【いっしょに!ワイン】Café Event 2010.4.27 Event 2010.4

【いっしょに!
いっしょに!ワイン】
ワイン】Café Event 2010.4.27
塩辛とクリームチーズのカナッペ
キャベツのペペロン
[難易度] ★☆☆☆☆
[調理時間]10分
2人分
* 塩辛10g
* クリームチーズ18g
* クラッカー6枚
* オリーブオイル小さじ1
* 黒コショウ(粗引き)適量
[難易度] ★★☆☆☆
[調理時間]10分
2人分
* キャベツ1/8個
* ニンニク2片
* アンチョビ3枚
* 鷹の爪(輪切り)1本
* オリーブオイル大さじ1
* 塩コショウ適量
1) 塩辛をたたいて細かく刻み、オリーブオイルを混ぜる。
2) クラッカーにクリームチーズを塗り、塩辛ディップをのせる。
3) 黒コショウ(粗引き)を散らす。
☆オリーブオイル&黒コショウの香りで、塩辛の臭みをカバー。白ワインとの相性を格段にアップし
てくれる「黒コショウ」は省略しないで!
PANIZA MAXIMA BLANCO
(パニッサ マキシマ ブランコ)
■蔵元■パニッサ
■生産■カリニエナ(スペイン)
■品種■マカベオ
この品種、僕も初体験でした。イタリア、スペインって本当に数え切れないほ
ど品種があって…。でもそれを勉強しなきゃとか、知らないと恥ずかしいのかな…なんて思わないで、
飲んでも飲んでも新しい出会いがあるって楽しんじゃうほうが勝ち!と常日頃思っています。
さて、このワイン、力強い。飲み口は軽いんだけど、どこかどっしり。そのくせトロピカルフルーツ
の爽やかさが後からじわーっとあがってきて後味がいい。なかなか個性的な風味で、ちょっとストレ
ンジな体験ですね。
で、イカの酒盗ベースで、そりゃ素直にいえば日本酒本醸造辛口、ってのが相場だと思いますが、レ
シピでも紹介しているようにクリームチーズと黒コショウの マジックでワインに接近。そしてこのワ
インとの相性が面白くて、イカの臭みが出ず、旨みと甘みはしっかり引き出す関係に。
おそらくソーヴィニヨンブランなど、繊細なワインは臭みが出るから合わないんだと思うんで、セレ
クト難しいかもしれませんが、今回は、こんなおもしろい出会いもあるっていうご紹介でしたー。
1) キャベツは一口大のザク切りにする。
2) ニンニク・アンチョビは細かく刻む。
3) ニンニク・アンチョビ・鷹の爪・オリーブオイルを火にかけ、香りがたったらキャベツを加え強火
でシャキッと炒める。
4) 塩コショウで調味する。
☆強火で一気に炒め、ほどよい歯ごたえを残すのがおいしいポイント。
YOSEMITE ROAD CABERNET SAUVIGNON
(ヨセミテ・ロード カベルネ・ソーヴィニヨン)
■蔵元■セブンプレミアム
■生産■カリフォルニア(アメリカ)
■品種■カベルネ・ソーヴィニヨン主体
12月に「コンビニワインのウラガワ」というコラムでご紹介したワイン。
セブンプレミアムブランドからリリースされていて、なんと598円というかなり
リーズナブルなワイン。
もちろん上級ワインとは毛色は違いますが、コンビニで売っている食品との親和性の高さと、コスト
パフォーマンスの良さは驚愕。冷凍の焼き餃子からイカのピリ辛和え、ポテチ、コンビニパスタ、難
易度の高いキムチや、あんパンなんてものまでいけちゃうレンジの広さは見事。
今回の料理のように、忙しい時こそこ出番のワイン。遅い時間の帰り際、そういや今日ワイン買って
ない…、あ、スーパーもやってない、そんなとき、「あいててよかった」ではなく「あってよかった」
ワインといえそうです。
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【いっしょに!
