があります。 賛同~ 原発被災者への住宅提供について、供与期間を1年ごとに延長するという災害救助法に基づく支援を改め、 新たな立法措置による救済を求める意見書が続いています。いずれも、事故から3年数カ月が経過し、事故 収束見込みも分からず、将来を見通せない状態が続く避難者の窮状に言及しました。(以下、要旨) << 日弁連 >> 日本弁護士連合会は 7 月 18 日、原発事故 の実態に合わせ、避難者が長期間にわたって 安定的に仮設住宅に住むことができ、新たな 避難者の入居も認める立法措置が必要との意 見書を政府などに提出。 << 兵庫県弁護士会 >> 兵庫県弁護士会は 8 月 21 日、「災害直後の 緊急避難措置を前提とする災害救助法の運用だ けでは無理があることは明らか」と指摘。長期 間の住宅提供とともに、複数年の更新や転居も 認める立法措置を求める意見書を国に提出。 Hsink が参加している会議 全 63 団体(運営:17 団体、参加:46 団体) 2011.3.11 子ども被災者支援法制定から現在ま で、理念法である同法を実効法にすべく具体的な政 策提言。環境省、復興庁との交渉等、真の被災者支 援活動をしてくださっています。 原発被災者の住宅確保については、5/14 に院内 集会も開催。たゆまない交渉の結果、前年は 3 月ギ リギリでの通知もあった福島県から早期に延長表 明がありました。これはほんの一例です。 現在、応急仮設住宅の無償提供期間は、福島県平 成 28 年 3 月末、宮城県・岩手県 4 年→5 年、茨城 県は未定、他県は対象外となっています。 ~ しかし、本来原発事故の放射能汚染からの避難は 天災ではなく人災です。災害救助法による応急仮設 住宅ではなく新たな法制度が必要です。皆様にもご 協力頂いております「応急仮設住宅の無償提供期間 の延長」を求める署名が新たな法整備の後押しにな るものと考えます。 近しい方にも是非お知らせくださるようお願い 致します。未曾有の原発事故により避難を余儀なく された私達被害者が、「被害者」として認められる 社会になる一歩だと思います。 9 月の甲状腺エコー検診は、メールやネット配信で定員になりました ~ 申し込み方法: お名前、ご住所、避難元市町村、事故当時に未成年のお子様の人数をお知らせ下さい。 宛先:[email protected] ※このメールアドレスからの受信設定をして下さい。 Hsink は、 福島県民健康調査による検診ではなく、 避難者が被ばく検診を受けられる機会を増やせる よう取り組みを始めています。 8 月、「甲状腺エコー検診神奈川連絡会」(共同代 表に Hsink 代表が就任)による検診のお知らせをし ました。メール、ネットによる告知で、2 週間ほど でほぼ定員に達してしまいました。 ≪ 検診にご協力下さるどの団体も、「避難者を優先 して差し上げたい」との意向があります。 避難者向けの案内や優先枠のお知らせができる よう、ぜひ、Hsink からのメールを受信し、メール 内容にある要領に沿ってお申込み下さい。 7月 Hsink 出席の会議・講演など ≫ ◆ 1日 ◆ 5日 ◆16 日 ◆14 日 足尾銅山スタディツアー参加 日本ジャーナリスト会議 講話 第 4 回口頭弁論と原告交流会に出席 原発被災者の住宅確保 院内集会 甲状腺エコー検診神奈川連絡会 会合 ◆18 日 川崎市の議会報告会で Hsink 活動紹介 ◆19 日 放射能と子ども・検診シンポに出席 ≪ 8月 Hsink 出席の会議・講演など ≫ ◆ 1 日 新横浜ロータリークラブ 卓話 ◆ 8 日 さがみ生協病院 打合せ ◆13 日 佐藤勢津子さんチャリティコンサート 応急仮設住宅の延長の署名活動 ◆22 日 横浜市民測定所 訪問 << 今号のもくじ >> ・財物賠償概要(区域外避難の方への参考情報) ・子ども・子育て支援新制度(全国 27 年 4 月より) ・子宮頸がん予防接種の重篤な副反応 ・学習支援のある塾情報 ・甲状腺エコー検診神奈川連絡会 他 ※直送出来る方に郵送しています。