10月

平成28年10月 5日
東久留米市立第五小学校
校 長
昆
敏 郎
Tel
042-461-5843
ホームページ http://members3.jcom.home.ne.jp/dai5-e/
「読書の秋!読書旬間№2」
校長 昆
敏 郎
練習のときから天候をずっと心配していた運動会。無事に終了したことに感謝いたします。
子供たちは練習に取り組んだ成果を十分に発揮しました。みんなで力を合わせ、心を一つにした時
に、
「充足感」を一人一人が感じることができました。その結果、
「達成感」や「満足感」が生まれ、
仲間との「絆」が深まることを、この運動会を通して子供たちは実感できたと思います。
運動会スローガン「天に響け!大地に轟け!輝け!仲間と共に!~つなごう 心のバトン~」そん
な子供たちの姿を、地域の皆様、保護者の皆様方から大きな声援と拍手で応援していただきました。
本当にありがとうございました。
さて、五小では10月26日から11月9日までの間、第二回目の読書旬間を実施いたします。
子供たちは何をしていても、楽しい時は生き生きとして、心が明るくなります。子供時代の読書を
考える時、一番大切なことは、子供たちが心から楽しむことです。物語の主人公が危険な目にあうと、
自分のことのようにドキドキします。愉快な出来事に大笑いし幸せな結末に心から満足します。
読書によって、子供たちは日常を離れて、空想を広げ、さまざまな感情を経験します。知恵や勇気
を使って活躍する小さな主人公に自分を重ねて、生きていく力を得ます。
このように子供時代の読書は、大人の読書とまったく異なります。子供たちは、主人公になりきっ
て本の世界を自由に楽しみます。読書が心の冒険であるとしたなら、子供時代の読書ほど、はるか遠
くへ、はるか高みまで旅することのできるものはありません。
さて、幼い子供たちは、大人に絵本を読んでもらって読書生活の第一歩を踏み出します。子供たち
は、家庭や保育園、幼稚園で、たくさんの絵本を読んでもらい、本が大好きになります。
ところが、小学校に入学して文字を覚えると、子供たちは自分で本を読むように言われます。大人
は、子供たちが文字を覚えれば、すぐに本が読めると思ってしまうのです。しかし、文字を読めるよ
うになることと、本を読んで楽しむことの間には、大きな違いがあります。文字を一つ一つたどって
読んでいっても、生き生きとした内容は伝わってきません。自分の読める力量にあった本では、子供
っぽくてつまらないと感じます。あれほど好きだった読書から離れる子供もいます。本を読みなさい
と強制されて、本嫌いになる子供もいます。
大きくなっても、子供たちは本を読んでもらうことが大好きです。物語の本を読んでもらえば、子
供たちが楽しめる本の世界は、大きく広がります。また、本を数多く読むと言語的な理解力が上がり、
言葉を使いこなす能力も身につきます。さらに、考える時間も増えて思考力が高まります。その結果、
勉強もできるようになると言われています。
寝る前のひと時などに、テレビを消してゆっくりと子供に本を読んでみませんか?秋の夜長に、親
子で読書はいかがですか?子供にとって楽しみになるばかりでなく、親にとっても、子供とのきずな
を深める大切な時間になりますよ!
☆児童の映像や個人情報等の扱いについて
①学校だより・学校要覧等の作成にあたり、児童が活動する様子を撮影した映像を用いる場合がございま
す。十分な配慮の下使用させていただきますのでご理解願います。
②緊急時に備えて、保護者一斉メールの登録をお願いいたします。
㊟ 不審電話による、巧妙な個人情報の聴きだしが発生しています。
子供が緊急連絡網を手にして、絶対に電話で答えないようご注意ください。
※上記2件についてのご要望等がありましたら、副校長までお知らせください。