当日のワイン

来日予定者
David Berry Breen
Manuel Marinacci
Mario Fontana
Davide Rosso
Gianluca Viberti
Andrea Mantengoli
Luca Ferraro
Paolo Benegiamo
Luca Carbone
Berrys' Italian Buyer
Manuel Marinacci
Cascina Fontana
Giovanni Rosso
460 Casina Bric
La Serena
Bele Casel
L’Astore Masseria
Carbone
Wine List ワインリスト
Region
Producer
Manuel Marinacci
マヌエル・マリナッチ
Cascina Fontana
カッシーナ・フォンタナ
Piedmont
Giovanni Rosso
ジョヴァンニ・ロッソ
460 Casina Bric
460 カッシーナ・ブリック
Tuscany
Veneto
Puglia
La Serena
ラ・セレーナ
Bele Casel
ベーレ・カセール
L'Astore Masseria
ラストーレ・マッセリア
Wines
2011 Dolcetto d'Alba
2008 Barbaresco
2009 Barbera d'Alba
2009 Langhe Nebbiolo
2008 Barolo
2008 Barolo Serralunga d'Alba
2008 Barolo Cerretta
2008 Barolo La Serra
2010 Vino Rosso 'Ansj'
2007 Barolo
2008 Barolo Monvigliero
2010 Rosso di Montalcino
2007 Brunello di Montalcino
2006 Brunello di Montalcino Riserva
NV Prosecco Asolo 'Extra Dry'
2011 Prosecco Asolo 'Extra Dry' Millesimato
NV Prosecco Asolo Colfondo Metodo Tradizionale
2011 Rosato 'Massaro', Salento
2011 Malvasia Bianca 'Krita', Salento
2010 Negroamaro ' Filimei'
2011 Fiano, Basilicata Bianco
Basilicata
Carbone
2008 Aglianico del Vulture '400 Some'
カルボーネ
2008 Aglianico del Vulture 'Stupor Mundi'
2008 Quota 600, Etna Rosso
*ワインリスト、来日生産者は変更となる場合があります。
Berry Bros. & Rudd Japan Kokusai Bldg. 2F, 3-1-1 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0005
Tel: 03-5220-5491 Fax: 03-3201-5141 www.bbr.co.jp
Piedmont
Manuel Marinacci マヌエル・マリナッチ
ほとんど知られていないバルバレスコ地域の村、アルバの町近郊のサン・ロッコ・セノ・デルヴィーノに、ひっそりとマヌエル・マリ
ナッチの所有する 4 ヘクタールの単一畑があります(栽培品種はネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット)。まだ若い造り手で、
今のところ自慢の種と言えば、1990 年代半ばに卒業したアルバの栽培学校ウンベルト1で、ジュゼッペ・マスカレッロと同級生
だったことでしょうか。卒業後、マヌエルは海外や地元の大きなワイナリーや小さなワイナリーで修業を積んだあと、2002 年に
サン・ロッコ・セノ・デルヴィーノの畑をリース契約しました。2004 年が彼の初ヴィンテージになります。マヌエルが造るのは 3 種
類のワインで、ドルチェット・ダルバ、バルベーラ・ダルバ、そしてバルバレスコです。目新しいのは、マヌエルがすぐさま伝統的
