ブラジルにおけるばら積み貨物の不足について ブラジル法制度における運送人の責任 ブラジルは、ヘーグ・ルールの批准国でもなければ、ヘーグ・ヴィスビー・ルールの批准 国でもないため、ブラジルの裁判所がこれらの条約の原則および規定を適用することはな い。 ブラジル法上、運送人の責任は厳格であり、運送人の義務はその表れの一つである。すな わち、運送契約の不履行については運送人に過失があると推定される。 運送人の主たる義務は、貨物を、目的地において、受領時と同じ状態で船荷証券の所持人 に引き渡すことである。 ここから、運送人は運送を託された貨物の滅失および損傷に責任を負っていると推定され、 運送人の過失の有無に拘わらず損害を賠償する義務を負うことになる。 貨物の不足の潜在的原因 ばら積み貨物については、ある程度の滅失または不足は想定されており、ブラジルの裁判 所も貨物目録に記載された貨物の合計量の 1%は自然に失われる量として認めていること に留意することが重要である。 ブラジルは依然としてインフラ問題に苦しんでおり、港湾関係を中心に投資が増えている にもかかわらず、特にハイウェイや港湾の整備は進んでいない。 そのため、ばら積み貨物の不足は、運送過程における、運送場所、ハンドリングや貨物の 計量方法の違い、貨物の種類および気候の影響等複数の原因により生じ得る。 この点に関しては、船長の関与が極めて重要となる。船長は、船積中に船荷証券との相違 に気付いたときは、そのことについて船荷証券にリマークを挿入できるだけでなく、義務 を負っている。そのような相違としては、たとえば、陸上スケールの測定値とドラフトサ ーベイの測定値との相違、船荷証券に記載された貨物の種類および質についての記述と本 船に実際に持ち込まれた貨物との相違等が含まれる。 下記の条項は、船荷証券に記載された貨物と船積みのため本船に持ち込まれた貨物との相 1 違に気付いた船長・運送人が船荷証券にリマークを挿入する行為をサポートするものであ る。 Brazilian Civil Code: 第 743 条:本船に持ち込まれた貨物については、その種類、金額、重量、数量および 他の貨物との混同を避けるために必要なその他の特徴が記載されていなければならず、 また consignee については少なくとも氏名および住所が指定されていなければならな い。 第 744 条:貨物を受け取ったときは、運送人は、関連する特別法規に基づき、貨物の 識別が可能な情報を明記した船荷証券を発行しなければならない。 補遺条項注 1: 運送人は、consignor に対し輸送貨物について詳しく記載した、署名済 みの書類 2 部を作成し、うち 1 部を運送人に渡し、正式に認証された残り 1 通を船荷 証券の不可分の一部を構成するよう要求することができる。 注 1 補遺条項とは、条項の補遺であり、直上の条項に関連する事項を規定する。 Brazilian Commercial Code: 第 519 条:船長は、本船に持ち込まれた貨物およびその他私物の正式な保管者と推定 されるため、船荷証券に照らしてこれらの管理、良好な荷造り、保護および迅速な引 渡の義務を負う(第 586 条および第 587 条) 。 第 575 条:船荷証券には、日付および次の各事項が記載されていなければならない: 1. 船長の氏名、運送人名および consignee の氏名(船荷証券が to order として発 行されている場合は、consignee の氏名は省略できる)ならびに本船の名称および サイズ; 2. 貨物の質、数量、および余白に注記された銘柄および番号; 3. 出発地および仕向地、ならびに該当する場合は寄港名 4. 運送料、取決めがある場合はボーナス(primagem)および支払地ならびに支 払方法; 5. 船長および運送人の署名(第 577 条) 。 2 Federal Decree-Law116/1967 は、物品の海上輸送について規定している。 第 4 条:物品は、船舶所有者またはその代理人が発行した受領書に従って本船に持ち 込まれる。 §1 貨物受領書は、2 通発行される譲渡不能船荷証券のうち、分割積出に関する記 述および貨物の不足または損害および荷造りの損害に関する記述のための適切な スペースがある1通と一体として発行される。 Federal Law 9.611/1998 は、貨物の複合一貫輸送について規定している。 第 9 条:複合運送契約は、貨物複合一貫運送状の発行および複合一貫運送業者による 貨物の受領をもって効力を発する。 §1. 複合一貫運送人は、貨物の受領に際し、shipper が貨物に関して記載した内 容が不正確であると認める場合には、 その旨を運送状に記載しなければならない。 船長/運送人が shipper から船荷証券にリマークを挿入しないよう強請を受けた場合であ っても、何らかの相違に気付いた場合には、リマークを挿入することは権利であるととも に義務でもある。 サントス港、サルバドール港およびパラナグア港注 2(下記の原文の URL 参照)といったブラジ ルの港湾には良い設備が備わっていないため、ばら積み貨物は、しばしば輸送中およびハ ンドリング中に失われる。 したがって、たとえ港湾当局が陸上スケールの正確さを定期的に認証しなければならない ことになっているとしても、ターミナルでのスケールが適切に認証されているかどうかを 調べておくことが常に推奨される。 物品の質/重量に相違がある場合にも、異議の申立やジョイントサーベイを行うことが推 奨される。もっとも、ジョイントサーベイは、例えば遅延を生じさせ得ることや、その場 合には貨物の品質/数量について誤った情報を与えた者が、当該遅延から生じる損害につ いて責任を負うことがあり得ることに留意しておくことが重要である。 3 陸上スケールか、ドラフトサーベイか ブラジルの裁判所は、以下の判例法に記述されるように、どちらの計測方法を考慮すべき か明確な見解を示していない。 民事控訴審 ばら積み貨物の海上運賃について. 損害賠償について. 重大な損害について. 揚地 重量の相違について. 粒状塩素酸塩カリウムについて. 第 6 民事グループの一部を構成する民事部(Chamber)が採った見解に従えば、ドラ フトサーベイによる重量値はブラジルの法制度上認められない。何故なら輸送中およ び本船からの荷揚作業中に生じた損失を考慮しておらず、輸入者の管理を超えた役務 から生じる損失を当該輸入者に負わせることになるからである。 (TJPR. パラナ州控 訴裁判所、No.267526-9、報告担当判事:マセード・パチェコ、2005 年 4 月 29 日発 行) ---X--- 抗告 暫定貨物受領証の記載の無効確認訴訟―中間判決による救済の請求―却下―輸出契 約―物品の輸送―陸上スケールとドラフトサーベイとの重量差―抗告却下―原審判 決を支持 船長はドラフトサーベイの方法を採用する権利を有しており、船長が記載した事項を 公的書類から抹消することはできない。 (抗告 No.0077651-55.2010.8.21.7000 報告 担当判事:ルイス・ロベルト・インペラトーレ アシス ブラジル、2010 年 2 月 26 日発行) 上記判断にもかかわらず、ブラジルの裁判所は、国税庁通達 No.1.020 に基づいて、2010 年より連邦関税局の検査官が受け入れる測定法を一般に採用している。 第 24 条:連邦国税庁の現地部署が任命した専門家が本船上で、輸出入にかかるばら 積み貨物の数量計測を行うときは、ターミナルで行われる陸上計測は排斥される。但 し、連邦国税庁(RFB)長官が、陸上計測を行うことが正当と判断する場合は、この 限りでない。 4 第 28 条:ばら積み貨物の計測が本船上で行われた場合には、当該ばら積み貨物が 1 人以上の輸入者または輸出者に属する場合であっても、商品種類毎および派遣された 連邦国税庁の現地部署の検査官毎に専門家の報告書または報告証明書が作成されるも のとする。 第 29 条:ばら積み貨物の計測についての報告書は、結論に至る方法および計算を証 明する表が添付されている場合のみ有効とする。 