5 相 談 (1) 一般相談・専門相談 (指定管理業務) 男女共同参画の視点に立って、様々な悩みや問題に応える総合的な相談窓口として、相談者 が自らの力で解決できるよう情報提供及び助言等を行う。 また、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(DV 防止法)に基づく配偶 者暴力相談支援センターとしての業務を行う。 ① 一般相談 ② 専門相談 センター相談員による電話相談、面接相談 (水曜日及び年末年始を除く毎日 9:00~16:00) ○法律相談 月 2 回 専門相談員(弁護士 青森2名 八戸1名 弘前1名) ○こころの相談 月 1 回 専門相談員(臨床心理士 1 名) 【受付形態別主訴分類表】 受付区分 主訴 電話相談 面接相談 文書相談 一般相談 専門相談 その他 合計 生き方 1 0 0 0 1 こころ 281 6 4 0 291 からだ 7 0 0 0 7 16 0 0 0 16 14(8) 36(22) 0 150(66) 仕事上の問題 夫婦関係の悩み 100 (36) 親子・家庭の悩み 41 5(1) 5 0 51(1) 人間関係の悩み 34(1) 0 2 0 36(1) 0 0 0 0 0 15 1(1) 1 0 17(1) 2(2) 0 44(41) 0 0 167 性・性的被害 暮らし 暴力・虐待 その他 合計 22(19) 20(20) 161 678 (56) 6 52(30) 50(24) 780 0 (110) ※( -33- )内は DV 件数 5 相 談 【年齢別主訴分類表】 ~ 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 ~ 不 明 計 生き方 0 0 0 0 0 1 0 0 1 こころ 4 21 18 206 9 12 4 17 291 からだ 0 1 1 0 1 0 0 4 7 仕事上の問題 0 4 1 5 3 0 0 3 16 夫婦関係の悩み 0 16 43 32 9 12 38 150 (7) (14) (21) (4) (7) 0 3 3 6 10 人間関係の悩み 6 3 4 2 性・性的被害 0 0 0 0 0 暮らし 0 0 1 2 1 暴力・虐待 0 2 7 8 11 (2) (6) (8) その他 0 14 合 計 10 60 (9) 主 訴 親子・家庭の悩 み 10 0 (13) 10 (66) 51 0 19 2 2 12 0 0 0 2 9 6 3 7 44 (11) (6) (3) (5) (41) 13 10 11 0 109 167 93 276 56 56 11 218 780 (21) (29) (15) (15) (3) (18) (110) 5 (1) (1) 2 (1) ※( (1) 36 (1) 0 17 (1) )内は DV 件数 【地区別受付件数】 東青 西北五 461 36 (67) (19) 中弘 南黒 上十三 38 32 (8) (2) むつ 下北 1 三八 64 (12) 他都道 府県 18 ※( -34- 不明 計 130 780 (2) (110) )内は DV 件数 5 相談 (2) 法律講座 (指定管理業務) 目的:離婚を考えている女性を対象に、必要な法律や制度など知識を提供し、女性が今後の 生活で不利益を被らない生き方の選択ができるように情報提供していく。 講 座 名 女性弁護士による離婚で損をしないためのやさしい法律講座&法テラス青森無料法律相談 日 時 ①平成 27 年 6 月 25 日(金)10:00~12:00(法律講座) 13:00~15:00 (法律相談) ②平成 27 年 10 月 3 日(土)10:00~12:00(法律講座) 13:00~15:00 (法律相談) 場 所 ①八戸ポータブルミュージアムはっち (講座)シアター1 (相談)レジデンスA、B、C ②アピオあおもり2階 (講座)大研修室1 (相談)小研修室1、小研修室2 主 催 対 象 参 加 者 主催:青森県男女共同参画センター 共催:日本司法支援センター青森地方事務所 離婚を考えている方、法律知識を知りたい方(女性のみ)及び関係機関職員 募集人数(講座)20 人 (法律相談)12 人 ①八戸会場(講座)14 人(相談)10 人 ②青森会場 (講座)18 人 (相談)6 人 10:00 10:05 プログラム 成 果 主催者あいさつ (青森県男女共同参画センター館長 小山内世喜子) 講演「離婚で損をしないためのやさしい法律講座」 (①小野晶子弁護士②村田典子弁護士) 11:20 休憩・質問記入 11:30 質疑応答 12:00 終了 13:00 法律相談(1 人 30 分) 15:00 終了 参加者のアンケートでは「満足した」が9割を超え、離婚に関する法律知識を学び、 その場で弁護士に相談するワンストップを意識した本講座が、悩みを抱えている参加者 にとっては非常に有意義な機会であったと言える。今後も離婚に悩む女性が一歩でも解 決へ結びつくように、このような機会を提供していくことが大切であると思った。 (アンケート結果) ①「非常に満足」81.8%「満足」18.2%「少し物足りない」0.0%「未記入」0.0% ②「非常に満足」69.0%「満足」31.0%「少し物足りない」0.0%「未記入」0.0% 当日の様子 -35- 5 相談 (3)DV啓発事業 (指定管理業務) 目的:「女性に対する暴力をなくす運動期間」(11 月 12 日~25 日)において、全国的に行われる 取り組みの一環として、意識啓発や教育の充実を図ることを目的に実施。 