専用器具の使用方法

Ver.1.5
専用器具の使用方法
専用器具の使用方法
1
臼蓋のリーミング
P.5
2
シェル・サイズの確認
P.6
3
シェル(インプラント)の挿入
P.7
4
スクリュー ホールのドリリング
P.9
5
スクリューのねじ込み
P.11
6
ライナー・トライアルの設置
P.13
7
ライナー(インプラント)の設置
P.15
1
AMS HA CUP 専用器具
■ シェル・
トライアル トレー
(S)
2
●
9
●
4
●
3
●
10
●
5
●
6
●
11
●
15
●
7
●
12
●
16
●
13
●
17
●
8
●
14
●
18
●
19
●
20
●
1
●
No.
品 名
数量
S-1
シェルメタルトライアル・ハンドル
2
S-2
シェルメタル・
トライアル #40
1
S-3
シェルメタル・
トライアル #41
1
S-4
シェルメタル・
トライアル #42
1
S-5
シェルメタル・
トライアル #43
1
S-6
シェルメタル・
トライアル #44
1
S-7
シェルメタル・
トライアル #45
1
S-8
シェルメタル・
トライアル #46
1
S-9
シェルメタル・
トライアル #47
1
S-10
シェルメタル・
トライアル #48
1
S-11
シェルメタル・
トライアル #49
1
S-12
シェルメタル・
トライアル #50
1
S-13
シェルメタル・
トライアル #51
1
S-14
シェルメタル・
トライアル #52
1
S-15
シェルメタル・
トライアル #53
1
S-16
シェルメタル・
トライアル #54
1
S-17
シェルメタル・
トライアル #55
1
S-18
シェルメタル・
トライアル #56
1
S-19
シェルメタル・
トライアル #57
1
S-20
シェルメタル・
トライアル #58
1
■ 基本器具 トレー
(B)
10
●
13
●
12
●
11
●
●
9
2
●
6
●
7
●
5
●
4
●
3
●
8
●
●
1
16
●
14
●
15
●
2
No.
品 名
数量
B-1
クイックリリースハンドル
1
B-2
フレキシブルドリルシャフト
2
B-3
ドリル 30
3
B-4
ドリル 40
3
B-5
ドリル 50
3
B-6
ハンマー
1
B-7
フレキシブルタップハンドル
2
B-8
タップ
3
B-9
ドリルガイド
1
B-10
ドライバーハンドル
1
B-11
スクリュードライバー
1
B-12
ユニバーサルスクリュードライバー
1
B-13
フレキシブルスクリュードライバー
1
B-14
スクリュー鉗子 15°
1
B-15
スクリュー鉗子 60°
1
B-16
スクリューディプスゲージ
1
■ ライナー・
トライアル トレー
(L)
骨頭径(mm) 種 類
22
ライナー・
トライアル
サイズ
MX
MX
26
STD
MX
28
STD
数量
#42
ライナー・
トライアル 22-MX #42
1
#44
ライナー・
トライアル 22-MX #44
1
#46
ライナー・
トライアル 22-MX #46
1
#48
ライナー・
トライアル 22-MX #48
1
#50
ライナー・
トライアル 22-MX #50
1
#52/54
ライナー・
トライアル 22-MX #52/54
1
#56/58
ライナー・
トライアル 22-MX #56/58
1
#44
ライナー・
トライアル 26-MX #44
1
#46
ライナー・
トライアル 26-MX #46
1
#48
ライナー・
トライアル 26-MX #48
1
#50
ライナー・
トライアル 26-MX #50
1
#52/54
ライナー・
トライアル 26-MX #52/54
1
#56/58
ライナー・
トライアル 26-MX #56/58
1
#44
ライナー・
トライアル 26-STD #44
1
#46
ライナー・
トライアル 26-STD #46
1
#48
ライナー・
トライアル 26-STD #48
1
#50
ライナー・
トライアル 26-STD #50
1
#52/54
ライナー・
トライアル 26-STD #52/54
1
#56/58
ライナー・
トライアル 26-STD #56/58
1
#46
ライナー・
トライアル 28-MX #46
1
#48
ライナー・
トライアル 28-MX #48
1
#50
ライナー・
トライアル 28-MX #50
1
#52/54
ライナー・
トライアル 28-MX #52/54
1
#56/58
ライナー・
トライアル 28-MX #56/58
1
#46
ライナー・
トライアル 28-STD #46
1
#48
ライナー・
トライアル 28-STD #48
1
#50
ライナー・
トライアル 28-STD #50
1
#52/54
ライナー・
トライアル 28-STD #52/54
1
#56/58
ライナー・
トライアル 28-STD #56/58
1
ライナー・
トライアル 32-MX #50
1
#52/54
ライナー・
トライアル 32-MX #52/54
1
#56/58
ライナー・
トライアル 32-MX #56/58
1
ライナー・
トライアル 32-STD #50
1
#52/54
ライナー・
トライアル 32-STD #52/54
1
#56/58
ライナー・
トライアル 32-STD #56/58
1
#50
MX
品 名
32
#50
STD
3
■ シェル・インサーター トレー
(I)
3
●
(注 意)
ライナー・インサーターは、必ずライナーに対して垂直
1
●
に挿入してください。
No.