お問合せ下さい。 ご自宅で出来ること ・発送作業など <編集・発行> 避難・支援ネットかながわ ~Hsink~ 避難者主体の団体です。 ホームページ:http://hinansien-netkanagawa.org/ メール:[email protected] 直送・配送可能な方への拡張版です。 「避難・支援ネットかながわ」は、これまで、ご協力下さる個人・団体を通じて避難されている方へ当団 体の通信紙などをお届けしてきました。ご協力下さった皆様には大変ありがたく感謝しております。 一方で、ご協力先のご事情等によりお届け出来ていない情報(ADR や訴訟関連情報、署名やアンケート等)、 また、タイムラグもありました。 そこで、直接発送できる方への「拡張版」を発行することとしました。 賛同者申込みを頂けた方には直送する事が可能になります。更に充実した内容をお届け致したく、お申込 みをお待ち致しております。 来年度より、賛同者のみの送付も検討しています。 避難という状態に置かれたまま3年が経過し、避難者同士が必要な情報を直接に連絡出来る体制作りが急 がれています。お知り合いにおすすめ頂けますと幸いです。 平成 27 年 4 月より全国でスタート! 子どもや子育て家庭の状況に応じたさまざま な支援を市町村が中心になって行うため、 小学生以下、特に 0 歳~未就学児 地域により内容、名称、利用料金が異なります。 のお子さんへの保育について、 どのような事業や制度が適切なものを選択し 受けられるサービスや料金が たり、円滑に利用出来るよう相談員をおくなどの 変更になります。 支援も行います。 選択肢が増え、 新たに「支給認定」ができ、認定の内容により、 サービス内容が充実します。 手続きや料金、受けられるサービスが異なります。 まずは、お近くの市町村の窓口で、「子ども・子育て支援新制度」のパンフレットなどを入手して 下さい。説明会を行っている市町村もあります。 横浜市に問い合わせたところ、避難元に住所がある方は、避難元市町村からの「広域入所(利用)」 という形になるそうです。避難形態が、一家/母子/子どもだけ などによっても違いがあるとのこと。 基本的には、神奈川県内の利用する制度や施設を決める → サービスを提供する側と避難元の市町 村が協議をして詳細を決定する、ということになるそうです。 初めてのことなので、混乱がありそうですね…。他の避難者へ情報共有のためお知らせしたいこと があれば、[email protected] へご一報ください。 子宮頸がんワクチン接種後に重篤な副反応が多発し、 戦後最悪の薬害の可能性も・・・ << 副反応の例(厚生労働省の報告書から要約) >> 疼痛、じんましん、発熱、おう吐、頭痛、めまい、倦怠感、感覚麻痺、痙攣、血圧 低下、チアノーゼ、脳波異常が、継続的に続くこともあり、難病認定に至る場合も ある。他、失神、アナフィラキシーショックによる呼吸困難や呼吸停止など。 ●横浜市では医療支援を実施しています。 横浜市健康福祉局健康安全課(相談窓口) 電話:045-671-4190 平日 8:45~17:15 E-mail:[email protected] HP:「横浜市保健所 予防接種」で検索 ●全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会 http://shikyuukeigan.fem.jp/ ●さとう内科循環器科医院 http://satouclk.jp/ 子宮頸がんワクチン接種の被害情報等も充実 避難区域の皆さんには、東電から第四追補に関連 する書類が送付されていることと思います。