心に悩み持つ人と医療専門家の橋渡し - どんぐりs|高蔵寺ニュータウン

ふれあいだより
NO
68
2015.8.10
NPO法人 高蔵寺ニュータウン再生市民会議発行(☎0568-94-0119)
7月の「どんぐりsカフェ」から
心に悩み持つ人と医療専門家の橋渡し
7月18日の「どんぐりsカフェ」は、精神
保健福祉ボランティアグループ「かたつむり」
代表の浅井博子さんに、「こころの病を持って
いる方の居場所」というタイトルで講演してい
ただいた=写真。
「かたつむり」は、平成20年、21年度に春
日井市保健所主催の「精神保健福祉ボランティ
ア養成講座」を受講した18名のメンバーによ
りスタートした。メンバーは特に医療や介護の
資格を持っているわけでもなく、ボランティア
として主として「心の病」を持った方々の「や
すらぎ支援」を続けている。
主な活動としての月2回の「かたつむりの里」
は精神科に通院している方を対象として、参加
者同志の情報交換や交流が行われ、ゆったりと
した時間を過ごす居場所を提供している。また
更に一歩踏み込んだ「語り場」は隔月行われて
いて、参加者のディスカッションの場として活
用されている。「かたつむり」は常に参加者の
サポートに徹している。心に悩みを持った人と
医療専門家との橋渡しやサポートをするこのよ
うな活動は今までほとんど手付かずの領域であ
り、今後は大変貴重な役割を担うことになると
思われる。
その証拠に浅井さんのお話によると、徐々に
参加者は増えてきて、活動の手ごたえを感じて
いるという。地道に頑張っている「かたつむり」
を応援したい。
(寺島 靖夫)
どんぐりsから
●どんぐりsでは、会員に建築関係者が多い
という特性を活かして、この4月から「高齢
者すまい相談」をはじめました。現在、電話
相談(080-4540-3553)と毎月2回の面
接相談(於いて;東部ほっとステーション)
を行っています(面接相談の日程等の詳細に
ついては、東部ほっとステーション、又は東
部市民センターに置いてありますチラシをご
参照願います)。しかし、まだこの相談事業
を知らない方が多く、いかに広報宣伝するか
が課題となっていました。
●この課題を何とかしたいと愛知建築士会の
地域貢献活動センターに助成金を申請したと
ころ、この度10万円の助成金を交付する旨の
嬉しい通知が届きました。先般の役員会では、
チラシを作成し、地域で配布することや看板
を作ることなどが話し合われました。またミ
ニコミ紙への広告掲載なども進めているとこ
ろです。
●住まいのことでお困りの方がおられました
ら、どうぞお気軽にご相談ください。また、
皆さんの周りの方々にも口コミで宣伝してい
ただけませんか。ご支援をよろしくお願いい
たします。
藤城 榮一
時半から、東部ほっとステーションにてスター
トしました。その先は実習やら食べ歩き、買い
物の仕方等々いろいろ企画が出されています。
お茶の出ないT.E.A.パーティと言われましたが、
今年3月でT.E..A.パーティが終わってしまって、TEAサロンはお茶も用意しています。会員の皆
私たち一般会員は「参加」する場がなくなって さんどうぞ気楽に参加してください。
しまって残念な思いでした。今回、T.E.A.パー
(T.E.A.サロン世話役 松本 茂)
ティ第二部としてT.E.A.サロン「リトルシェフ」
がスタートしました。「これは松本さんがT.E.A.
パーティで『男の料理教室』をやろうと言った
のがモトだよ」と言われ目をパチクリしていま
す。
「リトルシェフ」の会はいわゆる「男の料理
教室」という狭い枠組みでなく、「食」を巡る
様々な事柄を語り合うことを通じて孤独な「ひ
きこもり」から「男性」を解放し、そこからニュー
タウン再生に結び付けようという目論見が込め
アザラシ(南極)
森
健
られているようですが、さてどうなりますやら。
とりあえず、原則毎月第2・第4日曜日の午後1 未来プラン策定検討委が初会合
TEAパーティ引き継ぐTEAサロン
「リトルシェフ」発足
私の朝・昼・晩
スーパー老人からのお誘い
日本人男性の平均寿命が80歳を超えた。
その80歳を生き抜いた自分自身へのご褒
美として世界一周の船旅に参加し、その旅
の途中で撮影した写真の展覧会を地元高蔵
寺と名古屋で開催した。多くの方に見て頂
きましたが、「その歳でよく決断したね」
……など年齢に対する評価を多く頂いた。
「自分もそんな言われ方をする年齢になっ
たんだ」といささか不本意ながら認めざる
を得ません。
今回の船で最高齢者多治見市在住のSさ
ん(92歳)が展覧会を見に来て下さった。
「ピースボートには3ベン乗ったが、百に
なったらもう一ぺん乗るでよう、その時は
付き合ってチョウよ」と真顔でおっしゃる。
おもわず、「ぜひ一緒させてもらいます」
と答えたものの私にとってその実現は大い
に疑問だが、Sさんの生きざまを見習って
介護を必要とせず日常生活を送れる『健康
寿命』を1年でも伸ばしたいもの。
(日本人男性の健康寿命は71歳で世界1位)
高森台・森 健
魅力あるニュータウンを探る
高蔵寺ニュータウンの魅力をどう高め、作る
かを検討する春日井市の未来プラン策定検討委
員会の第一回会合が7月9日、春日井市役所で
開かれた。来年3月に予定している同未来プラ
ン策定に向け、伊藤市長から諮問を受けて地域
住民や専門家の視点から意見を述べ、快適なま
ちづくりをめざす実現性の高い計画づくりを推
進する。
検討委員会は、学識経験者や公共団体代表、
公募委員ら13委員で構成、冒頭で瀬口哲夫名
古屋市立大名誉教授を会長に選任した。初会合
では、高蔵寺ニュータウンの概要、歴史とこれ
までの取り組みや高齢化と人口減が進む現状の
課題などに関する事務局の報告を聞き、「若い
人たちにとって魅力ある街にするすることが欠
かせない」など各委員が意見を述べた。
(明賀 雄二)
8月の高齢者すまい相談会&ティーサロン
●8/9(日)・8/30(日)ともに13:30~16:00
東部ほっとステーションにて開催。
問い合わせ先(☎080-4540-3553)