講 座 名 青森県観光物産館「アスパム」パープルライト点灯式 日 時 平成 28 年 11 月 12 日(木) 場 所 青森県観光物産館「アスパム」1Fエントランスホール 主 催 青森県男女共同参画センター 参 加 者 18 時 00 分~18 時 30 分 70 人 18:00 主催者あいさつ(青森県男女共同参画センター館長 小山内世喜子) 18:06 点灯者紹介(日本司法支援センター青森地方事務所、公益社団法人あおもり 被害者支援センター、NPO法人ウィメンズネット青森、公益社団法人ガールズ スカウト日本連盟青森県支部、レイプクライシスネットワーク、一般社団法人パ プログラム 成 果 ープルリボンまゆら) 18:09 点灯 18:11 点灯参加団体の活動内容スピーチ 18:20 展示物紹介(パープルリボンタペストリーなど) 18:21 ミニコンサート(青森明の星高等学校音楽部) 18:30 終了 女性への暴力根絶に向け支援活動を行っている団体による活動紹介。高校生によるミニコン サートにより、若い世代も含めた幅広い世代に「デートDV」を含め、DVを啓発することが出来 た。関係機関や団体の交流の場となり、女性に対する暴力根絶の輪が広がる機会となった。 当日の様子 講 座 名 パープルリボンキャンペーンIN青森中三本店 日 時 平成 27 年 11 月 14 日(土) 場 所 青森中三本店 1F 正面入口 主 催 青森県男女共同参画センター 参 加 者 DVクイズ 50 人 12 時 00 分~15 時 00 分 啓発チラシ配布 111 人 当日の様子 -36- 5 相談 (4)母子家庭支援「ホッとタイム」の実施(指定管理業務) 目的:困難な状況に置かれたひとり親家庭の母親が、それぞれの思いを語り合うことにより、 孤立感から解放され、エンパワーメントすることを目的とする。 講 座 名 子育て中のシングルマザーのためのちょっとホッとタイム 5月 31 日、7月 26 日、10 月4日、11 月 29 日、1月 31 日、3月 27 日 日 時 場 所 アピオあおもり 2階 大研修室 主 催 青森県男女共同参画センター 対 象 子育て中のシングルマザー(無料託児あり) 参 加 <全6回>10:00~11:30 者 第 1 回8人 第2回 7 人 第3回4人 第4回 7 人 第5回5人 第6回4人 10:00 プ ロ グ ラ ム 10:30 11:15 成 果 自己紹介 自己紹介の中から出てきたことについてフリートーク 次回打ち合わせ 昨年度から継続している参加者が、初めての参加者を上手に受け入れ、母子とも に安心して参加できる場となった。参加者が日頃の悩み、不安、辛さを話すことで、 自分一人だけではないと感じることができ、自己肯定感を高めエンパワーメントに 繋がることができた。 (参加者の声~アンケート記述より抜粋) ・自分の思っている心の内を話したくて、共感してもらえて少し気持ちが楽になり ました。 ・他のシングルマザーの話を聞けることがないので、いい機会でした。 ・子どもの年齢によって、それぞれの悩みの違いを知ることができました。 ・たまにしか会えないけど、少しでも元気でやっているのがわかると嬉しいです。 当日の様子 -37- 5 相談 (5)支援者向けDV講座 (指定管理業務) 目的:教育関係者や相談支援機関の職員を対象に、「デートDV」について正しい理解を深め、その 防止を図り、被害者にも加害者にもならない関係づくりと、被害者・加害者支援について学ぶ。 講 座 名 デートDV防止講座 ~思春期の子どものSOSを見抜く~支援者として知ることから始めよう~ 日 時 平成 28 年 1 月 7 日(木) 場 所 アピオあおもり2階 イベントホール 主 催 青森県男女共同参画センター 対 象 参 加 者 プログラム 13 時 00 分~16 時 00 分 各市町村 DV 被害者支援担当職員、各市町村男女共同参画担当者、県内中学校・高等学校 教育関係者、配暴センター等関係機関、民生委員、人権擁護委員など 97 人 13:00 主催者あいさつ(青森県男女共同参画センター館長 13:10 講演 (神戸大学・立命館大学非常勤講師 15:20 質疑応答 16:00 閉会 小山内世喜子) 伊田広行さん) 参加者の3割が教育関係者、6割が支援関係者であった。業務の中で現場で相談にあたって いる関係者の参加が増えたことから、最近はデートDVに関連するケースの増加と関心の高さ 成 果 が伺えた。また講演では参加者によるロールプレイやワークを取り入れ、DVDを上映するな ど、具体的にデートDVのイメージを掴み、相談援助のスキルアップに繋がったと思われる。 (アンケート結果) 「大変に満足」56.0% 「満足」42.0% 「やや不満」2.0% 「不満」0.0% 「無回答」0.0% 当日の様子 (6)配偶者暴力相談支援センターとしての相談業務 配偶者暴力相談支援センターとして、県から示された「配偶者暴力相談支援センター相談に関 する基準」に基づいて実施した。 -38-
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