な醸造法を採用したこと。おそらく、ジュゼッペの影響が刷り込まれているのでしょう! バルバレスコ用のネッビオーロは培養
酵母を使い、温度管理をせずにセメントタンクで仕込まれています。
Cascina Fontana カッシーナ・フォンタナ
一族の 6 代目にあたるマリオ・フォンタナが、母のエルダ、妻のルイザ、2 人の息子エドアルドとヴァスコとともに、アジエンダ・ア
グリコーラ・カッシーナ・フォンタナを創設しました。1995 年のことで、わずか 4 ヘクタールしかない、宝石のようなバローロのド
メーヌです。ペルノの小村に居を構えるこのワイナリーは、カスティリオーネ・ファレット村の 3 つの畑(ヴァレッティ、ヴィレーロ、
ポッツォ)、セッラルンガ村を超えてすぐのところにあるシニーオ村の畑、そして 2008 年ヴィンテージからはラ・モッラ村のガッ
リノットの畑にも、それぞれ区画を保有しています。マリオは出来る限り丁寧にブドウの世話をし、ワインを造り、そして必要なと
きには青いバンでワインの配送までしています。バローロの仕込みにあたっては伝統的方法を好んでいて、すべてのネッビオ
ーロの畑からとれたブドウをブレンドし、1 種類のワインに仕上げています。すべての区画を合わせたワインは、ヴィンテージによ
る差のない、非常に安定した品質なのが特徴です。マセレーションはステンレスタンクで 15~20 日間、スラヴォニア産の大
樽(容量 20 ヘクトリットル/30 年使っている栗材のもの)で 2 年間熟成し、さらに一年間ステンレスタンクで、瓶詰め後も発売
までに一年間熟成させています。
セカンドワイン的なランゲ・ネッビオーロは、畑の特徴がよく出ています。ブドウは、カスティリオーネ村のポッツォと、シニーオ村
の畑からのもので、バローロよりも短期間のマセレーションのあと、大樽とフレンチオークのトノー(1000 リットル程度の大きさの
樽)で短期間熟成させます。ネッビオーロの入門編的なワインで、若いうちに飲んでもいいですし、10 年ほど置いてから楽しむ
こともできるでしょう。フルボディですが洗練されたスタイルのバルベーラ・ダルバは、爽快なシニーオ村のブドウ 60%と、気品
のあるカスティリオーネ・ファレット村のブドウ 40%から出来ていて、バリックの古樽で約三ヶ月間熟成されます。バルベーラの
平均生産量は年僅か 500 ケースです。
Giovanni Rosso ジョヴァンニ・ロッソ
アジエンダ・アグリコーラ・ジョヴァンニ・ロッソは、12 ヘクタールの畑を持つ小規模家族経営ドメーヌで、バローロ地域内、セッ
ラルンガ・ダルバ村にあるバウダーナの小集落に位置しています。ロッソ家は、1890 年代からセッラルンガ・ダルバ村に畑を
所有し、ブドウ栽培を行ってきていますが、ジョヴァンニ・ロッソの名前で元詰めを始めたのは 1995 年のことです。近年、ダヴィ
デ・ロッソの代になってからこのワイナリーは刷新されました。この若者は様々なワイナリーで修業したのですが、中にはブルゴ
ーニュのドメーヌ・ジャン・グリヴォやドニ・モルテも含まれています。所有する 7 区画の畑のほとんどが、セッラルンガ村の泥灰
質、粘土質、砂岩質の優れた土壌の場所に集まっていて、標高は 430mもあります。中でも、急斜面で石灰質の強いラ・セッ
ラの畑と、表土が深く粘土の多いチェレッタの畑が高名です。ダヴィデは原則的に、有機農法でブドウを育てています。ワイナ
リーでは伝統的な手法を重視し、小型のセメントタンクを用い、1 ヶ月にも及ぶ野生酵母でのアルコール発酵とマロラクティッ
ク発酵を行います。その間、温度は管理しません。果実味の純粋性を保つため、デレスタージュではなく優しいルモンタージ
ュで抽出します。熟成は 50 ヘクトリットルのボッテ(大樽)で行い、樽材はフランスのフォンテーヌブロー産のものです。その結
果出来上がるワインは、テロワールの本質を捉えています。
460 Casina Bric 460 カッシーナ・ブリック
ジャンルーカ・ヴィベルティの一族は 1923 年以来、バローロ地域内のヴェルニェ村でネッビオーロを育ててきました。2010 年
にジャンルーカは、一族のためにワインを 22 年造り続けたあと、再出発することを決意します。ドメーヌ名は 460 カッシーナ・
ブリックというもので、「460」は畑の標高、「カッシーナ・ブリック」はピエモンテ方言で「丘の頂上にあるワイナリー」の意味です。