請求書 ①に全ての資産が記載されているかを確認して下 さい。 区域外の方が ADR などを活用することも想定し、 財物賠償の対象物をご紹介します'(下表)。算出基準 などは、横浜弁護士会や原子力損害賠償機構の個別 相談会をご活用下さい。 会場にお越しになるのが難しい方へは、原子力賠 償支援機構による区域内の方向けの資料を個別に お送り出来ます。Hsink までご連絡下さい。 <対象資産の具体例> 対象資産の分類 宅地 建 物 具 体 例 建築物の敷地 等 居宅、共同住宅、店舗、事務所、倉庫、車庫、便所 等 電灯、スイッチ、コンセント配線、電話配線設備、動力配線設備、 電気・ガス設備 照明器具、蛍光灯用器具、インターホン配線設備、ガス設備 等 洗面化粧台、浴槽、ユニットバス、ユニットシャワー、流し台システムキ 給排水・衛生設備 建 ッチン、給湯器、便器、合併浄化槽、井戸 等 建 築 築 空調設備 冷暖房設備、床暖房設備、換気設備、換気扇、レンジフードファン 等 物 設 防災設備 スプリンクラー、消火栓設備、火災報知器、避雷針設備 等 備 窓、ガラス戸、雨戸、出入口戸、シャッター、乗用エレベーター、 建具ほか ダムウェーター、庇、階段、造付け家具、造付け仏壇等 環境設備 太陽光発電設備 等 カーポート、ガレージ、駐輪場、車庫前シャッター、オーバードア、スラ 車庫周り イドドア、ハンガーゲート、車止めスぺースガード、EV車充電ポール 等 構 築 門扉、引き戸門扉、伸縮門扉、フェンス、緑化フェンス、塀、防犯用エリ 物 門周り・隣地境界 アガード 等 ・ エントランス等 表札、照明、手すり、ポスト、インターホン、門柱、門袖、アーチ 等 庭 ウッドデッキ、鳥小屋、畜舎、サイロ、給油タンク、テラス、 木 庭周り ガーデンルーム、オーニング、雨水タンク、庭木、池 等 建築物所有目的の地上権および賃借権(ご自宅や店舗等の建築物を所有す 借地権 るために有償で宅地を利用する権利) 賠償説明会で、「井戸に汲み上げポンプを付けたばかりだった。賠償金額はどれくらいか?」「地目は農 地のまま家を建て増ししていた。宅地として賠償の対象になるか?」などの質問が出ていました。 個別相談の時間は限られているので、手元に写真等があれば持参すると効率が良いです。 東電ウェブ資料より要約 宅地・借地権 :地震・津波による控除はせずに賠償の対象になります。 建物 :地震・津波による以下の損害の程度に応じた賠償の対象になります。 建物の 賠償金額からの 賠償金額の 建物の損害状況 損害状況 控除の割合 割合 倒壊 100%を控除 0% 地震・津波により倒壊・流出 全損 50%を控除 50% 地震で大きく損壊し、住み続けられない 半損 一部損 津波で建物の半分以上が浸水した 地震の損壊復旧に大がかりな工事が必要 津波で1m以上浸水した 地震の損壊復旧が比較的簡単で回復可能 津波で床上浸水した ※詳しくは賠償に関する個別相談などでお確かめ下さい。 20&%を控除 80% 3%を控除 97% の調べ方 神奈川県にきてびっくりしたことのひとつが、学校の多さ。そして、塾の多さ。 …ということで、学習をサポートしてもらえるものがないか、子どもの教育へ助成金がないか、 という声が聞こえてきています。そんな折り、避難ママが情報を寄せて下さいました! 「全国学習塾協会」が、被災者した子どもの学習支援をしている塾の一覧を出しています。 URL:http://www.jja.or.jp/information.html 「インフォメーション」の中にあります。 情報は時とともに変わるので、情報の元を教えてもらえるのが一番ありがたいですね! Hsink としてもアンテナを張りますが、皆さまからの情報もお待ちしています。 現在の情報は、同封の別紙を参照して下さい。 