平成 25 年 10 月 10 日 さわやか社員の皆さんへ 新日本ビルサービス株式会社 社長 関根 一成 いい会社をつくりましょう! さわやか社員の皆さん、こんにちは!すっかり秋のさわやかな季節になりました。食欲の 秋、読書の秋、運動の秋ですね。9 月 27 日(金)~28 日(土)、9 年ぶりとなる社員研修 旅行を行ない、長野県伊那市の伊那食品工業さんと、善光寺、栗と北斎と花のまち小布施町 (おぶせ)の散策とガーデニングの街づくりを視察しました。 伊那食品工業さんは、かんてんぱぱで有名な寒天メーカーで、48 年間増収増益のエクセ レントカンパニーです。3万坪の広大な敷地に、本社・工場、研究棟、3つのレストラン、 ショップ、かんてんぱぱホール(フォトアートギャラリー)、野村陽子植物細密画館、広々 とした芝生やガーデンがあり、年間35万人~40万人が訪れる場所になっています。 施設全体を役員お二人にご案内頂き、伊那食品工業創業者・代表取締役会長の塚越寛氏の 理念が隅々まで浸透しており、大きな感銘を受けました。 ○ 会社は永続することが一番大事である。会社は社員を幸せにするためにできたもの。 急成長でなく、ゆっくりと確実に成長する。売り過ぎない、作り過ぎない。 ○ 年功序列(抜擢のある年功序列)と終身雇用で会社都合で社員を首にしない。それは、 社員の末広がりの人生見通しがつき、大きなモチベーションになっている。60 歳以 上 65 歳まではシニア社員、その後、ぱぱな農園という農業法人で終身現役で働ける。 ○ 寒天というものを深く掘り下げることで、価格競争でなく、新しい用途・需要を創造 してきた。中小企業はどの業種であっても、研究開発型企業を目指すべきである。 ○ 100 年カレンダーで自分の命日があることを知る。人生は一度きりである。 ○ 会社は社員のために、社員は会社のために。会社は社員の幸せのために経営し、社員・ 自分の幸せは会社が成長しなければ実現しない。社員も自己啓発し会社を成長させる ことである。労使でなく、同志。志とは自分だけの為でなく、公の為に尽くすこと。 ○ 職場環境をキレイに快適にすることにお金をかける。寒天は水を大量に使い、粉も出 る過酷な職場環境であるが、長靴をさようなら運動を展開し、スニーカーで仕事がで きる職場になった。人間にとって一番大事なことは健康である。 ○ 社内外をきれにし、お掃除をし、環境整備に努める事は、多くのファン創りにつなが り、それが信頼やブランドにつながり、もの言わぬ営業マンの役割を果たしている。 2 日間とも快晴で、小布施のガーデニングでの街づくりも地元観光ボランティアの主婦と、 オープンガーデンの方々のご好意で、ひじょうに楽しく有意義でした。私達も環境サービス を提供する会社として、整理・整頓・清掃を徹底し、会社と各事業所の内外をきれいにし、 花や緑を植える環境美化に取組んできましょう。さわやかバスツアーも企画しますよ!
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