スライド1:スライドタイトル: ツイート,リンク,ピン(Pinterestでの写真追加

スライド1:スライドタイトル:
ツイート,リンク,ピン(Pinterestでの写真追加),投稿―
ソーシャルメディアを使って系図探究の壁を打ち破る
リサ・A・アルゾ,美術学修士
スライド2:概要
ソーシャルメディアを使って,かつては知らなかった従兄弟を見つけたり
,難問の答えを見つける。
この部会では以下を採り上げます。
探究の壁を打ち破るヒント
成果を上げる方法
成功談
スライド3:導入−れんがの壁の画像−あらゆる系図家がぶつかる探究の
壁について検討します。よくある問題でありながら,実際は「壁」の実体
について思い込みや誤解があります。
スライド4:「壁」を打ち破る−系図における「壁」とは,「一見解決で
きそうもない探究上の問題,どこを見渡しても答えが見つからない状態」
と言えます。そんなときは答えを求めて問題の周りから掘り下げていくか
,地道に調べ続けます。
スライド5:「ネット上にパンくず」を残す―インターネットのおかげで
,難問解決の選択肢はほかにもたくさんあります。この部会で採り上げる
幾つかの戦術は,以下の種類のものを含みます(時間が限られるため,事
細かに網羅できませんが,最善の事例を選びました)。
スライド6:ソーシャルネットワーキング。系図家が好んで使うソーシャ
ルネットワークのサイトには以下のようなものがあります(ただし,これ
に限ったものではありません)。
ブログ
チャットとハングアウト
DNA鑑定
一族のウェブサイト
特定地域に関するサイト/地図
掲示板やフォーラム
オンライン家系図
写真共有サイト
ピンボード
墓地のウェブサイト
画像・映像ページ/トリビュートページ
ビデオ
ウィキ
スライド7:事例:ブログ―わたしのブログ, The Accidental
Genealogist www.theaccidentalgenealogist.com(2006年6月よりネ
ット掲載)について簡単にお話しましょう。
スライド8:家族を見つける―存在すら知らなかった従姉妹が,わたしの
ウェブサイトとブログを見て2008年に電子メールで連絡してくれたいき
さつ。
スライド9:二人のきょうだいの身の上話−連絡してくれた従姉妹は,父
方の祖父の弟の孫娘でした(祖父は弟が生まれる何年も前にスロバキアを
離れてアメリカに向かったため,この二人は顔を合わせたことがありませ
ん)。二人は手紙でやりとりしましたが,祖父は一度も帰国しませんでし
た。
スライド10:先祖の足跡をたどる―2010年に,祖父の故郷スロバキアの
クチンを訪れました。連絡をくれた従姉妹はわたしたちが会えるように,
同じ日程で旅行の計画を立てました。彼女は自分の両親や,これまで知ら
なかったほかの従姉妹たちにも会わせてくれました。
スライド11:欠けたピースを見つける−スロバキアの従姉妹たちとの出会
いによって,曽祖父母について知ることができました。例えば,曽祖父は
「渡り鳥」で,アメリカに何度も渡って働き,スロバキアに戻って土地を
購入する資金を貯めました(その土地はわたしも旅行の間に実際に歩きま
した)。一族にまつわりその他のストーリーも明らかになりました。
スライド12:ソーシャルネットワーキング―ソーシャルネットワークを介
して予想外のつながりができる2つ目の事例。シェリル・フレミング・パ
ーマーのブログ Heritage Happens からのストーリー。
「情報を全部消化するまで,時間をちょっと止めてもらえませんか。知ら
なかった従姉妹がまたもやネット上で,Facebookで見つかり、つながる
ことができました。……しかもここにはもうグループができていて,家族
歴史の本もまとめられています。……写真や……DNA鑑定も終わっていま
す。……フォーギーの系統について山ほどの情報があって、全部消化する
のに時間がかかりそうです!」
スライド13:系図探究の問題をクラウドソーシング―21世紀の系図家は
,多くのツールを使って探究の難問を解決することができます。系図はか
つてのような孤独な趣味ではありませんし,系図家には助けとなるリソー
スがあります。互いに助け合うことで大きな突破口を開くことができます
。かつて知らなかった従姉妹やその他の親族と系図コミュニティでつなが
った人の事例を参考にして,クラウドソーシングの概念を活用してくださ
い。