品 名
I -1
シェル・ホルダー L
1
I -2
シェル・ホルダー R
1
I -3
シェル・インパクター・ロッド
2
数量
ライナーがシェルにロックされているかどうかは、
ライナーに隠れていないシェルの外周部分を目視
で観察することにより確認することが可能です。
2
●
3
●
骨頭径
(㎜)
臼蓋リーマ セット
■ 臼蓋リーマ(R)
ライナー・インサーター
22
26
28
23
1
●∼●
32
164
No.
品 名
R-1
オーソスターリーマー HD38
数量
1
R-2
オーソスターリーマー HD39
1
R-3
オーソスターリーマー HD40
1
R-4
オーソスターリーマー HD41
1
R-5
オーソスターリーマー HD42
1
R-6
オーソスターリーマー HD43
1
R-7
オーソスターリーマー HD44
1
R-8
オーソスターリーマー HD45
1
R-9
オーソスターリーマー HD46
1
R-10
オーソスターリーマー HD47
1
R-11
オーソスターリーマー HD48
1
R-12
オーソスターリーマー HD49
1
R-13
オーソスターリーマー HD50
1
R-14
オーソスターリーマー HD51
1
R-15
オーソスターリーマー HD52
1
R-16
オーソスターリーマー HD53
1
R-17
オーソスターリーマー HD54
1
R-18
オーソスターリーマー HD55
1
R-19
オーソスターリーマー HD56
1
R-20
オーソスターリーマー HD57
1
R-21
オーソスターリーマー HD58
1
R-22
オーソスターリーマー HD59
1
R-23
オーソスターリーマー HD60
1
臼蓋のリーミング
臼蓋リーマを用い、臼蓋軟骨および軟骨下骨
をリーミングします。徐々に大きなリーマを使用し、
リーミングを進めていきます。
適当な骨新生を得るため、必要な海綿骨面を
確保します。
臼蓋リーマ(R-1∼23)
リーミングは、使用するシェルの径より1mm小さいリーマまで用いることを
基本とします。骨質のやわらかい症例では2mm小さいリーマで止めます。
シェル(インプラント)、
リ−マおよびシェル・トライアルのサイズ対応表
シェル(インプラント)
・サイズ
42
44
46
48
基本サイズ
―
41
―
43
―
45
―
47
骨質のやわらかい症例
40
―
42
―
44
―
46
―
リーマ・サイズ
シェル・トライアル・サイズ
5
40 41 42 43 44
45 46 47
シェル・サイズの確認
シェルメタル・トライアルに刻印されたサイズ
表示は、
その外径寸法であり、使用するインプラン
ト・サイズは、通常トライアルのサイズ表示より1mm
大きいサイズとなります。
シェルメタルトライアル・ハンドルの先端に
シェルメタル・トライアルを取り付け、
リーミング
を行った臼蓋の寸法、形状、方向性を確認します。
シェルメタル・トライアル(S-2∼20)
φ51
シェルメタルトライアル・ハンドル
(S-1)
50
52
54
56
58
―
49
―
51
―
53
―
55
―
57
48
―
50
―
52
―
54
―
56
―
48 49 50 51
52 53 54 55
56 57
6
シェル(インプラント)の挿入
術側に対応するシェル・ホルダー(左側用:表示“シェルホルダーL”,
右側用:表示“シェル
ホルダーR”)
を選択し、シェル・インパクター・ロッドを本体に挿入、組み立てます。
シェル・ホルダーは左右別になっているため、症例に応じてどちらか一方を選択して下さい。 [左側用]
[右側用]
適当な臼蓋形成がなされたことを確認した後、使用するサイズのシェルをシェル・ホルダー