ばら積み貨物の不足 ブラジルの裁判所の中には、下記の裁判例の通り、自然な散逸として 0.6%の限度までば ら積み貨物の不足を認めていることが知られている。 海上輸送について. 損害賠償について. 貨物数量の相違について. 運送人の厳格責任に ついて. 1. 意見聴取の公平な機会は却下されていない。製品(重過リン酸石灰)の自然な散 逸割合に関する証拠書類は無意味である。何故なら荷揚げされた全貨物の集計時にそ れは既に考慮済みであり、消失物品の数量の結果が出る前に控除されているからであ る。上訴人の不満により、課税手続に採用されている 5%を税に関して利用する意図 が明らかになった。貨物の自然な散逸は今では存在しない TARGS(現在は廃止され たリオ・グランデ・ド・スル州の控訴裁判所)が示唆したように 0.6%の割合におい て認められ、これは類似事案において先例として引用されている。 2. オペレーションレポートの翻訳は、本船の船長は、荷揚数量と判明した損失につ いて明確に気付いていたことを証明している。 よって、 通知がなかったという主張は、 認められない。 3. 運送人の厳格責任は、現存する契約関係から導き出されている。ドラフトサーベ イ条項は、ブラジルの法制度では適用されない。私的機関が発行した証明書に含まれ る情報に虚偽があるという主張は証拠が不足している。アブドス・トレボス(輸出会 社)の測定値の使用は、本訴訟において順序だてて述べられた事実を前にした場合に は差し控えられるべきである。更に、当該情報は、船長を免責にするほど十分な証明 力を有していない。貨物の一部が散逸したという事情の下で生じる、輸出者の損失に 対する賠償義務の免除について、船長は、は何も立証していない。また、計測に不整 5 合があるという主張は、3 トンの製品差を導くまでには至らならない。 (民事控訴審 No.70022707772 第 12 民事部 報告担当判事:オルランド・エーマン・フニオール 判決:2008 年 8 月 7 日) ---X--損害賠償訴訟について. 海上輸送について. 物品の不足について. 船舶所有者―傭 船者の不法行為責任および厳格責任について. 法令 No.116/67 利害関係者の調査の 不適用について. 上級裁判所(STJ) 判例 No.109 の非重要性について. 港湾局の 証明書は自然な散逸を原因とする 0.6%の控除を証明するのに十分であることについ て.荷揚げ以降インフレ調整が適用されることについて. 1. 運送人の責任は、過失と言うよりはむしろ契約に基づく厳格なものであり、海運 会社は運送品につき責任を負わなければならない。 2. 法令 No.116/67 は、運送人と港湾局の関係を規定するに過ぎず、本件には適用さ れない。 3. 港湾局が発行する証明書は有効であり、公式検査と同様の効力を有する。よって、 それに関して時機を逸した主張または一方的であるとの主張は考慮されない。 4. 輸入商品全体の 0.6%を控除することは、製品自体の脆弱性および輸送の構造上の 自然な散逸として議論の余地なく受け入れられる。 5. 貨物に不足が生じたことの責任は契約上の責任であるから、荷揚以降のインフレ 調整の適用は正当である。 (TAPR、 上訴判決 5601、 第 5 民事部、報告担当判事: クレイトン・カマルゴ、1996 年 12 月 27 日判決) 他の裁判所は、ばら積み貨物の合理的不足量として 1%を受け入れる傾向にある。 損害賠償について. 回復訴訟について. 保険契約について. ばら積み小麦の海上輸 送について. 荷揚時の 252 トンの損失について. 輸送貨物全体の 1.2029%の実損に ついて. 被保険者に対する保険金の支払について. 請求の却下. 保険会社が損失補 填義務を負っていないという根拠について. 変更の要求について. 却下. 1%の逸 失は一般的であるとみなされる. IN/SRF(連邦国税庁通達)No.12 について. 厳格 な免責について. 