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ワイン】Café Event 2010.4.27
やわらか鶏と柚子胡椒
煮てない煮豚
[難易度] ★☆☆☆☆
[調理時間]60分
2人分
* 鶏むね肉1枚(約300g)
* ショウガ2片
* 塩大さじ1
* 水400cc
* 柚子コショウ適量
[難易度] ★☆☆☆☆
[調理時間]60分
2~4人分
* 豚肉(肩ロース塊)300g
* 酒大さじ5
* 水5カップ
* しょうゆ大さじ6
* みりん大さじ2
* ハチミツ大さじ2
1)
2)
3)
4)
5)
ショウガは皮付きのまま薄切りにする。
水400ccを沸騰させ、塩を混ぜ茹で汁を作る。
炊飯器に鶏むね肉を入れ、あつあつの茹で汁を注ぐ。
ショウガを加え、1時間保温する。
鶏肉を取り出し食べやすい大きさにスライスし、柚子胡椒を薄く塗る。
☆鶏肉は脂の多いモモ肉より、身がしっかりしている胸肉が最適です。
TERRA SUR Chardonnay
(テラ・スル シャルドネ)
■蔵元■※調査中です。
■生産■セントラルバレー(チリ)
■品種■シャルドネ
TERRA SUR=「南の地」という意味だそうです。
鮮やかで爽やかな黄緑という印象の香りと飲み口で、ブドウ品種でいえば始めのうち、良く冷やした
状況だとシャルドネというよりソーヴィニヨン・ブランのような爽快なハーブ感がありました。
そのため柚子コショウとの組み合わせは、意外とコクがある胸肉を風味豊かに爽やかにしてくれる好
相性。
チリ白というとシーフードとのマッチングが定石ですが、鳥肉系もとても爽やかに楽しめるのは発見。
ただし強め、濃いめのソースではなく、岩塩などでさらりとパンチがきいた料理があいそうなので機
会があれば試してみたいと思います。
1)
2)
3)
4)
水・酒を沸騰させ、豚肉を加える。煮立ったらアクをすくい、弱火にして30分茹でる。
耐熱袋に豚肉を移し、しょうゆ・みりん・ハチミツを加える。
空気を抜いて口を閉じ、室温になるまでそのまま冷ます。
豚肉をスライスする。
☆味が薄ければ、水溶き片栗でトロミをつけた漬け汁をかけて。
☆袋に入れてほっておくだけのお手軽調理。漬けすぎはお肉が硬くなるのでご注意を。冷めてもおい
しいから冷蔵保存して、お正月の間少しずつ楽しめますよ。
※ブログでは「Segura Viudas Lavit Rosado Brut CAVA(ラビットロサード ブリュット)」をご紹介
しましたが、仕入れの関係上、今回はこちらのワインを用意しました。
Vinissimo Sangiovese Rubicone IGT
(ヴィニッシモ サンジョヴェーゼ ルビコーネIGT)
■蔵元■カヴィロ
■生産■イタリア
■品種■サンジョヴェーゼ
前回のカフェイベントで好評だった「おじさんワイン」ことカヴェッロ社の白。
今回は「おばさんワイン」投入!
おじさんが魚介系にあうスッキリ、キリリな感じであったのに対して、おばさ
んはちょっと力強くてふくよかな…かわいい肉食系w
エチケットにあるようにトマトのような酸味と甘みのあるソースや料理との相性、サンジョヴェーゼ
というブドウ品種ならではの肉との相性も抜群。
煮てない煮豚のようなちょっとチャイニーズテイストな味にもちょうどよく、肉とソースの甘みを感
じると、このおばちゃんがちょっとスパイスを効かせてくれます。
一瞬へヴィーに感じる飲みごたえですが、後味はすっきりライト。このマジックで、酔っぱらうのも
早いかも…?