に装着します。シェルのシェル・ホルダーへの固定は、
シェルに設けられたノッチとシェル・ホ
ルダー先端のガイドを嵌合させた状態で、手元のシェル・インパクター・ロッドを回転させ
固定します。
AMS HA シェル
42
・サイズ
44
46
48
50
52
54
56
58
基本サイズ
― 41 ― 43 ― 45 ― 47 ― 49 ― 51 ― 53 ― 55 ― 57
骨質のやわらかい症例
40 ― 42 ― 44 ― 46 ― 48 ― 50 ― 52 ― 54 ― 56 ―
リーマ・サイズ
シェル・ホルダー(I -1∼2)
シェル・インパクター・ロッド(I- 3)
〔ノッチ〕
〔ガイド〕
シェル
7
患者の体軸と骨盤の位置を確認します。シェルを臼蓋に挿入し、
ハンドルAを体軸に平行に、ハンドルBを体軸に直角にすることに
よって、
シェルはおよそ傾斜角45゜
、前開き20゜
に設置されます。
〔ハンドルA〕
20゜
[左側用]
〔ハンドルA〕
体軸
〔ハンドルB〕
゜
45
体軸
〔ハンドルB〕
[左側用]
最適の位置が得られたら、
シェルを打ち込みます。
シェル・インパクター・ロッドを回し、シェル・ホルダーを取り
去ります。 8
スクリュー ホールのドリリング
ドリル(φ3.2mm)
をフレキシブルドリルシャフト
〔レバー〕
に取り付けます。
ドリルを取り付ける際は、
フレキシブル
ドリルシャフト先端部のレバーを引いた状態で、
ドリル
(φ3.2mm)
を挿入し、
時計回りに回転させた後、
レバー
を放すと固定されます。
ドリルガイドをシェルのスクリューホールに挿入し、
臼蓋をドリリングします。
ドリル(B-3∼5)
AMS HA シェル
マルチ・ホール
クラスター・ホール
ノン・ホール
ドリルガイド
(B-9)
ドリルガイドは1種類であり、一方の先端部の角度
が30°
となっており、他方が60°
になっています。
スクリューホールの位置に応じて、
ドリリングが容易
フレキシブルドリルシャフト
(B-2)
°
(注 意)
60
30°
に行える角度で使用して下さい。
ドリリングの際、
ドリルに過度な曲げ応力を
加えると、
ドリルが破損したり曲がったりする
可能性が有ります。
ドリルガイド
(B-9)
9
ドリリングしたスクリューホールの深さを測定するため、スクリューディプスゲージが用意されています。
読み取り基準面に表示されている数値がスクリューホールの深さになります。
読み取り基準面
30
40
50
60
スクリューディプスゲージ(B-16)
スクリューホール
の深さ
内刺
入長
10m
m
Ⓐ全
Ⓑ骨
長
ドリル
(単位:mm)
スクリューの配置については、臼蓋の後上方の領
域が最もリスクの少ない部分です。通常、上方の
スクリュー群を最初に挿入し、次に坐骨や恥骨へ
の下方の孔が必要か否かの決定を行います。
ドリルガイド
フレキシブルドリルシャフト
(単位:mm)
品 名
Ⓐ全長
Ⓑ骨内刺入長(Ⓐー10)
ドリル 30
30
20
ドリル 40
40
30
ドリル 50
50
40
10
スクリューのねじ込み
専用のスクリュー鉗子を用いて、形成したスク
リューホールにスクリューを挿入し、専用のスクリ
ュードライバーを用いてねじ込みます。
スクリュー鉗子
(B-14∼15)
60°
スクリュー
15°
スクリュードライバー(B-11∼13)
(注 意)
スクリューのねじ込みが終了した時点で、
スクリューヘッ
ドがシェルの内面に突き出ていないように注意してくださ
い。ライナー・
トライアル及びライナーの挿入が十分行え
ない場合があります。その際は、
そのスクリューを抜去し
スクリュー鉗子は先端のスクリュー把持部の
角度の異なるものが2種類用意されています。
11
