(3)観光 クアラルンプールは首都である。多民族国家を感じられる何かを

(3)観光
クアラルンプールは首都である。多民族国家を感じられる何かを期待して観光した。
歴史的建造物と下町のチョーキットで見た住民の暮らしぶりが印象に残った。幸運
にも見れた「MINISTRY OF TOURISM & CULTURE」ショーは圧巻だった。
a.観光案内所(マレーシア・ツーリズム・センター)
1935 年に建築されたコロニアル風建築物である。本館前が綺麗な庭園になっていて、
ライトアップされると一段と見栄えがした。
一回目の訪問は、地図を見て最寄り駅、モノレールのブキッ・ナナス駅から歩いた。
二回目は土地勘がつかめたのでツイン・タワーから歩いた。
係員は事務的な対応。無料バスの路線図や市内観光地図を貰った他に催事の情報を
入手した。無料PCがあったが休止中。半日無料ウオーキングツアーの案内もあった。
後日行ったシテイギャラリー内の観光案内所の対応は丁寧で良かった。
翌日、無料のカルチャーダンスショーを見た。日曜を除く毎日
15:00〜15:45 開催。歌あり踊りあり、観客サービスタイムも
あり楽しい一時を過ごした。観客は日本人だけ 10 数名で、駐
在員とお友達の家族。終演後、出演者達は観客と記念写真撮影
のサービス。旅行者のオモテナシにぬかりはない、私も撮った。
独立広場周辺の無料ウオーキングツアーがあったが、自力で観
光することにし、申し込まなかった。
b.結婚披露食事会に遭遇
クアラルンプールで最もマラ―シアらしさが感じられるエリアがチューキットだそ
うだ。散策していたら、裏町の市道に結婚披露宴会場が設営されていた。受付にいた
花嫁のお友達に声を掛けたら、嬉しい事に引き出物を頂戴した。中味は、鳩の飾り、
ゆで卵、チョコレート菓子、クッキー、ナタデココ入りフルーツポンチ。
丁度昼食の時間帯、ご近所さんがお祝いに駆け付け食事をしていた。大人の服装はま
ちまちだったが、子供達の一団がムスリムの晴れ着を着ていた
こんな体験は個人旅行の醍醐味である。披露宴は夕刻から開始。ホテルに戻って出直
そうと思ったが、体力が持たず断念した。
c.ペトロナス・ツイン・タワー
ペトロナス・ツイン・タワーはクアラルンプール観光のシンボルである。昼夜 2 回出
かけた。ガスっていたので展望台には上らなかった。商店街に日本の伊勢丹、ユニク
ロ、紀伊国屋があった。伊勢丹地下食品スーパーで鳥取物産展が開催されていた。ユ
ニクロで驚いたのは、ダウンコートなどの冬物商品が日本と同時期に同様に陳列販
売されていた。誰が買うんだろう?。寒い国へ出かける人かな。
d.スリ・マハ・マリアマリン寺院(ヒンドゥー教寺院)
マレーシア最大のヒンドゥー教寺院。チャイナタウンのど真ん中にあり、熱心な教徒
で賑わっていた。異教徒も自由に見学できたので、参拝客の邪魔にならないように写
真を撮った。神像に食事を捧げる儀式の真っ最中で、寺院内には賑やかな楽団演奏が
響き渡り、溢れんばかりの参拝客が神前に詰めかけていた。こんな光景が見れるのは、
個人旅行の醍醐味である。寺院周辺にはお供え品を売る屋台が軒を連ねている。