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ワイン】Café Event 2010.4.27
和伊茶漬け
[難易度] ★☆☆☆☆
[調理時間]5分
1人分
* ごはん1膳分
* スライスチーズ1枚
* かつお節1つまみ
* 刻み海苔少々
* 麦茶100cc
* オリーブオイル小さじ1
* 塩コショウ適量
1)
2)
3)
4)
スライスチーズを1cm角にカットする。
器にごはんを盛り、かつお節・刻み海苔・チーズをのせる。
あつあつの麦茶を注ぐ。
全体に塩コショウをふり、オリーブオイルをたらす。
☆和のお茶漬けに、チーズ&オリーブオイル&黒コショウを加え、イタリアのテイストに。混ぜて食
べると、ほんのりリゾット気分。
☆味が薄いと台無し!塩コショウはしっかりめに。
Vinissimo Trebbiano Chardonnay Rubicone IGT
(ヴィニッシモ トレッビアーノ シャルドネ ルビコーネIGT)
■蔵元■カヴィロ
■生産■イタリア
■品種■トレッビアーノ、シャルドネ
前回カフェで「おじさんのワイン!」とご指名があるなど、印象的なエチケッ
トもあわせて人気だった1本です。
美食と学問の街・ボローニャを中心とするエミリオ・ロマーニャ州を本拠地に
する協同組合醸造所の集合体、カヴィロ社。トレッビアーノはこの州の特産銘柄で、軽い飲み口なが
らさとからふわっと明るい果実実の余韻が残るのが特徴です。
日本人的にはやはりシーフード、特にカルパッチョ!ボンゴレ!が浮かびます。エチケットを見れば
もうその通り!の絵柄ですし。
エミリオ・ロマーニャは海よりも、肉、乳製品で有名な場所。ラザニアやボロネーゼ、パルマハムに
パルミジャーノチーズなどなど、おなじみのものがありますので同じカヴィロ社でもそちらにあいそ
うな赤も試してみたいですね。そっちも人気のおじさんぽいエチケットなのかな??
★お通し「シャキシャキニンジンマリネ」と一緒にいかがですか?★
Farnese Montepulciano d'Abruzzo
(ファルネーゼ モンテプルチアーノ ダブルッツォ)
■蔵元■ファルネーゼ
■生産■イタリア
■品種■モンテプルチアーノ
安くてなんにでもあっちゃう飲みやすさ。でもワインの素晴らしさがいっぱい
に詰まっている…モンテプルチアーノ・ダブルッツォは、僕が年間で良く飲むワインベスト5のひと
つです。
通常は2000円代でチャールズ皇太子のデイリーワインもあったり。
で、その中でもさらにリーズナブルなこのワインは、モンテプルチアーノ・ダブルッツォの中でも、
さらに南風のような明るい感じ。フレッシュな酸味とほどよい熟成感に、まったりしない、けどコク
のある甘みもちゃんとある。一言で言うと…日本人にあってるワインだと、ぼかぁ、思うなぁ(なぜ
か若大将風)。
今回はなにか食べて、そのあと残ったワインでしめを食べる感じが幸せ。
薄味から濃い味まで、僕に任せて!の爽やかアブルッツォ州のモンテくんだからこそのプチおうちコ
ースです。
LES TERRASSES DU PARADIS 2005
(レ テラス デュ パラディ 2005)
■蔵元■(調査中)
■生産■フィトゥー(ラングドック=ルーション/フランス)
■品種■カリニャン、グルナッシュ、ムールヴェードル、シラーなど
南仏ラングドック=ルーション地区の古くから続くAOC(格付け認定の地区)フ
ィトゥーから、「楽園(天国)のテラス」というなんともロマンティックな名前の赤ワイン。
天使の美しいエチケット同様、香りは鮮烈にして純真でまっすぐ。ミネラル感とタンニンがきれいに
華をくすぐる瞬間、頭にはあまりにも現実的に…8000円~1万円?(笑)
口に含むと一瞬軽やかさが先に来るのですが、そのあとは凛とした骨格としっかりした渋み。変な甘
さもほとんどなく、空気に触れて時間がたつほどにエレガントで大人の表情に。もしよろしければ早
目に1杯キープして、しばらく置いておいて後で飲むと変化が楽しめます。
カフェイベントのこの資料を準備する最終日に出会って、即オンリスト決定の衝撃。なので、もろも
ろ鋭意調査中なのはお許しを!
★ナッツやドライフルーツを盛り合わせた「ワインの恋人セット」と一緒にいかがですか?★
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