スライド14:啓示板とフォーラム―事例:RootsWeb/Ancestry,
Genealogy.com,Yahoo!。ソーシャルネットワークサイトが登場する前
,こういった手段を講じて質問をしたり,疑問を投稿したり,情報収集す
ることが多かったです。しかし,それらは固定的(時には一方通行)で,
何か投稿をしてもどれだけ早く回答が来るか(あるいは回答があるかさえ
も)分からない状況でした。……Ancestryメッセージボードのスクリー
ンショット。
スライド15:家族向けウェブサイト−1998年にMyFamily.comには,パ
スワードで保護された,プライベートで家族向けのウェブサイトプラット
フォームがあることを知りました。わたしはそういった幾つかのサイトの
会員でしたし,二つのサイトについては管理者でした。MilposHanigovce-Lutinaサイトのスクリーンショット。
スライド16:写真共有サイト―Dead Fred(右側)では,写真を投稿す
ることができます。特に身元不明の人物の写真が取り扱われており,その
画像の身元特定をコミュニティの人々に助けてもらうことができます。
Flickr(左側)には,系図関連写真の大きな分類項目があります。
スライド17:DNA鑑定―DNA鑑定は書類上での追跡を超越して,関係の
有無を明らかにし,適切な遺伝子情報および先祖の情報について学びます
。
スライド18:ピンボード―Pinterestも,系図家の間で人気が上がってき
たサイトです。Pinterest上のGenealogy Tip Jarボードの一例(スクリー
ンショット)。
スライド19:特定地域に関するサイト/地図―:ピンの概念を引き続き(
場所や写真に基づく):Google Earth,History Pin,What Was There
スライド20:語り部/トリビュートページ−Fold3 Memorial Pages(ス
クリーンショット)のようなオンラインのトリビュートで先祖のストーリ
ーを共有。
スライド21:ウィキ―オンラインの知識データベース(ユーザー側が発信
)は,人気の情報提供方法となっています。ファミリーサーチウィキのス
クリーンショット。
スライド22:墓地のサイト―Finda A Grave,Billion Graves,Resting
Spotなどのサイトを通じて,墓石の投稿や検索(検索依頼)ができます。
スライド23:予期せぬ発見:Find A Graveリクエスト−系図ブロガー,
ダイアナ・リッチーが先祖に関する重要な情報を見つけるために,Find A
Graveリクエストがどのように役に立ったか紹介する経験談。「たった一
枚の写真によって,系図に子供が一人加わりました。アンナというその女
性の死亡日が分かっただけでなく,さらに死亡証明書まで入手できました
。そのおかげで彼女の旧姓がパークソンだったことも分かり,両親の名前
はジョンとアンナで,どちらの出生地もドイツであることが分かりました
。……
これらの情報はすべて,会ったこともない人が現地に行って写真を撮って
くれたおかげで,初めてわかったことです。しかも,わたしが依頼しても
いないのに。
驚きです。見知らぬ人の厚意に,どれほど恩を受けているか考えると,驚
嘆せずにいられません。」ダイアナ・リッチー,Random Relatives Blog
スライド24:ビデオ―YouTubeに家族歴史関連のコンテンツが急増して
きました。経験談:リサ・ルイーズ・クックによるGenealogy Gems
Podcastを愛聴する一人の女性が,「1946年トーナメント・オブ・ロー
ズィズ・パレード(ローズパレード)」のために祖母が作り,入賞したフ
ロート(山車)が写っているビデオをYouTubeで見つけたという例。「一
瞬のひらめきで媒体を変えることにしました。YouTubeでいろいろなビデ
オを検索していると,パレードの投稿がありました。そのビデオを見てい
たら,何と写っていました!鮮やかな色の幌馬車がほんとうに動いていま
した。思わずパソコン室で小躍りしてしまいました。」―ローリー,祖母
が作った1946年ローズパレード入賞フロートを見つけたGenealogy
Gems Podcast愛聴者(YouTubeのスクリーンショット)。
スライド25:Smart Matching™:MyHeritage.com―スマート・マッチ
ング技術が家族をつなぐうえでどのように役立ってきたかについて,