損害賠償支払の必要がないことについて. 失という主張が不適切であることについて. 6 荷揚作業中に生じた損 控除金額請求の排除について. 上訴の 却下. 争われている金額の 15%を弁護士費用とすることについて. 割合的な減額請 求について. 却下. 最少の割合と最大の割合の平均について. 申立の複雑さの訴訟 親和性について. 上訴棄却. 原告適格の欠如について. 有効性について. 船会社代理店は取引において運送会社の直接代理人として行動す る場合にのみ運送会社と連帯して責任を負うことについて. 懸け離れた貨物の損失について. ることについて. 船会社代理店について. 船会社代理店の責任と 荷揚作業中に生じた損失という主張が不適切であ 運送会社または港湾局が選択した荷揚げ方法について. 原告適格 の欠如が認められることについて. 上訴認容. (TJSP−サンパウロの上訴州裁判所 ―上訴 No.0030756-77.2008.8.26.0562、判事:エルソン T. オリベイラ 第 17 私法 部) この 1%の不足限度は、2009 年法令 6.759 第 251 条第 2 項第 II 号に規定されており、以 前受け入れられていた旧 5%の不足限度から減らしたものである。 第 251 条第 2 項第 II 号:ばら積みで輸入される貨物の荷揚により生じる散逸は、そ の性質またはハンドリング条件にもよるが、1%を超えない限り、自然な散逸もしく は減少の対象となる。 連邦関税局が実施する検査 連邦関税局による検査は、輸出に対するよりも輸入に対して実施されるのがより一般的で ある。 もっとも、この理解については議論の余地がある。連邦関税局の税務監査官によっては、 通達 No.1.020/2010 注 3 に基づいて通関検査を実施できると考えているが、そのような検査 は連邦法令 NO.8.010/2013 に従いもはや適用されないとする税務監査官もいる。 理解を容易にするため、下記の通達 No.1.020/2010 の第 21 条から第 25 条までを参照され たい。これらの条項は、専門家の選択と登録、ならびにばら積み貨物の計量について規定 している。 注3 第 21 条: 船舶輸送されるばら積み貨物の計量は、検査予定日に港において荷揚げ作業をしている船舶について、 以下の基準に基づくサンプリング検査により行うものとする。 I―輸入品:50% II―輸出品:30% 7 補遺条項:連邦国税庁の現地部署の長は、その権限の範囲内において、本条に規定されたサンプリングの割合を変更す ることができる。 第 22 条:計量は、ばら積み貨物の重量を Kg 表示により測定して行われるものとする。 §1 重量測定は、次の方法により行われるものとする: I−路上測定または線路上測定 II−バッチ計量システム III−連続重量測定システム §2 測定は、次のように行われる: I−排水量変化(排水量と喫水またはドラフトサーベイ値の差)を計算する II−タンクの空き容量を測定する III−タンクの満載容量を測定する IV−自動計測装置を使用する §3 測定は、最初と最後に行われなければならない。荷揚作業中は暫定測定も受け入れる。本船の係留場所を変更す るとき、または利害当事者が要求するときは予め関税局の承認を取らなければならない。 §4 液体または気体バルクについてはバッチ計測装置により直接測定をしなければならない。 §5 連邦国税庁の現地部署の長は、測定が自動計測装置により行われるときは、専門家の任命をしないことができる。 但し、公認機関が発行する較正の証明書を提出しなければならない。 第 23 条 輸入または輸出される固体ばら積み貨物の計量が陸上で行われる場合、または本船から車両に直接荷揚げさ れる場合は、輸送または受領時に使われる路上測定装置または線路上測定装置により計測されることが望ましい。 補遺条項:連邦国税庁通関手続部署は、貨物運送状または車両もしくはカーゴユニットに添付された書類を受け取り、 情報を把握した上でサンプリング検査を行う。 