「別紙1 東日本大震災被災児童生徒受入れ学習塾一覧(第 12 報)」 神奈川県民 神奈川県内の市民団体・個人が参加しています。 地域の大人が子どもたちの健やかな成長を願い、 甲状腺エコー検査の実施に取り組んでいます。 避難者 《 甲状腺エコー検診神奈川連絡会 神奈川県民(団体・個人)+ 避難者(団体・個人) 団体 A 団体 B 医師 病院 検 診 の 実 施 参加団体・個人 》 福島子ども・こらっせ神奈川 こども まもりたい 避難・支援ネットかながわ Hsink 県民のいのちとくらしを守る共同行動委員会 プルトニウムフリーコミニケーション神奈川 川崎市職員労働組合 及び、個人有志 URL:https://sites.google.com/site/echokenkanagawa/ << 福島原発事故から逃れて・ 4年目の避難生活 >> JCJ (日本ジャーナリスト会議)神奈川支部例会で 区域外避難の2名の方にお話をお願いしました。 ★鴨下祐也さん(ひなん生活を守る会会長 いわき市から東京へ) http://youtu.be/n6CR7ta6bQ0 ★鹿目久美さん(大玉村から相模原市へ) http://youtu.be/odn83rYXcAI << 第9回 健康管理のあり方会議 ダイジェスト版動画 >> この会議の正式名称は、「東京電力福島第一原 子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方 に関する専門家会議」。 放射能の健康への影響をどのように捉えるか、 また、今後の福島原発事故に伴う住民の健康管 理や医療支援を行うかを各方面の専門家が検討 している会議です。Our Planet TV 提供 URL: ourplanet-tv.org/?q=node/1820 別紙1 東日本大震災被災児童生徒受入れ学習塾一覧(第 12 報) (全国学習塾協会 HP より抜粋) SHOSHIN 塾名 陵南セミナー 北加瀬塾 Hsink 通信 11 号 国大Qゼミ CG *1 横浜市、川崎市、逗子市、 鎌倉市、横須賀市、三浦市、 秦野市、伊勢原市、厚木市、 対象教室の所在 藤沢市 相模原市 川崎市幸区 横浜市 鎌倉市 川崎市 綾瀬市、大和市、座間市、 相模原市、藤沢市、平塚市、 茅ヶ崎市、小田原市、南足柄 市、足柄下郡、中郡二宮、中 郡大郡、町田市 対象学年 小2~中3 中1~中3 小1~高3 小4~中3 小 1~高3 受入れ期間 ご都合に合わせます 期限なし いつから、いつまででも 各生徒高校入試 終了まで 平成 27 年 3 月 指導形態 集団 集団 集団・個別 集団・映像・個別 集団・映像・個別 定員 無 各学年 50 名 無 各校2名 無 252-0804 193-0835 212-0057 221-0056 233-0013 本部所在地 藤沢市湘南台 1-14-4 八王子市千人町 2-2-15 電話と担当者 0466-45-5555 舟本良造 042-666-0099 峰尾 淳 授業料等の費用 無 教材費・諸経費 学用品等の支給 *1 川崎市幸区北加瀬 2-7-2 横浜市神奈川区金港町 横浜市港南区丸山台 5-32 ベイフロント横浜 5F 1- 10-24 044-588-6369 上山 045-802-1492 畠中真美 045-840-1701 鈴木早苗 無 無 無 無 無 無 無 教材費のみ実費 有 有 有 有 無 無 CG 中萬学院、CG 啓明館、CG パーソナル、CG ハイブリッド、CG 高等館(対象学年や学習形態、指導方法などにより名称が異なります) 詳しくは各塾の問合せ先に電話をして確認して下さい。 「全国学習塾協会の HP 情報を見た」と言うと話がスムーズかと思います。 お子さんにぴったりの塾が見つかるといいですね!
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