MyHeritage.comユーザーの経験談。(MyHeritage Blogのスクリーンシ
ョット)
スライド26:オンライン家系図―家系図のネット掲載をまだ考えていなか
った方は,今一度ご検討ください。WikiTree(スクリーンショット)を使
ったことで,妻が曽祖父についてさらに知ることができた系図家の成功談
。
スライド27:親族と疎遠になっていた先祖について,以前は不明だった情
報。その男性がニュージャージー州の刑務所で登録されていたことを示す
1930年国勢調査の画像。
スライド28:予想外のつながり―Wiki Treeのプロフィールを通じて連絡
を取った話。「Wikitree上で『年長』のきょうだいの一人の努力と,わた
しが年少のきょうだいについて投稿したことから,年少のきょうだいの娘
がプロフィールを見つけて,わたしに連絡をくれました。」―ランディ・
ホワイテッド,系図専門家
スライド29:チャットとハングアウト−Googleハングアウトと
Genealogy Twitterチャット(genchat) は,教育,討論,系図の問題解
決の手段として人気が高まりつつあります。2013年3月18日(ルーツテ
ック開催期間中)のDearMyrtle's Google Hangoutのスクリーンショッ
ト,およびGenChatのスクリーンショット。
スライド30:ルーツテック2013―ルーツテック2013の期間中のハング
アウトオンエアでは,ヘッセン人先祖に関する討論が行われました。
「わたしの先祖のアンソニー・ショップは,独立戦争でイギリス側とアメ
リカ側,どちらでも戦いました。その後ボストンでドイツ系ではない女性
と結婚して,メイン州へ移りました。」―ジュディ・ホルコム・スミス
わたしの先祖の「ジョン・スペード」はおそらくヘッセン人で……
ヘッセン人の「召集令状」で駆り出される前に二度身を隠し,徴兵をかわ
して〔原文のまま〕,(ウェスト)バージニア州モンロー郡に住みついた
という話です。―ジョディ・スペード・レースラー
スライド31:ルーツテック2013−ハングアウトに参加していて,ルーツ
テックに出席した系図家ヘザー・ローホが,問題について調べたところ,
前述の人々の情報が載った書籍を家族歴史図書館で見つけました。系図家
ラス・ワージントンからの引用:「ハングアウトオンエアで採り上げたと
ころ,
ほかの人もストーリーを見つける助けになりました。」―ラス・ワージン
トン,A Worthington Weblog
スライド32:複数のソーシャルメディアの活用―時にはワンツーパンチ(
複数のソーシャルメディアツールやサイトを活用すること)で攻めるのも
問題解決の手立てとなります。23andMe,LinkedIn,Facebookの活用
についてバーニー・グレーシーの経験談。つなぐ(23andMe)
信用確認 ―(LinkedIn)とつながった後の関係構築(Facebook)バー
ニー・グレーシーの言葉。「ソーシャルメディアが『最後の決め手』とな
りました。長らく23andMeでDNA探究に時間を費やしていましたが,最
近になって二人の従兄弟が見つかり,関係を確認しました。どちらとも
23andMeで声をかけ合い始めていましたが,LinkedInでお互いを見つけ
たときに信頼度が一気に高まりました。「つながった」後はFacebookで
きずなを深めています。」―バーニー・グレーシー,系図専門家
スライド33:複数のソーシャルメディアの活用―23andMe + Linked In
+ Facebook = 成功
スライド24:「難問」−思い込み?現実?
この表現を使うのはやめましょうか?
問題の別の突破口はありませんか?
自由に使えるツールがもっとあります。
ソーシャルメディアは皆さんが答えを見つけるのに役立つでしょうか?
スライド25:まとめ―インターネットとソーシャルメディア=ボタン一つ
でアクセスできる世界中のリソース
しかし……その前に「見つける望みと見つけられる望み」を持つことが必
要です!
ソーシャルメディアは即座の反応があります。ここに皆さんが「驚嘆」と
「小躍り」をする瞬間が増えることを願って。
スライド26:問い合わせ先―ウェブサイトのスクリーンショット:
http://www.lisaalzo.com
スライド27:お疲れ様でした!RootsTech.orgから講座資料をダウンロ
ードしてください。