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時代の変化に対応したGSへ
【コスモ石油東町サービスステーション 別府優行社長】
白老町の東玄関口、日の出町の町道沿いにある白老石油株式会社のガソリンスタンドは、昭和43年、当時は高
砂町にあった白老消防署横で創業しました。その後、石山や萩野の国道沿いにスタンドを増やし、統廃合しなが
らほぼ町内2ヵ所で営業を続け、最終的には日の出町の現在地に移り、COSMOのスタンドとして親しまれて
います。
「自動車産業の発展と共に歩んで来ましたが、大きな曲がり角を迎えています」と別府優行社長は話します。
ハイブリッド車や電気自動車の販売が伸び、燃費の良い新型車両も増えているので、ガソリン需要の減少はまぬ
がれません。しかし、「電気自動車によってガソリンがいらなくなる事態は考えらない」ともいいます「ガソリ
ン車が無くなるには電力の需給が急増しなければなりません。原子力発電の現状からはとても難しい」との見方
です。「暖房用の灯油の供給を含めて、まだまだスタンドの役割は大きい」といいます。
白老町は東西に細長く周辺町からの求心力があまりありません、しかも室蘭、苫小牧に挟まれ、人口減が続い
ています。「父の代からのお客さんを大切にしながら、“元気に、明るく、あいさつをする”をモットーにお客
様とのコミュニケーションをもっと深めたい」と言い、「時代の変化に合わせ、電力供給のスタンドなども検討
したい」と新たな展望も話します。
問い合わせ先:白老石油株式会社 COSMOステーション(日の出町1丁目1番8号)☎82-3121
白老産食材をメニューに導入
মྩਫ਼
東京スカイツリータウン内レストランで
5月22日にグランドオープンした東京スカイツリー
に隣接する商業施設「東京ソラマチ」30階のフレンチ
レストラン「ブラッスリーオザミ 東京スカイツリー
ソラマチ店」において、白老牛をはじめとした白老産
食材がメニューに導入されました。
白老町と同店を運営するオザミワールド株式会社
(本社:東京都中央区銀座 丸山宏人代表取締役)が、
「食材王国しらおいPR・販路拡大」に係る業務委託
契約を締結したことで、同店における白老産食材を用
いたメニューの開発、白老産食材をメインとした
東京事務所の活動の大きな柱である企業誘致活動
「(仮)食材王国しらおいフェア」の開催、白老町の観
として、4月18日から20日までの3日間、名古屋市
光ポスター、パンフレット、アイヌ伝統文化などを来
で開かれた「産業展示会」に出展しました。
客に広くPRします。
出展社数は約200社、来場者は約1万9千人で、
同店では契約締結後の第一弾メニューとして、白老
町のブースには約700人が立ち寄って、町のパンフ
産チョウザメとキャビアを用いたマリネのほか「白老
レットを眺める人や、状況を伺いたい―などと説明
牛の岩塩・ブドウ搾りかす包み 富士山の溶岩プレー
を求められ、町の立地条件の良さを強くPRしたと
ト焼き」をメイン料理としたオープン記念特別コース
ころです。
の提供を開始しました。町としても、最も話題性の高
今回、名古屋市で開催された産業展示会には、町
い「東京スカ
としては初めての出展でしたが、盛況のうちに終え
イツリータウ
ることができました。
ン」において
このほかにも、東京ビックサイトや幕張メッセで
行われる産業展示会に今年度も出展する予定ですが、
「食材王国し
これらの産業展示会については主催者のご協力によ
らおい」をP
り費用負担なしで出展しております。
R出来ること
今後もこのような機会を捉えるとともに、産業展
の効果は非常
示会で知り得た情報を活かし、首都圏で白老町の好
に高いものと
立地環境の魅力を充分に情報発信し、企業立地して
して、大きな
いただけるよう努めていきます。
期待を寄せて
(白老町東京事務所長 工藤智寿)
います。
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2012年6月号