第6回「オレンジページ広告大賞」の受賞について

豆類基金
コーナー
第6回「オレンジページ広告大賞」の受賞について
財団法人日本豆類基金協会 齋 藤 章
(財)日本豆類基金協会では、豆類の消
5回連続シリーズで出稿しました。
費拡大を図るため、毎年度、複数の雑誌に
広告を出稿していますが、このうち「オレ
2.「オレンジページ広告大賞」とは
ンジページ」に出稿した広告が、本年6月
一方、株式会社オレンジページでは、
に「オレンジページ広告大賞」の審査員特
2006年から毎年、「オレンジページ」に掲
別賞を受賞しましたので、その概要をご報
載された広告の中から「読者いち押し」の
告いたします。
優れた広告を選ぶ「オレンジページ広告大
賞」を実施しており、第6回となる今回は、
1.「オレンジページ」に出稿した広告
以下のような方法で投票、審査等が行われ
当協会では、「豆の調理はやっかい」と
ました。
いう先入観を払拭し、もっと気軽に豆料理
■対象誌・広告
に接してもらえるよう、月に2回刊行され
「 オ レ ン ジ ペ ー ジ 」2009年11月17日 号 ~
る女性向け料理・生活情報誌で、当該ジャ
2010年3月2日号(8回分)に掲載された
ンルの中では最も購読者数の多い「オレン
カラー1頁以上の広告(該当総数:256作
ジページ」に、毎年度、豆料理レシピを紹
品)。
介する広告を掲載しています。
■募集方法
昨年度(第46事業年度)は、本誌の主な
対象誌で投票募集記事を掲載するとともに、
読者層である若い女性を訴求ターゲットと
WEB、携帯サイトでも投票を募集。
して、1日当たり1万8千件ものアクセス
■投票方法
がある人気レシピブログ「大変 ‼ この料
読者が各号で「よかったと思う広告」の1
理簡単すぎかも…☆★3STEP COOKING
位及び2位を選び、ハガキ、ファックス、
★☆」の作者で、現在、雑誌、テレビ等で
インターネット、携帯電話のいずれかの方
も活躍中の「ヤミーさん」こと清水美紀さ
法で、各号1人1回投票(投票総数:約
んに、おしゃれで簡単に作れる豆料理のレ
3,500)。
シピを紹介していただく広告を、2009年12
■審査方法
月2日号(11月17日発売)から2010年4月
各号ごと読者投票結果を1位=5点、2位
2日号(3月17日発売)まで、毎月1回、
=2点で集計し、各号の上位5作品、計40
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作品を受賞候補とし、審査員の投票を加味
いちろう氏の選定により「審査員特別賞」
して各賞を決定。審査員は以下の方々。
を受賞することとなりました。
服部幸應(服部栄養専門学校理事長)
贈賞会において紹介された当協会の受賞
藤野真紀子(食育料理研究家、前衆議院議員)
えのきどいちろう(コラムニスト)
中井美穂(アナウンサー)
杉森一広(オレンジページ編集長)
■各賞
○オレンジページ広告大賞:読者投票によ
る得点を考慮しながら審査員投票を加味し
て選定した3作品
○読者大賞:読者投票による得点が最も高
かった3作品
○審査員特別賞:読者投票による得点を考
慮しながら各審査員が選定した4作品
○部門賞:読者投票による得点を考慮しな
がら審査員投票を加味して商品ジャンル別
に決定した11作品
■審査結果発表
2010年6月18日、東京赤坂のホテル「ザ・
リッツ・カールトン東京」にて贈賞式を開
催。また、2010年6月17日発売(7月2日
号)のオレンジページ誌上でも審査結果を
掲載。
3.審査員特別賞の受賞
昨年度、当協会が「オレンジページ」に
出稿した一連の広告のうち4回分は第6回
「オレンジページ広告大賞」実施期間中の
出稿であったため、読者投票の対象となっ
ていましたが、はからずも「オレンジペー
ジ」読者からのたくさんの投票をいただい
て受賞候補となり、審査の結果、えのきど
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写真:受賞広告と受賞盾
広告に対する審査員のコメントと読者の声
■読者の声
は、以下のとおりです。
・豆をもっと食べようというだけではなく、
■審査員えのきどいちろう氏コメント
料理の紹介もされているのがいい(29歳、
広告の輪郭が誌面、ネット、タイアップと
主婦)。
融けていっている時代の「かわいい」広告
・豆料理はあまり作ったことがないのです
です。そのかわしさというのは、みんなが
が、豆料理を作りたくなった。興味がわき
知っている権威ではない、「私たちだけが
ました(46歳、パート・アルバイト)。
知っている」権威だというところです。
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