サービス ECCS クラウドメールサービスのご案内 教育用計算機システム(ECCS)では長年オンプレミスサーバ(クオリティア社製 MailSuite サーバ)を利用したメールサービスを提供していましたが、昨今のメールシス テムの複雑化や利用者増、またそれに関連するインシデント案件の増加等による運用管 理コストの増大に対応するため、ECCS2016 より、Google 社が提供する Google Apps for Education を利用したメールドメインを取得し、新しい ECCS メールの学生向けアカウン トとして運用を開始しました。 ECCSクラウドメールサービスとは Google Apps for Educationを利用したECCS学生ユーザ向けメールサービスです。ECCS 利用権を有する教職員も登録することにより利用可能です。g.ecc.u-tokyo.ac.jp というドメ インを新たに取得し、本サービス専用のドメインとして提供しています。 メリット ・クラウドサービスであるため障害等に強く、学内システムやECCSの停止等の影響をほ ぼ(一部連携機能を除く)受けません。 ・Gmailを普段から使っている人は、予備知識なくほぼそのまま利用開始できます。 デメリット ・学外サービスを利用しているため、障害ではなく何らかの理由によってメールが届かな い場合、その確認手段が学内サーバとして運用している場合に比べて少なく、対応で きません。 ・OAuth2 を利用した2段階認証を標準としているため、対応していないメーラでは使え ません。 独自の機能 ECCSクラウドメールは Gmail の仕様に準拠していますが、学内サービスとして UTokyo Accountと一部連携しており、それに基づく独自仕様があります。 *アカウントの有効性は、ECCSの付属サービスとして UTokyo Account と連動してお り、UTokyo Accountが失効するとECCS利用権の失効にあわせてECCSクラウドメール アカウントも失効します。 *メールのパスワードはECCSクラウドメール独自のものになります。ただしその更新 はUTokyo Accountの利用者メニューで行えるよう構築されています。 *アドレス名は初期文字列から変更可能です。ただし使える文字列や回数等に制限が あります。 6 Digital Life Vol.27 (2016.9) サービス 移行について ・旧アカウントについて、教職員向けメールアカウントは移行されません。教職員は今ま でのアカウントを継続して利用可能です。利用者メニューからの設定によりECCSクラ ウドメールも利用可能です。 ・学生向けメールアカウントのECCSクラウドメールへの移行に際し、旧アドレスからの メールデータ移行は行われていません。2016年9月時点では、旧アドレスはメールデー タ含め既に削除済みです。なお、旧アドレス向けのメールは今年度末まではECCSクラ ウドメール宛に転送されます。 問い合わせについて Gmailを利用しているため、基本的な利用方法やよくある問題等は、Gmail ヘルプを参 照ください。パスワードが通らない等、ECCSクラウドメール独自仕様に起因すると思わ れる問い合わせは情報基盤センター教育用計算機システム担当までお願いします。 ECCS クラウドメールサービスのご案内 http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/announcement/2016/02/08_2116.html ECCS FAQ:メール http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/faq/index.html#category55 Gmail ヘルプ https://support.google.com/mail/ 問い合わせメールアドレス ecc-support @ ecc.u-tokyo.ac.jp (教育本郷チーム・教育駒場チーム) Digital Life Vol.27 (2016.9) 7
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