トルトーナ期の粘土質土壌の畑を、ジャンルーカは合計 10 ヘクタール保有していて、高名な畑であるブリッコ・デル・ヴィオレ
やサン・ポンツォ内にもその区画があります。
Berry Bros. & Rudd Japan Kokusai Bldg. 2F, 3-1-1 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0005
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Tuscany
La Serena ラ・セレーナ
50 ヘクタールあるラザ・モンタルチーノの地所(うち 9 ヘクタールがブドウ畑)は、トスカーナ地方に暮らすマンテンゴーリ家によ
って 1933 年から保有されており、1988 年に新しいワイナリーが完成した際に生まれ変わりました。さらに近年では息子のアン
ドレアが、ラ・セレーナというこのワイナリーを管理するようになっています。アンドレアは元々建築家を目指していた人物で、妻
のエリザベッタも一緒です。モンタルチーノ地区北東部の斜面に位置していて、醸造に際してはコンサルタントのパオロ・カチョ
ルニャの指導を受けています。スタイルは現代的で、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのワインとしては瑞々しく若いうちから楽
しめる造りです。比較的短期間、選抜酵母で発酵をさせたあと、フレンチオークのバリック(小樽)と、スラヴォニアン・オークの
ボッテ(大樽)の両方で熟成させています。
Veneto
Bele Casel ベーレ・カセール
ルーカ・フェッラーノがこのワイナリーの将来を担う最も若い世代で、父のダニーロと共に、この 10 ヘクタールの小規模家族経
営ドメーヌを切り盛りしています(年産 12 万本)。ワイナリーの所在地は、ヴェネト州の町トレヴィーゾの近くにあるカエラーノ・サ
ン・マルコです。ブドウ畑は、景観が大切に守られているアゾーロという粘土石灰質土壌の丘陵地にあって、石灰質がワインに
香り高い白桃の風味をもたらしています。ルーカが家業に参加したのは 1988 年で、当時は醸造学校を卒業したばかりでした
が、ワイナリーに刷新をもたらしました。2003 年に新しい醸造施設を建て、「マゼール」という新しい畑の植え付けも行ったので
す(この畑のブドウは、「ミレジマート」のワインに用いられています)。畑は有機栽培です。
Puglia
L’Astore Masseria ラストーレ・マッセリア
プーリア州にある、この模範的なドメーヌの歴史は土地の歴史を反映していて、オリーブの林、ブドウ栽培、石灰岩の基岩が
特徴です。医者を家業とするパオロ・ベネジャモの一家が、1930 年代からサレント半島のクトロフィアーノ村近くにある、100 ヘ
クタールのラストーレ・マッセリアの地所を所有してきました。しかし、自社ラベルでのワインが発売されたのは、バルクワインの
市場が崩壊した 2005 年になってからのことです。現在の生産量である年産 8 万本は、まだ設備生産限度の 3 分の 2 程度
で、土着品種であるネグロアマーロ、プリミティーヴォ、マルヴァジア・ビアンカに注力しています。2010 年からは有機栽培の認
証も得ています。
Basilicata
Carbone カルボーネ
サラ・カルボーネはバジリカータ州で驚嘆すべきワインの数々を産み出しています。彼女の一家は 1974 年以来、10 ヘクター
ルの自社畑でブドウを栽培していますが、サラとルーカが元詰めを始めたのは 2005 年になってからで、それまでは DOC アリ
アーニコ・デル・ヴルトレの有名生産者であるパテルノステルにブドウを売っていたのです。ブドウは、ヴルトレ山を取り囲むよう
に広がるチョコレート色をした火山性土壌で栽培されていて、フルボディの赤ワインを産むアリアーニコと、白ブドウのフィアーノ
が、最高の品質で育てられています。
Berry Bros. & Rudd Japan Kokusai Bldg. 2F, 3-1-1 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0005
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