第 24 条 連邦国税庁の現地部署が任命した専門家が船上で輸出用または輸入用の貨物の計量を行う場合は、ターミナ ルでの陸上計測は行わない。但し、連邦国税庁の現地部署の長が正当な理由に基づいて別の決定をした場合はその限 りではない。 第 25 条 計量には、関税局、直接仲介人および当該作業に正当な利害を有することを当局に証明した者が立ち会うも のとする。 §1 計量に立ち会う直接仲介人とは、次の者をいう: I−運送人 II−受託者 8 III−輸入者 IV−輸出者 §2 直接仲介人が立ち会わないときは、当該計量の実施およびその結果に同意したものと推定する。 更に、輸入品と同様に輸出品もまた税関検査手続きを受けなければならない。関税規則第 580 条は、輸出のための通関手続とは「物品、提出書類および特定の法令に関連して輸出 者が申告したデータの正確性が通関手続と外国への輸出を前提として確認される手続のこ とである」と定めている。 SISCOMEX 注 4 に輸出申告の登録を行い、連邦国税庁のヤードにおいて貨物の存在が確認 された後、当該物品に対する次の三つの手続きのうち、どの手続が適用されるかが決めら れる。 −グリーン:自動通関 −オレンジ:書類検査 −レッド :書類検査および貨物検査 注4 SISCOMEX とは、ブラジル貿易統合システムをいい、 「Sistema Integrado de Comercio Exterior」 の略である。外国商品取引(輸出入)を登録するために使われる。 上記色別の輸出品の認定は、輸出品の種類ならびに必要輸出書類に示された記述内容に応 じて、ブラジル連邦国税庁の裁量によりなされる。 従って、運送人が、船荷証券に記述された物品重量(陸上スケール)とドラフトサーベイ による重量との間に相違のあることをブラジル連邦国税庁に報告した場合には、通関手続 実施後であっても、連邦国税庁は重量確認のために物品を検査し得る。この場合、輸出者 には既に支払った輸出税に加えて追加輸出税が課税されるとともに、罰金が科されること がある。 結 論: 上記の全てを考慮すると、以下のようにまとめることができる: 1)船荷証券に記載された数量はブラジルではどのように決定されるのか? ブラジルの裁判所は、一般に 2010 年より通達 No.1.020 に基づいて連邦関税局の検 査官が受け入れている計測方法を採用している。連邦関税局は、一連の必要書類が 9 サーベイヤーの能力および計測の信頼性を適正に証明しているならば、ドラフトサ ーベイを受け入れる傾向にある。但し、連邦関税局は輸出向けの貨物よりも輸入貨 物の方に深くかかわっている。いずれにせよ、この点についてはブラジルでは依然 として見解が分かれているため、事案に応じて重量測定値をドラフトサーベイと比 較することが推奨される。 2)陸上計測値とドラフトサーベイが一致しない場合、船主は異議を唱えることがで きるか? 可能である。陸上スケールとドラフトサーベイ結果に相違がある場合には、その旨 を船荷証券にリマークすることが法令上認められている。船主は、重量差について 異議を唱え、その旨のリマークを船荷証券に挿入し、且つ貨物数量を共同で再測定 することができる。 3)ブラジルで貨物重量不足が生じないようにするためには、船主は何をすべきか? ブラジルでは港湾施設が完全でない場合があることについて留意する必要がある。 船主は、 ターミナルの計測機器が適切に認証されているかどうか確認しておくこと、 また測定値が正確でない場合には常に船荷証券にリマークを挿入しておくことが望 ましい。物品引渡の遅延リスクはあるが、常にジョイントサーベイを行うことが推 奨される。 以上、簡単な説明ではありますが、ブラジルの現状を知る一助になればと希望しておりま す。更に詳細な情報が必要な場合、また他にお役に立てることがあれば何なりと仰せくだ さい。 敬具 ゴドフレド・メンデス・ビアナ 10
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