正しい方向へ再挿入します。 ドライバーは、
スクリュードライバー、
フレキシブルスクリュー
ドライバーハンドル
(B-10)
ドライバー、ユニバーサルスクリュードライバーの3種類が用意
されており、
いずれもドライバーハンドルに装着して使用します。
ドライバーをドライバーハンドルから取り外す際は、
ドライバー
先端部のレバーを引いた状態で、
ドライバーを引き抜くことにより、
a 全長
b 骨内刺入長
〔レバー〕
取り外すことができます。
ドライバーハンドル(B-10)
スクリュー
(単位:mm)
スクリュー
ドライバー
(B-11)
ユニバーサル
スクリュードライバー
(B-12)
フレキシブル
スクリュードライバー
(B-13)
品 名
a 全長
骨内刺入長*
b チタンスクリュー 6.5-15
15
12
チタンスクリュー 6.5-20
20
17
チタンスクリュー 6.5-25
25
22
チタンスクリュー 6.5-30
30
27
チタンスクリュー 6.5-35
35
32
b
*
:シェル・サイズが54と58の場合、⃝骨内刺入長は1mm短く
なります。
スクリューはセルフタッピングの設計となっていますが、骨質が硬い場合は、専用のタップを
フレキシブルタップハンドルに取り付けてタッピングを行います。タップを取り付ける際は、
フレキシブルタップハンドル先端部のレバーを引いた状態で、タップを挿入し、時計回りに
回転させた後、
レバーを放すと固定されます。
タップ(B-8)
〔レバー〕
12
フレキシブルタップハンドル
(B-7)
ライナー・トライアルの設置
ライナーはM X( 1 5 ゜
リップ付 、内 径:2 2 m m 、
26mm、
28mm、
32mm)
とSTD(リップ無し、
内径:
26mm、
28mm、
32mm)が用意されています。
ライナー・トライアルもそれぞれのタイプが用
意されています。
骨頭径
種類
(㎜)
22
シェル・サイズ
ライナー・
トライアル
42 44 46 48 50 52
54 56 58
42
MX
44
MX
26
46
STD
48
50
MX
28
STD
MX
32
STD
13
52/54
56/58
MXタイプは15゜
ピッチで24個のスロットとリップ
中 央を示 すセンター・マーキングを有しており、
リップの設置位置を症例に応じて設定できます。
ステム・
トライアルを用いて整復を行い、可動域
と安定性を確認します。
〔ノッチ〕
シェル
ライナー・トライアル
(MXタイプ)
〔センター・マーキング〕
(後方)
(前方)
恥骨稜
坐骨
14
ライナー(インプラント)の設置
ライナーを、
用手的にシェルに平行に設置します。
[ノッチ]
[スロット]
(注 意)
ライナーを設置する前に、以下のことを必ず実行してください。
・シェルの内面や周囲に付着した軟部組織、骨、骨片等を除去する。
・全てのスクリュー・ヘッドがシェルの表面に出ていないかどうかの最終確認を行う。
・ライナーのスロットをシェルのノッチに確実に嵌合させる。
クイックリリースハンドル先端にライナー・イン
サーターを取り付けます。ライナー・インサーターを
ライナーに挿入し、ハンマーでたたき込みます。
ライナー
クイックリリースハンドル(B-1)
ハンマー(B-6)
ライナー・インサーター
15
(注 意)
ライナー・インサーターは、必ずライナーに対して垂直
に挿入してください。
ライナーがシェルにロックされているかどうかは、
ライナーに隠れていないシェルの外周部分を目視
で観察することにより確認することが可能です。
骨頭径
(㎜)
ライナー・インサーター
22
26
28
32
16
〔2009年5月改訂〕B1T100222TW T-624-5 GZLXM49-92
9-92