(観光アプリ開発・コンテンツ制作)業務仕様書

大山山麓圏域観光情報発信(観光アプリ開発・コンテンツ制作)業務仕様書
1 業務名:大山山麓圏域観光情報発信(観光アプリ開発・コンテンツ制作)業務
2 業務の目的
大山山麓圏域の魅力ある情報を観光客のニーズに応じてタイムリーに提供するため、スマートフォン(多
機能携帯電話)やタブレットPC等に対応した観光情報アプリケーションソフトウェア(以下、「観光アプリ」とい
う。)を開発し、国内外の観光客の周遊と滞在を促進し、受入環境整備及び大山山麓圏域の観光振興に
寄与することを目的とする。
3 委託期間 契約の日から平成 29 年3月 17 日まで
4 業務の範囲 大山山麓圏域のうち米子市、大山町、南部町及び伯耆町(以下「4市町」という。)
5 業務内容
当該業務を受託した者(以下「受託者」という。)は、以下に掲げる業務を行う。
(1)アプリの開発・公開
① iOS(Version9.0 以上)及び AndroidOS(Version5.0 以上)に対応した観光アプリをぞれぞれ開発すること。
また、観光アプリ公開にあたって必要な動作検証を行うこと。
② 観光スポットなどを効果的に紹介するため、動画再生機能が盛り込まれていること。
③ 観光アプリを利用するユーザーの属性データ(男女別、年代、居住地等)、行動データ(行動履歴、
滞留率等)を統計的に表示する管理機能が盛り込まれること。
④ 開発した観光アプリを iOS であれば App Store、AndroidOS であれば Android Market から、入手可能とする
ために必要な手続きを行うこと。
⑤ 今後、大山山麓圏域の観光情報等のコンテンツを新規に制作した場合、それらのコンテンツを当該
業務で開発する観光アプリに組み込むことが可能であること。当該作業に必要な調整事項について
は、大山山麓観光推進協議会西部圏域DMO推進部会(以下「部会」という。)の指示に従うこと。
(2)観光情報コンテンツの制作
① 観光アプリで情報提供するため、4市町の観光コンテンツ(観光情報 50 箇所程度/1言語につき)
の制作を行うこと。なお、観光コンテンツは、新規制作、4市町所有の既存のコンテンツの活用、受託
者所有のコンテンツを活用すること。
② 観光客の周遊性を高めるため、ゲーミフィケーションなどの手法を活用したコンテンツを制作すること。
③ 日本語のほか、外国人観光客が利用することを想定し、英語に対応すること。
(3)観光アプリの運用・保守
① 観光アプリ開発着手後から委託期間終了までの期間、観光アプリの運用・保守管理を行い、必要
な対応(iOS 及び AndroidOS のバージョンアップに伴う観光アプリの動作検証、不具合等の修正)を行う
こと。
② 観光アプリ公開後から委託期間終了までの期間、ダウンロード数及び国・地域等の利用状況につ
いて調査を行い、部会に報告すること。
(4)観光アプリの周知活動(広報及び広告)
開発した観光アプリが国内外の観光客に周知が図られるような広報及び広告活動を行うこと。
(5)事業実施報告書の作成
(6)その他本事業に付随する業務
6 留意事項
(1)観光アプリの構成・機能、観光コンテンツについて
① 文字情報、画像、動画など、さまざまな観光コンテンツが効果的に提供され、観光客にとって見や
すく、使い勝手の良いものとなるよう工夫すること
② 観光客が大山山麓圏域の魅力を直接発信できるよう、ソーシャルメディアと容易に連携できるようする
こと
(2)著作権等について
① コンテンツについて
(ア)当該業務を受託した者(以下「受託者」という。)は、制作し、納品した観光コンテンツについて、部会
(以下「委託者」という。)が広報及び広告活動等を行う場合、自由に使用できるよう、著作権法(昭和
45 年法律 48 号)第 18 条から第 20 条に規定する著作権者の権利を行使しないこととする。
(イ)受託者が有する著作権法第 21 条から第 28 条までに規定する権利は、納品とともに無償で委託者に
譲渡するものとする。
(ウ)受託者は、委託者に無償譲渡する前項の著作権法上の権利を、委託者以外の第三者に譲渡しな
いこととする。
(エ)受託者は、第三者の商標権、著作権その他の諸権利を侵害するものでないことを保証することとする。
なお、観光コンテンツに使用する写真、文字等が受託者以外の者の著作物(以下「原著作物」という。)
である場合には、原著作者に説明し、承諾を得るなど必要な手続を行った上で本業務にあたることとし、
原著作物の著作者等と委託者との間に著作権法等上の紛争が生じないようする。
(オ)当該観光コンテンツが、第三者の商標権、著作権その他の諸権利を侵害するものであった場合、前
項の手続に不備があった場合その他委託者の責に帰する事由により原著作物の著作者等と受託者と
の間に紛争が生じた場合、これよって生じる責任の一切は、受託者が負うこととする。
② 観光アプリについて
委託者に対して、独占的に観光アプリの使用許諾を与えるものとする。なお、委託契約期間以降、委
託者が観光アプリ及びコンテンツの更新・修正を要請する場合について、受託者は協議に応じるものと
する。
(3)個人情報の取り扱い
当業務で取り扱う個人情報の収集については必要最小限にとどめ、個人の権利等を侵害することのな
いよう、法令、条例等を遵守し適正な取り扱いを確保するものとする。